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和歌山紀北チニング釣行 ~最大瞬間釣速~ 

 川面に出ると、先ほどまで降っていた気まぐれの雨粒のせいもあり、陽射しを存分に蓄積した護岸からは、湿度を伴った気怠い熱気が漂っている。風もなく、釣りを開始するまでもなく、直にじっとりと汗ばんでくる。はっきりとは見えないものの、数日前の大雨の影響はあまり残っていないようで、目立った漂流物は無く、また濁り具合も想定内で、表面的には通常の和歌川に戻ったような印象を受ける。せせらぎのように水面が波打っているのは、川の流れに逆らった上げ潮のせいかと思っていたが、よくよく考えれば下げ潮の時間帯で、実は小魚の群れが躍っているからだと分かる。非常に広範囲に小魚が入っている。シーバスやマゴチなどのフィッシュイーター達の饗宴が始まってもおかしくない、そんな雰囲気さえ漂っているが、時折、ポーンと間抜けにボラが飛び出すだけで、特に心躍るような出来事は無い。


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 あまり使わなくなったワームを適当な長さに切ってから、切断面を火に炙り、チニング用ワームとして投入。これはエコギアのグラスミノー。


 ロッドを振り続けて1時間、怪しげなバイトは何度かあるものの、いずれも小型の仕業でロッドが弧を描くには至らない。ジグから伝わる振動から、先日の大雨のせいで海底面の状態が変わったことが分かる。底に溜まっていた堆積物が洗い流されたのか、牡蠣殻や小石などが露出してゴツゴツした状態に変わったところもあれば、粒子の細かい土砂が堆積したのか、ヌメッと柔らかい感触に変わったところもある。じわじわと下げ潮が効き始め、川の流下と相まって勢いを増し、小さな漂流物がスルスルと通過していく。川が絡む釣りは、潮の満ち引きと川の流れのバランスもまた、魚の時合に関係するように思う。


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 (本来なら切り捨てられるはずであった)ワームの頭の部分をニコイチにして、新たな形状のワームが生まれる。これでも釣れる。


 バイトが多くなるが、なかなか乗らず、ワームを短くしたり、動きを変えたり、送ってみたりして、ようやく小型の魚を掛けるも、ロッドの反発力の方が強すぎて、目の前で敢え無くのバラシ。更に1.5号の錘を使った自作ジグを既に2個も無くしてしまい意気消沈。2.0号の錘のジグに変えて釣りを続行する。僅かに数グラムの違いしかないのに、操作性が抜群に良くなり、底に沈む障害物の回避性も向上する。


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 数百mを移動して、先日、良型を掛けた場所に到達する。小魚の群れが海面を賑わしている。雰囲気は悪くない。狙いのポイントと十分な離隔を取って、そして遠投力を増した2号のナス型錘をぶら下げたジグを静かに、力強く投じる。遠くで小さく海面が揺れる。余分に出たラインを巻き取ってから、ラインを整えて、ロッドティップを小刻みに揺らして、時に不規則に、小魚が底を突いているような動きをイメージして狙いの魚を誘う。ツッ・・・ツツッ・・・っと、ジグを啄ばむようなバイトを感知する。乗らない。同じ調子で続けると、クッ・・・グ~っと重量感が増し、イチ、ニ・・・と数えてからロッドを引き付ける。ジャジャジャ・・・っと雑なドラグ音が響く。ロッドが曲がり、ラインが走る。ロッドがゴンゴンゴンっと揺さぶられるような引き。マゴチのそれと似ている。ロッドを曲げて、魚に大きく負荷を掛けながら、ジワジワと間合いを詰めていく。幾度となく、ドラグが鳴り、ラインが引き出されるが、焦る必要な無い。確実に主導権を握っている。程なくしてランディングネットに収まったのは、やや細身のチヌ、35㎝。


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 同じ方向に再びジグを投じる。ベイルを返し、ラインを整えた直後に怪しげな違和感。ロッドを立てて、ジグが底をフワフワと飛び跳ねるような動きを演出すると、スッ・・・と力が抜けたようにジグからの情報が途絶える。ロッドを引き寄せると、ジワーっとした重量感とともに、クンクン・・・っと明らかな魚信。間髪入れずに合わせを入れるとラインが走り、それに応じてロッドに負荷をかけるとラインが張り詰めて、行く手を邪魔された魚が頭を振って暴れ出す。ドラグが鳴る。潮下の方向に流れるようにラインが走る。ラインへの負荷を失わないように、素早くリールのハンドルを回して魚の動きを追う。魚との間合いが詰まり出すと、激しく暴れて海面が白濁する。ロッドを左右に切り返して、魚の動きを封じながら体力を奪う。そしてランディングネットに収めると、チヌ36㎝。


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 連続釣果にすっかり気を良くして、少し角度を変えてジグを投じる。三投連続はあるまいと思いつつも、心の奥底では昂る気持ちが見え隠れしている。首の付近に纏わりつく湿気が汗と交じり、シャツの襟が濡れているが、不思議なことに不快さは無い。海面が揺れて、反射する光が歪んでいる。本格的に下げ潮が効いている。いつものことであるが、時折、コウモリがPEラインに触れては、一瞬、バイトかと勘違いして心臓の回転数が跳ね上がる。ジグを投じる角度を少し変えただけで、底質は異なり、先ほどのゴツゴツした感触から、ヌメッとした柔らかい感触に変わっている。ロッドを立てて、手首の角度を変えてジグに躍動感を与え続けると、グンッ・・・と突くようなバイトがあり、直後にグググ・・・っと食い込むバイトあり。ロッドを前方に寝かせてから、ラインを巻き取りつつ一気にフッキングを入れると、ラインがガシッと張り詰める。魚の大きさよりロッドの力の方が勝ってしまうと、一瞬のミスで魚を逃してしまうので、こういう時こそ慎重にロッドを操作する。程なくしてランディングネットに収まったのは、キビレ32㎝。


 三投連続の釣果に、思わず調子に乗ってしまうところであるが、それを見透かしたように、呆気なくジグが根掛かりしてラインブレイク。これが潮時かと理解して、素直に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年7月11日(水)午後8時00分~午後9時45分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:27度、水温:22度
 ポイント:和歌川
 釣果:計3匹(チヌ35㎝、36cm、キビレ32cm)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Ecogear Grass Minnow M, L
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Smoke Brown Pepper
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 ・直リグ(茄子おもり2.0号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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レガシーツーリングワゴンBP5 ダクト、インシュレータの交換 

