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和歌山紀北メバリング釣行 ~狙い不的中~ 

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 赤い皮にナイフを入れると、まるで香水を放ったかのような濃厚で甘酸っぱい香りが広がり、まるで南国の島にでも舞い降りたかのような錯角を起こす。真上から降り注ぐ力強い陽射しや、環礁の奥に広がる群青色の限りなく続く海や、真っ赤なハイビスカスや、たわわに実るパパイヤや、白黒の景色と化する猛烈なスコールや、停電や断水で途方に暮れる夕暮時など、フィジーに住んでいた頃の様々な記憶が次々に蘇り、溢れてくる。不思議なもので、匂いというものは奥深くにある過去の記憶を瞬時にして引き出してくれる。スプーンで果肉を掬い、口に運ぶと、柑橘系の果物を濃縮して、更に数倍増したかのような甘酸っぱさが口中に弾けて、そして鼻腔を強烈な香りが突き抜ける。プツプツと種を噛み締めながら、思わず目を閉じる。美味い。


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 知人から沖縄土産として頂いたパッションフルーツ。


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 午後6時半に現地に到着する。実はここ数回の釣行で、芳しい釣果が無く撃沈し、しかも湿気を含んだ嫌味な暑さも相まって、釣行回数が激減していたところであるが、そろそろアオリイカが好反応を示すであろうと読んで、仕事を終えてから、お盆休みで混雑する道路を抜けて、ようやくのことで釣り場に立つ。潮風が心地良く流れている。手始めに、群青の海に潜むアオリイカを誘い出すべく、2号の餌木を投じては、じっくりと沈めて丁寧にシャクリ、また沈めてはシャクリを繰り返す。夕暮れ時、すでに活性があがっている筈の時間帯であるが、偏光グラス越しにアオリイカの姿を確認することは出来ない。昨年の経験をもとに、アオリイカが付いていそうな場所に次々に餌木を投じるも、結局、姿を確認することが出来ず。止む無く、ジグヘッドに切り替えて、狙いをカサゴに変える。まだ明るい時間帯であるので、出来る限りジグヘッドを遠投して、底を捉えてからロッドワークで障害物を交わしつつ、カサゴを誘う。2gのジグヘッドにネジワームのウォーターメロン。カサゴ釣りは、一般的には簡単な釣りに分類されているが、この釣りもやればやるほどに奥が深く、まだまだ釣技を磨く余地はある。根を攻める釣りなだけに、ロッドワークが釣果を大いに左右する。昨年の自分の技量であれば、間違いなく根掛かりしていたようなコースであるが、果敢に攻める。ツッ・・・と突くような違和感。更にロッドを少し立てながら誘うと、クンッっとティップが入る明確なバイト。間髪入れずにフッキングして、魚の顎を捉える。この場所では、良型に分類できるカサゴ。


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 底の形状が、砂地から砂利や岩に変化する境界付近でのバイトであったので、同じような場所にジグを投じる。緩やかな向かい風が、微妙に飛距離を落としているが、辛うじてポイントには届いている。ジグヘッドが岩に引っ掛かり、ロッドを揺さぶってそれを外し、そしてカーブフォールで底を取った瞬間にクンッとバイト。ロッドを立ててフッキングをする。カサゴを追加する。


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 すっかりパターンを掴んだかと思いきや、なかなか続かない。念入りに虫よけを頭から振りかけて、完全防備出の筈であるが、大きな羽音で遠慮なく蚊が攻撃を仕掛けてくる。数か所を噛まれてしまい、集中力が散漫になってしまう。痛烈なバイトを掛けて、ロッドの曲がりを見て良型を予感するが、痒みに耐えつつのフッキングが甘かったらしく、途中でラインテンションが抜ける。遠くから風に乗って、強弱しながら盆踊りの音色が聞こえてくる。皆、楽しそうに踊っているんだろうなと想像しながら、こちらは蚊と戦いながらロッドを振る。風向きが180度変わり、追い風に転じている。ワームをダイワ・ビームスティック2.2インチのパールホワイトに変えて、アピール力で魚を誘う。ジグヘッドを扇状に投じて、やっとのことでカサゴを捉えることに成功する。釣り始めの時に、テンポよく魚を探し当てたので、今日は調子が良いと思ったが、なかなか思い通りにはさせてくれない。


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 ジグヘッドを何個かロストしてしまい、費用対効果が著しく悪い状態であるが、辛うじてカサゴを1匹追加する。完全に暗くなると、護岸沿いでも活発にカサゴが反応する筈であるが、何故か今日はお留守のようで数を伸ばすことが出来ない。更には、早くも時合が終わったのか、カサゴの反応が無くなってしまい、蚊にやられてプックリと膨れたところを掻きながら、とても虚しく納竿とした。遠くで響く花火の音が夏の終わりを告げるようで切ないが、まだまだ残暑は厳しいであろう。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年8月14(火)午後6時30分~午後8時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:29度、水温:25.5度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計4匹(カサゴ4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) エギング用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ガイア ネジワーム1.5インチ、Glow Pink、Watermelon Seed
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグ
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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紀伊半島の最南端へ小旅行 ~心を癒す~ 

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 すっかり「あら川の桃」の虜になり、灼熱の太陽を浴びながら、再び桃源郷に向けて車を走らせる。短期的な自分自身の変化は特に気が付かず、年単位のもう少し長いスパンで我を見つめれば、出来たことが出来なくなったりしていて、着実に時間が経過していることと、確実に何かが劣化していることに不意に気が付くのだが、店先に並んでいる桃を見れば時間の経過は一目瞭然で、確実に季節は移ろい、確実に果実は完熟し、確実に時計の針は回転し、つまりは人間も深みを増していることに間接的に気が付く。2週間前は、店先にはまさに桃色の白鳳が尻のような面持ちでズラリと並んで甘い香りを放っていたが、いまや色白で少し冷涼な感じがする白桃が幅を利かせている。贈答用の高級な桃達は、形や大きさが見事に揃い、圧倒的なセレブ感が漂っていて、値札がその価値を如実に表現していて、それらを前に私は手も足も出ず、不揃いな白桃と白鳳を少しづつ購入することにする。お盆の頃までが、桃の最盛期とのことなので、今年はこれで最後になるかもしれない、と思うと少し寂しくなる。心して味わおう。


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 車を2時間ほど走らせて、和歌山市から紀伊半島の最南端に位置する串本へ。当初は、シュノーケリングで海に潜り、ドロドロに汚れた心をサンゴと熱帯魚に癒して頂くという素晴らしい計画であったが、南海上を彷徨う複数の台風の影響で、うねりがここ串本にまで達していて、サンゴを見ることが出来る唯一のシュノーケリングポイントが痛恨の閉鎖。早朝の橋杭岩を眺めながら途方に暮れそうになるが、辛うじて気持ちを立て直して太地町へと向かう。


