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和歌山紀北チニング釣行 ~5分の2の攻防~ 

 GWが明けて、たった5日の労働でこの疲労感はなんだ。GWが遥か遠くにあったような、そんな錯覚をするぐらいに濃密な時間を過ごしたと言うことか。いや違う。色々な面倒なことに巻き込まれ、ただ翻弄されただけなのだ。今日は金曜日、潔く定時で仕事を切り上げて、素早く車に乗り込んで、国道を南下する。直前に煎れた珈琲の香りが、FM802の軽快な音楽に乗って、車内に緩やかに漂う。週末の充実度は、金曜日の夜の過ごし方で決まる。週末の入り口に足を踏み込む、この瞬間が肝心であり心が躍る。

 少し前に暴風雨を伴う荒れた天気が続いていて、海水温の上昇に影響があるのでは無いかと気を揉んでいたが、ここ数日は一気に天気が回復している。今後に期待が持てる。大河川が運ぶ流木等の漂流物が海沿いに留まっていると非常に厄介であり、過去にも釣りにならずに撤収したことがあるが、とにかく現地を確認する他に手は無い。


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 鋭い嘴で一撃。

 午後6時半、橙色に染まる西の空を眺めながら釣りを開始する。まだ時合には少し早いが、餌木を投じてシャクっていると、それだけで身体も心も解放されていく。消波ブロックが絡み、潮流が通り、尚且つ海藻が揺らめく場所。今年は、まだアオリイカの釣果が上向ていないようだが、コウイカの釣果はポツポツと耳にする。足元には、コウイカの墨跡がある。少しは期待できる。陽が傾き、辺りが一気に暗くなり始めている。遠投した餌木を10秒ほど沈めてから、大きなシャクリで餌木を躍動させる。20投以上はしただろうか。投じた餌木をシャクリ、そして沈め、またシャクリ、沈め・・・小脇に抱えていたロッドが雑に激しく揺さぶられる。瞬時にロッドを立てて、フッキングの体制に入るも、ロッドに重みは無く、残念ながらフッキングに至らず。餌木には、くっきりとアオリイカであろう嘴の後が付いている。結構な良型であった可能性がある。バイトはこれっきり。


 午後7時半、一旦、アオリイカ狙いを切り上げて、次はターゲットを変えてチヌを狙うことに。


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 午後8時にポイントに到着してから、かれこれ1時間近くもロッドを振り続けているのに、未だバイトは無い。至る所でボラの軍団が表層付近で群がっていて、彼らが頻繁にラインに接触しては、余計な期待をさせるが、さすがに何度も何度も同じことを繰り返されると、ボラの接触か魚のバイトかの違いを見分けることができるようになる。気まぐれな南風が、忘れた頃にビューっと吹く。風が止んだのを見計らっては、その合間にジグを投じていく。底に沈む小さな石や大きな石を感じながら、丁寧にロッドを操る。クッ・・・クッ・・・とボラの接触とは異なる振動。リーリングを少し早めて、ジワリとロッドを立てて魚の重みを探る。そのままジグの操作を続けると、グンッ・・・と明確なバイト。素早くロッドを引き付けてフッキングを入れる。ロッドが大きく曲がり、揺さぶられ、ドラグが鳴る。魚の走り具合と躍動感が、明らかにチヌとは異なる。粘り強く、力強い引きから、ボラを掛けてしまったのではないかと心配になる。ドラグ音とともに幾度となくラインが引き出される。丁寧に寄せて、ランディングネットを準備しつつ、ヘッドライトを灯すと、細長い魚体が躍っている。ナマズか?潮位が低く、ランディングに苦戦するが、何とかネットインに成功する。何とマゴチではないか。


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 50㎝を少し超える良型のマゴチ。現在の時刻、午後9時10分。


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 海面を凝視すると、浮遊物の動きが変わった。干潮から潮が動き出している。リーダーの垂らしを長くして、所謂、ペンデュラム投法でジグを投じていく。PEラインがガイドに擦れる音が消えた頃に、遠くでポチャっとジグの着水音を確認して、素早く余分に出たラインを整えた後にラインを巻き取っていく。ロッドティップを小さく揺さぶりながら、リールのハンドル2回転に1回の頻度で喰いの間を入れながら誘う。カツカツ・・・、チヌのバイトだ。ジワッとロッドに重みを感じ、チヌがジグを咥えていることを察知した瞬間に、チヌの硬い唇にしっかりと針を掛けるために、ロッドの反発力を活かして力強くフッキングを入れる。ラインが張り詰めて、ロッドが大きく弧を描き、スプールが回転し、ドラグ音が響き渡る。ラインが走る。魚の力を受け止めつつ、間合いを詰めていく。激しくドラグが鳴る。ロッドを寝かして、魚の動きを制御しながら、ランディングネットを準備する。チヌのファイトで気を付けないといけない点がある。間合いが十分に詰まり、ランディングネットを準備する頃に、チヌの力がふと抜けてスッと寄ってくる瞬間がある。この時に針掛かりが悪ければ、呆気なくロッドのテンションが霧散してしまう。またロッドとラインの角度が小さくなると、これもまた危険だ。最後の最後まで真剣に挑む必要がある。


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 程なくしてネットに収まったのは、チヌ42㎝。鰭が長くて凛々しく、綺麗な魚体だ。


 どうやら時合に入った感がある。この直後に、同じような場所で良型のチヌを掛ける。強烈な引きで、何度もロッドが絞り込まれ、時間を掛けて寄せたまでは良かったが、潮位が低いこともあって、魚の誘導がうまくいかず、ランディングネットを片手にもたもたしていると、魚の口からジグがパンッと外れてしまい痛恨のバラシ。
 更に1匹目より強い引きの良型を掛けるが、これも最後の最後で痛恨のバラシ。ともにヘッドライトを照らして魚体を確認していただけに、精神的なダメージは大きい。上げ潮が効いた一瞬に時合が訪れ、30分ほどでバイトが遠のき静寂が戻る。アオリイカを含めると、打率は5分の2であったが、心は満たされている。週末が始まった。


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 夜中の牛丼ってこんなにも美味いのか。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年5月11日(金)午後8時~午後10時30分
 潮回り:若潮、下げ→上げ
 天気:晴れ、気温:22度、水温:16.2度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計2匹(マゴチ51cm、チヌ42cm)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Sandworm 2inch, C(Camouflage)
 ・KEITECH Ring Worm 2inch, Green Pumpkin Pepper
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, IGAI Smoke
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
07-20180511.png
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神戸・明石間メバリング釣行 ~未だ海中に春は来ず~ 

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 午前8時半頃に散歩がてら北野坂で開催されているインフィオラータに。普段は車が走行している舗装路には、芝生がぎっしりと敷き詰められていて、またチューリップの花弁や茎で描かれた艶やかな絵が幾枚も飾られていて、異国のような雰囲気で華やいでいる。朝の冷えた空気が山から駆け下りてきて気持ちが良い。パールストリートから北野坂に入り、まず最初にお目見えしたのは、神戸港開港150年を祝ったもので、黄色の物体はどうやらピカチュウのようである。身長が4mほどあれば、絵柄が良く分かるのだが。


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 朝の太陽の光を浴びてチューリップの花弁が輝いている。


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 北野坂を上がった北野通付近からの眺め。反対側から絵を見ているので、絵柄がより不明である。


