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神戸・明石間メバリング釣行 ~釣り納め~ 


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 まだ朝の冷え込みの余韻が残る清水寺。ここ数年、年末年始の休暇を利用して”今年の漢字”を拝見すべく、清水寺に訪れることが恒例になっている。しかし、今年は、過去数十年分の”漢字”を別の場所で展示しているとのことで、残念ながら”金”の文字を拝見できず。


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 今日は大晦日。平成28年、最後の釣行。今日の潮回りは中潮。午後8時に満潮位を迎えることから、夕刻の時合に狙いを定めて神戸港へ。海を覗き込むと、海面が騒々しく、目を凝らすと鰯の大群。シーバスや太刀魚等のフィッシュイーターが背後に居ないのか、鰯の大群は、悠々と蠢きながら、大きく口を開けて小さな餌を捕食しているようで、身体を翻すたびにギラリと銀鱗が煌いている。もう少し明度が落ちるとボイルが始まるに違いない。鰯の大群を横目にしながら、早速、構造物の影になっている部分を中心にジグヘッドを投じていく。陰影が明確なため、魚が居着いているであろう場所を把握しやすく、早いところ結果が出そうなものの、現実は厳しく、反応は皆無。


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 鰯の大群は、相も変わらず海面を賑わしているものの、カサゴやメバルの反応は無い。気が付けば、早くも1時間が経過し、時刻は早くも午後5時30分。今年最後の釣行で、見事ボーズに終われば、それは全く釣り納めにならない。時間は刻々と過ぎて、さすがに焦りを感じつつある。護岸沿いにタイトにジグヘッドを投じて、約5秒沈めてから、一定の速度でじっくりとハンドルを回す。潮の流れの影響で、ジグヘッドが流れに押される格好となり、ラインがたわむ。クンッ・・・・と僅かな違和感。ラインテンションが更に弱まり、明らかな違和感。素早くラインを巻き取って、一気にフッキング。ラインが張りつめ、ロッドが大きく曲がる。ドラグがチリリっと鳴り、更にロッドが絞り込まれ、ラインは真下に突き刺している。障害物にラインを巻かれないように、ロッドの弾性を活かして強引に引き上げる。海面が白濁して、魚が躍る。浮かせてからは慎重に寄せて、最後はリーダーを掴んで引き抜く。27㎝の良型のタケノコメバル。


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 冷たい北風が指先の感覚を鈍らせる。中層から底層を中心に、また護岸沿いから捨て石の法尻まで、広範囲に探るも、なかなか良い反応を得ることが出来ない。護岸沿いにジグヘッドを投じて、捕食のために浮いている活性の高い個体を狙う。一定の速度で丁寧に誘う。トンッと叩くようなバイト。ロッドを少し送ったうえで、手首を返してフッキングを入れると、グンッと重量感ある反動が手元に伝わる。躍動感ある動きがラインを通じてロッドを揺さぶる。真下に突っ込む引きに耐えつつ、ロッドを高く掲げ、魚を根から引き離し、浮いたところで一気に勝負をかける。魚の動きや捕食したレンジからして、すっかり良型のタケノコメバルかと思いきや、22㎝のカサゴ。


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 微細なバイトを何度も取り逃し、痛恨の時間が過ぎる。ジグヘッドのサイズを変えたり、ワームを変えたりして、ようやく上顎を捉えることに成功する。予想どおり小型のメバル。


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 更に小型のメバル。


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 取れないバイトを執拗に攻めて更に小型のメバル。この3匹のメバルを捕獲する間に、障害物にジグヘッドを引っ掛けたり、ライントラブルに見舞われたり、小型メバルのバイトに振り回されたりと、気が付けば開始から早くも2時間が経過。いまいち納得出来ない結果であるものの、帰宅すべき時間になり、敢え無く、今年の釣りを納めることに。

 今年も残すところ数時間。我ながら仕事に遊びに真剣に取り組んだ1年でありました。世界では、紛争に翻弄され、貧困に喘ぎ、過酷な環境に耐え、人間らしい生活環境すら手に入らない人達が数多く居ることを考えると、自分のこの1年は実に能天気なものであり、日本と言う幸せな国に生まれたが故に成り立っているということをいつも痛感する。地球上の人達が同じように笑って過ごせる日は来るのであろうか。人種や言語関係なく、隣に並んで一緒にロッドを振ってみたいものあでる。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月31日(土)午後4時30分~午後6時30分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:11度、水温:13.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計5匹(カサゴ1匹、タケノコメバル1匹、メバル3匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo, #105 Clear Gold)
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
07-20161231.png

