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神戸・明石間メバリング釣行 ~五目釣りならず~ 

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 手作り餃子。これが堪らなく美味い。


 昨夜の貧釣を思えば二の足を踏んでしまうが、この季節は海況が日々上向くこともあって、内心は少しの期待を抱きつつ、一方で撃沈を覚悟しつつ、昨夜に引き続き神戸港へ。理想的には満潮からの下げっぱなを狙いたいところであるが、そうなれば午後10時半の開始となるためそれを諦めて、陽が落ちて完全に暗くなる午後8時から、満潮の上げどまりまでを狙うことに。


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 午後8時15分、釣りを開始する。周囲にはアングラーの姿がちらほら見える。入りたいポイントには人影があるため、まずは常夜灯が作り出す明暗部を中心に探ることに。一投目、護岸沿いに投じたジグヘッドを3秒ほど沈めてから表層付近を定速で進めると、ピックアップ直前にゴツンッと明確なバイト。一瞬だけ躍動感でロッドが震えるも、うまく乗せることが出来ず。再度、同じコースを同じように探る。グンッ・・・グググ・・・っとロッドティップが絞り込まれる。真下に突っ込む力強い引きを楽しんだ後に引っこ抜くとタケノコメバル。普段からタケノコメバルが反応するレンジは中層から底層までと広いが、特に今日は上層で反応をしている。活性が高いのか。


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 魚は浮いている。護岸沿いにジグヘッドを投じた後に3秒ほど沈めてから、ロッドをパンッと煽ってラインを整えたうえで、ロッドティップにジグヘッドの抵抗を感じながら一定の速度で引く。横風が少し厄介ではあるが、海面がザワツキ、雰囲気は良さそうである。ツッ・・・グググ・・・、先ほどタケノコメバルが反応した場所とほぼ同じ。真下に力強く突っ込む引きで、ロッドが大きく曲がる。ドラグがジリジリと鳴り、ラインが引き出されるが、我ながら落ち着いてやりとりをしている。護岸際の障害物にラインを巻かれないように、腕を突き出してその引きに対峙する。程なくして姿を現したのは、20㎝を超えるメバル。3投目にして2匹の釣果である。幸先の良さに、思わず嬉しくなる。


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 立ち位置を変えて、ジグヘッドを投じていく。表層から中層の釣りは、テンポが速く、リズミカルで良い。潮風が通過すると、Tシャツがはためき、髪の毛が揺れる。クンッ・・・っとバイト。少しの間を置いてから手首の角度を変えると、ロッドティップがグイッと入り躍動感で揺れる。お次はクロソイだ。



 リーダーが傷ついてザラザラしている。結び直すか、いや取りあえずこのままでいこう。この時合を逃す訳にはいかない。この判断が裏目に。


 この直後、護岸沿いにジグヘッドを投じて、中層付近を一定の速度で引いていると、ジワリとロッドティップに重みが乗る。明らかに遊泳力のある魚がジグヘッドを追尾してのバイトだ。ツーっと徐々に重みが増し、ロッドを引き付けて十分な重みを感じたところでフッキング。一気にロッドが絞り込まれ、ドラグが激しく唸る。真下にラインが突き刺さり、左右にラインが走る。リーダーがザラついていたことを思い出す。ラインテンションが高まると、傷がついたリーダーが切れるかも知れない。咄嗟にドラグノブを回して、ラインテンションを緩めると、尚激しくドラグが唸ったかと思いきや、あぁ刹那、張り詰めたラインの緊張が解ける。痛恨のバラシである。備えあれば愁いなし・・・、ロッドの曲がりからして、良型のキビレであったに違いないが、この失態はいけない。


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 場所を移動しながら、表層から中層を重点的にテンポよく探っていく。潮止まりが近いのか、ぱったりと魚の反応が無くなってしまう。ジグヘッドを通すレンジを徐々に下げて、広範囲に誘うが思うような反応を得ることが出来ない。普段なら割と良い釣果を得ているポイントに到達するも、潮が淀んでいて濁っているように見える。過去に実績があったトレースラインを中心に、手際良く探っていくが僅かなバイトすら無い。潮通しが良い場所に大きく移動することを決断する。潮位が高く、攻めるべきレンジが広くなっているが、表層、中層、底層と大きく3分割して、魚が反応するレンジを探っていく。ジグヘッドを投じてから、余分に吐き出したラインを巻き取り、ロッドをパンッと煽ってラインを一直線に整えた後に、カーブフォールで中層付近まで落とし込んでから、ジワリと微速でラインを巻き取っていく。クンッ・・・グググ・・・、明確なバイト。ロッドを立てて魚の動きに応じる。躍動感が重量感に変わる。まずまずのカサゴが姿を現した。底層付近の反応が皆無であったが、カサゴも中層付近まで護岸に沿って上がってきているようだ。


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 更に場所を移動する。うまい具合に風向きが変わる。追い風を利用して、ジグヘッドを投じる。追い風が吹かないとジグヘッドを届けることが出来ないポイントだ。常夜灯の照明が落ちていて、尚かつ捨て石が散らばっている。根が荒いためロッドワークが肝要である。根を切るか切らないかのレンジにジグヘッドを浮遊させるかのように通すとカツンッと鋭く明確なバイト。狙いどおりにカサゴだ。何度かのバイトを逃しつつ、更に1匹を追加して納竿とした。冷えた潮風が吹き抜ける。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年6月17日(日)午後8時15分~午後10時15分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:26度、水温:22.2度
 ポイント:神戸港
 釣果:計6匹(タケノコメバル1、メバル1、クロソイ1、カサゴ3)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #105 Clear Gold)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~強烈な引きの正体は~ 

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 5月下旬に捕獲したタケノコメバル。以来、神戸港での釣行を随分とご無沙汰している。

 昨年の同時期と比較すると、釣行回数が激減している。昨年までに蓄積した情報をもとに、対象魚、釣法、フィールドそしてタイミングを見極めていると言えば格好が良いが、本当は心身ともに擦り減ってしまい、余裕が無くなってしまっている・・・と言った方が正しいのかも知れない。今期は、寝る時間や食べる時間を惜しんでまで、無謀な釣行をしなくなってしまっている。フィールドを新規開拓する冒険心が無いのか、新たな道具の投入による高揚感に欠けているのか、他のアングラーとの競争心が失われているのか、いずれにしても、”ヨシやったろか”と言うような気合に欠ける。梅雨が明けて、水温が高まれば、魚の活性が高まり、そして自らの活性も高まると思うが、当面、気の向くままに行動しよう。


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 本日のランチは正統派の豚骨ラーメン。胡麻をゴリゴリと削り、そして胡椒もゴリゴリと削り、そして細麺を勢いよく啜ると、塩味が程よく効いた優しい豚骨スープとともにツルツル滑り込み、麺を噛み締めれば小麦の香りが溢れ、混ざり合い、時折、胡椒が弾けて刺激が走る。しっとりした叉焼を噛み締め、卵黄にまで味が染み込んだ煮卵を頬張り、シャキシャキのモヤシを齧り、そしてスープを啜る。混然一体の世界が広がる。箸を動かす速度が、蓮華を上下する速度が加速して、瞬く間に器の底が見える。



