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日本海丹後半島沖 年度末お疲れさま釣行~念願の初鰤~ 


 3月16日(金)夕刻。早々に仕事を切り上げて、日本海釣行に向けて大急ぎで準備を進める。すでに神戸を出発したパパ番長さん達ご一行から遅れること1時間、そろそろ出発しようかと思った矢先に、先行するご一行から”明日は欠航になった”旨の連絡。冷たい北西の風が、南風に変わり、これが春一番となって日本海を大荒れの状態に。天気予報を確認すると、強風注意報が出ている。残念。

 1時間後に神戸に戻ってきたご一行と相談して、18日(日)の釣行に急遽変更。ビクトリー(http://www2.nkansai.ne.jp/users/victory/)はすでに予約が詰まっていて、5名分の予約が取れず、ダメもとでアルバトロス(http://www.profisher-albatross.jp/)に連絡を入れると、予想外にも空きがあり、即座に5名分を確保。17日(土)の夕方に再度集合することにして解散。


 17日(土)午後6時半、車2台で神戸を出発。今回は、パパ番長さん、コレクターN氏、初参加のI島氏とS田氏、そして私の計5名。”本年度お疲れさま会”を兼ねた釣行と相成った。久々のアルバトロスで、道を間違えつつ、途中で買い出しをして、午後9時半頃に網野町に到着。釣り座をキープし、アルバトロスの仮眠所に到着した頃には、すでに午後10時を過ぎていた。


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 翌日のタックルの準備をしつつ、どのような作戦で攻めるか、どんなジグを投入するかを熱く語りつつ、初参加のY島氏とS田氏に、酔いどれオヤジ3名のジギング概論が続く。天気予報によると、明日は打って変わって、曇り、ベタ凪、無風。潮回りは若潮。午前6時頃の干潮から、正午頃の満潮にかけてが勝負になりそうだ。午後になると緩慢な潮になる。今までの色々な釣りの過去の経験から言って、午前中が勝負になりそうだなと思う。


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 もう少し強く、いや少し弱くなどと言いつつ、適当にドラグを設定中。こんなことをしていると、否が応でもなく、翌日の釣りに向けてモチベーションが高まるのだ。



 18日(日)、午前8時前に出航。予報通りにベタ凪、無風。気温も10度に近く、小雨が鬱陶しいが、極寒の日本海を経験しているだけに、どうってことは無い。随分と快適だ。港内をジワジワと進んでいたボートが、程なくしてエンジンが唸りを上げ、ポイントに向けて海面を滑る。20分ほど走ったかと思うと、船長が魚群を捉えて、早速、釣り開始。網野町のアルバトロスを利用すると、ポイントまでが近いと言うのが魅力だ。ただし、神戸から網野町に向かう場合には、いつもの宮津市のビクトリーと比較すると、下道を余分に30kmほど走る必要があるので、まぁ一長一短。


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 水深は60メートル前後。開始早々に、パパ番長さんのロッドが曲がり、幸先の良いハマチが姿を現した。船中、最初のハマチだ。これは気持ちが良いだろうな~。ボートのエンジンが止まると、静寂が訪れる。ロッドを煽る音、ラインがガイドに擦れる音、笑い声。遠くに丹後半島を望み、心地良い微風が流れていく。実に快適だ。初参加の二人にとって、これほど良い環境は無いだろう。一回の流しで、船中で数匹の魚が上がる。


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 ボートの先端でロッドを煽るN氏にも魚の反応あり。ロッドがイイ感じに曲がっている。船長にアイコンタクトでネットを指示する辺りが、熟練した釣り氏の風格を思わせる。程なくして姿を現した魚は、期待通りのメジロであった。ジャカジャカ巻き、丹後ジャーク、ワンピッチ・ワンジャーク等、様々なテクニックを駆使して、魚にスイッチを入れている。


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 またもやN氏のロッドが曲がる。これまたハマチでは無く、ネットが必要なサイズ。


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 姿を現したのは、またまたメジロ。この後にもメジロを1本追加し、開始早々に3本のメジロを捕獲。船中では、ハマチ、ツバスしか釣れていないのに、メジロばかりを連続で捉えると言うことは、偶然では無く、必然なのだ。ジギング歴10年の技術力は圧倒的だなと痛感する瞬間。


