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神戸・明石間メバリング釣行 ~振れるようなバイトに翻弄され~ 

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 ここ最近、すっかり定番になりつつある濃厚鶏白湯スープのラーメンを啜る。和歌山の豚骨醤油も中毒性があって、週末になれば喉がキリリと刺激を受けるスープを嚥下したくなるものであるが、鶏白湯もこれに負けず劣らず病みつきになってしまう。

麺処 こなこね
 住所:兵庫県神戸市灘区桜口町4-4-3
     ウェルブ六甲道3番街3番館
 電話:078-855-2939
 営業:11:00~14:00、17:00~21:00
 休み:不定


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 唐突に話はそれてしまうが、ブロ友である某氏(B氏)の影響を多大に受けて、私も遂に、今更ながらにして初々しくも”ふるさと納税”のデビューを果たすことに。折角なので、何らかの”ゆかり”がある地が良かろうと思い巡らしつつ、されとて地方自治体としての実績や経験が豊富な方が後々の手続きなどで安心出来ると判断して、過去に出張で訪れてお世話になったことがあり、尚且つ実績があり評価が高い宮崎県都城市に決定。納税後、1カ月ほどして返礼品が送付される。宮崎牛500g×3個=1500g。早速、夕飯に焼肉として頂くことに。塩胡椒だけのシンプルな味付けにして、口に頬張り、噛み締めると弾力が程よく、甘い脂がジュワリと染み出てきて、上品な肉の味が継続して、白米との調和が絶妙でございます。納税したお金の使途を市長に一任することとしたが、有効に活用して頂ければ幸いであります。金額はそんなに多くは無いけど。


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 さて、時は過ぎて午後9時。腹具合も落ち着いたところで神戸港へ。今日の潮回りは大潮後の最初の中潮。満潮からの下げっぱな狙いである。昨夜から降り続いた雨の影響が不安材料ではあるが、昨夜はそれなりに反応が良かったので、更には水温の低下もそれほど顕著では無いので期待が持てる。まずは1.5gのジグヘッドで素早く探って、魚の活性を確認する。表層及び常夜灯により醸される明暗を中心に、ジグヘッドを放っていく。2投目、フッ・・・と触れるようなバイトの後に、クンッと明確なバイト。間髪入れずにフッキングを入れて、幸先よくメバルをキャッチする。開始早々5分で結果を出せたことに、単純な私は即座に嬉しくなってしまうが、世の中、そんなに甘くは無い。


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 先行者であるカサゴ狙いの餌釣り師に状況を伺うと、さっぱり釣れないとのこと。こちらは既にメバルを手にしているので余裕である。ジグヘッドを広範囲に投じながら進む。時折、底付近のカサゴのご機嫌を伺うが、こちらはさっぱり無反応。時間は着々と過ぎる。釣れない。全く釣れない。場所を移動しながら次々にジグヘッドを投じていく。浮遊感を重視して、ジグヘッドを1.5gから1.0gに軽くしている。何度か触るような小さなバイトがあるも、合わせのタイミングが早かったり、喰いが浅かったりで乗せることが出来ず。午後10時過ぎに辛うじて1匹を追加する。潮が効き始めて状況は良くなる筈であるが、潮位が全然変わらず。根気強くジグヘッドを投じて、フッ・・・と触れるようなバイトがあったり、何とかフッキングに成功したかと思えば、途中でポロリと外れたり、悶絶したり、我が技術力の無さに落胆したり、缶珈琲で休憩したり、天を仰いだり、瞑想にふけったりしながら時間が過ぎる。拾い釣りの要領で、メバル2匹を追加するも、状況は全然好転せず、午後11時過ぎを持って、疲労困憊にて納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月13日(土)午後9時15分~午後11時30分
 潮回り:中潮、満潮からの下げ
 天気:雨、気温:21度→19度、水温:17.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(メバル4匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック、2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~降りしきる雨、忍耐の釣り~ 


 今日の天気を確認すると残念なことに雨。しかも徐々に風が強まるとのこと。潮回りは、満月大潮4日目。満潮は午後8時半。週末に向けて嬉々として夜の街に繰り出す人達、煌びやかな衣装に身を包み、栗色の髪の毛を靡かせて繁華街に向かう厚化粧の女性達、今週分の疲労感を両肩に担いで駅に向かう人達、仕事を終えて嬉しそうにハンドルを握る釣りバカ1名。午後8時頃、少し早めにポイントに到着して、素早く準備を整えるも、今にも雨粒がこぼれ落ちそうな鈍色の空、熱帯雨林のような濃密な空気、シャツを1枚追加すべきか、レインコートをあらかじめ着ておくべきか、ブーツは履いておくべきか、帽子は被るべきか、着たり脱いだり、履いたり脱いだり、行ったり来たり。結果、現時点では明らかに暑苦しいが、レインコートに身を包み、ブーツを履いて、キャプを被り、完全防備の井出達でロッドを振り始めたのは午後8時50分。


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 潮が効きだすまでには、まだ時間に余裕がある。まずはジグヘッド1.5gにビームスティック2.2インチの組み合わせで、カサゴの反応を伺うこととする。ジグヘッドを護岸沿いに投じては、底付近を丁寧に誘う。移動を繰り返しながら、ここぞと思える場所に次々とジグヘッドを投じるも、反応は無い。30分ほどでカサゴに見切りを付けて、メバル狙いに変更する。ジグヘッドを1.0gに、またワームを1.5インチにサイズダウンして、常夜灯が作り出す明暗の境界、表層付近を中心にジグヘッドを投じていく。カサゴ狙いの釣りよりも、リズミカルな動作で進むことが出来るので、勝負が早い。海面にポツポツと雨粒が落ちてきた。場所を移動しながら、潮当たりが良い場所に辿り着く。前回の釣行でも、メバルを手にしている。明暗の境界にジグヘッドを送り込んで、糸フケを軽く取ってからリーリングを開始する。0.6号のPEラインが明らかにオーバースペック気味で、ライン捌きの具合が悪ければ、遠慮なく”ピョン吉”状態がスプールを襲う。幾度となく、危ういピョン吉を回避しながら、ロッドのティップに軽くテンションを掛けて、ジワジワとリールのハンドルを回すと、弛んだラインが跳ねるような、ツッと小さなバイト。明らかにメバルであるが、取り逃す。角度を変えながらジグヘッドを投じていくと、またもやツッとバイト。少しロッドティップを送ってから手首を返してフッキングを入れると、乗った。小型ながら狙いどおりのメバル。嬉しいものである。更に1匹を追加するも、プレッシャーをかけてしまったのか後が続かず。