 午後7時半、久しぶりの神戸港。一昨日に大雨が降り注いだせいで、上向きかけていた水温が下がってしまい苦戦が予想される。昨年の今頃は、小型ながらメバルやカサゴの活性が高くて、楽しい釣りが出来たと記録しているが、今夜はどうであろうか。風が吹いていて、ライトリグではラインコントロールが難しいと考えて、ただ操作性だけを優先して、まずはチニングから開始する。過去に実績があった場所を中心に、30分ほどロッドを振るも、チヌのバイトはおろか、根魚のバイトも無く、予想どおりの厳しい展開である。


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 素早くジグヘッドの釣りに変更する。風の影響を考慮して、少し重めの2gのジグヘッドを結ぶ。護岸沿いに次々にジグヘッドを投じては、中層から底層を丁寧に探っていくが明確なバイトは無い。ジグヘッドを動かす速度が速すぎるのかと考えて、超微速を心掛けるとともに、操作を止めてバイトの機会を演出する。時間が過ぎる。海面がピチャピチャと賑わっている。ヘッドライトを灯して、目を見開いて凝視すると、鰯のような稚魚が大きな塊を作って群れている。チャンスはありそうだ。護岸沿いにジグヘッドを投じてから、底層付近を丁寧に探ると、ガツガツッ・・・と雑なバイトを感知するも残念ながらロッドに重みは乗らず。追い食いを期待して、そのままの速度を維持しつつ、ジグヘッドを浮かす要領でロッドを少し立てながらリールのハンドルを回すと、ツーっと引っ張られるような滑らかな違和感の後に、グインッと力強いバイト。リールのハンドルを素早く回し、同時にロッドを引き付けると、ジャァァァ~っとドラグが激しく唸り、ロッドが湾曲し、ラインが走る。真下に突っ込む引きに耐えつつ、ドラグ音とともにラインが引き出されていく。障害物に潜られると厄介なので、左手で強引にスプールを止めて魚を浮かせてから一気にランディング。


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 背中が張り出し、筋肉質なタケノコメバル25㎝。ようやくの1匹目に安堵する。


 タケノコメバルの強烈な引きの感触が残っている状態で、常夜灯が作りだす明暗の”暗”の部分にジグヘッドを投じてから、横風で撓んだラインをパンパンっと海面に馴染ませてから、中層付近を一定の速度で誘うと、グンッ・・・グググ・・・っと痛烈なバイト。途端にドラグが激しく鳴り響き、ロッドが大きく曲がる。幾度となくスリリングな攻防を繰り返し、ようやく手前まで寄せたまでは良かったものの、ギラリと輝く銀鱗を見て焦る。35㎝ほどあるキビレだ。ランディングネットを携帯しておらず、引き抜くのは不可能であるが、引き抜くしか方法は無い。止む無く、左手でスプールを止めて、エイッ・・・っと引き抜くと、案の定、銀鱗が海面から20㎝ほど浮いた瞬間に、急激にロッドが軽くなり、そして時間差でバシャっと海面が白濁する。大きな波紋が広がり、同時に落胆する。掛かりが浅かったのか、ラインブレイクは免れたものの逃した魚は大きい。


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 歩いて移動をしながら、ジグヘッドを次々に投じていくが、続くバイトが無い。潮がグイグイと上げていて、ベイトが無数に泳いでいて、一見すれば良さそうな状況に見えるが、労力の割に釣果が伴っていない。ジグヘッドの重さや、ワームの種類を変えながら、本日のヒットパターンを模索するが、釣れないことには答えを導き出しようがない。護岸の端から端まで執念深く探ったところで、海藻に引っ掛かったようなヌワァ~っとした違和感。ラインテンションを保ちつつ、クッ・・・っとした躍動感を得た瞬間に素早くフッキングを入れると、ようやくのカサゴ。


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 非常にキャストしづらい場所で、奇跡的にバックハンドが決まり、狙いの場所にジグヘッドを放つことに成功する。これで釣れなかったら魚は居ないと言い切れるような、我ながら会心のトレースラインをなぞりつつ悦に入る。ツッ・・・と小さなバイト。手首を返してフッキングを入れると、ロッドがプルプルと遠慮気味に震える。有終の美を飾るには、あまりにも小さなカサゴであるが、何とか1匹を追加して納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年5月4日(金)午後7時30分~午後9時30分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:18度、水温:16度
 ポイント:神戸港
 釣果:計3匹(タケノコメバル1匹(25㎝)、カサゴ2匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g、1.5g、1.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
08-20180504.png

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和歌山紀北メバリング釣行 ~根掛かり回避、浮かせて釣る~ 

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中華そばネギ大盛700円也。お気に入りの中華そばで腹ごしらえ。まずは蓮華で青葱を押しのけてスープを掬い、そして心静かに啜ると、濃厚な豚骨スープが口中に広がり、時間差でエッヂの効いた醤油とともに胃壁にジワリと染み渡る。山盛りの青葱ともにスープを啜れば、あら不思議、濃厚さに清涼感が溢れて別物に。脂身がトロトロの濃厚叉焼を齧り、そして間髪入れずに硬めの細麺を啜れば、見事に調和して、完全なる至福の時間が訪れる。しかし、完食後に異変が。少し前までは、この濃厚な豚骨醤油の中華そばが堪らなく美味くて、食後は充実感に満ち溢れていた筈であるが、身体がジジイ化しているのか胸焼けして気持ちが悪い。久しぶりに巨大な口内炎が出来ているので、体調が万全で無いのかも知れないと慰めつつも、もしや更に齢を重ねると、こんなにも美味い中華そばが天敵になってしまうのかと思うと、焦燥感に駆られてしまう。健康診断の”脂質異常”の文字を見なかったことにして、引き続き、志高く、今のうちに啜れるだけ啜っていこうという所存。

中華そば まるだい(○大)
 住所:和歌山県和歌山市西浜3-7-58
 電話:073-447-3100
 営業:11:00~21:00
 休み:水曜日


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 午後5時半ごろに現地に到着する。GWに突入して、国道が渋滞しているのでは無いかと予測して、時間に余裕をもって車を走らせたが、良い方向に予想が外れて早く到着する。餌釣り師の様子や海の様子を確認する。紀州釣りでチヌを狙う人達は、軒並み苦戦されているようで、大きな丸い魚籠が折り畳まれたままに脇に鎮座している。海を覗き込むと、小規模な群れで移動するアジの姿と、恐らくカタクチイワシであろう小魚の群れを確認する。水温が上昇して、これから釣りが面白くなる。夕暮れの時合に、太刀魚が入ってくるかも知れないと期待して、ワインド用のタックルを準備しておく。


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 昨日の釣行では、ジグヘッド単体での素早い釣りを展開することが出来て、結果、小型ではあるものの数だけは伸ばすことが出来たが、根掛かりが連発して、かなりの数のジグヘッドとワームを無くしてしまい、精神的にやられてしまったその反省から、ジグ単より手返しやピンポイントの攻めは劣るが、兎に角、根掛かりを回避する性能は優れる中通しのフロートリグを投入する。リーダーは少し長めの1m。


