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瀬戸内エギング釣行 ~車中泊、必死過ぎるアオリイカ釣行~ 


 声援に包まれ、白熱する騎馬戦の勝敗が遂に決まった。大喜びする白組。雲ひとつない青空を眺めていると、校舎と体育館の隙間をスルリと風が吹き抜け、日陰に入ればすでに秋の気配。帰宅後に一息ついてから、車にタックルや食べ物やシュラフなどを積み込んで、陸っぱりの最盛期を迎えたアオリイカを求めて、いざ出発。現地に午後6時過ぎに到着。遠くにはロッドを煽るアングラーの姿がちらほら見える。
 今回の釣行では、時間の変化や潮の満ち引きが釣果にどのように結びつくかを知ることが出来ればと考えて、同じエリアを集中的に攻めることに拘ってみよう。何か発見があると良いのだが。


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 過去に実績があったポイントに早足で向かうが先行者あり。止む無く、隙間を見つけて釣り開始。丁度、干潮の潮止まりからスタート。潮が動き出す時間と日暮れが重なっているため、少し時間が経てば、アオリイカの活性は高くなるに違いない。開始早々にバイトがあり、再度、餌木を同じラインに通して追い食いを誘うが思い通りの反応はない。場所を少し変えて、開始後30分でようやくの1杯目。しかし、潮が動き出し、日が暮れて、微風が通り過ぎ、下弦の黄色の月が浮かんでも、一向にアオリイカの反応は無い。午後8時頃に貴重なバイトがあるも、弾いてしまい釣果に繋がらず。


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 午後8時半頃までロッドを振るも、何故かアオリイカの反応は無く、今回の釣行のテーマとした、時間の変化と潮の満ち引きが釣果にどのような影響を及ぼすか、ということを把握出来ないままにズルズルと時間だけが過ぎ去り、空腹に気が付いて、遅めの夕飯を食べることに。


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 ランチジャーに詰め込んだホカホカご飯にレトルトカレーをかけて夕食の完成。冷たくなってきた潮風と大自然がこの簡単な夕食を美味くする。食後は、ラゲッジスペースに腰かけて、冷めた珈琲を啜りつつ、地図を広げて、タイドグラフを眺めながら作戦を練る。満潮の潮止まりに向かっている状況に変わりなく、このまま釣りを継続したところで好転する気配も無いので、歯磨きをして、ラゲッジルームに広げたシュラフに滑り込んで眠りに就く。我が身長では、ラゲッジルームの奥行が微妙に足りず、首が変な方向に折れるか、足首の自由を奪われるかになり、寝づらいなと思いながら夢の中に浸ると、旅先で釣りばかりしていたせいで、旅の本来の目的である妹に会うということが出来ず、誰かに怒られるという変な夢を見た。午前3時に目覚めて活動開始。


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 目が覚めると目の前に釣り場が広がっていると言うのは、何とも贅沢な話だが、30分ほどロッドを振るも状況は変わらず、アオリイカの反応は無い。今回の釣行の目的である時間の変化、潮の満ち引きが、どのように釣果に影響するかと言うテーマを諦めて、ポイントを変えることに。車に乗り込んで、30分ほど移動。辿り着いた漁港の港内側が何やら騒がしいと思い、海面にヘッドライトの光を落とすと、そこには無数のベイトがぐるぐると群れていた。時折、豪快にライズする音が聞こえるが、その主はシーバスであろうか。


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 港内側では反応が無く、更に進んで防波堤の先端まで行ってロッドを振るがこちらでも反応が無い。先行者に状況を確認するが、真意のほどは定かではないが、全然釣れていないとのこと。漁港内を歩きまわり、港外側に暗闇に伸びる石積みの突堤を発見。午前4時、干潮の潮止まりまであと2時間。2号の餌木を風に乗せてキャストして、20秒を数えて十分に沈めてから、シャクリを開始。数投後に久しぶりのアタリ。少しためてからロッドを立てて、緩やかにフッキング。