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 今年の4月から自動車税が高くなり、昨年より5,000円も上乗せになっていた。ひと昔前に較べれば、車の耐久性、安全性、信頼性が高くなり、また予防保全的なメンテナンスにより、長い期間、安心して同じ車に乗り続けることが出来るようになったのに、世間では環境性能の高い車への乗り換えを力強く推奨する流れにあるようだ。肩身が狭くなりつつあるが、まだこの車に乗り続けるぞと、握りこぶしを掲げて勝手に高揚しているのである。


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 しっかりとメンテナンスを行い、丁寧に乗り続けていても、人間と同じで経年劣化には勝てないようで次から次へと老化現象が起きている。ボンネットにあるダクトの塗装が浮き始めたかと思いきや、紫外線と風雨に蝕まれて呆気なくボロボロに。

 ならばとボンネットにあるダクトの交換にあわせて、ボンネットの内側(エンジン側)に貼り付けてあるインシュレータも交換することに。事前にスバルのディーラーで必要な部品や作業方法を教えて頂き、細かいものも含めて部品を注文しておいた。ちなみに、ディーラーでダクトの新品に交換してもらうと、部品代に加えてダクトの塗装と工賃で6万円を超えるとのことだったので、自力で頑張ることを決心した次第。


 今回の作業に先立って調達したものは次のとおり。
・ダクト(インターネットオークションで中古品を廉価で入手)
・フロントフード・インシュレータ(90815AG400) 7,210円
・インシュレータ用のクリップ(90814FC001)80円×13個=1,040円
・フランジナット(902370044)30円×4個=120円
・スクリューリベット(59130AA000)30円×1個=30円


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 エンジンルームにインシュレータのボロボロの欠片やナットを落としてしまわないように、作業前にビニールシートを貼り付ける。


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 ボンネットの裏側に張り付けてあるインシュレータ。劣化が進行して、少し触っただけでボロボロと破片が落ちる。ダクトを交換する際には、このインシュレータを取り外す必要があるが、この状態だと、やはり再利用は不可能であろう。


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 内張りはがしを用いてクリップを外す。簡単に外すことが出来る。


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 インシュレータは13個のクリップで固定されているが、このクリップ、一度外すと先端部の爪が割れてしまい再利用が出来なくなってしまう。頻繁に交換するような部品でも無いので、使い捨ての発想でも構わないのだろう。


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 取り外したインシュレータ。原型を留めないほどにヨレヨレのボロボロの状態。これでは再利用は難しかろう。今更ながらに新品を購入しておいて良かったと安堵する。


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 ボンネットの裏側にダクトを固定する4個のフランジナットと1個のクリップがある。明らかに両側のフランジナットが錆びている。


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 凄く錆びている。嫌な予感しかしない。


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 悪戦苦闘してフランジナットを外そうとしたが、素人の技術と工具と能力では全くもって太刀打ちできず、結局、普段からお世話になっているスバルのディーラーに助けを求める事態に。


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 プロの技術をもってしても相当に厄介なようで、相当な時間と手間と道具を要して錆びたフランジナット2個を撤去(切断)して頂いた。工賃は不要とのことで、心から感謝するとともに、誠に申し訳ない気持ちで、頭を深々と下げてディーラーを後にした。梅雨が明けたかのように真上から鋭い陽射しが降り注いでいる。


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 作業を再開する。ダクトを固定しているフランジナットを取り外せば余裕かと思いきや、中央のクリップが後一息のところで引っ掛かり外れてくれない。結局、ペンチでクリップを破壊して、ようやくダクトを外すことに成功する。長年の汚れがこびりついている。


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 恐らくもう二度とダクトを交換するようなことは無いであろう。封印する前に綺麗に拭いておく。更には塗装が剥がれている個所をタッチペンで補修しておく。


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 事前にインターネットオークションで手に入れておいたダクト。敢えて黒色を選んでみた。ダクト部を黒色にすることで、ダクト部の開口部が大きく見えて、力強く、格好良くなるのではないかとの狙いである。


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 購入した綺麗なフランジナットでダクトを取り付ける。取り外す際の悪戦苦闘、悶絶が嘘のように作業が淀みなく進む。


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 新しいインシュレータ。しっかりと凹凸があり、適度な硬さもある。


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 インシュレータを固定するためのクリップ。


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 13個のクリップを押し込んで作業は完了。随分と綺麗になった。


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 交換後のダクト。見慣れないせいか唐突感があるし、パンダのような違和感もあるが、そのうちに慣れるであろう。


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 車の前方から見ると、それほど違和感は無い。まずまずの出来栄えだ。徐々に自己満足度が高まり、更に愛着が増すであろう。

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和歌山紀北チニング釣行 ~潮位、潮流が変わればポイント変わる~ 

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 週末の昼時になると、中毒症状の表れか自動的に濃厚な豚骨醤油中華そばを啜りたくなる。寒い季節の中華そばも幸せが溢れて格別であるが、真上から突き刺さる陽光の季節に、汗を垂らしながら啜る中華そばもまた格別である。汗で失った塩分を補うべく、近場で最も信頼のおける中華そば店にて、青葱を山盛りにした豚骨醤油そばを啜る。豚骨の濃厚に、醤油の深み、青葱の清涼感、とろける叉焼、滑り込む細麺、美味い。

 まだ関西は梅雨明けをしていないにも関わらず、空の青と白い雲の厚みは、既に小学校の時の夏休みのそれである。エアコンのリモコンに手を伸ばして、「運転」ボタンを押そうか押すまいか逡巡するも、フラメンコのように激しく躍るカーテンを見て、ボタンを押すのをやめた。汗ばんだ身体に吹き抜ける風が気持ち良い。気が付けば夢の中。何とも惰性に満ちた昼下がりである。


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 風が少し穏やかになり、また幾分か涼しくなった頃合いを見計らって川面に立つ。時刻は午後8時。ここ数日間は風が強かったり、猛烈な雨に見舞われたり、もはや釣りどころでは無く、せっかくの週末が台無しになるのではないかと口を尖らせて不機嫌な顔をしていたが、日曜日の夜に辛うじて釣行の機会が訪れた。時折、強く風が吹き抜けるが問題は無さそうである。短時間で勝負を決めてやろうと、ここ最近、良い結果を得ているポイントに入る。気がかりはある。普段は干潮付近での釣行が主であったが、今日は満潮付近である。不安は的中し、なかなか魚の反応を得ることが出来ない。当然と言えば当然である。それでも、魚が居着きそうな場所にジグを投じて丁寧に誘うと、コウモリがPEラインに触れて邪魔をしてくるが、ロッドティップを下げて交わす。何度か怪しげな、いかにも小型のバイトらしきものを感知する。小型に混じって、良型が居るはずだと信じて、ロッドを操作していると、ゴソゴソ、ゴゴゴ・・・っと変なバイト。魚の重みが乗った瞬間を狙ってフッキングを入れると、ブルブルと躍動感。ドラグは鳴らない。キビレ25㎝ぐらいだろうか。


