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和歌山紀北メバリング釣行 ~オリンピックの感動の合間に~ 

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 未だ朝夕は冷え込みが強いものの、差し込む陽射しは随分と温かく、ジワジワと春の気配が漂っている。気が付けば冬季オリンピックも残すところ数日に迫り、これまでに数々の感動が生まれては、その都度、画面に食い入っては涙腺が緩んだりして、後に眠りに就くという実に幸せな日々を過ごしている。今日もリアルタイムの感動を逃すまいとテレビに齧りつく予定であったが、夕暮れ時の天気を確認すると珍しく微風とのこと。潮周り的にはイマイチではあるが、穏やかな夕日を浴びながら釣りをするのも悪くない。カーリング女子の3位決定戦までに戻ってくる計画で、珈琲を淹れてから車を走らせる。気がはやり過ぎて、まだ時合には早すぎる午後5時に到着してしまう。ブラックサンダーを齧り、珈琲を啜り、緩やかな時間を楽しむ。


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 陽が落ちてマヅメ時に迫りつつあるが、潮が低くて、尚且つ潮止まりに近いこともあって、魚の活性は低い。プラス・マイナス=ゼロの状態。ジグヘッドを投じてから、底を捉えた後に、ロッドを立ててラインテンションを感じながら丁寧に誘う。触れるような繊細なバイトを何度か感知するが、魚が小さいのか、うまくフッキングに持ち込むことが出来ない。反応が悪いとより厳しいラインを攻め立てることになるが、これが消耗戦への入り口でもあり、モノだけでなく時間も浪費する持久戦への入り口でもある。潮が高ければ、きっと活性がグイグイあがっているに違いないが、呆気なく時間が過ぎて、さすがに坊主を覚悟したその瞬間、ツッ・・・と怪しげなバイト。2秒ほどためてからフッキングを入れると、クンクンっとカサゴの躍動感。ちょっと小さいが貴重な1匹。


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 きっかけを掴んだかと思いきや甘い。相変わらず魚の反応は渋く、色々な方向にジグヘッドを投じては、ボトム付近を執拗に攻めたり、駆け上がりを斜めに舐めたり、護岸沿いの海藻エリアを誘ったり。既に3個もジグヘッドを無くしてしまい、費用対効果は猛烈に悪く、心を保つことが難しくなってきている。捨石の法面の中層付近をノーアクションで誘ってみる。クッ・・・っとバイト。ソリッドティップが入ると同時に手首を返してフッキング。気持ちの良い引きを堪能する。カサゴにしては躍動感に溢れているなと思いきやメバルである。久しぶりのメバルを見て、暗闇の中で少しだけ握りこぶしを突き上げる。未だ和歌山でのメバルの居場所を掴めておらず、この1匹は嬉しい。


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 遂に流れに乗れるかと思いつつ、勢いよくロッドを振ると、ブルブルとラインの放出が怪しげである。ヘッドライトを灯してリールを確認すると、スプールエッジに激しいピョン吉を発見する。しかも重症である。フロートリグの雰囲気では無いが、止む無く、別途用意しておいたタックルに持ち替えて、フロートリグの釣りを展開するも、すでに気持ちがジグヘッドの方向にあるので、全く気合が入らない。元のタックルとスプールを入れ替えて、再度ジグヘッドの釣りを開始する。釣りをしている時間と、モソモソと作業をしている時間がほぼ同じぐらいであり、実に効率が悪い。せっかくの楽しい釣りなのに、気持ちがケバ立っているのが分かる。小さなバイトを何度か逃した後に、ようやくのことでフッキングに成功する。またもや可愛らしいサイズであるが、釣れないよりマシであろうと、自分を慰めつつ納竿とした。山から滑り降りてきた湿った空気が心地良い。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年2月24日(土)午後5時00分~午後7時15分
 潮回り:小潮、下げ
 天気:晴れ、気温:11.6度→8.9度、水温:10.1度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計3匹(メバル1匹、カサゴ2匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) フロートリグ用
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ バランサーヘッド0.2g
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
05-20180224.png
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和歌山中華そば探訪(71) ~ラーメン幕末 海南店~ 

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 海南市まで少しだけ足を延ばし、本日のランチはこちら。国道26号沿いに立地していて、利便性が良いこともあって、普段から賑わっている。特に昼時は混雑していることが多い。

ラーメン幕末 海南店
 和歌山県海南市藤白187-1
 電話:073-460-3835
 営業:11:00~23:30
 休み:なし
 駐車場:あり


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 扉を開けると、店員の方々が威勢よく迎えてくれる。店内はテーブル席とカウンター席があり、広々としていて、隅々まで整理整頓が行き届き、清潔感がある。


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 4種類の定番のラーメンに、複数のトッピングを組み合わせることが出来る。これ以外にも、季節限定で様々なラーメンがお目見えする。メニューを見ながらラーメンを選んでいる最中にも、店員の方々がこちらの動きをしっかりと観察していて、アイコンタクト一発で注文を取りに来てくれる。


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 「豚骨ラーメン、チャーシュー大盛」930円也。まずは蓮華で、乳白色のスープを啜る。控えめで柔らかい豚骨の香りが漂い、暫くしてエッヂの効いた塩味が舌に染み込んでくる。奥深くに鶏ガラの存在があるせいか、また野菜がしっかりと使用されているせいか、非常に優しいスープである。味が物足りなければ、トッピングした高菜をスープに混ぜてしまえば、ピリ辛の引き締まった味に変化する。卓上の壺に、高菜と紅生姜があり、好みで自由にトッピング出来るので有難い。