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 数分後に2杯目。手前まで丁寧にしっかりと餌木を操って、ピックアップの寸前に食わせることに成功した。過去の釣行で、アオリイカの動きを十分に確認しつつサイトフィッシングで釣り上げたことが、暗闇でアオリイカの動きを確認出来ずとも、脳裏のスクリーンにアオリイカの捕食シーンをイメージすることによって、バイトに繋げることが出来た貴重な1杯。


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 場所を少しづつ変えながら、餌木のトレースラインを変えながら、シャクリのタイミングを変えながら、様子を伺いつつロッドを振ると、昨日の夕方の苦労が嘘のように、爆釣とは言えないが、着実にアオリイカの反応がある。今回、餌木をシャクった後のフォーリングで、餌木の体制を整え、尚かつバイトに備えるためにも、リールのハンドルを非常にゆっくりと回して、餌木がスライドするようにすると、何故かこれが良いようだ。ただし、潮の流れと相まって、スライドの動きが速くなると、ミスバイトにもつながるようで、その加減については、まだまだ研究が必要なようだ。


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 陽が昇り、冷え込んだ空気が徐々に温まってきた。アオリイカの反応も飽きない程度にある。


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 本日9杯目。気が付けば、干潮の潮止まりから折り返し、上げ潮に変わり、右から左に勢いよく潮が流れ始めている。明るくなり、アオリイカの追尾も確認出来る。粘れば、まだ釣れそうな感じもするが、切り上げることに。


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 すっかりと冷えた身体を温めるべく、ラーメンを作ろうと思い、持参しているインスタントラーメンの袋を引っ張り出すと、あぁ無念、パッケージには“冷やし中華”の文字。


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 お湯を沸かして、玉子を投入し、乾麺を柔らかくほぐし、そしてお湯を切ってから冷やし中華の出汁を投入して、奇妙な“ホット冷やし中華”の出来上がり。味は文句なしに美味いのだが、出汁に入っている酢が気化して、麺を吸い込むと酢も吸い込んでしまいゲホッゲホッ・・・とむせてしまう。何とも間抜けな朝食となった。その後、北風が強くなり、釣りが出来る状況で無くなったため、途中の漁港の状況を確認しつつ帰途についた。

 ラン&ガンでアオリイカを見つけることが、釣果アップのカギなのかも知れない。


■釣行データ
 釣行日:平成26年9月 27日(土)午後6時~8時、28日(日)午前3時~午前8時
 潮回り:中潮
 天気:晴れ、南西の風後に北の風
 ポイント:瀬戸内某所
 釣果:アオリイカ10杯

■使用タックル
1.餌木2号~2.5号用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン5lbs
2.餌木3号~4号用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Twinpower 4000mg
 Line: PE 1.0号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー
 ・YO-ZURI、アオリーQ 2.0号
 ・YO-ZURI、アオリーQ Neo 2.5号
 ・YO-ZURI、アオリーQ Neo 3.0号


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 アオリイカの刺身。


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 定番の天ぷら。
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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瀬戸内エギング釣行 ~早朝から晩まで耐久アオリイカ釣行~ 

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 前衛的な芸術家の作品かと見まごうばかりの烏賊墨の噴射跡を発見すると、この時期にアオリイカを求めて彷徨い歩く釣り師なら、誰しも興奮し、高揚し、タックルの準備ももどかしく、早足で釣り場に向かうことになる。そんな季節が到来したようだ。先週と同じく、今週もアオリイカ釣行に繰り出すことに。先週の釣行では、短時間で良い釣果が出たが、恐らく、偶然にも潮が動く良い時間帯に重なったことによるものだと思われるが、1週間も経過すると、当然ながら潮のパターンも変わり、思い通りに事が運ぶとは思えない。更に天気予報によると、北寄りの風が強いとある。最初から完全なる風裏に直行する手もあるが、不利な風が吹いたとしても、例えば同じ漁港内でも風の影響を受けにくい場所もあるはずだし、風が吹いているからこそ釣果が良くなる場所もあるだろうと、いつもながらの前向きな解釈で、前回の釣行の続きで、効率的に“ラン&ガン”可能なポイント発見も兼ねて、朝も早くから神戸を後にした。