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 実績ポイントを見切って、魚が居る場所を探すべく、移動時しながらジグを投じていく。幾度となく、魚のバイトを感知するも、それは明らかに小型である。慣れない場所を攻めすぎて、結果、根掛かりにてリーダーごと切れてしまい、やや心が乱れるが、予備のスプールに付け替えて何とか耐えて釣りを再開する。随分と場所を移動して、ようやく捉えたバイトであるもドラグは唸らないし、鳴かない。一気に寄せて引き抜くと、チヌ26㎝ぐらい。


 既に午後9時を過ぎている。
 

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 更に場所を移動する。護岸の構造に少し変化がある場所に、追い風を利用してジグを柔らかく投じる。ジグから伝達されるヌメヌメ感、ゴツゴツ感、ガリガリ感から、砂地に牡蠣殻が付いた大きめの石が転がっていることが分かる。なるべくジグが飛び跳ね過ぎないように、ロッドを揺さぶるようにして障害物を交わしていく。スッとラインが軽くなる。ジグが大きめの障害物を乗り越えて、カーブフォールしている時のような感覚。ラインを巻き取るとジワリと重量感。ロッドを引き寄せながら、ラインを巻き取りながら、ロッドにかかる負荷を高めると、グーンっと重い引き。ロッドが絞り込まれ、ジリッ、ジリッとドラグが鳴る。魚の躍動感よりも、重量感の方が際立っている。外道か?ランディングがしやすい場所に誘導して、さぁネットインの瞬間に、異変を察知した魚が今更ながらの強烈の走り。ドラグがジャァァァっと激しく唸る。ロッドパワーでそれに対抗すると、行き場を失った魚がゴボッ、バシャッと賑やかな音を響かせて海面を割る。左右にロッドを切り返す。この瞬間が堪らない。程なくしてネットに収まったのは、チヌ39㎝。体力を使い果たしたのか、目が虚ろである。


 更なる釣果を求めて場所を移動する。潮が下げ始めた瞬間を見計らって、実績ポイントに舞い戻ってジグを投じる。数投後、ズシンとした重量感。根掛かりにしては感触が違う。ゴミ袋でも引っ掛けたかと思った瞬間、ロッドが絞り込まれてラインが張り詰めて、ジャジャーーーっと凄い勢いでラインが引き出されていく。エイを掛けてしまったようだ。まずい・・・ッと思いロッドを強引に揺さぶると、プンッ・・・とラインテンションンが消えた。針の掛かりが浅かったのか運良くフックオフしている。これで運は尽きたと判断して、素直に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年7月1日(日)午後8時00分~午後9時40分
 潮回り:中潮、上げ→下げ
 天気:晴れ、気温:27度、水温:20.5度
 ポイント:和歌川
 釣果:計3匹(チヌ2(最大39㎝)、キビレ1)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Smoke Brown Pepper
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Sahara Olive Flake
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 ・直リグ(茄子おもり2.0号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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レガシーツーリングワゴンBP5 豪州からダッシュマットをお取り寄せ 


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 注文しておいたダッシュマットが豪州からエアメイルで届いた。以前にネット上でBP5のユーザーの方から購入方法を教えて頂いたものだ。色はチャコールと黒の二色から選択可能であったが、内装色に併せて黒を選択。


 豪州やNZでは、日本と同じ左側通行で右ハンドルのせいもあって、日本製の新車のみならず中古車も多数輸入されている。あまり日本では馴染みが無く、昔はアストロやサファリ、タホなどのアメ車必須アイテムであったダッシュマットが、豪州では今も根強い人気がある。特に豪州は地域によっては非常に過酷な自然環境である(陽射しが強い)ことと、高年式の中古車が多いのか、ドレスアップアイテムと言うよりかは、ダッシュボードを保護するという観点からそのニーズがあるようだ。それが証拠に、日本製の自動車のみならず他国の自動車に対しても幅広く商品が揃っていて、更には年式の古い車種についても殆どが網羅されているし、助手席側のエアバック有り無しや、センターディスプレイ有り無し等のきめ細かな設定にも対応していて、本当に驚くばかりである。


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 ダッシュマットを取り付ける前の状態。


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 ダッシュマットを取り付けた後の状態。全体的に光が和らいでいる。


 ダッシュマットの取り付けは至って簡単である。梱包を解いてダッシュマットを取り出し、暫く放っておくと原型に復旧するので、それをマジックテープを使用してダッシュボードに固定するだけ。私の場合は、マジックテープは使用せず、滑り止めのゴムマットをダッシュボードとマットの間に挟んでいるだけで、これだけでも意外にズレることは無い。使用しているうちに、ダッシュマットに直射日光が当たり、次第にダッシュボードの形状に馴染んでいく。


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 ダッシュマットを取り付ける前の状態。


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 ダッシュマットを取り付けた後の状態。

 これからは陽射しが強くなる季節。ダッシュボードの熱々がどれほど抑えられて、どれほど室内が快適になるか分からないが、今からその効果が少し楽しみである。


ヤフオクで購入できます。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/rieuchidaa

アールエム・オージーから購入することも可能です。
https://rmoz.jp/dashmat.html

HAIGH
http://www.haigh.com.au/

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和歌山紀北チニング釣行 ~我慢の釣り~ 

 仕事を終えて一息入れた後に和歌川へ。川面を吹き抜ける風が少し涼しくて心地良い。午後8時20分、昨夜より出遅れた感があるが、干潮までは約2時間あるので、まだ十分に楽しめる筈だ。


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 自作のチニング用のジグ。これで15個ほど。焼酎の入っていたカップをルアーボックス代わりに。


 自作したチニング用のジグを使い始めた頃は、本当にこんなもので釣れるのかと随分と不安に感じたものの、細かな点を改良して使い心地が向上し、また経験も積み重ねた結果、それなりに安定的に釣果を得ることが出来るようになった。すっかり最近は、市販のジグを購入することが無くなってしまった。またトレーラーに使用するワームも、当初はチニング専用のもので無いとダメだと勝手に思い込んでいたものの、場所と時間を見極めることが出来れば、活性の高いチヌやキビレが反応してくれるので、実はあまり神経質になる必要は無い、と言うことが分かりつつある。自宅には、大量のバス用のワームが眠っているので、順次、引っ張り出しては試してみることに。新たな発見、楽しみ、喜びがあるに違いない。


