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和歌山サーベリング釣行 ~気まぐれ太刀魚~ 

 本日の潮回りは、若潮後の中潮1日目。潮位差が大きくなり、徐々に状況が良くなりそうな予感。風も穏やかとの予報で、ここ最近の太刀魚調査の精度を高めるべく、仕事を終えてから現場へと向かう。相変わらず帰路に就く車の列に挟まりながらジワジワと進む。午後7時半頃までに到着すれば、何とか時合には間に合うので、焦りながらも列に埋もれながら亀の如くに進む。

 午後7時半、餌釣り師に挟まりながら、釣りを開始する。既に時合に突入していそうなものの、餌釣り師の電気浮きは微動だにせず。ジグヘッドを遠投して、まずは底付近までしっかりと沈めてから、底から中層を中心にゆったりとしたワインドで誘いをかける。電気浮きと電気浮きの間で、ジグヘッドを投じる角度を可能な限り変えて、底付近から中層にかけて細かくレンジを刻んで誘うが、まだ太刀魚の群れが入ってきていないのか、明確な反応は無い。場所によって、ベイトの群れ方にバラつきがある。徐々に誘うレンジを上げる。遠投後、10回ほどシャクッたところで、コツッとやる気の無いバイトがあり、更なるバイトを誘うもこれっきり。予想とは裏腹に状況は厳しそうである。


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 午後8時、太刀魚の群れが入っていれば、いよいよ時合に突入となるが、周囲の電気浮きが1つ沈んだだけで、これといった新たな進展は無い。ジグヘッドを投じてから、どのレンジを誘えば良いのか分からず、既に迷走しつつあるが、困ったときの”7秒カウントダウン”で、中層付近までジグヘッドを沈めた後にゆったりとジグヘッドを操作する。釣れない時のダメなパターンとしては、ついついロッドの操作が早くなりレンジが上がり過ぎ、更には捕食のタイミングを作れないことにある。ここは焦らずにワインドの幅を抑えながら丁寧に誘っていく。20回ほどリールのハンドルを回したところで、カツンッと控えめなバイト。運良くフッキングに成功し、ロッドが曲がる。程なくして刀が舞う。坊主を覚悟し始めていただけに、嬉しい1本。リアフックが辛うじて太刀魚の顎を捉えていた。


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 1本目を釣ることに成功して、再現性を確認すべく、同じようにジグヘッドを操作するが、そもそも太刀魚の数が少ないのか、もしくは群れが素早く移動したのか、反応は無い。再現性が無ければ、再び迷走状態となるが、根気強く、横方向と縦方向の立体的なエリアを想像して、ジグヘッドで刻んでいく。小さなバイトが2度あるも、やはり乗せることが出来ない。それほど多くは無いにしても、太刀魚が回遊してきているのは間違いないようである。活性が低いのか。ワインドさせる幅を更に小さくして、尚且つ、上下動を抑えながら、中層から上層付近を意識して、一定のリズムを保ちながら丁寧にロッドを操作する。先日は、思いもよらず手前での反応が多かったことも踏まえて、最後の最後まで丁寧にロッドを操作する。今日は、漁師の小型船が視界に入らない。つまりはそういうことか。ジグヘッドを投じてから、腕に疲労感を覚えつつ30回ほどシャクッたところで、コンッとバイト。咄嗟にロッドを引き付けると、グググ・・・っと躍動感の後にロッドが入る。ドラグがジィーっと鳴る。本日、2本目の太刀魚。

 1時間余り、ロッドを振り続けるものの状況は好転せず。これ以上の釣果を望むことは難しいと判断して、午後9時前には納竿とした。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月6日(火)午後7時30分~午後8時40分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温21度、水温18.3度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 2本(F3)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・Cultiva D-AX 12g、15g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)
 ・Aqua Wave Spark85、SG Green/Blue F

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
03-20170606.png
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和歌山サーベリング釣行 ~見事な尻下がり~ 

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 今日の潮回りは長潮。数日前から比べると随分と潮位差が小さくなっている。同じことを繰り返すと、何か新たに発見することもあろうかと思い、今日も連日の太刀魚狙いとする。早々に現地に到着して、少し冷めてしまった珈琲を啜りながら、少しの罪悪感とともに甘いドーナツを齧る。苦いと甘いの濃淡が素晴らしい。ここ最近は、ドーナツも改良されているようで、チョコレートはカカオの味を感じるほどの濃厚さがあるし、ドーナツの生地は驚くほどに柔らかくなっている。自分の好みは、もっと水分が抜けて、カチカチになった生地をゴリゴリと齧るのが好みなので、世の中の好みとは完全に逆行しているのかも知れない。いずれにしても、陽が暮れつつある海沿いで、潮風を感じながら、家族が仲良く釣りを楽しんでいる姿を遠目に見ながら、のんびりと時間を過ごすのは良いものである。


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 帰り支度をしている釣り人に、猫達は可愛らしく愛想を振りまく。無論、お目当てはお裾分けである。お腹が膨らんでいて、赤ちゃんを身ごもっているようだ。

 午後7時、準備を整えてポイントに立つ。時合には早いので、海中を覗き込んだり、他人の釣果を気にしたりしながら時間の経過を待つ。ベイトの数が少ないように見える。午後7時半、そろそろ時合が到来することを予感しながら、ジグヘッドを投じていく。まずは15gのジグヘッドで、下層を中心に誘うが、今のところ異常なし。周囲で太刀魚を狙う釣り師の竿も、今のところ異常なし。午後8時、完全なる時合の時間帯を迎えても、今なお太刀魚の反応が無い。確実にベイトの動きに呼応している筈であるが、潮の動きが小さいとベイトの動きが変わり、太刀魚が夕暮れ時に接岸する動機には繋がらないのか、全くもって謎である。地元の漁師の行動は見事であり、小型の漁船がまばらにしか浮いていない。安息の日と関係があるかどうか不明であるが。


