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神戸・明石間メバリング釣行 ~シーバス撃沈後の悪あがき~ 

 神戸港では未だ真鰯パターンが続いているとのことで、土曜日に少し早めの午後5時にポイントに入り釣りの準備を進める。

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 年始に購入した福袋のお陰もあって、新しいルアーでタックルボックスが賑わっている。しかしながら残念なことがある。年末に数本のシーバスを掛けることが出来た絶対的信頼を置く一軍ルアーを不注意によって次々にロストしてしまったのである。特に黎明期にシーバスフィッシングを楽しんでおられた方ならきっとご存知のはず、往年の輝かしい実績を誇るシーバスルアー「K-TEN ブルーオーシャン」をロストしたのは痛恨であった。しかも2個も。さすがに凹んでしまったが、いつまでも凹んでいる場合では無いので、新たな歴史を刻むのだと、やや大仰に釣りの準備を進める。実績が伴わない何とも頼りないルアーを眺めながら、珈琲を啜りながら、オレオを齧りながら、真鰯が入ってくるタイミングを待つ。


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「Daiwa, Morethan Switch-Hitter 60S, 60mm 13.4g, Sinking」
 冒険してド派手な色のスイッチヒッターを購入した。バス釣りならいざ知らず、こんなルアーで釣れるのか。

 約1時間、休憩を挟みつつ新しいルアーの動きを確認しながらロッドを振り続けるが、一向に真鰯の群れが入ってくる気配は無く、余計に寒さが身に染みる。ボトルに入れた熱々の珈琲がせめてもの心の救い。12月末であれば、午後5時半頃になれば海面がザワツキ、突如として海面が弾けていたが、今日は何故か穏やかな状態が続いている。このまま終わってしまうのか。


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「SAURUS, Shallow Sea Tops 135F」
 自宅のタックルボックスから引っ張り出してきた倒産前のザウルスのルアー。完全にシャロー用のルアーであるが、マイワシパターンの時に表層を攻める時には、特にシルエットが重要だと小耳に挟んだこともあり、バックの中に放り込んでおいたのを思い出した。

 午後6時、薄暮の時間帯となり、海面に映し出されるビルや道路の照明がキラキラと輝きを増している。時折吹き付ける西風のせいか、もしくは潮流のせいか、海面が怪しげに揺らいでいる。いや真鰯の群れだ。ようやくにして真鰯の群れが入ってきた。キャストする手にも力が入る。頻発せずとも、海面が弾けて白濁している。真鰯の群れを追って、シーバスも入ってきているようだ。ルアーをローテーションしながら、ベイトの群れの下層にルアーを入れてシーバスを誘うも、ルアーの色が悪いのか、ルアーの形が悪いのか、トレースラインがまずいのか、ルアーを動かす速度が速いのか遅いのか、激戦区のためにルアーを見切られているのか、シーバスの反応は無い。盛大なボイルを目にするたびに人間の活性があがり、モチベーションは辛うじて維持出来ている。ボトムからレンジを上げてルアーを操作する際には、それほどルアーのシルエットに気を配る必要は無いそうだが、ベイトの群れ付近にルアーを通す場合には、やはりシルエットが重要になる、と小耳に挟んだ。潜航深度が浅くて、ベイトの群れを突き切るようなトレースラインになってしまうが、旧ザウルスのシャローシートプスを投入する。照明と構造物が作り出す明暗の境にルアーを投じて、ベイトの群れを蹴散らす勢いでルアーを潜航させる。リールのハンドルを10回転程させたところで、コツンっとルアーがベイトに当たったかのような些細なバイト。一気に絞り込まれるロッド、走るライン。シーバスだ。丁寧にやりとりを進め、足元に銀鱗が翻ったところで無念のフックオフ。


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 粘りに粘ったにも関わらず、結局、シーバスを掛けることが出来ずに撃沈してしまったので、帰り際に約20匹の真鰯を確保。三枚におろしてから塩を軽く振って30分ほど寝かし、日本酒で洗ってから酢〆にする。待つこと1時間。


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 皮を剥いでから綺麗に並べて、最後におろし生姜を置いて完成。いつも代わり映えせず同じ器なので、刺身用の平皿が欲しいなと思いつつも、清水寺近くの陶器屋さんで購入したこのお皿の雰囲気が好きで、ついつい使い続けてしまう。


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 日曜日。昨日の鬱憤を晴らすべく、再び神戸港へ向けて車を走らせる。今日の潮回りは、満月からの中潮最終日。ダラダラとケジメが無い干潮から、ようやく潮が動き出す午後8時に狙いを定めて、午後8時前に現地に到着する。海を見渡すと、明らかにここ最近とは異なる雰囲気が漂っている。海面は実に穏やかで、ベイトの気配は無い。釣りを開始する前に、徒歩で周囲の状況を確認すると、比較的、潮当たりの良い場所でベイトが溜まっていることを発見する。既に先行者が撃ちまくっている様子であり期待は出来ないものの、兎に角、ロッドを振ってみるまで結果は分からない。すぐさま車に戻り、タックルを準備してから釣りを開始する。シーバスに追われてベイトが海面から飛び出していて、時合に突入しかたのような賑わいであるが、残念ながらルアーへの反応は無い。場所を変えて、別の場所でもベイトを確認するも、こちらもシーバスの反応も無く、二日連続の”撃沈”の文字がちらつき始めたために、プライドも根性もなく、さっさとライトゲームに切り替えることに。


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 昨年の今頃は、産卵を控えた良型の根魚達が次々にロッドを曲げてくれたが、今年は昨年より2度ほども海水温度が低いせいか、明らかに根魚が居ない。海水温度から察するに、思えば今から1カ月前が最盛期だったのかも知れない。2gのジグヘッドにガルプのベビーサーディンを付けて、過去に実績がある護岸沿いを中心に素早く探る。ここぞと思える場所での反応は無く、何気に中層を引いてくるとコツッと明確なバイト。メバルかと期待するもカサゴ。思いがけず魚が浮いていることが分かるも、これに再現性がなく、惑わされてしまい無駄に時間を浪費してしまう。


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 基本はやはりベタ底である。潮が淀み過ぎる場所での反応は無い。いつになく神経を集中して、攻めるべきトレースラインとレンジを意識して、微速を保ちつつ、どんな些細なバイトでも捉えてやるぞとの意気込みで、移動を繰り返しながら根気強くロッドを振る。何とか2匹目。


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 歩き回りながらジグヘッドを投じていくも、怪しげなバイトすら無く、体力と神経を擦り減らしながら時間が過ぎていく。上げ潮時に、新鮮な潮が当たる場所に到達する。真鰯の群れを確認する。アンダーハンドでジグヘッドを護岸沿いに投じてから、底をギリギリで切る速度でリールのハンドルを回す。ツッ・・・っと何かに触れたかのようなバイト。そのままのラインテンションを保ちつつ、少し手首を返すとジワリとした重量感。間髪入れずにフッキング。グググ・・・っとトルク感ある抵抗にドラグがジリジリと滑る。スプールの回転を手で止めて、真下に潜航する引きを強引に制御する。程なくして姿を現したのは、産卵を控えた良型のカサゴ。この魚を狙っていた。撮影を済ませて、素早く海に返す。


