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和歌山中華そば探訪(51) ~○平 中華そば専門店~ 


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 本日はこちら。過去に何度か訪問したものの、何故か臨時休業のため無念の撤退を余儀なくされていたので、今回も不安を抱きつつ同店を目指すと、遠くに赤い提灯が目に入る。今日は営業されているようだ。店舗の裏側に駐車場があり、ゆるりと車を進めると、段差と急勾配で少し苦戦しつつも無事に駐車。古めかしい雰囲気が前面に出ている。

○平 中華そば専門店
 住所:和歌山県和歌山市古屋153-31
 電話:073-453-3004
 営業:17:30~翌1:30
 休み:月曜日、火曜日
 駐車場:店舗前と店舗裏に複数台駐車可能(駐車場の入り口が急勾配のため車高が低いと擦るので注意)


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 カウンター席と相席前提のテーブル席がある。店内は思いのほか明るく小奇麗で、店の外観よりかは年代が新しい感じがする。店のオバ様が非常に元気で、勢いに気おされつつ、素早く注文する。地元の方々に人気があるお店らしく、入れ替わり立ち替わり、飾らない格好の客が暖簾をくぐり、扉を開けたと同時に”中華1つ”と注文が入る。席に着いたかと思うと、手は早くも玉子や早寿司に延びている。常連の方々の一連の動作に無駄が無く、自然と見入ってしまう。


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 老舗の和歌山中華そばのお店らしく、料理の種類は極めて少ない。優柔不断な人でも注文に迷ってしまうようなことはない。


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 「チャーシューメン」800円也。器に盛られた素材の配置に熟練の技を感じる。まずはスープを啜る。最初に柔らかい甘さが口中に広がり、更に蓮華を運ぶと次第にクッキリ醤油が輪郭を現し、更に啜り続けると、今度は油分がグイグイと広がってくる。青葱と交わると、これに香味が加わり美味さが増す。ただ、油分が多過ぎるのか、後半戦は気持ちが悪くなってしまう。


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 割箸で麺を引っ張り出すと、スープを纏いキラキラと輝く中太麺が姿を現す。一気に吸い込むと、熱々のストレート麺がツルツルと軽快に滑り込んで来る。噛み締めると、モチモチと少し粘り気がありと歯応えが良く、クッキリスープとうまく調和している。麺の分量は多い。


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 さて叉焼はどうだ。割箸で摘み上げて、ホイッと口に放り込むと、塩分が抑えられていて、必然的に肉が主体になり、野性味ある豚肉の香りが控えめに広がる。脂身は殆どなく、モソモソ感が強いため、醤油スープを直後に流し込むと丁度良くなる。飲んだ後の締め括りや、釣行後に冷えた身体を芯から温める時には、このクッキリラーメンは良さそうだ。
 

ラーメン探訪備忘録
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店名:○平 中華そば専門店
「チャーシューメン」
 ◇お値段:800円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、メンマ、鳴門巻き
 ◇麺:中太麺、ストレート
 ◇スープ:油多めのクッキリ醤油
 ◇叉焼:モソモソロース6枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:昭和感漂う老舗の味
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山中華そば探訪(50) ~麺屋 鳥見本(とみもと)~ 


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 今日のランチはこちら。体調がいまいち思わしくなく、濃厚過ぎる豚骨醤油は厳しいなと思い、かといってあっさり醤油では物足りなく、栄養分を補給する意味合いも含めて、和歌山では少数派の鶏骨ラーメンのお店へ。

麺屋 鳥見本(とみもと)
 住所:和歌山県和歌山市六十谷18-1
 電話:073-496-4031
 営業:11:00~15:00、17:00~21:00
 休み:火曜日
 駐車場:店舗前に数台駐車可


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 まだ正午前ということもあり、店内は空いている。カウンター席に腰かけて、ラーメンの到着を待つ。普段なら券売機でチケットを購入する必要があるが、券売機の調子が悪いらしく口頭で注文して、その場で支払いを済ます。


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 「鶏骨ラーメン、炙りチャーシュー増し」950円也。まずはこだわりが詰まった鶏骨スープを啜る。このスープ、国産の鶏ガラ(胴ガラは使用せず、首ガラ、モミジ、グリグリを使用)でスープを取っているという。最初に啜った印象は、見た目よりも随分とあっさりとしていて濃厚さをあまり感じなく、肩透かしを食らったが、もしや体調不良により舌がバカになっているのかもと思い、神経を集中して、再度、ゆっくりと啜れば、徐々にその濃厚さが際立ち、やや強めの塩分と相まって輪郭が明確になる。豚骨と比較すると、やはり濃厚さの奥行きは負けてしまうが、半面、野性味がなく非常に味わいやすい。