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 太地町営の「くじらの博物館」。3年前にも訪れたことがあるが再び。


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 3階建ての建物の中には、捕鯨に関わる様々な展示物がある。古式ゆかしき捕鯨の道具であったり、変遷期の捕鯨用の銃であったり、繁栄を極めた往時の写真であったり、臓器のホルマリン漬けであったり、恐竜のような巨大な骨であったり。大昔には、銃一丁ではなく、ふんどし一丁と手槍で巨大な鯨と対峙していたというのだから、その心意気は本当に圧巻であるが、命を懸けてまでして戦うだけの金銭的な魅力とともに、英雄のような誇らしき職業であったに違いない。少しだけ想像をしてみる。貧相な身体にふんどしを締めて、木造船に乗り、そして巨大な鯨と手槍で戦っている我が姿を想像するも、残念ながら全くもって似合わず、むしろ滑稽さが勝り、首を振って想像を打ち消す。


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 自然の地形を生かして造られた巨大な生け簀には、多数のイルカやクジラが泳いでいる。300円で購入した餌が入っている黄色の小さなバケツをぶら下げていると、それを見たイルカやクジラが、甲高い音を立てながら近くに寄ってくる。頭の空気孔から放たれる吐息が、予期せぬほどに臭くて、鼻がもげそうになるが、愛らしい目で見つめられると、まぁそれも許そうと思ってしまう。大海原で好きなように泳ぎたいだろうなと思うと、少し切なく、罪悪感を感じてしまう。


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 さらに東に進み、マグロで有名な那智勝浦町へ。夕立のような大粒の雨が落ちるのを窓越しに眺めながら昼食を。外国人の旅行者が多いことに驚く。


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 那智勝浦町の公式HPによると、山仕事人や筏師たちのお供として南紀で広まったという、おにぎりを高菜でくるんだ「めはり寿司」。目を見張るほど美味いというのが名前の由来であるらしいが、ほんまかいなと思いつつ、いかにも素朴な風情の丸い塊を大口で頬張ると、高菜の程よい塩味と酸味が広がり唾液が溢れ出て、混ぜご飯のような優しい味のご飯に到達し、その調和が見事であり美味い。想像よりも遥かに美味くて、ついつい目を見張ってしまったが、これを食べれば午後の仕事も、よし頑張ってやろうかという気持ちになる。


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 「くじらのほねはぎ」。イルカやクジラを見た後に、早速もって鯨を食するというのは、甚だ節操がない気もするが、日本の食文化に触れるのも旅の醍醐味でもあるので、心を整理しつつ味わうことに。生姜醤油に浸けて頬張ると、水分が飛んでしまった安物の牛肉のような粗雑な噛み応えではあるが、顔を斜めにして、首に筋を浮かべながら鋭意噛み締めると、遂に観念したかジワジワと旨味が溢れてくる。決して上品な味では無いが、野性味溢れるダイレクトな素材感が堪らない。ふんどし一丁で自らが仕留めた鯨であれば、噛み締める度に溢れる野性味は、さぞ充実感に満ちたものであったに違いない。ちなみに「ほねはぎ」と言うのは、骨に残った身の部分であり、つまりは中落である。

 その後、午後に早々に宿にチェックインして、最寄りの海水浴場でコーヒー牛乳のような泥水状態の海水に浸かって、意地になってシュノーケリングをしたものの、視界10㎝ではどうにもならず、海パンの中を砂まみれにしつつ早々に撤退。


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 翌日、やはり台風のうねりの威力は衰えず、サンゴと熱帯魚を見ながら楽しくシュノーケリングの夢は完全に絶たれてしまい、止む無く、清流で有名な古座川へ。車載ナビを見ながら適当に上流へと向かうと、突如としてそそり立つ巨大な岩に到達する。どうやら、かの有名な「一枚岩」に到達した模様である。縦100m、横500mの大きさの岩というのだから、エアーズロックには及ばずとも、その異様な大きさに圧倒される。


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 陽が昇り、一枚岩の側面に影が無くなり、この山間にも暑さが漂ってきていて、透きとおった清流を目の前にすれば泳ぎたくなるもの。遠くに蝉時雨。素早く海パンに履き替えて、ネオプレーンが入ったラッシュガードを着て、水中眼鏡、シュノーケルとフィンを持って入水したものの、あまりの冷水に牛歩の如くのスローな動きになり、10分以上をかけて、小学生の時に習った要領で心臓から遠いところから水に慣らして、最後は覚悟を決めてザブンと入水する。冷たさが心地良い。オイカワ、ゴリ、チチブや名も知らぬ魚の姿を確認する。警戒心の強い鮎は、なかなかカメラの射程に入らないものの、多くの鮎が縄張りを意識しつつ、銀鱗をギラリと煌かせながら苔を食んでいる。子供の頃の愛読書、釣りキチ三平の第3巻を思い出す。


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 気が付けば、カメラのレンズと液晶画面が内側から曇ってしまい撮影不可になるばかりか、この状態を知らずに撮影した写真が台無しに。3時間ほど涼を楽しんだ後に串本へ。


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 串本海中公園へ。水族館で魚を観察し、海亀と戯れて、そして海中展望台へ。そこには見事なサンゴの世界が広がっている。これが見たかったのだが。シュノーケリングは次回のお楽しみとして、串本を後にした。計画どおりにならない小旅行であったが、やはり旅は良いものである。

テーマ: 旅日記

ジャンル: 旅行

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和歌山紀北メバリング釣行 ~風に翻弄されつつ短い時合に~ 

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 蝉の大合唱で目が覚めると、一瞬そよいだ冷気を含んだ風は、太陽がジリジリと照り付けて威力を発揮する間もなく、生ぬるい湿った風に変わる。朝顔が主役の季節がやってきた。昔より、夏本番が随分と早くなったような気がするし、クマゼミの勢力拡大を確実に感じるし、突然の夕立に濡れてはしゃぐことも無くなったし、焼けたアスファルトが濡れて黒くなり、立ち昇る独特の匂いの湯気も見なくなったし、と言うようなことを考えながら、仕事を早めに切り上げて、釣り場へと向かう。季節の変わり目には、車の中で聴く音楽がいつも定まらず、よしこれだと定まった頃には、次の季節の気配が漂っていることが多い。初春の雰囲気を未だに引きずった柔らかくて爽やかな音楽を聴きながらアクセルを踏む。褐色の四肢も露わに、栗色の髪を靡かせて、バイクにまたがり颯爽と走り去る女性を見ると、あぁ本当に夏が来たんだとやけに納得する。


