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神戸・明石間メバリング釣行 ~鰯とともに去りぬ~ 

 昨夜の釣行がかなり渋い状態に終わり、これが一時的な魚の活性の低さによるものなのか、そもそも魚が消え去ったものなのかを確認すべく、昨夜と同じく神戸港へと車を走らせる。午後8時半頃に到着し、素早く準備を整えてポイントに立つ。まずは夜光虫の状態を確認するが、昨夜と同様に濃密に漂っている。ジグヘッドを投げ入れて、海面付近をかき回すと、妖艶な青白い光がボワァ~っと広がり、見ている分には不思議な光景で興味深いが、これが釣りになるとダメな時の指標にもなるので、喜んでいる場合ではなく、少しでも影響が少ない場所が無いか、歩き回る。昨夜より、夜光虫の範囲が広がっているようにも見える。

 遠くを航行するパイロット船が切る海面にも、青白い光が線のように漂っている。幻想的だ。

 ジグヘッドを護岸沿いに投じて様子を見る。普段なら何らかの反応がある一級ポイントでも、何の反応もなく、昨夜の続きであることがすぐに分かる。比較的、潮の動きの影響を受けやすく、夜光虫が少ないであろう場所に移動する。満潮からの下げ潮が効いているはずであるが、予想する方向とは逆に流れていて、夜光虫も存分に漂っている。苦戦が予想される。



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 護岸沿いにジグヘッドを投じてから、着底を確認した後にゆっくりと一定の速度でハンドルを回す。潮上にジグヘッドを投じていることから、潮に押し流される格好になり、ジグヘッドの重さを確認出来るには至らず、弛んだラインを巻き取っていく状態だ。ツッ・・・・ジグヘッドが僅かに何かに触れたかのような感触が伝わる。そのままの速度でラインを巻き取る。ラインテンションが更に緩んだように感じる。少しだけリーリングする速度をあげて様子を伺うと、ロッドティップがスッと入り、魚がジグヘッドを咥えていることを確信して、大きくフッキングを入れる。一気にロッドが大きく曲がり、強めに締め込んだドラグがヂリヂリヂリ・・・っと鳴る。真下に強く突っ込む引きに、ロッドを掲げて対抗する。グイグイと締め込む引きに、タケノコメバルであることを確信する。やや強引に浮き上がらせて、最後は一気に引き抜いてランディング。素早く左手でリーダーを掴んで、下顎を握ると、ポロッ・・・とジグヘッドが外れる。危ない。


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 タケノコメバル。約27㎝。

 開始から10分程で、最初の1匹の捕獲に成功して喜ぶも、すぐにそれが、ぬか喜びであることに落胆する。護岸沿いは勿論、桟橋横の明暗、桟橋の奥、水深がある縦の落とし込み、護岸基礎の駆け上がり、法尻・・・思いつく場所にジグヘッドを送り込むも、バイトすら無く、やはり魚の活性うんぬんの話では無く、魚自体が消え失せたとしか思えず、粘っても新たな発見は無いと判断して早々に納竿とした。

 別の場所を開拓せねば。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月28日(土)午後8時30分~午後9時30分
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:10度、水温:10.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:タケノコメバル1匹(リリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
03-20170128.png

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神戸・明石間メバリング釣行 ~手の限りを尽くすも~ 


 今週末は久しぶりに神戸港での釣り。数日前の寒波がどのように影響しているのか非常に不安であるが、とにかく現場で確認しないことには何も分からないので、夕食を終えてから神戸港へと向かう。数週間前であれば、海面が揺らめきボイルが起こり、ルアーマンが暗闇で鋭くロッドを振る音が響いていたが、今日は人の気配も無い。満潮からの下げ潮が効き始める時間帯で、狙い時としては申し分が無いはずであるが、この時間帯に人が居ないということは、つまりはそういうことである。タックルを素早く準備して、ジグヘッドを投じると、黒を背景に幻想的な青白い光が、真水に墨汁を垂らしたようにして、波紋を持って広がる。夜光虫の光だ。釣りを開始した瞬間に、今日は絶望的であると確信する。


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 なるべく夜光虫が少ない場所を選んでジグヘッドを投じていく。比較的潮の流れの影響を受けやすい場所で、ジグヘッドを護岸沿いに投じて、ジグヘッドが着底したことを確認したうえで、丁寧にラインを巻き取っていく。ツッ・・・っと違和感。微細ではあるが、魚信であることは間違いない。ラインテンションを維持したままリールのハンドルを回すと、ククンッ・・・っと振動が伝達され、すかさずフッキングを入れる。小型であるがカサゴを捕獲する。


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 小さなバイトを捉えて、一瞬、大型では無いかと期待するも、これまた一瞬で小型であることが分かる。案の定、10㎝にも満たない極小カサゴ。


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 普段より水切りが良く、浮き上がりやすいジグヘッドを使用していることもあり、リールのハンドルの抵抗が軽く、知らぬうちにリーリングが早くなり、狙ったレンジを確実にキープ出来ているかどうか不安であったが、小型ながらも無事に2匹を捉えることに成功し、まずは安堵する。底層付近をジワジワと進むジグヘッドに、ツッ・・・と微細なバイトを感知するも、食いが浅いのか乗せることが出来ず。一旦、ジグヘッドを回収して、再度、同じトレースラインをなぞることが出来るようにジグヘッドを投じて、そして今しがたバイトがあった付近で、ジグヘッドの動きを止めて間を与えると、狙い通りにバイト。今回は逃さずにフッキングに成功する。躍動感ある引きに、すっかりタケノコカサゴであると思っていたが、細長いカサゴである。


 釣り開始20分足らずで3匹を捉えることが出来たため、楽観的であったが、その後、ジワジワと絶望感が増す。過去に実績があるトレースラインを次々に攻めていくが、ことごとく沈黙。ポイントの特徴が異なるような場所に移動しながら、護岸沿い、桟橋、照明の明暗、護岸基礎の駆け上がり、法尻、窪み等々、思いつくところにジグヘッドを投じては、ただ巻き、シェイキング、ボトムバンピング、カーブフォール等々、手の限りを尽くすが、バイトすら無く厳しい状況である。途中で顔見知りに出会い、状況を尋ねると少し前から魚の気配が無く、今日は全くダメだと言う。今日は粘る日では無いと判断して、午後10時に早々と納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月27日(金)午後8時40分~午後10時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:10.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:カサゴ3匹(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~マッチョな釣果には結び付かず~ 


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 店名からして怪しげな雰囲気が漂っておりますが、立地している場所もまた三宮の猥雑な区域にあって、周囲の景色に馴染んでしまう看板のセンスが秀逸なラーメン店。関東では、”二郎系”というカテゴリに分類されるのであろうか、極端な山盛りと濃厚な味を売りにしているお店で、注文の仕方も常連ならではの言い回しがあるようであり、この何とも”通”っぽい感じも若者を中心に人気を集めている理由かも知れない。しかしながら、最近、チャーシューメンを注文しておきながら、胸焼けのために肝心要の叉焼を最終的に残してしまいがちな軟弱な私は、今までこの系統のお店を敬遠していたものの、諸事情あり祝日の昼下がりに足を運ぶことになった。雨が降っているのに待ち行列が。

自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 三ノ宮店
 住所:神戸市中央区北長狭通1-3-13


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 調子に乗ると、とんでもないことになることは予習済みであったので、自分の許容量を十分に考えて、”全てちょいまし”にてお願いすることに。