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 午後8時過ぎ、場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。太刀魚が沈んでいるか、浮いているか未だ分かっていないことから、ジグヘッドを12gに軽くしたものの、ジグを投じた後はしっかりと沈めて、縦のシャクリでジグヘッドを跳ね上げつつ、左右にワインドさせて広いレンジを誘う。遠くで餌釣り師が、太刀魚を上げているのが見えるが連続性は無い。さすがに坊主を覚悟し始める。ジグヘッドを投じて、7秒ほど沈めてから、中層より上を攻めるべく、ゆったりとした動作でジグヘッドを左右にワインドさせる。完全に陽が暮れて、キャストするたびにワームにライトを浴びせて蓄光させておく必要がある。ここ最近の釣行で、ケミホタルはあっても無くても問題ないと思いつつあるが、完全に陽が暮れてしまえば、やはりケミホタルがあった方が良い。潮風を浴びつつ無心・放心状態でロッドを操作していると、突如、ガツンッっと衝撃があり、咄嗟にロッドを立てるとグググっとロッドが絞り込まれて、ドラグがジィーっと鳴る。瞬時にして我に返る。坊主から解放される安堵感と、これを逃すと坊主の憂き目にあうとの緊張感で、いつになく慎重にやりとりをする。最後は一気に引っこ抜いて、無事にランディング。

 4日間の連続釣行で分かったことは、干満が小さくなると釣果も落ちるということ。更なる検証が必要である。

 1日目(小潮1日目):6本
 2日目(小潮2日目):4本
 3日目(小潮3日目):3本
 4日目(長潮):1本


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月4日(日)午後7時~午後8時30分
 潮回り:長潮、下げ
 天気:晴れ、気温20度、水温18.5度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 1本(F3)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・Cultiva D-AX 12g、15g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)
 ・Aqua Wave Spark85、SG Green/Blue F

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
04-20170604.png

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和歌山サーベリング釣行 ~手前の表層に気が付かず~ 

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 熱い珈琲を煎れる。このパンを齧りながら濃厚なカフェオレを啜ると昼下がりが至福の時間となる。サクッとした硬めのパンに甘さ控えめの餡子とバターが挟まれている。甘味と塩味のバランスが最高である。ズシリと重量感がある食パンは、焼きたての時には、マーガリンやバターを塗らずに、そのまま齧るに限る。小麦の香りが漂い、美味しさをより実感することが出来る。

ドン・キホーテ
 住所:和歌山県和歌山市和歌浦東3-1-22
 電話:073-447-1210
 営業:8:00~20:00
 休み:日曜日


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 今日は小潮最終日。日暮れの良い時間帯に干潮で潮が止まってしまう。餌釣りなら暗くなって、干潮からの上げの時間帯でも十分に勝負ができるだろうが、ワインドでは効率が悪すぎる。さりとて週末に釣行しないのは非常に惜しい等と思いながら、結局のところ釣り場へと向かう。海上には多くの漁師が小型船を出している。太刀魚狙いであろう。漁師の方々の行動はお見事に尽きる。完全に時合を熟知されていて、その時間帯の少し前に数十隻の小型船が大挙して海に出たかと思うと、場合によっては30分ほどで釣りを終えて、ものの見事に全ての小型船が帰港する。それ以上粘っても時間の無駄ということだろうか。漁師の方々の動きは、陸から釣りをする私にとっても非常に参考になるのだが、こちらは時合が終わっても名残惜しそうにロッドを振ってしまう。仕事と趣味、その違いである。


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 午後7時、釣りを開始する。まだ時合には早いが、肩慣らしがてらにジグヘッドを投じていく。天気予報では、微風とのことであったが、遠慮なく向かい風が吹き付けている。ジグヘッドを12gから14gに少しだけ重くして、そして風に向かってジグヘッドを投じていく。まだ明るい時間帯なので、底付近から探っていくが、バイトは無く時間が過ぎる。隣のアングラーと談笑しながら時合の到来を待つ。ジグヘッドを遠投して、10秒ほど沈めてから、縦のシャクリでジグヘッドを跳ね上げていく。半分ほどラインを巻き取ったところで、ガツン・・・っとバイト。何度かバイトを取り逃し、ようやくにしてフッキングに成功する。隣のアングラーは、快調にロッドを曲げている。負けじとジグヘッドを投じては、2秒に1回ほどのゆったりとしたリズムで、太刀魚を誘う。なかなかバイトを捉えることが出来ず、午後8時前に2本目を追加するも、その後はバイトを捉えることが出来ず苦戦しているうちに呆気なく時合が終わる。私より多くの本数を上げたアングラーに話を伺うと、かなり手前の表層で太刀魚が反応していたとのことで、明らかに私が狙っていた場所とレンジがズレていたことが判明する。


