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洗濯機を分解して徹底的に洗浄せよ! 

※注意:非常に見苦しい画像がございます。


 和歌山での単身赴任生活も2年半近くが経過。和歌山に転勤してきた当時、諸先輩の方々が使用(酷使)された洗濯機を無償で譲渡して頂いた。感謝の意を述べつつ、洗濯機を部屋に運び込み、そして使用して驚いた。脱水モードに入ると、洗濯機の中でアルマジロが丸まって暴れているのか、もしくは漬物石でも入れてしまったのかと思うほど、ガタゴトと激しい音が鳴り響くではないか。何とか騒音に耐えながら2年半も使用したが、ここにきて経年劣化の影響か内部の小物が壊れだした。恐らくあと半年で単身赴任生活は解消されるだろうから、何とかあと半年を乗り切らなくてはならない。新しく洗濯機を買うのも勿体ない。


 朗報が舞い降りた。職場の後輩が、”結婚するので自分が使用していた洗濯機が1台いらなくなりました。誰かいりませんか?”と。何という絶妙なタイミング。背筋を伸ばし、神妙な面持ちで挙手して、洗濯機が欲しい旨を申し出ると、”どうぞ”との言葉。念のため”その洗濯機はガタゴトいわないか?”と確認したところ全く問題ないとのこと。


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 数日後、無事に洗濯機を譲り受けたのは良かったのだが、部屋に運び込んでから気が付いた。酸味のある、激しい匂いがするでは無いか。気のせいだと思うことにしても、付近を通過するたびに脳髄に染み入るような鋭い酸味が漂い、無情にも現実であることを知る。他人から頂戴したものなので、複雑な気持ちであるが、仕事中も食事中も、その鋭い匂いが脳を支配する。貰わなければ良かったとさえ思ってしまう。あまりに強烈な匂いのせいで睡眠不足になった。そこで、”洗濯槽クリーナー”なるものを入手して、延々12時間かけて洗浄するも、強烈な匂いは一向に衰えず。このような洗浄剤の宣伝を見ると、如何にも簡単に綺麗になりそうだが、世の中そんなに甘くはなく、深刻な汚れや匂いには全く効き目が無いようだ。

 このままでは埒が明かないので、分解して掃除をすることに。事前にネットで洗濯機の分解の方法や洗浄の方法を学習して、休日の早朝から作業を開始する。ちなみに製造メーカーによって構造が異なっていて、当然ながら手順等も異なるが、割と単純な構造なので何とかなる。譲り受けたのは”東芝”の洗濯機。


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 分解清掃する洗濯機:東芝AW-5AKS

 背後の2本のビスを外すと、簡単に上の部分を外すことが出来る。電線等が繋がっているので、奥に立てかけるようにする。洗濯槽に頭を突っ込んで作業をしていると、時折、上の部分がバタンと倒れてくるので、配線が切れないように注意しながら、奥に倒し込んでおいた方が良い。また、途中で洗濯機が動きだしたら危険なので電源を抜いておく。更に給水用のホースも外しておく。


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 洗濯槽の底にヒトデのような回転板があるので、まずはこれを外す。真ん中のビスをドライバーで外してから、回転板を真上に引き抜くと、思いの外、簡単に外すことが出来る。羽部分が摘まみにくいので、ゴム手袋があるとしっかりと掴めて良い。


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 恐る恐る回転板を裏返してみると・・・・ ギャー・・・・汚い!


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 底にある4本のボルトをレンチで外す。結構、固く締め込んであるので、レンチを持つ手とは反対側の腕で洗濯槽を固定しながら外す。汗が滴り落ちてくる。


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 洗濯槽を真上に引き抜くと。オエッ・・・・、何という汚さ。吐きそうになるが、辛うじて耐え凌ぐ。

 洗濯槽を強引に真上に持ち上げてしまったせいで、外れてはいけない棒が外れてしまう。これら4本の棒が車で言うところのショックアブソーバーの役割を果たしていて、洗濯槽を宙吊り状態に保っているようだ。何とかこれらを復旧する。