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 ラーメン並700円也。これで”ちょいまし”と言うから驚きである。まずはスープを啜ると、濃厚であるかと思いきや、意外にも豚骨抑えめで醤油が前面に出ていて、更に後追いで何だか甘くて不思議な味がジワジワと染み出てくる。美味いと言えば美味いが、和歌山の豚骨醤油を食べ慣れてしまうと味の厚みに少し物足りなさを感じてしまう。モヤシの下に押し込まれている麺は極太で、”啜る”ことは難しく、箸で麺をほじくり出して、更に麺を折り畳んで口に押し込むと言った具合。山の頂点に輝くニンニクが非常に良いアクセントになっていて、甘いスープをニンニクの辛みがピシッと引き締めてくれる。ニンニクだけは”ましまし”にすれば良かったと思われる。叉焼は、甘辛い醤油の味が染み込んでいて、噛み締めると豚バラの脂身がとろけてジュワジュワ溢れ出てきて、また豚肉の抑え気味の野性味が素晴らしく調和している。魚粉は余分だったかも知れないが、途中で味に変化が出て良いのかも知れない。サイコロのような背脂がたっぷりと浮いていて、脂分を必要とする年頃の若者には垂涎ものであると思うが、根性の無い私は、これにやられた感じで、満腹胸焼け状態で箸を置いた。


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 昨夜の雨後長時間釣行の疲労が未だに取れず本調子で無いのは、寒風の中、過酷な釣行を敢行したことによるものであるが、何よりその回復が遅い・・・っと言うのは、他に大きな要因があることは考えずとも容易に想像がつく。おまけに昼食の脂たっぷり山盛りラーメンが胃腸の性能を超えたのか、夕暮れ時になっても一向に空腹の気配は無く、むしろ麺がスープを吸い込んで膨張しているのか、膨満感が更に増して気持ちが悪い。おまけにニンニクの影響によるものか、身体全体から刺激臭を放っている。さぞかし周囲は迷惑であろう。

 午後5時過ぎに神戸港に到着して、性懲りもなくロッドを振ることに。午後4時の満潮から下げ始める時間帯で、薄暮とも相まって、時合としては文句のないところであるが、昨日に延々と降り注いだ雨が悪さをしていないことを祈りつつ、ジグヘッドを投入する。風が強く、PEラインが斜めに膨れ上がって、思い通りのトレースラインを捉えることが出来ずに苦労する。時間を要して、タケノコメバルを捕獲。


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 普段なら何らかの反応があるポイントにおいても、全くのバイトが得られず、早々に今日の苦戦を予感する。これから潮が本格的に動き出せば、魚の活性があがるだろうと思いたいが、時間帯的には既に上向きの反応がある筈である。横風で集中力が大幅に削がれてしまい、ラインメンディンにも精彩を欠き、丁寧な操作が出来ていない状態であるが、少しでも狙ったトレースラインを通すために、風の吹き具合を十分に確認したうえで、風の収まった狭間を狙ってジグヘッドを投じていく。1匹目は中層で捉えたものの、その後は中層付近での反応は皆無で、割り切って底層付近に狙いを変える。時間を要して、ようやく微細なバイトを捉えることに成功してタケノコメバルを捕獲。1匹目よりサイズダウンしている。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。水深の浅いポイントで辛うじて1匹を追加するも、更にサイズが小さくなっている。この後にカサゴを追加するも、更にサイズが小さくなってしまい、釣れば釣るほどサイズダウンしてしまい精神的にダメージを受ける。


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 この状況を打開すべく、風の影響を極力抑えて、護岸から直角方向に延びる桟橋のエッジ部分を攻めるべく、ジグヘッドをメバルショット3.5gに変更する。ジグヘッドを僅か数gだけ重くしただけでも、随分と操作性が増して、集中力を回復することに幾分か繋がっている。桟橋上にある照明灯が海面を煌々と照らし、構造物が作り出す陰影がくっきりと表れている部分をめがけて、ジグヘッドを遠投する。二投目で狙いの位置に投じることが叶い、着底を確認した後にジワジワとずる引きつつ、時折、ロッドティップを軽く操作してボトムバンピングで魚を誘う。ジグヘッドを10mほど動かしたところで、トンッ・・・っと怪しげなバイト。次なる変化を見逃さないように神経を集中する。ツツン・・・っと更なる違和感。ラインを巻き取ると、まったりとした重量感。即座にフッキングを入れるとロッドが大きな円弧を描いて、ラインが張り詰めて、ジリジリとドラグが鳴る。激しい躍動感に戸惑いつつ、魚の動きに追随してロッドとリールを操作する。複数回の強い突っ込みがあり、魚の威力が衰えたかのように思えたが、更にグイグイとロッドを絞る。引きの強さから、良型のタケノコメバルかと思いきや、海面を覗き込むと良型のカサゴが浮き上がってきている。ロッドのバット部分を左手で支えつつ、一気に引き抜く。計測すると25㎝ほどの良型のカサゴ。

 これで状況が変わったかと気を良くしたが、その後も相変わらずの反応の悪さで、近くでシーバスがあがったのを横目に午後7時を持って敢え無く納竿とした。膨満感は継続中で、夕飯抜きということで。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月9日(月)午後5時20分~午後7時
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:13.3度→12.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計5匹(カサゴ2匹、タケノコメバル3匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo,#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g
 ・カルティバ メバルショット3.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~雨の後の夜遊び~ 


 昼頃から降り続いている濃密な雨を眺めつつ、天気予報によれば午後8時過ぎには曇りに変わるとのことで、それを見込んで、我ぞ釣りバカと思いつつワイパーを忙しく左右に動かしながら神戸港へと向かう。さすがにこんな冷たい雨の夜には、他に釣り人は居やしないかと思いきや、目を凝らすと遠くに人影があり、耳をすませばロッドを振る音が聞こえてくる。しかも複数人。バカの上にはバカが居るものである。

 少し前から鰯の大群が入り込み、これを追ってシーバスや太刀魚も回遊しており、釣行の度に頻繁に激しいボイルを目の当たりにしている。昨年の和歌山釣行で培った太刀魚の餌釣りの威力を再確認すべく、太刀魚テンヤと鰯の生餌を携えている。まずは太刀魚の釣りから開始するも、冷たい雨がひとしきり降ったせいか、時折、思い出したように海面がざわつき単発のボイルが起こる程度であり、更にはそれが太刀魚のボイルでは無いことも分かり、30分ほどで太刀魚狙いを断念する。ここでハードルアーに付け替えて、シーバスに狙いを絞るという手もあるが、今日は撃沈の可能性が高いため、何事も無かったかの如くに根魚へと移行する。


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 満潮からの下げ潮は十分に効いている筈であるが、もう暫くすれば干潮の潮止まりを迎える。海面を覗き込むと雨の影響で濁りが入っていることから、容易に苦戦が予想される。フォールターン・オーバーの要領で海水温が下がると同時に、底付近は更に水温が下がり、魚の居心地が悪いであろうと想像して、まずは中層付近を中心に探ることとする。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、3秒~5秒の範囲で沈めてから、ゆっくりと一定の速度で引く。開始から程なくして、クンッ・・・と明確なバイトの後に、真下にグイグイと突っ込む引き。ロッドの曲がり具合を確認しながら、慎重にやりとりをする。数回の突っ込みで、魚の動きが緩慢になる。20㎝には足りないが、良型のカサゴだ。厳しい展開になることを予想していただけに、この1匹は嬉しい。


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 護岸沿いに投じたジグヘッドをカーブフォールで落とし込んでいると、ツッ・・・と微妙なバイト。しかし乗らず。即座にメバルであることを確信して、再度、同じ場所にジグヘッドを投じたうえで、先ほどよりもラインテンションを高めてカーブフォールで誘う。ロッドティップを小さく動かして、誘いを入れると、クッ・・・ククク・・・っとバイトがあり、柔軟なソリッドティップが自動的に魚を捉えてくれる。難なく引き抜くと、小型のメバル。その後、何度かメバルのバイトを感知するも、乗せることが出来ずに場所を移動する。


