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兵庫県宍粟市「山崎アウトドアランド」にて二泊三日の秋キャンプ 

 4人分のキャンプ道具をツーリングワゴンのラゲッジルームにぎゅうぎゅうに押し込み、ルームミラーにはシュラフしか映らない状態で、中国自動車道を西へと向かう。今年は台風の来襲が多く、それに加えて、ここ最近の雨オトコぶりが半端ではないので、天候の心配をしていたが、この三連休は大きな天気の乱れも無いとのことで、ひと安心。山崎ICを下りて、国道29号を北へと向かう。


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 “生谷温泉伊沢の里”に立ち寄り、キャンプの前に快適な湯を満喫する。休日だと言うのに、時間が早いせいか閑散としている。

生谷温泉伊沢の里
〒671-2517兵庫県宍粟市山崎町生谷214-1
TEL.0790-63-1380
http://www.igidanionsen.com/


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 この界隈の自然の豊かさを象徴するように、温泉の横を静かな佇まいで流れる川の石をゆっくりと持ち上げると、透明感あるオレンジ色のハサミを持った沢ガニがそこかしこにいる。自分が描く沢ガニのイメージは、山奥の緑の木々が生い茂る源流近くの細々とした川に、人知れず、密かに、艶のある黒い眼玉を冷水に晒しながら、石の隙間に身を隠して生息しているというものなのだが。


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 宍粟市の街中のスーパーで、食材を買い込んで、いざ標高650m地点にあるキャンプ場へと向かう。県道429号から西側に折れて、山道に入ると、杉の木が鬱蒼と茂り、冷たい森の空気が車の中になだれ込んでくる。都会の街中では、人工的な構造物がぐいぐいと自然の領域を追い詰めているように思えるけど、ここに来るとそれが逆転し、アスファルト舗装の道路を圧倒的な自然の力が左右からメキメキと挟み込み、それがやがて消滅するのも時間の問題だなと思わせるほどの迫力がある。冬場になると、この山間部を縫うように走る道路は、積雪によって更にその存在が小さくなってしまうのではないだろうか、もしや存在すら真っ白な世界に消されてしまうのだろうか、などと考えつつ、ハンドル操作を誤ると簡単に道路から車が転げ落ちてしまうので、慎重に慎重にアクセルを吹かし、ハンドルを傾け、ギヤをシフトして、この雰囲気には若干のギャップを感じつつ、我が家では根強い人気があるABAのベストを聞きながら、歌を口ずさみながら走る。


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 今回は、念願のB5サイトを確保することが出来た。サイトの横にある大きな岩が象徴的で、子供達はこの岩によじ登りたいと以前から欲望していた。人気があるサイトであるのか、地面が部分的にぬかるんでいて、コンディションはあまり良くないが、景色の良さと相殺されるので良しとする。

山崎アウトドアランド
http://www.yamasakioutdoorland.com/


今回のキャンプ道具
※レガシー・ツーリングワゴンに積むことが出来る限界の荷物。
・テント(ドームテント)
・タープ(ヘキサゴン)
・シュラフ(スリーシーズン用)×4個
・エアマット×2個
・エアポンプ
・テントシート
・テーブル×2脚
・キャンピングチェアー×4脚
・シングルバーナー×2個
・ガスランタン
・バーベキューコンロ
・食器セット
(以上、全てコールマン)
・クーラーボックス(30リットル)
・コッフェル1式
・ナベ、フライパン(各2)

・炭(キャンプ場で調達、3kg400円)
・薪(キャンプ場で調達、350円)
・毛布2枚(キャンプ場で調達、1枚1泊200円)


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 森の方から、パキッ、パキッと小枝が折れるような乾いた音が時折聞こえてくる。更にピィィ~~~っと甲高い笛のような音も聞こえてくる。何かと思い、目を凝らすと、野生のシカ数頭が何やら地面に落ちているものを啄んでいる姿が木々の間から見える。現代社会での生活と経年の視力の劣化も相まって、薄暗い森の中にいる彼らの姿を捉えるのは至難の業であるが、彼らの三角形の白いお尻が見え隠れすると、その場所をようやく特定することが出来る。落ち着いている様子だが、彼らはやはり野生の生き物で、子供達が近寄ろうものなら、ある一定の距離に触れた瞬間に、身体のバネを柔軟に使って、地面を蹴って、大きく跳躍しながら森の中へと消えていく。


