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瀬戸内エギング釣行 ~家内と一緒にノンビリ釣行~ 

 突如、東シナ海で進路を北東に変えた”非常に強い台風18号タリム”は、秋の行楽シーズン真っ只中である三連休に絶妙なタイミングで本州を襲うという。全く迷惑な台風であるが、台風の進路を見ていると、まるで意思を持って動線を選んでいるようにも見える。折角の三連休が台無しになってしまうので、一足お先にエギング釣行に繰り出すことにした。今回は、久しぶりに家内とともに釣行することになり、まずは家内にアオリイカを釣り上げてもらうことが最優先で、併せて単身赴任でゆっくりと会話をする機会が減っているので、会話を楽しむということも今回の目的のひとつとしている。従って、単独釣行時のような、朝から晩までまるでマシーンの如くにロッドを振り続けて、納竿時には精根尽きて、疲労困憊で修行のようでした、と言うようなことにはならないような配慮が当然ながら必要である。

①ポイントK(午前9時~10時→1時間)

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 午前9時、最初のポイントに到着する。既に台風の影響か、風が強く吹いていて、トレースラインが限定されしまい、餌木を投げることも、餌木を操作することも難しい状況である。常日頃から釣りをしている私でさえ、難儀するような状況であり、家内に釣り方の講釈をたれた直後の二投目にして、ラインメンディングを失敗してしまい、餌木を根掛かりの後にロストするという痛恨の出来事もあって、私の信頼度は著しく低下する危機に陥っている。偏光グラス越しにアオリイカの姿を確認することが出来るが、立ち位置と狙う位置を計算しておかないと、ラインが大幅に流されてしまい、餌木がスライドして、アオリイカの触腕を誘うことは出来ない。また縦のシャクリを入れると、ラインが激しく撓んでしまって、これまた変に餌木をスライドさせてしまうことになる。このような状況では、風に正対するように位置取りをして、餌木を投じた後にしっかりと沈めて、ラインコントロールをしやすい環境を作ってから横のシャクリで誘うのが最も有効である。海面が波立ち、偏光グラス越しに、餌木の位置やアオリイカ追尾を確認することが難しく、必然的にブラインドの釣りが中心になる。程なくしてアオリイカを捕獲する。追い風を利用して釣りが出来る場所に家内を案内して、こちらでロッドを振ってもらうと、数投目にして”何か釣れたぁ”との声。無事にアオリイカを捕獲出来て満面の笑みである。1時間ほどで、4杯のアオリイカを掛けることに成功する。

②ポイントM(午前10時30分~11時15分→45分)

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 ポイントを移動する。出来るだけ風の影響が少なく、更には追い風を利用出来る場所。目の前には被覆石が敷設されていて海底へと続いてる。遠くに多数の釣り師の姿を確認出来るが、彼らが何を狙っているのかまでは判らない。風が幾分か弱まっている。射程距離内に海藻の塊のような、または岩のようなものが点在していることを偏光グラス越しに確認する。餌木を遠投して、じっくりと10秒ほど沈めてから縦のシャクリで誘う。普段はあまり使用することは無く、結果、アオリイカを釣った記憶はあまり無いラトル入りの餌木(シマノのセフィア)で、広大なポイントからアオリイカを誘い出す作戦。数投目、餌木をしもり付近に掠めるように通して、縦のシャクリの後に黄色のPEラインを海面に置いて5秒、スッとラインが入る。素早くロッドを立てると、ジェット噴射の躍動感。狙いどおりだ。トレースラインを変えながら、餌木を投じていく。連釣とはならずとも、頻繁にアオリイカの反応がある。家内も2杯のアオリイカを掛けることに成功して、ご満悦である。トレースラインを変えて移動しながら、更に数を伸ばそうとするも、突如、風が強くなり撤収する。このポイントでは、ラトル入りの餌木が奏功したのか、単純にアオリイカの活性が高かったのか、7杯を掛けることに成功する。

③ポイントD(午前11時30分~12時20分→50分)

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 場所を移動する。突堤に消波ブロックが絡むポイント。潮が当たり、潮が淀むところに、絶妙に岩礁帯が沈んでいて、偏光グラス越しには、青い海に黒く映っている。過去に何度か良型のアオリイカを捉えている場所であり、ある程度、狙うべきトレースラインを把握している。家内は、地面にタオルを敷いて、景色を眺めつつ、のんびりと秋風を楽しんでいる。相変わらず風が強く、狙うべき場所と、トレースラインと、風向きを考慮して、立ち位置を見つけては餌木を投じていく。縦のシャクリと横のシャクリでラインスラッグを抑えながら、餌木の動きをコントロールする。餌木を手前まで寄せてから食わせるのではなく、活性の高い個体を岩礁帯の奥で食わせる考え。投じた餌木をしっかりと沈めて、そして縦のシャクリで一気に餌木を跳ね上げて、そしてフォールで誘う。次のシャクリに入るべく、パンッとロッドを立てると、ゴンッと痛烈な反動があり、ロッドが曲がる。ドラグがジリジリと鳴る。海面で盛大に噴射される墨を確認する。まずますのアオリイカ。


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 何度かバイトを取り逃すものの、数杯のアオリイカを追加する。いずれも岩礁帯の際で反応するか、もしくは岩と岩の間のスリットで反応している。風に歯向かいながら餌木を投じていく。出来るだけ無駄なラインスラッグが出ないようにロッドティップを下げる。一定の強さで風が吹かないこともあり、ラインでバイトを捉えることが難しいが、そんな中、黄色のPEラインがスッと一直線に伸びる明確なバイトを察知する。素早くラインを巻き取り、ロッドを立てると、ズンッと重量感。ジリジリジリ・・・っとドラグが出る。最初のジェット噴射をロッドのバット部でしっかりと受け止めてから、後は丁寧に寄せる。波立つ海面でジェット噴射が見える。更に丁寧に攻めていけば、更に数を伸ばすことが可能であるが、お昼の時間を過ぎていることもあり、30分で5杯のアオリイカを追加して、このポイントを後にする。

④ポイントS(午後1時~1時40分→40分)

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 お昼ご飯に向かっている途中ではあったが、少し様子を見たいポイントがあり車を停める。今日の潮回りは長潮。ちょうど最干潮から潮が動き始めている時間帯であり、まだ潮は低い状態で釣りずらい場所ではあるが、多少の期待感はある。更に風が強さを増していて、しかも、モロに向かい風になっているが、釣りになるのであろうか。家内は、車の中で本を読んで待っているというので、様子見がてら短時間だけロッドを振ることにする。


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 風と上げ潮の相乗効果で波が激しく砕けている。水深が浅いところでは、白い波頭が立っている。波の形状を見ながら、出来るだけ水深がありそうな場所を選んで餌木を投じていく。細かく砕けて霧のようになった海水を浴びながらロッドを振り続ける。数投目にアオリイカを掛けることが出来たが、なかなか次に繋がらない。場所を変えながら20分が経過。歩いて場所を変えて、そして餌木を投じていく。濃紺の海に、黒く岩礁帯が沈んでいるのが見える。海面が波立ち、なかなか海中の様子を伺うことが出来ないが、メリハリがありそうな場所を選んで餌木を投じていく。投じた餌木を出来るだけ沈めて、そして餌木に十分な抵抗がある状態を作り出してから、風で翻弄されるPEラインを操作する。なるべく波の影響を受けない波打ち際から遠い場所で、アオリイカのバイトを捉えたい。もはやラインでバイトを感知するのは不可能であり、餌木の動きとアオリイカの捕食のタイミングを妄想しながら、シャクリに入る前の段階でラインスラッグを取りつつ、仮想のフッキングを入れる。ゴンッ・・・根掛かりか・・・いやアオリイカのバイトだ。ラインに一定のテンションを掛けながらアオリイカを寄せる。アオリイカが定位している場所と、バイトのタイミングが分かり、20分で6杯のアオリイカを捉えて、この場所を後にする。粘ればツ抜けも可能な雰囲気であったが、さすがに家内がお腹を空かせているであろうと思い、一旦、釣りを打ち切ることに。


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 少し遅い昼食。私が選んだのはローストビーフ丼。柔らかくて濃厚な赤身と上品な脂身の具合が丁度良く、空腹も相まって堪らなく美味い。後半戦で胸焼けするあたり、やや情けないが何とか器を空にする。緩やかな時間が過ぎる。


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 家内は海鮮天丼。凄いボリューム。美味しそうに頬張っていたが、さすがに完食ならず。


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 食事をしていると、偶然にもテレビのロケが始まる。関西ではとても有名なタージンさん。甲高い声で活舌が良く、流れるような話口調で思わず聞き入ってしまう。ロケの時間は数分で、”皆さん、お騒がせしましたぁ~”っと笑顔で嵐のように去っていかれた。家内との話も弾む。