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 午後8時の干潮で小休止を入れる。大阪から遠征してきたというアオリイカ狙いのアングラーと情報交換をしつつ、潮が動くのを待つ。午後8時半頃から再度ロッドを振り始める。鯵や鰯の稚魚だろうか、海面をヘッドライトで照らすと、体高が高い魚、細長い魚が、群れを成して無数に泳いでいる。ふと、隣でドラグが鳴る。何事かと近寄ると、照らされた海面には、巨大な煙幕が見える。程なくしてあがってきたのは、優に1.5㎏を超えるアオリイカ。状況は悪くない。場所を変えながらジグヘッドを投じていく。縦の動きを重視して、ジグヘッドをカルティバのD-AX 12gに、そしてワームはエコギアのPower Dart Minnowを刺す。怪しげなバイトが1回だけあるも、やはり完全に陽が落ちてからの太刀魚は難しい。誘うレンジを変えながら、場所を移動しながら探っていく。ようやくにして、ガシッと痛烈なバイトを捉える。ドラグがジリジリと鳴る。引き抜くと、指4本あるか無いかのサイズ。再現性を確認すべく、場所を移動しながら、ジグヘッドを投じていくが続くバイトは無い。単なる偶然の、出会いがしらの釣果であることが分かる。午後9時半、この時間帯に連発することが出来なければ、状況は芳しくないと判断して納竿とした。今日は、夕方の時合の時間帯に、狙う場所とレンジを間違わなければ、もう少し数を伸ばせただけに、過去の釣果に固執せず、柔軟な対応が必要であることを痛感した貴重な釣行となった。日々、勉強である。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月3日(土)午後7時~午後9時30分
 潮回り:小潮、干潮を挟んで前後
 天気:晴れ、気温19度、水温18.8度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 3本(F3~F4)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・Cultiva D-AX 12g
 ・JACKALL Booster Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)
 ・Aqua Wave Spark85、SG Green/Blue F
05-P6040157.jpg

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
06-20170603.png

テーマ: フィッシング

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和歌山サーベリング釣行 ~強風に翻弄され、視点を変えると~ 

 今日の潮回りは小潮2日目で、夕刻から潮が上げ始める理想的なもの。しかしながら天気予報では風が強いと言っていて、風向きを確認するとモロに向かい風。行くか行くまいか悩むが、こんな日は、餌釣り師も少なく、狙いの場所に入ることが出来ると考えて、意を決して釣り場へと向かう。


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 午後7時前に釣り場に到着する。ここ最近、安定して釣果が確認されているアオリイカ。綺麗な魚拓ならぬイカ拓を至るところで確認することができる。キロを超える良型のようである。しかしながら、こうも強い向かい風では、餌木を投げてもヒラヒラ舞い戻ってきて釣りにならず、はなからアオリイカを諦めて、太刀魚を狙うこととする。


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 沖から吹き寄せる風で海面は波立ち、小さな波頭からは白く海水がちぎれて霧のように舞っている。明らかに苦戦が予想される。しかも、海面には風で押し寄せられた海藻が無数に浮遊していて、明るいうちならばそれらを避けることも出来るものの、暗くなれば目視が出来ず面倒なことになることが容易に想像出来る。

 午後7時、時合までは随分と早いが、肩慣らしがてらにジグヘッドを投げてみる。案の定、強風で飛距離は出ないし、PEラインは狼煙のようにヒラヒラと舞うし、ラインが撓んでジグヘッドをうまく操作出来ないし、まだ時合には30分ほど早いし。ロッドを置いて付近の様子を伺いがてら時間の経過を待つ。やはり釣行は無理であったのか。足元の海中を凝視すると、5㎝~10㎝ほどのベイトの大群が、至る所で巨大な塊を形成して、そして巨大な軟体動物のようにウネウネと動いている。海面が穏やかであれば、的確に遠くのベイトの位置を把握することが出来るのだが、残念ながらそれは出来ない。


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 午後7時半、釣りを開始する。風の強弱を見極めて、その隙間を狙ってはジグヘッドを投じていく。風の影響を出来るだけ受けないように、ロッドティップを下げてジグヘッドの沈下を待ち、トゥイッチングの要領でジグヘッドを左右にワインドさせる。バイトか・・・と思いきや、モタァ~と重量感。海藻の塊である。何度もバイトかと騙されては、海藻の塊と格闘する。諦めかけたとき、バイトらしき衝撃。ジグヘッドを回収して、ワームを確認すると大きな切れ目が入っている。太刀魚が居ることを確認する。粘り強く、ジグヘッドを投じていく。クンッ・・・グググ・・・。太刀魚のバイトだ。素早くフッキングを入れて、ロッドを大きく曲げて、ドラグがジリジリと唸り、躍動感もある。午後8時過ぎにようやくの1本目。

 あまりに風が強く、同じトレースラインを誘うことが出来なくなる。諦め半分で、普段は狙わない、やや追い風になる方向にジグヘッドを投じてみる。カツンッと突き上げるようなバイト。しかし乗らず。ワームを確認すると、ワームからトレブルフックが外れ、更にはワーム本体に太刀魚の鋭利な歯で切り付けられた傷が深く入っている。確実に居る。追い風に乗せてジグヘッドを遠投して、そして8秒を数えてから、ロッドを立てて、風を切りながらロッドをシャクリ、ジグヘッドを縦に跳ね上げる。何度かミスバイトを確認しているので、ゆったりとしたリズムで、バイトの間を作りながら誘う。ガツン・・・グググ・・・強烈なバイト。ロッドが大きく曲がり、張り詰めたラインが風でピュウピュウと泣いている。ドラグをジリジリと鳴らしたのは、F4の太刀魚である。狙いは分かった。連発とはいかずも、上手くポイントまでジグヘッドが届き、そして十分にジグヘッドを沈めて、最初のシャクリでジグヘッドを縦に跳ね上げることが出来れば、最初の数メートルで太刀魚のバイトがある。更に2本を追加したところで、時合が遠のいたのか、太刀魚の群れが移動したのか、反応が無くなってしまう。

 粘り強くロッドを振れば、更なる反応があるかも知れないが、強風の中での釣りは、ことのほか心身ともに疲労が蓄積する。取り合えず、釣果を得ることが出来たので、午後8時半に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月2日(金)午後7時~午後8時30分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温19度、水温18.6度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 4本(F3~F4)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
 ・Cultiva D-AX 12g
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)
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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