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 午後6時、ポイントに到着する。南東の風が吹いて暑さを感じないが、風が回り込んでPEラインの操作に難儀することを今までの経験ですぐに察知する。まずは餌木を投じて、アオリイカの様子を伺う。案の定、ラインが撓んでしまい、餌木を真っすぐに沈めることが出来ずに流されてしまい、思い通りのトレースラインをなぞることが出来ず。昨年の今頃には、季節外れの親イカを奇跡的に釣ることが出来たので、淡い期待を抱くが、やはり今のところ淡いままである。小さなアオリイカの姿を数杯確認したうえで、ジグヘッドの釣りに切り替える。根が厳しいポイントであるが故に、この横風は厄介である。根掛かりを辛うじて回避しながらジグヘッドを操るが、足場が高いこともあり、ラインが撓んで釣りにならない。ロッドティップを下げて、極力、風の影響を受けないように工夫しつつ、軽いトゥイッチングで誘う。ジグヘッドが浮いて、底にコツリと付いた瞬間に、モワリと怪しげな重量感。やもすれば、海藻にでも引っ掛かったような感触である。軽くロッドをシェイクすると、クククっと魚の動き。素早くラインを巻き取ったうえでロッドを立ててフッキング。まずまずのカサゴ。


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 何度か怪しげなバイトがあるも、捉えることが出来ずにズルズルと時間が過ぎる。真鯛の稚魚の可能性が高い。エサ取りを回避すべく、ワームの色を白系からオレンジ色に変えている。陽が落ちると、風が幾分弱まり、別の場所にジグヘッドを投じることが可能になる。時折、忘れた頃に風が押し寄せてラインが撓んでしまうが、その一瞬を凌げば何とかラインコントロールは出来る。目の前に転がる大きな石の奥にジグヘッドを投じてから、底に沈む石にジグヘッドを接触させながら魚を誘う。ジグヘッドが障害物を乗り越えて、ストンと縦に落ちた後にクンッとバイトがある。何度かバイトがあるも、フッキングに至るような明確なものではなく、シェイキングを入れて誘い続けると、ようやくグググっと躍動感。カサゴだ。


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 魚が居る場所がなかなかつかめない。風が強かったこともあり、足元は波立ち、濁りが入っているが、念のために護岸沿いにジグヘッドを投じてみると、早速反応がある。暗くなりカサゴが捕食活動のために上がってきているのかも知れない。同じようなポイントにジグヘッドを投じると次々に反応がある。フッキングが甘く、何匹かを取り逃がしてしまうも、立て続けに4匹のカサゴを追加する。勢いに乗ったかと思いきや、時合が遠のき、またもや渋い状況となり、午後8時を持って納竿とした。

 今回の釣果は6匹と芳しくなかったものの、厳しい状況で1匹、1匹を丁寧に捉えることが出来たことは、良い収穫であった。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年7月28(土)午後6時~午後8時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、南東の風、気温:32度、水温:24.6度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計6匹(カサゴ6匹)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ガイア ネジワーム1.5インチ、Orange
(2) ジグ
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北メバリング釣行 ~明暗は紙一重~ 

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 店内の居心地はそれほど良いとは言えないが、何度か通ううちにこちらの中華そばの美味さが分かりつつある。半年ほど前に訪れた際の我が評価を確認すると、「満足度:普通」と記している。暖簾をくぐると、狭い店内には野性味あふれる豚骨臭が充満していて、紀ノ川の「うらしま」や貴志川の「しま彰」を彷彿としている。暖簾をくぐり席に着くまでの間の数秒のうちに、せっかちな店員のおばさんが注文を聞いてくれるので、それに負けじと即応する。待つこと数分。蓮華でスープを啜ると、濃厚でありながら角が取れた円やかな豚骨がトロリと滑り込み、時間差で醤油が香り、そして最後に舌の上でザラリと骨粉が残る。青葱に清涼感があれば更に美味さが増すであろう。低加水のストレート麺は程よくコシがあり、濃厚なスープにうまく絡みあう。厚めの叉焼は、豚バラ肉ならではの脂身がジューシーで、噛み締めると脂身がとろけて赤身の旨味が溢れだして混ざり合い、恐らく湯浅の醤油であろうか、甘みを伴う豊潤な醤油が染み出てくる。美味い。

中華そば 今心
 http://orenostyle2011.blog.fc2.com/blog-entry-392.html
 住所:和歌山県和歌山市有家113
 電話:073-471-8088
 営業:平日11:00~14:00、18:00~、土曜日11:30~14:00、18:00~、日曜日11:00~
 (いずれもスープが無くなり次第終了)
 休み:水曜日、木曜日
 駐車場:店横に3台、東に50mの和食店「日の一」の駐車場を利用可5台


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 ここ最近の釣果は芳しくない。徐々に求めるものが贅沢になっているのかも知れないが。久しぶりに下津方面某所へと向かう。今日は新月の大潮1日目。満潮からの下げ潮が効きだすと、張り出した地形から、より潮の流れが強くなり、夕暮れとシンクロすれば、魚の活性がより際立つ。太刀魚の最盛期ともなると多くの釣り師で賑わうポイント。釣り場には、既に多くの太刀魚狙いと思しき釣り師が竿を振っているが、太刀魚が釣れているのであろうか。東からの風が強く吹いて、夕涼みには最適であるが、ライトリグを扱う釣りには不向きである。まずは2号の餌木を投じて、アオリイカの新子の様子をうかがう。偏光グラスを通して海中を覗き込むと、餌木の後ろにワラワラとアオリイカの黒い影を視認することが出来る。まだ釣りあげるには早いので、アオリイカが餌木を抱かないように素早くピックアップして、要所を確認した後に餌木を片付けて、次は根魚狙いとする。足元は風の影響で波立っていて、更には2g以下のジグヘッドではPEラインが風に煽られて釣りにならないため、いざという時のために忍ばせておいた直リグを投入する。追い風に乗せて遠投する。過去にあまり攻めたことが無い、ある程度水深があるポイント。釣れるであろうか。第1投目、早速の魚信。ゴツゴツとした底の感触が伝わってくるエリアに直リグが入った途端の反応だ。少しタメてからフッキングを入れると、軽やかにロッドが曲がる。狙い通りのカサゴだ。


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 更に2投目、即座に魚信を感知する。日が暮れて、魚の活性が高まっている。ククンッ・・・グググ・・・。フッキングと同時に、ドラグがジジジ・・・っと鳴り、そしてロッドが曲がる。魚のサイズはそれほど満足が出来るものではないが、新たな発見があると嬉しくなるものである。直リグを投じるたびに何らかのバイトがあるが、しかしながら根掛かりも頻発する。まだ地形の特徴を捉えていないこともあり、魚が連発で反応することもあれば、連発で根掛かりに見舞われることもある。ラインブレイクで時間を浪費して、やや焦りながらもバイトを捉えていく。