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 スポンジやたわしでゴシゴシ擦ること数分、ドロドロの水を何度も流して、随分と綺麗になりました。電源を入れないと排水が出来ないので、その都度、電源を入れて排水する。作業中に洗濯機が動き出すと危険なので、排水を終える旅に電源を抜く。先ほどの強引な作業で外れてしまった4本の棒も復旧済み。


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 お次は洗濯槽。これまた汚い。”洗濯槽クリーナー”が全く効いていないではないか。


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 洗濯槽の枠部分を外す。ビス数本を外すと簡単に外れてくれる。


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 洗濯槽の中のプラスティックの部品も全て外す。これらもビスを外せば簡単に外すことが出来る。車のように隠しネジや、すぐ破損してしまうクリップは無く、金属製のビスかボルトが剥きだして使用されているので、直感的に作業を進めることが出来る。


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 たわし、スポンジ、歯ブラシ、割箸を使用して、ゴシゴシ擦ること1時間、見違えるように綺麗になった。腰が痛い。


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 外したビスを無くさないように。


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 分解した際の逆の手順で組み込んでいけば完成。約2時間の作業で見事に綺麗になりました。最後に”洗濯槽カビキラー”で仕上げをする。例の強烈な酸味は無くなり、爽やかな香りがするようになった。よし、洗濯しよっと。




 しかし後日・・・まだ強烈な匂いの残像が仄かに漂っていることに気が付いてしまう。思えば、洗濯槽の一番下に付いていた底部分の部品の掃除を省略していたのである。あいつのせいか。


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 休日に再度、分解清掃を開始する。手順を理解しているので作業は早い。前回の失敗を繰り返さないように、洗濯槽の上端についているプラスティック製の枠を取り外す。前回の作業では、これを取り外さず強引に洗濯槽を引き抜いて、結果、外す必要の無い部品が外れてしまい、結構な苦労をした。


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 洗濯槽の枠は、4か所の爪で留まっているだけで、これを指で引き上げれば簡単に外すことが出来る。洗濯槽を外す手順は前回のとおり。


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 洗濯槽を取り出して、そして底に付いている鉄板を外す。回転時のバランスを取るためのものだろうか。結構、錆びている。濡れてしまう部分なのに、錆びる素材を使うとは。


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 洗濯槽の底部分を取り外す。洗濯槽の中に足を突っ込んで、底部分を踵で蹴るように押すと、数回で簡単に外れるが、洗濯槽の金属部分の端が、ほぼ切りっぱなし状態なので怪我をしないように注意が必要だ。しかし汚い。悪臭の原因はこいつであったか。


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 金属製の洗濯槽の下端部分にも、しっかりと汚れがこびりついている。


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 この凹んだ部分が非常に厄介である、洗剤を浸けた後に、たわしでワシワシと擦ったり、歯ブラシでゴシゴシと擦ったり、更に細かい部分は竹串でツンツンとほじくったりして、丁寧に汚れを落としていく。まるで修行のようであるが、腰を伸ばしつつ地道な作業を続けること1時間以上、気が遠くなりかけたところで、全ての凹み部分の汚れの除去が終了する。いや疲れた。


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 我ながら良く頑張った。

 しかし、洗濯機は水を使う家電であり、更には水が完全に乾かない厳しい環境に置かれる家電であるにも関わらず、経済性や構造的に止むを得ないのかも知れないが、こんなに入り組んだ構造が採用されているとは驚愕してしまう。こんな奥にこびりついた汚れは、わざわざ分解して、時間をかけて掃除をしない限り、絶対に除去することが出来ない。衣類等を綺麗にするための洗濯機が、実は目に見えないところがこんなにも汚れてしまう構造だとは。洗濯機を開発されている技術者の方々、是非とも良いアイデアを発明して下さい。


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 綺麗になりました。

 ようやく酸味のある鋭い匂いが無くなり、平穏な日々が訪れた。


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テーマ: 片付け・収納・お掃除

ジャンル: ライフ

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謹賀新年! 