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 午前5時前に最初のポイントに到着。すでに北寄りの風が強く、港外側の海が荒れている。ヘッドライトを海面に投げかけると、打ち寄せる波が白く砕けている。風の影響で、海底の砂が舞いあがり、海水の濁りも確認出来る。まずは全幅の信頼を寄せるアオリーQ3.0号と言うか、アオリーQ以外の餌木を使用したことがないので、更に言えば、餌木のカラーバリエーションも非常に少ないので、餌木のサイズ以外で心の迷いは無いに等しいため、風を考慮して、普段より大きめの餌木を選択すると、アオリーQ3号と言うことになる。海面が荒れているため、アオリイカはボトムに張り付いているであろうと、明かに貧弱なエギングの経験を踏まえて、集中的にボトムを狙うことに。開始から10分、遠投した餌木が数十秒後にようやく着底し、2度目のシャクリの後の長いフォーリングでガシッとロッドに躍動感が伝わってきた。硬めのロッドでしっかりとアオリイカを受け止め、身切れを防ぐため慎重に、慎重に寄せる。まずは1杯。


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 風が吹いているためにキャストできる方向に制限があるものの、左右90度ほどの角度でキャストが出来る。シャクリの後のフォーリングの際に、ラインが風に煽られてしまい、結果、餌木が海中でドリフトしていて、これが良いのか悪いのか、単純に時間帯と潮の動きが良いのか、可能性は極めて低いが自分の腕が良いのか、その直後に反応があり、2杯目を追加。今回、敢えて硬めのロッド(ダイコー・バートレット)を使用しているが、第一線で活躍しているメバル用ロッド(バレーヒル・エクスクイーパー)では、アオリイカのバイトを弾くことが皆無だったものが、この硬いロッドでは、何度も弾いてしまい、貴重なバイトを相当逃してしまった。空が明るくなると、アオリイカの反応が無くなり、結局、50分ほどで5杯の釣果。


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 広大な空を見上げると、羊雲と言うのか、鰯雲と言うのか、すっかり秋の空に様変わりしている。


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 少し冷え込んだ気持ちの良い潮風が吹き抜ける。珈琲片手にパンを齧りながら、地図を睨んでは、広がる景色を眺めて、本日のプランを練る。楽しい1日は始まったばかりだ。


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 車載ナビと地図を見比べながら、今までに行ったことが無いポイントを探す。15kmほど走ったところで、眼下に小さな漁港が見えた。県道から分岐する道を探し当てて、左右を草木に覆われた細い下り坂を慎重に進む。突堤が2か所ある小規模な漁港だ。突堤の先端部を中心に餌木を投げるが本命の反応は無い。偏光グラス越しに海中をじっくりと観察するが、アオリイカらしき姿は見えない。近くには、雰囲気の良い岩場もあり、潮が動いて入れば、濁りが無ければ、時間帯が良ければ、チャンスはありそうだ。


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 10分ほど移動して、次なる漁港に到着。北寄りの風が強く、港外側では餌木を操ることが難しく、止む無く、港内側を探ることに。高い護岸で覆われていることもあり、港内側は静穏度が保たれている。足元に餌木を落とすと、稚魚の群れが一瞬だけフワッと散った。餌木を底まで落とし込んで、軽くトゥイッチを入れると、紺色を背景に白い物体が動いた。アオリイカだ。何度かシェイクして誘うと、痺れを切らして触腕が伸び、そしてロッドが曲がった。