⑤ポイントM(午後3時30分~4時→30分)

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 午後3時半、風裏で釣りを再開する。海水の透明度が高く、吸い込まれそうな群青色。急峻な地形に囲まれている。餌木を投じて、沖合の深場からアオリイカを誘い出す作戦であるが、二投目にして手前の岩に餌木が引っ掛かってしまい、本日、痛恨の2本目のロスト。気を取り直して、餌木を投じていく。潮位が高ければ、手前までアオリイカを寄せてから、バイトに持ち込むことも可能であるが、足元の岩々が非常に邪魔になるので、現に餌木をロストしているので、なるべく深場でアオリイカを捉えることを前提に、追い風に餌木を乗せて、深場でしっかりと沈めてから誘いを入れる。狙いどおりに、結果が出るが、思いのほかバイトの数が少なく、またサイズも小さいため、30分で3本を掛けて場所を変える。家内は、何度かアオリイカの追尾を確認して、それを根気強く誘って1杯を掛けることに成功する。

⑥ポイントG(午後4時20分~5時→40分)

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 夕暮れ時が近い。少し場所を移動する。砂利浜が続くポイントであるが、まだ潮位が低いため、あまり餌木を沈めることが出来ず、横のシャクリを中心にしてリズミカルな誘いを展開する必要がある。地面に残る墨跡から、既に先行者に攻略されていることが分かる。沈下速度が遅い2号の餌木に付け替えて、追い風を利用して餌木を投じていく。砂利浜の所々に、陸から海へと岩盤が走っていて、単調なポイントにメリハリが効いている。この岩盤を絡めるように餌木を投じては、誘いを入れる。開始早々に狙いどおりにアオリイカを誘い出すことに成功し、またこれを機にして狙うべき場所を特定することが出来る。テンポよく探り、40分ほどで6杯のアオリイカを掛けることに成功するが、いまいちサイズが伸びないことから、夕マズメの時合に備えて、場所を移動する。家内も自らの考えで餌木を投じて、しっかりと1杯のアオリイカを掛けることに成功している。


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 その後、場所を変えるが風が強くて、釣りにならないことから、午後5時を持って素早く納竿とした。風裏で夕マズメを迎える方が得策であったが、今や後の祭り。


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 今回は、久しぶりに家内と一緒に釣行したことで、のんびりと穏やかな時間を過ごすことが出来た。たまには釣果を最優先しない、そんな釣行も良いものである。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月15日(金)午前9時~午後1時30分、午後3時30分~午後5時
 潮回り:長潮、下げ→上げ
 天気:曇り、気温23度~25度、水温25.6度
 ポイント:瀬戸内某所
 釣果:アオリイカ 32杯(私)、5杯(家内)
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■使用タックル
(1)タックル1
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2)タックル2
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(3)タックル3
 Rod: VARIVAS Violente VLL-81-PT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)餌木
 ・YO-ZURI、アオリーQ大分型布巻 2.0号(6.0g)
 ・シマノ Sephia Egixile 4×4tune 2.5号

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山サーベリング釣行 ~レンジを把握してパターンを掴む~ 

 ”強い台風18号”の今後の軌跡を眺めていると、この週末三連休にかけて本州に接近して、更には九州から関東にかけて縦断するとの予測で、仮にそんなコースを台風が通過すれば、週末は釣りどころでは無くなってしまうのは明らか。今日を逃してしまうと、1週間以上も釣りに行けない可能性がある。仕事を終えてから、ノロノロ渋滞にはまりながら、一路、現場へと向かう。今日は朝から悪天候だったこともあり、流入した雨水の影響で魚達の活性が下げっているかも知れないし、夕方も雨天の予報だし、ましてや平日なので、余程の物好きしか、釣りには出掛けないであろうとの読みは外れて、現場には既に複数の先行者の姿あり。


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 まずはジグヘッドを投じて、タダ引きを中心に表層付近を誘うも、数日前の大盛況は何処へ、太刀魚からの振動は無い。今日は小潮で、午後9時頃が満潮の上げどまり。出来れば、潮止まりまでに好調に数を伸ばして気持ちよく終えたいところ。幾分か潮が緩んできているようにも見えるので、出来るだけ潮が効きそうな場所を選んでジグヘッドを投じていく。徐々にレンジを下げつつ、太刀魚の居場所を探すが、そもそも魚が居ないのか、レンジがズレているのか思い通りの結果が出ずに苦戦する。ジグヘッドを投じてから5秒ほど沈めて、そして気だるいリズムのワインドでゆっくりと誘う。幾度となく、ワームを突き上げるバイトを感知するが、フッキングには至らない。色々な方向にジグヘッドを投じて、7秒ほど沈めて、ややレンジを下げて中層を誘うと、コンッ・・・・ミスバイト・・・。この時点で、ワームからトレブルフックが外れてしまうと、追い食いがあったとしてもなかなか乗せにくいが、ロッドの負荷から、トレブルフックがワームに残っていることを把握して、そのまま手前までワインドで誘うと、グググ・・・っとようやくのフッキング。リリース前提ということもあり、暴れる太刀魚の写真を撮ると、こんなことになってしまう。フレームから外れすぎ。


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 なかなかパターンを掴み切れないままに、ポロポロと太刀魚のバイトを拾っていくが、再現性が無い。水の中の縦方向×横方向×奥行き=大きな立方体の中から、どのようにして太刀魚を誘い出せるかが、後の釣果を左右する。ワインドの速度、タメ、幅、ワームの形状、色、ラインスラッグの出し方、トレースラインなど、思考しながら探っていくのが、太刀魚釣りの真の醍醐味であるので、今の難しい環境を楽しむこととする。答えを導き出すために、焦らずに丁寧に、考えられることを順番に行動に移していく。1時間ほどで未だ5本。まだ答えには辿り着いていない。


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 満潮の潮止まりのようで、太刀魚のバイトが激減する。2時間も経過しているのに、未だツ抜けには達していない。今日の太刀魚は、なかなか手強い。いつしか釣り場には、私と真横にいるワインド釣り師のみとなり、軽く会話をしながら釣りを続行する。下げ潮が効き始めたのか、ジグヘッドに重みを感じるようになってきている。ジグヘッドを投じてから、12秒ほど沈めて、そしてゆったりとしたワインドで中層より下のレンジを意識して太刀魚を誘う。ワームの色は、白のグローに落ちついている。ジグヘッドは”Cultiva D-AX 12g”。引き抵抗が少なくて、横へのスライドのみならず、縦方向の躍動感にも満ち溢れている。コンッ・・・太刀魚からのコンタクト。突き上げるようなバイトである。ワインドを止めて、スッとジグヘッドを引いてみると、グンッ・・・グググ・・・っと躍動感。ドラグがジャジャジャジャ・・・っと唸る。どうやら、今日の太刀魚は、中層より下の深いレンジに定位しているようで、ようやく太刀魚の居場所を突き止めることに成功した。ジグヘッドを十分に沈めてから、ゆっくりとしたワインドで誘い出し、この段階で太刀魚を掛けることが出来れば、そのままやりとりを楽しめば良いし、ミスバイトで乗せることが出来なければ、そのままワインドで誘い続けて、手前の駆け上がり付近に達した所ででタダ巻きに変えると、かなりの高い確率でフッキングに持ち込むことが出来る。満潮からの下げッぱなの潮も手伝って、ここからは快調に数を伸ばす。パターンを完全に掴んだところで、太刀魚のバイトとともに、PEラインがぷっつりと切れる。太刀魚の鋭い刃がPEラインに触れたのであろう。

 前半2時間で10本、後半1時間で15本、合計25本で納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月12日(火)午後7時~午後10時
 潮回り:小潮、上げ→下げ
 天気:曇り、気温21度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:計25匹(太刀魚 25本(F2.5~3)、全てリリース)
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・Cultiva D-AX 12g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow、UV Pink Silver)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山エギング釣行 ~2時間のつもりが遊び過ぎて~ 

 ここ最近、和歌山界隈では太刀魚が好調で、いよいよ各地の釣り場が活況を帯び始めている。特に、朝夕のマズメ時には、多くの太公望が肩を寄せ合うようにして竿を上下して、そして次々次々とグアニン色素に包まれた刀が舞う。そんな釣り場も賑やかで悪くは無いが、老若男女のにわか仕込みアングラーも多く並ぶことになるので、熟練アングラーならではの阿吽の呼吸による譲り合いや間合いを期待することは難しく、相手に悪気はなくとも、こちらが嫌な思いをすること多々あって、今日は、完全に時間を外しての釣行とする。