 午後8時半、少し遅めに神戸港に到着する。新月後の中潮1日目。午後9時半頃に満潮位を迎え、そして一気に下げる。潮が動き出す瞬間を逃すまいと考えて、満潮の少し前に到着して様子を見る作戦だ。神戸港の地形は複雑だ。もとの海岸線は国道2号あたりであるが、今や沖合展開が進み、摩耶埠頭、新港、兵庫埠頭、ポートアイランド、神戸空港、六甲アイランド等によって、実に複雑な海岸線が形成されている。従って、場所によっては潮位表に表現されない潮の動きがある。未だに潮の動きを理解できていないが、データ上は潮止まりであっても、勝手に何かを期待してしまう。


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 午後8時半から開始して、既に1時間以上も経過している。その間、何度かヤル気の無い単発のバイトを感知するものの、それに続く積極的なバイトは無く、また同じラインを丁寧に誘っても、活性が低いのかルアーを見切っているのかロッドは曲がらない。更に時間が進み午後10時前。地球の鼓動のように海面が大きく波打ち、海面の浮遊物がグイグイと移動している。潮が下げている。ジグヘッドを投じて、底付近まで落とし込みながら、その間にロッドをパンと煽ってラインを整えて、ベールを返してハンドルを軽く回し、ロッドティップに小さな負荷をかける。一定の速度を保ちつつ、護岸沿いをタイトに攻める。今日は1匹も魚を見ることが出来ないかも知れない、なんて思った瞬間、ツツツーっとラインが引かれ、それに連動してロッドの絞り込みが大きくなる。同時にロッドを引き付けながら、素早くハンドルを回してフッキングを入れると、トルク感がみるみる増して、そしてスプールが勢いよく回転してドラグが唸る。タケノコメバルにしては、アタリの出方が違う。この突っ込み方は、チヌかキビレであろう。強烈な引きを柔軟なロッドと軽快なドラグが受け止める。7~8回の強烈な突っ込みを耐えると、青黒い海に銀鱗が鈍く光る。


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 ランディングネットに収まったのは、恐ろしく背中が張り、体高があるキビレ。縦横比が異様で青白く光る背鰭が印象的な約42㎝。

 撃沈を覚悟していただけに、この1匹のキビレで救われた。場所を移動しながら、再現性を意識しながらジグヘッドを投じていくも、結局、更なるバイトは無く、午後10時半頃に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年6月16日(土)午後8時30分~午後10時20分
 潮回り:中潮、上げ→下げ
 天気:晴れ、気温:24度、水温:21.9度
 ポイント:神戸港
 釣果:計1匹(キビレ42cm)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~水温上昇、海況に変化?~ 

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 雨上がりの早朝に窓を開け放つと、鮮烈なピンク色が目に飛び込んできた。髪の毛ボサボサ、寝ぼけ眼で取りあえず撮影して、緩やかに時間が過ぎていく。


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 神戸には中華系の人達が多く住んでいて、それ故もあってか中華料理店が多数ある。横浜の中華街には遥か及ばないものの、神戸元町の中華街には煌びやかな外観の店が所狭しと並んでいるし、北野ホテルの対面には見るからに威容を誇る高級店が構えているし、一方で地下街や繁華街の隙間にも異国情緒溢れる素朴な店が多数立地している。とある中華料理店で醤油ラーメンを啜る。豚骨醤油にあるような濃厚で豊潤な味わいは無いが、素朴ながらジワリと染み入る鶏ガラ出汁に遠慮がちな醤油が漂い、挽肉と相まって懐かしさが溢れてくる。手作りの叉焼は、豚肉の味が前面に出ていて、しっとり感やジュワジュワ染み出す脂身の美味さは無いが、分かりやすい直球の味は好感が持てる。なにより仕事に真剣に取り組む寡黙な親父さんの動作が素敵であり、娘さんと思しき器量の良い女性との阿吽の呼吸で繰り出される接客が尚素敵である。神戸には、一風堂、一蘭、ラーメン太郎、もっこす等の有名店、強豪店が多数ひしめき合っているが、このような昔ながらの中華料理店も負けずに生き残ってもらいたい。

 ラーメンに加えて叉焼丼を平らげてしまい、夕飯は軽めにしようと思いつつも、ついつい食べ過ぎてしまって後悔をしつつ神戸港へと向かう。


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 カルティバの1.5gのジグヘッドにガルプのマイクロシェイキーの組み合わせで開始する。大きなランディングネットを背負ったアングラーの姿をちらほら見かけるが、ぶら下がっているルアーを見ると、バチパターンを期待しての釣りであることが伺える。現に海面にはニョロニョロと蛇が泳いでいるような波紋をいくつか確認することが出来る。下げ潮が効き始めているようで、地形が折れ曲がっているような場所では、良い具合に潮がヨレているのが見える。南風がやや強く吹いていて、ライトリグの釣りではトレースラインが限定されてしまうが、逆にこれが奏功して、普段なら届かない場所にジグヘッドを投じることが出来る。ジグヘッドを風に乗せて投じた後に、余分に吐き出したラインをパンッと張ってからラインを巻き取り、ロッドティップに僅かに負荷を掛けながらジグヘッドを少しだけ沈めて、そしてジワリとリールのハンドルを回す。払い出す潮にジグヘッドが乗っていることもあり、非常に操作性が良い。ツッ・・・ククク・・・。素早くロッドの負荷を高めると、グググ・・・っと躍動感の後にジリジリジリっとドラグが鳴る。魚の動きに追随するようにロッドがグイグイと曲がる。力強く躍動感あふれる引きを楽しんだ後に、左手でスプールの回転を止めながら丁寧に引き抜くと、20㎝ほどのメバルが姿を現した。背が張り、鰭が大きく発達している。


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 少しだけポイントを休ませた後に、1匹目を掛けた時と同じ場所に再度、追い風を利用してジグヘッドを投じる。運良く狙った場所にジグヘッドが到達する。糸ふけを取った後に、ロッドティップに負荷をかけた状態で2秒ほどジグヘッドを沈めて、静かにリールのハンドルを回す。ジグヘッドが着水した瞬間に、既に魚は捕食の態勢に入っていたのであろう、即座にクンッ・・・とバイトを感知する。ラインが走る。ソリッドティップの柔軟性が、魚の動きに追随する。程なくして、間合いを詰めた後に引き抜くと、17㎝ほどのメバル。

 欲を出して更なる釣果を期待するも、一瞬で風向きが変わってしまい、狙いの場所にジグヘッドが届かなくなり素早く断念する。


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 場所を変えながらジグヘッドを投じていくも、表層、中層、底層ともに反応が無い。タケノコメバルが居着いている場所も丁寧に探ってみるものの、今日はお留守のようだ。他の場所で、何度か小さなバイトを感知したもののフッキングには至らず。常夜灯の下では、海面がピチピチと賑わっている。凝視すると数センチの稚魚が群れている。チャンスはあるはずだ。風向きを考慮しながら、ジグヘッドをキャストする。余分に吐き出したラインを素早く回収して、パンッとロッドを煽ってラインを整える。護岸に沿って、中層付近でゆっくりとジグヘッドを引く。以前にもキビレを掛けて逃した場所。まさか同じようなことは無いだろう。ツッ・・・ツー・・・クン。もしや・・・。ラインを素早く巻き取りながら、ロッドに負荷を掛けると、グインッっと強い反動の後にラインが走り、ジャジャジャジャ・・・っと激しくドラグが唸る。黄色のラインが真下に突っ込み、相応してロッドが大きく曲がる。激しくラインが引き出されては、間合いを詰める。しかし、ランディングネットが無い。