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 風で揺れる海面の細波の下に白い軍団が見えた。映画でしか見たことは無いが、宇宙に未確認飛行物体が浮遊するように、白く細長く形を整えたアオリイカが集団でこちらを向いている。その数、50杯以上はいるだろうか。群れの奥に静かに餌木を投入して、少し沈めてからシャクリを入れると、整然と隊列を組んでいた群れの後方が崩れた。数杯のアオリイカが猛烈な速度で餌木にアタックして、数匹の中の1匹が、その瞬間に体色を白色から黒色に変えて、黒煙を数度噴射した。ロッドが弧を描く。この漁港では、その後に辛うじて1杯を追加して、3杯に留まった。


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 更に20㎞ほど移動。地図の上では、風裏になりそうな開口部を持った漁港であったが、現地に到着すると、ほぼ真横から風が吹きさらしている。海を覗き込むと、鯵、鯖、雀鯛らしき稚魚の群れが、そこかしこで集団を作っている。目を凝らすと、アオリイカの姿も確認出来る。以前に釣行したことがある漁港で、その際には深夜に辛うじて数杯をキャッチすることが出来たが。


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 餌木を追尾するアオリイカを確認出来るが、時合が悪いせいか、反応は芳しくない。数少ないあの手この手を繰り出して、何とかバイトに持ち込むことに成功。


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 港内を歩き回って、その後に2杯を追加し、この漁港では合計3杯。釣り人も多く、また風の影響もあって、同じようなポイントに人が集結してしまうので、なかなか厳しい。


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 更に10分ほど移動。今回、初めての港だ。港外側に砂利浜から続く岩場を発見。風の影響が少ないことと、底質が砂利ということもあり、海水の透明度が非常に高い。気が付けば、すでに正午を過ぎている。


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 アオリイカの追尾を確認することが出来ないが、雰囲気が非常に良いので、釣れなくともロッドを振っているだけで良い、と言うような大自然をこよなく愛する心豊かな釣り師にはほど遠く、何とか仕留めてやろうという狩猟本能丸出しで、餌木を追い風に乗せて遠投し、しっかりと底を取ってから、シャクリを続けること30分。ようやく反応があった。


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 更に砂利浜で3杯、港内の突堤で1杯を追加。この港では、約1時間を費やして計5杯。


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 干潮の潮止まりの時間帯を利用して昼食を。10年以上も前に大活躍していたランチジャー(今は、もっとナウイ名前があるのだろうか)を自宅の物入れから発掘し、昨夜の夕食の残りを自分で適当に詰めて持参。車のリアハッチを跳ね上げて、ラゲッジスペースに胡坐をかいて、海を眺めながら、潮風を感じながらの昼食は、例え見栄えが悪い適当な弁当でも美味く感じるのは不思議だ。潮が動き出すまでには時間があるので、昼食後には、ラゲッジスペースに寝っ転がって、潮騒を聞きながら、風のざわめきを聞きながら、撫でるような風に誘われて、後半戦の釣りのことを考えようとしたが、数秒で理想的な午睡に突入した。


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 漁業で使用する巨大なウキ?の割れたものの中にカニが閉じ込められていた。

 午睡から目覚めると、近くの漁港に移動して、釣りを再開。家族連れが多く、サビキ釣りなどの簡単な釣りでワイワイと楽しそうな雰囲気。地図上では、完璧な風裏と確信していたが残念無念、風が岬を回り込んで来るのか、見事な横風で港外側では釣りにならないので、止む無く、微妙な笑顔を交えつつ、サビキ釣りのちびっこ達の間に入れてもらう。しかしながら、餌木を取り囲むのは、餌木と同サイズの所謂、新子ばかりなり。それでも、将来、有望な釣り師になるかも知れないちびっこ達の手前、格好良いところを見せる必要があると勝手に義務感に燃えて、今日一番の集中力を発揮して、サイトで辛うじて2杯のアオリイカを追加したものの、あまりにアオリイカのサイズが小さすぎるので、私が獲物を釣り上げたことを誰も気が付かず、悲しくなりポイントを移動。