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 場所を移動しながらジグヘッドを次々に投じては、メバルを誘う。雨粒が大きくなり、ずぶ濡れ状態である。完全防備であるとは言え、冷たい雨を全身で受けていると、冷気がジワジワと染み込んできて、更には風に晒されれば体感温度はグッと低下する。何をここまでして釣りをする必要があるのか、我ながら疑問を抱きつつも、それを払拭して釣り進む。追い風に乗せて、桟橋部分の明暗部分にジグヘッドを投じて、丁寧に誘うと、グンッ・・・っと強引なバイト。即座にドラグが悲鳴のように呼応する。メバルであれば良型であるが、思いのほか動きが早い。ロッドに負荷を掛けて一気に寄せると、細長い魚体の銀鱗が踊る。セイゴではないか。


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 時は既に午後10時。全然釣れていない。下げ潮が充分に効き始めているはずなので、一旦、数を稼ぐためにカサゴ狙いに転じることに。ジグヘッドを1.5gに、またワームをパールホワイト2.2インチに変えて、インパクトで誘う作戦であるが、あまりのバイトの無さに早々に挫折して、素早くメバル狙いに戻る。何故か今日はカサゴ達はお留守のようである。表層付近を中心にジグヘッドを投じて、メバルを誘う。護岸の角の部分で潮がよれて、更に常夜灯が落ちて明暗もある。時折、風にトレースラインを乱されながらも、丁寧にゆっくりとリールのハンドルを回すと、ツッ・・・グン・・・と痛烈なバイト。素早くロッドを立ててフッキングを入れると躍動感に溢れ、ラインを通じてロッドが躍る。メバルだ。


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 いよいよ本降りになってきている。心が折れそうになるが、再度、前半にメバルの反応があった場所に移動しつつ、ジグヘッドを放っていく。凝視するとロープが斜め前方に入っている。その延長線上にジグヘッドをキャストして、少しラインを馴染ませてからリーリングを開始する。日々、リールを酷使しているせいで、ハンドルを回すたびにコクリッ、コクリッと小さな抵抗がある。そろそろリールをオーバーホールしなければと思いつつ、半分、放心状態でハンドルを回していると、クンッ・・・っと明確なバイト。ラインが下方向にグイッと差し込んで、同時にソリッドティップがその動きに追随して自動的にフッキング。ラインが左右に躍動した後に姿を現したのはメバル。

 更に進みながらジグヘッドを投じていく。海面には無数の波紋が広がっている。ジグヘッドを前方や護岸沿いに投じて、更に3匹のメバルを追加したところで、雨粒が大きくなり、更に密度が高まり、更にが横風が激しくなり、体感温度が一気に下がり、寒さに耐えかねて午後11時をもって納竿とした。天候が良ければ、更なる釣果を期待出来ただけに、少し残念な気持ちもあるが、週末は始まったところである。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月12日(金)午後8時50分~午後11時
 潮回り:大潮、満潮からの下げ
 天気:雨、気温:24度→19度、水温:17.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(メバル7匹、セイゴ1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック、2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~メバルポイント開拓~ 

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 「濃厚鶏白湯ラーメン」。やはりこのラーメンは美味い。濃厚で奥深い白湯スープを啜り嚥下すれば、口中に旨味がジュワリと広がり、胃袋にまで染み渡るのが分かる。時間差で弾ける胡椒が程良い刺激となり、自然と笑みがこぼれる。鶏肉団子は柔らかくて、噛み締めると鶏肉の旨味が染み出してくる。塩分は控えめ。水菜はシャキシャキと清涼感に溢れ、単調になりがちな味に爽やかさを与えてくれる。しっとりと柔らかい鶏肉叉焼を口に放り込めば、鶏肉とはこんなにも美味かったのかと感心しきり。完璧である。

麺処 こなこね
住所:兵庫県神戸市灘区桜口町4-4-3
     ウェルブ六甲道3番街3番館
 電話:078-855-2939
 営業:11:00~14:00、17:00~21:00
 休み:不定


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 昨夜の釣行で得たメバル狙いのコツを確認すべく、午後8時半頃に現地に到着する。天気予報によれば、結構な強い北寄りの風とのことであったが、六甲山が壁の役目を果たし、思いのほか風は落ち着いている。午後6時の干潮から、ジワジワと上げ潮が効き始めてくる時間帯である。1gのジグヘッドを結び、まずは表層を中心に誘う。時折、思い出したようにビューっと横風が吹き付けるが、その間を凌げばラインコントロールは可能だ。要所に次々にジグヘッドを投じていくが、クンッと微妙なバイトを2回感知しただけで、フッキングには至らず。20投ほどして、まだメバルの時合には早いと判断して、カサゴ狙いに転じることにする。2gのジグヘッドに結び変える。満潮の潮が当たりやすい護岸沿いにジグヘッドを投じて、底付近を探る。1投目、クンッ・・・っと鋭いバイト。そのままリールのハンドルを回し続けながら、ロッドを引き寄せると、ジワリと重みが乗る。満を持してフッキングを入れる。ロッドが綺麗に曲がり、躍動感の後に姿を現したのはカサゴ。同じような場所で、3匹のカサゴを追加する。いずれもサイズは小さい。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。何度か小さなバイトを逃してしまうが、恐らく小型のカサゴであろう。場所によっては、護岸に海藻が揺らめいていて、ジグヘッドを護岸スレスレに通すことが出来ない。護岸から少し距離を取った位置にジグヘッドを投じて、そしてゆっくりと底付近を探る。フッ・・・と海藻にでも触れたかのような違和感。ジグヘッドの重みが僅かに軽くなる。そのままの速度を維持しながら、リールのハンドルを3回転し、やや速度をあげるとジワリと重みが増す。間髪入れずにフッキングを入れると、ラインが張り、ドラグがジリジリと鳴る。ラインが左右に走り、躍動感に溢れている。あの魚かも知れない。海藻にラインを巻かれないように、ロッドを俊敏に操作して、そして一気に抜きあげる。やはりタケノコメバルであった。


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 なかなか思うように数は伸びないが、根気強くジグヘッドを投じていくと、諦めかけた時にバイトがある。放心状態から一気に現実に戻って、無心でロッドとリールを操作する。カサゴを3匹追加。


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 午後10時過ぎ、随分と潮位が高くなり、昨夜の状況を考えると、そろそろメバルの時間帯かも知れない。再度、1gのジグヘッドに結び変えて、今度は表層を中心に探っていく。昨夜、反応が良かった場所は、ことごとく反応が悪く、何度か、カンッと突くような鋭いバイトがあるも乗せることが出来ず。ここは早めに見切りを付けて、新たなポイントを開拓すべく歩き回りながらジグヘッドを次々に投じていく。30分以上は経過しただろうか、今のところ明確なメバルの反応を得ることが出来ていない。ふと、厳冬期にタケノコメバルやカサゴの反応が好調であった場所を思い出す。潮が上げている時には、潮が直接当たることで新鮮な海水が供給されるが、閉鎖的な形状をしていることもあり常に静穏度は保たれている。きっとベイトも豊富に違いない。ようやくその場所に到着し、姿勢を低くしてジグヘッドを投じる。1投目、ツンッ・・・と触れるようなバイト。しかし乗らない。少しトレースラインを変えてゆっくりと流す。リールのハンドルを後3回転もすれば、ジグヘッドをピックアップしようかと思った瞬間、クンッ・・・と突き上げるような鋭いバイト。バイトの瞬間に真下に突っ込む魚。ソリッドティップが瞬時に魚の顎を捉える。海面が弾けて、やりとりを一瞬で終えると、やはりメバルだ。狙いどおりの場所にメバルは居た。