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 中層付近でカサゴを追加。上顎の硬い部分にしっかりと掛かっているが、啄ばむような繊細なバイトで、喰いが非常に浅く、神経を集中しておかないと取り逃してしまう。


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 構造物の影を丁寧に攻めて極小のクロソイを1匹追加。場所を移動しながらジグヘッドを投じて、更にタケノコメバルを2匹追加する。気が付けば、濃密に降り注いでいた雨が止み、凛とした冷気が周囲を支配している。なかなか連釣とはならないものの、粘り強く攻めれば、小さいながらも元気な魚がロッドを曲げてくれる。


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 更に数を延ばすべく、比較的、魚の密度が濃い場所に移動する。潮どまりを前にスイッチを切ったように魚の活性が無くなってしまう。目ぼしいポイントに次々にジグヘッドを投じるも、反応は皆無。相当な距離を歩きながら移動して、ようやく微細なバイトを察知する。僅かに、ツッ・・・と触れるようなバイト。これを逃してなるものかと、全神経を集中して魚の動きを想像する。きっと、ジグヘッドの背後からゆっくりと忍び寄り、ワームを咥えながら、ジグヘッドと同じ方向に、同じ速度で追尾しているに違いない。僅かにリーリング速度を上げてフックポイントが魚の顎を捉えているか否かを確認すると、もたれるような重量感。素早くフッキングを入れると、グググ・・・っと躍動感。小型ながらタケノコメバルを追加。ここで更に小型のカサゴを2匹追加するも、なかなか良型に巡り合うことが出来ない。


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 護岸沿いには魚が少ないと判断して、攻め方を変えることに。ジグヘッドを2gから3gに重くして、桟橋にある照明が作り出す明暗の境界部分に狙いを定めてフルキャストする。ジグヘッドの着底を確認してから、ロッドを立てて、微細な振動を加えながら、底層をネチネチと執拗に誘う。ハゼの稚魚が地面を突っついているイメージ。するとフッ・・・とラインテンションが抜けて、モワッ・・・と怪しげな重量感。ラインを巻き取り、ロッドを掲げると明らかな魚信が伝わり、間髪入れずにフッキング。グンッ・・・っと魚の顎を捉えた反動が、ラインを通してロッドに伝わり、ジジジ・・・とドラグが鳴る。綺麗な弧を描くロッドを眺めながら、丁寧に寄せて、最後は一気に引き抜く。良型のカサゴ。これでパターンを掴んだかと思いきや、再現性は無い。ただの偶然だったのか。

 海面が少しだけ揺らめいている。一旦、車まで戻り太刀魚用のタックルに切り替える。30分ほど粘るが、太刀魚を捉えることが出来ず。途中で、複数のシーバス狙いの釣り師と情報交換をするが、苦戦しているとのこと。


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 時計を見ると午後11時30分。海面の浮遊ゴミがゆっくりと動き始め、徐々に潮が効き始めていることが分かる。何度かの根掛かりやラインブレイクで、リーダーが痛んでしまっており、車のラゲッジに腰かけて、FGノットを結びなおす。吐く息が白い雲のように棚引いている。確実に気温が下がっていることが伺える。日付が変わるまでと時間を決めて、最後のポイントへと入る。護岸沿いをタイトに狙うことは止めて、なるべくジグヘッドを遠投して、沖側にある構造物を中心に狙う。中層付近では反応が無く、底層を集中的に攻める。投じたジグヘッドに少しのラインテンションをかけながら、ロッドティップを小さくシェイキングさせて、奥深くに潜む魚の興味を引き、そして捕食へと誘う。ジグヘッドが5mほど移動したところで、グンッ・・・っと明確な違和感。即座にラインを巻き取り、フッキングを入れると、ラインが張り詰めて走る。ドラグがチリチリ鳴りながらも、ロッドの弾性力が魚の動きを制して、そして慎重に寄せてランディング。20㎝ほどの良型のカサゴ。更に小さなカサゴを1匹追加。


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 カーブフォールでメバルを追加。この後も何度かメバルのバイトがあるも乗せることが出来ず。代わりに小さなタケノコメバルを追加。


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 トレースラインを少し変えて、シェイキングで底層付近に居る魚を誘う。微細なバイトが何回かあるが、フッキングのタイミングが合わず取り逃す。横風の影響で、PEラインを上手い具合にメンディングしないと、思っているトレースラインを通すことが出来ないばかりか、PEラインが流されて障害物に引っ掛かってしまうこともあり、疲労で放心状態になりながらも、集中力を欠くことは許されない。ツンッ・・・と啄ばむようなバイト。シェイキングの動作の延長線上で、手首を返してフッキングを入れると、グググ・・・っと力強い引き。チリチリチリ・・・っと深夜の冷えた空気にドラグが鳴る。20㎝を少し超える抱卵した良型のカサゴを捉えることに成功する。これから潮の動きが良くなり、間違いなく魚の活性は上向くが、釣りバカの体力及び精神力が下向きであり、既に限界であるので、今日はこの辺で納竿とする。

 いやはや夜遊びが過ぎます。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月8日(日)午後8時~午前0時
 潮回り:若潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:13.2度
 ポイント:神戸港
 釣果:計14匹(カサゴ7匹、タケノコメバル4匹、メバル2匹、クロソイ1匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo,#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g、3.0g

■潮汐
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11-20170108.png

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神戸・明石間メバリング釣行 ~中盤が振るわずも辛うじて~ 


 12月後半から週末や休日を和歌山で過ごす機会が無く、この間、和歌山ラーメン探訪記をお預けにしているところであるが、神戸に戻ってきても、昼頃になれば無性に塩分及び脂分摂取の方向に傾き、着実に器の数を伸ばしている今日この頃。こちら関西でも”横浜家系”と暖簾に掲げるラーメン店を見かけるようになって久しいが、どの店も本場の家系とは随分とかけ離れていて、恐ろしくマズイ。三宮周辺の家系と名乗るラーメン店は特にひどいが、我ながら、粘り強いというよりも、どちらかと言えば執念深い性格なので、”神戸の家系はまずい”と分かっていながらも、その暖簾を見かけるとついつい挑戦したくなってしまうのである。


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 福原にある”横浜家系”を名乗るラーメン店。後に気が付くが、神戸のマズイ家系のラーメン店は、本場に習い”○○家”と名乗るが、今回訪れた福原にある店は、それに習っていない。あまり期待せず、いかにも元中華料理店の居抜きですと言った雰囲気の店内へと入ると、柔らかな豚骨の香りが漂っている。定番の豚骨ラーメンを注文し、まずはスープの味を確かめると、非常に濃厚で円やかで優しい味の豚骨スープであり、塩分控えめで豚骨の味を邪魔せず、予想に反して非常に美味いではないか。麺を摘まみ出して啜れば、細麺で張りがあって濃厚なスープとの絡み具合も良く、麺を増量すれば良かったと後の祭り。残念なのは、叉焼が消しゴムのようであったことと、おろしニンニクが無かったこと。次回訪問する際には、せめてニンニクのチューブを握りしめて扉を開けよう。