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神戸・明石間メバリング釣行 ~しぶとく年末寒風釣行~ 

 いよいよ年の瀬も押し迫り、いつもこの時期には、月日の流れが年々加速していることを実感し、今まで消費した時間と残された時間を左右に見比べては、遂には残された人生の方が短くなったなと感慨深く、時に焦燥感に似た戸惑いを感じながら、今やりたいこと、今しか出来ないことを満喫しておくべきと、毎度、痛烈に思うのだが、今年は充実した1年を過ごせたのだろうか。


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 この4月に和歌山市に単身赴任になり、”和歌山ラーメン探訪記”と称して、4月早々に訪れたラーメン店を再訪する。この4月から50杯以上の和歌山ラーメンを食した際の我が評価を再確認することと、食べログでは常に高い評価を得ており、全国津々浦々から観光客が訪れる有名店でもある清乃にて、今年最後をこの1杯で気持ちよく締め括ることを目的に有田市へと向かう。濃厚な豚骨醤油と固めの麺の相性が良く、トロトロの柔らかい叉焼も抜群の安定感を誇っている。やはり美味い。

和 dining 清乃
 住所:和歌山県有田市野696
 電話:0737-83-4447
 和歌山ラーメン探訪記:http://orenostyle2011.blog.fc2.com/blog-entry-266.html


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 ついでにしては、あまりに遠すぎるが、有田市から国道480号を30km以上も東進して、日本の棚田百選に選ばれ、平成25年に周囲の景観とともに「蘭島及び三田・清水の農山村景観」として国の重要文化的景観に指定された、有田川町の”あらぎ島”を訪れる。昨日の大雨で有田川は白濁し、棚田が休耕の時期でもあるので、見渡す景色は、抜群のわびさび感が出てしまっているが、それでもこの不思議な造形美には感嘆してしまう。新緑彩る頃に、是非とも再訪したいところ。帰途の道端で、小振りなミカンが20個ほど入ったものを4袋購入する。つまみ食いすると、強い甘さと酸味が際立っていて抜群に美味い。


 話は和歌山から一気に神戸に移動する。

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 潮の具合を確認すると、新月の大潮3日目で、満潮が午後6時半頃。午後8時頃からが時合であると読んで、この時間に合わせて神戸港へと向かう。数日前の小春日和から一転して、気温は摂氏6度。冷たい北風が六甲山から滑り落ちてきて、体感温度はずっと低く、ポケットに入れたカイロで手を温めつつ、ロッドを片手に海を覗き込む。鰯が群遊していて、シーバス狙いならさぞ興奮するであろう雰囲気であるが、果たしてメバルやカサゴの状況は如何に。2gのジグヘッドを護岸沿いに投入して、中層と底層を順番に探る。中層のメバルの反応が無いことを早々に把握して、底層狙いに集中することに。一定の速度で進むジグヘッドに、トンッ・・・と極僅かなバイトがあり、ロッドの角度を加減して、捕食の間を与えてから、手首を小さく返してフッキング。ロッドを気持ちよく曲げるのは、躍動感のある魚。瞬時にして、メバルもしくはタケノコメバルが思い浮かぶ。周囲の障害物に注意しながら、一気に寄せて引き抜くと、やはりタケノコメバル。


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 幸先が良いと安堵したのも束の間、1匹目を手にしてからが長い。実に長い。勿体ぶらずに良いポイントを次々に攻め入るが、一向にバイトは無く、余計に寒さが身に染みる。鼻水も垂れて、確実に集中力を欠いていることが分かるが、タケノコメバル1匹では絵にならない。粘り強くロッドを振り続け、遂に繊細なバイトを捉えることに成功するも、我ながら良くフッキング出来たなと感心してしまうほどの超小型のカサゴ。これに引き続き、更に超小型カサゴを追加する。


