01 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28. // 03

鳴門海峡・淡路島にて徹夜メバリング ~時には禁断のライブベイトで~ 

 昨年のアオリイカ徹夜釣行以来の久しぶりの白ねこさんとの釣行。白ねこさんの愛車パジェロが、正に山猫の如くシナヤカな足腰で阪神高速のワインディングを抜けて、明石海峡を跨ぐ大橋をピタリと地面に張り付きつつ力強く駆り、そして小春日和の潮風を感じつつ淡路島を南下すること2時間。途中で釣り具店をハシゴして、もしもの時の餌などを調達して、更に我々の餌も調達して、本日の第一目的地に到着。


01-20140125_02.jpg
はらまる水産
http://www.haramaru.gr.jp/05info/info.html

 曜日によって営業時間が異なるので注意が必要だが、上記HPに臨時休業や営業時間などの情報が掲載されるとのこと。


02-20140125_03.jpg
 バケツもしくはザル1杯のカキが何と1000円。カキの大きさによって、同じ1000円でも個数が異なるようで、質より量を重視して、黄色のバケツのカキを購入。聞くところによると大体35個のカキが入っているとのこと。ここで心配になるのが、カキをうまく剥けるのかどうかということであるが、300円でカキを剥くナイフ?のようなものを購入することが出来る。剥き方、簡単な調理法などの情報も添付されている。随分と昔に鳥取県に住んでいたことがあり、当時は岩ガキを知り合いから頂戴することがあったので、カッターナイフを用いて悶絶してカキを剥いていたことを思い出したが、その剥き方は、すでに忘却の彼方。

 白ねこさんのお蔭で、大好物のカキを非常に安く購入することが出来たので気分が良い。


04-20140125_13.jpg
 ほどなくして本日の最初のポイントに到着。まだ陽が沈んでいないため、のんびりと準備をして釣りを開始することとなった。海面に目をやると、絞り込まれた海峡のような状態のため、まるで川のように猛烈な勢いで海水が流れていることが分かる。流れは左から右へ、一定の速度で流れているかと思いきや、途中で反対方向に逆流をしていたり、淀んだり、渦巻いたり、留まったり。しかも大阪湾側と瀬戸内海側の潮位差の影響を大きく受けるようで、翻弄されるように刻一刻と流れが変化して、それに合わせて海面が蠢いている。リグを投げ込むと、その激流ぶりが良く分かる。素早くラインが右に走ったかと思うと、ピタリと止まり、動いたかと思うと目の前にある。メバリングと言えば、夜に人知れず静かにひっそりと咲き誇る月下美人のように、静寂の中で、墨汁を溜めこんだような黒くまったりとした海を予想していたので、今の状況に対応できるリグが無いなと心配になる。


05-20140125_09.jpg
 白ねこさんの知り合いである地元の方から、色々な地物を頂戴した。白ねこさんの人柄であり特技であろう。誰とでも仲良くなってしまう。これは鳴門のメカブ。茎を細く刻んで断面がボートの様な形の料理を見たことはあるが、原型がこんなにも不思議な形をしているとは知らなかった。まるでドリルの先端のような。お湯に浸けると一瞬で新緑の山々のような鮮明な緑色に変わるそうだ。確かに、普段、料理になった状態で目にするメカブは、見事な緑色をしている。この他にも、ミカンやサトイモなども頂いた。


06-20140125_26.jpg
 最初のポイントでは、夕刻の最高の時合にも魚の反応は無かった。釣れる時は、面白いように釣れるとのことだったが、やはり自然相手なのでしょうがない。漁港に場所を移動して、気分を変えて釣りを開始。


07-20140125_15.jpg
 護岸沿いにジグヘッドを落とし込み、底を取ってからジワジワとリーリングすると、中層あたりで良い感じのバイト。メバルらしき引きであるが、ピックアップ寸前に自動的にリリース。潮がかなり流れているので、軽いリグでは、底を取ることが結構難しいが、護岸沿いにラインを出しながらリグを流して底を取ってから、若干のリフト&フォールで丁寧に探るとコツコツっとアタリ。一瞬だけ抵抗を見せるが、すぐに観念。胸鰭を精一杯広げている姿を想像する。予想通りのカサゴ。小さいのでリリース。同じトレースラインで数匹を釣ることが出来たが、小さいカサゴのみで、更に潮流が変わったのか、ワームを見切られたのか、反応が途絶える。一方の白ねこさんは、ダウンショットに餌もしくはガルプで着実に数を伸ばしている様子。


08-20140125_19.jpg
 ダウンショットに切り替えるが、この潮流に対応できるようなシンカーが無いので、グレムリンを数珠のように連ねたり、バレットシンカーをぶら下げたりと、小規模な創意工夫を凝らしては、魚信を探るも、シンカーが軽すぎると、地面にへばり付いて潮流に耐えるカサゴには、動きが速すぎるようで、こうなったら更に重いシンカーを装着して、リグの動きをもっと遅くしてやろうとゴソゴソやっているうちに、一瞬、潮流が緩んだ。切り札として、もしもの時のために購入したライブベイト(要は餌)を使用すると、アタリが連発する。さすがに餌には敵わないなと思う。禁断のライブベイト。