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 お次は麺を啜る。2種類の小麦粉を全粒粉で使用しているとのこと。麺の表面が非常に滑らかで、ツルツルと吸い込みが良いが、反面、スープの絡みは乏しい。麺を噛み締めると、強い弾力があることから、麺を食べている感があり満腹中枢が刺激される。麺とスープの絡み具合については、どこのラーメン店でも試行錯誤されている点のひとつであろう。ツルツル滑り込む麺は、その喉越しは最高である一方で、必然的にスープとの絡みが希薄になる。スープを濃厚にすることで、麺とスープが絡んだ際の調和を調整すれば良さそうなものの、そうすると、スープ単独で味わおうと思えば濃厚過ぎて、くど過ぎるということにもなろう。


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 大ぶりの豚肩ロースの叉焼が器を縦断するように4枚も横たわる。割箸で叉焼を摘まみ上げて、そして口に放り込むと、まずは豚肉の表面が炙られていることから、燻製のような芳香が鼻を抜けて、そしてしっとりとした質感が口中に広がり、時間差でジュワリを脂が溢れ、そして赤身の味が遠慮がちに存在感を示す。塩分は非常に薄めで、いやむしろ無塩のようで、叉焼に使用されている豚肉自体もサッパリとしていることもあり、叉焼単体で食すると物足りなさを感じる。鶏骨スープに叉焼を沈めておいて、そして十分に温めてから引っ張り出して頬張ると、味も丁度良くなり、更に脂身も溶けやすくなって美味い。


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 巨大なメンマが2本。コリコリ、シャクシャクしていて、瑞々しく美味い。


ラーメン探訪備忘録
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店名:麺屋 鳥見本(とみもと)
「鶏骨ラーメン、炙りチャーシュー増し」
 ◇お値段:750円+200円
 ◇トッピング:叉焼、白葱、かいわれ大根
 ◇麺:中太平打ち麺、ストレート
 ◇スープ:鶏骨醤油
 ◇叉焼:炙り豚肩ロース叉焼4枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:和歌山では珍しい鶏骨ですが・・・
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テーマ: ラーメン

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和歌山中華そば探訪(49) ~中華そば 丸田屋岩出本店~ 


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 またもや日本列島に寒波襲来とのことで、和歌山でも霙が落ちるほど。天気予報によれば、今季最強の寒波で、更に寒さが増してくるとのこと。こんな日は、濃厚な豚骨醤油のラーメンに限るのだが、店の選択を間違ってしまえば、寒さに拍車がかかるに違いないし、何より折角の休日が台無しになってしまうので、その選択には慎重を期す必要がある。過去に訪れた支店である次郎丸店で、美味いと感じた丸田屋の岩出本店に車を走らせることに。

中華そば 丸田屋岩出本店
 住所:和歌山県和岩出市中黒632-1
 電話:0736-63-1245
 営業:11:00~24:00
 休み:年中無休
 駐車場:店舗前に共用駐車場有り


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 到着は午前11時30分。既に店内は大勢の客で賑わっている。香しい豚骨スープが充満していて、空腹が刺激される。元気の良い店員の声に誘われてカウンター席に座る。


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 所謂、チャーシューメンは「特製中華そば」がそれであるが、普通の中華そばの100円増しで、叉焼が増量されるという良心的な価格設定に好感が持てる。


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 「特製中華そば」800円也。和歌山中華そばのど真ん中といった見た目で、風情すら感じる佇まい。まずは蓮華でスープを掬い、そして心静かに啜ると、控えめな塩分でありながら輪郭がはっきりとしている印象を受けるが、何度も蓮華を口に運ぶと、徐々に豚骨の味が際立ってくる。青葱と一緒に豚骨スープを啜ると、青葱を噛み締めた瞬間に、香味が弾けて迸り、また違った味に変わる。


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 割箸で麺をほじくり出して、そして一気に啜る。豚骨醤油のスープを周囲に纏う麺を吸い込むと、まずは豚骨ならではの野性味が鼻を抜けて、間髪入れずにツルツルと滑り込んでくる麺を噛みしめれば、すぐにモチモチに変わる。口中の混然一体が堪らない。麺の温度は高めであるが、何故かスープはこれより少し温度が低いように思う。


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 お次は叉焼。薄切りのものが7枚重なっている。割箸で叉焼を摘まみあげて、そして口に放り込み、じっくりと噛みしめると、少な目の脂身からジュワリと脂が染み出し、更に咀嚼を繰り返すと、赤身からジュワジュワと豚肉らしさが溢れだし、丁度良い塩分の功労か、噛めば噛むほどに美味さが増幅する。飲み込むことが惜しくなるほど。次郎丸店でも同様に特製中華そばを頂いたが、本店でも変わらぬ美味さであった。