 午前10時半、ポイントに到着する。太刀魚狙いの釣り人が撤収を始めていて、ちょうど良い時間帯でのエントリーとなる。狙いどおりだ。今日のメインターゲットは、アオリイカ。ここ最近は、太刀魚の群れに追いやられて、陽が昇っていない時間帯の釣りが成立せず、やきもきしていた。


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 陽が昇るにつれて風が強くなる予報であったが、さすがは最近の天気予報で、風の向きも、風の強さも見事に的中している。秋を感じる爽やかな風を顔面で受けると、帽子がバタバタして険しい顔になるが、兎に角、餌木を投じていく。風に向かって正対して餌木を投じれば、PEラインが左右に大きく撓むことなく、ラインメンディングが容易で多少はマシな釣りが出来るが、いかんせん距離が伸びない。上下に暴れるラインをなだめながら、トゥイッチングの要領で餌木をシャクる。海面に置いた黄色のPEラインは、蛇のようにグネグネとしているが、これがシャンッと伸びる。間髪入れずにロッドを立てると、ジジジ・・・っとドラグが鳴り、数秒後には盛大に黒煙が広がる。まずは狙いどおりにアオリイカ。


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 場所を少し移動する。飛距離を稼ぎ、尚且つ活性の高い個体を捉えるべく2.5号の餌木に変える。トレースラインを間違わなければ、良い結果が出る筈である。偏光グラス越しに見ると、岩が海中に点在していることが分かる。風に翻弄されつつも縦のシャクリで躍動感ある動きを意識する。深いレンジを誘っていることもあり、餌木を目視することは出来ず、奥にいる活性の高い個体をブラインドで狙う作戦。海面に置いたラインが、鋭く明確に一直線になる。ロッドが大きく曲がり、そして幾度と無く、アオリイカのジェット噴射でドラグが鳴る。程なくして、表層付近に盛大に煙幕が吐き出される。アオリイカ2杯目。


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 目の前にはベイトの群れを確認することが出来る。試しに、餌木を25秒ほど沈めないと底を取ることが出来ない深場を探ってみるが、こちらでの反応は無い。やはり深場と浅場との駆け上がりが狙いめと推測して、カニのように横歩きで、立ち位置を少しづつ変えながらラインを刻んでいく。扇状に餌木を投じることが出来れば、随分と効率的であるが、やはり横風を受ける方向での釣りは、餌木がラインに引っ張られてスライドしてしまい、狙いの動きを演出することも出来ないし、狙いのレンジを誘うことも出来なくなるので、この方法しかしようがない。怪しげなバイトと明確なバイトを拾って3杯を追加する。

 40分ほどで5杯のアオリイカを確保出来たので、これは調子が良いと思ったのも束の間、その後、地磯などを転々と移動するが、黒煙の噴射のみで終わってしまう惜しいバイトが2回あったきりて、1時間以上粘って釣果なし。


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 メタルジグを投じているアングラーと情報交換をする。彼らもアオリイカ狙いだったらしいが、さっぱり釣れず、気まぐれにメタルジグを投げたら太刀魚が釣れたとのこと。この真昼間に岸から太刀魚が狙えるとは凄いではないか。すぐさまメタルジグに付け替えて、ジグを追い風に乗せて遠投して、航路の駆け上がり付近で底を取り、数回シャクリ上げると・・・・グンッ・・・グググ・・・。細いながらも太刀魚を捕獲。メタルジグの操作がイマイチなのか、その後、バイトらしきものがあるが捉えることが出来ず。数少ない選択肢の中から、ワインドに変更して、再度、駆け上がり付近に投じてみる。15秒ほど沈めてから、ゆったりとしたワインドでジグヘッドを左右にダートさせる。ラインスラッグを出し過ぎないように、適度にラインを巻き取りながら、ロッドを操作する。コンッ・・・バイトか?グンッ・・・ロッドが曲がる。マズメ時の時合のような炸裂した状態とは程遠いが、時間をかけてじっくりと誘うとポロリポロリと太刀魚の反応がある。狙うレンジ、狙う場所、ファーストコンタクトの後の操作、これらを熟考しながら釣りを続ける。


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 高性能のカメラと、それを扱える技術があれば、綺麗な写真が撮れる筈であるが、陽光を浴びた刀を辛うじて捉える。ボケているが・・・。休憩を挟みながら、太刀魚との知恵比べを楽しみながら、時間がズルズルと過ぎて、午後2時。既にポイントに到着してから4時間が経過している。15本の太刀魚を掛けたところで、さすがに疲れたので、一旦、エギングに戻るが、アオリイカの反応は極めて悪く、数を追加することは出来ず。


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 午後3時過ぎ、沖合で巨大なベイトの群れを発見する。大きさや形が変幻自在に変わり、蠢く巨大な生物のようにも見えるが、ベイトの群れの大きさが、大雑把な目測で50m×50mほどになることもある。時折、水柱が上がり、何らかのフィッシュイーターが喰い上げているのが遠くに見える。全くもって射程距離になく、呆然と眺めるしかない。時間をかけて、このベイトの群れを観察していると、フィッシュイーターに追い詰められて、岸に沿って駆け上がり付近で行ったり来たりしている。随分とこちらに寄ってくることもある。もしかすると、このベイトの群れがこちらに寄ってきて、射程圏内に収まる可能性もある。


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 メタルジグをぶら下げて、休憩がてらにベイトの群れを注視する。徐々にこちらに寄ってきている。それもそのはず、フィッシュイーターに追い詰められて、ベイトの群れが圧縮されつつ岸際に迫りつつある。ベイトの群れの外側の至る所で水柱を確認することが出来る。チャンス到来。メタルジグを追い風に乗せて、ベイトの群れの外側のエッヂ部分に投じて、柔らかいトゥイッチングで誘いを数回入れると・・・ガン・・・グググ・・・と何らかのバイト。一気にラインを巻き取ってフッキングを入れると、ジャジャジャジャジャ・・・・っと悲鳴のようにドラグが唸り、メバル用のロッドが根元から曲がる。海面を切りながら鋭くラインが走る。ロッドを左右に切り返して、根ズレしないように細心の注意を払い、数回の激しい突っ込みを無理矢理に抑え込んで、ようやく魚体を確認出来る距離にまで詰める。背後には、シーバスの姿も確認できる。この状況を見ていたアングラーが、鰤級の青物でも収まるような巨大なランディングネットを片手に駆け寄ってきてくれるが、目の前の魚の小ささを見て、やや唖然としつつ、巨大なネットで魚を掬ってくれる。感謝である。最後は他力本願であったが、捉えたのは真鯖32㎝。


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 ベイトの群れが遠のいている。にわかアングラーが、ベイトの群れのド真ん中に、メタルジグをドボドボと投じることもあり、ベイトの群れが警戒してしまい、大きくなったり小さくなったりしながら遠のいていく。台無しである。暫く我慢して時間を過ごす。にわかアングラーが釣れずに諦めて去った後に、またもやチャンス到来。しかしここで早まってはいけない。ベイトの群れが射程圏内に入るまでは、メタルジグを投げずにじっと待つ。徐々に岸際にベイトが追い詰められ、そして水柱が上がる。ベイトの群れの外側にメタルジグを投じる。柔らかく誘うと・・・ゴン・・・グググ・・・。ジャジャジャ・・・ドラグが激しく唸る。またもやメバル用ロッドが根元から湾曲し、ラインが引き出されていく。ちなみにリーダーは、エギングで使用していた6ポンド。無理は禁物であるが、真横に走られてしまうと、周囲のアングラーに迷惑が掛かることもあり、ギリギリのところでドラグを絞り、ロッドのバット部分の反発力で引きに耐える。手元まで寄せて、最後は一か八かで引っこ抜くと、陸揚げと同時にリーダーがプツリと切れる。運良く、ギリギリのところでランディングに成功する。真鯖35cm。

 午後4時半、これからが最高の時合と出会える時間帯であるが、朝から延々6時間も遊んだこともあり、午後4時半を持って納竿とした。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月10日(日)午前10時30分~午後4時30分
 潮回り:中潮、下げ→上げ
 天気:晴れ、気温30度、水温24.3度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計22匹(アオリイカ 5杯、太刀魚15本、真鯖2匹 32cm、35cm)
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■使用タックル
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)餌木
 ・YO-ZURI、アオリーQ大分型布巻 2.0号(6.0g)
 ・シマノ Sephia Egixile 4×4tune 2.5号
(2)ワインド用
 ・Cultiva D-AX 12g
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow、UV Pink Silver)
(3)メタルジグ
 ・アムズデザイン ima 市松20g (Border Rainbow)
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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山サーベリング釣行 ~夜中に目が覚めて~ 