 運良くシーバスアングラーが通過しないだろうか、そしてランディングネットを貸してもらえないだろうか、と他力本願なことを考えながら時間を掛けて魚を寄せる。何度も真下に突っ込まれては、ラインを吐き出されを繰り返し、翻った瞬間に銀鱗がギラリと光る。明らかに引っこ抜けるサイズでは無い。


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 幸いなことに今日は細軸のジグヘッドを使用している。ラインブレイクの前にフックが伸びて、自動的に魚をリリースすることになるであろう。運が良ければ、魚を抜きあげることが出来る。一か八かである。右手でロッドを握りしめ、左手にラインを巻き付けて、そしてゆっくりと魚を持ち上げる。ラインが切れるか、フックが伸びるか。魚が暴れないことを祈りつつ・・・、左手を掲げて、無事にランディングに成功する。キビレ35㎝。


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 案の定、フックは伸びている。ショックリーダーが伸び、フックが伸び、ぞれぞれがクッションとなり、辛うじて魚を捉えることに成功したものの、同じ轍を踏むとは我ながらバカ野郎である。今後は、キビレが居着いているラインを狙う時には、ランディングネットを携えておこう。


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 その後、劇的な展開は無く、表層から底層までくまなく探っていくが、魚の居場所やパターンを特定することが出来ず、確実にカサゴが居着いている坊主逃れの場所で1匹を追加して納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年5月26日(土)午後8時00分~午後9時50分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:22度、水温:21度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(キビレ35cm、メバル2匹(最大20㎝)、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #105 Clear Gold)
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g、2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~未だ海中に春は来ず~ 

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 午前8時半頃に散歩がてら北野坂で開催されているインフィオラータに。普段は車が走行している舗装路には、芝生がぎっしりと敷き詰められていて、またチューリップの花弁や茎で描かれた艶やかな絵が幾枚も飾られていて、異国のような雰囲気で華やいでいる。朝の冷えた空気が山から駆け下りてきて気持ちが良い。パールストリートから北野坂に入り、まず最初にお目見えしたのは、神戸港開港150年を祝ったもので、黄色の物体はどうやらピカチュウのようである。身長が4mほどあれば、絵柄が良く分かるのだが。


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 朝の太陽の光を浴びてチューリップの花弁が輝いている。


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 北野坂を上がった北野通付近からの眺め。反対側から絵を見ているので、絵柄がより不明である。


 午後7時半、久しぶりの神戸港。一昨日に大雨が降り注いだせいで、上向きかけていた水温が下がってしまい苦戦が予想される。昨年の今頃は、小型ながらメバルやカサゴの活性が高くて、楽しい釣りが出来たと記録しているが、今夜はどうであろうか。風が吹いていて、ライトリグではラインコントロールが難しいと考えて、ただ操作性だけを優先して、まずはチニングから開始する。過去に実績があった場所を中心に、30分ほどロッドを振るも、チヌのバイトはおろか、根魚のバイトも無く、予想どおりの厳しい展開である。


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 素早くジグヘッドの釣りに変更する。風の影響を考慮して、少し重めの2gのジグヘッドを結ぶ。護岸沿いに次々にジグヘッドを投じては、中層から底層を丁寧に探っていくが明確なバイトは無い。ジグヘッドを動かす速度が速すぎるのかと考えて、超微速を心掛けるとともに、操作を止めてバイトの機会を演出する。時間が過ぎる。海面がピチャピチャと賑わっている。ヘッドライトを灯して、目を見開いて凝視すると、鰯のような稚魚が大きな塊を作って群れている。チャンスはありそうだ。護岸沿いにジグヘッドを投じてから、底層付近を丁寧に探ると、ガツガツッ・・・と雑なバイトを感知するも残念ながらロッドに重みは乗らず。追い食いを期待して、そのままの速度を維持しつつ、ジグヘッドを浮かす要領でロッドを少し立てながらリールのハンドルを回すと、ツーっと引っ張られるような滑らかな違和感の後に、グインッと力強いバイト。リールのハンドルを素早く回し、同時にロッドを引き付けると、ジャァァァ~っとドラグが激しく唸り、ロッドが湾曲し、ラインが走る。真下に突っ込む引きに耐えつつ、ドラグ音とともにラインが引き出されていく。障害物に潜られると厄介なので、左手で強引にスプールを止めて魚を浮かせてから一気にランディング。


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 背中が張り出し、筋肉質なタケノコメバル25㎝。ようやくの1匹目に安堵する。


 タケノコメバルの強烈な引きの感触が残っている状態で、常夜灯が作りだす明暗の”暗”の部分にジグヘッドを投じてから、横風で撓んだラインをパンパンっと海面に馴染ませてから、中層付近を一定の速度で誘うと、グンッ・・・グググ・・・っと痛烈なバイト。途端にドラグが激しく鳴り響き、ロッドが大きく曲がる。幾度となくスリリングな攻防を繰り返し、ようやく手前まで寄せたまでは良かったものの、ギラリと輝く銀鱗を見て焦る。35㎝ほどあるキビレだ。ランディングネットを携帯しておらず、引き抜くのは不可能であるが、引き抜くしか方法は無い。止む無く、左手でスプールを止めて、エイッ・・・っと引き抜くと、案の定、銀鱗が海面から20㎝ほど浮いた瞬間に、急激にロッドが軽くなり、そして時間差でバシャっと海面が白濁する。大きな波紋が広がり、同時に落胆する。掛かりが浅かったのか、ラインブレイクは免れたものの逃した魚は大きい。


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 歩いて移動をしながら、ジグヘッドを次々に投じていくが、続くバイトが無い。潮がグイグイと上げていて、ベイトが無数に泳いでいて、一見すれば良さそうな状況に見えるが、労力の割に釣果が伴っていない。ジグヘッドの重さや、ワームの種類を変えながら、本日のヒットパターンを模索するが、釣れないことには答えを導き出しようがない。護岸の端から端まで執念深く探ったところで、海藻に引っ掛かったようなヌワァ~っとした違和感。ラインテンションを保ちつつ、クッ・・・っとした躍動感を得た瞬間に素早くフッキングを入れると、ようやくのカサゴ。


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 非常にキャストしづらい場所で、奇跡的にバックハンドが決まり、狙いの場所にジグヘッドを放つことに成功する。これで釣れなかったら魚は居ないと言い切れるような、我ながら会心のトレースラインをなぞりつつ悦に入る。ツッ・・・と小さなバイト。手首を返してフッキングを入れると、ロッドがプルプルと遠慮気味に震える。有終の美を飾るには、あまりにも小さなカサゴであるが、何とか1匹を追加して納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年5月4日(金)午後7時30分~午後9時30分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:18度、水温:16度
 ポイント:神戸港
 釣果:計3匹(タケノコメバル1匹(25㎝)、カサゴ2匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g、1.5g、1.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~心を癒し、タケノコ狩り~ 

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 宮崎駿さんの映画に出てきそうな山盛りの叉焼。実に美味そうである。こいつを次々に摘み上げて、そして次々に口に放り込んでは、麦酒で流し込むようなことが出来れば、さぞ至福の時間となろうが、軟弱な胃腸の持ちである私は、今のところ見ているだけで十分である。