 ところで、最近の飲食店や美容院では有りがちだが、従業員の誰かが何かを発すると、それに呼応して他の従業員が同じ言葉、もしくは決まり言葉を大声で発する。あれは本当に必要なのだろうか。客に感謝の意を伝える言葉であれば、まぁそれは必要なのかも知れないが、意味のない掛け声は、ただただうるさいだけである。部活じゃないんだから。


ラーメン探訪備忘録
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店名:中華そば 丸田屋岩出本店
「特製中華そば」
 ◇お値段:800円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、メンマ、鳴門巻き
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:豚骨醤油
 ◇叉焼:薄切り叉焼7枚
 ◇満足度:★★★★☆
 ◇その他:安定の味
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テーマ: ラーメン

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和歌山中華そば探訪(48) ~煮干ガッツ~ 

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 平成28年11月に開店したお店。早くも食べログでは、好意的な評価がなされているが、お味のほど如何に。店舗前の共用駐車場に車を停めようとしていると、素早く店員が出てきてくれて、駐車スペースを案内してくれる。

煮干ガッツ
 住所:和歌山県和歌山市善明寺410
 電話:
 営業:11:00~14:00、17:30~22:30
 休み:水曜日
 駐車場:店舗前に数台有り


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 カウンター席が7席に座敷が2卓。こじんまりとした店内。店主の後ろ姿に迫力を感じてしまうが、店員との会話を聞いていると正反対のようで非常に優しい口調に安堵する。開店間もないということもあり、店内は綺麗に片付いていると思いきや、置き場所が無いのか、機械式の製麺機、小麦粉や煮干しの袋が積み上げられていて、これらがこだわりの味をさりげなく演出するための仕掛けなら良いのだが、明らかに仕舞う場所が無いであろうことが分かってしまうような無造作感が前面に出ております。


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 種類は3種類。券売機で「にぼガッツ」を購入する。


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 「にぼガッツ」750円也。注文後、5分ほどで運ばれてきた。煮干しの粉が散りばめられていて、何より極厚の叉焼がその圧倒的な存在感を放っている。まずは蓮華でスープを掬い、そして静かに啜ると、思いのほかあっさりとしている。鶏の白湯スープが非常に円やかで、時折、雑味のある煮干しの味が躍り出て主張するも、塩分が抑えられているので、いずれにしてもスープのベースになる味が分かりやすく、濃厚と言いつつも優しい味を感じる。時折、硬いものがあるが、これは煮干しそのものであり、またトロンとした塊があるが、これは背脂のようである。鶏白湯、煮干し、豚の背脂とベクトルがバラバラなものが、辛うじて融合しようとしている、そんな味である。辛味ダレは、先ほどの三者で辛うじてバランスしようとしているベクトルを破壊する強い味であり、スープの絶妙なバランスを目指すのであれば、この辛味ダレは不要であると思う。


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 お次は麺を啜る。ちぢれのある太麺を引っ張り出し、啜ると言うよりも、折り畳んで口の中に押し込むと、硬く弾力があり、噛み締めると小麦の味が際立つ。細麺好みの私にとっては、これで細麺ならば更にスープの絡みが良くて美味いのになぁと思いながらも、黙々と麺を口の中に押し込んでいく。時折、玉葱の欠片が紛れ込んできて、これが清涼感たっぷりでアクセントになって良い。


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 お次は極厚の叉焼。自宅の日立のエアコンのリモコンよりも明らかに分厚い。


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 堂々たる半透明の脂身3列が縦断している。瞬時にして、この分厚い叉焼を噛み切ることが出来るのであろうか、歯の隙間に筋が挟まって気持ち悪くなるのでは無かろうかと、不安になりつつも、叉焼を睨みつけつつ対峙し、意を決して齧りつくと、ジュワリと脂身が溢れつつも、肉の質感を少し発揮しながら抵抗なく簡単に噛み切ることが出来る。仄かな豚肉の味を伴い、咀嚼すると優しく脂身が溶けて、赤身と調和する。あまり味付けがされていないのか、素材そのもの味を前面で感じることが出来る。

 極端に濃厚な味を勝手に想像していただけに、少し拍子抜けしつつ、最後までスープを飲み干す。店主のこだわりや工夫は本当に良く理解出来るが、色々な美味いものを集結させたからと言って、それによって美味さが増幅するものではない、ということを理解する一杯でありました。人生においても、仕事においても、こういうことは有り得るなと思いつつ、大きな声でご馳走様と言って店を後にした。