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 時折、南寄りの風が強く吹き付ける。ジグ単では操作不可能な横風なので、フロートリグを選択したことは、間違いでは無かった。まずは0.3gのジグヘッドにダイワ・ビームスティックのオーロラで釣りを開始するが、まだ少し時合には早いのか、もしくはジグヘッドが浮いてしまい、魚の居る場所をダイレクトに攻めきれていないのか、ポツリポツリのバイトで苦戦する。更にはワームがあまりにも水に馴染み過ぎてしまってるので、ワームの色を視認性の高いド派手なオレンジ色にしてみたり、あれこれ試行錯誤するが、結果は変わらず。


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 誘うレンジを下げるべく、ジグヘッドを0.6gに変えて、更に視認性を高めるべく、ワームを簡刺しワーム2.8インチ、パールホワイトに変える。これが奏功して、夕暮の時合とも相まってバイトの数が増える。横風でPEラインが押されて、更にはフロートが流れてしまい、狙いのコースにジグヘッドを通すことが出来ず難儀するが、数投に1回の頻度でバイトがある。風の具合を伺いながら、ストップ&ゴーでジグヘッドを緩やかに落とし込んで誘いを入れると、ツッ・・・ククク・・・っと明確なバイトの後に、やや強めのロッドが少しだけ曲がる。


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 フロートを介していることもあり、ジグ単と比較すると感度が低く、攻めている感に欠けてしまうものの、根掛かりのトラブルが少ないのは非常に快適であり、心に余裕が生まれてくる。ジグヘッドを投じてから、ラインを送り込んでリーダー分以上にジグヘッドを深く沈めてから、ゆっくりと引いて、そして再度カーフォールで落とし込むと、恐らく上から落ちてきたワームを狙っていたであろうカサゴが分かりやすく反応をする。根掛かりを恐れずに、ジグ単やテキサスリグなどで、もっと深場を果敢に攻めれば、きっと良型が反応するかも知れないが、今日は快適性を重視してフロートリグの釣りを継続する。


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 夕暮のマズメ時に太刀魚を狙ってみるものの、こちらは残念ながら反応なし。カタクチイワシなどのベイトの群れがしっかりと定着すれば、太刀魚の釣果も期待出来るが、まだ少し早かった。午後8時、カサゴの反応が悪くなり、納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年4月29日(日)午後6時~午後8時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:26度→17度、水温:15.0度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計19匹(カサゴ19匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) フロートリグ用
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) ワインド用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Aqua Wave 簡刺しワーム2.8インチ、パールホワイト
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、煌クリアー、オーロラ
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 0.3g、0.6g
(3) フロート
 ・アルカジック ぶっ飛びRocker F-7.6g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
09-20180429.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北メバリング釣行 ~連発するも満足できず~ 

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 もう完全に習慣化しているが、何かしらの濃厚な豚骨スープを啜らないと週末が始まった気がしない。禁断症状とまでは言わないまでも、昼前になると心が落ち着かず、そわそわしてしまう。やはり中毒か。JR和歌山駅の地下にある中華そば店にて、濃厚な豚骨醤油の中華そばを啜る。普段はスープの温度が非常に高いが、今日は少し温度が低くて丁度良く、スープの味がより際立っているように感じる。甘い脂身が秀逸なホロホロ叉焼を頬張りつつ、叉焼が沢山入った混ぜご飯を頬張って、更に蓮華にてスープを優しく啜ると、完璧な世界が口の中に広がる。胡椒をかけ過ぎてしまったが、胡椒の強い香りと、これに負けない濃厚スープがバランスよく調和して、美味さが倍増する。

和歌山中華そば 丸美商店
 住所:和歌山県和歌山市美園町5-61
    和歌山ステーションビルMIO B1F
 電話:073-426-1231
 営業:10:00~22:00
 休み:年中無休


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 丸美商店の中華そばを啜った後には、ほぼ確実に足を運ぶパン屋さんがある。信じられない重量感のアンパンとクリームパンがつとに有名であるが、今日は食パンとレモンパンなどを購入して、夕刻の釣行に備えることにする。

ABEND
 和歌山県和歌山市友田町2-152
 073-422-0141
 営業時間:9:00~19:00
 定休日:日曜、祝日


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 数日前の豪雨の影響がまだ残っていて、満ち潮に乗って大量の漂流物が押し寄せてきている。満潮からの下げで、これらの漂流物が一気に動き出すと非常に厄介である。最近、漁師さんと会話をする機会が多々あるので、ここ最近の漁の状況を伺ってみると、黒潮の大蛇行の影響で例年より水温が上がらず、特にシラス漁が芳しくないとの声が多く聞かれる。季節感が特に強いシラスは、予想される漁獲量と実際の漁獲量が異なってしまうと、漁獲量が落ち着くまでは価格の乱高下が伴い、場合によっては大損をすることがあるとか。趣味の範疇で釣りをしている私にとっては、自分の腕の悪さを棚に上げては、釣れない理由に水温を並べていたら良いだけだが、本職の漁師さん達にとっては、海水温の1度の違いが生活にダイレクトに跳ね返ってしまうので、気が気でないことは素人の私にも理解できる。また、このような漂着物も、シラス漁に使用する目の細かい網を傷めたり、魚とゴミの選別が出来ずに商品にならなかったりと、色々な苦労があるという。


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 早めにポイントに到着できたので、心地良い春の陽射しと潮風を感じつつ、買い込んだパンを齧りつつ、珈琲を啜りつつ時間を過ごす。午後6時、満を持して釣りを開始する。下げ潮が徐々に効き始める絶好の時間帯であり、結構な期待を抱きつつジグヘッドを投じていく。微風があり、PEラインがふけてしまうので、1.5gのジグヘッドに重量感があるダイワのビームスティックの組み合わせで開始する。早々に小型のカサゴがロッドを曲げてくれる。思いのほか潮位が低くて、被覆石にジグヘッドが頻繁に引っ掛かり難儀する。ジグヘッドをロストしたり、運悪くPEラインとリーダーの結束部が切れてしまったり、貴重な時間が削がれていく。


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 極力トラブルが少なく、かつ効率的な釣りが展開出来るようにと、ジグヘッドの重さを変えたり、ワームを変えたり、トレースラインを変えたりしながらジグヘッドを投じていく。風で煽られて湾曲するPEラインをなだめながら、被覆石の天端付近ギリギリを浮遊感を出しつつ丁寧に誘っていくと、高い確率でカサゴが反応する。もっとレンジを下げた方が、良型が反応するに違いないが、攻めすぎると呆気なくラインブレイクに見舞われてしまうので、その匙加減が難しい。小型のカサゴが連続的に釣れて楽しいが、やはり欲深いもので良型を追求したくなってしまい、奥深くにジグヘッドを送り込んではラインブレイクを繰り返す。釣れているのに満足感は少ない。


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 1.0gのジグヘッドにアクアウェーブの簡刺しワーム2.8インチの組み合わせ。ワームに刻まれた深いリブが水の抵抗を増加させてくれるので、軽いジグヘッドでも操作性を増すことができる。ロッドの反発力を活かして、被覆石の法肩部分の奥に軽量リグを投じて、そしてラインテンションを少しかけながらジグヘッドをカーブフォールで落とし込んでいく。被覆石の法面にジグヘッドが到達する前にカサゴのバイトがあれば、コンパクトに合わせていくが、バイトが無ければロッドを立てて根掛かりを交わしながら法面を誘うことになる。魚の活性が高いため、ジグヘッドが根掛かる前にバイトがあり、何度も助けられるが、少しのミスが根掛かりに直結するので、かなり真剣にロッドを操作する。気が付けば、釣りを開始してから1時間近くも左右を見ることもしていない。