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 先日、こちらのお店に足を運ぶも、正午を過ぎていたこともあり店先には長蛇の列が出来ていて、入店を断念したこともあって、今回は早めの午前11時に到着。毎回のように熱々のスープを啜っては舌を火傷してしまうが、今回も例に漏れず早々に舌がヒリヒリしてしまっていて、我ながら学習能力が足りないが、それでもお構いなしに熱々のスープを纏った細麺を啜る。混ぜご飯も美味い。


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 ここ最近の天候不順には辟易してしまう。おまけに貧釣続きなこともあって仕事のストレスを釣りで解消することも出来ず、余計にイライラが募るばかり。指折り数えると実に3年ぶりであるが、早朝から真面目にボーリングに繰り出すことに。最初はひどいスコアが並んだが、徐々に調子があがり、自己ベストに近い243を記録。20ゲームぐらい投げ込んでやろうと意気込んでいたものの、握力が無くなってしまい12ゲームで力尽きて撤退する。程良く身体が疲労していて、清々しい気分になる。これだ。


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 神戸の新開地付近にある濃厚な豚骨醤油のスープが秀逸な”豚の助”にて、久しぶりに麺を啜る。和歌山の中華そばとは、醤油のエッヂの効き具合が異なるが、美味いものを食べると心が満たされる。


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 午後7時、干潮の潮止まりから釣りを開始する。今日の潮回りは小潮。釣り人が皆無であることに不安が増幅するが、潮が動き出せば必ずチャンスは到来すると信じてロッドを振る。1.5gのジグヘッドを護岸沿いに投じて、中層から底層までのレンジを刻みながら魚の様子を伺う。思えば2カ月ぶりの神戸港なので、ここ最近の傾向が分からず、まずは手探りの状態が続く。過去に実績があったポイントを重点的に、次々に移動しながらジグヘッドを投じていくも明確な反応は無い。30分ほど経過しただろうか、中層付近をゆっくりと流していたジグヘッドに、クッと僅かなバイト。手首を小さく返してフッキングを入れると、繊細なソリッドティップが、申し訳なさそうに曲がっている。今季最小のタケノコメバル。カサゴすら反応しないことを考えると、今日は苦戦しそうな予感である。


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 ようやくにして捉えたタケノコメバル約22㎝。

 目ぼしいポイントをテンポよく移動しながら、さりとてジグヘッドの動きが雑にならないように注意しながら、粘り強くロッドを振る。潮風が冷たく気持ちが良い。護岸沿いには、昆布のような海藻がユラユラと揺らめいていて、護岸沿いをタイトに攻めすぎると海藻が邪魔をするので、海藻に掛かるか掛からないかの離隔を取って魚を誘う。ジグヘッドが海藻の上を滑ったかのようなヌルリとした抵抗の後に、ジワリとした重量感。リールのハンドルを回す速度を少し早くして、ラインテンションを高めると、更にジワリと重量感が増す。魚の躍動感は無いが、ジグヘッドに追随して魚がバイトした時にありがちな違和感だ。ロッドを引き付けると、グググッっとロッドのティップが入る。間髪入れずにフッキングを入れると、ロッドが一気に絞り込まれ、護岸に沿ってラインが左右に走る。護岸沿いに揺らめく海藻にラインが絡まないように、また障害物に潜り込まれないようにロッドを突き出して、魚の動きに対応する。海面が白濁する。左手でスプールを押さえて、一気に引き抜くと、良型のタケノコメバルが姿を現した。


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 渋い状況は続く。潮が動き出し、少しは魚の反応が良くなるのかと思ったが好転の兆しは無い。常夜灯が作る明暗の境界や、障害物を中心にジグヘッドを投じて魚を誘う。ようやくのことで、カンッと弾くようなバイトを捉える。案の定カサゴだ。


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 タケノコメバル約25㎝。

 暖かい珈琲を啜り、少し休憩をした後に釣りを再開する。過去の実績ポイントにジグヘッドを送り込むも、ことごとく魚の反応が無い。潮流が当たり、新鮮な海水が流れ込みやすいポイント。常夜灯が作る明暗も確認できる。足元の護岸にはユラユラと海藻が漂っている。護岸沿いにジグヘッドを投じて、ジグヘッドが底に到達したことを確認した後に、パンッとラインテンションを高めてから、ジワジワとリールのハンドルを回す。ジグヘッドが海藻に掛かると、ロッドを軽く揺さぶってジグヘッドを外す。テンションフォールを交えながら、ゆっくりとした速度で丁寧に誘う。ジワリとした重量感。先ほどと同じだ。ラインを巻き取る速度を上げながら、ロッドの手首を返すと、ラインが張り詰め、ロッドが曲がり、ドラグがジリジリと鳴る。なかなかの良型だ。真下に突っ込もうとする魚の動きを封じて、海藻にラインが絡まないようにロッドを切り返して、ラインを巻き取っていく。姿を現したのはタケノコメバル25㎝。

 その後も場所を移動しながらジグヘッドを投じるも魚の反応は無い。あまりの渋さに撃沈を覚悟していたが、少ないながらも良型のタケノコメバルの釣果に納得して、午後9時に納竿とした。



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 こんなものを作ってみた。100円ショップで購入した突っ張り棒に、クッション材を巻き付けて、更に両端に両面テープでクッション材を取り付ける。


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 車にロッドを積み込んで移動する際に、車の振動でロッドが自由奔放に揺れ動いてしまい、長らく困っていた。突っ張り棒で押さえつければ、問題を解決することが出来るのは無いかと、ふと閃いた。思い付きで作った割には、なかなかの効果を発揮してくれているが、人の乗り降りが激しいとシートが揺れ動くので、その拍子にポロリと落ちることも。今後、改良が必要であるが取りあえず当面はこのままで。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年3月24日(土)午後7時~午後9時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:12度、水温:11.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(タケノコメバル3匹(25㎝、22㎝)、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp Micro Shaky 2.35inch (#105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
11-20180324.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~シーバス撃沈後の悪あがき~ 

 神戸港では未だ真鰯パターンが続いているとのことで、土曜日に少し早めの午後5時にポイントに入り釣りの準備を進める。

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 年始に購入した福袋のお陰もあって、新しいルアーでタックルボックスが賑わっている。しかしながら残念なことがある。年末に数本のシーバスを掛けることが出来た絶対的信頼を置く一軍ルアーを不注意によって次々にロストしてしまったのである。特に黎明期にシーバスフィッシングを楽しんでおられた方ならきっとご存知のはず、往年の輝かしい実績を誇るシーバスルアー「K-TEN ブルーオーシャン」をロストしたのは痛恨であった。しかも2個も。さすがに凹んでしまったが、いつまでも凹んでいる場合では無いので、新たな歴史を刻むのだと、やや大仰に釣りの準備を進める。実績が伴わない何とも頼りないルアーを眺めながら、珈琲を啜りながら、オレオを齧りながら、真鰯が入ってくるタイミングを待つ。


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「Daiwa, Morethan Switch-Hitter 60S, 60mm 13.4g, Sinking」
 冒険してド派手な色のスイッチヒッターを購入した。バス釣りならいざ知らず、こんなルアーで釣れるのか。

 約1時間、休憩を挟みつつ新しいルアーの動きを確認しながらロッドを振り続けるが、一向に真鰯の群れが入ってくる気配は無く、余計に寒さが身に染みる。ボトルに入れた熱々の珈琲がせめてもの心の救い。12月末であれば、午後5時半頃になれば海面がザワツキ、突如として海面が弾けていたが、今日は何故か穏やかな状態が続いている。このまま終わってしまうのか。