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 遂に良型のカサゴの居場所を突き止めたかと心躍ったのも束の間、その後は反応も無く、場所を大きく移動しながら探っていく。歩き回っているせいで、完全なる防寒対策が災いして、体中から汗が噴き出している。このクソ寒い季節に暗闇で汗だくの人間は明らかに変人である。社会の窓以外のジッパーを開け広げて、空冷状態にしたままに釣りを継続する。粘りに粘って、ようやくにしてカサゴを1匹追加するも、午後10時、釣りを開始してから2時間で精根尽きて納竿とした。それにしても渋い。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年1月7日(日)午後8時~午後10時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:7度、水温:11.5度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(カサゴ4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Daiwa Beam-Stick 2.2inch、煌クリアー
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g
(3) プラグ
 ・Daiwa, Morethan Switch-Hitter 60S, 60mm 13.4g, Sinking
 ・Daiwa, Morethan Switch-Hitter 85S, 85mm 20g, Sinking
 ・DUO, Bay RUF MANIC 115, 115mm, 15g
 ・Megabass X-80 Magnum, Sinking, 115mm, 28g
 ・YO-ZURI, Mag Crystal Minnow, Sinking, 125mm, 18g
 ・SAURUS, Shallow Sea Tops 135F

■潮汐
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神戸・明石間メバリング釣行 ~痛恨のラインブレイク、そして~ 

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 あまり関西ではお目にかからない「Jack in the donuts」が神戸にも上陸。有名なドーナツ店と同じような商品構成にも見えるが、所々に特徴的なドーナツも。ブラックの珈琲をお供に、この甘さ炸裂のドーナツを齧ると至福の昼下がりが訪れる。


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 午後5時、薄暮の時間帯を目指して神戸港へと向かう。干潮からの上げの時間帯に突入し、期待が高まる。開始早々に繊細なバイトを捉えるも極小のカサゴ。時間帯的には、明度と潮流からして既に時合に入っているが、釣行回数が激減していることもあり、魚の居場所や反応の良いワームを把握出来ておらず、手探り状態から開始することに。再現性が無いままに時間が過ぎる。護岸沿いにジグヘッドを投じてから、緩やかな風にPEラインを流されぬようラインメンディングをした後に、しっかりと底を捉えたうえで、ジワリとリールのハンドルを回す。ジグヘッドが底に接触するかしないかの微速で、ソリッドティップに一定の負荷を掛けつつ、魚を誘う。ツッ・・・と触れるような微細なバイト。小型か?リーリング速度をそのままに保つ。もたれる様なジワリとした重量感の後に、ソリッドティップの曲がり具合が強くなる。ロッドのバット部にトルクを移動させるように、ラインを巻き取りつつロッドを引き付けると、ジリジリ・・・っと強めに締めたドラグが鳴る。魚の躍動感より重量感の方が増している。下に突っ込むような粘りのある引きを制して、最後は一気に引き抜くと良型のカサゴ。22㎝ほどの抱卵したカサゴ。遂に神戸港の湾奥部にも入ってきたのか。これは期待出来る。


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 しかしながら思い通りにはいかない。


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 過去の実績ポイントだけを重点的に、場所を変えながらジグヘッドを投じていく。 40分ほど時間をかけて5匹のカサゴを捉えるも、次なる劇的な展開を期待するには至らない。


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 場所を移動しながら海の様子を伺う。海面がざわついている。ヘッドライトを灯すと無数の鰯の群れ。時折、鰯が逃げまどい海面が白濁している。一旦、車に戻ってライトゲーム用のタックルからシーバス用のタックルに持ち変える。シーバス用っとは言うものの、元々はエギング用のタックルであり、チニングにも使用するし、ワインドにも使用するし、ライトショアジギングにも使用するし、無論シーバスにも使用する何でも用のタックルでるが、格好をつけて言うならば所謂バーサタイルなタックルである。


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 第一投目で殉職した「Tackle House, K-TEN Blue Ocean 90mm」。逃した魚は大きいと言うが。


 最初に取り出したるは絶対的な信頼を寄せるK-TENブルーオーシャン鰯カラーのシンキングモデルだ。鰯の群れの奥にルアーを投じて約10秒、しっかりと沈めてからリーリングを開始する。鰯の群れの下にルアーを通して、群れから逃げ遅れた弱った鰯を演出する作戦だ。リールのハンドルを回すこと10回。鰯にルアーが接触したかのようなコツッっとした微細な振動が伝わる。直後、一気にラインが張り詰めてロッドが曲がる。最初は穏やかであった重量感が、ラインテンションを高めてロッドにトルクが乗った途端に、異変を察知したシーバスが激しく抵抗する。左右にラインが走り、鰯の群れが逃げまどい水面から飛び出している。主導権を握ったかと思いきや、激しく横に走るシーバス。寄せてはラインが出され、寄せては出され。数回の攻防の末に、ようやく主導権を握ったかのように思えた瞬間、銀鱗を煌かせて強烈な力で横に走る。刹那。銀鱗に心を奪われたせいか、ロッドの切り返しが少し遅れてしまう。障害物の下にシーバスが猛然と突っ込む。ドラグが激しく唸り、ラインが止まらない。PEラインが障害物に触れた瞬間に呆気なくロッドからラインテンションが消える。大失態である。逃した魚は大きいと言うが、確かに良型であった。


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 今日の手持ちのルアーは残すところ4本。予備のスプールに交換し、そして迷いなくK-TENブルーオーシャンを結ぶ。


 まだ目の前で鰯が群遊している。整然と泳ぐ鰯の群れが、突如乱れては海面が白濁する。まだチャンスはある。1本目のシーバスを掛けた際と同じ要領でルアーを投じていく。ただ、同じ失敗を繰り返す訳にはいかない。鰯の群れの動きを見ながら、更に掛けたシーバスに走られたとしても障害物を交わせるように、先程とは立ち位置を変えている。鰯の群れの奥にルアーを投じてから、10秒から20秒の時間をかけて、中層付近から底付近までルアーを沈め、そして一定の速度でハンドルを回す。粘り強く、扇状にルアーを投じていく。


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 10分後。底付近をユラユラと泳ぐルアーにクンッ・・・と違和感。素早くロッドを引き付けると、グググ・・・っと魚の躍動感。ロッドが一気に絞り込まれ、同調するようにドラグが鳴き、左右にラインが走る。一定のラインテンションを保ちながら、魚の距離を少しづつ縮めていく。焦りは禁物だ。障害物がある方向にラインが向くと、スプールを手で止めて強引に魚の動きを制御する。1本目とは明らかに力強さが異なるが、スリリングなやりとりを楽しみ、そして程なくして無事にランディング。心が高揚し、身体が熱い。50㎝を少し超えるシーバス。