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 場所を移動して、護岸沿いに固執せずに、護岸に対して縦方向の釣りを展開する。横風が強く、軽いPEラインの扱いに苦慮しながらも、風が緩んだ瞬間を見計らってはジグヘッドを投じていく。人工的な障害物の最寄りにフリップキャストでジグヘッドを丁寧に振り込み、底を確認した後にストップ&ゴーでジワジワと魚の反応を伺う。トンッと弾くようなバイトを感知して、素早くフッキング。障害物から魚を引き離すべく、静から動へとロッドを素早く操作して、そして抜き上げるとタケノコメバル。更に同じ場所でタケノコメバルを1匹追加するも、その後が鳴かず飛ばず。


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 目ぼしいポイントを全て撃ってしまい成す術が無い状態ではあるが、釣りを開始した時間帯より、確実に潮が動いていることを確認して、更には鰯の群の背後では、明らかにシーバスが活性を上げていることを目視して、再度、同じポイントを探り直すことに。護岸沿いにジグヘッドをタイトに投げ入れて、ネチネチという表現しか無いほどの執拗さで、舐めるようなゆっくりとした速度でラインを巻き取っていく。ツンッ・・・と触れるような極小バイトを感知するも、追い食いを誘うことが出来ず。トレースラインを180度ひっくり返して、再度、ネチネチとジグヘッドを操作する。クンッ・・・と小さいながらも明確なバイト。ラインテンションを保ちつつ、徐々にロッドティップに負荷をかけると、ヌゥゥゥ・・・・っとロッドティップに重みが乗る。電光石火の如く、手首を返し、ラインを巻き取ってフッキングを入れると、ロッドが大きく曲がり、ラインがピンと張りつめて、そして直下にグイグイと潜り込む動き。根に入られないように、ロッドを海側に突き出しつつ、ロッドの弾性力を如何なく発揮して、一気に魚を浮かせる。姿を現したのは、良型のタケノコメバル。22㎝。


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 場所を変えて、水深があるポイントで底から1匹のカサゴを捕獲。


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 護岸沿いに反応が無いことを確認したうえで、風に翻弄されつつもジグヘッドを斜め前方に投じて、護岸の基礎部分を構成する捨て石の法尻付近を集中して攻める。潮が動き出し、ジグヘッドが押し流され、ラインテンションを保つことが非常に難しく、やもすれば魚のバイトを感知出来ないばかりでなく、根掛かりの危険もある。ドリフト状態でジグヘッドを横流しにして、緩んだラインを巻き取っていく。うまく捨て石の法面をジグヘッドが漂っている。コンッ・・・と明確なバイト。素早くロッドを立てて、ラインを巻き取って、フッキングを入れると、ズンッと明らかな重量感。強めに締めたドラグがチリチリ・・・っと甲高く鳴る。ポンピングで寄せて、一気に抜きあげると、抱卵した良型のカサゴ。20㎝あるか無いか。

 時すでに午後10時。寒風が威力を増して、手の感覚が麻痺しつつある。今日の充実した長い1日を振り返り、また明日の長距離移動を考えて、十分に納得は出来ないものの納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月29日(木)午後8時~午後10時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:6度、水温:14.6度→13.8度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(カサゴ4匹、メバル4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック 2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
09-20161229.png

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神戸・明石間メバリング釣行 ~短時間、濃密釣行~ 


 昨夜に引き続いて、繁華街は浮足立っている雰囲気が存分に漂っている。昼間は、師走とは思えぬ生ぬるい気温で、ホワイト・クリスマスを期待するには程遠い状態であったが、夕暮れ時には気温が一気に下がり、この冷え込みがむしろ、肌をピリピリと刺激して心地良くすら感じてしまう。ここ神戸では、滅多に降雪するようなことはないし、雪が降っても何も盛り上がることは無いので、むしろ寒いけど雪が降らない状態が有り難い。


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 今日は午後5時にポイントに到着して、少し早い時間から釣りを開始。明度が落ちていく時間帯に、活性が高まった個体を、手際よく捕獲する作戦。昨夜に引き続いて、2gのメバル弾丸・ジグヘッドに、ダイワのビームスティック2.2インチを1㎝ほどカットしたものを使用する。こうすることで、ジグヘッドとワームのシルエットが一体的に馴染んで良い。まずは、夕暮れの時間帯を中層付近にサスペンドするメバルに照準を合わせることにする。ジグヘッドを護岸沿いの陰影の影の部分に落とし込んで、ゆっくりと一定の速度で引く。二投目にして、軽快なバイトを捉えるも、何故かカサゴ。浮いているのか。