 生活のリズムが狂いつつある。昨日は、早朝の釣行の後に、当然ながら仕事に出掛け、そして何とか仕事に耐えての帰宅後は、あまりの睡魔に午後8時過ぎに眠りに就いた。今は何時だ?時計を見ると午前1時半。今日は十分に眠り、昨日の疲れを取り去って、そして昼間の干潮の時間帯を挟んでのアオリイカ釣行に備えるという考えだが、やけに目が冴える。今から起きて釣りに出掛ければ、夜明けのマヅメまで十分な時間があり、しかもこれからの時間帯は上げ潮が効くので、きっと太刀魚が好調に違いないのだが。いや、でも今日はゆっくりとしよう。

 うつらうつらで1時間が経過。完全に寝付くことが出来ない。遂に我慢できなくなり、布団を蹴り飛ばし、服を着替えて、ボトルに珈琲を入れて、そして車のエンジンを始動する。気温21度、随分と肌寒くなっている。


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 午前3時半頃に現地に到着する。週末と言うこともあり、また太刀魚が好調であるとの情報が各地で飛び交っていることもあり、先行者多数。潮の流れが良い場所は、すでに先行者たちが並んで場所が無く、ポイント的には二級となる位置で釣りを開始する。お隣の先行者は、どうやら初心者のようで、目の前を斜めにジグが飛んでくるため、彼との距離を十分に取らざるを得ない。これから潮が効いてくれば、潮が回り込み、状況は良くなるであろう。ジグヘッドを向かい風に逆らいながら投じて、ラインテンションを整えてから、軽くカーブフォール。そしてロッドを立てて、数回だけパンパンパン・・・っと軽くワインドでジグヘッドをダートさせ、後はアクションを加えずに一定の速度で引く。コンッ・・・明確なバイト。ロッドティップを軽く動かして、誘いを入れると、グンッ・・・グググ・・・っと明確な躍動感。鞭打つかの如くの動きに呼応して、ジャジャジャジャ・・・っとドラグが鳴る。一投目から太刀魚が反応する。既に太刀魚の活性は高まっているようで、あちこちから歓喜の声があがり、ドラグの奏でる金属音が響く。

 今日のテーマは、シングルのアシストフックを太刀魚の口先に浅く掛けること。太刀魚のリリースを前提に、出来るだけ魚へのダメージを少なくすることに重きを置いて、尚且つ、必要最小限の太刀魚を自宅に持ち帰る作戦。ワインド釣法は、確かに魚を誘い出す効果は抜群である。しかし、緩急メリハリが効いた動きであるが故に、捕食の下手くそな太刀魚が深くバイトすることが多々ある。そもそもこれが、この釣法の最大の武器でもあるのだが。誘いは出来るだけコンパクトにして、前アタリを感知すれば、ラインを送ったり、間を作ることはせず、基本的にはタダ引きで一定の速度で誘うことを心掛ける。フッキングのタイミングも重要だ。最初のコンッ・・・では乗らない場合が多く、次のクンッ・・・っで掛けるイメージ。さてうまくいくかな。


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 太刀魚の群れが、ベイトを追って動いているのか、太刀魚が反応する場所が転々と変わる。足元に群れが押し寄せていることもあり、目の前で海面が切れるようなバイトを見ることもある。ジグヘッドを投じる度に、何らかの反応があり、また何らか学ぶべきことがある。レンジを下げ過ぎなければ、適度にバイトがあり、そしロッドが曲がる。太刀魚の歯に触れてしまい、左手の親指を流血しながら釣りを続行する。リールのハンドルノブがヌルヌルとしている。


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 空が明るみ、マズメ時に突入である。既に相当数の太刀魚を掛けているが、リリースを前提としていたこともあり、まだ数本しかキープは出来ていない。最後のラストスパートだ。低く差し込んでくる光により、海面の陰影がくっきりと際立ち、結果、遠くに綺麗な潮目が走るのを目視出来る。この潮目にジグヘッドを遠投すれば、ジグヘッドの着水とほぼ同時に太刀魚が明確な反応を示すが、これを逃すと次のバイトまでに間があり、仮に着水同時のバイトを捉えたとしても、遠投していることから一連の動作に時間を要する。手返しの観点からは得策とは言えない。活性が高まった太刀魚が、驚くほど手前で群遊している様子が確認出来ることもあり、アンダーハンドでジグヘッドを軽く投じてから、水面直下を一定の速度で引きながらも、ロッドティップを軽く揺すって太刀魚を誘う。次々にロッドが曲がり、ドラグが鳴り、太刀魚が踊り、そして数を重ねる。海面には、小魚が逃げまどう波紋が至ところで広がり、海面を刀で斬りつけたような太刀魚独特のバイトが見える。午前5時半、完全に明るくなると、太刀魚の活性が悪くなり、代わって青物が台頭する時間帯になる。


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 太刀魚から逃れるためか、浅場にはベイトの塊。


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 素早く太刀魚を切り上げて、硬いロッドに餌木をぶら下げて狙いを変える。過去に実績がある場所に狙いを定めて、更にはトレースラインを考えたうえで追い風に乗せて餌木を遠投する。15秒ほど沈めた後に、手首に猛烈な負荷をかけながらロッドをシャクる。腕力の無さも手伝って、全く切れの無いダートを演出する。黄色のPEラインがスッと伸びる。ラインスラッグを取り、素早くフッキングを入れると、グンッ・・・と重量感。一投目から狙いどおりにアオリイカの捕獲に成功する。


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 ここぞと言うコースを慎重に選んで餌木を投じていく。六投目、浅場に岩が絡むポイント。ロッドが硬すぎることもあり、縦のシャクリで餌木をうまい具合に操作出来ず、トゥイッチングの要領で餌木を操作する。海面にS字状に浮いた黄色のPEラインがスッと伸びる。ラインスラッグを取るまでもなく、ロッドを立てると躍動感がロッドを曲げる。丁寧に寄せるとアオリイカ。ひととおり攻めるべくコースを攻めたので、これにて納竿とした。


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 帰宅後に太刀魚を処理して冷凍庫に。


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 本日のランチはこちら。朝食も食べずに行動をしていたこともあり、空腹は頂点に。午前10時半頃にお店に入る。鶏ガラと野菜で出汁を取った醤油スープを啜ると、その優しさが、温かさが、塩分が、旨味がじわりと胃袋に染み渡る。柔らかめの細麺をツルツル啜り、脂身控えめのお上品な叉焼を噛み締め、白米を頬張り、キムチでアクセントをつけて、まさにむさぼるように器を空にして、至福の昼食を終えた。

中華飯店 香来
 住所:和歌山県和歌山市美園町5-61
     和歌山ステーションビルMIO B1F
 電話:073-426-1881
 営業:10:00~22:00
 休み:年中無休
 駐車場:最寄りのコインパーキング等


■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月9日(金)午前3時30分~午前6時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温21度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:計52匹(太刀魚 50本(F2.5~3)、アオリイカ2杯)
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・Cultiva D-AX 12g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow、UV Pink Silver)
 ・Aqua Wave Spark85、SG Green/Blue F
(3) 餌木
 ・シマノ Sephia Egixile 4×4tune 2.5号

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 1本のワームで20本ほどの太刀魚を釣ると、こんな状態になる。ワームが途中で完全に切れない限りは、何とか使用出来る。


■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~時速26本~ 

 午前3時半頃に起床。今日は金曜日。もちろん普通どおりに仕事があるが、事前に今日の潮汐を確認したのがいけなかった。午前7時頃に満潮を迎える絶妙な潮の動きからして、夜明けの時合には抜群に潮が効いて、いま好調の太刀魚が釣れない訳が無い。現に数日前にも、太刀魚釣行にて好調であったことを考えると、すでに心ここに有らず。睡眠不足及び早朝の漁労活動による仕事への影響は、後から実際にそうなった時に考えることにして、今を楽しむことにする。早朝の街中は、少し冷たい風に包まれている。

 車が少ない国道を快調に飛ばして、午前4時半に現地に到着。帰りに必要な時間、釣った太刀魚を処理する時間、釣り道具などを片付ける時間などを考えれば、制限時間は1時間。短期間で効率よく釣りをする必要がある。平日だというのに既に先行者あり。楽しそうに餌釣りをしている地元のおとっつぁん達に声をかけると、「にいやん、今日は太刀魚、釣れやんでぇ」とのこと。ワタクシ、すでにオヤジではあるが、ご隠居のおとっつぁんとの年齢差を考えれば、「にいやん」でも止むを得ない。しかし、折角、早起きしてきたというのに、何たる第一声。


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 地元のおとっつぁん達の隙間に入れて頂き、そしてやや不安な第一投。ワームは、アクアウェーブのSpark85、色は緑色のグロー。ジグヘッドの着水を確認した後に、素早くラインスラッグを取り、少しだけカーブフォールを入れると、早くもコンコンッ・・・とバイト。レンジを少し下げてから、ゆっくりと引くと、グンッとフッキング。ジャジャジャ・・・っとドラグが鳴る。丁寧に寄せる。ご隠居達の”今日は釣れない”宣告を受けて、開始時の不安な気持ちはどこへやら、太刀魚の活性はとても高い。