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 初日の夕飯は焼き鳥。鶏の胸肉を500gほど購入して、これを細かく切ってから串に刺す。多少の手間はかかるが、出来あいの焼き鳥を購入するより、格段に安いし、何よりアウトドアを満喫している自己満足に浸れるのが良い。夕暮れの頃合いを見計らって炭をおこす。パチパチはぜる音、煙の匂い、内に秘めたる熱射。


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 シシトウも主役級の美味さ。


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 炊き立てのご飯でおにぎり。


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 夜の帳が下りると、大気の空気が一気に重く黒く圧縮されて冷却され、圧倒的な重厚感で森を覆う、テントを覆う、タープを覆う、万物を覆う。上下左右の見境が良く分からない漆黒で重力に逆らって空を見上げると、そこには満天の星空が広がっている。昨年は、何本かの流れ星を見ることが出来たので、今年もと意気込んで、キャンピングチェアーに座って、顎を突きあげて、空からの冷気を顔面で受けつつ凝視するも、寒さのせいか忍耐力が無くなってきているせいか、数分で断念して、暖かいシュラフに潜り込んだ。遠くから例の甲高い鹿の鳴き声が聞こえてくる。漆黒の闇で身動きが取れなくなる人間とは異なり、自然の中で生きている彼らの力強さを思い知りつつ、漆黒の泥沼に落ちて行った。


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 テントの中で仄かな明かりを頼りに飲むワインは格別だ。数百円の激安ワインでも、格別に旨く感じるのは、五感が敏感になっているせいだろうか。

 腕時計のライトを付けると、午前2時半。2つあるテントマットのうちの1つが沈み込んでいる。バルブから空気が漏れたのかと思い、もそもそとシュラフから脱皮して、車にポンプを取りに行く。狭いテントの中で、午前2時半にシュポシュポと機械的な音を鳴り響かせポンプを上下する姿は滑稽の何ものでもないが、エアマットがミシュランのようにパンパンに膨らんだ時に事件が発生。明らかに空気が抜けている音がテント内に響く。しかも猛烈な勢いで抜けている。ヘッドライトを付けて、音の主を探り当てる。いざと言う時に持参しているガムテープを張り付けて、急場を凌ごうと試みるも無念、噴出する空気の勢いを止めることが出来ず、止む無く、もはやエアマットとは言えなくなった、エア抜きマットに寝ころび、大地の力強い冷気と闘いながらあらためて泥沼に突入。


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 空気が抜けてぺったんこのエアマット。


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 見事な穴が。


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 キャンプ場の受付で、エアマットの応急処置が出来そうなものは無いかと尋ねると、塩ビ管を繋げるときに使用するボンドがあると言うことなので、それを少し頂いて、ボンドとガムテープで入念に空気穴の封じ込めに挑戦するも、やはり内に秘めたる空気の威力は凄く、ボンドの粘着力をものともせず、いとも簡単に空気の通り道が出来てしまった。二日目の夜は、キャンプ場で借りた毛布2枚を役立たずのエアマットの上に重ねて敷いて、夜の帳と闘ったのであった。

 思えば、昨年のキャンプでもこのエアマットに起因する事件が起きた。エアマットにポンプで空気を入れようと、シュポシュポと数回ほどポンプを上下させた瞬間に、ボキッと怪しげな異音とともにポンプが壊れてしまった。止む無く、家族4人の唇と肺を駆使して、1時間近くも要して、何とかエアマットの空気を入れたことがあったので、今回のキャンプの前にこの様な心配がないマットを購入しようかしまいか悩んでいたが、昨年と今回の2回の事件を機に別の構造を持ったマットを購入することを決意した。


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 こんな適当な朝食でも何故か美味い。


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 昨年、このキャンプ場に来た時には、秋の味覚である栗がたわわに実っていて、栗拾いがとても忙しかったが、今年は既に栗のシーズンが終わってしまっていて、やることが無い。荷物の隙間に捻じ込んでおいた木片とナイフ。創作意欲が増して、気が向けば削れば良いし、珈琲が飲みたくなったら淹れれば良いし、眠くなれば眠れば良い。流れる時間を贅沢に使用するのが、まさにキャンプの醍醐味であると思う。