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「SAURUS, Shallow Sea Tops 135F」
 自宅のタックルボックスから引っ張り出してきた倒産前のザウルスのルアー。完全にシャロー用のルアーであるが、マイワシパターンの時に表層を攻める時には、特にシルエットが重要だと小耳に挟んだこともあり、バックの中に放り込んでおいたのを思い出した。

 午後6時、薄暮の時間帯となり、海面に映し出されるビルや道路の照明がキラキラと輝きを増している。時折吹き付ける西風のせいか、もしくは潮流のせいか、海面が怪しげに揺らいでいる。いや真鰯の群れだ。ようやくにして真鰯の群れが入ってきた。キャストする手にも力が入る。頻発せずとも、海面が弾けて白濁している。真鰯の群れを追って、シーバスも入ってきているようだ。ルアーをローテーションしながら、ベイトの群れの下層にルアーを入れてシーバスを誘うも、ルアーの色が悪いのか、ルアーの形が悪いのか、トレースラインがまずいのか、ルアーを動かす速度が速いのか遅いのか、激戦区のためにルアーを見切られているのか、シーバスの反応は無い。盛大なボイルを目にするたびに人間の活性があがり、モチベーションは辛うじて維持出来ている。ボトムからレンジを上げてルアーを操作する際には、それほどルアーのシルエットに気を配る必要は無いそうだが、ベイトの群れ付近にルアーを通す場合には、やはりシルエットが重要になる、と小耳に挟んだ。潜航深度が浅くて、ベイトの群れを突き切るようなトレースラインになってしまうが、旧ザウルスのシャローシートプスを投入する。照明と構造物が作り出す明暗の境にルアーを投じて、ベイトの群れを蹴散らす勢いでルアーを潜航させる。リールのハンドルを10回転程させたところで、コツンっとルアーがベイトに当たったかのような些細なバイト。一気に絞り込まれるロッド、走るライン。シーバスだ。丁寧にやりとりを進め、足元に銀鱗が翻ったところで無念のフックオフ。


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 粘りに粘ったにも関わらず、結局、シーバスを掛けることが出来ずに撃沈してしまったので、帰り際に約20匹の真鰯を確保。三枚におろしてから塩を軽く振って30分ほど寝かし、日本酒で洗ってから酢〆にする。待つこと1時間。


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 皮を剥いでから綺麗に並べて、最後におろし生姜を置いて完成。いつも代わり映えせず同じ器なので、刺身用の平皿が欲しいなと思いつつも、清水寺近くの陶器屋さんで購入したこのお皿の雰囲気が好きで、ついつい使い続けてしまう。


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 日曜日。昨日の鬱憤を晴らすべく、再び神戸港へ向けて車を走らせる。今日の潮回りは、満月からの中潮最終日。ダラダラとケジメが無い干潮から、ようやく潮が動き出す午後8時に狙いを定めて、午後8時前に現地に到着する。海を見渡すと、明らかにここ最近とは異なる雰囲気が漂っている。海面は実に穏やかで、ベイトの気配は無い。釣りを開始する前に、徒歩で周囲の状況を確認すると、比較的、潮当たりの良い場所でベイトが溜まっていることを発見する。既に先行者が撃ちまくっている様子であり期待は出来ないものの、兎に角、ロッドを振ってみるまで結果は分からない。すぐさま車に戻り、タックルを準備してから釣りを開始する。シーバスに追われてベイトが海面から飛び出していて、時合に突入しかたのような賑わいであるが、残念ながらルアーへの反応は無い。場所を変えて、別の場所でもベイトを確認するも、こちらもシーバスの反応も無く、二日連続の”撃沈”の文字がちらつき始めたために、プライドも根性もなく、さっさとライトゲームに切り替えることに。


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 昨年の今頃は、産卵を控えた良型の根魚達が次々にロッドを曲げてくれたが、今年は昨年より2度ほども海水温度が低いせいか、明らかに根魚が居ない。海水温度から察するに、思えば今から1カ月前が最盛期だったのかも知れない。2gのジグヘッドにガルプのベビーサーディンを付けて、過去に実績がある護岸沿いを中心に素早く探る。ここぞと思える場所での反応は無く、何気に中層を引いてくるとコツッと明確なバイト。メバルかと期待するもカサゴ。思いがけず魚が浮いていることが分かるも、これに再現性がなく、惑わされてしまい無駄に時間を浪費してしまう。


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 基本はやはりベタ底である。潮が淀み過ぎる場所での反応は無い。いつになく神経を集中して、攻めるべきトレースラインとレンジを意識して、微速を保ちつつ、どんな些細なバイトでも捉えてやるぞとの意気込みで、移動を繰り返しながら根気強くロッドを振る。何とか2匹目。


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 歩き回りながらジグヘッドを投じていくも、怪しげなバイトすら無く、体力と神経を擦り減らしながら時間が過ぎていく。上げ潮時に、新鮮な潮が当たる場所に到達する。真鰯の群れを確認する。アンダーハンドでジグヘッドを護岸沿いに投じてから、底をギリギリで切る速度でリールのハンドルを回す。ツッ・・・っと何かに触れたかのようなバイト。そのままのラインテンションを保ちつつ、少し手首を返すとジワリとした重量感。間髪入れずにフッキング。グググ・・・っとトルク感ある抵抗にドラグがジリジリと滑る。スプールの回転を手で止めて、真下に潜航する引きを強引に制御する。程なくして姿を現したのは、産卵を控えた良型のカサゴ。この魚を狙っていた。撮影を済ませて、素早く海に返す。


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 遂に良型のカサゴの居場所を突き止めたかと心躍ったのも束の間、その後は反応も無く、場所を大きく移動しながら探っていく。歩き回っているせいで、完全なる防寒対策が災いして、体中から汗が噴き出している。このクソ寒い季節に暗闇で汗だくの人間は明らかに変人である。社会の窓以外のジッパーを開け広げて、空冷状態にしたままに釣りを継続する。粘りに粘って、ようやくにしてカサゴを1匹追加するも、午後10時、釣りを開始してから2時間で精根尽きて納竿とした。それにしても渋い。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年1月7日(日)午後8時~午後10時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:7度、水温:11.5度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(カサゴ4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Daiwa Beam-Stick 2.2inch、煌クリアー
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g
(3) プラグ
 ・Daiwa, Morethan Switch-Hitter 60S, 60mm 13.4g, Sinking
 ・Daiwa, Morethan Switch-Hitter 85S, 85mm 20g, Sinking
 ・DUO, Bay RUF MANIC 115, 115mm, 15g
 ・Megabass X-80 Magnum, Sinking, 115mm, 28g
 ・YO-ZURI, Mag Crystal Minnow, Sinking, 125mm, 18g
 ・SAURUS, Shallow Sea Tops 135F

■潮汐
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神戸・明石間メバリング釣行 ~痛恨のラインブレイク、そして~ 

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 あまり関西ではお目にかからない「Jack in the donuts」が神戸にも上陸。有名なドーナツ店と同じような商品構成にも見えるが、所々に特徴的なドーナツも。ブラックの珈琲をお供に、この甘さ炸裂のドーナツを齧ると至福の昼下がりが訪れる。


