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和歌山紀淡海峡(友ヶ島海峡)にて真鯛を狙う ~鰯ベイト攻略がカギ?~ 


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 午前7時前に泉佐野に到着。荷物を積み込み、同船者が集合したところで、午前8時出航。


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 関西国際空港につながる橋をくぐり、船は紀淡海峡方面へ南下すること1時間、ようやく和歌山紀淡海峡の近くの地ノ島の北側に到着。スパンカーが立つと、南に船首が向いている。正午頃に潮止まりとなるので、正午を挟んで前後たっぷりと潮が動き、そして時合がありそうだ。問題は、普段、エアコンの効いた室内で、冷汗は出ようとも、額からポタポタ汗が落ちるようなことがない環境で仕事をしている軟弱な身にとって、今年は猛暑だ、今年も猛暑だと言われて久しいが、真上から急転直下で降り注ぐ熱射に耐えることが出来るかどうか、つまりは釣りを続けることが出来るかどうかが、今日の釣果に結びつきそうな予感。


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 タイラバが好調なN氏。真鯛に続いて太刀魚。水深は50m前後で、日本海の100m超え、ジグの重さ200gを考えると、随分と身体への負担は少ない。時折、スピニングタックルで果敢に、激しくロッドを操るN氏の姿がチラリと見えるが、どうしてか、反応があるのはタイラバのみとのこと。

 どうやら8月の今の時期は、鰯がメインベイトになっているらしく、基本的にはベイトボールを魚探で探っては釣りをするスタイルのようだ。船上では、ダイワのTGベイトなる、タングステンのジグがヒットルアーのようであり、このジグを使用していれば、サバ、アジ、サワラ、マダイなどなど、何でも釣れてしまうようだ。ベイトとなっている鰯のサイズは、5~7cmぐらい。日本海仕様のジグでは、どうにもこうにも太刀打ちできない。

 船長から、“TGベイトでしか釣れませんよ~TGベイト、TGベイト~~TGベイト持ってないの~”なる無神経なお言葉を頂くが、事前に電話で助言を請うた際に、“何でも釣れます”的なことを言っておきながら、これではモチベーションが下がってしまう。それより、どのタックルを使い、どのジグを使い、どのようなアクションで釣れるのかを探し出していくことが、釣りの楽しみなのに。その日の結果を見てからなら、誰でも好きなことが言えるわけで。おまけに日本海でやるようなジャークでは釣れないとの助言を頂くが、いやいやそんなことは無いのだ。


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 懐かしのザウルスの多治見ジグ80gでワンピッチ・ワンジャークや、丹後ジャークの短いバージョンなどを織り交ぜて、斜め引きをしていると、3度目のフォーリングの際にラインが走った。瞬間的にフッキング。ロッドが一気に極限のカーブを描き、乗ったかと思いきや、数秒でフックアウト。フックを見ると、太軸がポッキリと折れていた。昨年、加太漁港の三邦丸で出船した際にも、同様にフックを折られたことを思い出した。実はこのフック、デコイのもので、魚が掛かっても伸びないというのが売り文句なのだが、これは青物には最適であるが、口と歯が猛烈に強靭な真鯛には、逆に伸びない代わりに折られてしまうことになり、不向きであるということが分かった。諸刃の剣。また、ゲイプが深すぎると、真鯛の唇を通り越して、歯の奥の硬い部分にフックの先端が当たり、大きすぎるのも、真鯛の口には合わないようで、小ぶりなフックのほうが良いようだ。


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 折れてしまったフック(手前)と真鯛の唇を捉えることが出来るフック(奥)

 その後、タイラバ(18号、ピンク金色、オレンジスカート)に待望のアタリ。ついつい最初のバイトでフッキングをしてしまうバス釣り魂を抑え込んで、意に介せず状態でゴリゴリ巻き続けると、ロッドが絞り込まれた。これで乗ったのか?若干、不安になりつつラインを巻き続けると、青い海に、白い魚影・・・海面にぷかりと横たわると、綺麗な桜色の真鯛が姿を現した。48cm。場所は、地ノ島の北側のノンダ。