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 更なる釣果を求めて、鰯の群れの動きにあわせて場所を移動して、立ち位置を確認しながら釣りを続けるも、ルアーを見切られたのか、ルアーを投じる方向がマズイのか、トレースラインがズレているのか、シーバスの活性が落ちたのか、なかな次なるバイトを得ることが出来ない。何度か鰯を掛けてしまうが、その大きさに驚いてしまう。実に立派な真鰯で、8㎝のルアーが小さく見える。今更であるがマッチザベイトとは程遠いではないか。最後に往生際悪く、再びライトタックルにて根魚を狙うも、こちらとも相性が悪く、午後8時をもって納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年12月23日(土)午後5時~午後8時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:12度、水温:12.9度
 ポイント:神戸港
 釣果:計6匹(シーバス1匹(約50㎝)、カサゴ5匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Daiwa Beam-Stick 2.2inch、Pearl White
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g
(3) プラグ
 ・Tackle House, K-TEN Blue Ocean 90mm 15g , Sinking
 ・Lucky Craft, Wander 80mm 11.5g, Sinking
 ・Megabass X-80 (改)

■潮汐
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神戸・明石間メバリング釣行 ~真鰯の群れ、作戦変更~ 

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 久しぶりの神戸港でのライトゲーム。水温が下がり、良型のカサゴやタケノコメバルが接岸する季節はもう間近だ。最盛期にはまだ少し早いが、様子見がてらに午後5時前から釣りを開始する。神戸の街は、冬を彩るルミナリエや神戸港開港150年で有名になったメリケンパークのモミの木の宣伝効果もあって、多くの人達で賑わっている。喧騒を抜けて海に出ると、六甲山から吹き降ろす風が海面を駆け抜けて、時間の経過とともに耳と指先がキリリと冷えて、やがて痺れだす。大いに期待して1.5gのジグヘッドから開始したものの、まともなアタリはなく、時間だけがジワジワと過ぎる。ジグヘッドの重さを2gに増して、まだ攻め切れていない護岸沿いや、護岸の法尻から駆け上がりにかけてを丁寧に誘う。ツッ・・・と海藻に触れるような微妙なバイトを聞き合わせてから、ソリッドティップに重みを乗せると軽快な躍動感。鞭のようにしなる太刀魚の引きも魅力的ではあるが、カサゴ等の根魚の引きも、魚のサイズにあわせて繊細なタックルに持ち替えれば、それはそれで面白みはある。


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 3gのジグヘッドに変えて、場所を変えつつジグヘッドを投じていく。ジグヘッドを護岸沿いに投じてから、ラインを送り出して底を取り、超微速を保ちつつ底付近を浮遊させて、時に障害物に引っ掛かった際には、数秒止めて食わせの間を作り、そしてロッドを立てて障害物を回避してから再び超微速で誘う。クッ・・・っと僅かなバイト。ラインテンションを保ちつつ、ティップが入ったところで合わせを入れると、柔らかいロッドが大きく曲がる。サイズ的には満足できるものでは無いものの、背鰭がピンと張りつめて、身体の斑点が際立つカサゴを見ると嬉しくなる。この後に時間をかけて更に2匹を追加する。


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 後が続かず、場所を移動する。カサゴ等の居着きの魚の釣りは、魚の居る場所を如何にして探し当てるかが釣果を大きく左右する。兎に角、場所をこまめに移動をしながら丁寧に探っていく。底付近でジグヘッドを滑らせるようにして誘うと、ツンッ・・・と明確なバイト。そのままの速度を保ちながら、次の動きに備える。グン・・・と魚が反転したような強い動きが伝わり、遅れを取らないように間髪入れずにロッドを引き付けると、グググ・・・っと力強い引き。躍動感ある引きを楽しんでから丁寧に抜きあげると、腹がパンパンに張ったタケノコメバルが姿を現した。この魚が釣れると、本格的な冬の到来である。


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 タケノコメバルを捉えた直後に、ジグヘッドの動きに追随するようなバイトを感知してフッキングを入れると、ラインが走り、強い遊泳力に期待が高まる。程なくして、魚を抜きあげると、そこには見慣れぬ魚が。背鰭の黒色が特徴的だ。タナゴっぽいが、ウミタナゴとは違うようで、逃がした後に新種だったのではと後悔と不安が募るが、帰宅後に調べると”アオタナゴ”ということが判明した。もし新種であれば、どのような名前を付けるべきか、ほんの一瞬思考したが全くもって不要であった。


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 海面が騒々しく、時折、海面が割れている。ヘッドライトを照らしてみると巨大な真鰯の群れ。このままカサゴ狙いを続けるのも悪く無いが、劇的な釣果アップを期待することは難しそうなので、一旦、車に戻ってからシーバス狙いの道具に切り替えて、気持ち新たに釣りを開始する。


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 但し、車に積んでいるシーバス用ルアーは、たったこの4つだけ。幸いなことに真鰯を模したルアーであることは、先見の明があったと自画自賛しながらも、これで釣れるのかと不安が過るが、まぁやってみるしかない。まずはジグヘッドにエコギアのパワーシャッドの組み合わせで、真鰯の群れの奥にジグヘッドを投じてから、数秒沈めたうえで上下に浮遊させてみたり、ただ単に引いてみたりして、何千、いや何万と言う単位で泳いでいる美味そうな真鰯では無く、オンリーワンである我がルアーに食いついてくれと祈りながらロッドを振り続けるも、やはりシーバスの反応は無い。さすがにシーバスも阿呆では無い。


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 ここで投入するはタックルハウスのK-TENブルーオーシャンのシンキングモデル。往年の名ルアーである。世間では、シーバスフィッシングの黎明期から絶大な釣果を叩き出している必釣ルアーであり、現在においても未だに釣具店に多数陳列されていることからも、揺るぎない地位を確立したルアーであることが伺える。因みに私がこのルアーでシーバスを釣りあげた回数は、実は片手で足りるほどであるが、単純に釣りが未熟であるからに他ならなず、決してルアーのせいではない。群遊する真鰯の奥にルアーを投じてから、じっくりと10秒ほど時間をかけて沈めてから、真鰯の群れの下にルアーを入れるようにしてリトリーブを繰り返す。随分と時間が経過した。粘り強くルアーを投じる。十分に遠投したうえで、15秒ほどルアーを沈めて、そしてジワジワと微速でリーリングを進めると、リールのハンドルを10回ほど回したところで、クッ・・・と何かに触れたかのような違和感。その直後に、グググ・・・っとトルクが増していくような力強い引き。すぐさまロッドを立ててフッキングを入れると、ジャァァァっとドラグが鳴る。魚が乗った。魚をバラさないように丁寧にロッドを切り返して、最後はランディングネットに誘導して、無事に捕獲。50㎝を少し超えるシーバス。嬉しい1本。


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 頻繁に真鰯がフッキングする。投じているルアーより遥かに良型である。20㎝ほどあるだろうか。トレブルフックで真鰯を引っ掛けるという姑息な釣りが思い浮かんで、狩猟本能が変に刺激されるが、ふと我に返ってシーバス狙いを続行する。数少ないルアーをローテーションして、ラッキークラフトのワンダーに辿り着く。


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 目の前で頻繁にボイルが起こっているものの、サイズが小さめの偽物のベイトへの反応は無い。ルアーを出来る限り遠投した後に、じっくりと沈めてから、魚が弱った様子を演出すべく、ラインテンションを掛けたり抜いたりしながら、ゆっくりとリールのハンドルを回す。クンッ・・・っと真鰯に触れたかのような微妙な感触。更にリールのハンドルを回し続けると、グググ・・・っと力強い引き。おっ、シーバスだ。ロッドを立てて、ラインテンションを加えると、ロッドが徐々に絞り込まれドラグが鳴り、海面が白濁する。逃げまどう真鰯が海面から飛び出している。ロッドを左右に切り返して、丁寧に寄せる。潮が下がり、ランディングネットが届くか届かないかの微妙な距離感。片膝を付いて、右腕でロッドを高く掲げ、そして左腕を目一杯下げてランディングネットに魚を誘導する。辛うじてネットインに成功する。先ほどのシーバスより、やや良型だ。