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北海道ラーメン堪能 ~時間と胃袋には限りがある~ 


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 小樽近くで下車すると、近畿ではあまり見かけることが無い除雪車が停まっている。雪景色に囲まれた生活は、雪の馴染のない自分にとって憧れではあるが、庭先の大きな雪かき用のスコップや灯油のタンク、除雪車や融雪剤、下半分がドロドロに汚れた車などを観察すれば、直ちに大変な生活であることを知ることになる。

 札幌雪祭りが終わり閑散としているかと思いきや、相変わらずのインバウンド効果絶大で、札幌市内のみならず至る所で外国人を見かける。普段から特に中国人、台湾人、韓国人の観光客が多いため、彼らが道に広がって闊歩する姿や所謂爆買の風景は日常と化していることもあり、地元の人の話によれば、欧米からの旅行者を特に“本物の外国人”と呼ぶらしく、雪祭りの時期には本物の外国人が、わっ押し寄せたかと思うと、雪祭りが終わってしまえばいつもの日常に戻っているとか。インバウンド効果、つまりは爆買が最も分かりやすい効果ではあるが、その光景を目の当たりにして、一昔前に日本人が海外でブランド物を買いまくっていたのと重なってしまう。

 思えば実に15年ぶりの北海道。北海道と言えば海産物であるが、残念なことに甲殻類アレルギーであり生モノが苦手ということもあって、北海道の食の魅力の大多数をデフォルトで放棄してしまっているが、北海道と言えば味噌ベースの美味いラーメンが待っている。間隙を縫って、久しぶりに北海道の美味いラーメンを味わってみよう。


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札幌 炎神別邸 瑞(しるし)
〒060-0062札幌市中央区南二条西4-4
狸小路四丁目商店街
http://n43engine.com/kodawari.html


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炎神味噌ラーメン 980円

 午後8時に札幌市に到着し、素早くホテルにチェックインした後に狸小路商店街にある炎神へ。炎神の本店の方には、行列が見えるため、別邸と書かれたお隣の炎神瑞(しるし)の扉を開けた。店内は、地元の人や台湾人と思しき人達で賑わっている。席について5分もしないうちに器が運ばれてくる。まずはスープを啜ると、濃厚で塩分が強めの味噌スープが圧倒的な勢いで押し寄せ、ゴロゴロの叉焼を口に放り込むと豚肉の脂がジュワリと染み出て、そしてシャキシャキの玉葱で清涼感を満たし、続けざまに薄切りの叉焼に突入すると、プルプルの脂が口中に溢れてホロホロと豚肉が分解して旨味が広がり、ここぞとばかりに細めの麺を啜れば、あぁ混然一体の至福の時間が訪れる。糸唐辛子のさりげない刺激と、麺の奥底に潜む濃厚な玉葱のみじん切り、ふんわり茹で卵が脇役ながらも抜群の存在感を示す。スープまで飲み干して完食。


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 最近は、このような三角錐をひっくり返したような器を良く見かける。意外にも麺が沢山入っている。


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旭川ラーメン梅光軒(札幌らーめん共和国店)
〒060-0005 札幌市中央区北5条西2丁目エスタ10F
http://www.baikohken.com/

 2日目の昼食はJR札幌駅近くの商業施設にある“札幌らーめん共和国”へ。10店舗近くのラーメン店が入っていて、どのラーメンを食べるか悩んでしまう。何しろ、北海道滞在中の食事の回数には限りがあるし、何より我が胃袋にも限りがあるので、絶対に失敗は許されない。っが、昼食時間にも限りがあることが判明して、素早く食べることが出来る店が大前提になり、必然的に待ち行列が少ない店がその候補となる。


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炙りばらトロチャーシュー麺 1,000円

 まずはスープを啜ると油分少なめ濃厚味噌が舌を捉える。遠慮深げに横たわるメンマで気持ちを落ち着かせてから、器の中で圧倒的な存在感を示している炙り叉焼を放り込むと、ああ刹那、見た目からは想像できないお上品な脂がジュワジュワと染み出てきて、噛みしめると仄かに豚肉の甘い香りが鼻から抜けたかと思うと旨味が口中に広がり、時折弾けるゴマが絶妙な合いの手を入れている隙に中細ちぢれ麺を啜ると完璧な美味さが広がる。満を持して、煮玉子に食らいつくと、濃密な黄身が醤油味とともに攻めてくる。シャキシャキ葱で緩急つけつつ、蓮華でスープをもどかしく掬っては嚥下すれば、器の奥底には、すりおろされたニンニクが待ち受けていたらしく、突然、味が変わり、箸と蓮華を動かす速度が倍増する。あっと言う間に完食。美味い。


