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和歌山紀北チニング釣行 ~持久戦の行方~ 

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 明日は雨だという予報にも拘わらず、こうも気持ちの良い晴れ空であれば、薄汚れた車を綺麗にしたくなるもの。洗車して、水滴を拭き取り、液体ワックスを塗り、また拭き取り、ガラスコーティングを施し、車内のマットをはたいて、タイヤにコーティング剤を吹き付けて、作業の成果を確認すべく珈琲を啜りながら、少し遠くから眺めたうえで、満足しつつ作業を終了。心地良い労働だ。車が綺麗になると、今度は海沿いのワインディングを疾走したくなるもの。釣り道具一式をラゲッジルームに積み込んで、アクセルを踏んで紀北の道を南下する。1980年代に流行った軽快な洋楽を聴きながら、窓を少し開けて潮風を感じながら、そして少し温くなってしまった珈琲を啜りながら、ステアリングを右へ、左へ。午後3時、ポイントに到着する。あまり期待は出来ないが、家でじっと籠っているのも勿体ないので、釣り場の状況の観察も兼ねてロッドを振る。偏光グラスを通して海中を凝視すると、至る所に魚影を確認することが出来る。シーバス、ボラ、チヌ、キビレ、フグ、モクズガニ、何か小さな魚。


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 結局、午後3時から4時半頃まで、チヌ狙いを続けるも、下げ潮で状況が良さそうであったが、敢え無く撃沈する。干潮の潮どまり前に根魚の様子を伺うべく、と言うよりも坊主逃れのために、車を少し走らせてポイントを移動する。盛夏の頃には、カサゴとアオリイカが盛況であったが、今頃の季節はどのような状況なのであろうか。ライトタックルに持ち替えて、前面に広がるゴロゴロと転がる捨て石に向けてジグヘッドを投じていく。根掛かり頻発のポイントであるので、そのトレースコースやレンジの選択に非常に神経を使う。活性が高い時期であれば、根掛かりする前に魚が反応してくれるが、今日は明らかに根掛かりが先行している。捨て石の法尻付近をカーブフォールとシェイキングで誘うと、クッ・・・・ツツツツ・・・っとバイト。素早くロッドを立てて合わせを入れると、小さな躍動感にロッドが曲がる。小型のカサゴ。

 根魚の活性すら低く、粘っても状況は好転しないと判断して、再度、チヌ狙いへと転じる。またも車で移動する。夕暮れの薄暮の時間帯。ラゲッジに腰かけて、チニングの準備をしていると、地元のミカン農家のオジサンに声を掛けられ、色々な種類のミカンを栽培していることや、現在出荷しているミカンのことなど、世間話もほどほどにラゲッジのドアを閉じてポイントへと向かう。


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 明るい時間帯に魚が群れる場所を確認しておいたこともあり、狙いを定めて即座にその場所へと向かう。干潮の潮が緩み、ほぼ潮止まり状態であるが、夕暮れの時合の力を借りれば何とかなるであろう。5gのジグを結び、微風に乗せてダウンクロス方向にジグを遠投する。ボトムから伝わる感触に合わせて、ジグを動かしたり止めたり浮かせたり。モゾモゾ・・・っと違和感。ラインを少し巻き取り、ラインテンションを確認すると、微妙な重量感。素早くフッキングを入れると、グンッっと反動があり乗ったかと思いきや、ラインテンションが消える。一気にリールのハンドルを回すと、グググ・・・っとロッドティップが入る。素早く臨戦態勢に入ると、思いのほか力強い引きに戸惑いつつ、ロッドを曲げてラインテンションを保つ。硬めに締めたドラグが、ジリジリと鳴り、時折、ジャァァァ・・・っと悲鳴のように唸る。左手でランディングネットを準備しつつ、右手で強烈に曲がるロッドに耐える。明らかに良型であることを確信して、丁寧にやりとりを続けて、そしてランディング出来る場所を確認する。白濁する海面。ランディングネットに収まったのは、43㎝のチヌ。

 1投目にして成果が出たことに少し余裕が出たが、その後、何度か”らしい”バイトがあるも食い込みが浅く、フッキングに持ち込むことが出来ず。午後8時を持って納竿とした。なかなか難しい。


 見上げると下弦の月が煌々と輝き、その横にはオリオン座が瞬いている。星座に詳しくなれば、釣行時に夜空を見上げることがもっと楽しくなるだろうな。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年2月4日(土)午後3時~午後8時
 潮回り:小潮、下げ~下げ止まり
 天気:晴れ、気温:11度~4度
 ポイント:某河川の河口など
 釣果:計2匹(チヌ43cm、カサゴ1匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1)チニング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, IGAI Smoke
(2)ジグヘッド
 ・Cross Factor, Chinu Maru 5.0g, Green&Black
 ・Cross Factor, Chinu Maru 7.0g, Green&Black

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山紀北チニング釣行 ~釣るまで帰らないプラン~ 


 週末になると狙ったかのようにして日本列島を寒波が襲い、雪や雹を伴う強烈な横風が吹いて、気温は恐ろしく下がり、もはや釣りどころの話ではない。平日は、仕事の帰りが遅く、意を決して釣行するまでには至らず、指折り数えると、何と10日間も釣りをしていないことになる。ロッドを振れないことによる精神的な負荷は、仕事による負荷をも凌駕する。天気予報を確認すると、気温は相変わらず低いものの、昨日までの爆風が嘘のように、ほぼ無風であるとのこと。よくよく考えれば、年末年始は、神戸で過ごす時間が多かったこともあり、和歌山での釣りは1カ月ぶりであることが判明する。こうなると、まずはフィールドの状況把握から始める必要がある。