 更なる釣果を期待してロッドを振り続けるも、シーバス達の食欲が満たされたのか、ルアーを完全に見切られただけなのか、その後はロッドが曲がることも無く、午後9時をもって精根尽きて納竿とした。


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 拍手を送るべき本日のルアー。どちらも10年以上前に購入した年季入りである。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年12月15日(金)午後4時45分~午後9時15分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:14.1度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(シーバス2匹(約50㎝)、カサゴ4匹、タケノコメバル1匹、アオタナゴ1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 3.0g、2.0g、1.5g
(3) プラグ
 ・Tackle House, K-TEN Blue Ocean 90mm 15g , Sinking
 ・Lucky Craft, Wander 80mm 11.5g, Sinking
 ・ima komomo SF-125mm (Iwashi)
 
■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
12-20171215.png

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神戸・明石間メバリング釣行 ~鈍色曇天ジメジメ釣行~ 

 梅雨らしい天気と盛夏のような天気が交錯して、季節感を見失う今日この頃。雨が降り、濁りが入ったタイミングを見計らって、幾度となくチニング釣行を繰り返すも、結果はうなだれて撃沈するばかり。何度もバイトがあるのに乗らなかったり、苦労の末にロッドを曲げてもフッキングが甘くて痛恨のバラシに見舞われたり。昨年の今頃の釣果を確認すると、かなり苦戦しているものの、それなりの釣果もあった。自然を相手にしていると思い通りにならないことの方が多い。

 週末になれば用事があり和歌山で悶々と過ごすが、ようやくのことで落ち着いたこともあり、久しぶりに神戸に戻る。六甲山には鈍色の分厚い雲と言うよりか、巨大な壁のような雲が覆い被さり、頭上を全て覆い尽くし、雨粒を落とす準備は万端のようで、ジトリと粘り気のある空気に包まれている。天気予報を確認すると、深夜の時間帯に傘のマークが綺麗に並んでいる。潮が動き始めるタイミングを見計らい、神戸港へと車を走らせる。雨が本降りになると撤収せざるを得ないが、傘マークまでは2時間ほどある。午後8時過ぎ、釣りを開始する。釣り人の姿がちらほら見える。


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 ここ最近の荒天のせいか、海面には漂着ゴミが至る所に浮いている。ゴミを避けながらジグヘッドを投じていく。ここ最近の傾向を完全に見失っていることもあり、中層から底まで幅広く探りを入れる。護岸沿いにジグヘッドを投じて、ラインテンションを保ちつつ、カーブフォールで落とし込んでから、ロッドを立ててジワリとリーリングを開始するとメバルらしきバイトを感知する。再度、ジグヘッドを投じて、今度はラインテンションを保たずに、ストンっと真下に落とす。ジグヘッドが底を捉える直前のタイミングで、ラインを回収して僅かにラインテンションを掛けると、クンッとバイトのような違和感。即座にロッドを立ててティップに負荷を掛けると、グググっと躍動感。ラインの動きを見て、即座にメバルであることを確信する。小さいながらも、開始早々にメバルを見ることが出来たことで気持ちが高揚する。続けざまにカサゴを追加して、期待は高まる。


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 海面がピチピチと賑わっていて個所を発見して、幾度となくジグヘッドを投じるが、ツッと微細なバイトはあるものの、これをフッキングに持ち込むだけの技術が無い。これに固執しないようにして、場所を移動しながら、ジグヘッドを投じていく。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、真下にストンと落としてから、ラインテンションを掛けつつジワジワと中層まで上げてくると、ツッ・・・っと微細なバイトの後に、クンッと明確なバイト。ロッドティップが自動的に魚の顎を捉える。ラインの躍動感がメバルであることを教えてくれる。メバルが中層に浮いていると判断して、ジグヘッドを軽くして表層から中層付近を重点的に狙ってみるが、時を同じくして風が強くなり、ラインコントロールが思うようにならないことも重なって、なかなか後が続かない。相変わらず、小型のメバルと思しき怪しげな、ジワッともたれる様なバイトがあるも上手く乗せることが出来ない。この瞬間にラインテンションを抜いて、バイトの間を与えてみても乗せることが出来ない。メバルが居着いている潮当たりの良い場所に移動して、数を一気に伸ばしてやろうと意気込むもラインブレイク数回の後に撃沈。傾向が掴めないままに時間はズルズルと過ぎる。今のところ、雨粒は落ちずに、何とか鼠色の状態で空に留まっていてくれる。


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 過去にメバルを何度も掛けているポイント。護岸沿いにジグヘッドを慎重に投じて、表層、中層、底層と順番に探るが反応が無い。この場所で魚が釣れないということに疑問を感じて、別の場所を回ってから、再度、しつこく攻めることに。ジグヘッドを投じてから、中層をジワジワと一定の速度で進めると、ジグヘッドがジワリと重くなるような違和感の後に、カンッと明確なバイト。カサゴのようなバイトであるが、カサゴが喰ってくるようなレンジではない。魚の躍動感はメバルのそれとは異なっている。頭に疑問符を並べながら、ラインテンションを保ちつつ丁寧に寄せる。姿を現したのは、この場所では珍しいクロソイ。貫禄がある。

 その後、歩き回りながらジグヘッドを投じるも、明確なバイトは無く、明らかに潮の動きが緩慢となり、敢え無く納竿とした。久しぶりの神戸港も、そうそう甘くは無かった。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月30日(金)午後8時15分~午後10時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:曇り、気温:26度、水温:23度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(メバル2匹、クロソイ1匹、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
04-20170630.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~パターンが分からない~ 

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 ここ最近、”横浜家系”を名乗るラーメン店をそこかしこで見かけるが、本場家系の味には遠く及ばない店が殆どで、最早、この看板が掲げられていると必ず避けてしまうぐらいの敬遠ぶりであるが、神戸三宮の繁華街から少し東に外れたところに家系が開店したとのことで、ダメ元で訪ねてみた。スープを啜ってみて驚いた。濃厚でありながら優しくクリーミーで、野性味控えめの豚骨の香りがしっかりと漂い、程良い塩分で美味い。ストレートの細麺がしっかりとスープを絡ませ、ツルツルと滑り込めば弾力のある噛み応えで、粘り気は少なくモチモチ感は無いものの、美味い具合にスープと混ざり合う。少し甘みが勝る辛子高菜を加えると、別の味を楽しむことが出来る。叉焼は、塩分少な目で野性味が随分と排除されていて、ガツンと豚肉を味わいたい人には物足りないものの、濃厚なスープを絡ませると美味さが増して良い。定番のほうれん草が喉を癒してくれる。