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和歌山サーベリング釣行 ~時合は僅か20分~ 


 今日は小潮1日目。時間帯は上げ潮である。風が強く、釣行するか思案しつつもハンドルを切り、アクセルを踏んで自然と釣り場へと向かっている。午後7時頃に到着。ベイトの大群を確認して、まずはアオリイカを狙うべく餌木4号を投じるが、PEラインが横風に煽られて、思い通りに操作することが出来ない。数投してアオリイカ狙いを諦めて、太刀魚狙いに変更する。数日前には、ずらりと緑色の電気浮きが整列していたが、今日は随分とその数が少ない。釣果が下向きなのかも知れない。風を気にしながら、ジグヘッドを投じていく。


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 リーダーの垂らしを長めに取って、遠心力を使って風に向かってジグを投じていく。ジグヘッドが着水後には、風でラインが煽られて無駄なラインが放出されないようにロッドティップを下げて応じるが、それでもラインは大きな弧を描いてしまう。結果、風にラインが引っ張られながらのスライド式テンションフォールとなってしまうが、止むを得ない。既に釣りを開始して30分が経過し、時刻は午後7時半。曇天と言うこともあり、明度が低く、いよいよ時合に入りそうな雰囲気である。上げ潮の際には潮の当たりが良く、尚且つ潮流に包まれることでベイトの群れが固まる場所があり、その奥側にジグヘッドを投じていく。十分に沈めてから、縦のシャクリでジグヘッドを跳ね上げて、その後は風に邪魔されないようにロッドティップを下げて、トゥイッチングの要領でジグを操作する。一定のレンジを引くイメージだ。ジグヘッドがベイトの群れに突入したか否かのところで、グンッと明確なバイト。更にトゥイッチングを入れようとすると、ガツンと強烈な反動でロッドが曲がる。ロッドを立てて、魚の動きに応じる。強めに締めたドラグが、ジャァァァーっと悲鳴のように唸る。海面には、ベイトがピチピチと跳ねていて、時折、海面が切り裂かれるような鋭い線が入る。太刀魚がボイルしている。やや強引に引き寄せて、そして最後は引き抜くと、F3程度の太刀魚。

 時合に入っている。群れは随分と奥に位置しているようで、風の強弱を見計らいながら、風が弱まった瞬間を狙ってジグヘッドを遠投していく。うまく太刀魚の群れにジグヘッドが命中したのか、スライド式テンションフォールの奏功か、ジグヘッドのフォーリング中に痛烈なバイト。ラインが張り詰めて、ドラグがジャァァァーっと鳴る。太刀魚独特の、グワングワンと力強い引きを満喫して、そして引き抜く。


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 完全に時合に突入している。太刀魚の群れは、岸から40mほどの位置についている。それが証拠に、手前に並ぶ緑色の電気浮きには何の反応も出ていない。横風に邪魔されつつも、ジグヘッドを目標に向かって投じていく。ジグヘッドを投じる位置を外さない限りは、確実に太刀魚のバイトを得ることが出来る。今まであまり芳しい釣果を得ることが出来なかった、”Aqua Wave”の”Spark85”が釣果を後押ししてくれている。このワームは、弾性に富んだ張りのある素材が使われていて、表面は柔らかいのに、ワームを曲げても元の状態に素早く復帰する力強さがある。また、太刀魚の歯が当たってもボロボロに切れない素材で、故に針持ちが良く、一発目の太刀魚のバイトを捉えることが出来ずとも、針がワームから外れにくく更なるバイトに備えることが出来る。動きを目視すると、ワームの尾の部分のキールが良い働きをしているようで、飛び跳ねるように見事なスライドを見せる。

 技術力云々では無く、ワームの性能と時合のお陰と言うしかないが、面白いように太刀魚が反応する。しかしながら、20分間で6本の太刀魚を捉えたところで突如反応が無くなってしまう。太刀魚の群れが移動したのか、時合が終わったのか。まだ数を伸ばすことが出来たのかも知れないが、珍しく十分な釣果を得ることが出来たので、午後8時をもって納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月1日(木)午後7時~午後8時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温21度、水温18.7度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 6本(F3~F3.5)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
 ・Cultiva D-AX 12g
 ・Aqua Wave Spark85、SG Green/Blue F

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
03-20170601.png

テーマ: ソルトルアー

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和歌山サーベリング釣行 ~1時間1本勝負~ 

 新月後の中潮3日目。しかも夕暮れ時に潮が上げてきていて、この潮汐を確認したうえで、悶々と職場で仕事をしているのも、おとなしく自宅に帰ってテレビを眺めるのも無理である。多少、風は吹くとの予報であるが、上手く風裏に入れば問題は無い。車社会の和歌山では、夕方の帰宅ラッシュと言えば、電車では無く、自家用車の列をイメージする方が容易であるが、案の定、裏道もどこも赤いランプを灯しながら車が繋がっている。今日の狙いは太刀魚であるので、午後7時半頃までに現地に到着することが出来れば、ギリギリ時合には間に合う。はやる気持ちを辛うじて抑えつつ、ブレーキを踏むよりも、当然ながらアクセルを踏むときの方が力強い。午後7時に現地に到着。西の空には、分厚い鈍色の雲が壁のように立ちはだかり、背後から薄い橙色が差している。

 ワームに紫色の発光体を差し込んで、そしてフックをセットしていざ開始。周囲には、太刀魚狙いの釣り師が並んでいて、緑色の電気浮きが同じように綺麗に並んでいる。風が吹いてきた。