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 午後3時。帰宅の行程を考慮しつつ、再度、移動を開始。午前中に訪れた砂利浜の港で1杯を追加。


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 更に別の漁港で何とか2杯を追加するも、アオリイカのサイズが小さく、またライバルとなる釣り人が、夕刻の最高の時合いを逃してなるものかと、少なくとも私より技術、経験が豊富そうな熟練アングラーの皆さんが虎視眈々とロッドを振りつつ、その適時を狙っておられるので、ここは潔く身を引くべきであると感じて、別のポイントに移動することに。珍しく、若い女性のアングラーがロッドを操っておられたが、可愛らしい雰囲気とは裏腹に、非常に鋭いシャクリであった。間違いなく、私より上のレベルだ。


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 陽が落ちて、今からが時合であると言うこの時間帯に止む無く移動。車の窓を全開にして、暮れなずむ時を感じようとしたが、先週から運転席側の窓の具合が悪く、窓を全開にすると閉まらない可能性があるので、窓を開けずに、心静かにアクセルを踏んだ。


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 朝一番に入ったポイントに移動。すでにどっぷりと陽が落ちて、更には風が威力を増し、波が激しく捨て石を洗っているが、こんな状況で釣れるのか、かなり不安を感じながらヘッドライトを照らすと、舞い上がった水飛沫の細かい破片が霧のように舞っていて、まるで雲の中に突入したようなことになっている。20分ほど投げたところで、全く反応が無く、これまでかと思いきや、追い風を利用して遠投した餌木を着底させて、ボトム中心にトレースしていると、ガシッとアオリイカのバイトが。硬いロッドを使用しているため、身切れしないように慎重に引き寄せる。無理は禁物だ。まずは1杯。


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 その次のキャストで、何とすぐにバイトがあり2杯目。これは時合が来たぞと、内心ほくそ笑んだが、それっきりバイトは無く、30分ほど粘ったものの、状況が好転しそうではないので撤収することに。時すでに午後8時。移動や昼食や昼寝などの時間もあったが、実に午前3時から午後8時まで釣りを満喫したことになる。仕事で同じ時間帯に拘束されたなら、疲労困憊、体力限界、意識朦朧で死にそうになるが、釣りになると、逆に明日への活力を充電出来てしまうので、我ながら驚いてしまう。長い1日が終わった。


■釣行データ
 釣行日:平成26年9月日13(土)午前5時~午後8時
 潮回り:中潮
 天気:晴れ、北寄りの風強し
 ポイント:瀬戸内某所
 釣果:アオリイカ24杯

■使用タックル

1.餌木2号~2.5号用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン5lbs

2.餌木3号~4号用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Twinpower 4000mg
 Line: PE 1.0号
 Leader:フロロカーボン10lbs

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 バートレットでは固すぎるし、エクスクイーパーでは柔らかすぎるので、この2本のロッドの間のスペックのものが、どうしても欲しくなってくるのだが、その前に小型のリールも欲しい、と物欲は尽きない。



■使用ルアー
 ・YO-ZURI、アオリーQ 2.0号
 ・YO-ZURI、アオリーQ Neo 2.5号
 ・YO-ZURI、アオリーQ Neo 3.0号
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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瀬戸内エギング釣行 ~旬のアオリイカを求めて~ 

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 漁港から港外側に潮が流れはじめた。漁港内を歩き回って餌木を投げるが、未だ反応なし。すでに30分以上経過しているだろうか。突堤の先端から港内側に放った餌木は、追い風を受けて綺麗な放物線を描き、小さな白い水飛沫を伴って海中へと消える。10秒ほどで餌木の着底を確認し、そして5回のシャクリに5秒のステイ。秋空に変わり、太陽のエネルギーが幾分か衰えつつあると言っても、降り注ぐ陽光は容赦が無く、腕がジリジリと攻撃にさらされている。長袖にすれば良かった。着底後の3度目のシャクリを開始しようとロッドを立てた瞬間に、ロッドにガンッと反動を感じた瞬間には、瞬間的に高々とロッドを持ち上げていた。実に1年ぶりのジェット噴射。遠く海面で、黒煙が見える。小さいながらも、本命であるアオリイカが反応してくれた。