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 突然、話は釣り方面へと舵を切る。潮汐を確認すると、大潮2日目で満潮が午後8時過ぎ。昨夜のメバリング釣行で、散々苦しんだこともあり、同じような釣りが通用しないことは重々承知しているが、性懲りも無く、再び神戸港でロッドを振る。ここ最近は、バチパターンが成立していることもあり、神戸港の至る場所で大きなランディングネットを背負ったシーバスアングラーを目にする。釣りを開始しようとすると、数カ月前から頻繁に現場で見かけ、その都度情報交換をしているアングラーに出会う。このアングラーの情報によれば、数日前はバチパターンが完全に成立し、シーバスや良型のメバルの反応が良かったとのこと。なるほど。いつも同じ釣りばかりをしていると、新たな発見もあれば、重要な局面で絶好の機会を失うこともある。奥が深い。
 午後9時過ぎから釣りを開始する。先行者があるため、潮の流れが良いポイントに入ることが出来ず、徒歩で大きく場所を変える。1gのジグヘッドで開始するが、横風が強く、ラインコントロールが定まらず、狙いの位置にジグヘッドを投じることが出来ず悶絶する。止む無く、誘うレンジが下がってしまうが、ジグヘッドを1.5gに変えて釣り歩く。風で海面が波立つ明暗にジグヘッドを投じて、ラインテンションを掛けながら、所謂テンションフォールで誘ってから、リールのハンドルをゆっくりと回すと、コツンッと突き上げるようなバイト。間髪入れずにフッキングを入れると、ティップが入りドラグがジリジリと鳴る。メバルだ。

 狙いが的中したかのような1匹目であったが、同じような方法で辛うじて小型の2匹目を追加した後は、全くの無反応。相当な距離を歩きながら移動して、その都度、手短にジグヘッドを投じていくが、怪しげなバイトが数回あっただけで、釣果には結びつかず。苦し紛れに、数を伸ばすためにカサゴ狙いに転じるものの、時合を逃しているのか、こちらも反応が無い。シーバスアングラーは、数こそ少ないものの、それなりの釣果があるとのこと。午後11時過ぎ、精根尽きて納竿とした。完全にパターンを見失っている。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月10日(金)午後9時15分~午後11時30分
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:21度、水温:21.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:計2匹(メバル2匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用(Fシステム)
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g、0.6g、0.3g
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
03-20170610.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~久しぶりに神明間某所を攻めるも~ 

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 まずは神座のラーメンを啜り、週末の滑り出しを確認する。通常より叉焼等が多めなのは、隣の丼から移入されたからである。透明感のあるスープを蓮華で掬い心静かに啜ると、見た目とは裏腹に野菜の旨味が染み出た力強い味に感心する。スープの出汁を取るのに野菜を使うのは大賛成であるし、白菜が麺を覆い尽くすほどに乗っていると、スープの塩味が強めで結果が変わらないとしても罪悪感を大幅に抑えてくれるので有難い。ラーメンを完食した後に、何故か数年ぶりにクレープを頬張って、緩やかに昼下がりへと突入する。

 今日は、久しぶりに釣友M氏との釣行である。過去には、6月中旬の中潮周りで、良型のメバルを連発したことがあり、その再来を期待しての釣行であるが、和歌山市に単身赴任をしていると、神戸に戻るタイミングと神明間の理想的な潮周りを合わせることは非常に難しく、結果、今日の潮回りも理想的では無い。釣果も気になるが、どちらかと言えば久しぶりにM氏との世間話も楽しみをしたいというのが本音のところ。


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 午後8時に現地で待ち合わせをして、会話を中心に釣りを開始する。月光が海面を煌々と照らしている。潮が上げてきているが、今のところ明確な潮目は見えない。まずはジグヘッドリグで、手間の駆け上がり付近を確認するが反応なし。フロートリグに切り替えて、リグを潮上に投じてから潮に流しながら探っていく。何らかのメバルの反応がありそうなものの、反応は無く、ジグヘッドの重さを変えたり、ワームを変えたり、リグを投じる方向を変えたり、会話をしたり。潮上に投じたリグを流しながら、ストップ&ゴーで誘うとクククッ・・・っとメバルのバイトを感知するも乗せることが出来ず。既にM氏は2匹のメバルを掛けている。共通の知人の話、仕事の話、釣りの話。微風に乗せてリグを遠投して、右から左へ流れる潮に乗せながらジワジワと誘う。ツッ・・・っと僅かなバイト。追い食いがあるかと思いきや無い。念のため軽く効き合わせてみると、思いの他ラインが撓んでいて、ラインを素早く巻き取るとぐぐ・・っと躍動感。小型ながら、ようやくにしてメバルの捕獲に成功する。その後も特段のドラマティックな展開は無く、一方で会話は弾んで、午後10時半頃に納竿とした。


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 M氏と分かれて場所を神戸港に移す。既に日付が変わっているが久しぶりに神戸港の様子を確認しておくことに。複数の先行者が見える。タックルや仕草から同じような釣りをしていることが分かり、後追いになると状況は悪くなる。素早く見切りを付けて、少し歩いた場所に変える。奥まっているものの、本流の潮が当たり新鮮な海水が供給される場所。ジグヘッドを軽く投じながら魚の様子を確認する。一つの場所に固執せず、次々にジグヘッドを投じて、活性の高い個体を探っていく。数投目、照明が海面に落ちて明暗部が形成されていて、この暗の部分にジグヘッドを投じて、軽くラインテンションを掛けながらカーブフォールの後に、ロッドを立ててゆっくりとリーリングを開始すると、クンッ・・・っと明確なバイト。鋭くフッキングを入れると、ソリッドティップが綺麗に入る。躍動感あるメバルを捕獲。更なる釣果を期待するも反応は無い。場所を変えながら、メバルが好みそうな場所を中心にジグヘッドを投じていく。小型のメバルを1匹追加するも、なかなか連続の状況では無く、更には疲労感が増してきたこともあり、30分ほどで納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月9日(金)午後8時~午後10時30分、0時~0時30分
 潮回り:大潮、上げ
 天気:雨、気温:21度、水温:21.5度
 ポイント:神明間某漁港、神戸港
 釣果:計3匹(メバル3匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用(Fシステム)
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g、0.6g、0.3g
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)
(3) フロート
・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
04-20170609.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~振れるようなバイトに翻弄され~ 

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 ここ最近、すっかり定番になりつつある濃厚鶏白湯スープのラーメンを啜る。和歌山の豚骨醤油も中毒性があって、週末になれば喉がキリリと刺激を受けるスープを嚥下したくなるものであるが、鶏白湯もこれに負けず劣らず病みつきになってしまう。

麺処 こなこね
 住所:兵庫県神戸市灘区桜口町4-4-3
     ウェルブ六甲道3番街3番館
 電話:078-855-2939
 営業:11:00~14:00、17:00~21:00
 休み:不定


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 唐突に話はそれてしまうが、ブロ友である某氏(B氏)の影響を多大に受けて、私も遂に、今更ながらにして初々しくも”ふるさと納税”のデビューを果たすことに。折角なので、何らかの”ゆかり”がある地が良かろうと思い巡らしつつ、されとて地方自治体としての実績や経験が豊富な方が後々の手続きなどで安心出来ると判断して、過去に出張で訪れてお世話になったことがあり、尚且つ実績があり評価が高い宮崎県都城市に決定。納税後、1カ月ほどして返礼品が送付される。宮崎牛500g×3個=1500g。早速、夕飯に焼肉として頂くことに。塩胡椒だけのシンプルな味付けにして、口に頬張り、噛み締めると弾力が程よく、甘い脂がジュワリと染み出てきて、上品な肉の味が継続して、白米との調和が絶妙でございます。納税したお金の使途を市長に一任することとしたが、有効に活用して頂ければ幸いであります。金額はそんなに多くは無いけど。