横浜家系濃厚とんこつらーめん 一味軒
 住所:神戸市兵庫区福原町32-11
 電話:078-599-5825


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 年末年始の賑わいが収まり、街中で右往左往する車も無くなり、平穏さを取り戻しつつある街中を抜けて午後5時過ぎに神戸港へと到着。夕暮れの時合を前にすれば、釣り人なら誰しも手元がおぼつかず、ワラワラ焦りながら準備に取り掛かるものであるが、例外なく自分もそうであり、脱兎の勢いでポイントへと向かう。肩慣らしがてらに過去に実績の無いポイントから開始する。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、5秒ほど沈めてから一定の層を引くと、意表を突いて、ツッ・・・ツツツ・・・っと早速のバイト。ラインを巻き取る速度を上げつつ、間髪入れずにフッキング。チリチリ・・・っとドラグが鳴り、ロッドが真下にグイグイと引き込まれていく。強烈な躍動感からタケノコメバルであることは想像に易いが、最初の突っ込みで根に潜られてしまうと身動きが取れなくなる失態を過去に何度も経験していることもあり、ロッドの粘り強さを活かして、魚の動きを制御しながらラインを巻き取っていく。魚体が鋭く反転するのが見える。一気に寄せて抜きあげると、タケノコメバルとは思えぬほどに太く体高があり、背が張っている良型だ。どうりで良く引くわけだ。


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 少し移動してタケノコメバルを追加。中層付近で反応している。


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 中層付近と底層付近に大きく分けて、ジグヘッドをトレースしていく。ここ最近、あまり良い結果が出ていない場所を念のために確認する。潮通しが良く、夏から晩秋にかけては必ず魚が付いていた場所は、水温が下がって以降、相変わらず反応が無い。大雑把に付近に探りを入れる。ジグヘッドを投じてから、護岸沿いの底層付近をジワジワと漂わすように進めると、ゴンッ・・・と明確なバイト。瞬時にフッキングを入れて、魚の顎を捉える。背鰭も凛々しいカサゴ。更に1匹のカサゴを追加。


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 ジグを投じる際に失態をしでかし、最高の時合に痛恨のラインブレイク。しかもリーダーから切れてしまい、FGノットでリーダーを結束する羽目になるが、既に数匹を釣っていることと、まだ時間に余裕があることから、今のところ心は穏やかである。メバルらしきバイトを取り逃し、我ながらの未熟さを痛感しつつ、気を取り直してタケノコメバルを追加。


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 場所を移動しつつ、ここ最近、調子が上向いている場所へと移動する。相変わらず鰯が群遊していて、海面が不規則に揺らぎ、時折、シーバスや太刀魚の強烈なバイトによる水飛沫があがる。釣れそうで釣れない状況であることは良く分かっているつもりではあるが、これを横目に大人しくむっつりと根魚を狙うのは、煩悩の排除と精神の鍛錬が必要である。護岸沿いにジグヘッドを投じてから、一旦、ジグヘッドの着底を確認したうえで、ジワジワとラインを回収する。ツッ・・・っと何かに接触したかのうような繊細なバイト。ラインを巻き取る速度を少し早めて、ロッドを少し引き付けて、そしてラインの張り具合を確認しつつ、ソリッドティップの入りを確認して、これらの一連の動きを2秒ほどの間で行いながら、鋭くフッキングを入れる。ジリジリ・・・っとドラグが鳴り、良型を予感するが直ぐに抵抗が無くなり、てっきり小型であると油断して、魚を抜きあげようとすると・・・これが重い。海面を覗き込むと、思いのほか良型の魚が見える。丁寧に抜きあげると抱卵した良型のカサゴ。22cmほどある。


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 ここにきて、先ほど結びなおしたFGノットの具合が悪く、再度、FGノットを結び直す羽目になり、無駄な時間を費やしてしまう。ジグヘッドを投じながら進むが、潮の動きは良い筈なのに魚の反応が悪い。鰭が発達して筋肉質なタケノコメバルであれば、多少、リーリングが速くなったとしても、豊かな遊泳力をもって素早く目的の獲物に急接近してバイトしてくれる筈であるが、急速に活性が落ちてきているのか、もどかしいほどの微速で、海底を舐めるように慎重にジグヘッドを動かさないと反応が無い。構造物が作り出す影の中から引っ張り出したタケノコメバル。


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 数日前に絶好調であったポイントは、それがまるで夢であったかのような静寂で、20分ほどあらゆる方向にジグヘッドを投じるが、何事もなく綺麗に撃沈。場所を変えながらジグヘッドを投じていく。前半に好調であった赤と黒のラメが入ったワームに変えている。先ほど攻めた場所を再度、丁寧にやり直す。既に狙いを完全に底層に変えて、底に沈む牡蠣殻などにジグヘッドを接触させながら、ジグヘッドの僅かな抵抗を感じながら微速で進める。ツッ・・・・っと違和感。先ほど、数回にわたり微細なバイトを取り逃していることから、魚の活性が低いと判断して、ソリッドティップの動きを注視しながら適宜を伺う。更にツツツ・・・っとなり、ジワ~っと重みが増す。満を持してフッキング。静から動への転換。ドラグがジリジリと鳴り、ロッドが大きく曲がる。強烈な突っ込みに耐えつつ、慎重にやりとりを進める。程なくして海中で魚体が翻り、良型であることを確認する。丁寧に寄せて、最後はリーダーを掴んで一気に引き抜くと、25cmほどの良型のタケノコメバル。


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 ワームを変えたことが結果に繋がっているに違いない。再度、同じような傾向があるポイントに移動しながら、底層付近を超微速でじっくりと誘う。直ぐに狙いは的中して、ツッ・・・っとバイト。少し間を保ちつつ、その後に鋭くフッキングを入れる。躍動感溢れる魚の動きにロッドとリールの操作を追随させて、大きく曲がるロッドを確かめながら丁寧にやり取りを進める。20㎝を少し超えるタケノコメバル。


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 同じパターンで更にタケノコメバル。気が付けば随分と潮が下げており、潮の動きが緩慢になりつつある。2度のリーダー再結束で無駄な時間を要してしまい、これが集中力の低下、中盤の伸び悩みに影響してしまったが、何とか最後に良型を捉えることが出来たことが幸いした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月7日(土)午後5時20分~午後7時40分
 潮回り:長潮、下げ
 天気:晴れ、気温:11度、水温:13.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計11匹(カサゴ3匹、タケノコメバル8匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo,#105 Clear Gold)
・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
12-20170107.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~知れば知るほどに~ 


 長いようで終わってみれば一瞬に過ぎ去った年末年始の休暇。今日から仕事始め。毎年、年始の頃には、公私あれこれと高き志を抱くものの、時は過ぎて師走になり1年を顧みると何一つ満足に達成しておらず、翌年に望みを繰り越すのがお決まりとなっている。我が家では、カレンダーを掛け替える時の恒例として、最後の月の裏側に、各自で1年の目標を書き連ねて、1年後にそれを達成したか否かを確認することとしているが、不覚にも今年はそれすらも失念してしまっている。どんなことでも目標を失えば、もしくは設定せねば、自然の成り行きとして、いとも簡単に堕落してしまいがちである。もともと堕落の一途を辿っているのだから、せめて志くらいは高く持っておくべきであろう。帰宅してからカレンダーの裏面に何らか記そう。


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 午後7時、神戸港に到着して、素早くタックルを準備する。今日は小潮1日目。午後5時30分に干潮を迎え、午後10時30分に満潮になるが、潮位差は僅かに20㎝。時合的には良さそうな気もするが、ここ数日の釣れ具合の傾向からすると、やや出遅れた感が否めない。更には潮の動きが小さ過ぎることもあって、苦戦が予想される。無駄な時間を過ごさないように、過去に実績のある場所だけを次々に攻めることとする。同じ場所でのキャストは、中層と底層の2回のみ。開始から数分。投じたジグヘッドを中層付近でジワジワと、PEラインを馴染ませつつ進めると、フッ・・・とテンションが抜けるような微妙なバイト。遊泳力の優れる良型の予感がして、徐々に速度をあげるようにリールのハンドルを回す。ジワァ~っとロッドティップが入り、その瞬間に手首を返してフッキングを入れると、グググ・・・っと潜り込む引き。同時にドラグがチリチリッとなるが、硬く絞ったドラグが魚の動きを制して、ロッドが綺麗な弧を描く。根に入られないようにロッドのバットに負荷をかけて、一気に魚を浮き上がらせる。抱卵した良型のカサゴ。