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 本来であれば、土曜日の夕刻から釣行に出かける予定だったのに、そんな時に限って、嫌な仕事が舞いこんで翻弄される。気が付けば午後11時。そんな時間からタックルを準備して出かける気にもなれず、自宅への道中でエビスの生ビールを流し込んで、気持ちを抑える。翌、土曜日に普段よりゆっくり目の朝食を取って、新聞を読んで、一休みしてから釣行の準備に取りかかる。高速を駆って現地に到着したのは、すでに太陽が頭上で威力を発揮する正午前であった。
 1匹目が釣れた同じ辺りに餌木を投入する。突堤の影響か、堆砂のために港外側から港内側にかけて、一気に水深が浅くなっている。海水の色がそれを証明してくれている。餌を求めて、活性の高いアオリイカが浅場に集まってきているだろうと推測し、深場から浅場への駆け上がり付近を攻めると、手前まで追いかけてきていたのであろう、アオリイカが俊敏に触腕を伸ばして餌木を捉えた。


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 偏光グラスを通して、餌木の背後に一定の距離で近づくアオリイカを確認。数匹のアオリイカが、まるで未確認飛行物体が空中でピタリと制止し、そして次の瞬間には電光石火の如く残光を引いて夜空の彼方に消えていくかのように、時には白いアオリイカが、時には黒いアオリイカが、餌木に照準を定めて触腕をスラリと伸ばして待機し、餌木の鋭い左右のダートに追随しつつ、攻撃の隙を狙っている。異変を察知すれば、または攻撃が出来ないと分かると、スッと濃紺の海に消えていく。シャクリで寄せたあとの、アオリイカとの駆け引きが面白い。アオリイカと餌木の距離を縮めるため、意図的に弱いシャクリを入れると、白いアオリイカが満を持して、鋭い攻撃を仕掛けてきたかと思うと、瞬時に身体の色を変えて、そしてジェット噴射とともに煙幕を放ち、そして時を同じくして、ロッドが弧を描く。


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 餌木のバリエーションが極めて少ないため、餌木のサイズを2号から2.5号に変えるか、オレンジ色、ピンク色、エビのような色の3色を使い回すしか手は無い。引き出しの少なさが、逆に優柔不断な自分の心の迷いを最小限に抑えてくれるので、これはこれでありだ。数匹を釣ったところで、反応が悪くなり、地味なエビの色の餌木から、派手なオレンジ色に変えると、反応は良くなるものの、率先して小型のアオリイカが釣れる。優しくリリース。餌木のサイズを2.5号にあげると、狙える範囲が広がるためか、それとも単純に小型が反応しづらくなるのか、多少は釣れるサイズが良くなる。十数杯を釣ったところで、潮止まりのせいか、パタリと反応が無くなったので、休憩がてら場所を移動する。


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 1時間ほど、新たなポイントが無いか確認しながら移動する。小型の古びたテトラポッドが、良い感じに水中に没していて、海藻が揺らめき、海水の透明度も高い。幾分、太陽の角度が下がり、更に雲が空を覆いはじめた。偏光グラスで、餌木を追跡するアオリイカを確認出来たので、潮の流れや風向きを考慮しつつ、立ち位置を変えては色々な角度に餌木を放ってみる。最初は、餌木を慎重に観察していたアオリイカだが、アオリイカの数が増えるとライバル心が刺激されるのか、我先に触腕を差し伸べてくる。何とか1杯を追加。