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 午後5時、薄暮の時間帯を目指して神戸港へと向かう。干潮からの上げの時間帯に突入し、期待が高まる。開始早々に繊細なバイトを捉えるも極小のカサゴ。時間帯的には、明度と潮流からして既に時合に入っているが、釣行回数が激減していることもあり、魚の居場所や反応の良いワームを把握出来ておらず、手探り状態から開始することに。再現性が無いままに時間が過ぎる。護岸沿いにジグヘッドを投じてから、緩やかな風にPEラインを流されぬようラインメンディングをした後に、しっかりと底を捉えたうえで、ジワリとリールのハンドルを回す。ジグヘッドが底に接触するかしないかの微速で、ソリッドティップに一定の負荷を掛けつつ、魚を誘う。ツッ・・・と触れるような微細なバイト。小型か?リーリング速度をそのままに保つ。もたれる様なジワリとした重量感の後に、ソリッドティップの曲がり具合が強くなる。ロッドのバット部にトルクを移動させるように、ラインを巻き取りつつロッドを引き付けると、ジリジリ・・・っと強めに締めたドラグが鳴る。魚の躍動感より重量感の方が増している。下に突っ込むような粘りのある引きを制して、最後は一気に引き抜くと良型のカサゴ。22㎝ほどの抱卵したカサゴ。遂に神戸港の湾奥部にも入ってきたのか。これは期待出来る。


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 しかしながら思い通りにはいかない。


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 過去の実績ポイントだけを重点的に、場所を変えながらジグヘッドを投じていく。 40分ほど時間をかけて5匹のカサゴを捉えるも、次なる劇的な展開を期待するには至らない。


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 場所を移動しながら海の様子を伺う。海面がざわついている。ヘッドライトを灯すと無数の鰯の群れ。時折、鰯が逃げまどい海面が白濁している。一旦、車に戻ってライトゲーム用のタックルからシーバス用のタックルに持ち変える。シーバス用っとは言うものの、元々はエギング用のタックルであり、チニングにも使用するし、ワインドにも使用するし、ライトショアジギングにも使用するし、無論シーバスにも使用する何でも用のタックルでるが、格好をつけて言うならば所謂バーサタイルなタックルである。


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 第一投目で殉職した「Tackle House, K-TEN Blue Ocean 90mm」。逃した魚は大きいと言うが。


 最初に取り出したるは絶対的な信頼を寄せるK-TENブルーオーシャン鰯カラーのシンキングモデルだ。鰯の群れの奥にルアーを投じて約10秒、しっかりと沈めてからリーリングを開始する。鰯の群れの下にルアーを通して、群れから逃げ遅れた弱った鰯を演出する作戦だ。リールのハンドルを回すこと10回。鰯にルアーが接触したかのようなコツッっとした微細な振動が伝わる。直後、一気にラインが張り詰めてロッドが曲がる。最初は穏やかであった重量感が、ラインテンションを高めてロッドにトルクが乗った途端に、異変を察知したシーバスが激しく抵抗する。左右にラインが走り、鰯の群れが逃げまどい水面から飛び出している。主導権を握ったかと思いきや、激しく横に走るシーバス。寄せてはラインが出され、寄せては出され。数回の攻防の末に、ようやく主導権を握ったかのように思えた瞬間、銀鱗を煌かせて強烈な力で横に走る。刹那。銀鱗に心を奪われたせいか、ロッドの切り返しが少し遅れてしまう。障害物の下にシーバスが猛然と突っ込む。ドラグが激しく唸り、ラインが止まらない。PEラインが障害物に触れた瞬間に呆気なくロッドからラインテンションが消える。大失態である。逃した魚は大きいと言うが、確かに良型であった。


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 今日の手持ちのルアーは残すところ4本。予備のスプールに交換し、そして迷いなくK-TENブルーオーシャンを結ぶ。


 まだ目の前で鰯が群遊している。整然と泳ぐ鰯の群れが、突如乱れては海面が白濁する。まだチャンスはある。1本目のシーバスを掛けた際と同じ要領でルアーを投じていく。ただ、同じ失敗を繰り返す訳にはいかない。鰯の群れの動きを見ながら、更に掛けたシーバスに走られたとしても障害物を交わせるように、先程とは立ち位置を変えている。鰯の群れの奥にルアーを投じてから、10秒から20秒の時間をかけて、中層付近から底付近までルアーを沈め、そして一定の速度でハンドルを回す。粘り強く、扇状にルアーを投じていく。


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 10分後。底付近をユラユラと泳ぐルアーにクンッ・・・と違和感。素早くロッドを引き付けると、グググ・・・っと魚の躍動感。ロッドが一気に絞り込まれ、同調するようにドラグが鳴き、左右にラインが走る。一定のラインテンションを保ちながら、魚の距離を少しづつ縮めていく。焦りは禁物だ。障害物がある方向にラインが向くと、スプールを手で止めて強引に魚の動きを制御する。1本目とは明らかに力強さが異なるが、スリリングなやりとりを楽しみ、そして程なくして無事にランディング。心が高揚し、身体が熱い。50㎝を少し超えるシーバス。


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 更なる釣果を求めて、鰯の群れの動きにあわせて場所を移動して、立ち位置を確認しながら釣りを続けるも、ルアーを見切られたのか、ルアーを投じる方向がマズイのか、トレースラインがズレているのか、シーバスの活性が落ちたのか、なかな次なるバイトを得ることが出来ない。何度か鰯を掛けてしまうが、その大きさに驚いてしまう。実に立派な真鰯で、8㎝のルアーが小さく見える。今更であるがマッチザベイトとは程遠いではないか。最後に往生際悪く、再びライトタックルにて根魚を狙うも、こちらとも相性が悪く、午後8時をもって納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年12月23日(土)午後5時~午後8時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:12度、水温:12.9度
 ポイント:神戸港
 釣果:計6匹(シーバス1匹(約50㎝)、カサゴ5匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Daiwa Beam-Stick 2.2inch、Pearl White
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g
(3) プラグ
 ・Tackle House, K-TEN Blue Ocean 90mm 15g , Sinking
 ・Lucky Craft, Wander 80mm 11.5g, Sinking
 ・Megabass X-80 (改)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~真鰯の群れ、作戦変更~ 

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 久しぶりの神戸港でのライトゲーム。水温が下がり、良型のカサゴやタケノコメバルが接岸する季節はもう間近だ。最盛期にはまだ少し早いが、様子見がてらに午後5時前から釣りを開始する。神戸の街は、冬を彩るルミナリエや神戸港開港150年で有名になったメリケンパークのモミの木の宣伝効果もあって、多くの人達で賑わっている。喧騒を抜けて海に出ると、六甲山から吹き降ろす風が海面を駆け抜けて、時間の経過とともに耳と指先がキリリと冷えて、やがて痺れだす。大いに期待して1.5gのジグヘッドから開始したものの、まともなアタリはなく、時間だけがジワジワと過ぎる。ジグヘッドの重さを2gに増して、まだ攻め切れていない護岸沿いや、護岸の法尻から駆け上がりにかけてを丁寧に誘う。ツッ・・・と海藻に触れるような微妙なバイトを聞き合わせてから、ソリッドティップに重みを乗せると軽快な躍動感。鞭のようにしなる太刀魚の引きも魅力的ではあるが、カサゴ等の根魚の引きも、魚のサイズにあわせて繊細なタックルに持ち替えれば、それはそれで面白みはある。