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 麺を引っ張り出すと、白くてつやつやしている。スープを絡めながら啜ると、滑らかに滑り込み、噛み締めると程よく柔らかくてモチモチしていて、スープの味が拡散した後に時間差で麺の味が広がる。以前に麺を大盛にして、結果、満腹になり過ぎて仕事に支障を来した経験があるので、今回は替え玉はしない。


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 お次は叉焼。脂身は少な目であるものの、持ち上げると柔らかすぎてホロホロと崩れてしまう。大ぶりなこの叉焼を一気に口に頬張ると、豚の野性味は限りなく排除されていて、ほんのりと赤身から豚肉を感じることが出来る。追随して脂身がジュワリと溶け出して、口の中で拡散する。塩味や醤油の味は感じられない。


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 この分厚さが堪らない。脂身が絶妙なバランスで配置されている。確かに美味いが、2枚目にして早くも胸焼けをしている。根性なしと言うか、胃腸弱すぎである。


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 替玉せずとも満腹で、今回は無念ながらに叉焼を1枚残してしまったので、替玉を3玉なんて未知の領域である。


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 左上には10玉の文字。凄すぎる。

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店名:ラーメン幕末 海南店
「豚骨ラーメン、チャーシュー大盛」
 ◇お値段:930円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、モヤシ、高菜
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:塩味クッキリ豚骨
 ◇叉焼:厚い豚バラ叉焼5枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:満腹なるも何故か心満たされず
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山中華そば探訪(70) ~屋台市場まる亀~ 

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 ファミレスや車のディーラー等の照明が眩い大浦街道沿いに、照明だけは負けじと煌々と輝いている目的のお店を発見。夜間しか営業していない。店舗横の路側帯に車を停めて、暖簾と言うか、すだれのようなボロボロの青のビニールシートををくぐる。

屋台市場まる亀
 和歌山県和歌山市湊448
 電話:073-432-1062
 営業:17:00~翌3:00
 休み:火曜日
 駐車場:なし(道路沿いに辛うじて駐車可)


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 まだ客は居ないが、真ん中のテーブル席には予約が入っているとのこと。店のおばちゃんが煙草をプカプカと吹かして出迎えてくれる。煙草を吸わない自分にとっては、既に最悪の状態であるが、隙間風が勢いよく抜けてくれるので、何とか耐えることが出来る。当然、この季節、足元は非常に冷たい。


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 チャーシューメンにするか悩むも、お勧めの”もつラーメン”を注文する。


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 「もつラーメン」、800円也。写真では、そのボリューム感を十分に表現出来ていないものの、実物は圧倒的な迫力がある。いつものように蓮華を手に取り、そしてスープを啜る。塩分強めの味噌が広がり、時間差でピリリと辛みが攻めてくる。スープの温度が猛烈に熱く、早々に舌に火傷を負う。大量の白菜や玉葱などが器の表面を完全に覆い尽くしていて、それらを割箸で摘み上げては、次々に口の中に放り込むも、なかなか減らない。太くて瑞々しいメンマは、こちらもスープに攻められて塩味たっぷりである。


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 大量の野菜を掻き分けてから、麺を引っ張り出す。一瞬、インスタントラーメンかと思ったが、気のせいであった。熱々のスープに浸かり、大量の野菜で蓋をされていたせいか、麺は柔らかめ。当然ながら濃厚なスープが絡んで、熱いし辛い。フハフハ息を吹きかけて冷ましながら、額に汗を滲ませながら、気が付けば鼻水を垂らしながら、舌がビリビリと火傷と辛さで痺れながら、黙々と口に運ぶ。食べても食べても減らない。


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 そういえば”もつラーメン”であったのを思い出し、”もつ”を捜索すると、実に可愛らしげな小さな”もつ”を発見する。蓮華に乗せてみるとプルプルと震えちゃったりするが、実は主役の”もつ”を3個集めてこの分量。野菜のボリューム感とのギャップに萌えそうになる。いや萌えない。結局、野菜:もつ=95:5と言う、実にキビシイ現実を目の当たりにする。昨今の人件費や食材等の高騰による、スモールチェンジグを舌で感じつつも、野菜たちのお陰で腹がパンパンに膨れ上がったところで、スープを飲み干すことが出来ずに箸を置いた。

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店名:屋台市場まる亀
「もつラーメン」
 ◇お値段:800円
 ◇トッピング:白菜、玉葱、ネギ、モツ、メンマ
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:あわせ辛味噌
 ◇叉焼:モツ
 ◇満足度:★★☆☆☆
 ◇その他:満腹なるも何故か心満たされず
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山中華そば探訪(69) ~かわせ天王~ 

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 本日はこちらへ。食べログでの評価はやや高く、”癖になる味”とか”中毒性がある”等と概ね好意的なコメントが目立つものの、”癖のある店”との言葉がお決まりのように記されているので、今まで足が向かなかった。近場の中華そば店をほとんど制覇してしまっていて、尚且つ和歌山の飲食店の多くは、きっぱりと日曜日を定休日としているところが多く、より選択肢の幅が狭まってしまい、これも何かの縁であろうと思い、意を決して世間の評価を確かめるべく、扉を引く。

かわせ天王
 和歌山県和歌山市中之島525
 電話:073-433-9215
 営業:17:30~21:30
 休み:木曜日
 駐車場:店舗近くに2台


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 店に入るなり、ハチの張った丸刈りの親父さんが”何する?”と言ったかと思いきや、間髪入れずに”初めてか?”と。壁に張ってある紙切れを顎で指し示す。数秒考えた後に”特製ちょうだい”っと言うと、”シングルか?”と。再び壁側を振り返って、紙に書かれている赤文字のカタカナを良く見ると、”トクセイ・・・・・グル”とあるが、”・・・・・”の部分は”シン”であることが判明する。”じゃぁシングルでお願い”っと言って席に着く。店内には既に4名が席についているが、いずれも常連客のようで誰一人として言葉を発せず、ただただ前方を凝視している。火にかかった鍋から、ふつふつと小さな音が聞こえるが、これ以外には何も音が聞こえない。これほどまでに無音の中華そば店は初めてである。