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 濃いめのアゴ(トビウオ)出汁の熱々うどん。問答無用で美味い。


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 久々の木片削りで指に水ぶくれが出来てしまったが、山からの微風を浴びながら、気ままに木を削っているこの瞬間は、何もかも忘却の彼方、無心無心無心。


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 二日目の夕食はキャンプの定番バーベキュー。チカチカ明滅する炭を伺いながら、香ばしい煙に燻されながら、空から下りてくる重厚な冷気を浴びながら、今か今かと肉の焼きあがりを待つのは、人間の本能が刺激されるせいか、食欲がじわじわと増加する。滋味が溢れ出した熱々の肉を齧ると、至福の時間が到来する。

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 未完成。これ以降の作業は、帰宅してからにする。


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 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミペグ抜きハンマー(購入価格1300円)
 長年使用していたハンマー(タープを購入した際に付属していた非常に簡易なもの)が前回のキャンプで壊れてしまい、今回のキャンプのために取りあえず購入したもの。一瞬、ブルーが綺麗に輝き、見栄えが良いように感じるが、手に取ると、塗装やリベットなど、中国製ならではの思わず失笑してしまう粗悪な仕上がり。しかし、ネットでユーザーの声を確認すると、以外にも良い評価だったので、当分はこれを使用してみようと思う。本当は、スノーピークのハンマーが欲しかったのだが、思いのほか値段が高かったため断念。


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 三日目の午前中に”きのこ観察会”というイベントがあるので参加することに。大人500円、小学生以下は200円。きのこ先生の簡単な講義を聞いてから、山に入って、きのこ狩りを開始。今年は、猛暑と降雨量の不足で、例年にない不作とのことだが、スーパーで売っているような”しめじ”や”しいたけ”や”松茸”が採れたら良いなと、山の急斜面をよろけながら歩き回るが、そうそう簡単に見つけることが出来ず。


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 マムシ、スズメバチ、ヒルがいるとのことだったので、十分に注意しながらきのこを探す。靴の中に違和感を覚えたら、見事に黒色の悪そうなヒルがいた。幸いなことに血まみれにならず。


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 ようやく発見したきのこ。山の窪みに流れる小さな川の近くの倒木に生えていた。後に講師の先生に確認をして頂いたところ“ナラタケ”という種類で、一応、食べることが出来るようだ。


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 2時間ほど、山の中を歩き回ると、普段の運動不足がもろに露呈して、後半は戦力にならず。ヨロケナガラも何とかキャンプ場に帰還したものの、我が家の収穫はごく僅か。講師の方々によって、観察会の参加者が採ってきた“きのこ”を分類して頂き、そして特徴的なきのこについて、プロの方ならではの視点で色々と講義を頂く。同じ種類のきのこでも千変万化するので、プロの方々でもきのこの識別は難しいとのことで、ましてや素人が俄仕込みの知識で図鑑を片手に識別するのは危険を伴うとのこと。


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 地元の方々が昼食を準備してくれていた。素朴で美味い。


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 ホクホクの焼き芋。普段は焼き芋を食べないが、試しに頬張ってみると、優しい甘みが広がった。


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 午後1時過ぎにサイトを撤収。帰り際に、キャンプ場から細長い南京と栗を頂いた。

 現実逃避の二泊三日を終えて、またいつもの日常に戻る。


山崎アウトドアランド
http://www.yamasakioutdoorland.com/
〒671-2561 兵庫県宍粟市山崎町小茅野字白口538-37
利用料金:3000円×2泊+美化協力金300円×2泊