ラーメン探訪備忘録
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店名:煮干ガッツ
「にぼガッツ」
 ◇お値段:750円
 ◇トッピング:叉焼、白葱、ほうれん草、玉葱のみじん切り、海苔、辛味ダレ
 ◇麺:太麺ちぢれ
 ◇スープ:煮干したっぷり鶏白湯
 ◇叉焼:厚切り豚バラ叉焼1枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:色々なベクトルを集めました的な一杯
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山紀北チニング釣行 ~持久戦の行方~ 

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 明日は雨だという予報にも拘わらず、こうも気持ちの良い晴れ空であれば、薄汚れた車を綺麗にしたくなるもの。洗車して、水滴を拭き取り、液体ワックスを塗り、また拭き取り、ガラスコーティングを施し、車内のマットをはたいて、タイヤにコーティング剤を吹き付けて、作業の成果を確認すべく珈琲を啜りながら、少し遠くから眺めたうえで、満足しつつ作業を終了。心地良い労働だ。車が綺麗になると、今度は海沿いのワインディングを疾走したくなるもの。釣り道具一式をラゲッジルームに積み込んで、アクセルを踏んで紀北の道を南下する。1980年代に流行った軽快な洋楽を聴きながら、窓を少し開けて潮風を感じながら、そして少し温くなってしまった珈琲を啜りながら、ステアリングを右へ、左へ。午後3時、ポイントに到着する。あまり期待は出来ないが、家でじっと籠っているのも勿体ないので、釣り場の状況の観察も兼ねてロッドを振る。偏光グラスを通して海中を凝視すると、至る所に魚影を確認することが出来る。シーバス、ボラ、チヌ、キビレ、フグ、モクズガニ、何か小さな魚。


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 結局、午後3時から4時半頃まで、チヌ狙いを続けるも、下げ潮で状況が良さそうであったが、敢え無く撃沈する。干潮の潮どまり前に根魚の様子を伺うべく、と言うよりも坊主逃れのために、車を少し走らせてポイントを移動する。盛夏の頃には、カサゴとアオリイカが盛況であったが、今頃の季節はどのような状況なのであろうか。ライトタックルに持ち替えて、前面に広がるゴロゴロと転がる捨て石に向けてジグヘッドを投じていく。根掛かり頻発のポイントであるので、そのトレースコースやレンジの選択に非常に神経を使う。活性が高い時期であれば、根掛かりする前に魚が反応してくれるが、今日は明らかに根掛かりが先行している。捨て石の法尻付近をカーブフォールとシェイキングで誘うと、クッ・・・・ツツツツ・・・っとバイト。素早くロッドを立てて合わせを入れると、小さな躍動感にロッドが曲がる。小型のカサゴ。

 根魚の活性すら低く、粘っても状況は好転しないと判断して、再度、チヌ狙いへと転じる。またも車で移動する。夕暮れの薄暮の時間帯。ラゲッジに腰かけて、チニングの準備をしていると、地元のミカン農家のオジサンに声を掛けられ、色々な種類のミカンを栽培していることや、現在出荷しているミカンのことなど、世間話もほどほどにラゲッジのドアを閉じてポイントへと向かう。


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 明るい時間帯に魚が群れる場所を確認しておいたこともあり、狙いを定めて即座にその場所へと向かう。干潮の潮が緩み、ほぼ潮止まり状態であるが、夕暮れの時合の力を借りれば何とかなるであろう。5gのジグを結び、微風に乗せてダウンクロス方向にジグを遠投する。ボトムから伝わる感触に合わせて、ジグを動かしたり止めたり浮かせたり。モゾモゾ・・・っと違和感。ラインを少し巻き取り、ラインテンションを確認すると、微妙な重量感。素早くフッキングを入れると、グンッっと反動があり乗ったかと思いきや、ラインテンションが消える。一気にリールのハンドルを回すと、グググ・・・っとロッドティップが入る。素早く臨戦態勢に入ると、思いのほか力強い引きに戸惑いつつ、ロッドを曲げてラインテンションを保つ。硬めに締めたドラグが、ジリジリと鳴り、時折、ジャァァァ・・・っと悲鳴のように唸る。左手でランディングネットを準備しつつ、右手で強烈に曲がるロッドに耐える。明らかに良型であることを確信して、丁寧にやりとりを続けて、そしてランディング出来る場所を確認する。白濁する海面。ランディングネットに収まったのは、43㎝のチヌ。