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 ”秋の日は釣瓶落とし”と言うが、冬至を過ぎたばかりの師走に於いても同様で、まさに釣瓶落としの如くに一瞬にして明度が失われていく。遠くに見える無数の夜景や車のライトが鮮明に映る。潮回りは新月に向かう中潮で、午後3時半頃の満潮から午後10時半の干潮まで、7時間をかけて一気に潮位が下がる。今は、所謂、下げ3分の時間帯で、夕暮れ時の時間帯と併せて、まさに適時である。護岸沿いにジグヘッドを送り込んで、出来るだけ護岸に対してタイトに、かつ一定の速度でゆっくりと引く。最近の釣り道具の進化により、魚がワームに触れたような繊細なバイトですら、しっかりと手元に伝えてくれることもあり、違和感を覚えた瞬間に、僅かにリーリング速度を落として、タメを入れ捕食を促したうえで確実なバイトへと導くことが出来る。良型の場合は、その遊泳力を活かしてワームを追尾しつつ捕食するために、最初の触れるようなバイトに気が付かなければ、その後にグンッと力強く頭を振った瞬間の明確なバイトの瞬間にして、ようやく魚に気が付くこととなる。中層に浮いたジグヘッドを咥え込んだ魚は、良型のカサゴ。フッキングの直後に、真下に潜る痛烈な引きは、ロッドを弓なりに曲げた。


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 同じトレースラインを中層と底層とに分けて、魚の居場所を確認しつつ順番に攻める。1つのトレースラインで、2投以上はせず、色々なポイントを手短に攻める。中層にジグヘッドを漂わせていると、ツンッと微小のバイト。ソリッドティップが微小なバイトを逃さず捉えて、姿を現したのはメバル。上唇の奥にすっぽりとワームが入っている。活性が高いのかも知れない。同じような微小なバイトを数回、取り逃す。


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 場所を変えながらジグヘッドを投じていく。秋頃に調子が良かったポイントを念のため確認するも、完全に魚の付き場所が移動しているのか、今や反応は皆無。静穏度の高い場所に戻り、再びジグヘッドを投じていく。中層付近でのバイトを得ることが難しく、仮にバイトがあったとしても臆病なほどに繊細で、針が顎を捉えることは難しく、恐らく極小メバルであろうと判断して、狙いをカサゴに切り替える。2gのジグヘッドの功労で、底層付近をふわりふわりと漂わすように操作することが可能になる。護岸沿いに投じたジグヘッドをジワジワと一定速度で進めていると、ツンッ・・・っと小さなバイト。その直後に吸い込むような、もたれたバイトがありソリッドティップが入り、力点が一気に手元に寄る。大きく曲がるロッドを更に揺さぶるようにして、魚が躍動する。真下に突っ込む引きに強引に応じて、一気に魚を浮かす。白濁した海面を注視して、魚のサイズを確認したうえで一気に引き抜く。25㎝ほどの良型のカサゴ。


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 更にカサゴを追加。


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 護岸からの延びる桟橋と並行方向にジグヘッドを投じて、底を取ってからまずはシェイキング。少し動きを止めてから、そしてジワジワと底付近を一定速度でトレースすると、トンッと叩くようなバイトの後に躍動感ある素早い動き。ラインを一気に巻き取って、魚の動きをロッドのバット部分で応じつつ、周囲の障害物に注意しながら一気に寄せる。タケノコメバル。


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 狙うべき所に確実にジグヘッドを送り込むことが出来れば、何らかの反応があるが、決して簡単では無く、集中力を高め、丁寧に粘り強く攻めないといけない。護岸付近の構造上、アンダーキャストで尚且つバックハンドキャストを必要とするポイント。狙いの位置にジグヘッドを投じ、しっかりと沈めてから、少し底を切るようにロッドを操作して、一定の速度で進める。ジグヘッドが海藻か何かの柔らかいものに接触したような違和感。更にそのまま進めると、ヌワッとした違和感の後にロッドのティップが少し入るような動き。間髪入れずにフッキングを入れる。ロッドが一気に絞り込まれて、ラインが真下に入る。ロッドを高々と掲げつつ、ドラグを鳴らしながらラインを巻き取る。スプールの動きを手で止めて、強引に魚を浮かせて、一気にランディング。25㎝を少し切る良型のカサゴ。