 午後4時半頃に最初のポイントに到着する。まずは偏光グラスをかけて、手ぶらで辺りを確認する。12月初旬の頃は、サヨリが大挙して押し寄せて、それを捕食するシーバスの饗宴が長々と繰り広げられたポイントだ。数匹のチヌの姿を確認するも、ベイトの姿は見えない。下げ潮が効いていて、夕暮れ時には丁度良い状況になりそうではある。今日のプランはこうだ。まずは薄暮の時間帯には、浅瀬に差してくる活性の高いシーバスを狙い、これがダメなら、完全に暗くなる時間帯を待ってチヌ狙いに移行し、これでもダメなら、ラーメンを啜った後に、干潮からの上げ始めの時間帯に合わせて湾奥部に移動して、根魚狙いにて有終の美を飾る。一番の問題は、長時間にわたり体力と精神力を維持できるかどうかである。


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 まずはシーバス狙いから開始する。午後4時半、少し早めにポイントに入り、周囲の様子を確認しながらフローティングミノーをキャストする。緩やかな追い風に乗せると、綺麗にルアーが飛んでいく。ウォブリングアクションを抑えたローリングアクション主体のルアーの煌きもまた、心を癒してくれる。往年のシャロー専用のルアーを投げては、ルアーの妖艶な動きを見て時間を過ごす。夕暮れが迫り、下げ潮が効いて、緩やかな北西の風で海面は揺らぎ、シーバスが反応するならこの時間帯である。ここで鰯などのベイトが入れば完璧であるが、水温が下がり過ぎているせいか、相変わらずベイトの姿は見えず、シーバスのバイトも無い。午後6時過ぎ、完全に陽が落ちて、仰角を少しあげると、そこにはオリオン座が輝いている。


 敢え無く、シーバス狙いからチヌ狙いへと移行する。


 基本的にチヌは、護岸寄りに遊泳することが多いが、干潮に向かっていることもあり護岸寄りの水深はかなり浅くなり、またその付近は岩がゴロゴロとしていることもあり、トレースラインを選ぶことが出来ない。止む無く、ある程度、水深がある方向へとジグを遠投する。手元に伝わる振動から、砂地に大小様々な石が点在していることが分かる。ジグが石に接触した硬い振動が、チヌの捕食する際のカツカツカツっとした振動に似ていることもあり、どちらの振動であるかを見極めるために全神経を集中する。気温が下がり始め、指先が痛く感じるほどに冷たくなっている。カイロで手を温めながら、ジグを操作する。カツカツ・・・グンッ・・・っと明確なバイトがあるもフッキングに至らず。更にクンッ・・・っとバイトがあるも、これもフッキングに至らず。粘り強く、ジグを投じていく。思いのほか、沖側で魚の反応があることが分かる。


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 ジグが石を乗り越える際の、カツッ・・・カツッ・・・の後にモワァ~と抵抗感があり、その直後にグンッと引き込むようなバイト。即座にロッドを立てて、フッキングを入れると、ググググ・・・と重量感が増し、静寂を突き破るかのようにドラグが激しく鳴る。潮下の方向に鋭く走るラインを追いながら、ロッドで応戦する。良型であることを確信して、魚を取り込む場所を探しながら、ラインに一定の負荷をかけつつ慎重に魚を寄せる。ヘッドライトを灯すと、それに驚いたのか銀鱗を翻し、海面が白濁する。最後はランディングネットに収めて、無事に最初の1匹の捕獲に成功する。チヌ35㎝。午後6時40分。


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 少しずつ場所を移動しながら、流心付近を狙ってジグを遠投する。気が付けば、薄い雲が完全に消えて、全方向の星が見える。風も止んでいる。何度か明確なバイトを感知するも乗せることが出来ない。明らかに魚の口で引っ張られたようにしてワームがズレている。砂地に石が点在するような底質ということもあり、一定の速度でジグを引くことが出来ず、リールのハンドルを1回転するかしないかで、ジグが何らかに引っ掛かれば、一旦、その位置で動きを止めて、ロッド操作でそれをかわして、そしてリールのハンドルを回して、を繰り返す。不規則なストップ&ゴーにならざるを得ない。ようやくにしてバイトを捉える。27㎝のチヌ。午後7時10分。


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 投じたジグを不規則なストップ&ゴーで進めていると、スッと抵抗が無くなり、そして徐々に加速するように重量が増し、そしてジャァァァァァ・・・っとドラグが鳴る。その時点で、手を温めていたカイロを放り投げて、既にロッドを立てて臨戦態勢に入っているが、魚の勢いは止まらず、潮下方向に遠慮なくラインが走る。一定のラインテンションを掛けることを意識して、魚の体力を削ぐように丁寧にやりとりをする。程なくしてランディンネットに収まったのは、40㎝のキビレ。午後7時40分。このサイズになると、鎧のように鱗が硬く、何か古代魚を思わせる。


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 今の時点で、9回のバイトを感知しているものの、3匹の魚を捉えるに留まっている。今までもフッキングの間合いや、フックの種類など試行錯誤を繰り返しているものの、未だ明確な解決策が無く、フッキング出来るか否かが相手次第という状態である。干潮の潮止まりの時間も近く、魚のバイトが無くなったら納竿するつもりでロッドを振るが、さぁ帰ろうと決意した絶妙な瞬間に、痛烈なバイトを見せてくれる。足の爪先や指先がジワジワと確実に冷え切っている。さすがに10回近くもバイトがあると、魚の居場所が見えてきている。ジグを遠投して、慎重に魚を誘う。引っ張られるようなバイトを捉えて、そしてロッドが曲がる。35㎝のキビレ。午後8時。