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 日本海仕様のスピニングタックルで、果敢に丹後ジャーク(短い目)を繰り返す。またもや3度目のフォーリングで、ガシッとアタリ。ロッドを支える右手の感触で、大物を予感。鰤並みの引きだ。フックは小ぶりなものに交換済みなので、これからと言う時に、フックがボッキリということは無い。何度となく、ドラグが回転してラインを引き出される。時折、真鯛特有の引きがロッドに伝わってくるが、圧倒的なトルク感に、本当に真鯛かなと疑心暗鬼になると同時に、タイラバ専用のペナペナロッドでこのサイズが掛かってしまったら、大変だろうなと、相変わらず真上から照りつける太陽の暑さをすっかりと忘れて数分後、白い魚体が見えた。75cmぐらいの真鯛。場所は、地ノ島の北側のアカマツ。


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 正午ごろの潮止まりを境に、魚の活性が下がり、全体的にヤル気のない雰囲気が船上に流れる。ベイトロッドに多治見ジグを付けて、緩やかなワンピッチ・ワンジャークで遊んでいると、海底から10m付近でロッドが絞り込まれるようなアタリ。鋭くフッキングを入れると、ラインテンションが無くなってしまった。その後、かなり経過した後にアタリ。今度は慎重に巻き上げてから大きく合わせを入れてみると、どうやら上手くフッキングしたようだ。上がってきたのはサバ。場所は、上に同じく、地ノ島の北側のアカマツ。


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 N氏は着々と釣果を重ねている。ロッドが根元から曲がる猛烈な引きがあったが、無念のバラし、なども加えると、魚のアタリは両手では足りないのでは。これは真鯛。45cmぐらいだろうか、食べて良しのサイズ。


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 午後3時、陽が随分と傾いてきているが、依然としてそのエネルギーは衰えず、身体全体で照射を吸収する格好になる。激しい喉の渇きを麦酒でグビリとやれば最高だろうなと妄想しつつ、スポーツ飲料で潤す。地ノ島と沖ノ島の間の激流地点ナカト、地ノ島の東側ヂノセト、ウチノマエなど、転々と移動しながらの釣りが続くが、午前中の活況とは裏腹にポツポツと拾い釣りをする感じ。午後6時前に、地ノ島の北側でラストの真鯛をタイラバで仕留めて納竿となった。


 今回、船長に風景の写真を撮るなと警告があった。撮影した画像を全部消せと。更に写真を撮っているから釣れるポイントに入れないと。ならば最初にその旨を言ってくれれば良い。終盤になって何を今更。この辺りのポイントは、別に珍しいことも無い普通のポイントで、現に多数の遊漁船がひしめき合っている海域だ。こちらは単純に風景の撮影をしていただけなのに。巷には、GPS搭載の電子機器が多数出回っている。本当にポイントを盗むのなら、GPSを使用すれば容易いこと。他にも予約時から、嫌な思いを多数したし、更に色々と細かい(ただの趣味的な)規定のようなものがあるのなら、HPに記載すべしで、予約時にその旨を乗船者に伝えれば良い。更に当日にも再度伝えれば良い。後になってから次々に細かいことを言われてもなぁ。本命が数匹釣れて満足なはずだが、後味が非常に悪い結果となった。当然ながら、人と人なので、相性があるので何とも言えないが、まぁ、泉佐野からジギング船に乗る際には、ご注意を。逆にこの船の良い点を書いておくと、魚を素早く絞めてクーラーボックスに入れてくれるので、地合いに釣りに集中出来るということと、満足な釣果が得ることが出来るよう、時間延長をしてくれるところ。


あぁ~、日本海のジギング船が恋しくなってきたなぁ。



■釣行データ
 釣行日:平成25年8月22(木)
 潮回り:大潮
 天気:晴れ、猛暑
 時間:午前8時出船、午後7時帰港
 ポイント:和歌山県 友ヶ島周辺
 釣果:マダイ75cm、48cm、45cm、マサバ45cm

同行者の釣果:
 N氏:マダイ4匹、太刀魚1匹、アコウ1匹

■潮汐
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出典:Tide736.net(http://tide736.net/


■使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Shimano Ocea Jigger 584S
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Line: PE 2.5
 Leader: 30lbs
(2)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-62/4
 Reel: Shimano Stella 8000PG
 Line: PE 2
 Leader: 30lbs.
(3)タイラバ用
 Rod: Shimano Game Type LJ B631F
 Reel: Shimano Calcutta 201
 Line: Duel Hardcore X8, PE 0.8, 16lbs.
 Leader: 16lbs.
(4)タイラバ用
 Rod: DAIKO Jacker JB-60/3
 Reel: SHIMANO AXIS101
 Line: PE 1
 Leader: 16lbs.