 静寂の空間がより拍車をかけるのか、親父さんのせっかちそうな動きが余計に際立っている。ただし、よくよく観察をしていると、親父さんの動きは確かに慌ただしくせっかちであるが、素人目に見ても全体の流れに無駄があり、明らかに要領が悪いのが分かる。厨房が狭いから、しようが無いのかも知れないが。ふと親父さんの手元を見ると、小さなスプーンで白い粉を掬っては、何杯も器に投入している。どうやら化学調味料のようだ。更に親父さんの動きは加速する。大量の麺を一度に湯切りしようと、片手に持った平ザルに大量の麺を重ねていくが、あまりの重量に片手がプルプルと震えている。今にもザルを落としてしまいそうな危うい状態であるが、何とかそれを耐え忍んで、各器に麺の投入を終える。ザルには未だ大量の麺が引っ付いていて、ザルからぶら下がっている。一瞬、迷いがある動きであったが、ザルに麺がぶら下がったまま、ザル置き場にエイッとザルを置くと、色々なところに麺が散らばって引っ掛かり、至る所で麺がブラブラとぶら下がっている。


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 「特製中華そばシングル」750円也。まずは蓮華で・・・っと蓮華を探すが、この店に蓮華は無い。器を持ち上げてスープを啜ると、豚肉の香りとともに醤油と化学調味料の味が前面に出てくる。確かに分かりやすい美味さである。スープの温度はとても高く、塩分は強めである。


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 豚肉を掻き分けて、麺を引っ張りだす。太麺のストレートである。麺を啜ると言うより、割箸で麺を口の中に送り込んで、そして噛み締めると、程よく芯が残り歯応え十分であるが、喉に麺が残るのでしっかりと噛む必要がある。太麺に負けじと醤油と化学調味料が効いたスープが絡んでくる。麺を啜りつつ、青葱を間に入れて、そして豚肉を齧る。醤油ベースのスープで煮込んだ豚肉は、肉本来の味がして普通に美味いが、それ以上では無い。

 このお店、勘定をする際にも独特である。器の横に代金を置いていくのだが、釣銭が必要な場合は、カウンターの端にあらかじめ置いてあるトレイの中から、各自が必要な釣銭を取っていくようになっている。更に店内での撮影はダメらしく、”写真撮らんといて、ラーメンはええけど”とのこと。世間の評価が高い理由が分からん。

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店名:かわせ天王
「特製中華そばシングル」
 ◇お値段:750円
 ◇トッピング:豚肉、青葱
 ◇麺:太麺ストレート
 ◇スープ:化学調味料ベースのうっすら豚骨醤油
 ◇叉焼:豚バラ肉
 ◇満足度:★★☆☆☆
 ◇その他:食べログの高評価が理解できぬ
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山紀北メバリング釣行 ~ビタミンCを補充して~ 

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 道路沿いにある産地直送の農産物を取り扱うお店を覗くと、華やかな橙色で賑わっている。ここ最近になり、デコポンや清見が並び出した。この時期が楽しみでしようがない。スーパーなどでは値段が高すぎて購入を躊躇するデコポンであるが、柑橘類を多く生産する和歌山では、お店によってはデコポン1個が50円~100円で販売されている。少し見た目が悪い場合があるものの、分厚い皮に守られているので中身は何ら問題なく、大粒の実を頬張ると、完熟した橙色の実からは、強い甘みと酸味が高いレベルで調和した果汁が弾けてほとばしる。デコポンを食べ始めると、他の柑橘類が物足りなくなってしまう。1日に2個~3個のデコポンを頬張り、ビタミン不足を補う日々である。部屋中に爽やかな香りが漂う。


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 ここ最近のお気に入りの「今心」。濃厚な豚骨醤油のスープと細麺との相性が絶妙で、少し厚めに切られた叉焼は、脂身が程よくジューシーで輪郭のしっかりとした生醤油らしき塩味が秀逸である。


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 並んでお気に入りなのが「しま彰」。超濃厚な豚骨醤油のスープが堪らない。スープが少な目なので、麺を増やしてしまうと、まるでつけ麺状態になってしまうのが唯一の不満であるが、濃厚な豚骨醤油のスープが硬めの細麺にしっかりと纏わりついて、甘い脂身の叉焼を噛み締めると、ジワジワと肉の旨みが溢れだして、追随して醤油が攻めてきて、尖がったそれぞれの素材が見事に調和しているなと感心する。「しま彰」と「今心」、非常に方向性が似ているが、同じ系列なのだろうか。有りがちな器ではあるが、器まで一緒なのは怪しい。器の底に残る骨粉の具合もよく似ている。ちなみに、「うらしま」と「しま彰」は師弟関係にあるとか。


 さて、久しぶりの釣行である。寒いから、風が強いからと言い訳していては、春になるまで釣りなど出来ん、と意を決して車を走らせる。昼間に、ナンバープレートやフロントグリルを外してまで、徹底的に洗車をして、更には丁寧にワックスをかけたこともあり、清々しい気分でハンドルを握る。