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 潮流のせいか、風のせいか、緑色の電気浮きが流れてきていて、徐々に我が陣地を侵しつつあるが、隙間を狙ってはジグヘッドを投じていく。トレースするレンジを底付近から徐々に上げながら、太刀魚の様子を伺うが、開始30分経過しても何の音沙汰もない。少し離れたところに浮いている電気浮きが、黒い海にユラユラと埋没して蠢いている。何度かの浮沈を繰り返した後に、電気浮きがブルブルと震えている。太刀魚が上がっている。時合が来たか。こんな時の餌釣り師の動向は非常に参考になる。比較的、手前に電気浮きが整列していることを思うと、どうやらこの辺りが太刀魚の回遊ルートになっているようだ。幸いのことに、左側には誰も釣り師がいないので、斜め左方向にジグヘッドを投じて、太刀魚の回遊ルートを少しでも長くトレース出来るように心がけて、ロッドを煽りながら、リールのハンドルを回しながら、ジグヘッドを大きく左右にスライドさせる。ジグヘッドをキャストしてから、手元に戻ってくるまでに、リールのハンドルを50回ほど回す必要がある。ハイギヤのリールであることを考えると、約40mほどの距離を舐めていることになる。リールのハンドルを35回巻いたところで、ガツンッと痛烈なバイト。ロッドをシャクるタイミングの直前であったので、具合良くフッキングに成功する。狙い通りの太刀魚だ。

 更なる釣果を求めて、ロッドを振り続ける。同じトレースラインで、再度、鋭いバイトがあるも、バイトした位置が悪かったのかフッキングには至らず。場所を移動しながら、ジグヘッドを投じていくが、そうこうしているうちに完全に陽が暮れて、ワインドの出番は終わったと判断して、午後8時に納竿とした。僅か1時間の短い釣行であったが、心身ともに良いリフレッシュになった。相変わらず、緑色の電気浮きは綺麗に整列し、そして鮮明に輝きを放っている。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月30日(火)午後7時~午後8時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温23度、水温18.3度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 1本(F3.5)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
 ・Cultiva D-AX 12g
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(UV Pink Silver)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
02-20170530.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北サーベリン等釣行 ~読みが外れて苦戦、人が多くなると困る~ 

 週末の天気と潮汐を確認すると、夕方になれば風が落ち着いて緩やかな北風に変わり、午後8時に満潮を迎えるとのこと。潮回りは新月大潮最終日。この頃、色々な魚が釣れ出していて、カサゴ、メバル、チヌ、太刀魚、アオリイカ、何を対象魚にするか大いに悩んでしまう。思い悩んだ挙句のプランはこうだ。午後8時の満潮を挟んで、まずは午後6時頃から上げの時間帯は、上げ潮に乗ってベイトを追って湾奥に入ってきた太刀魚を狙い、そして満潮からの下げの時間帯は、場所を変えて、消波ブロックや被覆ブロックに付くメバルとカサゴを狙うという、作戦がハマれば爆釣間違い無しであるし、仮に太刀魚を外しても後半の根魚で痛恨の坊主は回避可能というもの。昼間に多数のチヌの姿を確認したこともあり、チニングもプランに入れたいところであるが、潮位が高いとポイントに入りづらいこともあり、また大潮周りの時は苦戦しているとの過去のデータもあるので、今回はチニングを諦めることに。

 まずは太刀魚狙いに。胡桃入りの食パンを齧りながら、チーズを齧りながら、冷たい珈琲を啜りながら、国道42号を南下する。午後6時過ぎに現地に到着し、ポイントに入ると既に先行者あり。しかも結構な人数である。このポイントでの太刀魚狙いは、場所によって釣果が大きく左右される。残念ながら、潮が当たり、そして深場から駆け上がりになっている実績ポイントには、複数名がロッドを振っていて、隙間に入る余地は無い。苦戦が予想される。


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 まずは引き釣りで太刀魚を誘う。昨日は、結構な釣果であったらしいが、今日はなかなか渋いようで、日没の時合になっても周囲で2本あがったのみ。ジグを投じてから、それを沈める秒数でポイントの深さを把握しながら、大まかにレンジを刻んでいくが反応が無い。2度、明らかなバイトがあるも食いが浅いのか乗せることが出来ない。時間が無遠慮に過ぎていき、既に満潮の潮止まり間近である。さすがに焦りを感じる。絶好の場所に陣取っていた人達が去ったものの、時既に遅しの感じもするが、ダメ元でジグを投じる。深場からの駆け上がりの地形に沿って、ジグのレンジを徐々に上げていくイメージでロッドとリールを操作する。ズンッ・・・と重量感を伴う違和感がロッドに伝わる。そのままの速度を維持しながら、フッキングのタイミングを推し量る。更なる重量感、ロッドを引き付けるようにしてフッキングを入れると、何とか乗せることに成功する。ようやくの釣果に安堵するも、潮目が消えて、海面は見事に凪いでいる。気づけば、周囲には誰も居なくなっている。午後8時、辛うじて1本の太刀魚で前半の部を終える。

 移動途中のコンビニで小休止。ハッチを跳ね上げ、ラゲッジに腰を掛けながら、機械が作ってくれた熱い珈琲を啜りながら、パンを齧りながら、煌々と白く光る照明に照らされながら、次なる釣りの準備をするのも悪くない。コンビニの珈琲も随分と美味しくなったもので、些細なことが至福の瞬間を作ってくれる。


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 車を走らせて、メバル、カサゴ狙いの場所に午後9時半頃に到着する。普段より多くの車が停まっていて嫌な予感がする。チヌ狙いの釣り師は帰っているはずであるので、もしやと思いながら準備を整えて釣り場に向かうと、やはり電気浮きでの太刀魚狙いの釣り師達である。赤い電気浮きが多数浮いている。この時点で、今日は終わったなと確信する。ジグヘッドを投じるスペースが殆どなく、目を凝らしながら隙間にジグヘッドを投じていくが、まともにキャストすら出来ず、更には不意に風も吹いてきて苦難が倍増する。辛うじてカサゴを捉えるも、再現性を確認することすら出来ないほどに場所が無い。