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 釣れなかったジグ


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 真鯛2匹を釣ることが出来たタイラバ


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和歌山紀淡海峡(友ヶ島海峡)にてタイラバ&テンヤ ~ハヤブサ&ゴールデンミーンのスタッフ同船~ 


 昨年も2度お世話になった三邦丸さんで、ハヤブサ(http://www.hayabusa.co.jp/index.html)とゴールデンミーン(http://www.golden-mean.co.jp/)のスタッフの方が乗り込んで、同社の製品を試しながらタイラバとひとつテンヤを楽しむことが出来るイベントがあるとのことで、何とか予約を確保。募集から16名の定員がすぐに埋まってしまっていた。この人気ぶりに、いつもながら勝手に盛り上がってしまう。人気=大漁の図式で脳内は活性高めだ。


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 午前3時半頃にN氏とともに神戸を出発し、西宮のY氏宅経由で阪神高速を南下して、一路和歌山を目指す。午前4時半を過ぎると、すっかり夜が明けて、まだ6月だというのに、蝉時雨は無いものの、まるで真夏の如くジワリと蒸し暑く、如何にも早朝です的な靄が大阪湾にかかっている。午前5時半頃に加田漁港に到着。到着する時間が遅かったために、船の席決めに間に合わず、左舷やや前方の空き席に、いつもの我ら釣りバカトリオが陣取る。


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 乗船前にスタッフから簡単なブリーフィングがあり、ハヤブサのタイラバを頂く。タイラバのシンカーや替えスカートも豊富に持ち込まれるようで、釣果を見ながら色々と試すことが出来るようだ。さらにゴールデンミーンのタイラバ専用ロッドも使用することが出来るとのこと。


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 午前6時、船に乗り込んで出発。三邦丸には3隻の船があり、今回利用するのは“あかさんぽう”という船(定員50名、全長26..5m)。この船に16名のアングラー、スタッフ4名の計20名が乗り込んでの釣りとなる。非常に広く快適。


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 あっと言う間にポイントに到着。早速、タイラバを開始。潮の動きが無いために、潮が動き出す午前9時頃に標的を絞ってまずは準備運動。開始早々に左舷ミヨシの方が50cmを超えるアコウをキャッチ。幸先の良い状況に、誰しも“次は俺様が加太のブランド真鯛を釣ってやる”のだと、逸る気持ちを懸命に抑えつつ、思わずしゃくってしまいたい気持ちを堪えつつ、タイラバを一定の速度でじわじわと巻き上げるのだが、敵も易々とはこちらの術中には嵌ってくれない。右舷ミヨシの方が、手のひらサイズの真鯛をキャッチ。


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 この海域では、テンヤによる釣法というのが一般的ではないらしく、今回の釣行を前にして、数日前にハヤブサのスタッフがテンヤで試し釣りをしたものの、いまいちであったらしい。と言うのも、この紀淡海峡は大阪湾の南端がすぼまった部分に位置しており、西端の明石海峡同様に猛烈な潮流が生じるらしく、軽めのテンヤでは底取りが難しく、テンヤ本来のフワフワした誘いが難しいのだとか。幸いにも潮が緩んでおり、船長からテンヤを試しても良いぞとのアナウンスもあって、初のテンヤを試してみるものの、着底と同時に、いかにもわしらは雑魚です的な魚の猛攻にあってしまい、貴重なエビ餌があっという間に喰われてしまう状況。ためてからフッキング、電撃フッキング、スイープなフッキング、ほっとけメソッドなどなど、あらゆる手を尽くすも、海老で鯛を釣る状態にはならず、消耗戦へと突入する。
 N氏がテンヤでカサゴを釣り上げるも、これぞと言う魚に巡り合うことが出来ず。船中では、アコウ、小型の真鯛、サメ、カサゴなどがたまに姿を見せる。