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 さて、時は過ぎて午後9時。腹具合も落ち着いたところで神戸港へ。今日の潮回りは大潮後の最初の中潮。満潮からの下げっぱな狙いである。昨夜から降り続いた雨の影響が不安材料ではあるが、昨夜はそれなりに反応が良かったので、更には水温の低下もそれほど顕著では無いので期待が持てる。まずは1.5gのジグヘッドで素早く探って、魚の活性を確認する。表層及び常夜灯により醸される明暗を中心に、ジグヘッドを放っていく。2投目、フッ・・・と触れるようなバイトの後に、クンッと明確なバイト。間髪入れずにフッキングを入れて、幸先よくメバルをキャッチする。開始早々5分で結果を出せたことに、単純な私は即座に嬉しくなってしまうが、世の中、そんなに甘くは無い。


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 先行者であるカサゴ狙いの餌釣り師に状況を伺うと、さっぱり釣れないとのこと。こちらは既にメバルを手にしているので余裕である。ジグヘッドを広範囲に投じながら進む。時折、底付近のカサゴのご機嫌を伺うが、こちらはさっぱり無反応。時間は着々と過ぎる。釣れない。全く釣れない。場所を移動しながら次々にジグヘッドを投じていく。浮遊感を重視して、ジグヘッドを1.5gから1.0gに軽くしている。何度か触るような小さなバイトがあるも、合わせのタイミングが早かったり、喰いが浅かったりで乗せることが出来ず。午後10時過ぎに辛うじて1匹を追加する。潮が効き始めて状況は良くなる筈であるが、潮位が全然変わらず。根気強くジグヘッドを投じて、フッ・・・と触れるようなバイトがあったり、何とかフッキングに成功したかと思えば、途中でポロリと外れたり、悶絶したり、我が技術力の無さに落胆したり、缶珈琲で休憩したり、天を仰いだり、瞑想にふけったりしながら時間が過ぎる。拾い釣りの要領で、メバル2匹を追加するも、状況は全然好転せず、午後11時過ぎを持って、疲労困憊にて納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月13日(土)午後9時15分~午後11時30分
 潮回り:中潮、満潮からの下げ
 天気:雨、気温:21度→19度、水温:17.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(メバル4匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック、2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
06-20170513.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~降りしきる雨、忍耐の釣り~ 


 今日の天気を確認すると残念なことに雨。しかも徐々に風が強まるとのこと。潮回りは、満月大潮4日目。満潮は午後8時半。週末に向けて嬉々として夜の街に繰り出す人達、煌びやかな衣装に身を包み、栗色の髪の毛を靡かせて繁華街に向かう厚化粧の女性達、今週分の疲労感を両肩に担いで駅に向かう人達、仕事を終えて嬉しそうにハンドルを握る釣りバカ1名。午後8時頃、少し早めにポイントに到着して、素早く準備を整えるも、今にも雨粒がこぼれ落ちそうな鈍色の空、熱帯雨林のような濃密な空気、シャツを1枚追加すべきか、レインコートをあらかじめ着ておくべきか、ブーツは履いておくべきか、帽子は被るべきか、着たり脱いだり、履いたり脱いだり、行ったり来たり。結果、現時点では明らかに暑苦しいが、レインコートに身を包み、ブーツを履いて、キャプを被り、完全防備の井出達でロッドを振り始めたのは午後8時50分。


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 潮が効きだすまでには、まだ時間に余裕がある。まずはジグヘッド1.5gにビームスティック2.2インチの組み合わせで、カサゴの反応を伺うこととする。ジグヘッドを護岸沿いに投じては、底付近を丁寧に誘う。移動を繰り返しながら、ここぞと思える場所に次々とジグヘッドを投じるも、反応は無い。30分ほどでカサゴに見切りを付けて、メバル狙いに変更する。ジグヘッドを1.0gに、またワームを1.5インチにサイズダウンして、常夜灯が作り出す明暗の境界、表層付近を中心にジグヘッドを投じていく。カサゴ狙いの釣りよりも、リズミカルな動作で進むことが出来るので、勝負が早い。海面にポツポツと雨粒が落ちてきた。場所を移動しながら、潮当たりが良い場所に辿り着く。前回の釣行でも、メバルを手にしている。明暗の境界にジグヘッドを送り込んで、糸フケを軽く取ってからリーリングを開始する。0.6号のPEラインが明らかにオーバースペック気味で、ライン捌きの具合が悪ければ、遠慮なく”ピョン吉”状態がスプールを襲う。幾度となく、危ういピョン吉を回避しながら、ロッドのティップに軽くテンションを掛けて、ジワジワとリールのハンドルを回すと、弛んだラインが跳ねるような、ツッと小さなバイト。明らかにメバルであるが、取り逃す。角度を変えながらジグヘッドを投じていくと、またもやツッとバイト。少しロッドティップを送ってから手首を返してフッキングを入れると、乗った。小型ながら狙いどおりのメバル。嬉しいものである。更に1匹を追加するも、プレッシャーをかけてしまったのか後が続かず。


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 場所を移動しながらジグヘッドを次々に投じては、メバルを誘う。雨粒が大きくなり、ずぶ濡れ状態である。完全防備であるとは言え、冷たい雨を全身で受けていると、冷気がジワジワと染み込んできて、更には風に晒されれば体感温度はグッと低下する。何をここまでして釣りをする必要があるのか、我ながら疑問を抱きつつも、それを払拭して釣り進む。追い風に乗せて、桟橋部分の明暗部分にジグヘッドを投じて、丁寧に誘うと、グンッ・・・っと強引なバイト。即座にドラグが悲鳴のように呼応する。メバルであれば良型であるが、思いのほか動きが早い。ロッドに負荷を掛けて一気に寄せると、細長い魚体の銀鱗が踊る。セイゴではないか。


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 時は既に午後10時。全然釣れていない。下げ潮が充分に効き始めているはずなので、一旦、数を稼ぐためにカサゴ狙いに転じることに。ジグヘッドを1.5gに、またワームをパールホワイト2.2インチに変えて、インパクトで誘う作戦であるが、あまりのバイトの無さに早々に挫折して、素早くメバル狙いに戻る。何故か今日はカサゴ達はお留守のようである。表層付近を中心にジグヘッドを投じて、メバルを誘う。護岸の角の部分で潮がよれて、更に常夜灯が落ちて明暗もある。時折、風にトレースラインを乱されながらも、丁寧にゆっくりとリールのハンドルを回すと、ツッ・・・グン・・・と痛烈なバイト。素早くロッドを立ててフッキングを入れると躍動感に溢れ、ラインを通じてロッドが躍る。メバルだ。