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 釣りを開始して1時間が経過。更に場所を変える。護岸の前面に捨て石が散らばっているポイント。このポイントでは、底を意識しすぎると、険しい捨て石にジグヘッドが挟まり、身動きが取れなくなることがあるために、捨て石に付かず離れずの絶妙な距離感が必要とされる。過去に何度も失態を繰り返している。ジグヘッドを投じて、一旦、底を確認した後に、ロッドを立てて底を切ってから、ラインを一定速度で巻き取りつつも、ロッドの縦の操作で捨て石をかわしていく。ジグヘッドが捨て石に接触して、イレギュラーな動きになった瞬間に、クンッっと鋭いバイト。これを見逃さず、一気に勝負をかける。抱卵した良型のカサゴ。

 更に粘っても、まだまだ釣れ続きそうな良い雰囲気ではあるものの、今日は1時間と少しで素早く切り上げて、帰途につく。街中は喧騒に満ちている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月25日(日)午後5時~午後6時15分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:14.4度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(カサゴ6匹、メバル1匹、タケノコメバル1匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック 2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~クリスマス・イブにまで竿を振る~ 


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 クリスマス・イブの街中を抜ける。我が家でも、夕飯時はその色に染まり、まさかその時間帯に団欒を離脱して釣行に繰り出すことは相当に気が引けるため、宴もたけなわ・・・が落ち着いた頃合いを見計らって、神戸港へとアクセルを踏む。現地到着は、潮の動きから考えれば既に時合は終了して、試練の粘りの時間帯に突入する午後8時過ぎ。素早くタックルを準備して、潮風を受けつつ釣りを開始。辺りを見回すと、釣り人は誰ひとりおらず。まぁ、当然と言えば当然か。


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 昨夜の釣行時の魚の居着いている場所を踏まえて、まずは静穏度が高いエリアから開始する。潮通しは決して良くないが、風の影響を受けにくいというのが水温が下がるこの時期には有効のようだ。護岸沿いの陰影の境界を、軽めのジグヘッドでゆっくりとトレースすると、二投目にして早速のバイト。ツンッ・・・と非常に思慮深くて、遠慮気味な繊細なバイト。柔軟なティップを備えたロッドでないと、このバイトを感知することは難しい。既に魚がワームを咥えているような違和感を感じつつ、ほんの少しだけ一定速度を保ちつつリールのハンドルを回すと、もたれかかるような重みを感じた瞬間にフッキングを入れる。ティップが軽やかに入り、そしてブルブルと振動が伝達される。魚の顎を捉えていることが分かる。素早く引き抜くと、小型のメバル。


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 先ほどと同じように、ジグヘッドを投じてから5秒ほど沈めて、そして微速で丁寧にハンドルを回す。昨夜より風が無く、快適である。ジグヘッドが陰影の境目から離れた瞬間に、ツンッっと小さなバイト。これも逃さずに捉えることに成功して、幸先良く2匹目のメバルを捕獲する。またしても極小である。


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 桟橋横の構造物の際にジグヘッドを投じて、フリーフォールで真下まで落とし込んで、そして、ロッドを立てながら細かく振動を入れて、そして底から中層付近に斜めに駆け上がるトレースラインを描く。ジグヘッドが底を切った瞬間に、ツンッと微細なバイト。これも柔軟なソリッドティップを介して、知ることが出来る。スッとティップが入ったところで、間髪入れずに巻き合わせにてラインテンションを高めると、グググ・・・っと躍動感ある魚信が伝達される。こちらも素早くランディングの状態を作る。またしても小型のメバル。場所を変えながら、メバルのサイズアップを狙うも、開始から二十分もしないうちに、メバルの反応が無くなってしまう。一瞬の時合であったのか、メバルの個体数が圧倒的に少ないのか。