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 角度を変えながら、ジグヘッドを投じていく。何度かバイトを逃す。護岸に揺らぐ海藻を確認する。ジグヘッドを通すレンジを少し下げて、海藻の真横を通していく。リールのギヤの嚙み合わせを確認するかの如くに、丁寧にリールのハンドルを回す。グンッと鋭いバイト。フッキングをするまでも無く、ロッドが曲がり、ラインが張る。真下にグイグイ突っ込む引きを楽み、海面が白く弾けた後に丁寧に引き上げると、やはりメバルだ。ここで時合に突入したかと暗闇で密かに喜びに浸るが、更に2匹のメバルを追加した後は反応がぱったりと無くなってしまう。小場所であることから、魚のストック量が少ないのと、魚にプレッシャーがかかりやすいのかも知れない。新たなポイント開拓が出来たことに少し満足して納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月2日(火)午後8時30分~午後11時20分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:17度、水温:16.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計13匹(メバル4匹、カサゴ8匹、タケノコメバル1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g、1.0g

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 家内から不要になったピンク色のマニキュアを貰い、ジグヘッドのフックの軸に塗ってみた。生命感が宿ったようなそんな気がする。これが釣果に結び付くのか否かは不明だが、要は心の持ちようである。

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~ツ抜けるまで帰れまTEN~ 

 世間では極めて評判が高く、休日と言わず行列が絶えない中華そば店がここ和歌山には多数ある。しかしながら、世間の評判とは裏腹に未だに美味さを理解出来ない店があり、とりわけ”丸三”は最たるものである。店内に足を踏み入れるまでもなく獣臭が漂い、暖簾を潜ろうもんなら体中に、特に顔面に匂いがまとわりついてしまうほどの強烈さ。これが中毒になるとかならんとかで、いわばクサヤのようなものか。


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 「特製中華そば」750円也。体調の良し悪しで、味覚も左右されると思うが、満を持して今日の体調はすこぶる良い。スープを啜る。旨味と言うよりもエグミが勝っていて、舌が委縮するように反応する。鼻腔を突き抜けて、粘膜に固着する勢いの獣臭。絶妙な茹で加減のストレート麺を啜ると、ツルツルと気持ち良く滑り込み、歯応えも粘りも好みであるが、当然ながら一呼吸置いてから獣臭が突き抜ける。以前に訪問した際の叉焼は脂身が多くて好みであったが、今回のものは赤身中心で素材感が前面に出すぎている。この美味さを理解するには、まだまだ修行が足りないのかも知れない。

丸三(○三)そば
 住所:和歌山県和歌山市塩屋6-2-88
 電話:073-444-1971
 営業:11:00~22:00
 休み:日曜、祝日


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 和歌山から100kmを駆って神戸に戻る。今日の潮回りは新月後の中潮4日目。干潮午後5時、満潮零時。日没後、完全に暗くなった時間帯から釣りを開始すべく、午後8時に現地に到着する。GWに突入したこともあり、普段見ないような釣り師の姿がちらほらと見える。いずれもバチ抜け最盛期のシーバス狙いのようだ。


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 早速、2gのジグヘッドに2.2インチのビームスティックの組み合わせで、カサゴ狙いを開始する。カサゴの反応を見ながら、魚の活性が高いようであれば、途中からフロートリグを使ってメバル狙いに転じる作戦である。護岸沿いにジグヘッドを投じて、底付近を素早く確認していく。何度か小さなバイトがあるも乗せることが出来ず。数投目、クンッと小さなバイト。少し間を置いてからソリッドティップの柔軟性を頼りにしつつ合わせを入れると、グググ・・・っと小さな躍動感。小型ながらカサゴを捕獲する。まずは一安心であるが、最初にこのサイズが喰ってくるということは、あまり良型を期待することは難しいのかも知れない。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。ワームにボリューム感があるのと、リトリーブ速度がやや早めというこもあり、小型であろうカサゴのバイトを何度か取り逃す。ツンッ・・・っとバイトの後に、リトリーブ速度はそのままに、ティップを少し送り気味にすると辛うじて乗せることに成功する。相変わらず小型のカサゴである。ここで2匹を追加。潮が効き始めていて、突端部では潮が渦巻いていることが分かる。ここぞと言うトレースラインにジグヘッドを乗せるが、バイトすら無い。思いの他、カサゴの反応は悪い。既に叩かれた後かも知れない。


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 海面に落ちる照明が作る明暗。夜の釣りでは意識すべき場所である。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、底付近をゆっくりとトレースする。ロッドを立てて、底を少し切るイメージ。小型のカサゴの如き、フッと触れるようなバイト。少し間を置いてからソリッドティップの柔軟性だけで合わせを入れると、クンッと魚の顎を捉えたことを確認する。ロッドの曲がりからして、カサゴを確信してロッドにトルクを掛けつつ引き寄せると、突如、魚が走る。ロッドが綺麗な円弧を描き、ドラグ音がジィィィ~と辺りに響き渡る。何度もドラグが鳴り、ラインが左右に走り、そして海面が白濁して銀鱗が躍る。シーバスだ。ランディングネットを持ってないことを悔やむ。6ポンドのリーダーの先端に、更に切りシロとして5ポンドのリーダーを結束しているが、このサイズならギリギリ抜けるかも知れない。引きを楽しみつつ、ランディング方法に悩んでいると、近くにいたシーバス狙いのアングラーがネットを持って助けに来てくれる。万事休す。感謝である。40㎝を超えるぐらいの、所謂チーバスの部類だが、単調になりがちなライトゲームに存分の喜びを与えてくれた。


 午後9時半頃、カサゴの反応が悪くて数を伸ばすことが出来ず、場所を変えてフロートリグの釣りを開始する。周囲の釣り師の情報によれば、昨日はメバルが好調であったとか。有りがちな話である。ポイント開拓を兼ねて1時間半ほどウロウロするが魚を捉えることが出来ない。たまに見かける常連アングラーから声を掛けられる。その場でメバル数匹を簡単に掛けるのである。こちらは散々苦労をしているのに、バイトすら捉えることが出来ない。まさに腕の差である。