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 夜は定番のジンギスカン。生ビールと厚切りのラム肉、そして談笑が夜更けに充実感を与えてくれる。


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ラーメン空 本店
北海道札幌市中央区南3条西5丁目20-2

 酔いどれつつ2次会を終えて、更に深い夜を楽しもうとしている人達から離脱して、本日を綺麗に締め括るべく有名店へ。深夜だと言うのに店内は満席で、しばし寒風に肩をすくめながら待機。すでに腹8分目以上に達しているが、残された胃袋の空隙も少ないが、それ以上に残された機会も少ないため、デブ覚悟で列をなす。


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チャーシュー麺 950円

 待つこと数分にて店内に。店内を見渡せば、何から何まで古ぼけているが、深夜にして満席の光景を見ると、老舗ならではの年季と貫録を感じてしまうから不思議だ。ルーティンの如く、まずはスープを啜ると、塩分少なめの豚骨ベースの味噌味が、アルコールで痺れて怠けている舌を目覚めさせ、そして胃袋に到達する頃には、キリリと目が覚める。見るからに食欲を刺激する叉焼を口に放り込むと、これまた絶妙な脂と肉のバランスで、ジュワジュワトロトロと溶け出して旨味が爆発する。メンマと葱で驚きを押さえつつ、太めの麺をチュルチュル啜って、もちもちした噛み応えを満喫した後に何気なく海苔を食べると、そこには新境地が待っていて、冬の北海道の荒れ狂う海を見たことは無いが、脳裏に青黒い海がドドンと映し出されて、濃厚なスープにも負けずに海藻の香りが一気に広がる。器の端で、いつも申し訳なそうに張り付いている海苔は、てっきりただのお飾りだと思っていたが、ここまで存在感のある海苔に初めて出会い、すっかりと酔いが覚める。


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 “そら”のラーメンを空にして夜は更けていく。


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マルトマ食堂
〒053-0012北海道苫小牧市汐見町1丁目1番13号
http://marutoma-shokudo.com/

 場所は変わって苫小牧。地元の人達や観光客に人気の食堂へ。


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 地元の漁師さんのために早朝5時から営業しているという。昼時になると店内は満員で、店の外にも長蛇の列。店内の壁や天井には、びっしりと色紙が埋め尽くされている。きっと有名人のものばかりであろう。良く見ると、巨大な鮭の燻製が泳いでいて、いつかこんな大物をルアーで釣ってみたいなと夢見ながら、現実的な昼食に突入する。


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 店の入り口にこんな新聞記事が。


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 突如、店の親父さんが加勢することとなり、“早く味噌汁を出してぇ”、“席空いてるからお客さんに座ってもらってぇ”、“はい、ホッキカレーみっつぅ”、“そちらのお客さんの注文聞いてぇ”、“ほらほらもっと無駄なく動いてぇ”、“斉藤さん、早く出してぇ”、“ホッキカレーよっつぅ”などなど怒涛の如くの指令が下り、親父さんの息子さんをはじめ従業員の方々は大わらわ。親父さんの加勢により、先ほどまで店内に保たれていた秩序、均衡、平和、安全、安心が脆くも崩れたのか、従業員の動きが余計に乱れ混線し、自失茫然、立ち往生しばしば、注文ミスしばしばで、満員の店内の混乱に拍車がかかる。注文ミスで行き場のないカレーが右往左往していた時に、親父さんの少し落胆したような寂しげな顔が印象的であるが、料理の美味さと安さのみならず、この親父さんの客に対する本気の姿勢もこの店の人気の秘訣であろう。