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 開始から1時間、場所と時間と潮を読み切っていると自負していたものの、未だに釣果には結びつかず。やはりまだまだ未熟である。怪しいバイトや明確なバイトが多数あるも、いずれも乗せることが出来ないのは、魚のサイズが小さいばかりではなく、ジグを投じている方向や、ジグをトレースするライン、ジグの操作、フッキングのタイミング等、未熟な点が露呈しているに他ならない。着水音が小さい方が良かろうと思い、ナス型錘の1.5号を選んだことが失敗に繋がっている可能性もあると考え、ナス型錘2号のジグに結び変えて、そしてジグを投じていく。重量が増した分、広範囲を探ることが出来るし、そして操作性も増している。これは想像に過ぎないが、ある程度の重さがあるジグの方が、海底をガサゴソと乱しながら動かせるので、魚の側線へのアピールが際立っているのかも知れないし、魚がワームを加えた時の重量感が良いのかも知れない、と妄想しつつ、撃沈を覚悟しつつロッドを振る。するとすぐに結果が出た。小さいながらも待望のチヌ。


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 干潮の潮止まりが近づいている。残された時間は少ない。バイトの回数が多かった場所に戻り、ジグを投じていく。垂らしを長めにとって、ジグを遠投する。ロッドを立てて、リールのハンドルをゆっくりと回し、ジグから伝わる振動を感じながら魚を誘う。今日も相変わらず、PEラインにコウモリが接触しては、一瞬、ドキリとさせられるが、気にせずに続ける。ゴソゴソ・・・モゾッ・・・。グググ・・・。一呼吸置いてから、ロッドを大きく引き付けると、ラインが張り詰め、一気にロッドが絞り込まれ、強めに締め込んだドラグがジリジリと鳴る。水深が浅く、行き場を失った魚が激しく水面を割り、遠くで海面が白く弾け、そしてバシャ、ゴボッと豪快な音が響く。魚の動きに追随して、一定のラインテンションを保つべく、ロッドを操作し、リールのハンドルを回し、更には立ち位置を素早く変えて応じる。ランディングネットを準備しつつ、最後の最後で激しく暴れる魚をいなしながら、丁寧に寄せて無事にネットイン。チヌ40㎝ちょうど。

 何とか撃沈を逃れ、最後に良型のチヌを見ることが出来たので、今日のところは納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年6月25日(月)午後8時20分~午後10時20分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:22度、水温:19.5度
 ポイント:和歌川
 釣果:計2匹(チヌ2(40㎝、26㎝))(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Smoke Brown Pepper
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Sahara Olive Flake
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 ・直リグ(茄子おもり2.0号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
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和歌山紀北チニング釣行 ~ミノー系ワームは有効か?~ 

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 昨夜の釣行の余韻がさめやらぬ午前5時、布団から抜け出して朝の空気を吸ってから朝食を取り、身支度を整えてからいざ出発。と言っても釣りではなくボーリングに。出来れば週に1~2回の頻度で通いたいところであるが、現実は、和歌山に居残っている週末に限って投げていることもあり、せいぜい月に2~3回頻度。釣り同様にボーリングも簡単なようで実は非常に難しく、また奥が深く、知れば知るほどに知らないことが増えていく。一方で精神面がスコアに大きく影響する点は釣りとは異なっていて興味深い。今日は、マイボーラー中級者向けのオイルパターンCのレーン。オイルが厚く、奥深くまで塗られている。投げるたびにジワジワと変化するオイルの状況を把握しつつ、それに見合った投球が出来ると良いのだが、いつも後手後手に回ってしまい悪戦苦闘しつつ投球数だけは着々と増えていく。4時間かけて18ゲームを終えたところで、程良い疲労感で終了とする。これに達成感を加わえたいところであるが、今のところは敗北感の方が強い。


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 今日の釣行はどうしたものかと思案した挙句、昨夜のポイントを再攻略する手もあったが、長らくご無沙汰している和歌川でチニングをすることに。チニングでは、ジグに装着するワームと言えばクロー系が定番であり王道であるが、神戸港の水深があるポイントでは、ジグヘッドにミノー系のスリムなワームの組み合わせによるスイミングやワインドによるゲームも成立している由。また、非常にセコイ話になるが、チニングにおいては、ボトムコンタクト系の釣りであるが故に、根掛かりによるジグとワームの消費が激しく、更には本命のミスバイトによるワームの損傷に加えて、外道であるフグの猛攻によるワームの切断など、小さな積み重ねが財布をジワリと直撃しているという深刻な現実もある。そこで、10年以上も前に使用していたバス用のワーム(ケイテックのリングワーム)を押入れからひっぱり出して、これがチニングでも通用するかどうかを試したところ、ボトムコンタクトの釣りにおいても、クロー系ワームに遜色ない釣果を確認することが出来た次第。しかしこれは、チヌやキビレが捕食しているベイトが、たまたま時期的にミノー系であったのかも知れないし、もしくはポイントによる特殊性なのかも知れない。


 前置きが長くなってしまったが、和歌川においても小魚を意識したワームで釣果を得ることが出来るかを試すことに。


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 午後8時、ポイントに入る。ようやく夜の気配が漂い、緩やかに南風が吹いて気持ちが良い。夜空には、コウモリがヒラヒラと舞っている。斜め前方にジグを投じて、ロッドを立ててジグを操作する。和歌川でチニングをすると決まってそうであるが、PEラインの微妙な振動がコウモリのお気に召しているのか、もしくはその逆か、PEラインにコウモリが頻繁に接触しては、バイトかと勘違いをさせられる。それでも慣れてくれば、コウモリの接触か、魚のバイトかは区別が出来るようになってくる。何度か惜しいバイトがあるも乗らない。その都度、ワームを確認すると、フックからワームがズレていたり、場合によっては真っ二つに切られていたり。明らかに魚は居る。PEライン、そしてロッドを通じてジグから伝達される感触から、底質が砂または泥であり、所々に石が転がっていることが分かる。全体的には変化に乏しいポイントであり、それが故に潮流や護岸の形状の変化が魚の居着き場を左右する。グワッ・・・グググ・・・っと雑なバイト。ラインテンションを確かめながら、グンッとロッドが引っ張られた瞬間に大きくフッキング。ジャジャジャ・・・ジャーっとドラグが雄叫びをあげる。