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 こちら側としては求めていたわけではないが、哀れに思ったのか、屈辱ながらも常連アングラーにご託宣を賜ることになる。”魚が居るところにルアーを投げているだけですよ”とは、師の言葉である。会話をしながら釣りの差を観察していると、どうやらジグヘッドを通すレンジの差と言うことが判明する。単純であるが、そんな単純なことにすら気が付かないのは、まだまだ修行が足りぬ証拠である。ジグヘッドを1gに落とし、更に我がブログにも訪問頂いているN氏のご推奨のクリアー系の小型ワームに付け替える。現場で真っすぐに刺すのが非常に困難なワームであるが、ワームの素材の柔軟さ故に、数重なる失敗にも力強く耐えてくれる。5回ほど刺し違えたが、何とかワームのセットを完了する。メバル狙いでは当たり前のことであるが狙いは表層である。明暗を探り、程なくして狙いのメバルの捕獲に成功する。


 何故かこの時点で意地になり、”ツ抜け達成するまで帰りまTEN”を心に決める。時既に午後11時を過ぎているが、明日は仕事は休みである。やるしかない。


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 明暗を中心にジグヘッドをテンポ良く投じていく。まだ上げ潮が効いているが、潮止まりまで残された時間は少ない。場合によっては、満潮後の下げっぱなも視野に入れる必要がある。風に邪魔されてPEラインが撓んでしまい、キャスト出来る方向が限定されるが、ツッとか、クッとか、カジッとか、メバルらしきバイトが頻発する。しかし乗らない。バイトの直後に瞬間的にラインスラッグを与えて、何とか掛けることに成功する。小型ながら狙いどおりにメバルを捕獲出来たことは嬉しい。残り4匹。


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 今更ながらであるが、何となくメバルの釣り方が分かった気がする。場所を変えながらジグヘッドを根気強く投じていく。何度かのバイトを取り逃すが、割と頻繁にバイトを感知することが出来る。潮の流れが変化する、尚且つ明暗の境界部分にジグヘッドを投じて、水面直下を意識しながらロッドを立て気味で誘う。クッ・・・グググ・・・かなり小型であるがメバルを追加。同じ場所でもう1匹を追加。場所を変えながら、更に2匹を追加して、日付が変わったところでメバル6匹を数えて、合計でツ抜けを達成。目がシバシバして、心身ともに性能の著しい低下を認識しつつ納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年5月1日(月)午後8時~午前0時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:19度、水温:15.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計10匹(メバル6匹、カサゴ3匹、シーバス1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用(Fシステム)
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ガイア ネジワーム1.5インチ、Glow Pink
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g、1.5g、1.0g、0.3g
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
10-20170501.png

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神戸・明石間メバリング釣行 ~海にも春よ訪れろ~ 


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 完全に春到来である。子供の頃は、陰鬱な冬から陽気な春に向けての一進一退の、輝きに向かうような瞬間に喜びと趣きを感じた記憶がある。所謂、三寒四温の攻防であるが、夏から冬にかけても同様に、ここ最近は情緒なく季節が移ろっているように思う。気候変動の影響であろうか、熱帯性の気候のように乾季と雨季の合間に強烈なスコールでもって、竹を割ったかの如くに季節が変わる。既に夏日の気温を記録していると言うのだから驚きである。


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 昨夜の釣行では、水温が14度を超え、魚達の活性が上向きであることが確認出来たこともあって、今日もその傾向を確認すべく神戸港へと向かう。午後4時が干潮である。現在の時刻は午後7時。既に潮が十分に効いていると思っていたが、神戸港湾奥では、明石海峡からの本流の影響は時間差で訪れるようで、潮の流れを確認しやすい突端部で海中を覗き込んでも、濃厚な油のように未だまったりと佇んでいる。昨夜に良い反応があった場所をまずは攻めるが、夕暮れ時の最高の時合であるにも関わらず、何ら反応は無い。場所を変えながら、ジグヘッドを丁寧に落とし込んでいく。30分ほど経過しただろうか、ようやくの小さなバイト。ツッ・・・ククク・・・やや間を作ってからジワリと合わせを入れると、ソリッドティップが曲がる。まずは小型ながらカサゴを捕獲。


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 護岸から斜め前方にジグヘッドを投じて、捨石が敷き詰められている法部分を舐めるように丁寧にトレースするが、ここぞという場所でも反応は無い。幾度となく、潮が効いていそうな狭隘部を攻めるも、これも反応が無い。魚が護岸沿いにタイトに付いているのだろうか。護岸沿いにジグヘッドを投じては、底付近を丁寧に攻める。潮の動きが徐々に良くなっていることが確認出来る。護岸の角部分では、沖合から押し寄せてきている潮流の影響で、大型船が舵を切った時に生じるような巨大なうねりで海面が蠢いている。ツッ・・・微細なバイト。バイトの後に反転するような明確な動きは無く、そのままリールのハンドルを回し続けて、ジワリとフッキング。小型のカサゴだ。


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 良型に有りがちな繊細なバイトを捉えて悦に入るも、あまりに貧相なロッドの曲がり具合に、単純に魚が小さいだけであることが直ちに判明する。冗談のように小型である。


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 護岸沿いにジグヘッドを投じて、ジグヘッドが確実に着底することを待ってから、ロッドティップを下げて微速でハンドルを回す。数々の釣行でリールを酷使しているせいか、神経を集中すればするほどに、滑らかさが低下しつつあるリールの僅かなガタつきが気になってしまうが、どうでも良いことを考えている時に限ってバイトがある。殺気が消えているのであろう。斑点がくっきりと浮き出ていることもあり、濃淡が美しいカサゴ。


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 直後にカサゴを2匹追加。4匹連続での捕獲である。本日の傾向として、潮がモロに当たる場所から少し離れた淀み部分での反応が良く、完全にパターンを掴んだかと静かに喜んだが、その後は全くの無反応の状態に突入して、敢え無く、午後8時30分に納竿とした。狙い通りの釣果に恵まれていれば、神戸から和歌山までの100kmの道程も苦にならないのであるが。夜の街を横目に湾岸線を滑走するのである。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年4月16日(日)午後7時~午後8時30分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:21度、水温:15.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計6匹(カサゴ6匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
08-20170416.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~春到来、水温上昇~ 


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 年度の切り替わりの時期は常であるが、雑多な色々なことが公私ともに押し寄せて吹き溜まり、うまく流れていくこともあれば、吹き溜まったままの状態で新たな年度に流れ込んで、何故か不思議に霧散して見えなくなるものもあるし、場合によっては膨張して大事に至るものもある。薄紅色の花弁を見上げる機会が徐々に減りつつも、ここ最近の天気が味方して、昨年よりは随分と長い間、心を癒してくれる。桜を見上げて飲み干す酒は、年度の切れ替えには相応しく、相乗効果で場を盛り上げてくれる。時折、風に揺られてヒラヒラ舞い散る花びらが視界に入ると、感嘆の声をあげつつ何故か中年オヤジが一様にセンチメンタルになるのは、酔いどれのせいか、もしくは単に重ねた年のせいか。