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 ビビビ・・・っと、小さな振動を捉えると真鯛の稚魚。タイラバでの横の釣りも成立するのかも知れない。


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 持参していた2つの直リグを早くも根掛かりで喪失してしまい、止む無く、3gのジグヘッドにラバーを取り付けた自作のリグを投入する。飛距離が格段に落ちてしまい、それ故に誘う距離が短くなってしまい、無理して誘えば手前に転がる巨大な被覆ブロックに根掛かりしてしまうという、まさに悪循環で悪戦苦闘の状態が続く。このリグで何とか1匹捉えるも、素早く根掛かりしてしまいラインブレイク。釣れるか根掛かるか。天国と地獄が背中合わせの紙一重。最後には、普通のジグヘッドを投入せざるを得なくなり、辛うじて至近距離で2匹のカサゴを追加するものの、時合が遠のき、魚の活性が落ち、万策尽きたために首をうなだれつつ納竿とした。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年7月22(土)午後6時~午後8時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、東の風、気温:32度、水温:24.1度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計10匹(カサゴ9匹、真鯛の稚魚1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Sandworm 2inch, C(Camouflage)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグ
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 3.0g、2.0g
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

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神明間チニング釣行 ~たった1度のバイトを~ 

 昨夜に引き続き、夜の神戸港へ。街中を抜けて海に出ると、南からの風が勢いよく吹き抜けていて、釣りの環境としてはイマイチであるものの、夕涼みの場所としてはこれ以上なく快適である。遠く一突には、イルミネーションを纏った複数の旅客船が煌いている。旅客船の乗船客であろうか、海沿いを楽し気に歩く人達が次々に交錯する。これぞミナト神戸の風景といったところか。午後8時過ぎにポイントに到着し、車のラゲッジに腰かけて準備に取り掛かる。

 昨夜に反応があった場所を重点的に直リグを投じて魚を誘う。上げ潮が効いてきており、良い感じに潮がヨレている。3連休の初日と言うこともあり、複数の釣り師を確認することが出来る。直リグを投じて着底を確認すると、風で撓むラインを捌いたうえで、ロッドを立てて丁寧にリールのハンドルを回し、底の形状を捉えながらバイトに備える。1つの場所で、直リグを扇状に4投から5投すると次の場所に移る。時間が着々と過ぎる。カサゴのバイトすらなく、修行のような忍耐の釣りが続く。集中力を維持するためにも、場所の移動は必須であるが、バイトが皆無の状態では集中力は確実に失せていき、ついつい雑なリーリングになり、余計に魚の誘いがまずくなる。悪循環の典型である。


 1時間50分が経過。坊主の文字が頭にちらついて、それが濃厚になりつつある。


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 午後10時前、もう諦めようかと思いつつも、半分意地になりつつ直ジグを投じていく。着底を確認してから、ジワリと丁寧に誘うと、底に転がる石か何かに接触したかのような硬い感触があり、ジグがふわりと浮くような違和感。バイトの可能性が高い。ジグの動きに魚が追随しているのか、続く明確なバイトが無いが、ジワリとロッドに重量感が増しているような気がする。ロッドを引き付けて、重量感を確認したうえで鋭くフッキングを入れる。一か八か。ジャァァァーっと甲高いドラグ音が鳴り響き、ロッドがグイッと入り、ラインが張り詰め、左右に激しくラインが走る。ラインテンションが抜けないように、ロッドを切り返しながら、リールのハンドルを素早く巻きながら、魚の動きに追随する。左手でランディングネットを取り外し、折り畳んだネット部分を立てて、シャフトを伸ばして準備を整え、後は丁寧に寄せてランディング。キビレ36㎝。


 時合が来たかと期待するも、更に30分の粘りも空しく続くバイトは無い。午後10時半、疲労困憊で納竿とした。振り返れば、たった1回のバイトしかなかったものの、フッキングに持ち込めたことは実に幸運であった。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年7月15日(土)午後8時~午後10時30分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:31度、水温:27.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計1匹(キビレ1匹(36cm))(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Sandworm 2inch, C(Camouflage)
(2) ジグ
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神明間チニング釣行 ~ラーメンと桃とシャドウボクシング男と~ 


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 大盛中華そば600円也。

 本日はポジティブ休暇と称して、休みを取得。7月17日の「海の日」の祝日と絡めて4連休。目覚まし時計を気にせず好きな時間に目覚めて、のんびりと朝食を取り、洗車をして、更にはシャワーで汗を流した後に昼食へと向かう。和歌山中華そばの中では、巷の評価は高い方で、昼時にはいつも待ちが出るお店。暖簾をくぐると強烈な動物臭がまずは鼻を突き、間髪入れずにいらっしゃいの声。すかさず”大盛中華そば”を注文すると、ものの5分で湯気とともに器が到着する。和歌山中華そばの王道的な佇まい。蓮華でスープを啜れば豚骨の野性味が鼻を抜けて、その後に醤油の塩味がキリリと効き、所謂エッヂの鋭いコクとキレの調和が見事で、感心していると骨粉が舌の上でザラリと残る。ストレートの中細麺は、まるでつけ麺の如くに濃厚なスープに良く絡み、歯応え抜群でたまらない。叉焼も負けてはおらず、噛み締めれば、ジュワリと脂身が溢れて、更に進めば中心部にまでしっかりと染み込んだ醤油の味が撹拌されて、旨味が頂点に達する。値段が手頃なのも良い。

しま彰
 住所:和歌山県紀の川市貴志川町長原102
 電話:0736-64-0710
 営業:11:00~13:15、18:00~スープが無くなり次第終了
 休み:火曜日(祝日の場合翌日)


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 神戸方向とは反対方向になってしまうが、更に東へと向かう。貴志川の産直市場に立ち寄り、今が旬の桃を購入する。こちらでは、形や大きさが基準に達しておらず贈呈品には向かないものの、味はそれらに引けを取らない自宅向けの桃が多数販売されている。しかも驚くほどに格安である。


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 お店の方に話を伺うと、今は白鳳が最盛期を迎えていて、これからお盆にかけては白桃が美味しい時期になるとのこと。近くに、国内でも有数の桃の産地であり、”あら川の桃”で有名な桃山と言うところがあると聞いて、折角なので更に大回りをすることにする。


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 桃の産地ということもあり、道路の両側には桃の畑が広がり、桃の直売所を至る所で見ることが出来る。直売所に足を踏み入れると、桃の甘く優しい香りが充満していて、そして綺麗に並べられた高貴な果物を目前に少し厳粛な空気すら漂っている。お昼に食べた豚骨醤油ラーメンの匂いが全身から放出されていて、やや申し訳ない気持ちになるが、この際なので胸いっぱいに空気を吸い込んでおく。贈答用の桃は、大きくて形が揃いとても綺麗で、色合いがその完熟を見事に表現しているが、相応に値が張っていて、庶民の私にはまったく手が出ない。この直売所でも、選別の際に基準に満たない桃が出るため、それを木製のトロ箱に入れて販売している。ただし、農家の方々が随時持ち込む桃を直売所でその都度選別しており、その過程で基準に満たないものがあれば販売するし、無ければ当然ながら販売は無いスタイル。すなわち辛抱強く待つ必要がある。ちなみに35個から40個で2500円で販売されている。