 1投目にして成果が出たことに少し余裕が出たが、その後、何度か”らしい”バイトがあるも食い込みが浅く、フッキングに持ち込むことが出来ず。午後8時を持って納竿とした。なかなか難しい。


 見上げると下弦の月が煌々と輝き、その横にはオリオン座が瞬いている。星座に詳しくなれば、釣行時に夜空を見上げることがもっと楽しくなるだろうな。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年2月4日(土)午後3時~午後8時
 潮回り:小潮、下げ~下げ止まり
 天気:晴れ、気温:11度~4度
 ポイント:某河川の河口など
 釣果:計2匹(チヌ43cm、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1)チニング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, IGAI Smoke
(2)ジグヘッド
 ・Cross Factor, Chinu Maru 5.0g, Green&Black
 ・Cross Factor, Chinu Maru 7.0g, Green&Black

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山中華そば探訪(47) ~豚骨中華そば がんたれ ~ 


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 ここ最近、ずっとぐずついていた天気がようやく回復して、優しい水色が広がる見事な快晴となった。車を綺麗にした後に、アクセルをぐっと踏み込んで国道24号を東へと向かう。走ること30分あまり、人気のお店へ。店舗前の共用駐車場には、すでに車が隙間なく並んでいて待ちを覚悟するも、死角になる一番奥に駐車スペースを見つけて何とか滑り込む。本を読みながら、列に並ぶこと20分。

豚骨中華そば がんたれ
 住所:和歌山県岩出市溝川278-1
 電話:0736-69-5585
 営業:11:00~15:00 18:00~22:00
 休み:月曜日の夜営業、火曜日
 駐車場:店舗前に有り(テナントビル駐車場)


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 店内は、厨房前と窓際にカウンター席が10席ほど、4人掛けのテーブル席が2卓あり、いずれも比較的ゆったりと配置されている。ご夫婦なのだろうか、2人で切り盛りされていて、職人気質の旦那さんと、外交的な奥様といった役割であろうか。


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 券売機で「特製豚骨中華」を購入する。和歌山中華そばのお店では、通常、「特製」とつくと「チャーシューメン」を意味するところが多い。漂ってくる香しい豚骨スープの匂いを吸い込みながら、過酷な環境が綴られている本を読みながら待つ。この類の本は、旅先で読むか、もしくはテントの中で寝っ転がって読むべきであり、読書の環境が良すぎると臨場感が欠如する。


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 豚骨スープは、細麺に限る。


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 「特製豚骨中華そば」900円也。老舗の和歌山中華そばとは一線を画す雰囲気。スープはやや少な目であるが、器からはみ出る大振りの叉焼が圧巻。和歌山では、ほうれん草をトッピングするお店は少なく、他には円やかな濃厚豚骨が有名な、横浜家系の系統を組む「丸花」ぐらいだろうか。この時点で色々なことが頭を巡るが、経験的に期待が大きく膨らむ。


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 溶けた背脂がスープの表面を薄っすらと覆っている。まずは蓮華でスープを啜る。濃厚でありながら円やかさが際立つ豚骨スープが口中に一気に広がり、ジワジワと浸透して旨味を実感する。豚骨特有の鼻に抜ける臭みは無い。塩分は控えめであり、これが豚骨の味を引き立たせることに一役買っている。濃厚さと塩分強めを勘違いしているようなお店が多い中、このバランスは抜群であり、スープに自信があるからこそ出来ることなのであろう。スープの温度はやや低め。


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 お次は麺を啜る。豚骨には細麺の組み合わせが好みなので、迷いなく細麺を注文する。予想どおりに細麺が濃厚豚骨スープと良く絡み、雰囲気的には濃厚なカルボナーラのように麺がスープの旨味を一緒に引き連れてくるために、麺を噛みしめれば豚骨スープと融合して、そのバランスは丁度良く、美味いと言うしか他ない。麺は柔らかめで、麺の温度はかなり高め。


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 器の上で、ひときわ存在感を放つ叉焼。一番最初に齧りつきたかったが、その衝動を辛うじて抑えて、普段通りの順序に従ってスープと麺を味わい、ようやく叉焼に辿り着く。1枚の叉焼で器の半分以上の面積を占領する勢いである。薄めにスライスされているこの大きな叉焼を割箸で丸めて、大口で一気に頬張ると、まずは豚肉の野性味ある味が溢れて、噛み締めると、しっとりとした質感を伴いつつ、脂身がジュワリと溶けて赤身と交わり、飲み込むことが惜しくなるような美味さで溢れている。こちらも塩分が控えられていて、存分に叉焼の味を堪能することが出来る。豚バラの叉焼も美味いが、しっとりとした肩ロースの叉焼も負けじと美味い。