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 場所を移動しつつ投じていく。中層で反応が無く、底層付近を丁寧にズル引く。コンッ・・・と分かりやすいバイトを感知して、素早くフッキング。ロッドをグイグイと絞るのはカサゴ。この個体も抱卵している。予想に反して、好調な滑り出しに気持ちは昂り、耳が痛くなるような冷たい北風すら心地良く感じてしまう。


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 護岸沿いにジグヘッドを投じて、ラインスラッグを出しながらスパイラルフォールを演出する。使用しているカルティバ・メバル弾丸というジグヘッドは、一旦、沈めて一定層を引こうとすると、ジグヘッドの重さからは想像出来ないほどに揚力に対する抵抗があって、それがレンジキープ力に繋がっている。一方でジグヘッドを投じた後にラインスラッグを出すと、クルクルと回転しながら沈んでいく。この動きが魚を魅了するに違いない。ジグヘッドが着底する前に、ラインにテンションが掛かる。途中で護岸の牡蠣殻などにジグヘッドが引っ掛かったのかと思い、軽くロッドを立ててみると・・・・クッ・・・グググ・・・っと魚信。瞬く間にランディングすると小型のメバル。スパイラルオールに反応したようだ。


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 更に場所を移動する。構造物が作り出す30㎝ほどの隙間にアンダーキャストでジグヘッドを送り込む。暗がりをジグヘッドが不規則に蛇行しながら落ちていく。ジグヘッドが中層付近に沈むと、ラインを止めて、ゆっくりと引く。藻に触れたかのような怪しげな違和感。一定の速度を継続しつつ、次なる動きを待つ。すると、グググググ・・・・っと徐々にトルクを増しながらラインが鋭く下に入っていく。ジグヘッドを追尾する魚が、背後からジグヘッドを咥えて、そのままの勢いで深場に潜ろうとしていることが分かる。魚の動きを封じるべく、ロッドを鋭く立てて対抗すると、危険を察知したのか魚が激しく抵抗する。それが証拠に、ロッドは大きく揺さぶられ、ドラグがチリチリと音を立てる。突っ込む引きを無理やり抑えこんで、そして一気に引き抜くと、背鰭も凛々しいタケノコメバル。


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 いよいよ調子が良くなってきたかと思いきや、潮の動きが緩慢になったのか急速に魚の活性が衰えてくる。辛うじて小さなバイトを捉えて、カサゴを1匹追加。


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 最初の調子の良さは何処へ去ったのか、めぼしいポイントにジグヘッドを次々に投じるも、バイトであるか否かを判断するにはあまりにも心細く、微細で繊細で遠慮がちで思慮深い・・・ツッ・・・というような、ジグヘッドが何かに接触した時の振動が手元に伝達される。PEラインでないと、決して知ることが出来ない違和感。何度も怪しげなバイトを取り逃がして、ようやくにして明確なバイトを捉えることに成功する。カサゴだ。


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 最初の30分は好調で、それ以降は苦悩が続く。カサゴを2匹追加。

 釣果の良し悪しは、釣り師の経験、技術、知識に裏付けされた釣技として集約され、それが現場で発揮されることによって変わるが、これよりも自然の摂理に左右されることの方が大きく、つまり釣り師の釣技の中に、この部分を包含出来ているか否かが、安定感のある釣果を生み出す際に重要となっている、ということが少しわかってきた。釣りという趣味は、言うまでもなく奥が深く壮大であり、経験を積めば積むほどに知らないことが増大し、自分の無力さをより痛感するものである。この無力さを覆すために更なる経験を積むのだが、その一部は、最新の釣り道具や情報通信技術が穴埋めをしてくれていはいるものの、結果、無力さを解消するには程遠く、更なる深みへとハマっていくのである。今日を振り返るとそんな日であった。辛うじてカサゴを2匹追加して、深みの階段を滑り落ちるイメージで帰途についた。釣りは奥が深い。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月4日(水)午後7時10分~午後8時50分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:8度、水温:13.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(カサゴ6匹、タケノコメバル1匹、メバル1匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo, #105 Clear Gold)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~珍しく狙いが的中し~ 

 今更ながら、最近になってつくづくと思うことがある。バスフィッシングで得た経験や技術や知識が、海の根魚狙いにおいて随所で役に立っている。特に魚が居着く場所や魚へのアプローチ、更には魚の誘い方。昨今の外来野生生物への強い風当たりの影響を受けて、バスフィッシングから遠ざかること久しいが、根魚狙いの知識や経験を持った今、再びバスフィッシングに興じると、また新たに得るものがあるに違いない。バスが魚種認定されて、その存在が是とされている芦ノ湖や山中湖で過去を懐かしみつつ、いつしかロッドを振りたいところ。


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 今日の潮回りは新月後の中潮最終日。徐々に夕暮れ時の潮位差が小さくなってきているが、夕暮れ時の潮の動きは、むしろ理想的に近い。県外ナンバーで混雑した街中をすり抜けて神戸港へと向かう。午後5時30分、釣りを開始。まずは表層から中層の活性の高い個体を素早く狙い撃つために、ジグヘッド2gにジャッカル・ジャコナックルの組み合わせで、スイミングを中心に誘う。護岸沿いや構造物の影の部分に絞り込んで、手際よく次々にジグヘッドを投じていく。活性の高い個体が居れば、早々に反応がありそうなものの、なかなか思いどおりにはいかない。開始から15分ほど経過。護岸沿いにタイトに投じたジグヘッドの沈下を3秒ほど待って、ラインスラッグを整えたうえで丁寧に巻く。ツッ・・・っと何かに触れたかのような違和感を察知する。そのままの速度を保ちつつ、ロッドティップの動きを注視する。手元に伝わらないような絶妙な加減で、ジワジワとティップが入る。素早く手首を返してフッキングを入れると、真下に突っ込むような力強い引き。障害物に入り込まれないようにドラグを出さず、動きを制すると、魚が大きく翻り、発達した尾鰭の躍動により海面が盛り上がる。丁寧に寄せて、良型のタケノコメバルを捕獲。25㎝ほどある。


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 幸先が良いと思ったのも束の間、表層から中層のレンジでの反応が無く、狙いのレンジを下げることにする。夕暮れの絶好の時合にも関わらず、メバルのバイトも無く、気が付けば早くも30分が経過している。中層をスイミングで攻めて、恐らくタケノコメバルと思われる魚のバイトを捉えるも、最初の強烈な突っ込みで根に入られてしまい、無念のフックオフ。少し潮通しの良い場所に移動する。ワームをダイワのビームスティックに付け替えて、表層から徐々にレンジを下げながら、まずはメバルの反応を伺うが、反応は無い。ジグヘッドを投じた後に底まで沈めてから、ジワジワと一定の速度で進めると、ツンッ・・・と小さなバイト。更にモゾッとした感触が伝達され、素早くフッキング。ググググ・・・っと重量感と併せてロッドが大きく曲がる。抱卵したカサゴ。海面になるべく近づけて優しくリリース。