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ホッキカレーラーメン 1,000円

 クソ忙しい時間帯に、どうやら手間のかかるものを注文してしまったらしく、同時に着席した同僚達は、素早く満面の笑みを湛えてホッキカレーライスを平らげて店の外へ。ようやくにして登場したのは大きな器ギリギリに盛られたホッキカレーラーメン。ホッキのカツはホクホクで弾力があり、噛みしめると貝の旨味がジリジリと浸みだし、海鮮出汁が凝縮された濃厚カレースープが冷えた身体をグイグイと温めてくれる。ホッキガイとモヤシの下に埋もれた麺は、懐かしの焼きそばのような麺でモチモチとした食感が抜群。細心と万全の注意を払いつつ、暴れる麺を懇切丁寧に制御しつつ食べ進む。額に汗が滲み、鼻水が滴り、舌をやけどしつつ、名物ラーメンを完食。

 痛恨の極みであるが、あんなにも注意を払っていたにも関わらず、淡いピンク色のYシャツに、小さな黄色の点々多数。


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苫小牧市公式キャラクター


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新千歳空港ターミナル内にある“北海道ラーメン道場”
http://www.new-chitose-airport.jp

 すでに語彙の少なさが露呈して、同じような表現ばかりになりつつあるラーメン食い倒れであるが、2泊3日の貴重な時間は遠慮なく過ぎていき、気が付けば神戸への復路を残すばかりとなり夕刻の新千歳空港のターミナルに。飛行機への搭乗まで僅か1時間。お土産調達の合間に最後のとどめにラーメンを食することに。


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旭川ラーメン 鷹の爪
新千歳国際空港 国内線ターミナルビル3F
http://takanotsu.me/

 10店舗からこちらのお店を選択。


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龍の極 980円

 これで最後の北海道ラーメンとなると、箸を持つ手、蓮華を持つ手にも力が入り、必然的に鋭い眼光とともに神妙な顔つきになり、明かに緊迫感漂うオーラが出ている筈であるが、可愛いらしい女性店員の和気あいあいとした応対からすると、美味そうなラーメンを目の前にして、眦を下げて半分にやけているただのオッサンのひとりであるに違いない。


 さて、いよいよ語彙の枯渇との勝負であるが、邪念を振り払ってスープを啜ると、焦しラードの脂とともに豚骨と味噌のスープが唐辛子の刺激とともに濃厚さを発揮し、いかにも育ちの良さそうなメンマを口に入れると、初対面にも関わらず安心感のある上品な甘みと歯応えで、瞬時にして脳に空腹信号が伝達され、鼻息荒くラーメンを啜ると、何処か懐かしい風情を感じ、よくよくスープを味わってみると魚介の旨味がジワリと染み出てきている。あまり必要でないと思われるキクラゲを口に放り込むと、やはりあまり必要でないなと言わざるを得ないが、シャキシャキ葱が緩急をつけてくれる。満を持して叉焼を齧ると、無念、ポソポソではないか。今更であるが豚バラ叉焼がたんまり乗ったラーメンがあったことに気が付くが後の祭り。精神的にくじけそうになるが、何とか踏みこたえてスープを飲み干して完食。


 結局、北海道に滞在した2泊3日で、朝食2回、昼食2回、夕食3回の合計7食のうち、朝食2回はホテルで食べたため、残り5回の食事をラーメン4回、ジンギスカン1回、飲み会の後の〆にラーメン1回と、輝かしい成果をもって旅を終えることが出来た。これもひとえに、北海道のラーメンの種類と店舗数の多さ、更には店独自の工夫を凝らしたラーメンの多さ、つまりは北海道ラーメンの懐の深さによるところが大きいと思われる。北海道ラーメンに感謝である。死ぬまでに、いや糖尿病などの成人病にかかってしまう前に、食事制限が必要になってしまう前に、今度は純粋なる観光で北海道を訪れて、心行くまで北海道ラーメンを堪能したいところである。さらば北海道、また逢う日まで。

テーマ: 北海道

ジャンル: 旅行

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謹賀新年! 