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 忘れた頃に断続的にバイトがあり、なかなか帰ることが出来ない。しかしながら、徐々にバイトの頻度が少なくなり、時合が遠のいていることは明確でいよいよ最終の時間帯である。流心付近を目がけて、ジグを遠投して、まさに最後の力を振り絞るようにして、神経を集中してジグを操作する。痛烈なバイトを逃し天を仰ぐこと数回、最後の最後にバイトを捉えることに成功する。32㎝のキビレ。午後8時40分。

 確かな手応えと、程よい疲労感に喜びを交えて納竿とした。星が一段と輝きを増していて、見上げるような位置にオリオン座が煌いている。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月21日(土)午後4時30分~午後8時50分
 潮回り:小潮、下げ(下げ止まりまで)
 天気:曇りのち晴れ、弱い北西の風、気温:7度~4度
 ポイント:某河川の河口
 釣果:計5匹(チヌ35cm、27cm、キビレ40cm、35cm、32cm)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, IGAI Smoke
(2)ジグヘッド
 ・C.C.bait's 根魚ボンボン・チヌスペシャル5g、Green MAZIORA

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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山紀北チニング釣行 ~雨上がり、フワッとバイトを捉えよ~ 


 深夜から降り始めた濃密な雨は、延々と日曜日も降り続き、視界に入る景色がモノトーンとなり更に明度が落ちて、そして気分も滅入る。炬燵に入ってミカンを頬張りつつ、釣り雑誌の釣行記を眺めながら、その地を巡るのも悪くないが、やはり現実にかなうものは無い。十分な休息と、十分な妄想とで、英気を養ったのは良いものの、夕方になっても密度の高い雨は止まず。天気予報を確認すると、午後8時ごろから降雨量が”0”との表示。それまでにシャワーを浴びて、実に簡単な夕飯を終えて、身支度を整えて、そして上下のレインコートに身を包んで、いざ出陣。霧雨に変わっている。

 長く降り続いた雨の影響で、恐らく水温は下がり、水は濁り、苦戦が予想される。ヘッドライトで水の様子を伺うと、意外にも普段と同じ程度の透明度が確保されている。護岸に対して斜め前方にジグを投じて、じっくりと探る。雨の影響で、上流から運ばれた細かい砂が堆積したのか、普段よりボトムから伝わる感覚が柔らかく、また根掛かりも回避しやすく感じる。今日は中潮で、満潮から下げ5分の時間帯。潮の動きも確認できる。


 開始から30分、護岸沿いにタイトに投じたジグを丁寧に、微速で動かしていると、フッとラインテンションを失った後にモゾモゾっと違和感。ロッドを引き寄せながら、ラインテンションを確保して、そしてフッキングをいれると、グググっと力強い魚の躍動感。幸先が良いと思った瞬間にテンションが消える。ワームだけを咥えていたのかも知れない。カツカツカツっと鳥が何かを啄ばむようなバイトもあれば、昨日もそうであったが、スッと吸い込むようなバイトもあり、前者の場合は小物のことが多く、後者は大物であることが多いが、これ以外にも、その時に捕食しているベイトによって差が出ているのかも知れない。


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 開始から1時間30分、何度かチヌのバイトがあるも、いずれもスッと吸い込むようなバイトで、フックアップには至らず、ジグを確認するとワームがフックからズレた状態であった。食いが浅いのかも知れない。半ば諦めの境地であるが、釣りのこと半分、別のこと半分で、無意識に近いような状態でロッドを操作していると、またしてもフワッと浮くような感覚が伝わり、そしてジワジワと重量感が増す。素早くフッキングを入れると、グンッとロッドが絞り込まれ、そして強く締めたドラグが、チリチリチリっと甲高く鳴る。過去の経験から、バイトした直後の走りに対して、ラインを極力出さず、重みをバットでしっかりと受け止めないとフッキングに至らないことが多く、まさに最初が肝心である。針がチヌの唇を捉えることが出来れば、後は丁寧にやりとりさえすれば高い確率で取り込むことが出来る。ラインテンションを一定に保ちつつ、チヌとの間合いを詰めて、そしてランディング。35㎝。


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 精悍な顔つき

 その後、貴重なバイトを取り逃し、更には潮の動きが悪くなり午後10時をもって納竿とした。分厚く覆っていた鈍色の雲が抜けて、夜空が狭間に見える。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年11月27日(日)午後8時15分~午後10時
 潮回り:中潮、下げ5分から開始
 天気:曇り、ほぼ無風、気温:13度
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 35cm(リリース)

■使用タックル
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2)ジグヘッド
 ・Cross Factor, Chinu Maru 3.5g, Black & Red

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山紀北チニング釣行 ~煩悩を解除しての1匹~ 

 関東以北では寒波襲来による降雪で大変なことになっているにも関わらず、ここ和歌山では、小春日和のような陽気で、そうなると流れ込む風を感じながら、軽快な音楽を聴きながら、アクセルを踏みたくなるもので、濃緑に橙色が輝くミカン畑を左右に切り抜けながら、進みゆく紅葉を遠くの山々に見ながら、ランチへと向かう。


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 先週末にも訪れた加勢田商店。美味しさを再確認するために、再度、同じ1杯を啜る必要がある。目の前の1杯にどれほどの思いが詰まっているのか、隠された美味さの秘訣は何なのかを店主から伺うと、美味さはより現実味を増す。店主曰く”食べログ”の評価点には納得がいかないとのこと。私も同感である。