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兵庫県須磨沖でタチウオ・ジギングに挑戦 



 今回は、フィッシング・ヒカリ主催のペア・タチウオ・ジギング大会に参加することに。6組限定であったが運よくエントリーすることが出来た(参加料はペアで8,000円)。ここ最近は、タイラバ、エギングなどの新たな釣りに挑戦する機会が多く、その時々で実に色々なことを体験し、その都度、学ぶべきことが多々あって、刺激が乏しくなりつつある我が脳味噌と身体には、良い薬になっている。釣り業界の強かな戦略か、釣り師の飽くなき野望か、日本人得意のニッチ細分化の極みかは知らないが、最近の釣法や道具のカテゴライズの緻密さには驚くばかり。タチウオのジギングも、最近の専らの言い回しでは、動名詞化してサーべリングと言うのがそれっぽくて良いのかな。近頃、太いのや細いのや長いのや短いのや、我が家には様々なロッドが竹林のように並んでいる。またもやサーべリング専用ロッドを購入せねばならないのかと、捕らぬ狸の皮算用も含めて思案していたが、何とタックルのレンタルが無料で出来るということが分かり、即座にその申し込みをする。念のため、恐らく準用可能であろうタイラバ専用タックル1本を持ち込むことにした。

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 天高く馬肥ゆる秋と言うが、空を見上げると、これがいつもの空か?と思えるほどに高く広く青く、東西南北+上空に広がっている。午後1時半に須磨を出航し、淡路島方向に南下する。走ること20分ほどでポイントに到着した。乗船した6組12名の大小の釣り師達は、そよそよ潮風に緩い微笑みを浮かべつつ、若干の緊張も見て取れる。ヒカリのスタッフの方が2名乗船してくれているので、諸々のサポートがあるのでとても安心感がある。副店長のH氏に、サーべリングの肝を伝授して頂くと、ジグで底を取ってから、ワンピッチ&ワンジャークを繰り返し、通常なら喰わせの間を入れるのだが、その際にもゆるゆるとリールのハンドルを回すのが良いとのこと。こうすることによって、凶悪なタチウオの顔を一層凶悪にするためにあるような、剃刀のような歯によって、ラインを切られることを防ぐことが出来るとのこと。


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 さて、早速釣りを開始。水深は60m程度。タチウオの反応がボトム付近10mに出ているとのこと。120gのジグを海に投入し、若干のサミングでジグをスルスルと送り込む。底を取ってから、やや鋭いワンピッチ&ワンジャークで底付近を集中的に攻める。ジャーキング時に何やら違和感があるが確信には至らず、間を入れてみるとラインテンションが緩んだ。即座にギヤ比の低いベイトリールのハンドルをこれでもかと高速で回して、そして縦方向に電撃フッキングを入れると、もわっとした、ほわほわした重量感の後に乗った。魚類ならではのグイグイと圧倒的な引きはあまりなく、かと言ってアオリイカのようなジェット噴射の引きとも異なる不思議な引きを味わいつつ、海面にサーベルが横たわった。グアニン色素が放つ正宗のような渋く、鋭く、妖艶な光沢が眩しい。天が高くなると、タチウオまでも肥えるらしい。


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 どうやら潮が動いているらしく、魚の活性も高いようで、船中で次々にタチウオが上がる。ジグを送り込むのをもどかしく感じつつ、テレビで見た立ち泳ぎのタチウオの群れを妄想しつつ、アクションを開始。底から10mのラインに魚がいるようなので、底から15mあたりまでジグにアクションを加えて、その後に動きを止めて間を入れることにより、ジグを追ってきたタチウオがジグにバイトする機会を作る。案の定というか狙い通りにラインが一気に弛む。バネのように撓る身体を翻して、下の方から一気に喰いあげるタチウオの姿を想像しつつ、素早くラインを巻き取ってフッキングを入れる。美味い具合に、タチウオの凶悪な顔の一部である口にフッキング出来ると、魚類らしい引きを堪能できるが、リアのトレブルフックがタチウオの横っ腹あたりに刺さってしまったり、ラインにぐるぐる巻きのガンジガラメになってしまったりすると、躍動感ある魚信は皆無、少しだけの生体反応とほぼ支配的な重量感だけがロッドを曲げることになる。出来ることなら、フロントの細軸のフックをタチウオの口周りに差し込みたいところだ。