 太刀魚達は、完全に表層を意識しているようで、ジグヘッドが着水した時のカーブフォールの効果は絶大であるが、表層をタダ引きで広く素早く探った方が、太刀魚との出会いが多く、結果、バイトにも繋がりやすい。ジグヘッドを投じる度に、確実に複数のバイトがあり、9割程度の確率でフッキングに持ち込むことが出来る。徐々に夜が明け始めている。


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 ワームのインパクトを落とすために、グローがやや弱めのエコギアのパワーダートミノーのグローに変える。これが奏功して、若干、落ちていた太刀魚の反応が、再度、急上昇する。バイトが止まらない。休む間もなく、ロッドを振り、リールを回し、フッキングを入れ、やりとりをして、引き抜き、そしてシングルフックが綺麗に掛かっていれば魚体へのダメージを極力軽減するため、ペンチでアシストフックを摘まんで素早くリリース。ご隠居達は、相変わらず渋いと言っているが、彼らは生餌での引き釣りであり、太刀魚の活性が低い時であれば、ワームでのワインドの出る幕は無く、引き釣りの独断場となるが、何故かご隠居達の長尺の竿はたまにしか曲がらない。恐らくレンジがズレているものと思われるが。辺りが急に明るくなり、これに合わせてワームのインパクトを抑えるべく、ワームの形はそのままに色をピンクシルバーに変える。太刀魚の活性は落ちず、釣れ続けている。時計を見ると、午前5時半。時間切れである。

 1時間で26本。我ながら良く釣ったなと言う数字。ご隠居達に囲まれて、どんなワームが良いのか、どんな風にアシストフックを装着したら良いのかなどの質問を受けて、僭越ながら、簡単に講釈をたれた後に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月8日(金)午前4時30分~午前5時30分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温24度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:計26匹(太刀魚 26本(F2.5~3))、13本キープ、他はリリース
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■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・Cultiva D-AX 12g
 ・JACKALL Booster Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow、UV Pink Silver)
 ・Aqua Wave Spark85、SG Green/Blue F

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~タダ巻き釣法で爆釣~ 

 帰宅を急ぐ赤いテールランプの列を眺めながら国道42号を南下する。天気予報によれば、夕方から夜半にかけて降雨があるとのこと。近頃の夕暮れ時の釣行は、鬱陶しい蚊が少なくなり、緩やかにそよぐ冷たく乾いた空気に加えて、仕事を終えた安堵感も相まって、その開放感が堪らない。釣れても釣れなくても、心は癒される。ここ最近、巷の情報では、太刀魚が好調と聞く。太刀魚の活性が高い夕方から、突如としてアオリイカの反応が悪くなることに合点がいく。


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 午後7時に現地に到着する。レインコートを着込んで、ブーツを履いて、完全なる雨対策で全身を固めたうえで、必要最小限のタックルを携えてポイントに向かう。今日はあいにくの天気であるので、どうせ釣り人は居ないと予想していたが、先行者は4名。軽く挨拶を交わし、そして状況を伺ってから、隙間に入れて頂いて釣りを開始する。どうやら相当に好調とのことで、こんな時の釣り人は、誰かと話しているのか、はたまた独り言なのか、やたらに口数が多い。念のため、どのような釣り方をされているのか、どのレンジで反応が良いのか、主たるサイズは、などと情報を仕入れてみると、皆さん餌釣りをされているようで、餌はキビナゴが良いとか、浅いレンジが良いとか、サイズは10本に1本の割合で指4本以上が出るとか、何でも楽しそうに応じてくれる。まずは定番のワインドで開始する。ジグヘッドを投じてから、7秒ほど沈めてから、緩やかなワイドで中層付近を探る。一投目から、コンッ、コンッと明確なバイトがあるも、なかなか乗らない。再度、ジグヘッドを投じて、レンジを上げて表層付近を誘う。やはりワインドでは乗りが悪く、幾度となく明確なバイトを取り逃してしまう。ジグヘッドを回収しようと、タダ巻きをしていると、ゴンッ・・・っと痛烈なバイト。かなり手前で喰ってきている。まずは3本足らずの太刀魚を1本。


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 何本か釣るうちに、太刀魚が居る場所、反応が良いレンジ、掛かりやすいジグヘッドの動きが分かる。今日の潮回りは大潮。満潮からの下げ潮が効き始めている。潮流が効いている場所にジグヘッドを投じて、ラインテンションをかけながらカーブフォール。ゴンッ・・・これで掛かれば、後は一気にやり取りに入る。仮にこれでバイトを掛け損なった場合には、ロッドを立てて、表層までレンジを上げて、後はタダ引きをすれば、ほぼ確実に太刀魚のバイトを捉えることが出来る。まさにキャストの度にバイトがある。巨大な太刀魚の群れが入ってきているのか、バイトの数は半端ではない。グローのワームがボロボロになり、あまり実績が芳しくない、ピンク色にシルバーラメが入ったワームに切り替えるが、ワームの色や形は、ほぼ関係が無いようで次々に釣れ続ける。

 我ながら欲張りなもので、これほど太刀魚が簡単に釣れると、次はサイズアップを図りたくなるもの。とは言ったものの、最小限の道具しか持ち合わせておらず、ジグヘッド3個、ワーム4本、何故か餌木2個の布陣では、出来ることは限られていて、せいぜい狙う方向を変えるか、レンジを下げるか、動作を変えるか、この程度しか思いつかない。ピンク色のワームで少しレンジを下げた方が、サイズが良くなるような気もするが、いまいち再現性が乏しく、説得力に欠ける。


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 投じたジグヘッドを3秒ほどカーブフォールで落とし込んで、そしてロッドを立てて何もアクションを付けずにリールのハンドルを回していると、コンッ・・・と突っつくようなバイトの後に、身体を鞭のようにくねらせた太刀魚独特の強い引きがロッドを大きく曲げる。ドラグがジャジャジャ・・・っと唸る。一定のラインテンションを保ちながら、相手が強く引けばこちらの動きを止めてドラグで応戦し、そして相手の動きが弱まればロッドを引き付けてラインを巻き取る。最後の最後まで強い抵抗を見せたのは、指4本を超える良型の太刀魚。しかしながら、良型はこの1本きりで、後は金太郎飴を切ったように指3本程度。


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 追い風を利用して潮が効いているであろう付近にジグヘッドを投じてから、一定の速度で引いていると、スコンッと軽快なバイトの後にラインが鋭く走る。ロッドのバット部分で魚の躍動感を受け止めつつ、これは太刀魚の引きではないことを感じながら、丁寧にやりとりをする。その正体を確認すべく、ヘッドライトで海面を照らすと、回遊魚らしき砲弾型が見える。ランディングネットが無く、止む無く、そのまま引き抜いてみると、何と鯖。丸々と太っている。サイズは約36㎝。


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 ある程度の太刀魚を確保してしまえば、後はリリース前提の釣りとなる。ジグヘッドを投じてからすぐにラインスラッグを取って、表層を早めにタダ引きをする。トレブルフックに掛かってしまうと、魚へのダメージが大きくなり、リリースが出来なくなってしまうため、トレーラーとして装着しているシングルフックに掛けることが肝要となる。コツッ・・・コツッ・・・と太刀魚のバイトを感知すると、通常なら少し溜めてフッキングの機会を伺い、ジワリと重量感が乗ったところでフッキングと相成るが、これだと太刀魚の歯が、トレブルフックにまで達している場合がある。出来るだけ素早くリールのハンドルを回し、最初の小さな”カッ・・・”のバイトを捉えてフッキングに持ち込めれば、狙いどおりにシングルフックに掛けることが出来る。こんな釣り方が出来るのも、太刀魚の活性が著しく高いからこそ成立するもので、この際、技術を磨くことに重きを置いて釣りを続ける。随分と時間が経過した。ふとカウンターを確認すると「42」の数字。まだまだ釣れ続くような雰囲気ではあるが、満潮からの下げっぱなの時間帯よりか、ほんの少し活性が落ちたようにも思え、また、最早、漁労活動の領域に達していることもあって、午後9時を持って納竿とした。


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 こんな状態で太刀魚を車に積み込むしかない。


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 このピンク色のワームで約25本を掛けた。砂糖がまぶされたゼラチンのお菓子のように、表面はボロボロを通り越してホロホロ状態に。しかし、日本の製品は素晴らしく、ここまでホロホロ状態になっても、しっかりと機能を果たしてくれる。