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 本日、ハヤブサのスタッフの方に頂いたタイラバを結ぶ。すでに2個のタイラバが根掛かりとキャスト時のトラブルで海の藻屑と消えている。水深は50m程度。タイラバの着底を確認すると、まずは親指でスプールの動きを止めてから、ベイトリールのクラッチを入れて、ジワジワ一定のスピードを猛烈に意識しながらハンドルを回す。カリカリカリっと魚信あり。事前に、釣り雑誌、釣り番組、そしてハヤブサのスタッフからも、散々アタリがあっても合わせずに、一定の速度でハンドルを回し続けよとご教示を賜っていたにも関わらず、更には自分自身にもアタリがあっても合わせてはならぬと念じていたにも関わらず、今まで培った「バイト→即座にフッキング」が身体に浸みついているため、反射的に思わずフッキング!・・・・当然ながら魚は乗らず、痛恨のミス。


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 即合わせをしないように細心の注意を払いながら、ジワジワとタイラバを巻き上げると、ゴワゴワとバイト・・・なんとかフッキングしそうになりつつも、ぎりぎりセーフ。即座にズコンと強烈なバイト、そしてロッドがグワンと大きな弧を描くと、やっぱり反射的にフッキング・・・。案の定、抜けたが、諦めずに一定の速度でタイラバを巻き上げると、再度ズコンとバイト。何とかフッキングせずにハンドルを回し続けると、今度は確実に乗ったらしく、良い具合のテンションがロッドにかかり、時折、スプールがズルズルと滑っている。ハヤブサのスタッフの方が駆け付けてくれて、横でアドバイス。“これは真鯛かも・・・でかい”との言葉に、遂にこの時が来たかと。しかし同時に心の中では、昨年釣った真鯛と比較すると、魚の頭の振り方が違うなと思いつつ、スタッフの方もロッドの動きを見て若干の疑念があるようで、微妙な雰囲気。そして姿を見せたのがこの魚。鯛は鯛でも“カンダイ”という魚。48cm。


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 その後、場所を移動して、水深30mほどのエリアを攻めるものの、船中、全然ダメな状態のまま終了。


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 ハヤブサのスタッフの方が準備されたタイラバ。その日の魚の反応に応じて、シンカーの色、重さ、形、そしてスカートの形、長さ、色を変えるとのことで、この釣りにも奥深さがあるなと感心。


■釣行データ
 釣行日:平成25年6月15(土)
 潮回り:小潮
 天気:晴れ、28度前後
 時間:午前6時~正午
 ポイント:和歌山県 友ヶ島周辺
 釣果:カンダイ48cm

同行者の釣果:
 Y氏:なし
 N氏:カサゴ3匹

■潮汐
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出典:Tide736.net(http://tide736.net/)


■使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-58/5
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Line: PE 2
 Leader: 40lbs.
(2)タイラバ用
 Rod: Shimano Game Type LJ B631F
 Reel: Shimano Calcutta 201
 Line: Duel Hardcore X8, PE 0.8, 16lbs.
 Leader: 16lbs.
(3)テンヤ用
 Rod: DAIKO KarismaStick KS-S63
 Reel: Shimano SENSILITE Mg 2500
 Line: Duel Hardcore X4, PE 0.6, 12lbs. Leader: 10lbs.


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 今回のタイラバ釣行に備えて、ライトジギング用のベイトロッドを調達(Shimano Game Type LJ B631F)。細身のロッドではあるが、魚が掛かった際にしっかりと曲がり、変に捻じれたりするような感覚は無く、適度なトルク感で安心してやり取りが出来る。タイラバ用のロッドは、このロッドより柔軟なものを使用するようだが、日本海での浅場でのジギングにも使用出来るように敢えてこのロッドを選択。本命の真鯛を釣ることが出来ず、入魂ならずだが、まずはタイラバ用としてこのロッドを使いこなしてみようと思う。


■ヒットルアー
・Hayabusa 無双真鯛 Free Slide 67g, 海老レッド


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■使用船
 三邦丸
http://www.sanpomaru.com/index.html

〒640-0103 和歌山県和歌山市加太2070
TEL&FAX : 073-459-1253

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和歌山紀淡海峡(友ヶ島海峡)にてジギング~小潮に泣く~ 



 2度目の友ヶ島釣行。意気揚々と漁港に到着し、そそくさとタックルを準備。三邦丸の大将に最近の釣果を尋ねると、まずまずとのこと。しかし、今日は小潮で厳しいぞ!とのこと。長年の経験を蓄積している漁師にそんなことを言われると、出航前からテンションが下がる。ついでに雇われ船長に尋ねると、また愛想が無い人で、今日はアカンで~潮が流れへんから無理やとのこと。