 午後に神戸に辿り着き、夜の釣行に備える。


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 午後8時過ぎ、釣りを開始する。今回もチニング用のタックルを片手に、チヌまたはキビレに照準を合わせつつも、坊主逃れとしてカサゴも視野に入れる目論見である。護岸沿いの繊細な釣りは想定せず、潮流が効く場所やその駆け上がり、更には潮が反転して魚が捕食に好都合な場所を中心にして、直リグを投じていく。上げ潮が効いてきており、潮の動きを明確に把握することが出来る。前回の釣行で良型のカサゴを捉えた場所。直リグを遠投して、ロッドを立てて、底の形状を感じながら、丁寧に探る。底質が柔らかい砂から、硬いものに変わったところで、ロッドを小さく揺さぶりながら丁寧に進める。突堤の基礎部分が途切れて、底質が硬いものから柔らかいものに変化する境界で、クンッ・・・っとバイト。ロッドティップが少し入るような負荷を感知して、ラインを巻き取り、大きくフッキング。グンッとロッドが沈み込み、ラインが張り詰めてドラグがジャジャジャジャ・・・っと唸る。確実にフッキングを決めてからは、ラインテンションを一定に保ちつつ、丁寧にやりとりをする。まずはカサゴ。25㎝には少し足りないが良型である。


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 直リグを扇状に投じて、今まで攻めたことが無い場所を丁寧に探る。てっきり砂質または粘性土であると思っていたが、全体的に硬い底質であることが分かり、より一層、ロッドの操作に気合が入る。直リグがふわりと浮き上がり、怪しげなラインテンションになる。過去の経験から、良型のチヌであると考えて、リーリングする動きを変えずに、そしてジワリと重みを感じたところで、強烈にフッキングを入れる。ドラグが悲鳴のように鳴るが、その後の魚の動きでカサゴであることが分かる。20㎝を少し超えるカサゴ。

 場所を移動しながら魚を探す。気温が30度以上あるが、Tシャツがパタパタと揺れるほどに南風が強く、思いのほか涼しくて快適である。ロッドを立てて、投じたジグを丁寧に操っていると、カツッ・・・っと鋭い前アタリの後に、ふわりとラインテンションが失せる。間髪入れずにフッキングを入れると、その反動でロッドがガツンと衝撃を受けて、更にはラインテンションが張り詰めてロッドが大きく曲がり、ラインが鋭く右側に走り、そしてドラグがジャァァァ・・・・っと唸る。チヌであることを確信したと同時に、ゴリッと硬い感触が伝達されラインテンションが消える。チヌの硬い口でフックが滑ったようである。


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 何度かやる気の無いバイトがあるも乗せることが出来ず。直リグを遠投しては、微速で丁寧にラインを巻き取っていく。直リグを投げて、沈めて、巻いての動作で、恐らく3分近くを要するため、単純計算でも1時間で20投しか出来ない。これに場所の移動が加わるので、実際の回数はもっと少なくなる。魚が付いている場所を掴むことが出来れば、より効率的な釣りが可能になるが、まだまだその領域には達していない。直リグを投じて、ジワジワと動かしていると、カツカツカツ・・・っとチヌらしきバイト。ロッドティップに負荷を感じたところで鋭くフッキングを入れる。ガツンッと衝撃とともにラインが張り詰めて、ロッドが大きく曲がる。周囲に障害物が無いので、右往左往する魚によってラインが巻き込まれることは無いものの、あまりの自由奔放な魚の動きに翻弄される。感覚的には45㎝を超えている。強めに締めているはずのドラグから、幾度となく盛大にラインが引き出され、その度に真横に走ったり、真下に潜ったり。時間をかけて何とか手元に寄せて、ランディングネットで掬う。思いのほか小さくキビレ36㎝。良く引いたなと思い、ふと直リグを見ると、何と胸鰭の下あたりにスレ掛かりしているでは無いか。


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 魚が散々左右に暴れまわり、さすがに場荒れしたので場所を移動する。満潮の時間帯に近くなり、潮の動きが緩慢になってきている。納竿にしよかと思ったが、進行方向に”シュシュ・・・シュシュシュ・・・”と自ら声に出してシャドウボクシングをしている怪しげな人物を発見する。動きや言動が明らかに怪しくて、その真横を通らずして帰ることが出来ず、シャドウボクシング男の帰りを待つが、見えない敵との勝負がつかないらしく、8ラウンドほどしても、まだ”シュシュシュ・・・”っと戦っている。気持ち悪い、早く帰ってくれ。止む無く、その男と一定の距離を保ったままに、直リグを投じる。既に集中力が切れかかっているので、釣れる気はしない。シャドウボクシング男はいまだ逆光の中で動いている。クンッ・・・と違和感。グンッとロッドティップが入り、素早くフッキングを入れる。その重量感からチヌかと期待するも、その後の動きでカサゴであると分かり、落ち着いて丁寧に寄せる。25㎝には足りないが良型のカサゴ。その後も釣りを続けるが、完全に集中力は切れている。シャドウボクシング男との体力勝負になっているが、遂にシャドウボクシング男が30分以上の長い戦いを終えて帰っていったので、こちらも納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年7月14日(金)午後8時~午後10時15分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:曇り、気温:32度、水温:28度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(キビレ1匹(36cm)、カサゴ3匹(最大25cm))(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Sandworm 2inch, C(Camouflage)
(2) ジグ
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
09-20170714.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北メバリング釣行 ~良型を求めて直リグ投入~ 

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 まだ梅雨明けしていないというのに、この暑さはなんだ。吹き抜ける風のお陰で、辛うじてエアコンのリモコンに手を伸ばさなくて良いものの、世間では既に35度を超える猛暑日を記録していて、本格的な夏を目前にして早くも憂鬱になる。くそ暑い中、ジンジャーエールを飲みながら、チニング用の直リグの準備に取り掛かる。ナスおもり2袋分の計18個の直リグを一気に準備する。マニキュアを綺麗に塗って乾燥させ、スプリットリングとフックを取り付けて、第一段階は完成。


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 事前に作っておいたラバーを取り付ければ、これで完成。根掛かり必死のチニングゲームにおいては、ルアーの消耗との戦いになることも多々あり、ルアーの手持ちが少ないと心許なくなってしまうが、これだけあれば安心して厳しいポイントを攻めることが出来る。