加勢田商店
 住所:和歌山県紀の川市貴志川町丸丸栖892-5
 電話:080-4568-3774
 営業:11:00-14:00、18:00-23:00
 休み:月曜日
 駐車場:10台

 午後6時、少し早い時間から釣りを開始する。満潮からの下げの時間帯に入っているが、海面は鏡のように平穏で、ボラなどの小魚の波紋も無い。潮目が出来るのを待ちながら、ジグを投じていく。今日の作戦は、一級ポイントで最初の1匹を捉えた後に、少しポイントを休ませがてら別のポイントを探り、潮が強く流れる時間帯になれば、再度一級ポイントに入って有終の美を飾るというもの。狙いどおりに事が運ぶのだろうか。


 緩やかな追い風にジグを乗せて投じて、ボトムの形状を把握しながら、丁寧にハンドルを回し、ジグが硬いものに接触した場合には、ラインテンションを少し緩めて、ロッドワークで回避する。根掛かりしてしまうと、ポイントを潰してしまい、折角のチャンスを逃すことになりかねず、ここは慎重に操作することが求められる。潮が動いていれば、潮が当たり、潮が淀み、転流するはずであるが、まだそこまでは下げていない。


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 つぶらなハートの目

 流心付近に潮のヨレが出来始めており、根掛かりのリスクが高まるが、護岸に対して直角方向にジグを投じる。ジグの着底を確認してから丁寧に探ると、スッと触れるような感触を捉えるが、それがバイトなのか何かゴミに接触したのかは分からない。微振動のようなシェイキングを入れると、スッとジグの重量感が失せて、そして抵抗がなくなり、ラインを通じて重量感を感知し、素早くフッキングを入れる。ググググ・・・っと流れるような動き。魚の動きを封じるべく、ロッドの角度を保ち、ドラグで対抗すると、違和感を感じた魚が激しく暴れ、綺麗な円弧を描くロッド、バット付近から激しく揺さぶられる。瞬間的に本命のチヌでは無いことを知る。魚の動きを抑え込みながら、丁寧に寄せてランディング。40㎝を少し超えるワニゴチであった。思えば、数日前にバラしてしまった魚は、マゴチであると思っていたが、もしやこのワニゴチだったかも知れない。

 開始から30分で最初の1匹を釣りあげた後は、怪しげな正体不明のバイトがあるだけで、チヌのバイトは無く、時間だけがダラダラと過ぎる。すでに釣りを開始して2時間以上が経過。さすがに集中力が切れ始めている。再度、ワニゴチを掛けた一級ポイントに入り直す。ここぞと言うトレースラインを幾度と無くなぞるが、バイトは無い。潮の当たりが弱く、潮のヨレや転流が起こっておらず、更には流れに押されて溜まるはずの小魚の姿を確認することも出来ない。半ば諦め半分で、冷たい風を背負いながら、流心に近い方向にジグを遠投する。


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 先ほどより潮目が強くなっていることを確認することが出来る。ロッドを立てて、ジグヘッドがボトムの小さな障害物に引っ掛かったり、障害物を乗り越えたり、横に回避したり、そんなことを脳裏に描くことすら出来ないほどに集中力は切れかかっている。まったく釣りとは関係のない別のことを、もはや放心状態で考えるでもなく夢を見るかのように任せていると、前触れもなく、スッとジグからの伝達が途絶え、その直後にトルク感ある鮮烈な引きに、ロッドのバット部が抑え込まれるようにして角度が浅くなる。瞬時にスリープモードを解除して、臨戦態勢に入る。ジャァァァァァ・・・・っと雄叫びのようにドラグが唸り、魚が潮に乗って潮下方向へと勢いよく走る。これを許すと、水没している複数の杭にラインを巻かれてしまう可能性が高い。ドラグを2ノッチ絞り込み、まずは魚の動きを止める。ロッドのバット部に大きな負荷が掛かると同時に、動きを封じられた魚が、勢いあまって盛大に白濁をあげる。遠くで聞こえる水飛沫が良型を予感する。左手でロッドのバット部を支えながら、ゆっくりと魚を引き寄せてはラインを巻き取っていく。ラインブレイクを回避できるところまで魚を寄せてから、1ノッチ分だけドラグを緩めて、魚の体力の消耗を待ってからランディング。チヌ42㎝。良型である。

 海面に小さな波紋。雨が落ちてきた。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年11月26日(土)午後6時~午後8時30分
 潮回り:中潮、下げ2分から開始
 天気:晴れ、弱い北風、気温:15度
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 42cm、ワニゴチ1匹(ともにリリース)

■使用タックル
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, IGAI Smoke
(2)ジグヘッド
 ・Cross Factor, Chinu Maru 3.5g, Black & Red

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/

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和歌山紀北チニング釣行 ~遅ればせながらの新たな装備~ 


 数日前、北風が吹きすさぶ夜の川面に立ち、ひたすらロッドを振り続け、1時間後にようやく快心のバイトを得て、ロッドを立てて魚の顎を捉え、そしてロッドが大きく曲がり、ドラグが唸り、ラインが走り、水面が割れて、そこに姿を現したのは、所謂、潜水艦級と称される50㎝超えの良型のマゴチ。ヘッドライトで照らされた魚体を見て、ランディングが困難であることは直ちに分かったが、意を決してリーダーを掴み、そして引き抜こうとした瞬間にラインブレイク。長年、釣りをしているが、明らかに我が過失による失態・・・。


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Jackson “SUPER TRICKSTER NET STN-180”
 Color:紫
 Length:1.8m
 close:29cm
 Frame:36×30cm
 Self Weight:216g