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 この2本のジグヘッドで41本と1匹を捕獲した。さすがの分厚いコーティングが剥げてしまう。リーダーとして装着していたワイヤーもぐにゃぐにゃ。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月5日(火)午後7時~午後9時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:曇り時々雨、気温24度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:計42匹(太刀魚 40本(F2.5~3)、1本(F4)、鯖1匹(36cm))、20本キープ、他はリリース
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■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・Cultiva D-AX 12g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow、UV Pink Silver)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山エギング釣行 ~良型は深場に居る?~ 

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 午前3時半に起床。素早く身支度を整え、そして珈琲を煎れる。立ち昇る湯気に乗って、珈琲の香ばしい匂いが漂い、朝の冷たい空気に交じる。午前4時過ぎ、車のエンジンを始動して、いざポイントへ。路地裏の暗がりに、新聞配達のバイクのライトが揺れている。


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 午前5時、釣り開始。やはり台風の影響でうねりが入っていて、風は幾分か穏やかではあるものの、大きな音を伴って岸際に波が砕け、そして白濁している。まずは活性の高い個体に狙いを定めて、更には海が荒れていると、アオリイカが餌木に気が付きにくいのでは、との思いからラトルが入ったシマノ・セフィアから開始する。自由奔放な風に煽られながら餌木を投じる。深場からの駆け上がりに、こぼれ落ちた消波ブロックが絡むポイント。幾度となくアオリイカを掛けている場所であり、先行者が居ないことを考えれば、良い結果に繋がる可能性が高い。底を取ってから二度目のシャクリ、そして餌木を沈める。風で乱れるPEラインを巻き取り、パンッパンッ・・・と鋭くトゥイッチを入れる。グンッ・・・っと明確な衝撃。素早くロッドを立てて、その引きに対峙する。狙いどおりに一投目からアオリイカを捉えることに成功する。幸先が良い。


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 場所を変えながら餌木を投じていく。みるみる空が明るんでくる。遥か遠くに揺らぐ稜線を背景に大型船が見える。ラトル入りの餌木ではインパクトが強すぎるのか、その後の反応が無いために蛍光色の餌木に変更して、深場に潜む個体を探ることにする。徐々に風が収まりつつある。追い風に餌木を乗せて遠投し、25秒ほどを要してボトム付近にまで落とし込む。風の様子を伺いながら、縦のシャクリと横のシャクリを織り交ぜて餌木を躍動させる。10秒ほど沈めて、シャクリを入れる。グンッ・・・っとロッドに重量感。ドラグがジリジリっと鳴る。深場で掛けた時の重量感は堪らない。2杯目のアオリイカ。


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 静穏度が比較的高い浅場に餌木を投じるがアオリイカの姿は見えない。餌釣り師の動きが慌ただしく、どうやら太刀魚が上がっている様子。深場にアオリイカが居ると判断。キャスト毎に時間を要するために、トレースラインを慎重に選びながら、また風向きを考えながら、餌木を投じていく。じっくりと時間を掛けて、ボトム付近にまで餌木を沈めて、縦のシャクリで餌木を大きく躍動させながら、そして再度じっくりと沈めてアオリイカを誘い出す。視認性の高い黄色のPEラインが、スッと入り込むが、バイトのようにも見えるが、風と波の影響のようにも見える。ラインスラッグを取り、縦にパンッとシャクリを入れると、やはりアオリイカが餌木を抱いていたようで、その反動でロッドが大きく湾曲し、ジジジ・・っとドラグが鳴る。ジェット噴射でロッドがグイグイと引き込まれるが、ロッドの弾力を活かして、ラインテンションを一定に保ちながら寄せる。3杯目。


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 潮が下がっていることを確認して、海岸沿いに移動して岩場付近を探って、3杯のアオリイカを追加するも、浅場で反応するアオリイカはいずれも小さい。更に場所を移動しながら餌木を投じていく。低い角度から差し込む朝日のせいで、偏光グラスが効く範囲が狭くサイトの釣りが成立しない。


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 一旦、基点に戻ってから、再度、別の方向の岩場へと移動する。浅場でアオリイカを捉えるも、サイズが小さい。やはり良型は深場に居ると確信して、足場の悪い岩場を慎重に進み、追い風で餌木を遠投できる場所まで移動する。深場から浅場への駆け上が付近を平行に攻めることが出来るポイントで、尚且つ下げ潮が効きだして、良い感じに潮が当たっている。アオリイカが居るなら、一発で喰ってくる筈。追い風に乗せて餌木を遠投し、ラインメンディングした後にじっくりと時間をかけて餌木を沈めていく。20秒を数えた後に縦のシャクリで一気に餌木を跳ね上げる。追い風と相まって、程よくラインテンションが掛かり、見るまでもなく安定して餌木が沈んでいく様が想像出来る。二度目のシャクリ、そして沈下。そしてラインスラッグを取って素早くシャクリを入れると、ズンッ・・・と根掛かりのような抵抗。同時にドラグがジャジャジャ・・・と鳴る。ロッドを立てて、ラインテンションを十分にかけると、海面に大きな黒煙が滲む。ぐいぐい引き込むジェット噴射をいなして、最後は指でスプールを止めてから、ゆっくりと引き抜く。なかなかの良型である。


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 別の場所で小型のアオリイカを捉え、その間にポイントを休ませてから、再度、先ほどのポイントに入る。盛大に墨を吐かれたので、他のアオリイカが警戒しているかも知れない。追い風を利用して、なるべく奥に餌木を送り込む。じっくりと沈めてから縦のシャクリで鋭く跳ね上げる。ラインがスッと一直線になり、ロッドにジワリと重量感。明確なバイトだ。しっかりとロッドを立ててフッキングを入れると、ジェット噴射の躍動感が伝わってくる。遠くで墨が噴射されている。丁寧に寄せて、先ほどより少しサイズは落ちるが、良型のアオリイカ。カウンターを確認すると、ツ抜け達成の「12」。まだまだ粘れば数を伸ばすことも可能な状況であるが、十分に心が満たされたので、これにて納竿とした。


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 真夏の酷暑の際には、こんな写真を撮ることも思いつかなかったが、涼しくなれば精神的にも肉体的にも余裕が出てくるもの。


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 本日のランチは鶏白湯ラーメン。濃厚な中にも優しい円やかさが兼ね備わっていて、もっちりとした細麺との相性も抜群である。味の調整が出来る横浜家系の系列店に来ると、ついつい本能的に”濃いめ”で”油多め”で”麺固め”にしてしまうが、今回は”普通”の状態で頂いてみたところ、何とも素晴らしく調和が取れていて美味い、と言うことに今更ながら気が付いた。乾燥した風が気持ち良く、最高の昼寝日和である。

横浜ラーメン濱友家
 住所:和歌山県和歌山市太田1-1-12、1F
 電話:073-499-7771
 営業:11:00~15:00、17:30~23:00
 休み:なし
 駐車場:共用駐車場あり


■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月3日(日)午前5時~午前7時30分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温24度、水温26.0度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:アオリイカ 12杯(7杯キープ、残りはリリース)
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■使用タックル
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)餌木
 ・YO-ZURI、アオリーQ大分型布巻 2.0号(6.0g)
 ・YO-ZURI、アオリーQ RS 2.0号(8.6g、沈下速度 3秒/m)
 ・シマノ Sephia Egixile 4×4tune 2.5号

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山エギング釣行 ~早朝、風裏釣行~ 

 ようやくの週末。金曜日の仕事終わりの夜に釣行を計画するも、日本の南海上に彷徨う台風15号の影響で、反時計回りでぐるりと回り込んだ北風が、ここ和歌山でも強く吹きつけて、とても釣りが出来るような状況では無い。天気予報を確認すると、土曜日の早朝だけ風がおさまるとのこと。ならばと、普段より巻きで眠りの体制に入り、翌日、つまりは土曜日の午前4時前に起床。数日前までは、汗をかきながら寝ていたのが嘘のように、今や布団に潜り込んで丁度良い具合。お湯を沸かして、珈琲をドリップして、それをマグカップに注ぎ込んで、いざ出発。外の空気は冷やりとして気持ちが良い。


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 午前5時頃に現地に到着。釣り場には誰も居ないと踏んでいたが、既に複数人がロッドを振っている。しかもアオリイカ狙いと思しきアングラーも見える。このポイントを熟知しているアングラーなら、アオリイカが居着く場所が限定的であることに気が付いている筈なので、そうなると誰かが先に釣ってしまうと、場荒れして後が続かないことになる。ロッドを振り始めると、早くも隣の先行者がアオリイカを上げている。若干、焦りつつも緩やかな追い風に乗せて餌木を遠投し、そしてじっくり20秒以上かけて沈めて、そして縦のシャクリと横のシャクリのコンビネーションで、餌木を跳ね上げてアオリイカを誘う。2投目。縦のシャクリを入れて、餌木を大きく躍動させてから、じっくりと10秒沈めて、そしてラインスラッグを取ってから大きく1回だけシャクリを入れる。イメージは出来ていた。次のシャクリの瞬間に、グンッ・・・っと痛烈なバイト。自動的に柔らかいロッドがアオリイカを捉える。消波ブロックに打ち付ける波音の合間に、ブシュ、ブシュっと墨が噴射される音が聞こえる。まずは1杯目。蛍光の餌木を選択したのも良かったのだろう。