 午後12時半頃に出航し、20分ほどでポイントに到着。前回より遠出をしてくれているが、数分で場所を移動。船長に良さそうなポイントはあるのかと尋ねたところ、全くないわぁ~とこれまた脱力感たっぷりの回答。何となくダメな一日になりそうな予感。コロコロと恐らく確固たるポリシー無きままに、ポイントをやたらに移動。水深が何メートルなのか、ベイトが居るのか居ないのか、対象魚は???とにかく適当な船長に徐々にイライラがつのる。魚の反応があればまだしも。スパンカーを立てず、風と潮流に煽られた船は、海面をズルズルと左右前後に滑る。ジグのトレースラインが定まらない。

 結局、6時間、必死になってジグを操ったけど、アタリすらなし。帰港後に対象に話を伺うと、とにかく今日は潮が悪いとのこと。次回は、事前に釣れる潮なのかどうかを確認してから来たら良いよとのこと。そうしよう。過去にない、適当な釣行記になってしまった。後は写真で当日の様子を。

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■釣行データ
 釣行日:平成24年8月11(土)
 潮回り:小潮
 天気:晴れ、30度前後
 時間:午後12時半、午後6時帰港
 ポイント:和歌山県 友ヶ島周辺
 釣果:なし

同行者の釣果:
 Y氏:カサゴ
 T氏:ツバス、カサゴ

■潮汐
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出典:Tide736.net(http://tide736.net/)


■使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-58/5
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks SW8000F
 Line: PE 4
 Leader: 50lbs.
(2)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-62/4
 Reel: Shimano Twinpower 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks TP8000F
 Line: PE 4
 Leader: 40lbs.

■ヒットルアー
・なし

■使用船
 三邦丸
http://www.sanpomaru.com/index.html

〒640-0103 和歌山県和歌山市加太2070
TEL&FAX : 073-459-1253

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和歌山紀淡海峡(友ヶ島海峡)にて初ジギング~ブランド魚を狙う~ 

 携帯電話のディスプレイに“和歌山の三邦丸の予約を入れた”との文字。Y氏からだ。

 午前8時過ぎに神戸市三宮を出発し、Y氏宅西宮経由で阪神高速を走り和歌山へ。車の窓から差し込む日差しがジリジリと威力を発揮してきた。今回、初めての和歌山でのジギング。Y氏が見つけ出した三邦丸。和歌山加太漁港を拠点にし、紀淡海峡を拠点に活動する遊漁船。通常は餌釣り専門の船であるが、昨今のルアーフィッシング人気に目をつけて、夏場だけ短期間のお試しジギング船を出すということで、乗船料が懐に優しいこともありお試しジギングに出かけることに相成った。

 今まで餌釣り師を相手にしていた船が、果たしてルアーマンの気持ちがちゃんと分かるのか?船の流し方は大丈夫か?ポイントは?船の構造は?などなど海の素人にあれこれ心配されるのも随分と心外かも知れないが、こちらも折角、和歌山まで遠征するので釣れないと困る訳で、いくらお試しリーズナブルなプライスと言えでも、それなりに楽しめないと納得できない。

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 正午前に加太漁港に到着。三邦丸を見つけて、道具を携えて乗り込む。船長に聞くと、本日の同船者は7名。随分と大きな船なので、とてもゆったりと釣りが出来るのでありがたい。


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 今回の同行者は、Y氏と大阪のT氏。ともに普段は日本海をメインフィールドにしているが、今の時期の日本海は、コマサと呼ばれるヒラマサの小型のものしか釣れず、関西からわざわざ繰り出すほどの魅力を感じないのだが、かと言って釣りをせずに休日を過ごすのも我慢ならぬと言う、他人のことを言えた義理ではないが所謂、釣りバカの類。三邦丸は餌釣り仕様の船なので、船縁に腰を掛けることが出来る台があり、さらに屋根もある。この屋根邪魔だなぁと思ったが、それも束の間、鋭い日差しを良い感じに遮ってくれるので、潮風が吹くととても快適。


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 午後12時過ぎに加太漁港を出発。漁港を出て数分も走ればポイントが見えてくる。沖ノ島と地ノ島の間には多数の船が浮かんでいるのが見える。さすがに好漁場と言われるだけあり、激戦区であることが伺える。