 今後のことも考えて、ランディングネットを購入。専らバス用のランディングネットであるが、携帯性に優れている点が一番の決め手であり、更にはその洗練されたデザインにも惚れた。全体的には、やや小振りな仕様ではあるが、40㎝級のチヌであれば問題無くランディングが出来るし、長さも必要充分である。また、サイズが異なるネットの別売りもあるので、これで事足りないようであれば、追加して購入しようと考えている。

ジャクソンのHPによると・・・
http://jackson.jp/

(1)ネットフレーム部
 ・折り畳み式フレームから、より掬い易く、強度を優先したワンピースオーバルフレームへ変更。
(2) シャフトグリップ部
 ・より滑りにくく、確実なホールドを約束するメッシュラバーグリップ。
(3)一番シャフト部
 ・緩みを軽減するオリジナルヘッドキャップ。負担の大きい一番シャフトをクロスカーボン補強。
(4)エンドキャップ部
 ・空気を吸排するエアホールを増設。シャフト伸縮がよりスムーズに。
(5) カラビナへの変更
 ・ヤブコギでの脱落を防ぐ、カラビナ付きシャフトホルダーを標準装備。


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 少し下品な色ではあるが、この色しか実店舗に在庫が無く、また他の色も似たり寄ったりであったので、色については妥協することに。ただ、後で気が付いたが、夜にこのフレームが鈍く光る様は、なかなかの艶やかさがあり、心が高揚して宜しい。また、ネット部分はゴムで覆われていて、魚体へのダメージも軽減できそうである。


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 しっかりとしたメッシュのグリップが巻かれている。


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 ネット部分を折り畳むためのジョントを装着。これを装着することで、携帯が更に便利になり、行動を邪魔しない。


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 折り畳んだ状態。


 さて、準備万端である。


 金曜日の夕刻に、仕事を普段より早めに切り上げて、素早く帰宅して、シャワーを浴びて、夕飯を齧って、身支度を整えていざフィールドへ。日本に襲来した寒波の影響で、関東以北は猛烈な降雪に見舞われていて、東京界隈に至っては、40何年振りとか観測史上初の文字が踊っている。その影響は、ここ和歌山にも少しだけ及んでいる。頭から足の先まで、完全防備で挑んではいるものの、後方から吹く北風はじわじわと体の芯を冷やしている。

 今日の潮回りは若潮。もう少し早い時間帯にロッドを振りたかったが、既に下げ5分の状態で強めに潮が流れている。過去の経験では、満潮周りでの実績が高かったように記憶しており、半信半疑のままにジグを投じていく。案の定、最初の30分はバイトも無く、心が折れそうになりつつも、丁寧に丁寧にボトムを探る。潮が下げ始めると、潮流が護岸に当たり、流れの向きが変化して淀む場所がある。風を背負いつつ、護岸沿いにジグを投じては、ロッドを立てて、ジワジワとラインを巻き取る。ジグが障害物に当たり、スタックしそうな場合には、ロッドを横に寝かせて、ロッドを軽く振動させて回避していく。カツカツカツ・・・っとチヌのバイトあり。ロッドティップがグググッと入り、適時を得て、渾身のフッキング。ドラグが唸り、ロッドがしなり、フッキングに成功したかと思いきや、チヌが身体を大きく翻し、黒い海面が白濁して、そしてフックアウト。痛恨である。


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 15分ほど時間を置いて、ポイントを休ませてから、再度、ジグを投じる。複数のチヌが居ると思われる。またもカツカツカツっとチヌのバイトを感知して、適宜を待ち受けるが、追い食いは無い。ジグを回収して確認すると、ワームが引き抜かれている。魚へのプレッシャーを抑える意味も込めて、ワームをクリヤー系に付け替えて、再度、同じトレースラインにジグを投じる。ロッドを立てて、ジグを静かに操り、移動させ、時折、微振動を与えては、チヌの動きを待つ。カツカツカツ・・・っとチヌのバイト。更にジグを動かして、チヌの反応を伺う。カツカツ・・・ググググ・・・っと重みが伝達され、ラインを巻き取りながら大きくフッキングを入れる。ジャァァァァ・・・っとドラグが甲高い音を奏でて、ロッドが大きく曲がり、バット部で耐えている。チヌの重みを受け止めながら、チヌの動きに追随するようにラインを巻き取り、一定の負荷を感じながらやりとりを進める。固めに締めたドラグから幾度となくラインが引き出されていくが、距離を確実に縮めて、そしてランディング。

 チヌ38㎝。潮が引いていることもあり、ランディングネットが無ければ、捕獲ギリギリのサイズである。


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 開始から1時間と少し、高揚して温まった身体がジワジワと冷えてくる。何とか成果を出すことが出来たため、早々に納竿とした。後の温かい珈琲が美味い。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年11月25日(金)午後7時45分~午後9時
 潮回り:若潮、下げ
 天気:晴れ、北風、気温:10度
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 38cm(リリース)

■使用タックル
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, IGAI Smoke
(2)ジグヘッド
 ・Cross Factor, Chinu Maru 3.5g, Black & Red

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
08-20161125.png

テーマ: フィッシング

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和歌山紀北チニング釣行 ~貧釣を打開するには~ 


 日曜日の早朝の太刀魚釣行では、事前の風の噂を真に受けてロッドを振ったものの、やはり一時的な太刀魚の気まぐれだったのか思うような釣果を得ることが出来ず、敢え無く撃沈。夕方に再挑戦しようかと思案するものの、美味いラーメンを食べて、酸味と甘味が絶妙なバランスのミカンを頬張り、久しぶりにチヌの様子を伺いがてら小春日和のような気候の中、護岸沿いを散歩してみると、偏光グラス越しにチヌがちらほらと見える。太刀魚釣行に繰り出して、また同じ轍を踏むと月曜日からの仕事にも支障が出ると判断して、今日は近場でチニングを楽しむことに。