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 いよいよ本降りになってきている。心が折れそうになるが、再度、前半にメバルの反応があった場所に移動しつつ、ジグヘッドを放っていく。凝視するとロープが斜め前方に入っている。その延長線上にジグヘッドをキャストして、少しラインを馴染ませてからリーリングを開始する。日々、リールを酷使しているせいで、ハンドルを回すたびにコクリッ、コクリッと小さな抵抗がある。そろそろリールをオーバーホールしなければと思いつつ、半分、放心状態でハンドルを回していると、クンッ・・・っと明確なバイト。ラインが下方向にグイッと差し込んで、同時にソリッドティップがその動きに追随して自動的にフッキング。ラインが左右に躍動した後に姿を現したのはメバル。

 更に進みながらジグヘッドを投じていく。海面には無数の波紋が広がっている。ジグヘッドを前方や護岸沿いに投じて、更に3匹のメバルを追加したところで、雨粒が大きくなり、更に密度が高まり、更にが横風が激しくなり、体感温度が一気に下がり、寒さに耐えかねて午後11時をもって納竿とした。天候が良ければ、更なる釣果を期待出来ただけに、少し残念な気持ちもあるが、週末は始まったところである。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月12日(金)午後8時50分~午後11時
 潮回り:大潮、満潮からの下げ
 天気:雨、気温:24度→19度、水温:17.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(メバル7匹、セイゴ1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック、2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~メバルポイント開拓~ 

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 「濃厚鶏白湯ラーメン」。やはりこのラーメンは美味い。濃厚で奥深い白湯スープを啜り嚥下すれば、口中に旨味がジュワリと広がり、胃袋にまで染み渡るのが分かる。時間差で弾ける胡椒が程良い刺激となり、自然と笑みがこぼれる。鶏肉団子は柔らかくて、噛み締めると鶏肉の旨味が染み出してくる。塩分は控えめ。水菜はシャキシャキと清涼感に溢れ、単調になりがちな味に爽やかさを与えてくれる。しっとりと柔らかい鶏肉叉焼を口に放り込めば、鶏肉とはこんなにも美味かったのかと感心しきり。完璧である。

麺処 こなこね
住所:兵庫県神戸市灘区桜口町4-4-3
     ウェルブ六甲道3番街3番館
 電話:078-855-2939
 営業:11:00~14:00、17:00~21:00
 休み:不定


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 昨夜の釣行で得たメバル狙いのコツを確認すべく、午後8時半頃に現地に到着する。天気予報によれば、結構な強い北寄りの風とのことであったが、六甲山が壁の役目を果たし、思いのほか風は落ち着いている。午後6時の干潮から、ジワジワと上げ潮が効き始めてくる時間帯である。1gのジグヘッドを結び、まずは表層を中心に誘う。時折、思い出したようにビューっと横風が吹き付けるが、その間を凌げばラインコントロールは可能だ。要所に次々にジグヘッドを投じていくが、クンッと微妙なバイトを2回感知しただけで、フッキングには至らず。20投ほどして、まだメバルの時合には早いと判断して、カサゴ狙いに転じることにする。2gのジグヘッドに結び変える。満潮の潮が当たりやすい護岸沿いにジグヘッドを投じて、底付近を探る。1投目、クンッ・・・っと鋭いバイト。そのままリールのハンドルを回し続けながら、ロッドを引き寄せると、ジワリと重みが乗る。満を持してフッキングを入れる。ロッドが綺麗に曲がり、躍動感の後に姿を現したのはカサゴ。同じような場所で、3匹のカサゴを追加する。いずれもサイズは小さい。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。何度か小さなバイトを逃してしまうが、恐らく小型のカサゴであろう。場所によっては、護岸に海藻が揺らめいていて、ジグヘッドを護岸スレスレに通すことが出来ない。護岸から少し距離を取った位置にジグヘッドを投じて、そしてゆっくりと底付近を探る。フッ・・・と海藻にでも触れたかのような違和感。ジグヘッドの重みが僅かに軽くなる。そのままの速度を維持しながら、リールのハンドルを3回転し、やや速度をあげるとジワリと重みが増す。間髪入れずにフッキングを入れると、ラインが張り、ドラグがジリジリと鳴る。ラインが左右に走り、躍動感に溢れている。あの魚かも知れない。海藻にラインを巻かれないように、ロッドを俊敏に操作して、そして一気に抜きあげる。やはりタケノコメバルであった。


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 なかなか思うように数は伸びないが、根気強くジグヘッドを投じていくと、諦めかけた時にバイトがある。放心状態から一気に現実に戻って、無心でロッドとリールを操作する。カサゴを3匹追加。


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 午後10時過ぎ、随分と潮位が高くなり、昨夜の状況を考えると、そろそろメバルの時間帯かも知れない。再度、1gのジグヘッドに結び変えて、今度は表層を中心に探っていく。昨夜、反応が良かった場所は、ことごとく反応が悪く、何度か、カンッと突くような鋭いバイトがあるも乗せることが出来ず。ここは早めに見切りを付けて、新たなポイントを開拓すべく歩き回りながらジグヘッドを次々に投じていく。30分以上は経過しただろうか、今のところ明確なメバルの反応を得ることが出来ていない。ふと、厳冬期にタケノコメバルやカサゴの反応が好調であった場所を思い出す。潮が上げている時には、潮が直接当たることで新鮮な海水が供給されるが、閉鎖的な形状をしていることもあり常に静穏度は保たれている。きっとベイトも豊富に違いない。ようやくその場所に到着し、姿勢を低くしてジグヘッドを投じる。1投目、ツンッ・・・と触れるようなバイト。しかし乗らない。少しトレースラインを変えてゆっくりと流す。リールのハンドルを後3回転もすれば、ジグヘッドをピックアップしようかと思った瞬間、クンッ・・・と突き上げるような鋭いバイト。バイトの瞬間に真下に突っ込む魚。ソリッドティップが瞬時に魚の顎を捉える。海面が弾けて、やりとりを一瞬で終えると、やはりメバルだ。狙いどおりの場所にメバルは居た。


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 角度を変えながら、ジグヘッドを投じていく。何度かバイトを逃す。護岸に揺らぐ海藻を確認する。ジグヘッドを通すレンジを少し下げて、海藻の真横を通していく。リールのギヤの嚙み合わせを確認するかの如くに、丁寧にリールのハンドルを回す。グンッと鋭いバイト。フッキングをするまでも無く、ロッドが曲がり、ラインが張る。真下にグイグイ突っ込む引きを楽み、海面が白く弾けた後に丁寧に引き上げると、やはりメバルだ。ここで時合に突入したかと暗闇で密かに喜びに浸るが、更に2匹のメバルを追加した後は反応がぱったりと無くなってしまう。小場所であることから、魚のストック量が少ないのと、魚にプレッシャーがかかりやすいのかも知れない。新たなポイント開拓が出来たことに少し満足して納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月2日(火)午後8時30分~午後11時20分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:17度、水温:16.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計13匹(メバル4匹、カサゴ8匹、タケノコメバル1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g、1.0g

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 家内から不要になったピンク色のマニキュアを貰い、ジグヘッドのフックの軸に塗ってみた。生命感が宿ったようなそんな気がする。これが釣果に結び付くのか否かは不明だが、要は心の持ちようである。