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 幾度となくラインが引き出されてはラインを巻き取りを繰り返す。ロッドが大きく絞り込まれる。ロッドを左右に切り返して、ラインに一定の負荷をかけつつ確実に間合いを詰めていく。ヘッドライトを灯すと、薄く濁った海面付近に銀鱗がギラリと光る。無事にランディングネットに収まったのは、41㎝のチヌ。少し痩せてはいるが、その貫禄は十分にある。


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 2~3投に1回の頻度で何らかの怪しげな反応がある。小型の魚であろう反応もあるし、良型らしき明確な反応もある。護岸の際にジグを投じて、そしてラインを整えてからリールのハンドルを少し回転させると、モゾモゾとした違和感の後に、ガツンっと明確なバイト。しっかりと合わせを入れてからロッドを左右に切り返してやりとりをして、さぁランディングという最後の最後で痛恨のフックオフ。掛かりが浅かったのであろう。気を取り直して、先ほどと同じ場所にジグを投じて、そしてロッドを僅かに動かして誘いを入れながら、ゆっくりとリールのハンドルを回す。モゾモゾとした感触の後に、ジワリと重量感。ロッドを引き付けると、グワンッと躍動する魚信。しっかりと合わせを入れると、ラインが走りドラグが鳴る。チヌの引きは一定ではなく、突如としてフラリと力が抜けて寄ってきたかと思えば、突如として我に返るのか戦闘モードに突入して走り出す。油断は禁物である。丁寧に寄せて、先ほどの轍を踏まぬようラインに、ロッドに一定の負荷を掛けることを心掛けつつ左右に切り返して、そしてランディング。


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 少しサイズダウンして36㎝。


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 潮止まりの時間まで近い。徐々に魚の反応が遠のいているのが分かる。怪しげなバイトを何度か取り逃し、ようやくにしてフッキングに成功するも小さなチヌ。潮流が弱まり、魚の反応が渋くなり、午後10時前に納竿とした。ここ和歌川においても、ミノー系ワームでの釣果を確認することが出来た。後は時期的な傾向を知りたいと思うが、これにはまだまだ時間と経験が必要だ。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年6月24日(日)午後8時~午後9時45分
 潮回り:若潮、下げ
 天気:晴れ、気温:24度、水温:19.5度
 ポイント:和歌川
 釣果:計3匹(チヌ3(41㎝、36㎝、26㎝))(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Smoke Brown Pepper
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Sahara Olive Flake
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(茄子おもり2.0号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
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和歌山紀北チニング釣行 ~雨の合間を縫って~ 

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 昨年に引き続き、「瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会」が企画している「リフレッシュ瀬戸内」という海岸清掃にボランティアで参加することに。いつも海で遊ばしてもらっているので感謝の意を込めて、また、少しぐらい世間の役に立っても悪く無かろうとの純粋なる奉仕の心でもって、車を走らせること1時間、和歌山県の中紀に位置する由良町小引海岸に到着する。気合が入り過ぎたのか、小雨がパラパラと落ちてきた。由良町長のご挨拶の後に午前7時から作業を開始する。職場の同僚も数名が参加している。


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 天然素材である木々や海藻の間に、ナイロン袋、ペットボトル、ペットボトルのキャップ、ライター、空き缶、発泡スチロール等々の人工的なモノが多数埋もれている。しゃがみこんで、ひとつずつこれらのゴミを拾っていく。非常に地道な作業だ。それほど大きな海岸でも無いのに恐ろしいほどのゴミが散乱していて、少しの作業で瞬く間にゴミ袋が満杯になる。地形の影響もあって、漂流ゴミが多く溜まるのだとか。


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 約1時間で作業終了。50人程度の参加者が、それぞれ3袋のゴミを集めただけでも合計150袋にもなるので、人海戦術と言っても決してバカには出来ない。見た目は、雨に濡れたのか汗なのか見分けがつかないムレムレの薄汚い状態ではあるが、心は実に清々しい。由良町が用意してくれたジュースを飲みつつ、大量のゴミを目前に良いことをやった感と達成感に浸る。


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 随分と綺麗になった。海水浴の時期まで、この状態が維持出来ると良いのだが。




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 午後7時頃、ポイントに到着する。ここ数日の雨の影響で海水が相当に濁っているかと思いきや、意外にも濁りはひどくなく、むしろチニングには丁度良い状態である。海面を凝視すると、航跡波の如く、所々に細長い鋭角の波が見える。チヌやキビレが悠々と泳いでいる。今日の対象魚を早くも確認することが出来て、心には随分と余裕が出来ている。早速、釣り道具を準備して、ポイントに立つ。


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 1年でも昼間の時間が最長である今の季節、午後7時半になっても未だ明るくて、外遊びには最適であるが、困った外道であるフグ達も元気いっぱいで、カツンッと綺麗なバイトの後には、ワームが必ずボロボロに切り刻まれて上がってくる。フグの猛攻の間に、本命と思しき痛烈なバイトを何度か感知するも、体がフグモードになってしまっていて、意識的に身体を動かさないとフッキングの態勢に入ることが出来ない。日が暮れて、刻一刻と夜の気配が忍び寄ってくる。風が弱まり、湿気を感じると、耳元で羽音が鳴る。そうか、蚊の季節になったか。今日はやや水位が高く、狙いの駆け上がりが遠のいているので、2号の錘で自作したジグをチョイスして、これを遠投する。ジグを投じる度にバイトがあるが、明らかにフグのバイトであったり、狙いの魚のようなバイトであったり。取れないバイトをようやく掛けたものの、ロッドの緊張が弱く、リールのドラグも余裕そのものである。呆気なく寄ってきたのはキビレ。22~23㎝ぐらい。


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 完全に陽が落ちて暗くなると、辺りは静寂に包まれ、そして同時にフグの猛攻から解放される。これからが勝負の時間帯である。場所を移しながらジグを投じていく。ロッドを少しだけ動かして、ジグが海底を飛び跳ねるような動きの後に、数秒間、ピタリと止める。クンッ・・・ククク・・・っと、如何にも小型らしいバイト。ラインの張りを僅かに緩めてから、ロッドを引き付けてジワリと負荷を掛けると、グングン・・・っとロッドが揺れる。25㎝ほどのチヌ。


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 潮流に対して、アップクロスにジグを投じてから、余分なラインを巻き取って、そして海底に転がる石の大きさや形を想像しながら、ロッドを操作し、リールを操作し、丁寧に探っていく。頻繁に魚信はあるが、相変わらず乗せることが出来ない。明るい時間帯に目撃した良型のチヌやキビレ達は、いったい何処で何をしているのだろうか。ようやく魚信を捉えるも、難なく寄ってくる。ランディングネット不要の小型のチヌ。