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 現地に到着すると、天気予報とは異なる方向から風が吹いている。練りに練って風裏のポイントを選んだつもりがモロに横風である。場所を変えようかと考えるも、夕暮れ間近であり、今の時間帯の移動は非常にリスクを伴うことから、フロートリグとジグヘッドリグの二本立てで釣り場に立つ。まだ数投しかしていない開始早々に、猛烈な腹痛に見舞われてしまい、近くのコンビニまで行こうかと悩むも、田舎なので少なくとも往復に30分を費やすことになるので逡巡する。便意は急激に高まり、3分と持たない危険な状態になる。止む無く、気温7度の中で、尻を全開にして被覆ブロックの合間に物を落とし込んで、事なきを得る。尻が極度に冷えてしまい、凍ケツする寸前で無事に格納することに成功した。

 これで落ち着いて釣りが出来る。まずは深場からの駆け上がりで捕食体制に入っているであろうメバルに照準を合わせて、フロートリグで広範囲に攻める。タダ巻きで一定レンジを丁寧に攻めたり、ストップ&ゴーで緩やかなカーブフォールを演じて誘ったりするも残念ながら反応は無い。ジグヘッドリグ用のロッドに持ち替えて、中層からボトム付近を探る。ロッドを立てて、リトリーブからのカーブフォールや、底付近でのシェイキングで誘う。ツッ・・・と乾いたバイトを感知する。素早く合わせを入れると、小型ながら待望のカサゴ。


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 久しくカルティバのメバル弾丸というジグヘッドを使用していなかったが、レンジキープ力に優れ、上方向の抵抗感が分かりやすく、特にシェイキングの際の操作性が秀逸であることを再確認する。目の前に広がる地形の特性上、底付近を攻めすぎると直ちに根掛かりに見舞われてしまうため、ジグヘッドが何かに接触した際の感触を頼りにして水深を把握しながら、底を少し切る上のレンジを中心に誘っていく。細軸の針が使用されたジグヘッドは、やはり繊細なバイトにも優位性がある。触れるような非常に小さなバイトであっても、鋭く振動が伝わるためフッキングのタイミングを逃すことは無い。2匹目のカサゴを追加。


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 カサゴが反応する大まかな位置を掴んだことから、そのトレースラインを集中的に攻める。セオリー通りであるが、被覆石の法尻付近である。テンポ良く、バイトを捉えていくが、いくら気を付けていても根掛かりは避けられず、リグを整えるために貴重な時間を浪費する。


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 ジグヘッドを2gに変えて広範囲に探る。風向きが変わり向かい風になり、飛距離が落ちるのに加えて、ジグヘッドの操作性が悪くなる。狙いたいレンジをトレースすることが難しくなり、同時にバイトを捉えることが出来なくなる。粘り強く、ジグヘッドを投じて、根掛かりをするかしないかのギリギリの深さまで落とし込んでから、底付近を探るが、ラインが撓んでしまいジグヘッドが浮き上がり、なかなか思い通りにはいかない。辛うじてカサゴを追加するも、完全に陽が落ちて、辺りが暗くなると、パタリとカサゴの反応が無くなってしまう。場所を移動しながら、目ぼしいポイントを攻めるも、更に風が強くなり、成す術無く納竿とした。


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 お店の方に聞いて初めて知ったのだが、デコポンは「清見とポンカンを掛け合わせて作られた品種」とのことである。凸部が特徴的なデコポンであるが、凸の有る無しで味は左右されないとのこと。でもついつい凸があるものを選んでしまう。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年2月3日(土)午後6時00分~午後7時15分
 潮回り:大潮、上げ
 天気:晴れ、気温:7度、水温:9.0度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計7匹(カサゴ7匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: VARIVAS Violente VLL-81-PT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) フロートリグ用
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ バランサーヘッド0.2g~0.3g
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g、2.0g
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、2.0g
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山中華そば探訪(68) ~サッポロ~ 

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 ここ和歌山は、言わずと知れた中華そば激戦区である。まるで勝負を挑んでいるかのように遥か遠く雪国サッポロの名を掲げて、外観からも見て取れるように長らく営業を続けておられるところを見れば、地元の方々から一定の評価を得ていることが分かる。数年前に北海道を訪れた際には、隙さえあればラーメンを啜ったが、どの店も工夫が凝らされていて、それぞれ非常に美味しかったので、少し期待が持てる。

サッポロ
和歌山県和歌山市畑屋敷端ノ丁9
 電話:073-433-2820
 営業:月~土 11:00~14:00、18:00~翌3:00(平日)、18:00~翌4:00(金・土)
    18:00~翌2:00(日曜、第3日曜日は休み)
 休み:曜日により営業時間が異なる
 駐車場:なし


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 厨房をL字に取り囲むようにしてカウンター席が配置されている。壁に貼り付けられているものが、いずれも年季を感じる。白いカウンターには、直接、マジックで注意事項やお勧などの文字が記されている。


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 ラーメンの味は3種類。いずれも豚骨ベースとのことなので、他の和歌山中華そば店との違いを比較しやすいように、しょうゆラーメンを注文することに。チャーシューメンを注文しようか一瞬悩むが、昨夜に食べた脂身たっぷり叉焼の後遺症がいまだに続いているので断念。


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 「しょうゆラーメン」680円也。モヤシを炒めた際の油の香ばしさが漂っている。まずは蓮華でスープを啜る。醤油と味噌の味がしっかりとしていて、豚骨の香りはあまり感じない。サッポロ一番味噌ラーメンの味に非常に良く似ている。分かりやすい味である。モヤシを炒めた際の油のお陰で、味にも奥行きが出ている。珍しく茹で玉子が乗っている。


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 やや太めのしっかりとした麺。あまり芯は無く、ほどほどにモチモチした食感。