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 足元にジグヘッドを落とし込んで、何とか拾っていく感じであるが、思い通りの操作が出来ず、ジグヘッドの消耗が激しい。カサゴ1匹を釣るのに、ジグヘッド1個を喪失するような具合であり、明らかに費用対効果が悪い。当然ながら精神的にも宜しく無い。満潮からの下げの時間帯で、良い釣果が期待出来ただけに残念であるが、電気浮きの人達は徹夜で釣りをするぐらいの勢いであるので、止む無く、消化不良ながら納竿とした。気温が高くなり、気候が良くなってくると、釣り師が多くて困ってしまう。本当の釣りバカしか活動しない、極寒の時期がやはり良いのかも知れない。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月27日(土)
太刀魚狙い:午後6時~午後8時
カサゴ・メバル狙い:午後9時30分~午後11時
 潮回り:大潮、満潮を挟んで前後
 天気:晴れ、気温:22度→17度、水温:18.1度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計5匹(太刀魚1匹、カサゴ4匹)(太刀魚はキープし、他は全てリリース)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(3) フロートリグ用(Fシステム)
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワインド用
 ・Cultiva D-AX 15g
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)
(2) 引き釣り用
 ・Fujiwara 太刀魚ジグヘッド10g
 ・キビナゴ、カタクチイワシ
(3)ワームジグ・ヘッド
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
 ・ガイア ネジワーム1.5インチ、Glow Pink
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g
 ・カルティバ バランサーヘッド0.3g
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)
(4) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~気が早すぎたか~ 


 週末の潮回りを確認すると、新月に向かう長潮と若潮。しかも夕暮れの絶妙な時間帯に干潮の潮止まりときた。更に天気予報によると、南寄りの風も吹くという。長い時間、思案した結果、夕方からの釣行を諦めて、早朝の釣りに切り替えることに。河川のチヌを狙うことも視野に入れていたが、事前にチヌの動きを確認すると、何故か河川にはチヌの姿が見えない。更に悩まねばなるまい。巷の釣り情報を確認すると、太刀魚の姿がチラホラと確認されている。ならばと半年ぶりに太刀魚を狙うことに決める。早々に布団に潜り込んで、朝を待つ。


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 午前2時半に目が覚め、少し早いが活動を開始する。珈琲を淹れて、それをポットに注ぎ込み、アンパンを片手に車に乗り込む。国道に出てアクセルをぎゅっと踏むと軽快に景色が流れていく。窓を開けると、冷たい風が流れ込んできて、珈琲の香りがぐるりと撹拌される。FMラジオからは、若い女性の元気な声が溢れ出てきている。午前3時過ぎ、ガソリンスタンドで給油をして更に南下する。ハイオクの価格が随分と下がっている。午前3時半頃に現地に到着し、釣りの準備を整えて、素早く釣りを開始する。周囲は、アオリイカ狙いのアングラーで賑わっているが、太刀魚を狙っているような人はいない。やはり少し気が早かったかなと思いつつも、ジグを投じていく。


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 東の空が徐々に明るんできている。そろそろ太刀魚の時合である。小魚が海面を賑わしながら、港内から港外へと動き出している。ジグを投じてから、底付近まで沈め、そして特にリアクションを加えずにラインをゆっくりと巻き取っていく。バイトすら無く諦めかけたとき、投じたジグが、底に沈むロープか何かに引っ掛かったような、鈍重で生命観の無い抵抗でロッドをジワリと曲げる。神経を集中すると、微妙に動きを感じることが出来る。リーリングする速度を変えずに、そのままラインを巻き取っていくと、グワンッと明らかな魚の動き。一気にラインを巻き取りながら、ロッドを引き寄せると、太刀魚らしいバネのような独特な動きでロッドが曲がる。ジリジリとドラグが鳴る。程なくして海面でギラリと輝き、一気に引き抜くと、指3本を微妙に超える太刀魚。空は更に明るんでいる。時合到来かと思いきや、ジグを色々な角度に投じて、そしてレンジを変えては太刀魚を誘うが、それっきりである。完全に白んだ空を見上げると、今日も晴天のようである。


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 午前4時半頃、見切りを付けて納竿とした。緊張感が解き放たれると、瞼が重くなり、欠伸が出て、不完全燃焼ながら心地良い疲労感に包まれる。今日の午睡が楽しみである。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月21日(日)午前3時40分~午前4時40分
 潮回り:若潮、下げ
 天気:晴れ、気温14.9度、水温17.3度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 1本(F3)

■使用タックル
(1) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) サーベリング用
 ・Fujiwara 太刀魚ジグヘッド10g
 ・カタクチイワシ

■潮汐
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04-20170521.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北シーバス釣行 ~難攻不落のサヨリパターン~ 


 和歌山で生活するようになった4月以降、新たなポイントを開拓すべく・・・と言うよりも、知っているポイントがそもそも皆無であったこともあり、地図を眺めたり、ネットの情報を調べたり、足を運んだりと、我ながら粘り強く、時間をかけてポイント開拓に励んでいるところであるが、偶然にも夏頃に発見した小河川の河口には、チヌやキビレが、まさにウヨウヨと遊泳していて、これは間違いなくいけると確信していた。しかしながら、護岸の足場が高いため、一段下がった水叩き部分まで下りないと釣りにならず、しかもその水叩きは潮位によって水没したり露出したりで、釣りが出来る時間帯が限定されていた。更には、ランディングネットを持たずに釣りをしていたこともあって、そのうちに・・・切り札的に・・・っと言う気持ちで時間を過ごしていた。先日、ランディングネットを導入したこともあって、土曜日の夕方に様子を見がてら、軽くロッドを振ることにしたのだが、そこで衝撃的な光景を目の当たりにすることになる。