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 中層狙いを素早く諦めて、底中心の釣りに切り替える。過去に実績があった個所を中心に、ジグヘッドを着底させてから慎重に動かすも、なかなか明確なバイトに巡り合うことが出来ず、徐々に集中力が失われていく。構造物の際にジグヘッドをキャストして、そして底まで落とし込んでから、底付近を切るか切らないかの速度でフワフワと浮遊感を演出して、少しのラインテンションを感じながら、ロッド操作でトレースラインを慎重に選びながらハンドルを回す。トンッ・・・と叩くようなバイトの後に、僅かにジグヘッドの重みが失われたかのような微妙な感覚になり、ロッドを立てるとグググ・・・っと力強い反応。ジグヘッドの速度に魚が同調していたが故に、ジグヘッドの抵抗が無く、思わず騙されるところであったが、バイトの直後に、魚が下に
突っ込んでくれたので、バイトを取り逃すことなく無事にフッキングに持ち込むことが出来た。姿を現したのは予想どおりのカサゴ。


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 護岸沿いを粘り強く攻めると、更にカサゴを追加。抱卵している。


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 同じような特徴を持つポイントで、フワリと浮いたバイトを捉えてカサゴを追加。


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 劇的な展開が訪れぬままに時間だけが確実に過ぎていく。夏頃から秋頃にかけて、まだ水温が20度以上を保っていた時期とは、明らかに魚が付いている場所が移動している。回遊魚と比較すれば、カサゴやタケノコメバル等の根魚達の動きは非常に緩やかではあるものの、釣行の頻度が月に数回では、前回の釣行の影響を強く受けたままに釣り進むため、この魚達の動きに追随するまでには随分と時間を要してしまう。また、使用するジグヘッドやワームの形状や色を変え過ぎてしまうと、より思考が複雑化してしまい、必然にして魚を手にしているのか、はたまた偶然なのか混乱をしてしまう。これに季節の移ろい、潮汐等の自然環境が絡むと尚更である。自ら選択肢を増やして、意図的に悩みのネタを増やして思考するのも、趣味の一環としては十分に有り得る愉しみ方ではあるが、やはり、一度、基本軸をしっかりと構築したうえで、枝葉を伸ばしていくというのが、自分のスタイルに合っているように思う。良型のカサゴを追加。

 午後10時、まだまだ賑わいに満ちている街中の光を抜けて帰途についた。街中にはカップルが溢れている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月24日(土)午後8時15分~午後10時00分
 潮回り:若潮、下げ
 天気:晴れ、気温:9度、水温:14.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計7匹(カサゴ4匹、メバル3匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky、#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo
 ・ダイワ ビームスティック 2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~3.0g

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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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神戸・明石間メバリング釣行 ~中層攻め~ 

 見上げると、青い空に鈍色の雲が押し寄せて、突如、アスファルトを叩く強烈な雨が降り注ぎ、暫くすると雲を掻き分けるように青い空が広がる。不安定な天気に翻弄されつつ、和歌山から神戸に戻る。昨日の長く降り続いた冷たい雨と六甲山からの北風の影響で、海の状況は厳しくなっているかも知れない。午後5時半、聖夜を目前として、多くの買い物客で賑わい、混雑した街中を普段より倍以上の時間を要して、神戸港に辿り着く。


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 時折、突風が吹いて、護岸から飛ばされそうになりつつ、重めの3gのジグヘッドを投じていく。潮通しの良い実績ポイントから開始するもバイトは皆無。普段なら、素早く数匹を追加出来るところであるが、やはり冷たい風雨が影響しているのであろうか。20分ほど、普段と同じく護岸沿いの底付近を中心に攻めるものの、今日は明らかに魚の居場所が違うと判断して、海水の動きが少なく、恐らく海水温が下がりづらいであろう場所を探す。昨年なら、同じ場所でしつこく同じことを繰り返して、撃沈すること多々あったが、同じことを何回も繰り返しているので、さすがの馬鹿野郎でも少しは学習をしている。
 護岸沿いにジグヘッドを投じて、中層から底付近を微速で進めると、トンッ・・・っと小さなバイトをソリッドティップが目ざとく捉え、ティップが入ったところでフッキング。スッと走る魚の動きにロッド全体が柔軟に追随して、魚の動きを瞬時に封じて、そして姿を現したのはメバル。