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 お次は叉焼。見るからに脂身は皆無である。口の中に放り込んで噛み締めると、豚肉特有の野性味は無く、また脂身から溢れるジューシーさも無く、染み出てくる塩味も無く、完全に豚肉の旨味が抜けきったボソボソの状態である。少しエグミすらある。もしやこれでラーメンの出汁を取っているのでは無いかと思うほどの叉焼であったが、せめてもの救いは、今日に限ってチャーシューメンを注文しなかったと言うこと。


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 北海道ならではの表現なのかな。

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店名:サッポロ
「しょうゆラーメン」
 ◇お値段:680円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、蒲鉾、メンマ、モヤシ、ワカメ、茹で玉子
 ◇麺:中太麺ストレート
 ◇スープ:醤油(豚骨ベース)
 ◇叉焼:カスカスの味なし叉焼2枚
 ◇満足度:★★☆☆☆
 ◇その他:敢えてこのお店を選ぶ必要なし
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山中華そば探訪(67) ~中華そば丸田屋ぶらくり丁店~ 

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 今日も相変わらずの寒さで、こんな時は温かくて美味い中華そばを啜りたくなるもの。仕事を終えてから、夜遅い時間でも営業している”ぶらくり”にあるお店を目指す。こちらのお店、昼間は営業しておらず、なかなか訪れる機会が無く、今日は満を持して訪問できると嬉々としていたが、店内に入ると”昼の営業はじめました”の文字を発見。オイオイ。

中華そば丸田屋ぶらくり丁店
 住所:和歌山県和歌山市北新5-35-1
 電話:073-423-1245
 営業:11:00~翌3:00
 休み:年中無休
 駐車場:店舗横(川を挟んで)に数台


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 人気のあるお店なので混雑しているかと思いきや、思いのほかお客さんが少ない。カウンターの隅っこの席に腰かける。素早く注文を聞きに来てくれたので、反射的に”特製中華そば”を注文する。所謂、チャーシューメンである。お店の従業員の方々の立ち居振る舞いや従業員同士の言葉遣いからして、いかにも規律が整っている印象を受ける。


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 和歌山中華そばのお店らしく、中華そばの種類は潔いほどに少ない。


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 「特製中華そば」、800円也。まずは蓮華でスープを啜る。この一口目が、中華そばを美味いと思うか、または美味くないと思うかの非常に重要なものになるので、蓮華の中には決して青葱は浮かべず、スープのみを、精神を統一しつつ眉間に皺を寄せて、真剣な顔を通り越して、半分怒ったような顔でもって啜る。はたから見たら、マジすぎてきっとヤバイ。スープは見た目ほどに濃厚では無いものの、程よい豚骨の香りと、程良い塩分と、柔らかくトロリとした舌触りが気持ちよく、更に嚥下するとジワジワと美味さが広がり、時間差で控えめな野性味が鼻を抜ける。青葱もメンマも控えめである。


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 叉焼を掻き分けてから麺を引っ張り出して、そして豚骨スープを絡ませながら啜る。程良く芯があるモチモチの細麺を噛み締めると、豚骨の香りに負けない、力強い小麦の香りが広がる。スープの温度で麺が柔らかくなると、小麦の香りが弱くなってしまうので、前半戦に積極的に麺を啜る方が良いのかも知れない。


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 薄切りの豚バラ叉焼を口の中に放り込む。脂身が勝っているせいか、まずは脂身特有の香りが広がり、そしてじっくりと噛み締めると、ジュワジュワと甘くてコクのある脂が溢れだし、如何にも豚肉であると言わんばかりの赤身が追随して、そして、”そう言えば”の時間差で奥底に醤油を感知する。若干、大きさが異なる叉焼が7枚入っているが、最初の1枚目、2枚目までは非常に美味いと感じるものの、脂身に拒絶反応を示すジジイな領域に片足を突っ込んでいることもあり、3枚目から7枚目までは結構厳しい。遅ればせながら”特製中華そば”を注文したことを後悔する。最後の最後までスープを飲み干すと、胸焼けとともに身体はポカポカと芯から温まり、心も穏やかになる。器の底には、朱色の店名と骨粉が見える。

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店名:中華そば丸田屋ぶらくり丁店
「特製中華そば」
 ◇お値段:800円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、蒲鉾、メンマ
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:豚骨醤油
 ◇叉焼:甘い脂の豚バラ叉焼6枚
 ◇満足度:★★★★☆
 ◇その他:安定の美味さ
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山中華そば探訪(66) ~中華そば丸夢~ 

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 ここ最近の日本は寒すぎる。あまりに寒すぎて釣りに出掛ける気力も削がれ、更に週末に啜る和歌山中華そばも、安心できる近場のお気に入りの店ばかりに偏ってしまい、その結果、ブログのネタは完全に枯渇状態。お金は強制的に消耗するも、一日の殆どを炬燵に潜っていると当然ながら体力は消耗せず、普段通りに眠りに就けば午前4時には目が覚めてしまう。外は当然ながら闇。仕事がある平日は、いつも眠くてしようがないのに、せっかくの休日に限って早く目が覚めてしまうのは、得をしているような損をしているような。午前5時には朝食を終えて、珈琲を飲んだり、ネットを目的もなく彷徨ったり、釣り道具のカタログを眺めたり、気が付けば午前10時。早くも昼食が気になってしようがない。メモ帳に走り書きしていたラーメン店をふと思い出し、海南市方面に車を走らせる。

中華そば丸夢
 住所:和歌山県海南市名高532-17
 電話:080-4488-1606
 営業:11:00~14:00 18:30~翌0:30
 休み:木曜日
 駐車場:なし(周囲にコインパーキングあり、1時間100円)


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 平成29年3月に開店したばかりの新しいお店。海南医療センターの東側にある。店内は実に小奇麗で、飲食店としては正解であるが、界隈の和歌山中華そばの老舗の薄汚さに慣れてしまうと、どうも殺風景に感じてしまう。