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冷蔵庫で簡単、メバルの一夜干し(本当は二夜干し) 


 先日の四国釣行の際に調達した4匹のメバル。今までは専ら煮付けで食していたが、開きにして一夜干しにすると美味しく頂けるとの助言があり、早速、挑戦してみることに。インターネットで情報を収集してから、作業を開始。


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 メバルを背開きにした後に血合いなどを綺麗に取り除いたうえで、5%ほどの塩水に漬けこむ。レシピにはなかったが、乾燥昆布を入れる。冷蔵庫にて3時間、メバルの身に海水が染み込むのを待つ。インターネットの諸々の情報によれば、塩分濃度や漬け込む時間など、色々な基準があるようだが、魚の大きさも違うので、感を頼る他ない。


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 冷蔵庫で塩水に付けて3時間。身が透きとおっている。この状態で2日間ほど冷蔵庫にて乾燥をさせる。伝統的手法に則って、屋外で自然乾燥させた方が美味いに違いないが、我が家の上空には、頻繁にカラスが飛来するし、近頃、雨天続きということもあり、万全を期すために冷蔵庫を使用して乾燥することにする。


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 冷蔵庫で2日間。身の表面の水分が少し飛んだような状態になっている。身にうっすらと色が付いていることも分かる。骨に沿って残っていた血が浮き出てしまっているのは、メバルを釣り上げた際にしっかりと血抜きをしなかったせいで、次回からは気を付けよう。


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 塩加減も干し具合も丁度良かったようだ。ホクホクの身が最高に美味い。他の魚でも挑戦する価値あり。

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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A Happy New Year !  


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あけましておめでとうございます。
 昨年、オレスタにご訪問下さった方、コメントを書き込んで下さった方、”拍手”ボタンを押下して下さった方、一緒に釣り珍道中にお付き合い下さった方、飲んで戯れて下さった方、苦楽を共にさせて頂いた方、皆様、ありがとうございました。高らかに目標を掲げることはしませんが、今年も楽しく過ごすことが出来ればと思います。本年も引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

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シマノ・オーバーホールキャンペーン ~これを機会に少しだけリール回顧録~ 


 シマノがリールのオーバーホールキャンペーンを平成26年2月15日~4月15日まで実施しているとのことで、釣りのオフシーズンの隙を見計らって、長年使用しているスピニングリール2台のオーバーホールと、ついでに消耗部品の交換をお願いすべく、近くの釣具店に持ち込んだ。


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03ツインパワーMG4000

 横須賀市に住んでいた頃にシーバス用に購入したツインパワー。思えば、このリールでメインターゲットであるシーバスと対峙した機会は本当に少なく、眉間に皺を寄せて、時間を巻き戻して脳裏の引き出しを探るも、思い出の一匹はなかなか浮かんでこない。早送りしてようやく、フィジーに住んでいた頃に、マナ島のリゾートホテル近くの砂浜からK-TENのリップルポッパーで70cmを超えるカスミアジを釣り上げたことを思い出した。カスミアジ繋がりで、バヌアツ共和国の離島で炎天下の灼熱地獄に耐えつつ、夕飯を確保するために昼過ぎから釣りを開始して、陽が傾いて潮風が吹いた頃に、電光石火の如く水面が炸裂し、ようやくのことで魚を手にした瞬間を思い出した。残念ながらシガテラ毒の可能性があるため、夕飯にはならなかったが。

過去のブログを探してみると記事があった。

フィジーのマナ島にて
http://orenostyle2008.blog17.fc2.com/blog-entry-151.html

バヌアツのマレクラ島にて
http://orenostyle2008.blog17.fc2.com/blog-entry-182.html


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センシライトMG2500

 こちらも横須賀市に住んでいた頃に購入したリール。リザーバーや富士五湖でのバス釣りに、メバル釣りに、管釣りのトラウトに、ニュージーランドのトラウトに、フィジーのコーラルトラウトに、思えば数多くの魚と巡り合ったリール。今まで20台ほどのリールを所有してきたが、最も多くの魚を釣ったリールなのではないだろうか。池に湖に海に、今までの酷使のせいもあって、遂に不具合が発生した。分解して不具合の原因を探ると、どうやらローラークラッチ自体が摩耗して、滑らかに動かなくなっている様子。さすがに自分の手に負えないために、他の老朽化した部品の交換も兼ねてオーバーホールに。


ニュージーランドのテカポ湖にて、念願のブラウントラウト
http://orenostyle2008.blog17.fc2.com/blog-entry-276.html