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~ツ抜けるまで帰れまTEN~ 

 世間では極めて評判が高く、休日と言わず行列が絶えない中華そば店がここ和歌山には多数ある。しかしながら、世間の評判とは裏腹に未だに美味さを理解出来ない店があり、とりわけ”丸三”は最たるものである。店内に足を踏み入れるまでもなく獣臭が漂い、暖簾を潜ろうもんなら体中に、特に顔面に匂いがまとわりついてしまうほどの強烈さ。これが中毒になるとかならんとかで、いわばクサヤのようなものか。


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 「特製中華そば」750円也。体調の良し悪しで、味覚も左右されると思うが、満を持して今日の体調はすこぶる良い。スープを啜る。旨味と言うよりもエグミが勝っていて、舌が委縮するように反応する。鼻腔を突き抜けて、粘膜に固着する勢いの獣臭。絶妙な茹で加減のストレート麺を啜ると、ツルツルと気持ち良く滑り込み、歯応えも粘りも好みであるが、当然ながら一呼吸置いてから獣臭が突き抜ける。以前に訪問した際の叉焼は脂身が多くて好みであったが、今回のものは赤身中心で素材感が前面に出すぎている。この美味さを理解するには、まだまだ修行が足りないのかも知れない。

丸三(○三)そば
 住所:和歌山県和歌山市塩屋6-2-88
 電話:073-444-1971
 営業:11:00~22:00
 休み:日曜、祝日


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 和歌山から100kmを駆って神戸に戻る。今日の潮回りは新月後の中潮4日目。干潮午後5時、満潮零時。日没後、完全に暗くなった時間帯から釣りを開始すべく、午後8時に現地に到着する。GWに突入したこともあり、普段見ないような釣り師の姿がちらほらと見える。いずれもバチ抜け最盛期のシーバス狙いのようだ。


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 早速、2gのジグヘッドに2.2インチのビームスティックの組み合わせで、カサゴ狙いを開始する。カサゴの反応を見ながら、魚の活性が高いようであれば、途中からフロートリグを使ってメバル狙いに転じる作戦である。護岸沿いにジグヘッドを投じて、底付近を素早く確認していく。何度か小さなバイトがあるも乗せることが出来ず。数投目、クンッと小さなバイト。少し間を置いてからソリッドティップの柔軟性を頼りにしつつ合わせを入れると、グググ・・・っと小さな躍動感。小型ながらカサゴを捕獲する。まずは一安心であるが、最初にこのサイズが喰ってくるということは、あまり良型を期待することは難しいのかも知れない。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。ワームにボリューム感があるのと、リトリーブ速度がやや早めというこもあり、小型であろうカサゴのバイトを何度か取り逃す。ツンッ・・・っとバイトの後に、リトリーブ速度はそのままに、ティップを少し送り気味にすると辛うじて乗せることに成功する。相変わらず小型のカサゴである。ここで2匹を追加。潮が効き始めていて、突端部では潮が渦巻いていることが分かる。ここぞと言うトレースラインにジグヘッドを乗せるが、バイトすら無い。思いの他、カサゴの反応は悪い。既に叩かれた後かも知れない。


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 海面に落ちる照明が作る明暗。夜の釣りでは意識すべき場所である。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、底付近をゆっくりとトレースする。ロッドを立てて、底を少し切るイメージ。小型のカサゴの如き、フッと触れるようなバイト。少し間を置いてからソリッドティップの柔軟性だけで合わせを入れると、クンッと魚の顎を捉えたことを確認する。ロッドの曲がりからして、カサゴを確信してロッドにトルクを掛けつつ引き寄せると、突如、魚が走る。ロッドが綺麗な円弧を描き、ドラグ音がジィィィ~と辺りに響き渡る。何度もドラグが鳴り、ラインが左右に走り、そして海面が白濁して銀鱗が躍る。シーバスだ。ランディングネットを持ってないことを悔やむ。6ポンドのリーダーの先端に、更に切りシロとして5ポンドのリーダーを結束しているが、このサイズならギリギリ抜けるかも知れない。引きを楽しみつつ、ランディング方法に悩んでいると、近くにいたシーバス狙いのアングラーがネットを持って助けに来てくれる。万事休す。感謝である。40㎝を超えるぐらいの、所謂チーバスの部類だが、単調になりがちなライトゲームに存分の喜びを与えてくれた。


 午後9時半頃、カサゴの反応が悪くて数を伸ばすことが出来ず、場所を変えてフロートリグの釣りを開始する。周囲の釣り師の情報によれば、昨日はメバルが好調であったとか。有りがちな話である。ポイント開拓を兼ねて1時間半ほどウロウロするが魚を捉えることが出来ない。たまに見かける常連アングラーから声を掛けられる。その場でメバル数匹を簡単に掛けるのである。こちらは散々苦労をしているのに、バイトすら捉えることが出来ない。まさに腕の差である。


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 こちら側としては求めていたわけではないが、哀れに思ったのか、屈辱ながらも常連アングラーにご託宣を賜ることになる。”魚が居るところにルアーを投げているだけですよ”とは、師の言葉である。会話をしながら釣りの差を観察していると、どうやらジグヘッドを通すレンジの差と言うことが判明する。単純であるが、そんな単純なことにすら気が付かないのは、まだまだ修行が足りぬ証拠である。ジグヘッドを1gに落とし、更に我がブログにも訪問頂いているN氏のご推奨のクリアー系の小型ワームに付け替える。現場で真っすぐに刺すのが非常に困難なワームであるが、ワームの素材の柔軟さ故に、数重なる失敗にも力強く耐えてくれる。5回ほど刺し違えたが、何とかワームのセットを完了する。メバル狙いでは当たり前のことであるが狙いは表層である。明暗を探り、程なくして狙いのメバルの捕獲に成功する。


 何故かこの時点で意地になり、”ツ抜け達成するまで帰りまTEN”を心に決める。時既に午後11時を過ぎているが、明日は仕事は休みである。やるしかない。


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 明暗を中心にジグヘッドをテンポ良く投じていく。まだ上げ潮が効いているが、潮止まりまで残された時間は少ない。場合によっては、満潮後の下げっぱなも視野に入れる必要がある。風に邪魔されてPEラインが撓んでしまい、キャスト出来る方向が限定されるが、ツッとか、クッとか、カジッとか、メバルらしきバイトが頻発する。しかし乗らない。バイトの直後に瞬間的にラインスラッグを与えて、何とか掛けることに成功する。小型ながら狙いどおりにメバルを捕獲出来たことは嬉しい。残り4匹。


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 今更ながらであるが、何となくメバルの釣り方が分かった気がする。場所を変えながらジグヘッドを根気強く投じていく。何度かのバイトを取り逃すが、割と頻繁にバイトを感知することが出来る。潮の流れが変化する、尚且つ明暗の境界部分にジグヘッドを投じて、水面直下を意識しながらロッドを立て気味で誘う。クッ・・・グググ・・・かなり小型であるがメバルを追加。同じ場所でもう1匹を追加。場所を変えながら、更に2匹を追加して、日付が変わったところでメバル6匹を数えて、合計でツ抜けを達成。目がシバシバして、心身ともに性能の著しい低下を認識しつつ納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月1日(月)午後8時~午前0時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:19度、水温:15.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計10匹(メバル6匹、カサゴ3匹、シーバス1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用(Fシステム)
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ガイア ネジワーム1.5インチ、Glow Pink
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g、1.5g、1.0g、0.3g
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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