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 ラトル入りの餌木で1杯を追加するもリリースサイズ。その後、なかなかバイトを捉えることが出来ない。台風の影響で外洋からのうねりが強く入り、海岸線や突堤などに盛大に波が打ち付け、そして白濁している。普段なら格好のポイントである岩が点在する浅場も、これだけ波が高いと濁りが入り、また餌木が上下左右に揺さぶられて、なかなか狙いどおりの誘いが出来ない。夜が明け、爽やかな風が吹いている。気温は22度。浅場と深場の接点になるコースに餌木を投じて、じっくりと沈めてからシャクリを開始する。横風が強くなり、縦のシャクリではラインが撓んで、結果、餌木がスライドしてしまうので、横のシャクリだけで餌木を操作する。深場に沈む岩の横を掠めるように餌木をトレースする。ここで出ないとアオリイカは居ないと断言できるコース。グンッ・・・シャクリと合わせのタイミングがうまい具合に噛み合って、フッキングに成功する。ぐいぐいと躍動感ある引きを丁寧に寄せて3杯目。


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 アオリイカの警戒心が強いのか、手前まで寄せてサイトで仕留めようとするも、途中でアオリイカと餌木との距離が離れてしまい、最後の詰めの段階にまで至らない。なるべく奥でアオリイカを捉えるべく、鋭いシャクリの合間に誘いを入れる。ラインでバイトを捉えることが出来ず、何度か怪しいバイトを逃してしまうが、何とか2杯を追加する。


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 潮が下がり、岩場付近に移動する。風が徐々に強くなり、餌木を投じる方向が限定されてしまい、思い通りの釣りが出来ない。立ち位置を十分に考えてから、要所だけに餌木を投じていく。海面が波立ち、偏光グラス越しでも目視が効かず、黒煙が噴霧されてしまう惜しいバイトが2度。海中に漂う墨が切なく漂っている。風向きさえ良ければ、海岸線に対して直角方向に餌木を投じて、細かくポイントを探れるところが、海岸線に対して、ほぼ平行の方向にしか餌木を投じることが出来ず、大きく移動しては1投、移動しては1投の状態が続く。過去に何度か良型を捉えたポイント。風に乗せて餌木を遠投して、じっくりと沈める。深場と浅場が繋がる駆け上がりに、大きな細長い岩が沈んでいる。引き潮が効いて、潮目が見える。縦のシャクリで餌木を跳ね上げて、左右に躍動させる。そしてじっくりと沈める。撓んだラインが、スッと一直線に伸びる。間髪入れずにロッドを立てると、グンッと痛烈な衝撃と同時にロッドが曲がる。今日、初めての理想的なフッキング。海中に大きな黒煙が漂う。丁寧に寄せて6杯目。陽が昇り、ジワリと暑くなってきている。遠くで蝉時雨。午前7時半に切り上げる。


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 午前10時から2級小型船舶の免許更新の講習会へ。指折り数えると、今回で4度目の更新。この間、自らが船舶を操縦したのは数えるほど。免許を所持していることが勿体なくなってしまうが、かと言って失効したまま放っておくのも勿体ない。簡単な身体検査と1時間ばかりの講義を受けて、無事にと言うか呆気なく講習会は完了し、後は新しい免許が送付された際に、その対価を支払えば全て完了となる。近頃は、「海の駅」も充実しつつあり、またレンタルボートも随分とお手頃価格になっていて、以前よりも手軽に海のレジャーを楽しめる環境が整いつつあるとのこと。折を見て、船を借りて釣りに行ってみようか。


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 今日のランチはJR和歌山駅の地下にある丸美商店。安定の豚骨醤油スープを啜り、モチモチ麺を啜り、ホロリと崩れる柔らか叉焼を齧り、炊き込みご飯を頬張り、至福のランチタイムを過ごす。さぁ、緩やかな昼下がりを楽しもう。

和歌山中華そば 丸美商店
 住所:和歌山県和歌山市美園町5-61
    和歌山ステーションビルMIO B1F
 電話:073-426-1231
 営業:10:00~22:00
 休み:年中無休


■釣行データ
 釣行時間:平成29年9月2日(土)午前5時~午前7時30分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温22度→26度、水温26.0度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:アオリイカ 6杯(4杯キープ、残りはリリース)
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■使用タックル
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)餌木
 ・YO-ZURI、アオリーQ大分型布巻 2.0号(6.0g)
 ・シマノ Sephia Egixile 4×4tune 2.5号

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山エギング釣行 ~拾い釣りも苦戦~ 

 昨日のエギング釣行で随分と体力を消耗し、日曜日の今日も、朝早くから出かけようかとの意気込みは霧散して、車のオイル交換や買い物をしたりして、のんびりと時間を過ごすことに。昼下がり、まだ陽光は鋭くギラギラと輝いて、風が僅かに漂っているものの外気温は未だ酷暑の威力がある。午後3時半頃にアイスコーヒーをボトルに注ぎ込んで、これを片手に車に乗り込む。干潮からの上げの時間帯に合わせて、午後4時頃にポイントに入る。西風が強く、餌木を投じることが出来る方向が限定され、必然的にポイント選びも限定される。海面が波立ち、餌木を投じたものの、PEラインが風で撓むとともに、餌木が波で揺さぶられてしまい、安定して落とし込むことが出来ない。小型を避けつつも、サイトの釣りが不十分のため、2杯の小型のアオリイカを捕獲する。アオリイカにダメージが無いように、海中でリリースしたために写真は無し。


 午後4時半、場所を移動する。


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 岩場の際に被覆ブロックが敷き詰められたポイント。被覆ブロックの法尻を攻めるのが、このポイントのセオリー。餌木を投じて、10秒ほど沈めてから、縦のシャクリで餌木を跳ね上げてから、餌木が被覆ブロックの上っ面に差し掛かると5秒沈めてから横のシャクリ。偏光グラス越しにオレンジ色の餌木が藍色の海に揺らめいているのが見える。オレンジ色が、スッとスライドして、そして消える。この間、僅かに1秒ほど。素早くフッキングを入れると、ソリッドティップが柔らかくしなり、そしてバイトを捉える。海面に黒煙が噴射される。丁寧に寄せる。場所を変えてから1投目で反応があると嬉しくなる。狙い通りだ。餌木を投じる角度を変えて、扇状に探るが、その後はアオリイカの姿は見えず。


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 潮が低い時にのみロッドを振ることが出来る岩場に移動する。相変わらず横風が強く、海面が乱れ、エギングには不向きであるが、陽が傾いて徐々にその威力が衰えつつあるこの時間帯、更には潮が上げてきていて海の生き物が最も活況を呈する時間帯、このゴールデンタイムにロッドを振らないという選択肢は無い。なるべく低い弾道で餌木を投じてから、ロッドティップを素早く下げて、余分なラインが踊らないように丁寧なラインメンディングを心掛ける。沖の駆け上がり付近に投じた餌木をじっくりと沈める。約20秒。縦のシャクリを入れると、折角のラインメンディングが台無しになるので、横のシャクリを入れては素早くラインを海面に置く。3度目のルーティンのシャクリ。グンッ・・・っとロッドが弾かれるが、柔軟なティップが自動的にバイトを捉えてくれる。しばし、アオリイカとのやりとりを楽しんだ後に静かに抜きあげる。まずまずのアオリイカ。


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 少し移動して餌木を投じる。海面が上下に波立ち、偏光グラス越しであっても餌木を目視することが難しく、波が盛り上がった瞬間に、揺らめくオレンジ色が一瞬だけ垣間見える程度。サイトの釣りを諦めて、沖合で活性の高い個体を捉える釣りに切り替える。横のシャクリでリズミカルに餌木を操作する。駆け上がり付近で、グンッと重量感。バイトを捉えた後は、一定のテンションを掛けながら丁寧にやりとりする。盛大に墨が吹きあがる。アオリイカを追加。その後、ブラインドの釣りであるが故に、フッキングのタイミングが合わず、明確なバイトを取り逃してしまう。潮が高くなると、元の場所に戻れなくなる危険もあるため、岩場の釣りを早々に切り上げる。