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 初参加のS田氏にも、待望のカサゴ。ぎこちない動きが徐々に馴染み、良くなっているなと思っていると、待望の本命がヒット。初めてのジギングでツバスを手にすることに成功。一方のI島氏も懸命にロッドをシャクルも今のところ魚信無し。


 未だ魚群は爆釣モードに突入とはならないが、やるべきことをやれば、それに応えてくれる状況になってきている。船中を見渡すと、様々なジャーキングに魚が反応をしているものの、どうやら小刻みで正確なワンピッチ・ワンジャークには、いまいち反応が悪いようだ。いつもの如く、丹後ジャークを繰り返す。水深が50~60メートルとあっては、特に魚群がボトムに張り付いている場合には、喰わせのタイミングが1~2回しか無いが、逆にこの一瞬に全身全霊を注ぎこめるので、釣りにメリハリが出て、結果的に集中力を維持できるのが有難い。


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 潮流はあるものの、風が無いため船のポジションがあまり変わらず、ジグを軽く投げてみるものの、斜め引きが出来ない状況。リーリングの距離を少し短く、そして少し遅くして、更にジャークの大きさをやや緩め、喰わせのタイミングを多く取れるようにする。使用しているジグは、ダイワのサクリファイス・スラック・スター150g。ジャーキング時に水平姿勢を維持出来るように、普段は使用しないが、リアに太軸のアシストフックを1本追加。ボトムを取り、大きめにトゥイッチングを数回入れてから高速巻きを開始し、8メートルほど巻き上げたところでジャーク・・・・、ラインのたるみが無くなりジグが落ち着いたら、再度、巻き上げを開始・・・・そしてジャーク・・・・これで反応が無ければ、食わせのチャンスは後1回・・・海面に漂うラインの動きが止まる。ラインスラッグを取り、ロッドの堅さを活かして大きく深くフッキング。ロッドが根元から一気に曲がり、ドラグが鳴る。

 実にフィジー以来、久々に大物の予感。ドラグが唸り、PEラインがガイドに擦れながら出る音は、いつ聞いても気持ちが昂ぶり、異次元空間にワープし、心地が良い。船長が即座にネットを手に取り、横に付いていてくれる。”この辺は、根が無いから、焦らず慎重にやりとりを”とのアドバイス。ダイコーのジギングロッドの”硬さ5”とは思えぬほどに、根元から曲がり、ティップが入っている。トルクフルな引きを楽しみつつ、自作のアシストフックはこの引きに耐えることが出来るのか?、PEラインは劣化していなかったか?、ラインの結束は完璧だったかな?などと脳裏に現れては消えていく。数回の攻防を制し、青黒い海に白い魚体が翻る。


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 無事にネットイン。全長92cm、重さ9.4kg(血抜き後)の鰤。8度目の釣行にして、ようやく念願の鰤を手にすることが出来た。嬉しいの一言に尽きる。目標の10kgに一歩及ばなかったものの、思い出ベスト5に入る魚となった。

その後、同じジャーキングで、メジロには2cm足りないハマチを追加。


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 ある程度、船中で魚が釣れたのを機に、大物狙いのために白石グリに向かう。移動時間は50分。今までアルバトロスにしても、ビクトリーにしても、白石グリでは、ロクな結果に終わっていないので、わざわざ1時間近くもかけて白石グリに移動することに疑念を感じる。若干、魚の活性が落ちてはいるが、近場で釣り続けた方が良いのでは?と、同じく白石グリで良い思いをしていないパパ番長さんとブツブツ文句を垂れる。時折、雨が落ち、気温が下がる。


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 と言うことで、身体を温めるためにこれ。たったの3分間を我慢することが出来ず、博多ラーメンのバリカタ麺よろしく食べ進む。しかしこの状態でも感動的に美味い。アウトドアで食べるラーメンは、何故か無性に美味く感じる。特に寒い海上で食べるラーメンは、この上なく美味い。