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 メニューは実にシンプル。茹で卵はあるが、早寿司は無い。


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 「チャーシュー麺」850円也。見た目は正統派の和歌山中華そばである。期待が持てる。まずは、いつものようにスープを啜る。思いの外、豚骨の野性味は控えめで、奥の方で程よく豚骨の香りが漂い、追って醤油の香りが柔らかく抜ける。塩味も控えめである。


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 叉焼を掻き分けて麺を引っ張り出すと、まるでスース焼きそばのような褐色の中細麺が姿を現す。ツルリとしたストレート麺にも関わらず、みっちりとスープが絡みついている。麺に絡みついたスープが四方八方に飛び散らないように、箸で麺を折り畳むようにして丁寧に口に運ぶ。スープが高温であるためか、麺は柔らかくてモチモチ感に欠けるが食べやすい。


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 お次は叉焼を摘まみあげる。脂身が大部分を占めている。脂が強すぎないか心配しつつ、叉焼を口の中に放り込む。噛み締めると、ジュワリと程良く甘い脂が溢れだし、すぐさまに力強く生醤油の甘みと塩味が存在感を放つ。今までに相当数の和歌山中華そばを食べたが、今まで食べた叉焼の中で、最も醤油の存在感が際立っている。これは好みが分かれるところかも知れないが、多めの脂身に強めの醤油が良い具合に調和している。脂身にはなかなか醤油の味が浸みないことを計算済みなのであろう。これが脂身が少ないロース肉であれば、味が強すぎて塩辛くて食べることが出来ないかも知れない。麺を啜ってから、叉焼を齧り、そしてスープを啜る。異様に細いメンマを齧ると、こちらも醤油味が効いている。太めでコリコリと歯応えがある瑞々しいメンマの方が、この強めのラーメンとは相性が良いかも知れない。和歌山中華そばの懐の深さを知った一杯であった。器の底に、骨粉は無い。


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店名:中華そば丸夢
「チャーシュー麺」
 ◇お値段:850円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、蒲鉾、メンマ
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:豚骨醤油
 ◇叉焼:醤油のエッヂ効きまくり豚バラ叉焼8枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:見た目よりスープはあっさり
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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神戸・明石間メバリング釣行 ~シーバス撃沈後の悪あがき~ 

 神戸港では未だ真鰯パターンが続いているとのことで、土曜日に少し早めの午後5時にポイントに入り釣りの準備を進める。

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 年始に購入した福袋のお陰もあって、新しいルアーでタックルボックスが賑わっている。しかしながら残念なことがある。年末に数本のシーバスを掛けることが出来た絶対的信頼を置く一軍ルアーを不注意によって次々にロストしてしまったのである。特に黎明期にシーバスフィッシングを楽しんでおられた方ならきっとご存知のはず、往年の輝かしい実績を誇るシーバスルアー「K-TEN ブルーオーシャン」をロストしたのは痛恨であった。しかも2個も。さすがに凹んでしまったが、いつまでも凹んでいる場合では無いので、新たな歴史を刻むのだと、やや大仰に釣りの準備を進める。実績が伴わない何とも頼りないルアーを眺めながら、珈琲を啜りながら、オレオを齧りながら、真鰯が入ってくるタイミングを待つ。


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「Daiwa, Morethan Switch-Hitter 60S, 60mm 13.4g, Sinking」
 冒険してド派手な色のスイッチヒッターを購入した。バス釣りならいざ知らず、こんなルアーで釣れるのか。

 約1時間、休憩を挟みつつ新しいルアーの動きを確認しながらロッドを振り続けるが、一向に真鰯の群れが入ってくる気配は無く、余計に寒さが身に染みる。ボトルに入れた熱々の珈琲がせめてもの心の救い。12月末であれば、午後5時半頃になれば海面がザワツキ、突如として海面が弾けていたが、今日は何故か穏やかな状態が続いている。このまま終わってしまうのか。


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「SAURUS, Shallow Sea Tops 135F」
 自宅のタックルボックスから引っ張り出してきた倒産前のザウルスのルアー。完全にシャロー用のルアーであるが、マイワシパターンの時に表層を攻める時には、特にシルエットが重要だと小耳に挟んだこともあり、バックの中に放り込んでおいたのを思い出した。

 午後6時、薄暮の時間帯となり、海面に映し出されるビルや道路の照明がキラキラと輝きを増している。時折吹き付ける西風のせいか、もしくは潮流のせいか、海面が怪しげに揺らいでいる。いや真鰯の群れだ。ようやくにして真鰯の群れが入ってきた。キャストする手にも力が入る。頻発せずとも、海面が弾けて白濁している。真鰯の群れを追って、シーバスも入ってきているようだ。ルアーをローテーションしながら、ベイトの群れの下層にルアーを入れてシーバスを誘うも、ルアーの色が悪いのか、ルアーの形が悪いのか、トレースラインがまずいのか、ルアーを動かす速度が速いのか遅いのか、激戦区のためにルアーを見切られているのか、シーバスの反応は無い。盛大なボイルを目にするたびに人間の活性があがり、モチベーションは辛うじて維持出来ている。ボトムからレンジを上げてルアーを操作する際には、それほどルアーのシルエットに気を配る必要は無いそうだが、ベイトの群れ付近にルアーを通す場合には、やはりシルエットが重要になる、と小耳に挟んだ。潜航深度が浅くて、ベイトの群れを突き切るようなトレースラインになってしまうが、旧ザウルスのシャローシートプスを投入する。照明と構造物が作り出す明暗の境にルアーを投じて、ベイトの群れを蹴散らす勢いでルアーを潜航させる。リールのハンドルを10回転程させたところで、コツンっとルアーがベイトに当たったかのような些細なバイト。一気に絞り込まれるロッド、走るライン。シーバスだ。丁寧にやりとりを進め、足元に銀鱗が翻ったところで無念のフックオフ。