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 同じ遺伝子を持つソメイヨシノが途絶えつつあると言う。挿し木によって遺伝子を繋いできたソメイヨシノであるが、遺伝子にも”賞味期限”があるらしく、既に遺伝子が劣化して限界に達しているとか。更には遺伝子が同一であるということは、綺麗なソメイヨシノを完璧に複写することが可能である一方で、多様性の欠如が、感染症を引き起こせば、一気に拡散して壊滅に至るとか。職場に新たな風が吹き込まれた。当然ながら多様性に溢れている。前途洋々である。


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 「濃厚鶏白湯ラーメン」。ラーメンと言えば豚骨醤油をおいて他に無いと思いつつ、真面目にラーメン人生を歩んできたものの、我が固定観念を一気に覆すラーメンが現れた。オシャレ感を前面に出そうとしているやたらデカい器が媚びを売っている感じがして冷めた気持ちになるが、更に追い討ちをかけるように細長くて流麗なラインが特徴的なオシャレなレンゲを手に取って、心静かにスープを啜る。何たることであろうか、塩分が程良く効いていて、鶏の美味さがジュワリと舌に拡散し、そして散りばめられた胡椒が舌を絶妙に刺激する。濃厚で強力なスープが食欲を加速する。中太麺を啜ると、濃厚なスープを纏いつつツルリツルリと気持ちよく滑り込み、麺を噛み締めれば、モチモチとした食感の後に小麦の味が溢れだす。鶏肉叉焼、肉団子、煮卵ともに絶妙である。何より水菜のシャキシャキ感と清涼感が、まったりしがちな濃厚系スープをキリリと引き締めている。美味い。

麺処 こなこね
住所:兵庫県神戸市灘区桜口町4-4-3
     ウェルブ六甲道3番街3番館
 電話:078-855-2939
 営業:11:00~14:00、17:00~21:00
 休み:不定


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 海水温が14度に上昇し、そろそろ神戸港湾奥部にも根魚達が戻ってきているのではないかと予想して、夕暮れ時の神戸港へと車を走らせる。世間の釣果を確認すると、メバルが好調であるようだが、未だにメバルのポイントを絞り込むことが出来ず難儀している。過去の経験から、何となくメバルが好む場所は理解しつつも、そのような場所を探しきれていないことが貧釣の原因である。何より引き出しが少ないのも貧釣に拍車をかけているのだが。早々に準備を整えて、ポイントに立つ。風が柔らかく流れているが、ライトリグの操作を邪魔するるほどではない。午後10時半頃が満潮の潮止まりであり、今は潮が十分に効いている時間帯である。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、底を取ってから微速でジグヘッドを進める。二投目。一定の速度で底を漂うジグヘッドに、クッ・・・と何かに触れたような小さなバイト。そのままの速度を保ちつつ、リールのハンドルを回し続けると、グググッ・・・と重量感。素早くフッキングを入れると、ロッドティップが綺麗に入り、躍動感でロッドが揺れる。まずまずのカサゴ。幸先が良い。


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 護岸沿いを進む。再現性を確認すべく、上げ潮の影響を受けて、潮が当たりやすい同じような場所にジグヘッドを投じて、同様にジワジワと微速で底付近を攻める。時折、底付近に転がっている牡蠣殻などの小さな障害物にジグヘッドが接触して、その動きが止まってしまうが、その場合にはロッドを立てて軽くラインテンションを加えると、クンッと跳ねるようにしてジグヘッドが外れてくれる。この瞬間は、リアクションバイトを誘うべく、ラインの動きを止めてカーブフォールでバイトの間を演出する。ツンッ・・・ククク・・・っと明確なバイト。素早くロッドで応対してフッキング。サイズは小さいものの、狙いどおりにカサゴを捉えることに成功する。


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 場所を少し変える。真冬の産卵期には、カサゴやタケノコメバルの良型が反応した場所である。良く見れば、夜光虫の吹き溜まりになっているようで、ラインの動きに応じて青白い幻想的な光が揺れる。過去の実績から、狙いめとなる護岸沿いをタイトに攻めるも一向に反応はなく、攻めるべくポイントの傾向を掴むヒントとなる。潮当たりが良い場所に戻り、再度、護岸沿いや基礎捨て石の駆け上がり付近を丁寧に攻める。護岸沿いで小型ながら2匹のカサゴを捉えることに成功する。魚の数が少ないのかバイトは単発である。


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 場所を移動しつつ、護岸沿いを中心にジグヘッドを投じていく。護岸前面に捨て石が散らばっているエリア。護岸から少し離れた位置にジグヘッドを斜めに投じて、底を確認した後にジグヘッドを捨て石に接触させつつ丁寧に探る。ジグヘッドが石に引っ掛かり、一定の速度でのリーリングが困難であるが、石に引っ掛かったジグヘッドが外れる際の跳ね上がる動きが魚の捕食本能を刺激する・・・はずである。海藻に接触したかのうような柔らかい振動が手元に伝わる。ロッドの角度を変えて、ラインテンションを高めると、鈍重な動きがロッドを大きく曲げる。ドラグがジリジリとなり、良型であることが分かる。護岸沿いに揺れるワカメのような海藻にラインを巻き込まれないように、手を突き出して、魚の動きを制御する。やりとりの後に一気に引き抜くと良型のカサゴ。23㎝。


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 更に潮当たりが良い場所に移動する。突堤に沿って基礎捨て石が前面に広がっていて、条件的には良さそうに感じるが、海藻が邪魔をしてジグヘッドを狙いのトレースラインに乗せることが出来ない。辛うじて小型のカサゴを1匹追加するも、後が続かず。元の場所に戻り、まずまずのカサゴを1匹追加する。ヘッドライトで海面を照らすと、小さな魚のようなエビのようなものが群れている。


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 念のため表層から中層付近を攻めて、カサゴ以外の魚の状況を探るも、残念ながら反応は皆無。潮位が高くなり、潮の動きが徐々に緩慢になってきている。底付近を丁寧に攻めて、小型のカサゴを2匹追加するも、更に状況が良くなるとは思えず、潮時と判断して納竿とする。更に水温が高くなれば、湾奥部に魚が戻り、楽しい釣りが展開出来るに違いない。今後に期待である。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年4月15日(土)午後7時~午後9時
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:20度、水温:14.2度
 ポイント:神戸港
 釣果:計9匹(カサゴ9匹)(全てリリース)