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 干潮の潮止まり前が適宜を得ているのか、もしくは陽が沈んで暗くなってからの時間帯が良いの、魚の活性が明らかに上向いて、執拗なほどにバイトが増える。いずれも海底で飛び跳ねるジグを追尾して、隙あらば突いているような状態で、同じ魚なのか、もしくは別の魚なのか、次から次へとバイトがあるために、釣り開始から既に1時間以上が経過しようとしているのに、未だ集中力を維持することが出来ている。またしても小型のキビレ。


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 ジグが、駆け上がりの高い方から低い方へと下っている時に、ジグから伝達される硬質な地盤の感触が途絶えると同時に、スッとラインが軽くなる。間髪入れず、ラインを巻き取り、リールのハンドルを回すと、グググ・・・っと躍動感。遂に良型が来たかとほくそ笑むが、最初の一瞬だけ、僅かに一瞬だけドラグが鳴り、その後は主導権を完全に握ったままに魚が寄ってくる。チヌ26㎝ほど。

 以前、釣り雑誌で著名なアングラーが”チヌはサイズを選べない”と言っていた。今まさにその状態であるが、記事には逆の状況のことが記載されていた。突如として、年無しサイズがロッドを絞り込むことがあるので、タックルのバランスやセッティングは非常に重要であり、手抜かりや油断があってはならないと。この教えもあって大型のチヌにも十分に対峙出来るように準備しているが、こうもサイズが小さいと、魚が掛かったとしても何ら興奮は無い。ここ最近の貧釣を思えば、贅沢な話ではあるが。


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 時既に午後10時を過ぎている。干潮から上げに転じて、潮の動きが逆方向に変わった。チャンス到来なのか、時間切れなのかは分からない。小さな波紋が次々に浮かんでは消える。雨が落ちてきた。ジグを遠投して、余分なラインを整えて、ロッドにジグの負荷を感じながら、小刻みにロッドを振動させながら、ジワジワとリールのハンドルを回しては魚を誘う。同じことの繰り返しである。突然、スッと軽くなる。明らかな違和感。素早くラインを巻き取って、聞き合わせを入れるとジワリと重量感。追い合わせを入れると、それを透かしたようにラインが流れるように横に走る。更にラインを巻き取ると、一気にロッドに重みが乗り、魚がグイグイと躍動しドラグが鳴る。今までの小型とは違う引きだ。何度か走られて、勢いよくラインを出されるが、焦らず丁寧に引き寄せて、最後はランディングネットに収める。チヌ36㎝。

 大粒の雨が落ちてきた。往生際悪く、”最後の一投”を10回ほど経た後に納竿とした。車に戻り、ハッチバックを開いた頃には、土砂降りの雨に変わっていた。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年6月23日(土)午後7時30分~午後10時20分
 潮回り:長潮、下げ→上げ
 天気:曇りのち雨、気温:21度、水温:21.0度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計6匹(チヌ4(36㎝、23~26㎝×3)、キビレ2(25㎝前後))(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Smoke Brown Pepper
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Sahara Olive Flake
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(茄子おもり2.0号, Decoy Trailer Single 29 #4)
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 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
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神戸・明石間メバリング釣行 ~五目釣りならず~ 

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 手作り餃子。これが堪らなく美味い。


 昨夜の貧釣を思えば二の足を踏んでしまうが、この季節は海況が日々上向くこともあって、内心は少しの期待を抱きつつ、一方で撃沈を覚悟しつつ、昨夜に引き続き神戸港へ。理想的には満潮からの下げっぱなを狙いたいところであるが、そうなれば午後10時半の開始となるためそれを諦めて、陽が落ちて完全に暗くなる午後8時から、満潮の上げどまりまでを狙うことに。


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 午後8時15分、釣りを開始する。周囲にはアングラーの姿がちらほら見える。入りたいポイントには人影があるため、まずは常夜灯が作り出す明暗部を中心に探ることに。一投目、護岸沿いに投じたジグヘッドを3秒ほど沈めてから表層付近を定速で進めると、ピックアップ直前にゴツンッと明確なバイト。一瞬だけ躍動感でロッドが震えるも、うまく乗せることが出来ず。再度、同じコースを同じように探る。グンッ・・・グググ・・・っとロッドティップが絞り込まれる。真下に突っ込む力強い引きを楽しんだ後に引っこ抜くとタケノコメバル。普段からタケノコメバルが反応するレンジは中層から底層までと広いが、特に今日は上層で反応をしている。活性が高いのか。


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 魚は浮いている。護岸沿いにジグヘッドを投じた後に3秒ほど沈めてから、ロッドをパンッと煽ってラインを整えたうえで、ロッドティップにジグヘッドの抵抗を感じながら一定の速度で引く。横風が少し厄介ではあるが、海面がザワツキ、雰囲気は良さそうである。ツッ・・・グググ・・・、先ほどタケノコメバルが反応した場所とほぼ同じ。真下に力強く突っ込む引きで、ロッドが大きく曲がる。ドラグがジリジリと鳴り、ラインが引き出されるが、我ながら落ち着いてやりとりをしている。護岸際の障害物にラインを巻かれないように、腕を突き出してその引きに対峙する。程なくして姿を現したのは、20㎝を超えるメバル。3投目にして2匹の釣果である。幸先の良さに、思わず嬉しくなる。


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 立ち位置を変えて、ジグヘッドを投じていく。表層から中層の釣りは、テンポが速く、リズミカルで良い。潮風が通過すると、Tシャツがはためき、髪の毛が揺れる。クンッ・・・っとバイト。少しの間を置いてから手首の角度を変えると、ロッドティップがグイッと入り躍動感で揺れる。お次はクロソイだ。



 リーダーが傷ついてザラザラしている。結び直すか、いや取りあえずこのままでいこう。この時合を逃す訳にはいかない。この判断が裏目に。


 この直後、護岸沿いにジグヘッドを投じて、中層付近を一定の速度で引いていると、ジワリとロッドティップに重みが乗る。明らかに遊泳力のある魚がジグヘッドを追尾してのバイトだ。ツーっと徐々に重みが増し、ロッドを引き付けて十分な重みを感じたところでフッキング。一気にロッドが絞り込まれ、ドラグが激しく唸る。真下にラインが突き刺さり、左右にラインが走る。リーダーがザラついていたことを思い出す。ラインテンションが高まると、傷がついたリーダーが切れるかも知れない。咄嗟にドラグノブを回して、ラインテンションを緩めると、尚激しくドラグが唸ったかと思いきや、あぁ刹那、張り詰めたラインの緊張が解ける。痛恨のバラシである。備えあれば愁いなし・・・、ロッドの曲がりからして、良型のキビレであったに違いないが、この失態はいけない。