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 同じ場所で2匹目のメバルを追加。やはり良型から先に反応するため、このポイントを素早く見切り、移動しながら手早くジグヘッドを投じていく。遠投は不要だ。


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 護岸沿いの桟橋部に目を付けて、アンダーキャストでジグヘッドを奥に送り込んで、中層付近をジワジワと進めると、ツンッ・・・っと触れるようなバイトがあり、直後にソリッドティップが入り、加速するようにトルクが増して、力点が一気に手元に移動して、そして同時にロッドが大きな弧を描く。直観的に良型のメバルを想像して、丁寧にやりとりを進めると、海面に浮いた魚が激しく白濁を上げる。周囲の障害物に注意しながら、素早くランディング。姿を現したのは何とカサゴ。計測すると23㎝。この時点で、普段は底付近に張り付いているカサゴですら、浮いていると言うことに気が付くのである。


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 ジグヘッドを3gから1.5gに軽くして、更にはワームをダイワのビームスティック1.5インチにサイズダウンして、中層付近を中心に浮遊感を出して攻める作戦に切り替える。護岸沿いもしくは構造物をタイトに攻める。幸いなことに風が緩やかになり、軽量のリグを操作できる環境が整いつつある。小型ながらメバルを追加。


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 暗がりの護岸沿いにジグヘッドを投じて、数秒間持った後に超微速で一定速度で引く。蛍光イエローのPEラインが黒い海に一線を引く。ツンッ・・・と僅かな振動がロッドを通じて、ラインを通じて伝達される。ジワっとロッドティップが入ったところで電光石火のフッキング。チリッとドラグが鳴り、魚の躍動感がロッドを揺らす。丁寧にやりとりをして、最後はゆっくりと引き抜いてランディング。抱卵しているのか、体高が豊かなメバル。


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 お次は小型のメバル。連釣出来ないことを思うと、魚の警戒心が強いのか、もしくは魚が散っていることが考えられ、同じ場所に固執せずに素早く移動を繰り返しながら、中層付近を中心に釣り進む。試しに底付近を攻めると、連続して小型のカサゴが反応してくれるものの、やはり底付近の水温が低いのか、居心地が悪いのか、後が続かない。


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 狙いを完全に中層付近に設定して、必然的に対象魚をメバルに絞ることになる。ジグヘッドを護岸沿いに投じて、浮遊感を出しながら微速で丁寧に攻める。カツッ・・・グググ・・・っと確かな手応え。真下に潜るような強烈な引きをロッドのバット部分で耐えながら応戦するが、初動がまずかったのか根に潜られてしまい痛恨のスタック。ラインテンションを開放して、数秒待ってから再始動すると、魚を根から切り離すことに成功し、一気に引き寄せてランディング。バイトを感知した瞬間は、大型のメバルかと心躍ったが、実際に手にしたのは良型のカサゴ。随分と浮いていることを確証した格好だ。


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 更に中層付近で良型のカサゴを追加する。その後、前回の釣行時に調子が良かった場所に移動して、有終の美を飾る作戦であったが、こちらは中層も底付近も魚の反応は皆無で、どうやら魚の居場所がここ数日で一気に変わったことが判明した。

 苦戦が予想されたが、終わったみれば辛うじてツ抜けを達成し、心穏やかに帰路につく。午後7時半、街中の喧騒が、少しは落ち着いているであろうか。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月23日(金)午後5時30分~午後7時30分
 潮回り:長潮、下げ
 天気:晴れ、気温:11度、水温:13度
 ポイント:神戸港
 釣果:計10匹(カサゴ5匹、メバル5匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp SW Baby Sardine 2inch, PW
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky、#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo
 ・ダイワ ビームスティック 1.5インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
10-20161223.png

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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神戸・明石間メバリング釣行 ~ダラダラ潮の功労~ 