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 何もかも忘れて、猛烈な集中力で釣りを続ける。陽が落ちると、ようやくにして少しマシなサイズのカサゴが反応を示す。とはいえ十分に小さいが。満月の光が煌々と降り注ぎ、常夜灯の明暗部があいまいになり、今日もメバルを狙うことが難しくなりそうだが、とりあえずカサゴ狙いに絞り込んで、徹底的に攻めていく。


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 根掛かりを恐れて、普段より障害物との離隔を取るためにジグヘッドを浮かせていることもあって、カサゴもそれに呼応してか、”カッ”とか”クッ”とか小さく鋭いバイトが多数を占める。幸いなことに横風が緩んで、ラインコントロールが容易になり、また微細なバイトを積極的に掛けていくことが出来る。


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 潮位が低くなり、狙っているポイントにジグヘッドを送り込むことが難しくなり、午後8時をもって一旦休憩を入れる。遠くに赤色の電気ウキが並んでいる。電気ウキを目印に、徒歩でその場所まで行って、釣り師に状況を聞いてみると、夕暮れ時にアジが釣れたとのことであるが、今はピクリともウキが動かないとのこと。明るい時間帯に15㎝ほどの魚が目の前を通過していたが、やはりアジであったかと、今更ながらに思う。


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 欲深い釣り師(私のこと)は、カサゴだけでは満足することが出来ず、少し場所を変えてチヌを狙うことに。満月の光が強く降り注ぎ、まるで夕暮れのような明度を保っている。海面には、恐らくボラの群れであろう波紋を至るところに確認することが出来る。ジグヘッドを投じてから、底のゴツゴツした形状を把握しながら、ロッドティップを小刻みに動かしつつ、リールのハンドルを動かしたり止めたりして丁寧に誘いを入れる。何度か、ガツッと明確なバイトを感知するも、切られたワームの切り口から、その正体がフグであることが分かる。水温が上昇している証拠であるが、明るい時間帯や月光が強いと、決まってフグが邪魔をするので非常に厄介である。フグのバイトを避けるべく、操作する速度を上げて本命を誘う。スイミングに近い速度でジグヘッドを操作していると、クンッ・・・ツツツ・・・・っと、フグとは異なる感触。素早くフッキングを入れると、グググッと躍動感。先ほどまで小型のカサゴを相手にしていたこともあって、軽快な引きに喜びを思えつつ、ついついランディングネットを準備したが、ヘッドライトを灯すと抜きあげ可能な25㎝ほどのチヌである。更に釣り進み、何度か本命の痛烈なバイトを感知するも、いずれも乗せるに至らず1時間ほどで納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年4月28日(土)午後6時~午後8時、午後8時40分~午後9時40分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:24度→15度、水温:15.1度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計29匹(カサゴ28匹、チヌ1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(3) チニング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・Aqua Wave 簡刺しワーム2.8インチ、パールホワイト
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト
 ・KEITECH Ring Worm2インチ、Green Pumpkin Pepper
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
12-20180428.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~強風に負けず、今期初の太刀魚~ 

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 カリタ ステンレス製細口ポット 0.7L

 カフェイン中毒である。朝起きた時、仕事を始める時、仕事をしている時、考えている時、釣りに出掛ける時、甘いものを齧る時、夜更けに寛いでいる時、片手には高い確率で珈琲がある。特段のこだわりはなく、専門店で高級な豆を購入するでもなく、指定の銘柄もなく、いつもスーパーで売っている廉価品で何も考えずに適当に淹れていたが、同じ豆でもドリップ次第で随分と味が変わるのだとマツコの番組で知った。以来、どのドリップポットが良いか悩んでいたが、モノマガジンやネットの情報を頼りに、最終的に”カリタ”に辿り着いた。無難である。本当は、銅メッキが施された見るからに高級なものが欲しかったが、懐との折り合いがつかず、安価なステンレス製に落ち着いた。それでも定価は5000円を超えるので、自分にとっては高い買い物である。しかも珈琲を淹れる意外に用途が無いので尚更である。神経を集中しながら、糸のように細いお湯を豆に落とし、きめ細かな泡から良い香りが漂う瞬間が、何故か心地良く感じる。味にどれだけ結び付くか不明であるが、心なしか珈琲の味が柔らかくなったような気がする。


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 いつもの中華そば店で腹ごしらえをして、適宜を待つ。ここ最近の週末は、決まって悪天候に見舞われてしまい、ろくに釣行出来ない日々が続いていただけに、今週もまたか・・・と少し嫌気がさしていたが、夕方にかけて少し天気は回復すると天気予報は言っている。強く吹く北西の風が気になるが、珈琲を片手に車に乗り込んで、国道42号を南下する。


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 吟味して、北西の風を遮るポイントを選んだものの、現地に到着すると激しく風が吹きつけていて、髪の毛はワサワサと揺れ動き、時折、身体ごと持っていかれそうになる。海面を覗き込むと、強風で押し寄せられた波が上げ潮と相まって、白く砕けている。これは釣りが出来る環境ではないが、せっかく車を走らせてきたこともあり、とりあえずロッドを振ることにする。服をバタバタと揺らしながら強風に立ち向かう釣り師からの情報によれば、流入河川の影響で午前中は激しい濁りであったが、上げ潮のお陰で随分と濁りが収まってきていて、釣果もなかなかとのことで、良型のチヌが数枚上がっている様子。この場所でいつも遭遇する地元のオヤジさんに話を聞くと、今年は調子がイマイチとのこと。太刀魚もサッパリだと言う。


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 辛うじて1本。

 遠慮なく吹き付ける強風に翻弄されつつも、我慢をしながらジグヘッドを投じていく。本来であれば、出来るだけ軽量のジグヘッドと小型のワームで浮遊感を出しながら、ゆっくりと丁寧に誘いたいところであるが、こうも風が強いと余分なラインが出すぎてしまい、狙いのレンジを攻めることが出来ない。止む無く、”がまかつ”のスローワインド用のジグヘッド18gを投入する。このジグヘッド、ワインド釣法が世に送り出された時とは真逆の発想であるが、ヘッドの形状が丸いため、水の抵抗が大きくて横移動が制限されてしまうが、それ故にジグヘッドの位置を把握しやすく操作性が高いのが特徴だ。一方で、縦の動きが大きくなり、この激しい上下動に、今の時期の太刀魚が追随できるかが疑問であるが。兎に角、髪の毛をワサワサと揺らしながら、眉間に皺を寄せながら、ロッドを操作する。徐々に体感温度が低下してきている。ジグヘッドを投じて、ラインの調子を整えつつ10秒ほど数えてから、鋭くもゆったりした間を作りながらジグヘッドを操作する。10投ほどしただろうか。ズンッ・・・っと何かに触れたような反動。何度も木切れやクラゲの偽バイトに騙されているので、まずは疑いが先行する。風が邪魔をして、感度が大幅に低下しているとはいえ、ロッドから伝わる振動が魚類のものであることが分かる。素早くフッキングを入れてから、ラインテンションを一定に保ちやりとりを開始する。グングングン・・・っと頭を左右に振り続ける動きに、もしや小型の青物が掛かったかと疑念を抱くが、千載一遇のチャンスに違いないので、丁寧にやりとりをする。程なくして、ギラリと太刀が煌く。エイッと抜きあげると、なかなかの良型ではないか。