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 潮が動き始めた。差し込む太陽の光が陰り、偏光グラスで海中の様子を観察することが難しくなってきた。子供の頃、夏休みの夕暮れ時に感じた雨の予兆というものが分かる。自然の中に身を置いていると、動物的な感が鋭くなるのか。アオリイカの反応があまり良くないので、これ以上粘っても時間の無駄になるし、新たなポイント開発の妨げにもなるので移動することに。結局、このポイントでは、1時間ほどで4杯を手にした。全て小型だったのでリリース。


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 車のフロントガラスに大粒の雨が落ちてきた。瞬く間にドシャ降り状態に。午後4時頃とは思えぬほどに薄暗くなり、コンビニで購入したアイスコーヒーを飲みながら、さてどうしたものかと思案する。最近のコンビニの珈琲はなんて美味しいんだろうか。数か所の漁港の位置を確認する。雨に濡れた先行者がロッドを煽っている姿が遠くに見える。


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 知人から伝授して頂いたポイントに到着。密度の高い雨粒が容赦なく落ちてきているが、折角来たのだからと、雨具を着込んで、長靴に足を差し込んで、ロッド片手にポイントへと向かう。雨のお蔭で、随分と気温が下がったものの、雨具の内側は熱帯雨林の如くの温度と湿度に満ちている。不快極まりない。ポイントに着いたものの、風が出てきているために、餌木をキャスト出来る方向がかなり限定的になってしまっている。止む無く放った方角で、餌木が着底し、2度目のシャクリに入ろうかとしたところで、ロッドがしなった。同じようなトレースラインで7杯を追加したところで、遠くの空が明滅し、数秒遅れてゴロゴロと雷鳴が轟いている。一旦、車に撤収して様子をみることに。


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 雷鳴が遠のいたのを確認して再度ポイントへ。夕闇まで残すところ1時間。天候が良ければ、日が落ちてからもヘッドランプを頼りに釣りを続けたいと思っていたのだが、こうも風雨が強くなると、モチベーションを保つことが難しくなる。アオリイカの活性が高まってきたのか、キャストの度に何らかの反応がある。すでに明度が落ちて、我が視力ではアオリイカの追尾を伺い知ることは出来ない。海中の様子、アオリイカの様子、餌木の様子を組み合わせて、想像を巡らせながら餌木を操る。今日1日の釣りで、何となくアオリイカの動きを知ることが出来たので、良く見えない状態でも、昨年よりかは自信を持って餌木を操ることが出来る。数杯を釣ったところで、今日一番の大物がヒット。ロッドの曲がり具合、ドラグのチリチリ鳴る音、ジェット噴射の勢いからも、良型であることは容易に想像がつく。目の前まで引き寄せて、さぁ引き上げようかと言うところで、ロッドのパワーが足りず抜きあげることが出来ず。それを察してか、アオリイカは、最後の威力を振り絞り、猛烈なジェット噴射を発射したところで、黒い塊が顔面に飛び込んできた。咄嗟に首をすくめたものの、劣化しつつある運動神経が対応できず、頭に墨が直撃。あぁ刹那、その瞬間にロッドのテンションは無くなっていた。最後の1時間で10杯を追加。


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 分厚い雲が覆っている。


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 午後6時半頃に釣りを切り上げて、出来る限り下道を使って、新たなポイントが無いか確認しながら移動するも、風雨が強く、見通しも悪いため、その目的を果たせず。いやしかし、左右に曲がりくねった夜道を、雨音を聞きながら、香りの良い珈琲を啜りながら、ジャミロクワイを聞きながら、のんびり走るのも悪くは無い。


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■釣行データ
 釣行日:平成26年9月6日(土)午前11時~午後6時
 潮回り:中潮
 天気:晴れのち雨
 ポイント:徳島県某所
 釣果:アオリイカ35杯

■使用タックル
1.餌木2号~2.5号用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン5lbs
2.餌木3号~4号用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Twinpower 4000mg
 Line: PE 1.0号
 Leader:フロロカーボン10lbs


■使用ルアー
 ・YO-ZURI、アオリーQ 2.0号
 ・YO-ZURI、アオリーQ Neo 2.5号
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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