 完全に陽が暮れて、東の空に煌々と輝く下弦の月が、川面に揺らめきながら黄色く落ちる頃、大量の水をバケツで空から放ったかのような大きな音が、河口部の至る所で聞こえる。最初は、何の音なのか分からずに不安を感じたが、月光が煌びやかなこともあり、すぐにそれが、ベイトが追われている音であることに気が付く。ベイトが逃げ惑う際に生じる豪雨のような音の後には、ゴボッ、バシャ、ドバッ・・・っと、シーバスの捕食音が際限なく響く。その回数が尋常では無い。シーバス用のルアーを持参しなかったことを悔やみつつ、止む無くチヌ用のジグを投じつつ、シーバスにとっては饗宴であり、捕食されているベイトにとっては震撼の時間帯を呆然としながら眺めていたが、実に1時間半ほどにも亘り、ボイルが継続していた。こんな光景は過去に見たことが無い。


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reed, Albatross 150FG
http://reed-lure.com/


 地元の老練なる釣り師に偶然にも出会い、色々な話を伺うことが出来た。ベイトはサヨリであるとのこと。言わずと知れた、難攻不落と言われるサヨリパターンというやつである。早速、日を改めて、釣具屋に足を運んで、ハードルアーを吟味することになるのだが、ここ最近、正確には過去5年で、ヒラスズキ釣行を計画した際に、ハードルアー(プラグ)を3本ほど購入した記憶はあるものの、ジグ以外のハードルアーとの付き合いを随分とご無沙汰していることが分かり、更には釣具店に所狭しと並ぶハードルアーの種類に圧倒されつつも、事前調査の甲斐もあって、ようやく選び出したハードルアーがこの2本。サヨリパターン攻略のために開発されたアルバトロスというルアー。水面直下数センチしか潜らず、動きは微妙なウォブリングで、ウェイトは固定重心で、トレブルフックが4本並び、微妙な湾曲がセクシーな、何とも変わったルアーである。


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 日曜日の夕刻、満潮からの下げの時間帯を狙って、いざ出陣。夕暮れ時と下げ潮とのシンクロで雰囲気は抜群である。人工的な構造物の隙間が作り出す潮だまりには、モクズガニだろうか。腕に生えた毛のようなものが柔らかく動く。


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 夕暮れとともに、潮が効きだすと、シーバスが周囲を徘徊しているのか、魚が逃げ惑う音が辺り一面に轟き、時折、単発ではあるものの豪快なボイル音が聞こえる。風で海面が乱れているものの、豪快な白い水飛沫が弾けるのが見える。これはいきなりにしてチャンス到来である。少々焦りつつ、入魂でルアーを投じていく。風向きが悪く、非常にキャストしずらいが、アップクロス、クロス、ダウンクロスと、様々な方向にルアーを投じては、流れを横切るようにトレースしたり、ドリフトさせるように大きな弧を描くようにトレースしたり、流れを遡上するようにゆっくりとトレースしたり。しかし、ヒットするのは、ベイトであるサヨリである。しかも油断すると、簡単にスレ掛かりしてしまい、釣りにならない。


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 サヨリを本命として狙っているのなら、さぞ嬉しかろう状態であるものの、照準はあくまでシーバスである。どの方向にルアーを投げ入れても、コツッ・・・ゴッ・・・コツコツっと毎度サヨリに接触するため、その瞬間にはラインテンションを抑えて、サヨリがフックに掛かることを軽減すべく神経を使うが、そんなことはお構いなしに次々にサヨリが掛かる。老練の地元釣り師の言葉を思い出した。師曰く、サヨリパターンの時は、サヨリがフックに掛かると釣りにならないため、フックをカドニウム製の針先が甘いものに変えて使用するとのことで、そんな針でも、貪欲にサヨリを捕食するシーバスなら、しっかりとフッキング出来るとのこと。どんな釣りでも一朝一夕には成らないということを思い知る。


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 この時ばかりは、トレブルフックの多さと、日本の技術、すなわち鋭利な針先を恨めしく思う。シーバスの捕食音が激しく続く。


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 気分を変えて、チニングに変更する。5gのジグを取り出して、ややダウンクロスに投じる。ラインにサヨリがコツコツと接触するため、まるでバイトが分からないが、カツカツカツっと明らかに鋭いバイトを感知して、反射的にフッキングを入れると乗った。サヨリでは無いことは明白である。小型のキビレだ。これに気を良くして、移動しながらジグを投じていくが、その後、ワームを真っ二つに引きちぎられる鮮烈なバイトを感知するも、噛みどころが悪かったのかフッキングに持ち込めずチニングを終了する。


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 目の前の激しいボイルは未だ継続している。再度、ハードルアーに変えて、サヨリパターンを攻略すべく、ルアーを投げ入れては慎重に探るも、ロッドの先端を揺さぶるのは相変わらずサヨリである。時にサヨリのダブルヒットと言うことも。すでにシーバスも満腹であろう、こんな状態で、わざわざルアーを選んではくれまい。試しにヘッドライトを海面へ灯してみると、その瞬間に逃げまどうサヨリの軍団、その後ろを悠々と泳ぐ巨大な銀鱗が数匹。まだシーバスは、虎視眈々と捕食の機会を狙っているようであるが、吹き付ける北風が身体の芯まで冷やし、集中力を失ったために納竿とした。