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 タケノコメバルを追加。陽が完全に暮れて、徐々に魚の活性があがってきている。タケノコメバル1匹、カサゴ2匹を追加。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。護岸から鋼製の巨大な鎖がぶら下がっている。護岸と鎖の隙間にアンダーキャストでジグヘッドを押し込んで、着底を待ってからジワジワと一定の速度で進めると、クンッ・・・っと明確なバイト。周囲の障害物にラインを巻かれないように注意しながら、やや強引に引っ張り出してランディング。この辺では、あまり見かけることは少ないクロソイ。更にカサゴを2匹追加。


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 ジグヘッドを投じる場所を間違えなければ、教科書どおりの場所に魚が居着いていて、何らかの反応を得ることが出来る。バイトを捉えることが出来ずとも、それが小型の魚と思われるような場合には、あまりその個体には固執せずに、テンポ良く次々にジグヘッドを投じていく。ジグヘッドを通すレンジを底層まで完全に下げて、カサゴを集中的に狙う。ジグヘッド2gと浮力を持ったPEライン0.6号との相性が良く、ジグヘッドが底にへばりつくようなことは無く、ジグヘッドがラインの浮力に引っ張られて、絶妙な浮遊感を持って魚を誘うことが出来る。根掛かりも少なくて、使い勝手が良い。鈍重なバイトを捉えると、ロッドが大きく曲がり良型の予感。海面に浮きあがってきたのは、抱卵して丸々と太ったカサゴ。20㎝を少し超えている。素早くリリースする。


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 普段はあまり攻めたことが無い場所に移動。一見すると潮の動きが悪いように思えるが、周囲の地形を頭の中に描きながら、潮の干満による潮流やその向きを考えると、満潮時には新鮮な潮が当たり、また小型のベイトも溜まる良い場所であることが分かる。ジグヘッドを投じて、着底を確認した後に微速で進めると、狙いは的中して即座にバイトを得る。新たなポイントで自分の考えが合致していて、良い成果に結び付くと嬉しいもの。20cmを超えるカサゴ。更に2匹のカサゴを追加する。


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 護岸から直角方向にある構造物。その際にジグヘッドをキャストする。照明が海面に落ちていて、その明暗部分にジグヘッドを落とし込み、着底を待ってからロッドを立てて、ジグヘッドに微振動を与えつつ横の動きを抑えて魚を誘う。程なくして、フワッと吸い込むようなバイト。リールのハンドルを回し、ラインスラッグを取りつつ、魚がジグヘッドを咥えているかどうかを確認し、ソリッドティップの小さな湾曲を目視して、素早くフッキング。グイグイと突っ込むような引きに、ドラグがチリチリと鳴る。魚の動きを封じるべく、底を切って中層まで浮き上がらせてもなお、グイグイと力強い引き。海面が白濁し、リーダーを掴んで慎重に引き抜くと、25㎝近いカサゴ。やりとりの最中は、てっきり良型のタケノコメバルかと思ったが、カサゴでもこれだけの引きをするのだと関心させられた1匹。


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 釣りを開始して2時間が経過。集中力が明らかに落ちていることを自覚しつつも、ジグヘッドを投じていく。中層付近のスイミングでタケノコメバルを追加。更に場所を変えて、護岸から直角方向に散らばる捨て石のエッヂでカサゴを1匹追加。

 念のため、他の実績ポイントを簡単に確認するものの、数度のバイトを取り逃してしまう。疲労と空腹が集中力を欠如させていることは明確であり、これにて納竿とした。帰途に見上げた電光掲示板には、オレンジ色の文字で、阪神高速が数kmに及んで渋滞していると示されている。いよいよ明日から仕事が始まる。新たな1年の幕開けである。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月3日(火)午後5時30分~午後8時10分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:11度、水温:14.0度
 ポイント:神戸港
 釣果:計19匹(カサゴ11匹、タケノコメバル5匹、クロソイ1匹、真鯛の稚魚2匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL Jacoknuckle 2inch、Grow Pink Silver Flake
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo, #105 Clear Gold)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~とことん釣り初め~ 

 年末年始の休暇も残すところ後2日。ここ数年は、年末年始の休暇中に日本海釣行にて寒ブリを狙うという企画を継続していたが、釣友と都合が合わない等の事情があって、今シーズンは大人しく最寄りの神戸港で根魚を狙うことに。夕暮れの時合に合わせて、午後5時30分頃に神戸港に到着する。海面は穏やかに凪いでいる。


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 潮回りは新月後の中潮4日目。午後3時半頃の干潮から午後9時にかけて約40cmをなだらかに上げてくる。過去の経験から、この潮回りでは、魚の活性が安定して高く、良い釣果を得ることが多く期待が出来る。ここ最近は、パイロットルアー的にカルティバのメバル弾丸2gにダイワのビームスティック2.2インチ(1cmほどカット)の組み合わせを使用する頻度が高い。これで反応が無ければ、ジグヘッドを3gに重くして探る範囲を拡大し、もしくはバイトがあるも乗らない場合には、魚が吸い込みやすいガルプのマイクロシェイキーを投入することが多いが、今日は趣向を変えて、夕暮れの時合には、表層から中層付近の活性の高い個体を拾うこととして、ジャッカル・ジャコナックルのテールの波動で魚を魅了する作戦とする。陽が陰り、常夜灯との明暗が浮き出てくる時間帯となり、この明暗の境界付近を中心にジグヘッドを投じていく。クンッ・・・と明確なバイトがあり、ロッドティップが入るのを待って柔らかくフッキング。まずは小型のメバル。


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 護岸沿いにジグヘッドを投じて、5秒ほど数えてから中層付近をゆっくりと誘う。ワームのテールが左右に微振動する波動を感じるほどに集中して、丁寧にリールのハンドルを回す。フワッとラインテンションが消えるような違和感。ロッドティップを僅かに揺らして魚の負荷を確認すると、クッ・・・っとフックが魚の顎に掛かったかのうような感触が伝わり、素早くフッキング。グイグイとロッドを曲げる躍動感を楽しみながら、真下に潜る動きを封じてランディング。タケノコメバル。


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 メバルらしきバイトを何度か取り逃し、もたついているうちに早くも日が暮れて、表層から中層の反応が悪くなる。ワームをダイワのビームスティックに付け替え、中層から底層付近にレンジを下げて魚を誘っていく。ロッドの柔軟性を利用して、ジグヘッドを出来る限り遠投する。護岸沿いをタイトにトレースすることが出来ず、護岸の際をピンポイントで狙う必要がある場所。ジグヘッドを投じてから、護岸からジグヘッドが離れてしまわないようにラインを送り出して、縦にジグヘッドを落とし込む。着底を確認した後に、ロッドを立てて、底層付近をフワフワ浮遊するようにジグヘッドを操る。トンッ・・・と叩くようなバイト。ロッドティップが入ったところで素早くフッキング。ドラグがチリチリと唸り、ロッドが大きく湾曲し、明らかに良型の手応え。強烈な引きに、思わずチヌでは無いかと想像するが、程なくして力尽きたのか重量感だけがロッドを曲げる。海面に浮かぶ魚体を覗き込むと丸い塊のような良型のカサゴ。ゆっくりと抜きあげる。体内の卵がすでに稚魚に育っているのか、腹部分がピコピコと動いている。計測すると25cmを少し超えている。写真を撮影した後に、なるべく魚にダメージを与えないように静かにリリース。


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 場所を変えつつジグヘッドを投じていく。中層から少し下のレンジを浮遊させるように引いていると、クンッと明確なバイト。遊泳力に優れ、躍動感に溢れるタケノコメバルを追加。更に小型のメバルを2匹追加するも、いまいち活性は高くなく、また魚の居場所がばらついているのか、移動をしながらラン&ガン的に次々にジグヘッドを投じていく必要がある。同じ場所で粘るのは得策では無い。