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 3gのジグヘッドに変えて、場所を変えつつジグヘッドを投じていく。ジグヘッドを護岸沿いに投じてから、ラインを送り出して底を取り、超微速を保ちつつ底付近を浮遊させて、時に障害物に引っ掛かった際には、数秒止めて食わせの間を作り、そしてロッドを立てて障害物を回避してから再び超微速で誘う。クッ・・・っと僅かなバイト。ラインテンションを保ちつつ、ティップが入ったところで合わせを入れると、柔らかいロッドが大きく曲がる。サイズ的には満足できるものでは無いものの、背鰭がピンと張りつめて、身体の斑点が際立つカサゴを見ると嬉しくなる。この後に時間をかけて更に2匹を追加する。


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 後が続かず、場所を移動する。カサゴ等の居着きの魚の釣りは、魚の居る場所を如何にして探し当てるかが釣果を大きく左右する。兎に角、場所をこまめに移動をしながら丁寧に探っていく。底付近でジグヘッドを滑らせるようにして誘うと、ツンッ・・・と明確なバイト。そのままの速度を保ちながら、次の動きに備える。グン・・・と魚が反転したような強い動きが伝わり、遅れを取らないように間髪入れずにロッドを引き付けると、グググ・・・っと力強い引き。躍動感ある引きを楽しんでから丁寧に抜きあげると、腹がパンパンに張ったタケノコメバルが姿を現した。この魚が釣れると、本格的な冬の到来である。


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 タケノコメバルを捉えた直後に、ジグヘッドの動きに追随するようなバイトを感知してフッキングを入れると、ラインが走り、強い遊泳力に期待が高まる。程なくして、魚を抜きあげると、そこには見慣れぬ魚が。背鰭の黒色が特徴的だ。タナゴっぽいが、ウミタナゴとは違うようで、逃がした後に新種だったのではと後悔と不安が募るが、帰宅後に調べると”アオタナゴ”ということが判明した。もし新種であれば、どのような名前を付けるべきか、ほんの一瞬思考したが全くもって不要であった。


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 海面が騒々しく、時折、海面が割れている。ヘッドライトを照らしてみると巨大な真鰯の群れ。このままカサゴ狙いを続けるのも悪く無いが、劇的な釣果アップを期待することは難しそうなので、一旦、車に戻ってからシーバス狙いの道具に切り替えて、気持ち新たに釣りを開始する。


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 但し、車に積んでいるシーバス用ルアーは、たったこの4つだけ。幸いなことに真鰯を模したルアーであることは、先見の明があったと自画自賛しながらも、これで釣れるのかと不安が過るが、まぁやってみるしかない。まずはジグヘッドにエコギアのパワーシャッドの組み合わせで、真鰯の群れの奥にジグヘッドを投じてから、数秒沈めたうえで上下に浮遊させてみたり、ただ単に引いてみたりして、何千、いや何万と言う単位で泳いでいる美味そうな真鰯では無く、オンリーワンである我がルアーに食いついてくれと祈りながらロッドを振り続けるも、やはりシーバスの反応は無い。さすがにシーバスも阿呆では無い。


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 ここで投入するはタックルハウスのK-TENブルーオーシャンのシンキングモデル。往年の名ルアーである。世間では、シーバスフィッシングの黎明期から絶大な釣果を叩き出している必釣ルアーであり、現在においても未だに釣具店に多数陳列されていることからも、揺るぎない地位を確立したルアーであることが伺える。因みに私がこのルアーでシーバスを釣りあげた回数は、実は片手で足りるほどであるが、単純に釣りが未熟であるからに他ならなず、決してルアーのせいではない。群遊する真鰯の奥にルアーを投じてから、じっくりと10秒ほど時間をかけて沈めてから、真鰯の群れの下にルアーを入れるようにしてリトリーブを繰り返す。随分と時間が経過した。粘り強くルアーを投じる。十分に遠投したうえで、15秒ほどルアーを沈めて、そしてジワジワと微速でリーリングを進めると、リールのハンドルを10回ほど回したところで、クッ・・・と何かに触れたかのような違和感。その直後に、グググ・・・っとトルクが増していくような力強い引き。すぐさまロッドを立ててフッキングを入れると、ジャァァァっとドラグが鳴る。魚が乗った。魚をバラさないように丁寧にロッドを切り返して、最後はランディングネットに誘導して、無事に捕獲。50㎝を少し超えるシーバス。嬉しい1本。


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 頻繁に真鰯がフッキングする。投じているルアーより遥かに良型である。20㎝ほどあるだろうか。トレブルフックで真鰯を引っ掛けるという姑息な釣りが思い浮かんで、狩猟本能が変に刺激されるが、ふと我に返ってシーバス狙いを続行する。数少ないルアーをローテーションして、ラッキークラフトのワンダーに辿り着く。


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 目の前で頻繁にボイルが起こっているものの、サイズが小さめの偽物のベイトへの反応は無い。ルアーを出来る限り遠投した後に、じっくりと沈めてから、魚が弱った様子を演出すべく、ラインテンションを掛けたり抜いたりしながら、ゆっくりとリールのハンドルを回す。クンッ・・・っと真鰯に触れたかのような微妙な感触。更にリールのハンドルを回し続けると、グググ・・・っと力強い引き。おっ、シーバスだ。ロッドを立てて、ラインテンションを加えると、ロッドが徐々に絞り込まれドラグが鳴り、海面が白濁する。逃げまどう真鰯が海面から飛び出している。ロッドを左右に切り返して、丁寧に寄せる。潮が下がり、ランディングネットが届くか届かないかの微妙な距離感。片膝を付いて、右腕でロッドを高く掲げ、そして左腕を目一杯下げてランディングネットに魚を誘導する。辛うじてネットインに成功する。先ほどのシーバスより、やや良型だ。

 更なる釣果を期待してロッドを振り続けるも、シーバス達の食欲が満たされたのか、ルアーを完全に見切られただけなのか、その後はロッドが曲がることも無く、午後9時をもって精根尽きて納竿とした。


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 拍手を送るべき本日のルアー。どちらも10年以上前に購入した年季入りである。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年12月15日(金)午後4時45分~午後9時15分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:14.1度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(シーバス2匹(約50㎝)、カサゴ4匹、タケノコメバル1匹、アオタナゴ1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) シーバス用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Hiroshima Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 3.0g、2.0g、1.5g
(3) プラグ
 ・Tackle House, K-TEN Blue Ocean 90mm 15g , Sinking
 ・Lucky Craft, Wander 80mm 11.5g, Sinking
 ・ima komomo SF-125mm (Iwashi)
 
■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~鈍色曇天ジメジメ釣行~ 

 梅雨らしい天気と盛夏のような天気が交錯して、季節感を見失う今日この頃。雨が降り、濁りが入ったタイミングを見計らって、幾度となくチニング釣行を繰り返すも、結果はうなだれて撃沈するばかり。何度もバイトがあるのに乗らなかったり、苦労の末にロッドを曲げてもフッキングが甘くて痛恨のバラシに見舞われたり。昨年の今頃の釣果を確認すると、かなり苦戦しているものの、それなりの釣果もあった。自然を相手にしていると思い通りにならないことの方が多い。