 遂に時合が来たかと心躍りつつ、気が付けば1時間近くが経過している。周囲を見渡すと、釣り師は全て撤収したようで、暗闇に一人取り残されている状態だ。何度か怪しげなバイトのようなものを感知するが、ワームに歯形が残っていないことから、浮遊している不良のクラゲか木切れか何かが接触したに違いない。午後8時、寂しくなってきたので納竿とした。まだまだ太刀魚の時期には早いようであるが、ベイトを確認することが出来ればチャンスはありそうだ。


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 知り合いから頂戴した”不知火”。実に美味そうである。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年4月16日(日)午後6時~午後8時
 潮回り:大潮 下げ
 天気:晴れ、北西の風、気温16度、水温12.6度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 1本(F3.5)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・がまかつ Wind Master Round-D-Head Glow 18g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)

■潮汐
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和歌山紀北メバリング釣行 ~狙い不的中~ 

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 昨日の失敗を踏まえて、ジグヘッドまたはフローティングミノー用のタックルと、フロートリグ用のタックルを準備して釣りに挑む。午後7時頃から潮が下げ始めるので、この時間帯に照準を絞り、午後6時半に現地に到着して、素早く準備を済ませて適時を待ちつつ、まずは夕マズメで活性の高くなるカサゴを狙う。


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 被覆石の法面及び天端付近をフロートリグで丁寧に誘う。昨日と同じ要領だ。まだ上げ潮の名残があって、予想していた潮の向きとは逆であることが分かる。潮下方向にフロートリグを投じて、潮の抵抗を感じつつゆっくりとリールのハンドルを回す。1投目、2投目、3投目・・・時間がズルズル過ぎていくが、バイトは皆無。東の稜線付近がおぼろげながら明るくなってきている。直に満月が登場して、常夜灯の明暗が効かなくなってしまうので、それまでに結果を出したいところ。潮の向きが変わる。ようやく下げ潮が効きだしたようだ。粘り強く、ロッドを振る。ついついリーリングが速くなってしまいがちであるが、ぐっと我慢をしながら、潮流を感じながら、緩やかな潮風を感じながら、リールのハンドルを回す。クッ・・・クンッ・・・っとメバルのような繊細なバイト。手首を返してフッキングを入れると、躍動感ある魚信にロッドが躍る。僅かにドラグが鳴るが、それっきり。姿を見せたのは小さなカサゴ。


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 徐々に常夜灯の明暗が効きだしているが、東の空にはぼんやりと満月が輝きつつあるので、早いところ結果を出さないとポイントがぼやけてしまい狙いどころを失ってしまう。潮が動けば活性が高まるであろうとの予測もむなしく、魚の反応は極めて悪い。昨日はメバルらしき魚がピチャピチャと海面を賑わしていたが、今日は気配が無い。せっかく準備をしてきたので、一応、フローティングミノーを投じてみるも劇的なことは起こらない。時間が過ぎていく。場所を少しづつ移動しながら、ポイントを切り刻むようにしてフロートリグを投じていく。0.6gのジグヘッドが被覆石の上っ面をフラフラと漂うイメージでリールとロッドを操作する。ストップ&ゴーも投入したりして、魚のお好みの動きを模索する。ジグヘッドを微妙にテンションフォールさせた瞬間に、ツーっと引っ張るようなバイト。タイミングを見計らってからフッキングを入れると躍動感。カサゴだ。


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 近くの餌釣り師に状況を伺うと、餌が全然減らないとのこと。今か、今かと時合を待ち侘びるも、状況は一向に好転することもなく、ジリジリと時間が過ぎ去っていく。ついついカサゴを釣るのは簡単だと思いがちであるが、他の魚と同様に何かが噛み合わないと、良い結果を出すことは難しい。今までに数えきれない程の魚を釣っているが、まだまだ分からないことばかり。忘れた頃にバイトがあるが、再現性が無く、成す術を失いつつある。5匹のカサゴを捉えたところで、午後8時を過ぎている。今日は粘っても無駄と素早く見切りを付けて納竿とした。東の空には、幾分か角度を増したところで、ぼんやりと満月が輝いている。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年4月1日(日)午後6時30分~午後8時15分
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:20度、水温:11.6度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計5匹(カサゴ5匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 0.6g、1.5g
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
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和歌山紀北メバリング釣行 ~ブルームーン、明暗の喪失~ 

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 週末の和歌山での行動が完全にルーティン化と言うか、マンネリ化している。昼前になると豚骨醤油が気になりだして、少ない選択肢から色々と逡巡するも、結局のところ、お気に入りの中華そば店に車を走らせている。ここ最近のお気に入りの”今心”にて、麺を啜る。濃厚な豚骨に醤油の輪郭がくっきりとしたスープを蓮華で掬い、そして啜ると、最初の一口から至福の時間が訪れる。しっとりとした密度のある叉焼を齧ると、熟成したハムのような優しい旨味が詰まっていて、上品な脂身を噛み締めた後に甘辛い醤油がジワリと染み渡り、混ざり合う。ストレートの細麺を啜れば、絶妙な歯応えを伴い、濃厚な豚骨醤油スープに負けじと小麦の味が香り漂う。4月1日から材料価格高騰のため料金を改定されるとのことで、全て50円アップする。中華そば(1.5玉)が650円から700円に。


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 沿道に咲き誇る花々を眺めながら、貴志川方面へと向かう。途中の産直市場にて柑橘類を大量に購入する。


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 午後6時半、現地に到着する。西の空に大きな太陽が沈むと、東の山の稜線から満月が顔を出す。今日の潮回りは大潮1日目。今月2度目の満月。これが珍しい現象のようで、巷では”ブルームーン”と呼び、これを見ると幸せが訪れるという。東の空に浮かぶ満月は、普段と全く変わらぬ優しい色で煌々と輝いている。てっきり”青い月”なのかと勘違いしたが、後に調べてみると、英語の慣用句に「ごくまれに」を意味する「once in a blue moon」というものがあり、これが言葉の由来なのだとか。今日は、一定のレンジを正確に刻んで、メバルを捉える作戦であるが、常夜灯が効きだすまではカサゴ狙いに照準を絞る。あわよくばメバルも掛けていく作戦だ。アルカジックのシャローフリーク10.5gをFシステムで連結して、被覆石の法面と天端付近を丁寧に誘う。ジグヘッドは0.6gの軽量のものを用いている。一投目から早速反応がある。狙い通りのカサゴだ。


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 満潮の潮止まりから、潮が動き出した。潮下方向にリグを投じて、潮流を感じながら、ジグヘッドが自然に浮遊するように、超微速でリールのハンドルを回す。ジグヘッド単体では根掛かりの心配があるポイントでも、フロートリグを活用してジグヘッドを軽量化することで根掛かりを回避することが可能となり、安心して厳しいポイントを攻めることが出来る。マズメの絶好の時間帯でのトラブルを避けるためにも、場所に応じたリグの選択が重要である、と最近のトラブル続きの釣行から学習した次第。1~2投に1回の頻度でバイトがある。ジグヘッド単体の時よりもバイトの伝達が鈍ってしまうが、何とかバイトを取り逃すことなく捉えていく。