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 太いメンマのようにも見えるが、これは穂先メンマというもの。あまり味はしないが、柔らかいような歯応えがあるような、不思議な食感が面白い。麺と叉焼を食べ終えて、蓮華でスープを掬っては啜ると、玉葱のみじん切りが入っていて、これが弾けると辛みが一気に広がり、濃厚な豚骨スープに清涼感を与えてくれる。そしてスープが残り少なくなると、少し粉っぽくなるが、これぞ豚骨スープの証である。


 このお店の人気の秘訣は、あくなく探求心とそれを実現可能な努力と技術によるところが大きいが、何より女性店員の行動に肝がある。全ての客に対して、店を出たところで、スープの濃度は良かったか、麺の硬さはどうだったか、何か不手際がなかったか、などなど店内での客の動きや注文時の言動を十分に考慮観察したうえで、それをもとにした客との応答がなされていた。客側は、なかなか素直に見直すべく点を指摘することは出来ないかも知れないが、客が何気に放った単語に店側が見直すべきヒントが隠されているかも知れない。何事も一朝一夕にしてはならないが、このたゆみない積み重ねが、1杯のラーメンに凝縮されていると確信した。


ラーメン探訪備忘録
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店名:豚骨中華そば がんたれ
「特製豚骨中華そば」
 ◇お値段:900円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、ほうれん草、玉葱のみじん切り、メンマ
 ◇麺:細麺ストレート
 ◇スープ:濃厚まったり豚骨醤油(塩分控えめ)
 ◇叉焼:大振りなしっとり肩ロース叉焼4枚
 ◇満足度:★★★★☆
 ◇その他:繁盛していることに納得
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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神戸・明石間メバリング釣行 ~鰯とともに去りぬ~ 

 昨夜の釣行がかなり渋い状態に終わり、これが一時的な魚の活性の低さによるものなのか、そもそも魚が消え去ったものなのかを確認すべく、昨夜と同じく神戸港へと車を走らせる。午後8時半頃に到着し、素早く準備を整えてポイントに立つ。まずは夜光虫の状態を確認するが、昨夜と同様に濃密に漂っている。ジグヘッドを投げ入れて、海面付近をかき回すと、妖艶な青白い光がボワァ~っと広がり、見ている分には不思議な光景で興味深いが、これが釣りになるとダメな時の指標にもなるので、喜んでいる場合ではなく、少しでも影響が少ない場所が無いか、歩き回る。昨夜より、夜光虫の範囲が広がっているようにも見える。

 遠くを航行するパイロット船が切る海面にも、青白い光が線のように漂っている。幻想的だ。

 ジグヘッドを護岸沿いに投じて様子を見る。普段なら何らかの反応がある一級ポイントでも、何の反応もなく、昨夜の続きであることがすぐに分かる。比較的、潮の動きの影響を受けやすく、夜光虫が少ないであろう場所に移動する。満潮からの下げ潮が効いているはずであるが、予想する方向とは逆に流れていて、夜光虫も存分に漂っている。苦戦が予想される。



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 護岸沿いにジグヘッドを投じてから、着底を確認した後にゆっくりと一定の速度でハンドルを回す。潮上にジグヘッドを投じていることから、潮に押し流される格好になり、ジグヘッドの重さを確認出来るには至らず、弛んだラインを巻き取っていく状態だ。ツッ・・・・ジグヘッドが僅かに何かに触れたかのような感触が伝わる。そのままの速度でラインを巻き取る。ラインテンションが更に緩んだように感じる。少しだけリーリングする速度をあげて様子を伺うと、ロッドティップがスッと入り、魚がジグヘッドを咥えていることを確信して、大きくフッキングを入れる。一気にロッドが大きく曲がり、強めに締め込んだドラグがヂリヂリヂリ・・・っと鳴る。真下に強く突っ込む引きに、ロッドを掲げて対抗する。グイグイと締め込む引きに、タケノコメバルであることを確信する。やや強引に浮き上がらせて、最後は一気に引き抜いてランディング。素早く左手でリーダーを掴んで、下顎を握ると、ポロッ・・・とジグヘッドが外れる。危ない。


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 タケノコメバル。約27㎝。

 開始から10分程で、最初の1匹の捕獲に成功して喜ぶも、すぐにそれが、ぬか喜びであることに落胆する。護岸沿いは勿論、桟橋横の明暗、桟橋の奥、水深がある縦の落とし込み、護岸基礎の駆け上がり、法尻・・・思いつく場所にジグヘッドを送り込むも、バイトすら無く、やはり魚の活性うんぬんの話では無く、魚自体が消え失せたとしか思えず、粘っても新たな発見は無いと判断して早々に納竿とした。