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 少し前に追加購入したカウンター。何故に購入したかと言うと、2種類の魚を爆釣した際に、確実に釣魚数を数えることが出来るようにとの思いであったが、案の定、この2種類のカウンターを使いこなすような好況とは縁が無く、ましてや1つのカウンターすら不要なほどの貧釣な状態なので、言わずもがな今のところは出番が無い。

 シャワーを浴びて、夕飯を食べてから、午後6時にポイントに立つ。既に晩秋で、師走の背中がすぐそこに見えているにも関わらず、気温は20度に近く、川面にそよぐ北風を気持ち良いと思ってしまうのは、気候変動のせいなんだろうか。頭上には下弦の月がぶら下がっている。季節外れの蚊と格闘しながら、釣り歩くも、夜の川面と言えば蚊の主戦場で、抵抗虚しく何か所も刺されてしまい、痒くてしようがない。実に4カ月ぶりのチニング。川底の状況も随分と変わっていて、予期せぬところに何やら転がっていて、ジグが根掛かってしまう。慎重にジグを投じては、ボトムの感触を確かめながら、バイトを誘う。たまにガツガツガツ・・・っとチヌらしきバイトがあるも、なかなか乗せることが出来ない。


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 1時間以上が経過して、太刀魚に続き撃沈を覚悟し始めた頃、チヌのバイトが頻発。ガツガツガツ・・・っと鋭いバイトからして、小型のチヌである可能性は高いが、最初の1匹は重要である。ジグを投じる角度を変えながら、扇状に丁寧に探っていく。蚊にやられた手の甲が猛烈に痒く、一定速度のリーリングに大いに支障を来す。痒さに耐えながら、慎重に探っていると、ガツガツガツ・・・っと鋭いバイト。合わせるでもなく、送るでもなく、そのままラインを巻き取りつつ、グイッとロッドが入ったところでロッドを引き寄せると、一瞬だけドラグが鳴るも、簡単に引き寄せることが出来る。しかしながら、久しぶりのチヌの引きは心地良く、月光を浴びながら満面の笑みであるのは、さすがに気持ち悪いはずであるが、嬉しいのでしょうがない。

 姿を現したのは、25㎝のチヌ。川面が揺らぎ、潮の動きを確認することが出来る。


 その後も粘り強くジグを投じていく。何度か惜しいバイトがあるも乗らず。追い風を利用して、やや沖合にジグを投じて、ロッドを立てながらゆっくりとラインを巻き取っていると、ふとラインテンションが抜けて、そして間髪入れずに、ギャァァァッ~とまるで悲鳴のようにドラグが甲高く唸る。完全にロッドが角度を失ってしまい、魚の引きに伸された格好になるが、すかさずロッドを立ててフッキングを入れるも、あぁ刹那。ラインテンションが無くなり、フッキングに失敗したことを知る。間違いなく良型であっただけに落胆してしまうが、まぁ、取り合えず坊主を回避することが出来たので、良しとしよう。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年11月20日(日)午後6時~午後8時30分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:曇り時々雨、気温:19度~17度
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 25cm(リリース)

■使用タックル
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2)ジグヘッド
 ・Cross Factor, Chinu Maru 3.5g, Black & Red

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
03-20161120.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北チニング釣行 ~ビビビ・・・っなバイトを捉えよ~ 


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 和歌山にも美味しいパン屋さんがある。最近のお気に入りは、JR和歌山駅近くにあるABEND。和歌山市内のパン屋さんは、往々にして日曜日が定休日であり、このABENDも漏れなく同様であるので、土曜日の買い出しを失念せぬようにしなければならない。特にお気に入りのパンドミは、1日に2本しか焼いてくれないので、更に焼き上がりが午後2時なので、事前に電話予約したうえで時間を合わせて立ち寄らなければならない。

ABEND
 和歌山県和歌山市友田町2-152
 073-422-0141
 営業時間:9:00~19:00
 定休日:日曜、祝日


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 ABENDの人気を確固たるものしているのが、アンパンとクリームパン(ともに150円)。今までに見たことがないほどの餡子の分量。持った瞬間にズッシリ。昼下がりのコーヒータイムが充実したものになる。少し甘め。お店では、トングで持ち上げることが難しい重量のためにフライ返しが置いてあるほど。



 さて、前振りに美味しいものを紹介する時は、釣れない時の常套手段である。


 陽が傾くにつれて、涼しい風が吹くようになり、いつものボトム系の釣りに行こうか行くまいか悩むも、午後9時の満潮からの下げ狙いで、しっかりとチヌを捉えてやろうとの目論見もあり、夕方はゆっくりと過ごす。夕飯を終えて、シャワーを浴びて、準備万端、満潮から下げ始めた時間を見計らい、午後9時30分にポイントに立つ。稜線からオレンジ色に輝く大きな月が顔を出している。仰角があがり、月の輪郭がくっきりとする1時間後あたりが勝負時となろう。風が涼しくて気持ちが良い。