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 ツ抜け達成ならず。

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~鰯とともに去りぬ~ 

 昨夜の釣行がかなり渋い状態に終わり、これが一時的な魚の活性の低さによるものなのか、そもそも魚が消え去ったものなのかを確認すべく、昨夜と同じく神戸港へと車を走らせる。午後8時半頃に到着し、素早く準備を整えてポイントに立つ。まずは夜光虫の状態を確認するが、昨夜と同様に濃密に漂っている。ジグヘッドを投げ入れて、海面付近をかき回すと、妖艶な青白い光がボワァ~っと広がり、見ている分には不思議な光景で興味深いが、これが釣りになるとダメな時の指標にもなるので、喜んでいる場合ではなく、少しでも影響が少ない場所が無いか、歩き回る。昨夜より、夜光虫の範囲が広がっているようにも見える。

 遠くを航行するパイロット船が切る海面にも、青白い光が線のように漂っている。幻想的だ。

 ジグヘッドを護岸沿いに投じて様子を見る。普段なら何らかの反応がある一級ポイントでも、何の反応もなく、昨夜の続きであることがすぐに分かる。比較的、潮の動きの影響を受けやすく、夜光虫が少ないであろう場所に移動する。満潮からの下げ潮が効いているはずであるが、予想する方向とは逆に流れていて、夜光虫も存分に漂っている。苦戦が予想される。



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 護岸沿いにジグヘッドを投じてから、着底を確認した後にゆっくりと一定の速度でハンドルを回す。潮上にジグヘッドを投じていることから、潮に押し流される格好になり、ジグヘッドの重さを確認出来るには至らず、弛んだラインを巻き取っていく状態だ。ツッ・・・・ジグヘッドが僅かに何かに触れたかのような感触が伝わる。そのままの速度でラインを巻き取る。ラインテンションが更に緩んだように感じる。少しだけリーリングする速度をあげて様子を伺うと、ロッドティップがスッと入り、魚がジグヘッドを咥えていることを確信して、大きくフッキングを入れる。一気にロッドが大きく曲がり、強めに締め込んだドラグがヂリヂリヂリ・・・っと鳴る。真下に強く突っ込む引きに、ロッドを掲げて対抗する。グイグイと締め込む引きに、タケノコメバルであることを確信する。やや強引に浮き上がらせて、最後は一気に引き抜いてランディング。素早く左手でリーダーを掴んで、下顎を握ると、ポロッ・・・とジグヘッドが外れる。危ない。


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 タケノコメバル。約27㎝。

 開始から10分程で、最初の1匹の捕獲に成功して喜ぶも、すぐにそれが、ぬか喜びであることに落胆する。護岸沿いは勿論、桟橋横の明暗、桟橋の奥、水深がある縦の落とし込み、護岸基礎の駆け上がり、法尻・・・思いつく場所にジグヘッドを送り込むも、バイトすら無く、やはり魚の活性うんぬんの話では無く、魚自体が消え失せたとしか思えず、粘っても新たな発見は無いと判断して早々に納竿とした。

 別の場所を開拓せねば。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月28日(土)午後8時30分~午後9時30分
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:10度、水温:10.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:タケノコメバル1匹(リリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
03-20170128.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~手の限りを尽くすも~ 


 今週末は久しぶりに神戸港での釣り。数日前の寒波がどのように影響しているのか非常に不安であるが、とにかく現場で確認しないことには何も分からないので、夕食を終えてから神戸港へと向かう。数週間前であれば、海面が揺らめきボイルが起こり、ルアーマンが暗闇で鋭くロッドを振る音が響いていたが、今日は人の気配も無い。満潮からの下げ潮が効き始める時間帯で、狙い時としては申し分が無いはずであるが、この時間帯に人が居ないということは、つまりはそういうことである。タックルを素早く準備して、ジグヘッドを投じると、黒を背景に幻想的な青白い光が、真水に墨汁を垂らしたようにして、波紋を持って広がる。夜光虫の光だ。釣りを開始した瞬間に、今日は絶望的であると確信する。


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 なるべく夜光虫が少ない場所を選んでジグヘッドを投じていく。比較的潮の流れの影響を受けやすい場所で、ジグヘッドを護岸沿いに投じて、ジグヘッドが着底したことを確認したうえで、丁寧にラインを巻き取っていく。ツッ・・・っと違和感。微細ではあるが、魚信であることは間違いない。ラインテンションを維持したままリールのハンドルを回すと、ククンッ・・・っと振動が伝達され、すかさずフッキングを入れる。小型であるがカサゴを捕獲する。


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 小さなバイトを捉えて、一瞬、大型では無いかと期待するも、これまた一瞬で小型であることが分かる。案の定、10㎝にも満たない極小カサゴ。


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 普段より水切りが良く、浮き上がりやすいジグヘッドを使用していることもあり、リールのハンドルの抵抗が軽く、知らぬうちにリーリングが早くなり、狙ったレンジを確実にキープ出来ているかどうか不安であったが、小型ながらも無事に2匹を捉えることに成功し、まずは安堵する。底層付近をジワジワと進むジグヘッドに、ツッ・・・と微細なバイトを感知するも、食いが浅いのか乗せることが出来ず。一旦、ジグヘッドを回収して、再度、同じトレースラインをなぞることが出来るようにジグヘッドを投じて、そして今しがたバイトがあった付近で、ジグヘッドの動きを止めて間を与えると、狙い通りにバイト。今回は逃さずにフッキングに成功する。躍動感ある引きに、すっかりタケノコカサゴであると思っていたが、細長いカサゴである。


 釣り開始20分足らずで3匹を捉えることが出来たため、楽観的であったが、その後、ジワジワと絶望感が増す。過去に実績があるトレースラインを次々に攻めていくが、ことごとく沈黙。ポイントの特徴が異なるような場所に移動しながら、護岸沿い、桟橋、照明の明暗、護岸基礎の駆け上がり、法尻、窪み等々、思いつくところにジグヘッドを投じては、ただ巻き、シェイキング、ボトムバンピング、カーブフォール等々、手の限りを尽くすが、バイトすら無く厳しい状況である。途中で顔見知りに出会い、状況を尋ねると少し前から魚の気配が無く、今日は全くダメだと言う。今日は粘る日では無いと判断して、午後10時に早々と納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月27日(金)午後8時40分~午後10時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:10.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:カサゴ3匹(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
04-20170127.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~マッチョな釣果には結び付かず~ 


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 店名からして怪しげな雰囲気が漂っておりますが、立地している場所もまた三宮の猥雑な区域にあって、周囲の景色に馴染んでしまう看板のセンスが秀逸なラーメン店。関東では、”二郎系”というカテゴリに分類されるのであろうか、極端な山盛りと濃厚な味を売りにしているお店で、注文の仕方も常連ならではの言い回しがあるようであり、この何とも”通”っぽい感じも若者を中心に人気を集めている理由かも知れない。しかしながら、最近、チャーシューメンを注文しておきながら、胸焼けのために肝心要の叉焼を最終的に残してしまいがちな軟弱な私は、今までこの系統のお店を敬遠していたものの、諸事情あり祝日の昼下がりに足を運ぶことになった。雨が降っているのに待ち行列が。