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 場所を移動しながら、表層から中層を重点的にテンポよく探っていく。潮止まりが近いのか、ぱったりと魚の反応が無くなってしまう。ジグヘッドを通すレンジを徐々に下げて、広範囲に誘うが思うような反応を得ることが出来ない。普段なら割と良い釣果を得ているポイントに到達するも、潮が淀んでいて濁っているように見える。過去に実績があったトレースラインを中心に、手際良く探っていくが僅かなバイトすら無い。潮通しが良い場所に大きく移動することを決断する。潮位が高く、攻めるべきレンジが広くなっているが、表層、中層、底層と大きく3分割して、魚が反応するレンジを探っていく。ジグヘッドを投じてから、余分に吐き出したラインを巻き取り、ロッドをパンッと煽ってラインを一直線に整えた後に、カーブフォールで中層付近まで落とし込んでから、ジワリと微速でラインを巻き取っていく。クンッ・・・グググ・・・、明確なバイト。ロッドを立てて魚の動きに応じる。躍動感が重量感に変わる。まずまずのカサゴが姿を現した。底層付近の反応が皆無であったが、カサゴも中層付近まで護岸に沿って上がってきているようだ。


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 更に場所を移動する。うまい具合に風向きが変わる。追い風を利用して、ジグヘッドを投じる。追い風が吹かないとジグヘッドを届けることが出来ないポイントだ。常夜灯の照明が落ちていて、尚かつ捨て石が散らばっている。根が荒いためロッドワークが肝要である。根を切るか切らないかのレンジにジグヘッドを浮遊させるかのように通すとカツンッと鋭く明確なバイト。狙いどおりにカサゴだ。何度かのバイトを逃しつつ、更に1匹を追加して納竿とした。冷えた潮風が吹き抜ける。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年6月17日(日)午後8時15分~午後10時15分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:26度、水温:22.2度
 ポイント:神戸港
 釣果:計6匹(タケノコメバル1、メバル1、クロソイ1、カサゴ3)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #105 Clear Gold)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

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神戸・明石間メバリング釣行 ~強烈な引きの正体は~ 

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 5月下旬に捕獲したタケノコメバル。以来、神戸港での釣行を随分とご無沙汰している。

 昨年の同時期と比較すると、釣行回数が激減している。昨年までに蓄積した情報をもとに、対象魚、釣法、フィールドそしてタイミングを見極めていると言えば格好が良いが、本当は心身ともに擦り減ってしまい、余裕が無くなってしまっている・・・と言った方が正しいのかも知れない。今期は、寝る時間や食べる時間を惜しんでまで、無謀な釣行をしなくなってしまっている。フィールドを新規開拓する冒険心が無いのか、新たな道具の投入による高揚感に欠けているのか、他のアングラーとの競争心が失われているのか、いずれにしても、”ヨシやったろか”と言うような気合に欠ける。梅雨が明けて、水温が高まれば、魚の活性が高まり、そして自らの活性も高まると思うが、当面、気の向くままに行動しよう。


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 本日のランチは正統派の豚骨ラーメン。胡麻をゴリゴリと削り、そして胡椒もゴリゴリと削り、そして細麺を勢いよく啜ると、塩味が程よく効いた優しい豚骨スープとともにツルツル滑り込み、麺を噛み締めれば小麦の香りが溢れ、混ざり合い、時折、胡椒が弾けて刺激が走る。しっとりした叉焼を噛み締め、卵黄にまで味が染み込んだ煮卵を頬張り、シャキシャキのモヤシを齧り、そしてスープを啜る。混然一体の世界が広がる。箸を動かす速度が、蓮華を上下する速度が加速して、瞬く間に器の底が見える。



 午後8時半、少し遅めに神戸港に到着する。新月後の中潮1日目。午後9時半頃に満潮位を迎え、そして一気に下げる。潮が動き出す瞬間を逃すまいと考えて、満潮の少し前に到着して様子を見る作戦だ。神戸港の地形は複雑だ。もとの海岸線は国道2号あたりであるが、今や沖合展開が進み、摩耶埠頭、新港、兵庫埠頭、ポートアイランド、神戸空港、六甲アイランド等によって、実に複雑な海岸線が形成されている。従って、場所によっては潮位表に表現されない潮の動きがある。未だに潮の動きを理解できていないが、データ上は潮止まりであっても、勝手に何かを期待してしまう。


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 午後8時半から開始して、既に1時間以上も経過している。その間、何度かヤル気の無い単発のバイトを感知するものの、それに続く積極的なバイトは無く、また同じラインを丁寧に誘っても、活性が低いのかルアーを見切っているのかロッドは曲がらない。更に時間が進み午後10時前。地球の鼓動のように海面が大きく波打ち、海面の浮遊物がグイグイと移動している。潮が下げている。ジグヘッドを投じて、底付近まで落とし込みながら、その間にロッドをパンと煽ってラインを整えて、ベールを返してハンドルを軽く回し、ロッドティップに小さな負荷をかける。一定の速度を保ちつつ、護岸沿いをタイトに攻める。今日は1匹も魚を見ることが出来ないかも知れない、なんて思った瞬間、ツツツーっとラインが引かれ、それに連動してロッドの絞り込みが大きくなる。同時にロッドを引き付けながら、素早くハンドルを回してフッキングを入れると、トルク感がみるみる増して、そしてスプールが勢いよく回転してドラグが唸る。タケノコメバルにしては、アタリの出方が違う。この突っ込み方は、チヌかキビレであろう。強烈な引きを柔軟なロッドと軽快なドラグが受け止める。7~8回の強烈な突っ込みを耐えると、青黒い海に銀鱗が鈍く光る。


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 ランディングネットに収まったのは、恐ろしく背中が張り、体高があるキビレ。縦横比が異様で青白く光る背鰭が印象的な約42㎝。

 撃沈を覚悟していただけに、この1匹のキビレで救われた。場所を移動しながら、再現性を意識しながらジグヘッドを投じていくも、結局、更なるバイトは無く、午後10時半頃に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年6月16日(土)午後8時30分~午後10時20分
 潮回り:中潮、上げ→下げ
 天気:晴れ、気温:24度、水温:21.9度
 ポイント:神戸港
 釣果:計1匹(キビレ42cm)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~水温上昇、海況に変化?~ 