フィジーで五目釣り。色々な魚がジグヘッドにアタック。
http://orenostyle2008.blog17.fc2.com/blog-entry-194.html

http://orenostyle2008.blog17.fc2.com/blog-entry-46.html


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 ツインパワーの診断結果。生産中止後6年以上が経過しているため、通常修理不能品とのことで、オーバーホールのみを実施せざるを得なかったとのこと。ギヤ類の消耗によって、回転のフィーリングが若干悪くなっているが、オーバーホールだけでも使用が可能な状態のため、取りあえず現状のままで部品の交換無しとして終了。費用は、オーバーホール技術料が25%割引になっているために2,250円也。


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 センシライトの診断結果。こちらも生産中止後6年以上が経過しているため、通常修理不能とのこと。ローラークラッチ部の交換を希望していたが、ギヤ類等の部品の在庫が無く、作業工程に不具合が生じた際に元に戻せない可能性があるとのことで、残念ながら未修理のまま返却と相成った。安いリールだが、長年使用してきただけに、もう使用できないと思うと非常に残念な気持ちになる。


 技術や素材が進化して、新しい道具が世に送り出されることは非常に喜ばしいことである反面、当時は一世を風靡したであろう道具が、時代の流れに押し流されて、次々と遺産と化することは、なんだかとても残念に思う。一方で、このように遺産となることが分かっているからこそ、その道具を、その瞬間を大事にしようと思う気持ちが芽生え、道具と一緒に刻んだ時間が濃厚な思い出になるのかも知れない。



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 今回のキャンペーンの期間中にオーバーホールに出すと、このオリジナルのタオルがもらえる。やや小ぶりだけど、釣行の際に持っていこう。このタオルが新たな思い出を作り出してくれるかも知れない。


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 シリコン素材のキズ防止ステッカー。こちらもキャンペーン期間中にオーバーホールに出した際にもらえるもの。リールに付いた傷も勲章のひとつかも知れないのだが、長く使用するものなので、傷が付かないように大事に使用したい。どうやらこのステッカーは非売品らしく、出来ることなら、このステッカーを販売してもらいたいもの。シマノさん、ご一考下さい。


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A Happy New Year ! 


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あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。


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 世間では、昨年は「輪」を象徴する1年でした。今年はどのような年になるのでしょうか。最近、時間の流れる速度が特に早く感じるようになり、惰性で暮らしていると何もせず1年が終了と言うことになり得るので、1年後に振り返った時に悔いのない充実した年にしたいものです。仕事のことはさておき、ジギングでは、今年こそ10kg超えの鰤を仕留めたいものです。ライトゲームでは、ポイント開拓や新たな釣法、新たな魚種への挑戦の中でプロセスに重きを置いて釣りを楽しみたいものです。また、なかなか実現は難しいですが、国内海外を問わず、遠征をしてロッドを根元から絞り込む大物と対峙してみたいものです。キャンプ、ダイビング(日本に帰国以降は全然出来ていませんが)、シュノーケリング、ゴルフなどなど、まさに下手の横好き状態ですが、楽しめる時にとことん楽しむ方針で色々と挑戦したいものです。

 釣行記と言うか珍道中については、引き続きオレスタに記事をアップしますので、暇つぶしにでもご覧ください。


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 ルミナリエの頃には、きっと1年分の経験、知識、感動、屈辱、進化、劣化を伴っている自分が神々しい光の輝きを見上げていることでしょう。

Have a good fishing !

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A Happy New Year! 

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 ブログをご覧頂いている方、釣り珍道中にお付き合い頂いている方、仕事でお世話になっている方、釣りバカトークにお付き合い頂いている方、船長の皆様、あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

*毎年、正月に色々な目標を掲げては、いつも5割にも満たない程度の達成率で1年を終えてしまうのですが、懲りずに今年も・・・。新たな釣法、新たな道具、新たな工夫を凝らして、夢の10キロ超えの鰤、ヒラマサやマグロなどの新たな魚種に挑戦したいと思います。今年もオレスタでその模様をお伝え致しますので、こうご期待下さい。

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金環日食 神戸でも見ることが出来た! 



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神戸では、完璧な金環日食にならなかったが、一応、見ることが出来た!

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