 12時半頃から釣りを開始。“ナカト下”と呼ばれるポイント。風は南風、潮流は下げ潮、潮流は周囲の島々の影響で北から南方向に流れ、日差しは真上からジリジリと急転直下。船はスパンカーを張って東の方向にジリジリと進んでいる。水深は30メートル足らず。真下にジグを落としたのでは、丹後ジャークしか技術を持っていない自分にとって、水深が浅すぎて釣りにならない。日本海丹後半島沖のジギング釣行で同船する和歌山のアングラーが、ベイトタックルを用いてワンピッチ・ワンジャークでリズミカルにジグを操っていたことを思い出し、なるほどそう言うことかと納得。つまり水深が無い海域では、丹後ジャークのような1回のストロークが長すぎるアクションでは、あっという間にジグを回収してしまうことになり、釣りにならない。ジグを丁寧に底から表層まで操らないといけないのだ。っが、自分にはそのような技術は無いし、何よりジギング専用のベイトタックルも無いため、困ったなと言う感じ。


 ならばと言うことで、ジグをアンダーキャストで遠投しておいて、底を取ってから、トラウトをミノーで誘う時のようにトゥイッチングで底から表層までカーブで攻めることにした。船長が全然聞こえないマイクでボソボソ言っているので、直に確認をするとイワシのベイトが底から中層に居るとのこと。なるほど、マッチザベイトの発想でイワシカラーのジグに変更。


 ジグで底を取ってからトゥイッチングを数回入れてからフォールを入れて、再度、トゥイッチングと言う瞬間にガシッと鋭いアタリがロッドに伝わる。ズシリとしたトルク感とともに一定の速度で魚が走る。頭をグングン振っている感触も伝わってくる。サバか?と思ったが、サバのような超高速ブルブル振動は無い。潮の流れに逆らいながら魚がグイグイと走り、船が潮に流されているため、ラインが鋭角になり、魚が船の潜り込む状態となる。日本海の鰤仕様の時と全く同じタックルなので、タックルの力に物を言わせて、魚の口切れを若干気にしつつ強引に寄せる。青黒い海にピンク色に輝く魚体。


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 ジグで初めて釣った真鯛、44cm。ピンク色の魚体に美しいブルーの斑点が輝く。これは嬉しい。

 後で知ったことだが、紀淡海峡のブランド魚とのこと。ハマチと同じように〆て血抜きをして、更に同様に氷締めにする。こちらも後から知ったことだが、陸に上がってから、三邦丸の親父さんと女将さんに、“あらぁ~この人、真鯛を氷締めにしてるわ~。折角の綺麗なピンク色が台無しや。魚がカチコチになってるわ・・・ブランド魚やのになぁ・・・・”と軽蔑の眼差しとともに失笑を頂いた。この道のプロ達にお話を伺うと、真鯛は海水に触れないようにして冷やさないといけないらしい。出来れば、布や新聞紙などで氷が直接魚にあたらないような配慮も必要とのこと。


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 船長の携帯電話で撮影して頂いたもの。三邦丸のHPから拝借。


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 強靭な歯が見える。


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 最近、巷で流行っているというジギングにサビキを付けるという技でサバを釣り上げたT氏。イワシの群れにアジ、サバ、ハマチなどのフィッシュ・イーター達が付いているようだ。


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 船上の様子。餌釣り用に座って釣りをすることを想定した作りになっていて広さも十分。丹後ジャークのような激しいジャーキングやオーバーヘッドキャストは出来ないので、それなりの制約はあるが、このような釣法が必要なシチュエーション自体が少なそうなので、ほぼ問題なしと言える。


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 各釣り座に海水が出る蛇口がある。魚を〆る際には、これが非常に便利。