 開始から1時間、まったくバイトなし。今日は、根掛かり回避を重視して、ダウンショットリグを投入。ジグすら付けずに、バス用のオフセットフックにワームのみのシンプルな構成。これが奏功して、根掛かりは激減して、快適に釣り進むことが出来る。午後11時過ぎ、潮の動きが確認できる。いつものようなカツカツカツっと鋭いバイトがあるも残念無念、乗せることが出来ず。やはりオフセットフックに問題があるのか。後にビビビ・・・っなバイトが頻発するもこれも乗せることが出来ない。犯人は、ハゼであることを突き止めているので、むやみにフッキングをしたりせずに冷静さを保ちつつ釣り進む。


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 しかし、このビビビ・・・っなバイトが、もうひっきりなしに続くので、早々に冷静さを失った釣りバカは、必死になってフッキングを入れたりする。何と・・・乗った。軽い、あまりに軽い。チヌ15㎝。犯人はこいつであったか。その後も、ビビビ・・・っなバイトがあるも、乗せることが出来ず、ドラマティックな展開もなく日付けが変わったところで納竿とした。

 凛とした月が頭上で輝いている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年7月23日(土)午後9時30分~午前0時
 潮回り:中潮 下げっぱな
 天気:晴れ
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 15cm(リリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2)ダウンショットシンカー
 ・1/4オンス

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
04-20160723_3011.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北チニング釣行 ~微細なバイトの正体は~ 


 もうこうなったら、すでに意地っぱりの境地である。昨夜のトラブル多発釣行に納得がいかず、連日連夜の釣行の勢いで鼻息荒めであるが、帰宅がやや遅くなり、気持ちが萎えそうになるも、時間確保のために夕飯を省略して、その代わりにチョコレートを齧り、アイスコーヒーを飲み干し、素早く準備を整えていざ出陣。午後8時30分ごろにポイントに立つ。風が緩やかにそよぎ、昼間の陽射しが嘘のように気持ちが良い。今日はお月さんが雲に隠れてしまっている。

 満潮の下げっぱなからのスタート。海面がどんよりとしているが、暫くするとジワリと潮が動き出す。ここ最近の傾向からして、潮が動き、そして落ち着いた午後9時30分ぐらいにならないと魚の反応はないであろう。予想どおりに魚の反応がなく時間が過ぎる。昨日の反省を活かして、今日は軽量ラバージグをダウンショットリグで投じている。根掛かりを回避するには、やはりダウンショットリグは強い。


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 開始から1時間以上が経過して、時計の針は午後9時30分を過ぎている。そろそろ魚の反応が出てくる時間帯だ。護岸に対して鋭角方向にリグを遠投して、ジワジワと引く。何度か微細なバイトを感知するも、それがチヌなのか何なのか分からない。ダウンショットリグのお陰で、根掛かりが激減して、昨夜より確実に釣りをしている時間が長い。遠投したラバージグに、カツカツっとバイトがあり、少しタメてからフッキング。乗った・・・はずが、思いのほか軽く、ラインテンションが緩む。魚がこちらの方向に走っているため、弛んだラインを巻き取り終えると、魚はもう目の前であり、感動的で躍動的で豪快な水飛沫もあがらずに、あっという間にランディング。しかもサイズが小さいのでロッドでひょいと抜きあげる。チヌ26㎝。


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 よし、これから活性があがり、大型のチヌが食ってくるはず・・・と期待しながら、根元から曲がるロッドを妄想しながら釣り続けるも、あるのは微細なバイト。この際、小型のチヌでも良いので、数を伸ばすことに専念すべく、暗闇で必死の形相であるが、満を持して、遂に微細なバイトを捉えたかと思いきや、一瞬だけ魚の躍動感が伝達されるも、何の抵抗もなく、ヌッ・・・とあがってきたのはハゼ。何たることか。微細なバイトの正体はハゼであったのか。その後も懸命に釣り進むが、ハゼらしきバイトはあるものの、本命の痛烈なバイトは無く、午後10時を過ぎて無念の納竿とした。

 もうこうなったら、チヌにこだわらず、ライトタックルでハゼでも狙ってやろうか・・・と思うのであった。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年7月21日(木)午後8時30分~午後10時
 潮回り:中潮 下げっぱな
 天気:晴れ
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 26cm、ハゼ1匹(リリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2)ジグ
 ・Megabass Hedgehog 1.4g
(3)ダウンショットシンカー
 ・1/4オンス

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

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和歌山紀北チニング釣行 ~トラブル多発トホホ釣行~ 


 今夜も涼みがてらにロッド片手にポイントへと向かう。辛うじて、夕方以降は海からの気持ちの良い風が吹いている。8月に入れば、うだるような暑さで釣りどころでは無くなるかも知れないので、気温に耐えることが出来るときは積極的に海へと向かう。第一投目、いきなりのバイト・・・一気にフッキングを入れると、勢い余って乗らず、更に根掛かり、そして痛恨のラインブレイク。リーダーごと持っていかれたため、FGノットを結び直す。海面に浮かぶ満月がユラユラ揺れている。

 気を取り直して、釣りを再開。バイトは無く、時間がダラダラ過ぎる。ここにきて今度はライントラブル。FGノット部分が団子状態になってしまい、頑なでほどくことが出来ず。予備のスプールに交換して、釣りを再開。ジグをキャストすると、またもや違和感。暗闇でヘッドライトも灯さずにガイドにラインを通したために、トップガイドのリングにラインが通っておらず、やり直し。何をやってんだか。程なくして、今度は根掛かりして、リーダーが牡蠣殻か何かに触れたのか、あっけなくラインブレイク。不運は重なるものである。