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 粘りに粘ったにも関わらず、結局、シーバスを掛けることが出来ずに撃沈してしまったので、帰り際に約20匹の真鰯を確保。三枚におろしてから塩を軽く振って30分ほど寝かし、日本酒で洗ってから酢〆にする。待つこと1時間。


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 皮を剥いでから綺麗に並べて、最後におろし生姜を置いて完成。いつも代わり映えせず同じ器なので、刺身用の平皿が欲しいなと思いつつも、清水寺近くの陶器屋さんで購入したこのお皿の雰囲気が好きで、ついつい使い続けてしまう。


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 日曜日。昨日の鬱憤を晴らすべく、再び神戸港へ向けて車を走らせる。今日の潮回りは、満月からの中潮最終日。ダラダラとケジメが無い干潮から、ようやく潮が動き出す午後8時に狙いを定めて、午後8時前に現地に到着する。海を見渡すと、明らかにここ最近とは異なる雰囲気が漂っている。海面は実に穏やかで、ベイトの気配は無い。釣りを開始する前に、徒歩で周囲の状況を確認すると、比較的、潮当たりの良い場所でベイトが溜まっていることを発見する。既に先行者が撃ちまくっている様子であり期待は出来ないものの、兎に角、ロッドを振ってみるまで結果は分からない。すぐさま車に戻り、タックルを準備してから釣りを開始する。シーバスに追われてベイトが海面から飛び出していて、時合に突入しかたのような賑わいであるが、残念ながらルアーへの反応は無い。場所を変えて、別の場所でもベイトを確認するも、こちらもシーバスの反応も無く、二日連続の”撃沈”の文字がちらつき始めたために、プライドも根性もなく、さっさとライトゲームに切り替えることに。


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 昨年の今頃は、産卵を控えた良型の根魚達が次々にロッドを曲げてくれたが、今年は昨年より2度ほども海水温度が低いせいか、明らかに根魚が居ない。海水温度から察するに、思えば今から1カ月前が最盛期だったのかも知れない。2gのジグヘッドにガルプのベビーサーディンを付けて、過去に実績がある護岸沿いを中心に素早く探る。ここぞと思える場所での反応は無く、何気に中層を引いてくるとコツッと明確なバイト。メバルかと期待するもカサゴ。思いがけず魚が浮いていることが分かるも、これに再現性がなく、惑わされてしまい無駄に時間を浪費してしまう。


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 基本はやはりベタ底である。潮が淀み過ぎる場所での反応は無い。いつになく神経を集中して、攻めるべきトレースラインとレンジを意識して、微速を保ちつつ、どんな些細なバイトでも捉えてやるぞとの意気込みで、移動を繰り返しながら根気強くロッドを振る。何とか2匹目。


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 歩き回りながらジグヘッドを投じていくも、怪しげなバイトすら無く、体力と神経を擦り減らしながら時間が過ぎていく。上げ潮時に、新鮮な潮が当たる場所に到達する。真鰯の群れを確認する。アンダーハンドでジグヘッドを護岸沿いに投じてから、底をギリギリで切る速度でリールのハンドルを回す。ツッ・・・っと何かに触れたかのようなバイト。そのままのラインテンションを保ちつつ、少し手首を返すとジワリとした重量感。間髪入れずにフッキング。グググ・・・っとトルク感ある抵抗にドラグがジリジリと滑る。スプールの回転を手で止めて、真下に潜航する引きを強引に制御する。程なくして姿を現したのは、産卵を控えた良型のカサゴ。この魚を狙っていた。撮影を済ませて、素早く海に返す。


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 遂に良型のカサゴの居場所を突き止めたかと心躍ったのも束の間、その後は反応も無く、場所を大きく移動しながら探っていく。歩き回っているせいで、完全なる防寒対策が災いして、体中から汗が噴き出している。このクソ寒い季節に暗闇で汗だくの人間は明らかに変人である。社会の窓以外のジッパーを開け広げて、空冷状態にしたままに釣りを継続する。粘りに粘って、ようやくにしてカサゴを1匹追加するも、午後10時、釣りを開始してから2時間で精根尽きて納竿とした。それにしても渋い。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年1月7日(日)午後8時~午後10時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:7度、水温:11.5度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(カサゴ4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Daiwa Beam-Stick 2.2inch、煌クリアー
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g
(3) プラグ
 ・Daiwa, Morethan Switch-Hitter 60S, 60mm 13.4g, Sinking
 ・Daiwa, Morethan Switch-Hitter 85S, 85mm 20g, Sinking
 ・DUO, Bay RUF MANIC 115, 115mm, 15g
 ・Megabass X-80 Magnum, Sinking, 115mm, 28g
 ・YO-ZURI, Mag Crystal Minnow, Sinking, 125mm, 18g
 ・SAURUS, Shallow Sea Tops 135F

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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神戸港シーバス釣行 ~煩悩の塊、そして釣り始め~ 

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 あけましておめでとうございます。本年も引き続き、悶絶釣行及び長文駄文のままだと思いますが、お時間のある時、気が向いた時、今何が釣れているのかを把握する時などに、お気軽にご訪問頂ければと存じます。