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 白石グリに到着。朝とは打って変わり、風が強くなり、波高が高くなってきている。水深は100メートルを越えている。しかも魚群はボトムに張り付いていて、活性が低く、さらにボートのポジションが頻繁に変わるため、非常に非効率な釣りが続く。そんな中、朝一番にハマチを手にして以来、本命からの反応が無く、徐々にモチベーションが下がってきているパパ番長さんに、追い打ちをかけるようにタケノコメバルがこんにちは。


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 お次は、良型のカサゴ。


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 さらにカサゴ。笑うしかない。いや、笑っている場合ではない、これはむしろ神業だ。


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 魚の活性が落ちてしまえば、当然ながらアングラーの活性も落ちてしまうもので、誰しもジャーキングが苦痛になり、投げ出したくなるような状況の中、”よし、ヒット!”の声の次にN氏のロッドが強烈に曲がる。思わず地球を釣ってしまったのでは?と思うような重量感のある引きだが、明らかに躍動感に溢れている。期待が高まる。何度目かの強烈な引きの後に、ロッドからテンションが消えた。フックオフ・・・残念。数回のジャークの後に喰ってきているので、完全に底を切っていることを考えると、鈍重な根魚の可能性は低く、想像するに巨大な回遊魚であった可能性が高い。その後、船中、完全にダメムードが漂い、船長の無線でのやりとりが現在の状況が最悪であることを裏付ける。


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 早々に白石グリを諦めて、1時間以上かけて網野町をさらに越えた西のポイントに移動することに。すっかり海象状況が変わり、強風が吹き、海面が乱れている。揺れ動く船中で、最後のチャンスに備えて空腹を満たす。揺れ動く船中で食べるラーメンもまた美味いのだ。


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 船長が双眼鏡で何かを見つけて、その方向に一直線。そこには、オオミズナキドリの群れが海面で休んでいた。この鳥の大群が乱舞すると、爆釣モードに突入するのだが、そんな様子は無い。水深は50メートル。


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 魚群を捉えてボートが急旋回。せわしなく釣り開始。船中で次々にハマチ、ツバスが上がる。もう一匹釣りたいと話していたS田氏にも、待望のヒット。これを皮切りに、最後の流しまでに4匹を追加し、計5匹。一方、パパ番長さんにも転機が訪れる。ジグに魚が反応し、ロッドが曲がり、次々に魚が上がる。メジロ1匹、ハマチ4匹を追加。N氏も熟練の貫録で次々にヒット。一方の私はと言うと、丹後ジャーク+ロングジグが全く効かなくなり、周りの釣果を眺めつつ、何とか1匹だけツバスを追加。丹後ジャークだけでなく、色々なジャーキングを習得する必要性を痛感。殆ど話題になっていないI島氏はと言うと、長距離の移動で完全に船酔いとなり、最後の絶好の時合いに為すすべもなく、無念、釣果無しに終わってしまった。午後5時を過ぎて、本日の釣り終了となり、帰港。


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 最後に今回のメンバーで記念撮影。お疲れさまでした。
(左から、N氏、Y氏、I島氏、自分、S田氏)


釣行データ
 釣行日:平成24年3月18日(日)
 潮回り:若潮
 天気:曇り時々雨、気温8~10度
 時間:午前8時出船、午後5時頃帰港
 ポイント:丹後半島沖 白石グリ
 釣果:鰤1匹(92cm、9.4kg)、ハマチ4匹(~58cm)、ツバス1匹

同行者の釣果:
 N氏:メジロ3匹、ハマチ5匹
 パパ番長さん:メジロ1匹、ハマチ・ツバス5匹、メバル1匹、カサゴ2匹
 S田氏:ハマチ・ツバス5匹、カサゴ3匹
 I島氏:無し


使用タックル
(1)
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-58/5
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Line: PE 3
 Leader: 50lbs.
(2)
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-62/4
 Reel: Shimano Twinpower 6000HG
 Line: PE 2.5
 Leader: 40lbs.