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 過去に大型を釣った実績ポイントに移動。目の前では、鰯の群れが大きく旋回して、海面が蠢いている。太刀魚らしきボイルが頻発していて、鰯が逃げ惑い、そして海面が更に揺れ動いている。活性は高いように見えるが、シーバスを狙うアングラーに話を伺うと、かなり苦戦しているとのこと。良型を期待して、ジグヘッドを投じていくが、良い反応を得ることが出来ない。角度や方向を変えて執拗に攻めると、ようやくにしてバイト。クッ・・・っと違和感を察知した瞬間にフッキングを入れる。良型に有りがちな繊細なバイトで、期待が膨らむが、手応えは軽い。姿を現したのは、この辺では珍しいヨロイメバル。


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 場所を移動する。普段はあまり狙わないポイント。今日は普段より時間をかけて、とことん納得がいくまで釣り歩くことに。水深は2m~3mほどしかなく、大きな期待をせずにジグヘッドを投じる。ワームをダイワのビームスティックからガルプのマイクロシェイキーに変えている。ワームの存在感を高めて、活性の高い良型の個体を拾っていく作戦。護岸沿いにジグヘッドを軽く投じて、底の障害物にジグヘッドを接触させて、イレギュラーな動きを演出しつつ、リアクションバイトを誘う。狙いは早くも的中して、タケノコメバルの捕獲に成功する。その直後に更に2匹のタケノコメバルを追加する。タケノコメバルの力強い引きは、魚を掛けた後のやりとりも最後まで気が抜けず、釣り人を存分に魅了する。


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 カサゴを追加。


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 護岸が折れ曲がる暗がりのポイント。ジグヘッドをアンダーキャストで静かに投じて、ラインを送ってジグヘッドを中層付近まで沈めたうえで、一定の速度でラインを巻き取っていく。フッ・・・っと触れるような違和感。そのまま巻き続けていると、グンッと真下に突っ込むような強烈な引き。素早くロッドを掲げて、ラインを巻き取ろうとすると、ロッドが大きく曲がりドラグがチリチリと唸る。良型のカサゴにしては、躍動感に満ちている。ロッドの弾性力を存分に活かして丁寧に魚を浮かせると、海面が白濁して最後の抵抗を見せる。リーダーを掴んで引き抜くと、抱卵した良型のメバル。20cmほどある。出来るだけ海面近くまで手を伸ばして、メバルを静かにリリース。


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 水深が5mほどはあろうかと思われるポイント。常夜灯が作りだす明暗がくっきりと分かれている。ジグヘッドを明暗の境界付近にアンダーキャストで投じて、ラインを送り出してジグヘッドを縦に落とし込んでいく。着底を確認してから、ロッドを立てて底を切るようにシェイキングを入れると、ドンッ・・・ッと強烈なバイト。素早くロッドを立てて応じると、ロッドが大きな弧を描いて、同時にドラグがジリジリと鳴る。瞬時に良型であることを理解して、周囲の障害物に潜り込まれないように、強引にかつ慎重にロッドとリールを操作する。ポンピングで魚を浮かせた後、リーダーを掴んで引き抜くと、25㎝ほどの良型のカサゴ。画像では、その迫力を十分に表現出来ていないが。


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 場所を変えつつ粘り強く、しつこくジグヘッドを投じていく。徐々に集中力が切れつつある中、タケノコメバルとカサゴを1匹ずつ追加して、午後8時半に納竿とした。終わってみれば、今年最初の釣行としては、満足な結果を得ることが出来、疲労感と充実感を混ぜながらアクセルを踏んだ。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月2日(月)午後5時30分~午後8時30分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:11度、水温:14.0度
 ポイント:神戸港
 釣果:計15匹(メバル3匹、カサゴ4匹、タケノコメバル7匹、ヨロイメバル1匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL Jacoknuckle 2inch、Grow Pink Silver Flake
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo, #105 Clear Gold)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
12-20170102.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~釣り納め~ 


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 まだ朝の冷え込みの余韻が残る清水寺。ここ数年、年末年始の休暇を利用して”今年の漢字”を拝見すべく、清水寺に訪れることが恒例になっている。しかし、今年は、過去数十年分の”漢字”を別の場所で展示しているとのことで、残念ながら”金”の文字を拝見できず。


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 今日は大晦日。平成28年、最後の釣行。今日の潮回りは中潮。午後8時に満潮位を迎えることから、夕刻の時合に狙いを定めて神戸港へ。海を覗き込むと、海面が騒々しく、目を凝らすと鰯の大群。シーバスや太刀魚等のフィッシュイーターが背後に居ないのか、鰯の大群は、悠々と蠢きながら、大きく口を開けて小さな餌を捕食しているようで、身体を翻すたびにギラリと銀鱗が煌いている。もう少し明度が落ちるとボイルが始まるに違いない。鰯の大群を横目にしながら、早速、構造物の影になっている部分を中心にジグヘッドを投じていく。陰影が明確なため、魚が居着いているであろう場所を把握しやすく、早いところ結果が出そうなものの、現実は厳しく、反応は皆無。


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 鰯の大群は、相も変わらず海面を賑わしているものの、カサゴやメバルの反応は無い。気が付けば、早くも1時間が経過し、時刻は早くも午後5時30分。今年最後の釣行で、見事ボーズに終われば、それは全く釣り納めにならない。時間は刻々と過ぎて、さすがに焦りを感じつつある。護岸沿いにタイトにジグヘッドを投じて、約5秒沈めてから、一定の速度でじっくりとハンドルを回す。潮の流れの影響で、ジグヘッドが流れに押される格好となり、ラインがたわむ。クンッ・・・・と僅かな違和感。ラインテンションが更に弱まり、明らかな違和感。素早くラインを巻き取って、一気にフッキング。ラインが張りつめ、ロッドが大きく曲がる。ドラグがチリリっと鳴り、更にロッドが絞り込まれ、ラインは真下に突き刺している。障害物にラインを巻かれないように、ロッドの弾性を活かして強引に引き上げる。海面が白濁して、魚が躍る。浮かせてからは慎重に寄せて、最後はリーダーを掴んで引き抜く。27㎝の良型のタケノコメバル。


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 冷たい北風が指先の感覚を鈍らせる。中層から底層を中心に、また護岸沿いから捨て石の法尻まで、広範囲に探るも、なかなか良い反応を得ることが出来ない。護岸沿いにジグヘッドを投じて、捕食のために浮いている活性の高い個体を狙う。一定の速度で丁寧に誘う。トンッと叩くようなバイト。ロッドを少し送ったうえで、手首を返してフッキングを入れると、グンッと重量感ある反動が手元に伝わる。躍動感ある動きがラインを通じてロッドを揺さぶる。真下に突っ込む引きに耐えつつ、ロッドを高く掲げ、魚を根から引き離し、浮いたところで一気に勝負をかける。魚の動きや捕食したレンジからして、すっかり良型のタケノコメバルかと思いきや、22㎝のカサゴ。


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 微細なバイトを何度も取り逃し、痛恨の時間が過ぎる。ジグヘッドのサイズを変えたり、ワームを変えたりして、ようやく上顎を捉えることに成功する。予想どおり小型のメバル。


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 更に小型のメバル。


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 取れないバイトを執拗に攻めて更に小型のメバル。この3匹のメバルを捕獲する間に、障害物にジグヘッドを引っ掛けたり、ライントラブルに見舞われたり、小型メバルのバイトに振り回されたりと、気が付けば開始から早くも2時間が経過。いまいち納得出来ない結果であるものの、帰宅すべき時間になり、敢え無く、今年の釣りを納めることに。