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 サイズアップは期待出来ないものの、飽きない程度にバイトがある。


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 ここのポイントの特徴は、夕暮れのマズメ時に突入すると、最初は小型のカサゴが反応し、完全に陽が落ちると徐々に良型のカサゴの反応が良くなり、そして突如としてバイトが無くなり終了する、という傾向にある。今日も明らかにその傾向にある。足元でピチャピチャとメバルらしき小魚がバイトする音が聞こえている。すかさずジグヘッドを投入するも、魚が意識しているレンジとズレているせいか、ワームの色形が違うのか、本命からの反応は無く、代わりに活性の高いカサゴが反応をする。胴調子のチューブラーのロッドが大きく湾曲して、魚の引きを楽しませてくれる。


 完全に陽が落ちて、常夜灯の光が効きだし、そして本命のメバル狙いの時間帯ではあるが、ブルームーンの威力は絶大で、遠くの景色が分かるほどの光量で周囲を煌々と照らしている。いつものような常夜灯による明暗が消えているのである。消波ブロック付近や被覆石の法面付近など、思い当たるところに次々にフロートリグを投入しては、メバルの反応を伺うが一向に”らしい”反応は無く、時間がズルズルと過ぎていく。潮の動きが緩むとカサゴすら反応しなくなり、午後8時頃に早々に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年3月31日(土)午後6時30分~午後8時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:17度、水温:11.5度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計12匹(カサゴ12匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) フロートリグ用
 Rod: VARIVAS Violente VLL-82-T
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 0.6g
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
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神戸・明石間メバリング釣行 ~心を癒し、タケノコ狩り~ 

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 宮崎駿さんの映画に出てきそうな山盛りの叉焼。実に美味そうである。こいつを次々に摘み上げて、そして次々に口に放り込んでは、麦酒で流し込むようなことが出来れば、さぞ至福の時間となろうが、軟弱な胃腸の持ちである私は、今のところ見ているだけで十分である。


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 先日、こちらのお店に足を運ぶも、正午を過ぎていたこともあり店先には長蛇の列が出来ていて、入店を断念したこともあって、今回は早めの午前11時に到着。毎回のように熱々のスープを啜っては舌を火傷してしまうが、今回も例に漏れず早々に舌がヒリヒリしてしまっていて、我ながら学習能力が足りないが、それでもお構いなしに熱々のスープを纏った細麺を啜る。混ぜご飯も美味い。


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 ここ最近の天候不順には辟易してしまう。おまけに貧釣続きなこともあって仕事のストレスを釣りで解消することも出来ず、余計にイライラが募るばかり。指折り数えると実に3年ぶりであるが、早朝から真面目にボーリングに繰り出すことに。最初はひどいスコアが並んだが、徐々に調子があがり、自己ベストに近い243を記録。20ゲームぐらい投げ込んでやろうと意気込んでいたものの、握力が無くなってしまい12ゲームで力尽きて撤退する。程良く身体が疲労していて、清々しい気分になる。これだ。


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 神戸の新開地付近にある濃厚な豚骨醤油のスープが秀逸な”豚の助”にて、久しぶりに麺を啜る。和歌山の中華そばとは、醤油のエッヂの効き具合が異なるが、美味いものを食べると心が満たされる。


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 午後7時、干潮の潮止まりから釣りを開始する。今日の潮回りは小潮。釣り人が皆無であることに不安が増幅するが、潮が動き出せば必ずチャンスは到来すると信じてロッドを振る。1.5gのジグヘッドを護岸沿いに投じて、中層から底層までのレンジを刻みながら魚の様子を伺う。思えば2カ月ぶりの神戸港なので、ここ最近の傾向が分からず、まずは手探りの状態が続く。過去に実績があったポイントを重点的に、次々に移動しながらジグヘッドを投じていくも明確な反応は無い。30分ほど経過しただろうか、中層付近をゆっくりと流していたジグヘッドに、クッと僅かなバイト。手首を小さく返してフッキングを入れると、繊細なソリッドティップが、申し訳なさそうに曲がっている。今季最小のタケノコメバル。カサゴすら反応しないことを考えると、今日は苦戦しそうな予感である。


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 ようやくにして捉えたタケノコメバル約22㎝。

 目ぼしいポイントをテンポよく移動しながら、さりとてジグヘッドの動きが雑にならないように注意しながら、粘り強くロッドを振る。潮風が冷たく気持ちが良い。護岸沿いには、昆布のような海藻がユラユラと揺らめいていて、護岸沿いをタイトに攻めすぎると海藻が邪魔をするので、海藻に掛かるか掛からないかの離隔を取って魚を誘う。ジグヘッドが海藻の上を滑ったかのようなヌルリとした抵抗の後に、ジワリとした重量感。リールのハンドルを回す速度を少し早くして、ラインテンションを高めると、更にジワリと重量感が増す。魚の躍動感は無いが、ジグヘッドに追随して魚がバイトした時にありがちな違和感だ。ロッドを引き付けると、グググッっとロッドのティップが入る。間髪入れずにフッキングを入れると、ロッドが一気に絞り込まれ、護岸に沿ってラインが左右に走る。護岸沿いに揺らめく海藻にラインが絡まないように、また障害物に潜り込まれないようにロッドを突き出して、魚の動きに対応する。海面が白濁する。左手でスプールを押さえて、一気に引き抜くと、良型のタケノコメバルが姿を現した。


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 渋い状況は続く。潮が動き出し、少しは魚の反応が良くなるのかと思ったが好転の兆しは無い。常夜灯が作る明暗の境界や、障害物を中心にジグヘッドを投じて魚を誘う。ようやくのことで、カンッと弾くようなバイトを捉える。案の定カサゴだ。


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 タケノコメバル約25㎝。

 暖かい珈琲を啜り、少し休憩をした後に釣りを再開する。過去の実績ポイントにジグヘッドを送り込むも、ことごとく魚の反応が無い。潮流が当たり、新鮮な海水が流れ込みやすいポイント。常夜灯が作る明暗も確認できる。足元の護岸にはユラユラと海藻が漂っている。護岸沿いにジグヘッドを投じて、ジグヘッドが底に到達したことを確認した後に、パンッとラインテンションを高めてから、ジワジワとリールのハンドルを回す。ジグヘッドが海藻に掛かると、ロッドを軽く揺さぶってジグヘッドを外す。テンションフォールを交えながら、ゆっくりとした速度で丁寧に誘う。ジワリとした重量感。先ほどと同じだ。ラインを巻き取る速度を上げながら、ロッドの手首を返すと、ラインが張り詰め、ロッドが曲がり、ドラグがジリジリと鳴る。なかなかの良型だ。真下に突っ込もうとする魚の動きを封じて、海藻にラインが絡まないようにロッドを切り返して、ラインを巻き取っていく。姿を現したのはタケノコメバル25㎝。

 その後も場所を移動しながらジグヘッドを投じるも魚の反応は無い。あまりの渋さに撃沈を覚悟していたが、少ないながらも良型のタケノコメバルの釣果に納得して、午後9時に納竿とした。