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 年始早々に煩悩の塊のままに最寄りの釣具店へ直行し、2店舗を梯子して中身が見える福袋を4袋と個売りの激安ルアーを調達。福袋は、メインとなるルアー1個に透明なナイロン袋に複数個のルアーがまとめて入っている状態で、メインのルアー1個のお値段で複数個のルアーが購入出来るというもの。次々に売れていくので、あまり吟味出来ないまでも、出来るだけ使えそうなルアーが入ったものを選びつつも、結果、あまりの激安に理性を失いつつ、反射的に4袋分を購入してしまう。あまり使用したことが無いようなルアーもちらほらと見えるが、これを機会に釣りの引き出しを増やすべく、色々なルアーを使ってみようと思い購入した所存。全28個で約7,000円。定価ベースで4万円程度なので、お得と言えばお得であるが、ゴミになってしまっては勿体ないので、各々のルアーで魚を掛けることを目標に釣行を重ねよう。いや、でもこの中で3個のルアーは、残念ながら出番が無いままに終わる可能性が・・・。


 数個の新しいルアーをパッケージから取り出して、これらを小さなタックルボックスに納めてから、いざ神戸港へ。本日の潮回りは大潮3日目。午後6時半頃に満潮位を迎えるので、夕暮との相乗効果が期待出来る潮止まりまでが、まずは勝負どころである。仮にこの時間帯までに結果を出すことが出来なければ、満潮からの下げっぱなで再び勝負を挑むことになるが、常夜灯が効きだすと、シーバスの激しい突き上げのせいで、ベイトの群れが完全に上ずってしまい、こうなるとシーバスは深いレンジではなかなか反応せず、かといって表層ではベイトの群れにルアーが紛れてしまい、ヒットの確率は著しく下がってしまい、釣れそうで釣れない、帰りたくても帰れない厳しい状態に突入してしまう。是非とも、この前に勝負をつけたいところ。


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 狙い通りに満潮の潮止まり前にヒット。約60㎝。


 徐々に辺りが暗くなり、東の空に浮かぶ満月の存在感が際立ってきている。海面がザワメキつつある。今回投入するルアーは、ダイワのモアザン・スイッチヒッター85S。シーバス釣りの名手が開発に加わっているとのことで、以前から気になっていたルアーではあったが、お値段が結構高くて購入を躊躇していたところ、今回、幸運にも福袋のお陰で入手が叶ったので、早速投入した次第。色合いがメインベイトである真鰯から程遠いのが気になるが、遠投性に優れ、尚且つ比重が高いシンキングペンシルなので、中層をしっかりとトレース出来るのが良い。更には、ローリングを抑えたウォブリング主体の動作が何とも釣れそうな雰囲気を醸している。ルアーを遠投して、10秒ほどしっかりと沈めてから、リールのハンドルをゆっくりと回す。ルアーに程よい抵抗があって操作性が良く、キャストを繰り返していても苦にならない。午後6時前にベイトが入ってきた。ルアーをキャスト後、5秒~7秒沈めたレンジでは、ルアーがベイトにゴツゴツゴツ・・・と当たり過ぎてしまうため、キャスト後、10秒~12秒沈めた深いレンジで探ることにする。ルアーがベイトに当たる頻度が少し減って、ベイトの群れの下にうまい具合にルアーが入っていることが分かる。

 なかなかバイトが無いが、いつも通りに粘り強くロッドを振り続ける。真鰯の群れの奥にルアーを遠投して、そしてしっかりと沈めてからゆっくりとリールのハンドルを回す。リールのハンドルを10回~15回ほど回すと真鰯の群れに到達する。丁度、ルアーが真鰯の群れに到達するか否かの地点で、グンッ・・・っと明らかなバイト。ラインを巻き取りつつ、ロッドを引き付けると、グググ・・・っとラインが張り詰めて、そしてロッドが曲がりドラグが鳴り響く。魚が海面を割らないように、程々のラインテンションを保とうとするが、異変を察しした魚が早くも盛大に水飛沫をあげる。周囲の障害物との距離を十分に確保していることもあり、落ち着いてやりとりを続けることが出来る。時間をかけて丁寧に寄せると、黒い海にギラリと銀鱗が翻る。真下に突っ込む最後の引きは、ロッドを大きく絞り込んでドラグを鳴らすが、この瞬間がたまらない。数分のやりとりの後、ランディングネットを差し出して、無事ランディングに成功する。


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 痩せてはいるが、良いファイトを見せてくれた。


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 ダイワ・モアザン・スイッチヒッター85S。非常に良いルアーだ。シーバスの口からフックを外す際に、深く掛かったフックを外そうと力を入れ過ぎて、早速にしてフックが曲がってしまった。良く見るとトレブルフックが1本折れているでは無いか。


 更なる釣果を期待するも、続くバイトは無い。一旦、休憩を挟んでから、ジグヘッド+ワームで太刀魚狙いのために周囲を彷徨いながらロッドを振り続けるが、残念ながらバイトは無い。再びシーバス狙いに転じるも、目の前でボイルが起こってもルアーには全く見向きもせず、釣れそうで釣れない歯痒い時間がダラダラと過ぎる。お気に入りのK-TENブルーオーシャンを不注意で引っ掛けてしまい、痛恨のロストで戦意を喪失して午後8時前に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年1月2日(火)午後5時~午後8時
 潮回り:大潮、上げから潮止まり
 天気:晴れ、気温:9度、水温:11.7度
 ポイント:神戸港
 釣果:計1匹(シーバス1匹(約60㎝))(全てリリース)

■使用タックル
(1) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) プラグ
 ・Daiwa, Morethan Switch-Hitter 85S, 85mm, 20g, Sinking
 ・Tackle House, K-TEN Blue Ocean 90mm, 15g , Sinking
 ・Duel, Lipless Minnow 90S, 90mm, 11g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
06-20180102.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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