 今年も残すところ数時間。我ながら仕事に遊びに真剣に取り組んだ1年でありました。世界では、紛争に翻弄され、貧困に喘ぎ、過酷な環境に耐え、人間らしい生活環境すら手に入らない人達が数多く居ることを考えると、自分のこの1年は実に能天気なものであり、日本と言う幸せな国に生まれたが故に成り立っているということをいつも痛感する。地球上の人達が同じように笑って過ごせる日は来るのであろうか。人種や言語関係なく、隣に並んで一緒にロッドを振ってみたいものあでる。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月31日(土)午後4時30分~午後6時30分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:11度、水温:13.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計5匹(カサゴ1匹、タケノコメバル1匹、メバル3匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo, #105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~しぶとく年末寒風釣行~ 

 いよいよ年の瀬も押し迫り、いつもこの時期には、月日の流れが年々加速していることを実感し、今まで消費した時間と残された時間を左右に見比べては、遂には残された人生の方が短くなったなと感慨深く、時に焦燥感に似た戸惑いを感じながら、今やりたいこと、今しか出来ないことを満喫しておくべきと、毎度、痛烈に思うのだが、今年は充実した1年を過ごせたのだろうか。


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 この4月に和歌山市に単身赴任になり、”和歌山ラーメン探訪記”と称して、4月早々に訪れたラーメン店を再訪する。この4月から50杯以上の和歌山ラーメンを食した際の我が評価を再確認することと、食べログでは常に高い評価を得ており、全国津々浦々から観光客が訪れる有名店でもある清乃にて、今年最後をこの1杯で気持ちよく締め括ることを目的に有田市へと向かう。濃厚な豚骨醤油と固めの麺の相性が良く、トロトロの柔らかい叉焼も抜群の安定感を誇っている。やはり美味い。

和 dining 清乃
 住所:和歌山県有田市野696
 電話:0737-83-4447
 和歌山ラーメン探訪記:http://orenostyle2011.blog.fc2.com/blog-entry-266.html


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 ついでにしては、あまりに遠すぎるが、有田市から国道480号を30km以上も東進して、日本の棚田百選に選ばれ、平成25年に周囲の景観とともに「蘭島及び三田・清水の農山村景観」として国の重要文化的景観に指定された、有田川町の”あらぎ島”を訪れる。昨日の大雨で有田川は白濁し、棚田が休耕の時期でもあるので、見渡す景色は、抜群のわびさび感が出てしまっているが、それでもこの不思議な造形美には感嘆してしまう。新緑彩る頃に、是非とも再訪したいところ。帰途の道端で、小振りなミカンが20個ほど入ったものを4袋購入する。つまみ食いすると、強い甘さと酸味が際立っていて抜群に美味い。


 話は和歌山から一気に神戸に移動する。

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 潮の具合を確認すると、新月の大潮3日目で、満潮が午後6時半頃。午後8時頃からが時合であると読んで、この時間に合わせて神戸港へと向かう。数日前の小春日和から一転して、気温は摂氏6度。冷たい北風が六甲山から滑り落ちてきて、体感温度はずっと低く、ポケットに入れたカイロで手を温めつつ、ロッドを片手に海を覗き込む。鰯が群遊していて、シーバス狙いならさぞ興奮するであろう雰囲気であるが、果たしてメバルやカサゴの状況は如何に。2gのジグヘッドを護岸沿いに投入して、中層と底層を順番に探る。中層のメバルの反応が無いことを早々に把握して、底層狙いに集中することに。一定の速度で進むジグヘッドに、トンッ・・・と極僅かなバイトがあり、ロッドの角度を加減して、捕食の間を与えてから、手首を小さく返してフッキング。ロッドを気持ちよく曲げるのは、躍動感のある魚。瞬時にして、メバルもしくはタケノコメバルが思い浮かぶ。周囲の障害物に注意しながら、一気に寄せて引き抜くと、やはりタケノコメバル。


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 幸先が良いと安堵したのも束の間、1匹目を手にしてからが長い。実に長い。勿体ぶらずに良いポイントを次々に攻め入るが、一向にバイトは無く、余計に寒さが身に染みる。鼻水も垂れて、確実に集中力を欠いていることが分かるが、タケノコメバル1匹では絵にならない。粘り強くロッドを振り続け、遂に繊細なバイトを捉えることに成功するも、我ながら良くフッキング出来たなと感心してしまうほどの超小型のカサゴ。これに引き続き、更に超小型カサゴを追加する。


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 場所を移動して、護岸沿いに固執せずに、護岸に対して縦方向の釣りを展開する。横風が強く、軽いPEラインの扱いに苦慮しながらも、風が緩んだ瞬間を見計らってはジグヘッドを投じていく。人工的な障害物の最寄りにフリップキャストでジグヘッドを丁寧に振り込み、底を確認した後にストップ&ゴーでジワジワと魚の反応を伺う。トンッと弾くようなバイトを感知して、素早くフッキング。障害物から魚を引き離すべく、静から動へとロッドを素早く操作して、そして抜き上げるとタケノコメバル。更に同じ場所でタケノコメバルを1匹追加するも、その後が鳴かず飛ばず。


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 目ぼしいポイントを全て撃ってしまい成す術が無い状態ではあるが、釣りを開始した時間帯より、確実に潮が動いていることを確認して、更には鰯の群の背後では、明らかにシーバスが活性を上げていることを目視して、再度、同じポイントを探り直すことに。護岸沿いにジグヘッドをタイトに投げ入れて、ネチネチという表現しか無いほどの執拗さで、舐めるようなゆっくりとした速度でラインを巻き取っていく。ツンッ・・・と触れるような極小バイトを感知するも、追い食いを誘うことが出来ず。トレースラインを180度ひっくり返して、再度、ネチネチとジグヘッドを操作する。クンッ・・・と小さいながらも明確なバイト。ラインテンションを保ちつつ、徐々にロッドティップに負荷をかけると、ヌゥゥゥ・・・・っとロッドティップに重みが乗る。電光石火の如く、手首を返し、ラインを巻き取ってフッキングを入れると、ロッドが大きく曲がり、ラインがピンと張りつめて、そして直下にグイグイと潜り込む動き。根に入られないように、ロッドを海側に突き出しつつ、ロッドの弾性力を如何なく発揮して、一気に魚を浮かせる。姿を現したのは、良型のタケノコメバル。22㎝。


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 場所を変えて、水深があるポイントで底から1匹のカサゴを捕獲。


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 護岸沿いに反応が無いことを確認したうえで、風に翻弄されつつもジグヘッドを斜め前方に投じて、護岸の基礎部分を構成する捨て石の法尻付近を集中して攻める。潮が動き出し、ジグヘッドが押し流され、ラインテンションを保つことが非常に難しく、やもすれば魚のバイトを感知出来ないばかりでなく、根掛かりの危険もある。ドリフト状態でジグヘッドを横流しにして、緩んだラインを巻き取っていく。うまく捨て石の法面をジグヘッドが漂っている。コンッ・・・と明確なバイト。素早くロッドを立てて、ラインを巻き取って、フッキングを入れると、ズンッと明らかな重量感。強めに締めたドラグがチリチリ・・・っと甲高く鳴る。ポンピングで寄せて、一気に抜きあげると、抱卵した良型のカサゴ。20㎝あるか無いか。

 時すでに午後10時。寒風が威力を増して、手の感覚が麻痺しつつある。今日の充実した長い1日を振り返り、また明日の長距離移動を考えて、十分に納得は出来ないものの納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月29日(木)午後8時~午後10時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:6度、水温:14.6度→13.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(カサゴ4匹、メバル4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック 2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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