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 釣りを開始して、既に1時間以上が経過しているが、トラブル続きでリズムが悪い。潮が少し効き始めたのか、何度か痛烈なバイトがあるも乗らず。護岸に対して鋭角方向に投じたジグを丁寧に操っていると、クククンっと明確なバイト。今日はミスを連発していることもあって、疑心暗鬼になりつつフッキング。ようやくロッドに魚信が宿るものの魚の反動が弱く、サイズが小さいことが一瞬で分かるが、本日の1匹目であるので慎重にやりとりをする。凛々しいチヌ25㎝。

 更に釣りを続ける。気が付けば、見上げる満月の角度が高くなっていて、海面に浮かぶ満月が小さく黄色く輝いている。釣りを開始して1時間30分ほどが経過。ワームがフックからズレるような明確なバイトが2度ほどあるが、乗せることが出来ず、満を持してフッキングに成功した魚も、やりとりの途中で痛恨のバラシ。ダメダメ状態で腑に落ちないものの、潮の動きが悪くなり、魚の反応もなくなり止む無く納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年7月20日(水)午後8時10分~午後10時10分
 潮回り:中潮 下げ
 天気:晴れ
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 25cm(リリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・Ecogear メバル職人 ストローテイルグラブ 2インチ
(2)ジグ
 ・DECOY Flash Bomb 1/4oz(7.0g)、フックサイズを#2から#4に交換

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
02-20160720_3011.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北チニング釣行 ~満月ゆらゆら、納涼釣行~ 


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 長年愛用した釣り用のグローブを新調した。随分昔の写真を見ても、この青色のグローブが写っていて、指折り数えると、実に10年近くも使用していることに気が付いた。まだ関東に在住している時に、都内にあったポパイのメトロ店(?)でPBブランドのものを2000円以下で購入した記憶がある。このグローブ、掌の部分はヌメっとした質感の合成皮革が、また甲の部分は伸縮性があるUVカット素材が使用されている。非常に薄いのに耐久性があり、使い勝手が良くて、特に夏場の暑い時期には重宝をした。あまりに手に馴染むので、以前にこれと同じグローブを必死になり探したが、既にポパイでは製造しておらず、更に調べると、何といまやポパイの実店舗すら無くなっているという。非常に残念である。今から20年ほど昔の話、大人になって久しぶりにバス釣りを再開した時に、ポパイの店舗がとてもオシャレに見えて、良く通ったのが懐かしい。
 あまりに薄汚くなり、穴も開いてしまい、家内からはいい加減に新しいのを買ったらと言われて数年。満を持して新調したグローブは、モンベルのもの。釣り具メーカーのグローブも色々と探したものの、なかなか気に入ったものがなく、結局、トレッキング用のものに落ち着いた次第。新しいグローブをはめて、いつものポイントへ。

 満潮からの下げっぱなからのスタート。大潮回りで、しかも下げ潮の場合、あまり良い思いをしたことが無く、釣行すべきか否か悩んだものの、やはりフィールドに出なければ何も分からない。昼間に降り注いだ太陽の熱が、地面にしっかりと残っていて、潮風に乗って、生暖かい風が通り過ぎてゆく。頭上には、満月が煌々と輝いている。 


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 今日は普段より強めのロッドを投入し、更に普段より重めのジグ7gを投入。その心は、今までに掛けたチヌとキビレがバイトしたポイントを復習すると、岸際から15m以内のことが多く、つまりは護岸に対して鋭角にジグを投じた方が短時間で効率的に攻めることが出来ると判断し、尚且つ、風が吹いていることが多いため、魚との間合いを確保しながら、風に負けないように鋭く遠投出来るタックルバランスが必要との結論に達した故のこと。ジグを重くすると根掛かりが多発するのではないかと懸念したが、ロッドにパワーがあることと、リーダーのフロロを感度の良いものに変えたこともあり、根掛かりしそうな怪しげな感触を事前に感知して、テンションを緩めたり、ラインの角度を変えたりすれば、痛恨の根掛かりを回避することが出来る。


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 開始から40分、全くバイトなし。満潮から潮が下げていて、海面がザワつき、雰囲気は抜群である。ロッドを立ててジグを操ると、コウモリが好む周波数がPEラインから発信されるのか、頻繁にコウモリがヒラヒラ舞ってはラインに接触するため釣りにならない。思わずバイトと勘違いしてしまうので困る。止むを得ないので、ロッドティップを下げて、コウモリのバイトを回避しつつ、粘り強く攻める。海底の凹凸を感じながら、ズル引きが基本になるが、何らかの凹凸でジグが止まってしまうと、あえて数秒の間を作りながら進む。海底の何かの凹凸にジグが引っかかったような重量感がジワリと伝わり、ジグの動きを止めるとグググっと魚信。素早くフッキングを入れる。ロッドのパワーを活かしつつ、かつ魚が水面を割らないように丁寧にやりとりをする。最後に数回の水飛沫が立ち、海面に写る満月がユラユラとゆがむ。リーダーを掴んで一気に抜きあげる。40㎝ほどの良型のチヌ。タックル&ジグを見直しての1匹だけに、心が満たされる。

 更に追加できるかと喜んだが、その後は全くバイトなし。午後9時を過ぎたところで納竿とした。潮風が少し涼しくなってきている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年7月19日(火)午後8時~午後9時10分
 潮回り:大潮 下げっぱな
 天気:晴れ、気温32度
 ポイント:和歌川
 釣果:チヌ1匹 40cm(リリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・Ecogear メバル職人 ストローテイルグラブ 2インチ
(2)ジグ
 ・DECOY Flash Bomb 1/4oz(7.0g)、フックサイズを#2から#4に交換

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
04-20160719_3011.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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