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 本日不調のY氏。サビキ仕掛けで何とかカサゴを手に。


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 今度はT氏がサビキで良型のアジをゲット。
 

 ナカト下からイカナゴセの方向に20分~30分ほどかけて流すことを繰り返す。“ぷわぁぁぁ~ん”と汽笛が鳴ったら“ジグ落として良し”もしくは“ジグを上げる”の合図。ポイントに着いたら、船長がマイクで水深、ベイトの位置、釣れそうな魚種をたまに伝えてくれるのだが、非常に頼りないスピーカーのお蔭でほぼ何も聞こえない。気になった場合には、その都度、船長に情報を確認する。船長からの情報提供の傾向としては、対象魚自体を魚群探知機で捉える方法ではなく、ベイトの群れを捉えておいて、これらのベイトを狙う対象魚が来れば何でも釣っちゃってと言う感じ。同じポイントを何度もトレースしてくれるので、ジグをキャストする方向、ラインが流れる方向、リーリングの速度など、徐々に勝手が分かるので有り難い。その反面、日本海の魚群を捉えて動き回るジギングに慣れているせいか、景色が変わらないと飽きてきてしまう。魚が釣れている状況であれば問題ないが、今回のような渋い状況では、船中に諦めムードが漂ってしまうので、気分転換がてらポイントを変更することも必要だなと感じた。


 同じことを繰り返しているため、また景色も変わらないため、いまいち時間的、位置的な感覚が薄れていて、何度目の流しかすっかり分からないが、ジグをアンダーキャストで遠投した後に底を取ってからジグにアクションを加えると、またもやガシッとしたアタリ。フッキングを入れると強烈な引き。15メートルほどラインを巻き取ったところでスッポ抜ける。青物の引きとは異なり、先ほどの真鯛の引きと似ていたので、恐らく真鯛であろう。真鯛の口は非常に硬いため、口の可動部である横、もしくは奥にフックが通らないとうまくフッキングが出来ないようだ。


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 その後、最初の真鯛を釣り上げてから2時間後にようやく2匹目の真鯛を手にする。


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 職業釣り師の船はほとんど見かけなかいが、休日と言うこともあり多くのプレジャーボートが浮かんでいる。


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 徐々に風が強くなってきた。風を避けるためか、もしくは潮が止まり復調の気配がないためか、今回、初めての大移動。と言ってもものの15分程度。陸地側のポイント名は“ウチノマエ”。まさに港と目と鼻の先。


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 午後5時半、残り時間30分。T氏のリールからドラグの快音が鳴り響く。ドラグを締め込むT氏。しかし、魚の圧倒的な走りは止まらず、ロッドはバットから豪快に彎曲。メジロか鰤か、間違いなく大物に違いない。数分後に翻った魚体はピンク色。見事な真鯛だ。


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 67cmの真鯛。大型のクーラーボックスを持参した甲斐あり。


 船長から最後の流しだと伝えられる。残り時間数分のところで、なんと珍しく劇的に我がロッドがしなる。ジグが着底した後に数回目のトゥイッチングで、恐らくジグが海底から2メートルほど浮き上がったところで、ガシッと力強いアタリ。ドラグが鳴り、数メートル単位でラインが引き出される。今日一番の引きであることは間違いなく、思わず笑みがこぼれる。船長にも目で合図・・・した瞬間に、本日2度目のスッポ抜け。思わず雄叫びを上げて、本日の釣り終了。


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 りんくうタウンを抜けて、阪神高速を駆って、一路、神戸へ。



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 真鯛は余すことなく料理が出来るとのこと。こちらは定番の刺身。上身の皮霜降りと刺身。


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 鯛飯。抜群に美味い。


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 あら煮。牛蒡との相性抜群。


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 カルパッチョ。レモンを絞って。



■釣行データ
 釣行日:平成24年7月21(土)
 潮回り:中潮
 天気:晴れ、27気温~32度
 時間:午後12時半、午後6時帰港
 ポイント:和歌山県 友ヶ島周辺
 釣果:真鯛44cm、36cm

同行者の釣果:
 Y氏:カサゴ
 T氏:真鯛67cm、サバ、アジ、カサゴ

■潮汐
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出典:Tide736.net(http://tide736.net/


■使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-58/5
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks SW8000F
 Line: PE 4
 Leader: 50lbs.
(2)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-62/4
 Reel: Shimano Twinpower 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks TP8000F
 Line: PE 4
 Leader: 40lbs.
(3)ライト・ジギング用
 Rod: DAIKO Jacker JB-60/3
 Reel: SHIMANO Calcutta 201
 Line: PE 2
 Leader: VARIVAS VEP50lbs.

■ヒットルアー
・Quadro 回天125g

■使用船
 三邦丸
 〒640-0103 和歌山県和歌山市加太2070
 TEL&FAX : 073-459-1253
 http://www.sanpomaru.com/index.html


テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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