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 こんなものを作ってみた。100円ショップで購入した突っ張り棒に、クッション材を巻き付けて、更に両端に両面テープでクッション材を取り付ける。


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 車にロッドを積み込んで移動する際に、車の振動でロッドが自由奔放に揺れ動いてしまい、長らく困っていた。突っ張り棒で押さえつければ、問題を解決することが出来るのは無いかと、ふと閃いた。思い付きで作った割には、なかなかの効果を発揮してくれているが、人の乗り降りが激しいとシートが揺れ動くので、その拍子にポロリと落ちることも。今後、改良が必要であるが取りあえず当面はこのままで。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年3月24日(土)午後7時~午後9時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:12度、水温:11.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(タケノコメバル3匹(25㎝、22㎝)、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

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和歌山紀北メバリング釣行 ~ラーメン、リングノート、メバル~ 

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 お目当てのお店が大混雑で、待ち時間が長そうなのでお隣のお店へ。あっさりスープの醤油ラーメンを啜りつつ、玉子かけご飯を頬張り、素早くランチを終える。


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 JR和歌山駅の西側にのびる”けやき大通り”に沿って並ぶ商店街で、何やらイベントが開催されているので、パン屋さんを目指しつつ、春の陽気を感じながら散策してみることに。このお店の前で足が止まった。仕事で使用するオシャレなノートが無いかなぁと探していたところ、偶然にもノートを販売している店を発見。オシャレ感が必要な職場では無いものの、厄介な仕事を少しでも気持ちよく進めるために、持ち物にもこだわりたい、っと常々思うところ。良く見ると、”手作り出来ます A5サイズ リングノート 200円”とある。


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 早速、リングノートの手作り体験をさせて頂く。その前に、表紙、中表紙、裏表紙、紙、リングを選ぶ。中表紙は、絶滅危惧種の動物がモチーフされている数十種類のデザイン画から選ぶことが出来る。また、表紙や裏表紙は、何十種類もの単色の厚紙から選ぶことが可能で、中に挟み込む薄い紙も種類が豊富にある。更にリングは、黒、金、銀の3種類から選べるので、その組み合わせは無限だ。従って、もとから優柔不断な性格なので、あれこれ悩むことになる。


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 アメリカ製のリングノート製作機をお借りして、手順を教えて頂きながら次々に紙に穴を開けていく。レバーを降ろした際に、刃が紙を貫くザクッとした抵抗感と音が気持ち良く、夢中になりながら作業は順調に進む。最後に表紙、中表紙、裏表紙等を整えてから、同じ機械を用いてリングを取り付ける。


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 作業が楽しかったこともあり、予定より多めの6冊を作る。これで少しは楽しく仕事が出来そうな気がするが、こんなにも多くのメモを取るつもりは無いので、近しい人に差し上げよう。


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 小さなサイズのリングノートは100円で販売されている。


和歌山市の公式HPによると・・・

・行事名:わぁーと!手づくり市場
・開催日:毎月第3土曜日(8月開催なし)
・時間帯:午前10時~午後4時まで
・開催場所:JR和歌山駅前けやき大通り歩道
・PRポイント:オリジナル雑貨やこだわりの手づくり品、アート作品など、毎回多くのハンドメイドショップが集結し、休日の和歌山駅前を可愛い空間に演出しています。出店者も常時募集中です!(参加2,000円)


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 アンパンを齧りながら、熱々の珈琲を啜りながら国道26号を南下して、午後6時、現地に到着する。昼間に吹いていた風が影響しているのか、または大潮満潮の時間帯であるためか、海面が大きく動揺している。まだメバルの時間帯には早いため、完全に暗くなり、常夜灯の光が効きだすまでの時間をカサゴ釣りに費やすことにする。1.5gのジグヘッドを投じて、5秒から7秒ほど沈めて、ラインテンションを整えてからゆっくりとリールのハンドルを回す。被覆石の法面をなぞるように、ロッドとリールを操作する。海面が揺れているため、思いの外、狙いの位置にジグヘッドを送り込むことが出来ない。さりとてジグヘッドを重くすれば、ジグヘッドの操作性は高まるものの、すぐに根掛かりに見舞われるので、その判断は悩ましいところ。水温が今より5度も高くなれば、ジグヘッドが根掛かりする前にカサゴが活発に反応してくれるので、随分と簡単で楽しい釣りが展開できるのだが、今の時期は、夕暮れの絶好のマズメ時であっても、カサゴの反応は単発で渋い。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。今日は、期待していた常夜灯がひとつ消えていて、立ち位置によっては、漆黒に包まれてしまう。辛うじて4匹のカサゴを捉えてから、メバル狙いに変えることに。


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 遠くに光る常夜灯が効きだした。海面におぼろげながら明暗を確認することが出来る。微風であるが、ジグヘッドの操作に支障があるほどでは無い。場所を少しづつ移動しながら、斜め前方にジグヘッドを投じていく。満潮から潮が下げ始めている。時間帯としては悪くない。ジグヘッドを3秒ほど沈めてから、被覆石の法肩付近を意識して、また明暗部を意識して、一定の速度でリールのハンドルを回す。海藻に触れたかのような、モゾッ・・・とした感触の後に、クッ・・・と小さく吸い込むような違和感。ロッドを僅かに引き付けて、ラインテンションを高めつつ、クンッ・・・とロッドティップが入ったところでフッキング。ラインが走り、同時に夜光虫が幻想的な光を放つ。丁寧に寄せてから、ゆっくりと引き抜くと、16㎝程度のメバル。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。このポイントの居着きのメバルのストックは非常に少なく、捕食のために回遊してきたメバルが反応してくれているのであろう、と薄々気が付いている。従って、あまり過剰な期待をせずに、立ち位置を変えながら、粘り強くロッドを振る。投じるジグヘッドの角度を固定しながら、ポイントを刻んでいく。またしても、フッ・・・っと海藻に触れるような違和感。ジワジワとラインテンションが高まったところで、手首を返してフッキングを入れる。ラインが走り、これに合わせて海面に怪しげな夜光虫が反応した緑色の線が輝く。先ほどのメバルより躍動感がある。ラインテンションを一定に保ちながら、ラインを巻き取り、丁寧に抜きあげる。20㎝には満たないまでも、良型のメバルだ。チャンス到来かと思い、期待を込めてロッドを振るも、やはり新たな個体が入ってくるまではメバルの反応が無いようで、午後8時過ぎに力尽きて納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年3月17日(土)午後6時~午後8時15分
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:12度→8度、水温:11度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計6匹(メバル2匹、カサゴ4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北チニング釣行 ~天空の島ラピュタの後に~ 

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 桜餅、春を感じながら齧るならこれだなぁと、ナダシンにて購入。優しい桜の香りが漂い、上品な甘さが心地良い。ほろ苦い珈琲とも相性が良く、穏やか昼下がりが過ぎていく。