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 ぎこちないジャーキングの息子も、徐々にそれらしいロッドアクションになりつつある。何度かタチウオのバイトを察知するものの、やはりフッキングが上手くいかず、なかなか思うように乗らず、集中力が無くなり、それと同時に忍耐力も何処かに行ってしまいそうな雰囲気。船長の情報によると、タチウオらしき反応が、底から5m周辺にあるとのことなので、底を集中的に攻めるように息子に伝える。程なくして、怪しくロッドが曲がり、ラインが緩んで、ロッドが負荷を失って真っ直ぐになる。タチウオが喰いあげている証拠だ。数秒後にグイグイとロッドが引きこまれた。上手い具合にタチウオがフッキングしてくれたようだ。


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 今回はY氏と娘さんも同船。


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 スパンカーを張った船は、船首を南側に向けつつ、潮の流れも相まって北北西の方向に流れていく。水深80mあたりから流し始めて、水深50mほどの地点で一旦切り上げて、そしてほぼ同じようなコースをトレースしている模様。今回、船尾右舷側に陣取っているので、イイ感じに先にポイントに入っている格好だが、我が釣り座には関係なく、船首でも釣れるし、左舷でももちろん釣れる。流しのコースによっては、風と潮流の影響で、ラインが船の下に入る場面が多くなり、まめにジグを回収して底を取りなおさないと、お祭り騒ぎになってしまう。船長の指示棚を意識して、その近辺を集中的に探る探る探る。船中で最初の1本が釣れると、タチウオの群れが上ずるのか、徐々にタチウオが反応するレンジが上昇してくるようにも思う。


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 和歌山方面の海を眺めると、遊魚船がひしめき合っている。激戦区に違いないが、船長の操船が良いのか、タチウオが豊富にいるのか、飽きない程度にバイトがある。ジグで底を取ってから、ワンピッチ&ワンジャークで丁寧に攻めると、突如、鈍重な魚信がロッドを大きく曲げる。少しためてから、ジワリとフッキングを入れると、明らかにタチウオでは無い引き。サワラの姿が脳裏をよぎった瞬間にラインブレイク。ワイヤーリーダーを越えて、ナイロンリーダーの部分がすっぱりと切り裂かれていた。ジグを付け替えて再度・・・すると今度は、一瞬の重量感の後にロッドがふわりと軽くなった。PEラインがすっぱりと切れていた。船中でもサワラが数本上がっていたので、恐らくサワラの仕業であろうな。その後も飽きない程度にタチウオの反応がある。騎士がサーベルを振り回したり、武士が太刀を振り回したり、それがロッドにズシリと来たり、空振りしたのかヒョロヒョロだったり、時にグルグル巻きに捻じれたり。


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 秋の夕暮れは早い。淡路島方面から差し込む木漏れ日が徐々に威力を失っている。時刻は午後4時半。潮が止まったのか、魚の活性が極端に落ちた。船中では、ポツリポツリと釣れているものの釣行開始時の活況はすでに無い。午後5時半頃に納竿となった。

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 今回使用したジグ。水深50m~80mが中心で、それほど潮流が早くなかったため、更にタックルバランス的にも120gをメインに使用。150gのジグをしっかりと操作出来るタックルがあれば、更に手返しが良く、さらにタチウオへのアピールが出来て良かったのかなと思う。色は、タチウオでは定評がある黒系をメインに使用。イワシカラーにも良く反応した。ルアー形状は、細身の側面が平べったいジグが良かった。


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■今回の仕掛け
 ナイロンリーダーの先にワイヤーリーダーを装着し、ジグのフロントアイには、タチウオ専用のバーブレスのアシストフック、リアアイにもタチウオ専用のバーブレスのトレブルフックを装着した。タチウオのみならず、サワラも喰ってくるため、ラインブレイクのリスクが高い。精神的に良くないので、ジグ、フックなどは、余分に準備しておいた方が良いと感じた。


■釣行データ
 釣行日:平成25年9月29(日)
 潮回り:中潮
 天気:晴れのち曇り
 時間:午後1時半出船、午後6時帰港
 ポイント:大阪湾須磨沖
 釣果:タチウオ10匹、息子:3匹
 利用した船:耕栄丸

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■潮汐
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出典:Tide736.net(http://tide736.net/


■使用タックル
(1)
 Rod: Shimano Game Type LJ B631F
 Reel: Shimano Calcutta 201
 Line: Duel Hardcore X8, PE 0.8, 16lbs.
 Leader: 16lbs.

これに加えて、2本のベイトタックルをレンタル。

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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