 不思議と虚脱感はなく、むしろ満足感に満ちている。目の前に見た、自然の圧倒的な力強さのせいだろうか。気が付けば、黄金色に煌々と輝く月は、見上げるまでの高さになっている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月11日(日)午後5時~午後7時30分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、北東の風強く、気温:11度~9度
 ポイント:某河川の河口
 釣果:キビレ1匹 25cm、スレでサヨリが十数匹(リリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1)シーバス用
 ・reed, Albatross 150FG, 12.8g, サヨリレンズホロ
 ・reed, Albatross 150FG, 12.8g, ブラックキャンディー
(2)チニング用
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・Cross Factor, Chinu Maru 5.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~完全迷走中~ 


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 和歌山は言わずと知れたミカンの産地であり、街中を抜けると急峻な山の斜面から裾野にかけて、煌く流星群の如くに橙色が輝いている。今までにミカンが実るような土地で暮らしたことが無く、この景色を見ると子供のように嬉々としてしまう。


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 道端にはミカンが無人販売されている。普段、スーパーでしかミカンを購入したことが無いこともあって、値段を見ては驚愕してしまう。小振りなミカンが15個ほど入ったものを反射的に購入する。1袋100円也。


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 更に進むと農産物直売所を発見する。素早く道を逸れて、駐車場に車を突っ込んで店内へ。実りの秋に相応しく、ミカンと柿が並ぶ光景は壮観である。よくよく見ると、小さく区分けされたうえで販売されており、それぞれ生産者が異なるようで、値段と併せて生産者を識別するための番号が振られている。ミカンは大小様々あり、1袋に10個~20個ほど入っていて、その殆どが100円の値が貼られている。一番高いものでも1袋250円。お店の方に伺うと、生産者や畑によって酸味や甘みが異なっていて、順番に食べ較べして自分の好みを探すのも面白いと説明してくれる。


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 順番に食べ較べするにも、こうも種類が多くあると確実に秋が終わってしまうので、もっぱら酸っぱいミカンを好む私のために、オバサンに数種類を選んで頂いた。更には、数種類のミカンの試食をさせて頂き、あれこれ悩みつつ、このお店で最も人気があるという生産者のミカンを1袋。15個ほど入って、このお店では高級品に分類される250円也。更に酸っぱさの中にも濃厚な甘さが特徴の小振りなミカンを1袋。10月初旬であれば、酸っぱさ際立つミカンがあったとのこと。来年は早めに買いに来よう。


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 合計3袋、50個以上、450円也。単身赴任の身であるが、こんなにも購入してどうすんだよ。指先がオレンジ色になるのを覚悟で食べるしかないか。いや職場に持って行こう。


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 前置きが長い時の釣行は、往々にして思い通りにいかずに悪戦苦闘しては、失意の撤退との結末であることが過去の分かりやすい傾向であるが、先に白状すると、今回もまさにそれである。土曜日の夕刻に、和歌山では初夏からの久しぶりの根魚狙いとなるが、良い思いをした某突堤へと向かう。11月中旬だと言うのに、気温が20度もあり、万全を期して着こんできた4枚重ねが苦行のような暑さで迫り、もともと乏しい思考能力を奪う。汗だくである。突堤には、誰も釣り人がおらず、一抹の不安が過る。大ぶりな捨て石がゴロゴロと転がる難攻不落の難易度A級のポイントにジグヘッドを送り込む。1投目にしてラインブレイク。久しぶりのポイントで、ロッドさばき、ラインさばき、ともに劣化していて、更に向かい風が追い打ちをかけるように難易度を上げている。根掛かりと格闘しつつ、辛うじてカサゴを1匹。


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 つるべ落としの如く、秋の夕暮れは素早く夜へと変わる。場所を変えて、繊細なバイトを捉えるも痛恨のネンブツダイ。午後7時に脱力感と喪失感と敗北感を背負いながら帰宅する。


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 昨夜の釣行の際に貴重な情報を入手する。ここ最近、太刀魚の釣果が急に良くなっているとのこと。日曜日の午前3時半頃に起床して、素早く身支度を整えて、アクセルを踏んで南下する。我ながら実に単純な思考回路であるが、あまりの釣れなさに藁にもすがる思いである。毎年、季節の変わり目は、次なる釣りへのシフトに苦悩するものだが、今年は和歌山という新天地ということもあり、見事に迷走している。この季節にしては珍しく、南寄りの風が緩やかに吹いている。快適である。潮回りは中潮で、夜明けに向けてジワジワと確実に潮が上げている。条件は完璧である。ジグヘッドを遠投して、表層から底までレンジを変えて、またタダ引きや軽いワインド、ストップ&ゴーなどを繰り出しつつ丁寧に探る。開始10分、軽くワインドでジグを操っていると、ツンッと触れるような違和感。タダ引きに変えてゆっくりと引いていると、ガジガジガジっと太刀魚のバイトを感知。リーリング速度を一定に保ち、食い込みを待つ。グググ・・・の瞬間にフッキング。ドラグがジリジリ鳴り、大物かと期待をするも途中で無抵抗となり、スリムな太刀魚がスポっとあがる。素早くリリース。しかし後が続かない。気が付けば、空が明るみ、低音を響かせ漁船が海を横切り、鳥が飛び、雲が白く漂い、納竿とした。


 完全に魚を見失っている。
 

■釣行データ
 釣行時間:平成28年11月20日(日)午前4時30分~6時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温17度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:太刀魚 1本(F2.5)、カサゴ1匹、ネンブツダイ1匹

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky、#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~3.0g
(3) サーベリング用
 ・Fujiwara 太刀魚ジグヘッド21g
 ・サンマの生餌

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
09-20161120.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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