ナダシンの餅 本店
 兵庫県神戸市灘区下河原通 3-1-8
 078-881-1500


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 ところ変わって、神戸から和歌山へ。過去に一度、時は折しも民族大移動のGWにとある島を目指すも、あまりの大混雑に島に渡るためのチケットを手にすることが出来ずに断念した苦い経験がある。考えが甘すぎた。まるでここだけ時間が止まったかのように、事前にチケットを予約出来るようなシステムが無く、当日に加太漁港のチケット売り場に並ばないと、島に渡ることが出来るか否かが分からない。”天空の島ラピュタ”の風景に似ていると言うことと、更には関空からのアクセスが良好であることも手伝って、ここ最近の混雑ぶりは半端ではない。月曜日に仕事の休みを頂いて、家族ともども再び島を目指す。二度の失敗は許されない。気合を入れて、出船の1時間前に現地に到着して準備万端である。作戦が奏功して待ち人はまばらであったが、乗船時間が迫ると、朝の第一便が満席になる勢いである。


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 片道20分ほどで加太漁港から友ケ島に到着する。往復2000円の料金は、足元を見てやや高めであるなと思ったが、口にすることはやめた。老朽化が著しい桟橋を歩いて、無事に上陸する。遠くには大阪港や神戸港を目指す大型船と、うっすらと淡路島が浮かぶ。


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 急な砂利道を歩くこと数十分、冷え切った身体が温まった頃に第三砲台跡に到着する。明らかにカメラの撮影技術が低いせいで、臨場感はイマイチであるが、これが”天空の城ラピュタ”に出てくる一場面のようだと巷で人気の場所だ。明治政府が紀淡海峡防備のために築造した由良要塞の一つだとのこと。島内には六ケ所の砲台後があるが、この第三砲台が最大規模であったとのこと。複数の砲座があり、地下通路で繋がっていて、漆黒の闇に光を灯しながら進むと、赤色のレンガ積みの壁が左右に迫り、歩みの度に音が反響し、しっとりとした冷たい空気が漂い、心なしか火薬のような匂いを感じながら、時空を超えて第二次世界大戦の頃に舞い降りたかのような錯覚を起こす。”名所探訪コース 3.3km”を歩いたが、結構な高低差があり疲労感がひどかったが、春の陽気を感じつつ自然の中を歩いたことで、充実感の方が少し勝ったような気がした。


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 2時間ほど友ケ島を探索して、正午頃に加太漁港に戻る。淡島神社付近にある人気のお店で昼食を頂くことに。20分ほど待って、元気の良い女将さんから声がかかる。店名が怪しい響きである。


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 ギャグのような風景である。シラス丼、あわしま丼(様々な貝類が入り乱れ)、カキフライを注文する。まるで客が注文する料理を事前に察知していたかのような速度で次々に料理が運ばれてくる。見た目だけでなく、味も抜群である。至福の時間が過ぎる。


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 加太漁港を散策すると、春の香りに満ちている。



 少し休んでから夕刻の部へと移行する。本来であれば、ここ最近上向きのメバリングに出掛けたいところであるが、今日の潮回りは長潮で、残念ながら夕暮マズメ時には潮位が低くなるとのことで、メバリングを諦めて別の釣りを模索する。ここ最近の釣具店の情報によれば、紀の川の河口域で良型のチヌがあがっているとのこと。餌釣りによる情報なので、どこまで真に受けて良いものか判断に悩むも、とにかく車を走らせることに。


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 チヌ狙いに転じて20分後にロッドが曲がる。腹パンパンのチヌ35㎝。

 午後5時30分、釣りを開始する。海面を凝視すると、何やらベイトの群れらしき騒めきを確認することが出来る。もしやと思い、シーバスに狙いを定めてプラグを投げ倒す。ルアーにベイトがコツコツと当たる感触が伝わるが、本命のシーバスからの反応は無く、1時間後、つまりは午後6時30分にはシーバスを諦めて、チヌ狙いに転じる。自作の直リグにクロー系のワームをつけて、ジグを遠投する。ラインを通して伝わる振動から、海底の状態を想像しながら、丁寧にロッドとリールを操作する。20分ほど経過する。辺りはすっかり暗くなり、所謂、マズメ時は過ぎ去った感がある。大きな石がゴロゴロと点在する場所を根掛かり覚悟で果敢に攻める。海藻に触れたかのような柔らかい感触が伝わり、直後にツッツッツッ・・・っとバイトらしき反応。少しためてから、バス釣りのような電撃フッキングを入れると、ガツンッと衝撃とともにロッドが曲がり、ラインが張り詰めて、ドラグが唸る。スピード感は無いが、圧倒的なトルク感がある。大きく曲がるロッドを確認しながら、左手でランディングネットを準備する。ある程度、魚を手前まで寄せてしまうと、突如としてラインテンションが抜けるかのような状態になることが多いが、手前に寄せてもラインが張り詰めていて、ジワリとした重量感がある。外道を掛けてしまったかと不安になるが、ヘッドライトを灯すと見慣れた銀鱗が光る。丁寧に寄せてランディング。腹がパンパンに張ったチヌ35㎝。


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 更に20分が経過してロッドが曲がる。チヌ36㎝。少しサイズアップ。

 十歩ずつ場所を移動しながらジグを投じていく。ポイントを細く刻んでいく要領だ。ボトムに転がる石をジグがコツコツと叩く振動を確認しながら、ジワジワとラインを巻き取る。トントントンッ・・・と叩くようなバイト。時期によるのかも知れないが、チヌのバイトは、”カツカツカツ・・・”と鋭く硬い場合が多いが、今日のチヌのバイトは明らかに異なっている。少しためてから、大きくフッキングを入れると、ガツンっとロッドが反発する。ジャジャジャっと激しくドラグが唸り、ラインが引き出されていく。一定のラインテンションを保ちながら、ロッドの反発力を活かして魚との間合いを確実に詰める。左手でランディングネットを準備している間に、ラインテンションがスッと抜けてしまうが、立ち位置を変えてラインテンションを保つ。程なくして、ランディングネットに収まったのは良型のチヌ36cm。ほんの少しだけサイズアップしている。


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 強烈な引きの正体は、チヌ46㎝。

 風もなく快適だ。ジグヘッドを投じながら釣り進む。海底の状況を伝えていたジグが浮いたような状態で、直後にモゾモゾモゾっと普段とは異なる違和感。ラインが僅かに張ったような状態になり、念のため強くフッキングを入れる。ゴンッと痛烈な衝撃の後に、ロッドが一気に曲がる。同時にドラグが唸り、激しくラインが引き出されていく。先ほどの2匹とは明らかにパワーが異なり、直観的に良型であることが分かる。海面から突出している大きな岩にラインが擦れないように、ロッドを左右に切り返しながら、丁寧に寄せる。幾度となく、ラインが引き出されるが焦りは禁物だ。浅場まで寄せたは良かったものの、危険を察知したのか、突如として魚nの動きが激しさを増す。海面が白濁すること数回、そしてランディングネットに入れ損なうこと数回、ようやく魚の動きを制してランディングネットに収めることに成功する。尾鰭が巨大なチヌ46㎝。

 時合が到来したかと心が躍るも、その後、パタリと魚の反応が無くなり、午後7時45分に納竿とした。長い一日が終わった。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年3月12日(月)午後5時30分~午後7時45分
 潮回り:長潮、下げ
 天気:晴れ、気温:14度→9度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計3匹(チヌ 35㎝、36cm、46cm)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・Gulp SW Sandworm 2inch, C(Camouflage)
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)
 (簡単直リグの作り方はこちら

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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