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 以前は綺麗にケースに並べていたものの、最近は何とも雑であるが円筒形のプラケースにそのまま投入している。ご察しの良い方ならお気づきかも知れないが、このプラケースは元々焼酎が入っていたもの。意外にも使い勝手が良いので重宝している。


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 新たに和歌山ラーメン探訪を目論むも、早朝からコインランドリーに走ったり、直リグを作成したり、掃除をしたり、釣り具のメンテナンスをしているうちに時間が無くなってしまい、ここ最近、もっぱら頻度が高くなりつつある最寄りの和歌山中華そば店へ。清涼感溢れる大量の青葱と、濃厚でキレのある豚骨醤油スープが秀逸で、更には低加水ストレート細麺が絶妙に絡むから堪らない。評価すべきは、大ぶりの叉焼が3枚埋まっていて、その下には歯応え抜群の太いメンマが7~8本も控えている。スープを飲み干す最後の最後まで、骨粉の沈殿を確認するまで、青葱が弾けて存在感を放ち、塩分過多を気にしつつも飽きることは無い。これで700円であれば大満足である。

中華そば まるだい(○大)
 住所:和歌山県和歌山市西浜3-7-58
 電話:073-447-3100
 営業:11:00~21:00
 休み:水曜日


 今日の潮回りは大潮2日目。満潮からの下げっぱなに狙いを定めて、午後7時頃にポイントに到着。先日の神戸港でのチニング釣行の際に、普段のライトリグの釣りでは、飛距離の問題で十分に攻め切れていないポイントで外道ではあるものの良型のカサゴを捉えることが出来たことから、ここ和歌山下津でも同様のことが言えるのでは無いかと考えて、直リグを投入することとする。もしかすると、チヌのバイトを捉えることが出来るかも知れないとの期待もある。


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 直リグにガルプ・サンドワームの最強の組み合わせで挑む。消波ブロックが絡み、底には大きめの石がゴロゴロと転がっているポイント。潮の当たりも良く、良型が潜んでいるのは間違いないが、根掛かり必死のポイントでもあるので適切なロッドワークと集中力が要求される。やぶ蚊に邪魔されないように、事前に念入りに虫よけスプレーを体中に振りかけて、いざ開始。直リグを追い風に乗せて遠投する。案の定、ラインから底に沈むゴツゴツとした石の感触が伝わってくる。一定の速度を保ちながら、直リグが何らかに引っ掛かり動きが止まってしまえば、ラインテンションを緩めつつ、ロッドティップを軽く揺さぶって障害物を回避する。数投目・・・ヌッ・・・っとした違和感。一定の速度を保つと、フワッと浮くような感触。まだ喰わない。更にロッドティップを小刻みに揺すって誘いを入れると、クン・・・とバイト。ラインテンションを保ちつつ、リールのハンドルを少し早く巻くと、ジワリと重量感。即座にラインを巻き取ったうえでフッキングを入れると、ジャジャジャジャ・・・っとドラグが鳴り、そしてロッドが曲がる。程なくして上がってきたのは、20㎝を超える良型のカサゴ。狙いは的中した。


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 狙いが的中したかと思いきや、クロー系のワームが口に挟まった状態の欲張りなカサゴが釣れることもある。


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 根掛かりと格闘しつつも、それでも尚、厳しいポイントを中心に探っていく。結構な頻度で根掛かってしまい、状態が悪ければラインブレイクに見舞われてしまい、消耗戦に突入しそうな勢いである。更には精神的なダメージも加わって、忍耐の”釣り道”の気配も漂いつつも、密かに大物に期待して、寸でのところで耐えながら釣りを続けていく。チヌでも掛かれば、一気に気持ちが晴れやかになるようなものの、苦労して捉えたバイトが小型のカサゴとなると、心折れそうになる。途中、ライトリグのタックルに持ち替えて、ジグヘッドで手前の被覆石付近を誘うも、何故か今日はカサゴがお留守なのか反応が無い。


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 気が付けば午後8時前である。根掛かりが少ない方向に直リグを投じても、当然ながら魚からの反応は無い。意を決して、根掛かり覚悟で直リグを投じていく。ラインテンションをコントロールしながら、障害物を回避しつつ、魚を誘う。ツッ・・・・っと触れるようなバイト。ジグが石に接触した時のコツッとは明らかに違う。ロッドを立てて、直リグをスーと動かす。直リグが底を切って浮いているような感触。ラインを巻き取り、一気にフッキングを入れると、ズシッとした重量感。ドラグがジャジャジャ・・・っと鳴る。魚が根に入らないように、ロッドパワーを活かして一気に浮かして、そしてランディング。20㎝ほどの良型のカサゴ。直リグの効果を確認したところで、更には費用対効果が悪すぎるため、このポイントを切り上げて、別のポイントを回り、ジグヘッドで5匹のカサゴを追加して、午後10時前を持って精根尽きて納竿とした。


 今回は、直リグで良型のカサゴを狙って釣ることが出来るかどうかを試したが、結果としては、一定の成果があったと思う。冬場に良型が多く接岸する時には、今まで捉えきれなかった更なる良型が期待出来る。ただし、直リグに使用しているフックがチヌ用のショートシャンク・太軸と言うことも関係しているのか、大きくフッキングを入れたにも関わらず、うまくフッキングしておらず、魚を手に取った瞬間にフックがポロリと外れたり、やりとりをしている最中にラインテンションが緩んでバラすこともあったので、チニング用の直リグの準用には限界があるとこが分かったのは、ひとつの収穫であった。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年7月8(土)午後7時~午後10時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:曇り、気温:27度、水温:21.8度
 ポイント:和歌山下津等
 釣果:計10匹(カサゴ10匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) 直リグ用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo,#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
 ・Gulp SW Sandworm 2inch, C(Camouflage)
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2) ジグヘッド
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
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神明間チニング釣行 ~神戸港で初のチヌ狙い~ 

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 窓を開け放ち、南側から潮風を乗せて揺らぐ風を感じながら、チニング用のジグに取り付けるラバーを黙々と作成する。今回はジャッカルのタイラバ用のラバーを2種類購入した。ハヤブサのラバーよりも厚みがある。上手くいけば合計24個のチニング用のラバーを作ることが出来るが、途中の作業を失敗してしまい、やや数が減って結果は合計21個。それでも1個25円ほどで出来るので、随分と安上がりである。これに自作の直リグを装着しても、合計で1個100円以下で出来るので、根掛かり必死のチニングゲームにおいては、この安さが攻めの強さに結び付き、更には釣果にも結び付くはず。

 潮周りを確認すると新月後の小潮2日目。昼間は干満の差が乏しく、夜になると躍動するように潮が動く。午後9時頃から潮が動き出すと考えて、午後9時過ぎに神戸港に到着する。風呂上がりに涼むには最適で、潮風が吹いて気持ちが良い。