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 場所を移動する。お次は水深が浅い砂利浜。風向きが良ければ、遠投すると辛うじて沖合のブレイク付近にまで餌木を投じることが出来る。居着きのアオリイカは少ないが、群れが回遊してくれば連発が期待出来る場所。活性の高い個体に絞り込んで、次々に餌木を投じては、場所の移動を繰り返すが、小型の怪しげなバイトは何度かあるものの、全く釣果には繋がらず。いよいよ陽が落ちて、これからの時間帯と言うのに一向にアオリイカの反応が無い。何故か不思議でしようが無いが原因が判明した。歩き回って、他の釣り師の動きと、追われているベイトを見ていると、指2本~3本の活性の高い太刀魚の群れが入ってきて大暴れしているようで、どうやらこれが原因でアオリイカが反応しないのである。小魚の群れがザワツキ、海面が乱れ、線を引くように太刀魚が捕食活動を繰り返している。陽が完全に落ちて時間が経てば、アオリイカの反応が向上するかも知れないが、今日はこれにて納竿とした。

 哀愁漂うツクツクホウシの消え入るような声を打ち消すようにして、秋の虫の大合唱がこだまする。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年8月27日(日)午後4時30分~午後7時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温32度~29度、水温26.5度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:アオリイカ 6杯(3杯キープ、残りはリリース)
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■使用タックル
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)餌木
 ・YO-ZURI、アオリーQ大分型布巻 2.0号(6.0g)
 ・YO-ZURI、アオリーQ RS 2.0号(8.6g、沈下速度 3秒/m) など
 ・シマノ Sephia Egixile 4×4tune 2.5号

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山エギング釣行 ~時速2杯~ 

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 下げ潮が効き始める時間帯を目指して、現地に入る。潮が下がれば行動範囲が広がるポイント。高い角度から降り注ぐ陽光にジワリと汗が染み出るが、吹き渡る風のお陰で随分と気持ちが良い。天気予報によれば、北寄りの風が吹くとのことであったので、風裏のポイントを選んだものの、風が回り込んで、前から吹いたり、後ろから吹いたり、横から吹いたりとと、気まぐれこの上ない。PEラインが風で煽られて、まるでフライのラインの様に空中で大きくS字を描いているが、何とかなだめつつ、シャクリを入れる。1投目から、アオリイカの姿を複数確認出来るも、いずれも小さい。浅場に点在する岩の横付近を中心に誘う。風に乗せて、奥に投じた餌木を丁寧にシャクる。早々にバイトがあり、遠くで海面から墨が噴射されている様子が見える。小型のアオリイカ。サイトで釣る場合には、小型を避けることも出来るが、ブラインドの場合はサイズを選ぶことが出来ない。


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 鰯の群れを確認。フィッシュイーターに追われている様子ではなく、海面付近でプランクトンを捕食しているように見える。偏光グラスを通して観察すると、銀色の無数の魚体がキラキラと輝いて、口をパクパクと上下させ、無数の目玉が動いている。視線が合う・・・ような錯覚を起こす。鰯の群れ付近には、アオリイカが付いているであろうと予測して、餌木を投じては誘うが全く反応なし。夕暮れ時であれば、何らか前向きな結果が出たであろう。


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 最初にアオリイカを捉えた場所で、小型を追加。場所を休ませて、深場からの駆け上がり付近を狙って、良型を期待するもなかなか狙い通りにはいかない。


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 まるでミルフィーユのように薄い層が折り重なっていて、純白の何かの結晶のような石が陽光を浴びて煌いている。地層や地質に疎いため、これが貴重なもの否か不明であるが、純粋に見ていて心躍るのは何故だろうか。


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 潮位が下がり、行動範囲が広がる。相変わらず、自由奔放な風のお陰で、狙いたいポイントが目の前にあるのに、トレースラインを絞り込むことが出来ず翻弄される。餌木を投じて、PEラインがフワフワと宙を漂うのを何とかなだめつつ、ラインメンディングをした後に風の影響を極力受けないように配慮しながら、尚且つ躍動感あるキレのあるダートを演出すべく、縦のシャクリと横のシャクリ、場合にとってはトゥイッチングを織り交ぜて、餌木を操りアオリイカを誘う。海面が乱れていて、偏光グラスが効きづらく、餌木の動きを目視出来ない状態が続くが、近くまで餌木を寄せると、背後に攻撃態勢のアオリイカを確認することが多々ある。しかしながら、いざという時に限って、PEラインが風で流され餌木がスライドし、そしてアオリイカが我に返ったように姿を消す。なかなか難しい。時間をかけて、4杯のアオリイカを追加するも、時間と労力を費やした割に数は伸びず。攻略性が高い状態での釣りの方が、面白いことは面白いが、心が折れるかどうかの戦いにもなるので、なかなか厳しい状態である。


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 岩の隙間から小さく可愛い花弁が見え隠れして、そして心を癒してくれる。


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 当初の予定では、夜まで通しで釣り続ける意気込みであったが、あまりの暑さと貧釣に意気消沈し、何とか気持ちを立て直すために、美味い和歌山中華そばを啜ることにする。下唇の内側に数日前から鎮座して、その存在感を圧倒的に発揮している口内炎がピークを迎えていることもあり、美味さと痛さを交互に感じながら、麺を啜り、スープを啜り、叉焼を噛み締める。今日の豚骨醤油スープは、やや角が立っているように感じるが、何杯もラーメンを啜ってると、こんな違いにも気が付くようになる。何でもそうであるが、継続は力なりで、色々な感性が研ぎ澄まされていくんだと、そんなことを思いながら、スープを飲み干した。


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 昼寝を挟んで、再度、ポイントへと向かう。幾分かは風が穏やかになっている。草木を掻き分けて、ポイントに入る。浅場には岩礁帯が広がり、手前には被覆ブロックが綺麗に並んでいる。その真横には、紺碧の青が広がり、つまりは被覆ブロックから環礁帯のドロップオフのように深場へと繋がる駆け上がりが形成されている。昨年も、この場所でロッドを振って、それなりの釣果をあげている。まずは軽く餌木を投じて、手前からアオリイカを誘うことにする。10秒ほど餌木を沈めてから、被覆ブロックから海面までの空間を存分に使って、餌木を縦横に跳ねて躍動させる。1投目から数杯のアオリイカを確認する。良型のアオリイカに狙いを定めるべく、一旦、餌木をピックアップしようかと思った瞬間に、先に小型が反応してしまう。まずは1杯。

 角度を変えながら扇状に餌木を投じては、アオリイカを誘い掛けていくが、まだ活性が高まる時間帯に早いのか、個体数が限られているのか、粘りに粘って数を重ねる状態。1時間で4杯を数えたが、これ以上粘っても数もサイズも期待出来ないと判断して、場所を移動する。


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 今日は土曜日と言うこともあり、更には今日の潮回りが中潮で、夕刻に向けての上げ潮と言うこともあり、至る所で多くの釣り人が見える。当然ながら入りたいポイントには、既に多くの釣師の竿が上下している。人気の無い場所を選んでロッドを振るが、先ほどまでは穏やかであった風が、日の入りと同時に、またもや自由奔放に吹き出して、海面が波立ち、浅場には濁りが入りだしている。やりづらい。


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 岩礁帯で小型を1杯追加するも後が続かず。過去に実績があった小場所に餌木を次々に投じていくものの、アオリイカの姿を確認することが出来ず、当然ながらラインが入るようなバイトも無い。時間が過ぎていく。陽が落ちて、辺りが完全に暗くなると、風は少し穏やかになり、打ち寄せる波も呼応して穏やかになりつつある。もう帰ろうかとも思ったが、数日前に良型を捉えたポイントに移動して、往生際悪く、これでダメであれば切り上げようと決心しつつ、緩やかな追い風に乗せて餌木を投じていく。餌木をじっくりと20秒沈め、そして縦のシャクリを入れようかと思った瞬間、ラインが怪しげに真っすぐに延びていることに気が付く。ロッドを立てて、シャクルようにしてラインテンションを掛けると、グン・・・っと重量感の後にロッドが大きく曲がり、そしてジェット噴射の勢いが伝わり、ロッドの曲がり具合がそれに同調する。丁寧に寄せると良型のアオリイカ。釣りの技術や経験と言うよりかは、ただ単に粘り勝ちの状態であるが、この1杯は嬉しい。山から吹き降ろす涼しくなった夜風が心地良く、これにて納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年8月26日(土)午前10時30分~午後1時30分、午後5時~午後7時30分
 潮回り:中潮、下げと上げ
 天気:晴れ、気温32度、水温26.5度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:アオリイカ 12杯(5杯キープ、残りはリリース)
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■使用タックル
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)餌木
 ・YO-ZURI、アオリーQ大分型布巻 2.0号(6.0g)
 ・YO-ZURI、アオリーQ RS 2.0号(8.6g、沈下速度 3秒/m) など
 ・シマノ Sephia Egixile 4×4tune 2.5号

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
12-20170826.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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