自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店
 住所:神戸市中央区北長狭通1-3-13


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 調子に乗ると、とんでもないことになることは予習済みであったので、自分の許容量を十分に考えて、”全てちょいまし”にてお願いすることに。


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 ラーメン並700円也。これで”ちょいまし”と言うから驚きである。まずはスープを啜ると、濃厚であるかと思いきや、意外にも豚骨抑えめで醤油が前面に出ていて、更に後追いで何だか甘くて不思議な味がジワジワと染み出てくる。美味いと言えば美味いが、和歌山の豚骨醤油を食べ慣れてしまうと味の厚みに少し物足りなさを感じてしまう。モヤシの下に押し込まれている麺は極太で、”啜る”ことは難しく、箸で麺をほじくり出して、更に麺を折り畳んで口に押し込むと言った具合。山の頂点に輝くニンニクが非常に良いアクセントになっていて、甘いスープをニンニクの辛みがピシッと引き締めてくれる。ニンニクだけは”ましまし”にすれば良かったと思われる。叉焼は、甘辛い醤油の味が染み込んでいて、噛み締めると豚バラの脂身がとろけてジュワジュワ溢れ出てきて、また豚肉の抑え気味の野性味が素晴らしく調和している。魚粉は余分だったかも知れないが、途中で味に変化が出て良いのかも知れない。サイコロのような背脂がたっぷりと浮いていて、脂分を必要とする年頃の若者には垂涎ものであると思うが、根性の無い私は、これにやられた感じで、満腹胸焼け状態で箸を置いた。


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 昨夜の雨後長時間釣行の疲労が未だに取れず本調子で無いのは、寒風の中、過酷な釣行を敢行したことによるものであるが、何よりその回復が遅い・・・っと言うのは、他に大きな要因があることは考えずとも容易に想像がつく。おまけに昼食の脂たっぷり山盛りラーメンが胃腸の性能を超えたのか、夕暮れ時になっても一向に空腹の気配は無く、むしろ麺がスープを吸い込んで膨張しているのか、膨満感が更に増して気持ちが悪い。おまけにニンニクの影響によるものか、身体全体から刺激臭を放っている。さぞかし周囲は迷惑であろう。

 午後5時過ぎに神戸港に到着して、性懲りもなくロッドを振ることに。午後4時の満潮から下げ始める時間帯で、薄暮とも相まって、時合としては文句のないところであるが、昨日に延々と降り注いだ雨が悪さをしていないことを祈りつつ、ジグヘッドを投入する。風が強く、PEラインが斜めに膨れ上がって、思い通りのトレースラインを捉えることが出来ずに苦労する。時間を要して、タケノコメバルを捕獲。


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 普段なら何らかの反応があるポイントにおいても、全くのバイトが得られず、早々に今日の苦戦を予感する。これから潮が本格的に動き出せば、魚の活性があがるだろうと思いたいが、時間帯的には既に上向きの反応がある筈である。横風で集中力が大幅に削がれてしまい、ラインメンディンにも精彩を欠き、丁寧な操作が出来ていない状態であるが、少しでも狙ったトレースラインを通すために、風の吹き具合を十分に確認したうえで、風の収まった狭間を狙ってジグヘッドを投じていく。1匹目は中層で捉えたものの、その後は中層付近での反応は皆無で、割り切って底層付近に狙いを変える。時間を要して、ようやく微細なバイトを捉えることに成功してタケノコメバルを捕獲。1匹目よりサイズダウンしている。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。水深の浅いポイントで辛うじて1匹を追加するも、更にサイズが小さくなっている。この後にカサゴを追加するも、更にサイズが小さくなってしまい、釣れば釣るほどサイズダウンしてしまい精神的にダメージを受ける。


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 この状況を打開すべく、風の影響を極力抑えて、護岸から直角方向に延びる桟橋のエッジ部分を攻めるべく、ジグヘッドをメバルショット3.5gに変更する。ジグヘッドを僅か数gだけ重くしただけでも、随分と操作性が増して、集中力を回復することに幾分か繋がっている。桟橋上にある照明灯が海面を煌々と照らし、構造物が作り出す陰影がくっきりと表れている部分をめがけて、ジグヘッドを遠投する。二投目で狙いの位置に投じることが叶い、着底を確認した後にジワジワとずる引きつつ、時折、ロッドティップを軽く操作してボトムバンピングで魚を誘う。ジグヘッドを10mほど動かしたところで、トンッ・・・っと怪しげなバイト。次なる変化を見逃さないように神経を集中する。ツツン・・・っと更なる違和感。ラインを巻き取ると、まったりとした重量感。即座にフッキングを入れるとロッドが大きな円弧を描いて、ラインが張り詰めて、ジリジリとドラグが鳴る。激しい躍動感に戸惑いつつ、魚の動きに追随してロッドとリールを操作する。複数回の強い突っ込みがあり、魚の威力が衰えたかのように思えたが、更にグイグイとロッドを絞る。引きの強さから、良型のタケノコメバルかと思いきや、海面を覗き込むと良型のカサゴが浮き上がってきている。ロッドのバット部分を左手で支えつつ、一気に引き抜く。計測すると25㎝ほどの良型のカサゴ。

 これで状況が変わったかと気を良くしたが、その後も相変わらずの反応の悪さで、近くでシーバスがあがったのを横目に午後7時を持って敢え無く納竿とした。膨満感は継続中で、夕飯抜きということで。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月9日(月)午後5時20分~午後7時
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:13.3度→12.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計5匹(カサゴ2匹、タケノコメバル3匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo,#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g
 ・カルティバ メバルショット3.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~雨の後の夜遊び~ 


 昼頃から降り続いている濃密な雨を眺めつつ、天気予報によれば午後8時過ぎには曇りに変わるとのことで、それを見込んで、我ぞ釣りバカと思いつつワイパーを忙しく左右に動かしながら神戸港へと向かう。さすがにこんな冷たい雨の夜には、他に釣り人は居やしないかと思いきや、目を凝らすと遠くに人影があり、耳をすませばロッドを振る音が聞こえてくる。しかも複数人。バカの上にはバカが居るものである。

 少し前から鰯の大群が入り込み、これを追ってシーバスや太刀魚も回遊しており、釣行の度に頻繁に激しいボイルを目の当たりにしている。昨年の和歌山釣行で培った太刀魚の餌釣りの威力を再確認すべく、太刀魚テンヤと鰯の生餌を携えている。まずは太刀魚の釣りから開始するも、冷たい雨がひとしきり降ったせいか、時折、思い出したように海面がざわつき単発のボイルが起こる程度であり、更にはそれが太刀魚のボイルでは無いことも分かり、30分ほどで太刀魚狙いを断念する。ここでハードルアーに付け替えて、シーバスに狙いを絞るという手もあるが、今日は撃沈の可能性が高いため、何事も無かったかの如くに根魚へと移行する。