09-20140125_21.jpg
 相変わらずサイズは小さいが釣れる。リグを投入して底を取ると、右から左へと流れる潮流にリグを乗せて、と言うか、ややホットケ状態で流すと、グググッとアタリがある。いやしかし、本命のメバルが釣れない。それもそのはず、いつしか狙いは完全にカサゴになっていて、中層や表層を狙うなんて発想が消え失せていた。ヘッドライトの光で海中を照らすと、足元に無数の小型のメバルが漂っている。目の前にジグヘッドを通しても、餌を通しても、彼らは全く見向きもしない。気のない奴を振り向かせるのは難しい。


10-20140125_22.jpg
 カサゴ


11-20140125_27.jpg
 闇夜に青く光る炎。時折、雨粒が落ちてきて、体感温度が下がる。そんな時に、白ねこさんがガサゴソとコンロを出してきて、そしてお湯を沸かしてくれた。真夜中に潮騒を聞きながら食べるカップラーメンは文句なく美味い。身体が一気に温まった。更に食後の珈琲まであるのだ。しかもドリップ。すでに釣りを開始して、6時間ほど経過しているだろうか。疲労が溜まりつつあったが、これで一気に回復した。


12-20140125_30.jpg
 鼻腔を芳醇な珈琲の香りが通過。うむ、最高だ。


13-20140126_32.jpg
 本日、3箇所目のポイントに移動。荷物を準備して、突堤に辿り着いたかと思いきや、大粒の雨が落ちてきたので一旦撤収して雨宿り。雨が小降りになったところで、再度、突堤に繰り出す。すっかり、ダウンショットでカサゴを狙うメソッドが浸み付いていて、更に餌も余っているので、妥協してるなと思いつつも、魚信を優先して、ダウンショット+餌であれこれ攻めてみると、随分と時間を要した後に躍動感ある引きに出会った。やはりメバルであった。

 白ねこさんは、ダウンショットですでに数匹を釣っている。途中の釣具屋で調達したミノーを試してみるとのことで、何と1投目で良型のメバルがヒットした。キャストしたあとに、ロッドティップを軽く煽ってから、海面に漂わせるのがキモだということなのだが、やはり釣りは試行錯誤、発想の転換、臨機応変なのだなと思いつつ、すでに思考能力がゼロ近くになっているこちらは、相も変わらずダウンショットを投げている。


14-20140126_34.jpg
 突堤の先端から突堤の法線方向にリグを投げ込んで、ジワジワと港外側に流れる潮を感じながら、ボトムをズルズルやっていると、グワンとバイト。鈍重な引きで、直感的にカサゴと分かったが、結構重い。慎重に引き抜くと、25cm程度の良型のカサゴであった。その後、あまり状況が好転しないことから、鳴門から淡路島に戻り、とある船溜まりでロッドを振るも、極小のカサゴを1匹追加しただけであった。白ねこさんは、ここでもミノーでメバルをゲット。今度の釣行の際には、ミノーを持って来よう。

 三宮に到着したのは、夜も明けた午前6時。お疲れ様でしたっ!



15-20140126_01.jpg
 夕飯はカキフライに決定。個数を数えてみると38個。うまく剥くことが出来るのだろうか。やや心配になりつつ、作業に取り掛かる。


16-20140126_05.jpg
 最初はかなり難航したが、20個ほど剥き終る頃には、徐々にコツが掴めてきた。


17-20140126_06.jpg
 こんな細長い殻にもしっかりとカキが入っている。


18-1920140126_09.jpg
 50分ほど要して、38個のカキを剥くことが出来た。海水と同じぐらいの濃度の塩水に浸けつつ、殻の破片を洗い流す。


1920140126_18.jpg
 山盛りのカキフライ。カサゴの刺身にメカブもあって、食卓が賑わった。カキの味は、クセが無くて非常に美味しかった。カキのミルキーな濃厚な味が好きな人には、ちょっと物足りないかも知れないけど、我が家の評判は上々で、普段はカキフライを敬遠する家族も、これなら食べることが出来ると、熱々のカキフライを頬張っていた。カキを販売されていた方の話によると、これからの季節、カキはもっと大きく育ち、味が深くなり、更に美味さが増すとのこと。ちなみに、鳴門のカキは、まだまだ知名度が低いようだが、努力の甲斐あって、ここ最近は随分と世間に知られるようになってきているようで、大規模な新たなカキの産地に名乗りをあげる日もそう遠くはないのかも知れない。




■釣行データ
 釣行日:平成26年1月25日(土)午後2時~26日(日)午前6時
 潮回り:長潮
 天気:曇り時々雨
 ポイント:鳴門海峡、淡路島
 釣果:カサゴ13匹、メバル1匹

■潮汐
20140125_3606_03.png

出典:Tide736.net(http://tide736.net/


■使用タックル
03-20140125_08.jpg

1.ジグヘッド用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン5lbs

2.ダウンショット用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-710ULS
 Reel: Shimano Twinpower 2500SDH
 Line: ナイロン5 lbs.



■使用ルアー
 ・スクリューテールグラブ、パワーベイトなど

スポンサーサイト

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

[edit]