ヒットルアー
・Daiwa, Saltiga, SacrificeII 200g
・Daiwa, Saltiga, Sacrifice Slack Star 150g
・Fina St Rush 150g

使用船
アルバトロス
http://www.profisher-albatross.jp/
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簡単!オレスタ的・アシストフック作成方法 ~バーチカル・ジギングで狙う青物に~ 

 日本海若狭湾でジギングを本格的に開始して半年。当初は、ショップで出来合いのアシストフックを購入していたが、結構、値段が高い点、フックのサイズとアシストラインのバランスが気に入らない点、さらに自分の好みの長さのアシストフックが無い点で、早々に自作を開始。試行錯誤しつつ、ようやく現状の方法に落ち着いた。

 今まで、最大でメジロクラス(1匹だけだが)、ハマチクラスでは多数をこのアシストフックで釣りあげているが、過去に一度だけフックがすっぽ抜けたが、これ以外は全く問題なし。この一度だけのすっぽ抜けも、連続してハマチを釣り続けたことによるスレッド部の劣化によるものなので、本人が気を付けていれば回避出来たこと。今後、メジロや鰤など、大物と勝負することがきっと有ると思うので、その際にこのアシストフックが十分であるか否かが証明出来るし、仮に駄目であれば、自分が納得出来るように駄目な部分を見直せば良い。

※と言うことで、現段階で、作業量、コスト、性能のバランスにおいて、自分ではそれなりの納得のレベルにあるアシストフックですが、まだまだ改良の余地があると思います。この方法で作成したアシストフックで、記念すべき1匹を取り逃がしても、レコード級の大物を取り逃がしても、唯一のお土産を取り逃がしても、責任は取れませんので悪しからず。



今回、準備したのはこちら。

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・フック:Decoy Pike AS-03, 3/0、2/0(470円)
・アシストライン:Varivas PE Knot, 120lb. (380円)

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・ソリッドリング:Wao Sサイズ(500円)
・スプリットリング:Shaut! 75-SR, #5(280円)
・瞬間接着剤

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・フロロカーボンライン:Duel, Seabass Leader, 30lbs.(以前に購入した余りもの)
・PEライン:YGK Nitlon, 18lb (#1.2)(激安の380円)

・その他、使用した道具:ナイフ(アシストラインをカットする際に使用)、PEラインカッター、定規(アシストラインの長さを測る際に使用)




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 アシストラインを好みの長さに切り出す(今回は、長めのジグに使用するので14cm)。アシストラインの中芯を抜く。次の画像では、アシストラインの端部がモケモケになっているが、PEラインを巻きつける際に苦労するので、アシストラインの端部がモケモケにならないように注意を払う。中空になったアシストラインに、フロロカーボンラインを挿入し、アシストラインと同じ長さにカット。


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 フックにアシストラインを沿わせて、PEラインを結ぶ。


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 やや隙間を空けてPEラインを巻き付ける。この際に、4~5回巻き付ける毎にPEラインの色が若干濃くなる程度にラインを締め付ける。最後にハーフヒッチで固定。


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 密に巻き戻しをして、最後に2~3回ハーフヒッチで固定。巻き戻しの際にも、PEラインを慎重に締め付ける。


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 余分なPEラインをカットして、瞬間接着剤(浸透性のあるもの)を塗布し、乾燥。


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 反対側も同様の方法で、PEラインを用いてアシストラインにフックを固定。


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 ソリッドリングを通し、アシストフックの中心部でアシストフックを折り曲げる。


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 アシストラインの二重になった部分をPEラインで結束。


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 PEラインをアシストラインに巻き付ける。この際にも、PEラインを3~5回巻き付ける毎に締め付けて、折り返し部分はハーフヒッチで固定。PEラインを1往復もしくは1往復半程度巻き付けて、最後は、ハーフヒッチで3~4回締め上げて固定。


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 PEラインの端部をカットして、巻き付けたPEラインをペンチなどを利用して形を整え、最後に瞬間接着剤を塗布。


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 スプリットリングとソリッドリングを取り付けて完成。


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 完成。


最後に、アシストフック作成費用を計算してみた・・・。


16-費用1
作成費用(フックサイズ3、アシストライン14㎝使用した場合)

17-費用2
作成費用(フックサイズ2、アシストライン12㎝使用した場合)


※労力を考えると、既製品を購入した方が良いかも知れない・・・。

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