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 神戸港では初めてのチニング。巷の情報によれば、チニングゲームが最盛期を迎えているとのことで、否が応でも期待は高まる。まずは自作の直リグに、反則技に等しいがガルプのサンドワームをセットして釣りを開始する。潮が動き始めている。上げ潮が突堤を回り込んで、潮がヨレていると思しき場所。ジグを遠投して、突堤の基礎部分を掠めるようにトレースする。普段はライトリグで攻めている馴染みのポイントであるが、リグの重量が増すと、遠投が可能となり今更ながら新鮮味を感じる。2投目。ロッドを立てて、底の状態を確認しながらリールのハンドルを回す。ジグが柔らかい砂底から、突堤の基礎部分に達する。シンカーが石に接触するゴツゴツとした感触を感じながら、ロッドを軽く揺さぶりながら、そして微妙に速度を変えながら魚を誘う。フッと何かに触れるような違和感。そしてジワリと重量が増し、グググッと魚信。少しためてから、フッキングを入れると、ガツンっと衝撃が走り、ロッドが大きく曲がり、ドラグが唸る。ガツガツガツっと魚の動きが伝わり、良型を予感する。左手でランディングネットを準備しながら、ラインテンションが抜けないように細心の注意を払いながらポンピングで寄せる。ギラリと銀鱗が翻ると予想していただけに、モソッと浮上する魚を見て驚いた。強烈な引きと重量感に、すっかりチヌかと勘違いしていたが、良型のカサゴである。ネットを使用せず、ロッドの弾力を活かして引き抜く。27㎝のカサゴ。


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 口の中を覗き込むと、捕食した直後であろうか、カニの姿が見える。


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 場所を変えながらジグを投じていく。何度かバイトがあるも、ジグとワームにボリュームがあるため、小型の魚は乗らない。潮の流れがあり、尚且つ護岸へ向かって駆け上がりになっていて、冬場になると良型のカサゴと出会える場所。チヌを狙いながらも、ついついカサゴ狙いのポイントを攻めてしまう。和歌山のチニングでは、河川の河口部での汽水域での釣行がメインとなっており、外道と言えばエイかフグで、ヘタすれば実に呆気なく坊主にて撃沈するが、神戸港でのチニングでは完全なる海水域であるので、外道と言えども気が抜けない。ジグを遠投して、駆け上がり部分を斜めに上るように、底の状態を確認しながら魚を誘う。クッ・・・グググ・・・。ラインを巻き取り、一気にフッキングを入れるとロッドが大きく曲がる。掛けた瞬間の魚の動きから、本命では無いことは分かっているが、重量感からして良型であることは想像が出来る。20㎝を超えるカサゴ。実は、昨夜での釣行では、主にメバルを狙いながらも、カサゴの様子も探っていたが、何故か護岸沿いにはカサゴの姿は皆無であり、どうしたことかと不思議に思っていたが、深場の駆け上がりに、しっかりと良型のカサゴが付いていることが、今日になって分かり、これは大きな収穫となる。


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 場所を変えながらチヌが居着きそうな場所を予想しながらあジグを投じていく。幾度となく小さなバイトを感知するが、フッキングには至らない。潮がヨレるポイントにジグを投じる。ロッドを軽く揺さぶりながら魚を誘うと、トンッ・・・と叩くようなバイトの後にジワリと重量感が増す。即座にフッキングを入れる。良型のカサゴ。この場所にはチヌは居ないのか?それともジグを投げている場所が悪いのか?


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 水深が少し浅い場所に移動する。ジグを遠投して、緩慢なストップ&ゴーで魚を誘う。丁寧に丁寧にリールのハンドルを回す。クッ・・・と違和感。カサゴの前アタリのような感じもする。そのままラインテンションを保ちながら、ロッドティップを意識してジグを小さく動かすと、スッと重量感が消える。ラインを巻き取り、ラインテンションを掛けるとジワリとロッドに重量感。素早くフッキングを入れると、反動でグンッとロッドが振動して、そしてラインが張り詰めて、ジャジャジャジャァァァ・・・っとドラグが唸る。魚の動きをしっかりと受け止めながら、左手でランディングネットの準備をする。今回の引きはカサゴでは無い。幾度となく突っ込む引きを楽しみながら丁寧に寄せる。ランディングネットに収まったのはキビレ35㎝。潮風が気持ち良く吹き抜ける。その後、更なる釣果を求めてロッドを振るが、カサゴの反応すらなく納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年7月1日(土)午後9時15分~午後10時45分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:曇り、気温:27度、水温:23.9度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(キビレ1匹(35cm)、カサゴ3匹(最大27cm))(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL, Waver Shrimp 2.8inch, Sexy FUNAMUSHI
 ・JACKALL, Baby Dragon 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・Jackson, ちぬころクロー 1.7inch, 海苔グリーン
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)
 ・直リグ(茄子おもり1.5号, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
07-20170701.png

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神戸・明石間メバリング釣行 ~鈍色曇天ジメジメ釣行~ 

 梅雨らしい天気と盛夏のような天気が交錯して、季節感を見失う今日この頃。雨が降り、濁りが入ったタイミングを見計らって、幾度となくチニング釣行を繰り返すも、結果はうなだれて撃沈するばかり。何度もバイトがあるのに乗らなかったり、苦労の末にロッドを曲げてもフッキングが甘くて痛恨のバラシに見舞われたり。昨年の今頃の釣果を確認すると、かなり苦戦しているものの、それなりの釣果もあった。自然を相手にしていると思い通りにならないことの方が多い。

 週末になれば用事があり和歌山で悶々と過ごすが、ようやくのことで落ち着いたこともあり、久しぶりに神戸に戻る。六甲山には鈍色の分厚い雲と言うよりか、巨大な壁のような雲が覆い被さり、頭上を全て覆い尽くし、雨粒を落とす準備は万端のようで、ジトリと粘り気のある空気に包まれている。天気予報を確認すると、深夜の時間帯に傘のマークが綺麗に並んでいる。潮が動き始めるタイミングを見計らい、神戸港へと車を走らせる。雨が本降りになると撤収せざるを得ないが、傘マークまでは2時間ほどある。午後8時過ぎ、釣りを開始する。釣り人の姿がちらほら見える。