 週末になれば用事があり和歌山で悶々と過ごすが、ようやくのことで落ち着いたこともあり、久しぶりに神戸に戻る。六甲山には鈍色の分厚い雲と言うよりか、巨大な壁のような雲が覆い被さり、頭上を全て覆い尽くし、雨粒を落とす準備は万端のようで、ジトリと粘り気のある空気に包まれている。天気予報を確認すると、深夜の時間帯に傘のマークが綺麗に並んでいる。潮が動き始めるタイミングを見計らい、神戸港へと車を走らせる。雨が本降りになると撤収せざるを得ないが、傘マークまでは2時間ほどある。午後8時過ぎ、釣りを開始する。釣り人の姿がちらほら見える。


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 ここ最近の荒天のせいか、海面には漂着ゴミが至る所に浮いている。ゴミを避けながらジグヘッドを投じていく。ここ最近の傾向を完全に見失っていることもあり、中層から底まで幅広く探りを入れる。護岸沿いにジグヘッドを投じて、ラインテンションを保ちつつ、カーブフォールで落とし込んでから、ロッドを立ててジワリとリーリングを開始するとメバルらしきバイトを感知する。再度、ジグヘッドを投じて、今度はラインテンションを保たずに、ストンっと真下に落とす。ジグヘッドが底を捉える直前のタイミングで、ラインを回収して僅かにラインテンションを掛けると、クンッとバイトのような違和感。即座にロッドを立ててティップに負荷を掛けると、グググっと躍動感。ラインの動きを見て、即座にメバルであることを確信する。小さいながらも、開始早々にメバルを見ることが出来たことで気持ちが高揚する。続けざまにカサゴを追加して、期待は高まる。


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 海面がピチピチと賑わっていて個所を発見して、幾度となくジグヘッドを投じるが、ツッと微細なバイトはあるものの、これをフッキングに持ち込むだけの技術が無い。これに固執しないようにして、場所を移動しながら、ジグヘッドを投じていく。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、真下にストンと落としてから、ラインテンションを掛けつつジワジワと中層まで上げてくると、ツッ・・・っと微細なバイトの後に、クンッと明確なバイト。ロッドティップが自動的に魚の顎を捉える。ラインの躍動感がメバルであることを教えてくれる。メバルが中層に浮いていると判断して、ジグヘッドを軽くして表層から中層付近を重点的に狙ってみるが、時を同じくして風が強くなり、ラインコントロールが思うようにならないことも重なって、なかなか後が続かない。相変わらず、小型のメバルと思しき怪しげな、ジワッともたれる様なバイトがあるも上手く乗せることが出来ない。この瞬間にラインテンションを抜いて、バイトの間を与えてみても乗せることが出来ない。メバルが居着いている潮当たりの良い場所に移動して、数を一気に伸ばしてやろうと意気込むもラインブレイク数回の後に撃沈。傾向が掴めないままに時間はズルズルと過ぎる。今のところ、雨粒は落ちずに、何とか鼠色の状態で空に留まっていてくれる。


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 過去にメバルを何度も掛けているポイント。護岸沿いにジグヘッドを慎重に投じて、表層、中層、底層と順番に探るが反応が無い。この場所で魚が釣れないということに疑問を感じて、別の場所を回ってから、再度、しつこく攻めることに。ジグヘッドを投じてから、中層をジワジワと一定の速度で進めると、ジグヘッドがジワリと重くなるような違和感の後に、カンッと明確なバイト。カサゴのようなバイトであるが、カサゴが喰ってくるようなレンジではない。魚の躍動感はメバルのそれとは異なっている。頭に疑問符を並べながら、ラインテンションを保ちつつ丁寧に寄せる。姿を現したのは、この場所では珍しいクロソイ。貫禄がある。

 その後、歩き回りながらジグヘッドを投じるも、明確なバイトは無く、明らかに潮の動きが緩慢となり、敢え無く納竿とした。久しぶりの神戸港も、そうそう甘くは無かった。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月30日(金)午後8時15分~午後10時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:曇り、気温:26度、水温:23度
 ポイント:神戸港
 釣果:計4匹(メバル2匹、クロソイ1匹、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW(Pearl White)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, CBRS(Clear Black Red Silver)
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~パターンが分からない~ 

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 ここ最近、”横浜家系”を名乗るラーメン店をそこかしこで見かけるが、本場家系の味には遠く及ばない店が殆どで、最早、この看板が掲げられていると必ず避けてしまうぐらいの敬遠ぶりであるが、神戸三宮の繁華街から少し東に外れたところに家系が開店したとのことで、ダメ元で訪ねてみた。スープを啜ってみて驚いた。濃厚でありながら優しくクリーミーで、野性味控えめの豚骨の香りがしっかりと漂い、程良い塩分で美味い。ストレートの細麺がしっかりとスープを絡ませ、ツルツルと滑り込めば弾力のある噛み応えで、粘り気は少なくモチモチ感は無いものの、美味い具合にスープと混ざり合う。少し甘みが勝る辛子高菜を加えると、別の味を楽しむことが出来る。叉焼は、塩分少な目で野性味が随分と排除されていて、ガツンと豚肉を味わいたい人には物足りないものの、濃厚なスープを絡ませると美味さが増して良い。定番のほうれん草が喉を癒してくれる。


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 突然、話は釣り方面へと舵を切る。潮汐を確認すると、大潮2日目で満潮が午後8時過ぎ。昨夜のメバリング釣行で、散々苦しんだこともあり、同じような釣りが通用しないことは重々承知しているが、性懲りも無く、再び神戸港でロッドを振る。ここ最近は、バチパターンが成立していることもあり、神戸港の至る場所で大きなランディングネットを背負ったシーバスアングラーを目にする。釣りを開始しようとすると、数カ月前から頻繁に現場で見かけ、その都度情報交換をしているアングラーに出会う。このアングラーの情報によれば、数日前はバチパターンが完全に成立し、シーバスや良型のメバルの反応が良かったとのこと。なるほど。いつも同じ釣りばかりをしていると、新たな発見もあれば、重要な局面で絶好の機会を失うこともある。奥が深い。
 午後9時過ぎから釣りを開始する。先行者があるため、潮の流れが良いポイントに入ることが出来ず、徒歩で大きく場所を変える。1gのジグヘッドで開始するが、横風が強く、ラインコントロールが定まらず、狙いの位置にジグヘッドを投じることが出来ず悶絶する。止む無く、誘うレンジが下がってしまうが、ジグヘッドを1.5gに変えて釣り歩く。風で海面が波立つ明暗にジグヘッドを投じて、ラインテンションを掛けながら、所謂テンションフォールで誘ってから、リールのハンドルをゆっくりと回すと、コツンッと突き上げるようなバイト。間髪入れずにフッキングを入れると、ティップが入りドラグがジリジリと鳴る。メバルだ。

 狙いが的中したかのような1匹目であったが、同じような方法で辛うじて小型の2匹目を追加した後は、全くの無反応。相当な距離を歩きながら移動して、その都度、手短にジグヘッドを投じていくが、怪しげなバイトが数回あっただけで、釣果には結びつかず。苦し紛れに、数を伸ばすためにカサゴ狙いに転じるものの、時合を逃しているのか、こちらも反応が無い。シーバスアングラーは、数こそ少ないものの、それなりの釣果があるとのこと。午後11時過ぎ、精根尽きて納竿とした。完全にパターンを見失っている。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年6月10日(金)午後9時15分~午後11時30分
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:21度、水温:21.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:計2匹(メバル2匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用(Fシステム)
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g、0.6g、0.3g
 ・自作ジグヘッド(がまかつ「JIG29 #6」、YO-ZURI「ガン玉 3B」)
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
03-20170610.png

テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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