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 満潮からの下げ潮は十分に効いている筈であるが、もう暫くすれば干潮の潮止まりを迎える。海面を覗き込むと雨の影響で濁りが入っていることから、容易に苦戦が予想される。フォールターン・オーバーの要領で海水温が下がると同時に、底付近は更に水温が下がり、魚の居心地が悪いであろうと想像して、まずは中層付近を中心に探ることとする。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、3秒~5秒の範囲で沈めてから、ゆっくりと一定の速度で引く。開始から程なくして、クンッ・・・と明確なバイトの後に、真下にグイグイと突っ込む引き。ロッドの曲がり具合を確認しながら、慎重にやりとりをする。数回の突っ込みで、魚の動きが緩慢になる。20㎝には足りないが、良型のカサゴだ。厳しい展開になることを予想していただけに、この1匹は嬉しい。


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 護岸沿いに投じたジグヘッドをカーブフォールで落とし込んでいると、ツッ・・・と微妙なバイト。しかし乗らず。即座にメバルであることを確信して、再度、同じ場所にジグヘッドを投じたうえで、先ほどよりもラインテンションを高めてカーブフォールで誘う。ロッドティップを小さく動かして、誘いを入れると、クッ・・・ククク・・・っとバイトがあり、柔軟なソリッドティップが自動的に魚を捉えてくれる。難なく引き抜くと、小型のメバル。その後、何度かメバルのバイトを感知するも、乗せることが出来ずに場所を移動する。


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 中層付近でカサゴを追加。上顎の硬い部分にしっかりと掛かっているが、啄ばむような繊細なバイトで、喰いが非常に浅く、神経を集中しておかないと取り逃してしまう。


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 構造物の影を丁寧に攻めて極小のクロソイを1匹追加。場所を移動しながらジグヘッドを投じて、更にタケノコメバルを2匹追加する。気が付けば、濃密に降り注いでいた雨が止み、凛とした冷気が周囲を支配している。なかなか連釣とはならないものの、粘り強く攻めれば、小さいながらも元気な魚がロッドを曲げてくれる。


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 更に数を延ばすべく、比較的、魚の密度が濃い場所に移動する。潮どまりを前にスイッチを切ったように魚の活性が無くなってしまう。目ぼしいポイントに次々にジグヘッドを投じるも、反応は皆無。相当な距離を歩きながら移動して、ようやく微細なバイトを察知する。僅かに、ツッ・・・と触れるようなバイト。これを逃してなるものかと、全神経を集中して魚の動きを想像する。きっと、ジグヘッドの背後からゆっくりと忍び寄り、ワームを咥えながら、ジグヘッドと同じ方向に、同じ速度で追尾しているに違いない。僅かにリーリング速度を上げてフックポイントが魚の顎を捉えているか否かを確認すると、もたれるような重量感。素早くフッキングを入れると、グググ・・・っと躍動感。小型ながらタケノコメバルを追加。ここで更に小型のカサゴを2匹追加するも、なかなか良型に巡り合うことが出来ない。


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 護岸沿いには魚が少ないと判断して、攻め方を変えることに。ジグヘッドを2gから3gに重くして、桟橋にある照明が作り出す明暗の境界部分に狙いを定めてフルキャストする。ジグヘッドの着底を確認してから、ロッドを立てて、微細な振動を加えながら、底層をネチネチと執拗に誘う。ハゼの稚魚が地面を突っついているイメージ。するとフッ・・・とラインテンションが抜けて、モワッ・・・と怪しげな重量感。ラインを巻き取り、ロッドを掲げると明らかな魚信が伝わり、間髪入れずにフッキング。グンッ・・・っと魚の顎を捉えた反動が、ラインを通してロッドに伝わり、ジジジ・・・とドラグが鳴る。綺麗な弧を描くロッドを眺めながら、丁寧に寄せて、最後は一気に引き抜く。良型のカサゴ。これでパターンを掴んだかと思いきや、再現性は無い。ただの偶然だったのか。

 海面が少しだけ揺らめいている。一旦、車まで戻り太刀魚用のタックルに切り替える。30分ほど粘るが、太刀魚を捉えることが出来ず。途中で、複数のシーバス狙いの釣り師と情報交換をするが、苦戦しているとのこと。


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 時計を見ると午後11時30分。海面の浮遊ゴミがゆっくりと動き始め、徐々に潮が効き始めていることが分かる。何度かの根掛かりやラインブレイクで、リーダーが痛んでしまっており、車のラゲッジに腰かけて、FGノットを結びなおす。吐く息が白い雲のように棚引いている。確実に気温が下がっていることが伺える。日付が変わるまでと時間を決めて、最後のポイントへと入る。護岸沿いをタイトに狙うことは止めて、なるべくジグヘッドを遠投して、沖側にある構造物を中心に狙う。中層付近では反応が無く、底層を集中的に攻める。投じたジグヘッドに少しのラインテンションをかけながら、ロッドティップを小さくシェイキングさせて、奥深くに潜む魚の興味を引き、そして捕食へと誘う。ジグヘッドが5mほど移動したところで、グンッ・・・っと明確な違和感。即座にラインを巻き取り、フッキングを入れると、ラインが張り詰めて走る。ドラグがチリチリ鳴りながらも、ロッドの弾性力が魚の動きを制して、そして慎重に寄せてランディング。20㎝ほどの良型のカサゴ。更に小さなカサゴを1匹追加。


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 カーブフォールでメバルを追加。この後も何度かメバルのバイトがあるも乗せることが出来ず。代わりに小さなタケノコメバルを追加。


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 トレースラインを少し変えて、シェイキングで底層付近に居る魚を誘う。微細なバイトが何回かあるが、フッキングのタイミングが合わず取り逃す。横風の影響で、PEラインを上手い具合にメンディングしないと、思っているトレースラインを通すことが出来ないばかりか、PEラインが流されて障害物に引っ掛かってしまうこともあり、疲労で放心状態になりながらも、集中力を欠くことは許されない。ツンッ・・・と啄ばむようなバイト。シェイキングの動作の延長線上で、手首を返してフッキングを入れると、グググ・・・っと力強い引き。チリチリチリ・・・っと深夜の冷えた空気にドラグが鳴る。20㎝を少し超える抱卵した良型のカサゴを捉えることに成功する。これから潮の動きが良くなり、間違いなく魚の活性は上向くが、釣りバカの体力及び精神力が下向きであり、既に限界であるので、今日はこの辺で納竿とする。

 いやはや夜遊びが過ぎます。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月8日(日)午後8時~午前0時
 潮回り:若潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:13.2度
 ポイント:神戸港
 釣果:計14匹(カサゴ7匹、タケノコメバル4匹、メバル2匹、クロソイ1匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo,#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g、3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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