 別の場所を開拓せねば。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月28日(土)午後8時30分~午後9時30分
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:10度、水温:10.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:タケノコメバル1匹(リリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~手の限りを尽くすも~ 


 今週末は久しぶりに神戸港での釣り。数日前の寒波がどのように影響しているのか非常に不安であるが、とにかく現場で確認しないことには何も分からないので、夕食を終えてから神戸港へと向かう。数週間前であれば、海面が揺らめきボイルが起こり、ルアーマンが暗闇で鋭くロッドを振る音が響いていたが、今日は人の気配も無い。満潮からの下げ潮が効き始める時間帯で、狙い時としては申し分が無いはずであるが、この時間帯に人が居ないということは、つまりはそういうことである。タックルを素早く準備して、ジグヘッドを投じると、黒を背景に幻想的な青白い光が、真水に墨汁を垂らしたようにして、波紋を持って広がる。夜光虫の光だ。釣りを開始した瞬間に、今日は絶望的であると確信する。


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 なるべく夜光虫が少ない場所を選んでジグヘッドを投じていく。比較的潮の流れの影響を受けやすい場所で、ジグヘッドを護岸沿いに投じて、ジグヘッドが着底したことを確認したうえで、丁寧にラインを巻き取っていく。ツッ・・・っと違和感。微細ではあるが、魚信であることは間違いない。ラインテンションを維持したままリールのハンドルを回すと、ククンッ・・・っと振動が伝達され、すかさずフッキングを入れる。小型であるがカサゴを捕獲する。


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 小さなバイトを捉えて、一瞬、大型では無いかと期待するも、これまた一瞬で小型であることが分かる。案の定、10㎝にも満たない極小カサゴ。


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 普段より水切りが良く、浮き上がりやすいジグヘッドを使用していることもあり、リールのハンドルの抵抗が軽く、知らぬうちにリーリングが早くなり、狙ったレンジを確実にキープ出来ているかどうか不安であったが、小型ながらも無事に2匹を捉えることに成功し、まずは安堵する。底層付近をジワジワと進むジグヘッドに、ツッ・・・と微細なバイトを感知するも、食いが浅いのか乗せることが出来ず。一旦、ジグヘッドを回収して、再度、同じトレースラインをなぞることが出来るようにジグヘッドを投じて、そして今しがたバイトがあった付近で、ジグヘッドの動きを止めて間を与えると、狙い通りにバイト。今回は逃さずにフッキングに成功する。躍動感ある引きに、すっかりタケノコカサゴであると思っていたが、細長いカサゴである。


 釣り開始20分足らずで3匹を捉えることが出来たため、楽観的であったが、その後、ジワジワと絶望感が増す。過去に実績があるトレースラインを次々に攻めていくが、ことごとく沈黙。ポイントの特徴が異なるような場所に移動しながら、護岸沿い、桟橋、照明の明暗、護岸基礎の駆け上がり、法尻、窪み等々、思いつくところにジグヘッドを投じては、ただ巻き、シェイキング、ボトムバンピング、カーブフォール等々、手の限りを尽くすが、バイトすら無く厳しい状況である。途中で顔見知りに出会い、状況を尋ねると少し前から魚の気配が無く、今日は全くダメだと言う。今日は粘る日では無いと判断して、午後10時に早々と納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月27日(金)午後8時40分~午後10時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:10.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:カサゴ3匹(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
04-20170127.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山中華そば探訪(46) ~ラーメンむさし 国体道路店~ 


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 なかなかランチの行き場所が決まらず、とりあえず釣具店に向かうこととして国体道路を北上するが、その途中で見かけたラーメン店に車を滑り込ませる。駐車場や店舗には、巨大な看板にオヤジの小言みたいなノリで、オヤジのこだわりが書き連ねてある。

ラーメンむさし 国体道路店
 住所:和歌山県和歌山市小雑賀574-4
 電話:073-436-0634
 営業:11:00~翌4:00
 休み:水曜日
 駐車場:店舗横にあり


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 店内はとても広く清潔で、ファミレスのような雰囲気。


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 昨夜に訪れた〇木とは正反対で、料理の種類がとても豊富。これ以外にも多数のラーメンがある。過去の経験から、一抹の不安が過る。