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 雨上がりの早朝に窓を開け放つと、鮮烈なピンク色が目に飛び込んできた。髪の毛ボサボサ、寝ぼけ眼で取りあえず撮影して、緩やかに時間が過ぎていく。


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 神戸には中華系の人達が多く住んでいて、それ故もあってか中華料理店が多数ある。横浜の中華街には遥か及ばないものの、神戸元町の中華街には煌びやかな外観の店が所狭しと並んでいるし、北野ホテルの対面には見るからに威容を誇る高級店が構えているし、一方で地下街や繁華街の隙間にも異国情緒溢れる素朴な店が多数立地している。とある中華料理店で醤油ラーメンを啜る。豚骨醤油にあるような濃厚で豊潤な味わいは無いが、素朴ながらジワリと染み入る鶏ガラ出汁に遠慮がちな醤油が漂い、挽肉と相まって懐かしさが溢れてくる。手作りの叉焼は、豚肉の味が前面に出ていて、しっとり感やジュワジュワ染み出す脂身の美味さは無いが、分かりやすい直球の味は好感が持てる。なにより仕事に真剣に取り組む寡黙な親父さんの動作が素敵であり、娘さんと思しき器量の良い女性との阿吽の呼吸で繰り出される接客が尚素敵である。神戸には、一風堂、一蘭、ラーメン太郎、もっこす等の有名店、強豪店が多数ひしめき合っているが、このような昔ながらの中華料理店も負けずに生き残ってもらいたい。

 ラーメンに加えて叉焼丼を平らげてしまい、夕飯は軽めにしようと思いつつも、ついつい食べ過ぎてしまって後悔をしつつ神戸港へと向かう。


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 カルティバの1.5gのジグヘッドにガルプのマイクロシェイキーの組み合わせで開始する。大きなランディングネットを背負ったアングラーの姿をちらほら見かけるが、ぶら下がっているルアーを見ると、バチパターンを期待しての釣りであることが伺える。現に海面にはニョロニョロと蛇が泳いでいるような波紋をいくつか確認することが出来る。下げ潮が効き始めているようで、地形が折れ曲がっているような場所では、良い具合に潮がヨレているのが見える。南風がやや強く吹いていて、ライトリグの釣りではトレースラインが限定されてしまうが、逆にこれが奏功して、普段なら届かない場所にジグヘッドを投じることが出来る。ジグヘッドを風に乗せて投じた後に、余分に吐き出したラインをパンッと張ってからラインを巻き取り、ロッドティップに僅かに負荷を掛けながらジグヘッドを少しだけ沈めて、そしてジワリとリールのハンドルを回す。払い出す潮にジグヘッドが乗っていることもあり、非常に操作性が良い。ツッ・・・ククク・・・。素早くロッドの負荷を高めると、グググ・・・っと躍動感の後にジリジリジリっとドラグが鳴る。魚の動きに追随するようにロッドがグイグイと曲がる。力強く躍動感あふれる引きを楽しんだ後に、左手でスプールの回転を止めながら丁寧に引き抜くと、20㎝ほどのメバルが姿を現した。背が張り、鰭が大きく発達している。


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 少しだけポイントを休ませた後に、1匹目を掛けた時と同じ場所に再度、追い風を利用してジグヘッドを投じる。運良く狙った場所にジグヘッドが到達する。糸ふけを取った後に、ロッドティップに負荷をかけた状態で2秒ほどジグヘッドを沈めて、静かにリールのハンドルを回す。ジグヘッドが着水した瞬間に、既に魚は捕食の態勢に入っていたのであろう、即座にクンッ・・・とバイトを感知する。ラインが走る。ソリッドティップの柔軟性が、魚の動きに追随する。程なくして、間合いを詰めた後に引き抜くと、17㎝ほどのメバル。

 欲を出して更なる釣果を期待するも、一瞬で風向きが変わってしまい、狙いの場所にジグヘッドが届かなくなり素早く断念する。


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 場所を変えながらジグヘッドを投じていくも、表層、中層、底層ともに反応が無い。タケノコメバルが居着いている場所も丁寧に探ってみるものの、今日はお留守のようだ。他の場所で、何度か小さなバイトを感知したもののフッキングには至らず。常夜灯の下では、海面がピチピチと賑わっている。凝視すると数センチの稚魚が群れている。チャンスはあるはずだ。風向きを考慮しながら、ジグヘッドをキャストする。余分に吐き出したラインを素早く回収して、パンッとロッドを煽ってラインを整える。護岸に沿って、中層付近でゆっくりとジグヘッドを引く。以前にもキビレを掛けて逃した場所。まさか同じようなことは無いだろう。ツッ・・・ツー・・・クン。もしや・・・。ラインを素早く巻き取りながら、ロッドに負荷を掛けると、グインッっと強い反動の後にラインが走り、ジャジャジャジャ・・・っと激しくドラグが唸る。黄色のラインが真下に突っ込み、相応してロッドが大きく曲がる。激しくラインが引き出されては、間合いを詰める。しかし、ランディングネットが無い。

 運良くシーバスアングラーが通過しないだろうか、そしてランディングネットを貸してもらえないだろうか、と他力本願なことを考えながら時間を掛けて魚を寄せる。何度も真下に突っ込まれては、ラインを吐き出されを繰り返し、翻った瞬間に銀鱗がギラリと光る。明らかに引っこ抜けるサイズでは無い。


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 幸いなことに今日は細軸のジグヘッドを使用している。ラインブレイクの前にフックが伸びて、自動的に魚をリリースすることになるであろう。運が良ければ、魚を抜きあげることが出来る。一か八かである。右手でロッドを握りしめ、左手にラインを巻き付けて、そしてゆっくりと魚を持ち上げる。ラインが切れるか、フックが伸びるか。魚が暴れないことを祈りつつ・・・、左手を掲げて、無事にランディングに成功する。キビレ35㎝。


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 案の定、フックは伸びている。ショックリーダーが伸び、フックが伸び、ぞれぞれがクッションとなり、辛うじて魚を捉えることに成功したものの、同じ轍を踏むとは我ながらバカ野郎である。今後は、キビレが居着いているラインを狙う時には、ランディングネットを携えておこう。


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 その後、劇的な展開は無く、表層から底層までくまなく探っていくが、魚の居場所やパターンを特定することが出来ず、確実にカサゴが居着いている坊主逃れの場所で1匹を追加して納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年5月26日(土)午後8時00分~午後9時50分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:22度、水温:21度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(キビレ35cm、メバル2匹(最大20㎝)、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #105 Clear Gold)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g、2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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