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 ここ最近の荒天のせいか、海面には漂着ゴミが至る所に浮いている。ゴミを避けながらジグヘッドを投じていく。ここ最近の傾向を完全に見失っていることもあり、中層から底まで幅広く探りを入れる。護岸沿いにジグヘッドを投じて、ラインテンションを保ちつつ、カーブフォールで落とし込んでから、ロッドを立ててジワリとリーリングを開始するとメバルらしきバイトを感知する。再度、ジグヘッドを投じて、今度はラインテンションを保たずに、ストンっと真下に落とす。ジグヘッドが底を捉える直前のタイミングで、ラインを回収して僅かにラインテンションを掛けると、クンッとバイトのような違和感。即座にロッドを立ててティップに負荷を掛けると、グググっと躍動感。ラインの動きを見て、即座にメバルであることを確信する。小さいながらも、開始早々にメバルを見ることが出来たことで気持ちが高揚する。続けざまにカサゴを追加して、期待は高まる。


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 海面がピチピチと賑わっていて個所を発見して、幾度となくジグヘッドを投じるが、ツッと微細なバイトはあるものの、これをフッキングに持ち込むだけの技術が無い。これに固執しないようにして、場所を移動しながら、ジグヘッドを投じていく。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、真下にストンと落としてから、ラインテンションを掛けつつジワジワと中層まで上げてくると、ツッ・・・っと微細なバイトの後に、クンッと明確なバイト。ロッドティップが自動的に魚の顎を捉える。ラインの躍動感がメバルであることを教えてくれる。メバルが中層に浮いていると判断して、ジグヘッドを軽くして表層から中層付近を重点的に狙ってみるが、時を同じくして風が強くなり、ラインコントロールが思うようにならないことも重なって、なかなか後が続かない。相変わらず、小型のメバルと思しき怪しげな、ジワッともたれる様なバイトがあるも上手く乗せることが出来ない。この瞬間にラインテンションを抜いて、バイトの間を与えてみても乗せることが出来ない。メバルが居着いている潮当たりの良い場所に移動して、数を一気に伸ばしてやろうと意気込むもラインブレイク数回の後に撃沈。傾向が掴めないままに時間はズルズルと過ぎる。今のところ、雨粒は落ちずに、何とか鼠色の状態で空に留まっていてくれる。


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 過去にメバルを何度も掛けているポイント。護岸沿いにジグヘッドを慎重に投じて、表層、中層、底層と順番に探るが反応が無い。この場所で魚が釣れないということに疑問を感じて、別の場所を回ってから、再度、しつこく攻めることに。ジグヘッドを投じてから、中層をジワジワと一定の速度で進めると、ジグヘッドがジワリと重くなるような違和感の後に、カンッと明確なバイト。カサゴのようなバイトであるが、カサゴが喰ってくるようなレンジではない。魚の躍動感はメバルのそれとは異なっている。頭に疑問符を並べながら、ラインテンションを保ちつつ丁寧に寄せる。姿を現したのは、この場所では珍しいクロソイ。貫禄がある。

 その後、歩き回りながらジグヘッドを投じるも、明確なバイトは無く、明らかに潮の動きが緩慢となり、敢え無く納竿とした。久しぶりの神戸港も、そうそう甘くは無かった。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月30日(金)午後8時15分~午後10時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:曇り、気温:26度、水温:23度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(メバル2匹、クロソイ1匹、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山紀北チニング釣行 ~バイト多数、そして貧釣~ 


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 早朝から洗車に精を出し、そして空腹に気が付いて無性に美味いラーメン方向に心が揺らぐ。醤油系ラーメンの中では圧倒的な美味さを誇る土屋商店に狙いを定めて、開店時刻を少し回った午前11時過ぎに到着するも、何たることか時既に遅し、そこで目の当たりにしたのは長蛇の列。陽射しが強く、暑さとの戦いになりそうでもあるので、素早く方向転換をして最寄りの別のお店へ。こちらは濃厚な豚骨醤油が売りである。その証であるように、器の底には骨粉が沈殿している。また、濃厚で甘みが強い湯浅醤油を使用しており、濃厚さに深みを醸している。麺を硬めに茹でて頂き、そしてツルツルのストレート麺を一気に啜ると、週末の心の充足を実感するのである。硬めの替え玉を追加して、スープを飲み干して、満腹にて店を後にした。その後、釣具店にて消耗品を補充して、穏やかな昼下がりを過ごす。念のため、釣り場を確認してみると、チヌとキビレの姿を多数確認できる。大型の後ろには、キビレの稚魚がワラワラと泳いでいる。エイの姿は随分と減っている。


 干潮からの下げっぱなに狙いを定めて、午後8時から釣りを開始する。時折、風が吹くが支障は無さそうである。自作の直リグを結び、潮流に対してアップクロスに投じていく。ロッドを立てて、ラインテンションを保ちつつ、底の凸凹を感じながら、リールのハンドルを丁寧に回す。薄い雲の隙間から星の瞬きが見える。今日もこうして釣りが出来ることに感謝しつつ、潮風を感じながら進む。怪しげなバイトはあるも、ワームを突いているだけで、フッキングには至らない。


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 10歩移動してはジグを投じて、10歩移動してはジグを投じる。護岸に対して、30度、45度、60度ぐらいの角度でジグを投じて、ポイントを刻む。大型のチヌにある、ジグの抵抗が無くなり、圧倒的な重量感でラインが張り詰めるような、そんなバイトは無く、コツコツコツッ・・・とか、カカンッ・・・・とか、クンッ・・・・とか、心は踊るけれども、ロッドを根元から締め付けるような、そんな予感がする心躍る痛烈なバイトは無い。頻繁に続く怪しげなバイトの位置から、普段より、魚は岸から離れた場所に居ることを知る。ジグを投じる角度を45度に固定して、次々に投じていく。カツッ・・・グググ・・・・明確なバイトに鋭いフッキングを入れると、一瞬、抜けたかと思うような無抵抗感。リールのハンドルを素早く回して、魚の動きに追いつくと、硬めのロッドが少しだけ曲がっている。静寂に水面が白く割れて、白濁して、ロッドが絞り込まれ、ランディングネットに収めるというような、一連の動作は無く、魚を呆気なく抜きあげて終了。体高が立派なキビレ。

 いよいよ潮が効きだして状況が好転しそうな兆しではあるが、同じくして風が強くなりラインの操作が厄介になってきている。粘り強く、風に立ち向かいながらジグを投じては魚を誘う。コツ・・・グググ・・・ドラグが悲鳴を上げるがフッキングに至らず。その後も怪しげなバイトが頻発するも釣果には繋がらず。突如、猛烈な腹痛に見舞われ、あわや大噴火の惨事をギリギリで耐え抜いて、トイレのドアを勢いよく開けてしゃがみ天を仰ぐ。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月18日(日)午後8時~午後9時30分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:曇り、気温:22度、南の風
 ポイント:和歌川
 釣果:計1匹(キビレ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL, Waver Shrimp 2.8inch, Sexy FUNAMUSHI
 ・JACKALL, Baby Dragon 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・Jackson, ちぬころクロー 1.7inch, 海苔グリーン
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら
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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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