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 「しょうゆとんこつ、叉焼増し」1,004円也。叉焼が器を埋め尽くし、見るからに豪勢で食欲がそそられる。まずは一見、濃厚そうなスープを啜る。不思議なことに何処に消え去ったのか、豚骨の味も醤油の味もせず、中華系の化学調味料のような分かりやすい味が前面に出ている。美味いと言えば美味いが、まるでカップ麺のようである。壁に書かれたオヤジのこだわりが何処にあるのかさっぱり分からない。スープの温度は低い。


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 お次は麺を啜る。中細のストレート麺でやや黄色味がかっている。スープの味が麺の美味さを見事にかき消している。


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 気を取り直して叉焼方面に向かう。割箸でつまみ上げて、口に放り込むと、程よい割合を占める脂身がジュワッと溶けて、後追いで赤身の旨味が溢れ出てくる。表面が炙られているのか、燻製のような仄かな香りが漂い、塩分も程良くて、全体的に柔らかくて美味い。脂分があっさりしていることもあり、8枚を食べても胸焼けは皆無でオヤジには丁度良い。キムチは無料で自分で好きなように取ることが出来る。少し辛みが勝った尖がった味。


 1000円出して食べるラーメンでは無い。


ラーメン探訪備忘録
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店名:ラーメンむさし 国体道路店
「しょうゆとんこつ、叉焼増し」
 ◇お値段:1,004円(680円+250円に消費税)
 ◇トッピング:叉焼、もやし、青葱、煮卵
 ◇麺:中細ストレート
 ◇スープ:化学調味料系
 ◇叉焼:豚バラ炙り叉焼8枚
 ◇満足度:★★☆☆☆
 ◇その他:スープが残念
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山中華そば探訪(45) ~〇木 中華そば~ 


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 身体の隅々まで冷え切った釣行後に立ち寄ったのは、紀州東照宮や天満宮の近くにある中華そばの老舗。昭和46年まで和歌山市内を走っていた路面電車の終着駅が近くにあり、往時、この界隈は新婚旅行や社員旅行等の多くの旅行客で賑わっていたようであり、その名残として、やたらに道路幅に余裕がある一帯がある。地元の方々からの伝聞によれば、同店は、飲み会の後に立ち寄る旅行客で繁盛していたとのこと。濃厚豚骨の井出商店、〇イなどの老舗と並び、あっさり系の和歌山中華そばと言えば、必ず名前が出てくる老舗であります。

〇木 中華そば
 住所:和歌山県和歌山市和歌浦南1-1-3
 電話:073-447-9557
 営業:17:00~翌1:00
 休み:月曜日
 駐車場:店舗の横と向かいに数台


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 和歌山の中華そば店は、どの店も非常にシンプルなメニュー構成であるが、こちらは更に潔く「中華そば」の1種類だけ。さば寿司やゆで玉子は、既にテーブルの上に置いてあるので、入店すると自動的に選択肢は「中華そば」だけということになる。


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 「中華そば」600円也。見た目にこれぞ和歌山中華そばたる佇まい。スープが並々と注がれている。まずは蓮華で・・・、辺りを見回しても蓮華が無いために、女性店員の方に蓮華をお願いして、いざ啜らん。豚骨ベースであることが分からないほどにサッパリとしているが、塩分は丁度良く、醤油の輪郭が明確であり、表面に浮いている脂分が良いコクを醸し出しているように感じる。豚骨醤油と思えば物足りなく、逆に醤油と思えば味わい深い、そんな味である。スープの温度はやや高め。


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 お次は麺を啜る。中細のストレート麺で他店よりやや太い。麺を啜ると、あっさりスープをまといながらツルツルと気持ち良く滑り込み、噛み締めればモチモチと言うかネチネチと言うか、非常に粘り気があり炭水化物を食べている実感があって美味い。麺の温度が非常に高く、スープの温度よりも高いんではないかと感じるぐらい。メンマは、角が立っていてコリコリと抜群の歯応え。


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 お次は叉焼。赤身主体の小振りな叉焼が3枚入っている。割箸でつまんで、そして口に放り込み、ゆっくりと咀嚼すると、固めの脂身が最初に存在感を示し、その後は赤身が野性味ある味を主張して、肉を食っているという実感が沸く。麺を啜り終えた頃には、身体の芯からポカポカと温まり、更にスープを飲み干すと充実感位満ち溢れてくる。深夜に啜るには、ちょうど良いさっぱりとした中華そばであろう。私には、濃厚さが物足りないが。


ラーメン探訪備忘録
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店名:〇木 中華そば
「中華そば」
 ◇お値段:600円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、メンマ、蒲鉾
 ◇麺:ストレート中細麺
 ◇スープ:超さっぱり豚骨醤油
 ◇叉焼:野性味ある赤身系叉焼3枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:和歌山中そばを代表する老舗
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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