 今日は久しぶりに有給休暇を取得して、緩やかな平日を過ごす。潮汐を確認すると、夕方からの潮の動きが実に微妙で、モゾモゾと上げるでもなく下げるでもなくケジメが無い。若潮や長潮ならまだしも。普段通りに日没後から釣りを開始したならば、このケジメの無いダラダラ潮に苦戦して、結果、撃沈するに違いない。潮の動き以外の変化がある時間帯、明度が徐々に落ちる、つまりは夕暮れ時に釣行を合わせるべきであることを確信して、少し早めに釣り場に立つ。平日と言うこともあり、競合する釣り師はいない。


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 今日は前半戦に神経を集中して、更には素早く魚の居場所を攻めるために、最初から少し重めの3gのジグヘッドを結ぶ。風が少し吹いているが、これに対しても有効になる。まずは護岸沿いにタイトにジグヘッドを落として、昨夜も反応があったトレースラインをなぞる。ジグヘッドが底を捉えたと同時に、リールのハンドルを回して、海底面を滑るようにしてジグヘッドを流す。昨夜と打って変わり、ボイルを確認することは出来ないが、海面の歪な揺らぎ方で、鰯等のベイトが表層で群れていることは確認出来る。二投目・・・・海底面を滑るジグヘッドから、ツン・・・っと小さなバイト。しかし乗らず。再度同じラインを通し、バイトがあった付近をより丁寧に攻めると、再度、ツンッと・・・とバイト。またしても乗らず。立ち位置を変えて、180度反対の方向からジグヘッドを通すと、ツンッ・・・ククククッ・・・っとバイト。ラインテンションを保ちつつ、少しだけ”間”を与えると、グンッっとロッドティップが入る。素早く魚の動きに応じるが如くに臨戦態勢に入る。躍動感ある動きに呼応して、ロッドとリールを操作する。姿を現したのは、タケノコメバル。


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 移動しながらジグヘッドを投じていく。太刀魚の回遊に備えて、別のタックルにシンキングミノーを結び、適宜、ミノーを投じていくが明確な反応は無い。根魚狙いに立ち戻り、小型のカサゴを追加するが、反応が小さく、後が続かずに苦戦する。場所を移動して、潮の流れの影響を最も受けやすい先端部に移動して、護岸沿いにジグヘッドをアンダーキャストで投じて、底を確認してからラインテンションを効かせながら微速で移動させると、フワッと浮くような違和感。ロッドを少し立てて、具合を確かめると重量感がジワジワと増し、そしてハンドルを素早く回すと、グググ・・・っと更に重量感が増し、ロッドが大きな弧を描きドラグが唸る。一気にロッドを引き付けて、勝負をかけようかと思いきや、護岸の根元に潜られてしまい完全にスタック。ラインテンションを緩めて、数秒間待ってから魚を引っ張り出すようにロッドを押し出すと・・・抜けた。最後は一気に引き抜いて、無事にランディング。カサゴ26cm。久しぶりの良型。


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 丁寧に探ると、ポツリポツリながら反応があることが分かり、場所を変えつつ根気強くジグヘッドを投じていく。ただし、バイトは非常に思慮深く、微細で、稀であるので、少しの違和感も見逃さないような集中力が必要で、些細な変化に気が付くことが出来れば、例え、最初のバイトで魚の顎を捉えることが出来なくとも、ジグヘッドを投じる方向を変えて、ジグヘッドを魚の目の前に送り込むことが出来れば、再びチャンスは訪れる。このカサゴも、3度目のバイトでようやく捉えたもの。体高があり、背鰭が凛々しい、綺麗な1匹。


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 小型ながら複数匹を追加する。


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 場所を変えながら、確実に捉えていく。潮の動きが悪く、苦戦が予想されただけに、確実に数を重ねることが出来ていることに満足感を得ながら、丁寧にジグヘッドを投じていく。時折、鰯が群遊して海面が騒めくが、プラグを投じても、太刀魚やシーバスの反応は無く、この時点で、今宵は根魚に照準を絞ることが得策と判断して、ジグヘッドリグに専念する。普段はあまり攻めることが無く、見逃している場所を丁寧に探ってみることにする。直ちに反応があり、カサゴを追加。産卵を控えたカサゴも、既に産卵を終えたカサゴも、この界隈に居着いているのか、昨年とは随分と状況が違う印象がある。昨年は11月頃に水温が20度を切り出すと、急に魚の反応が悪くなり、それが12月に入っても同様の苦戦ぶりで、それが1月、2月、3月まで続いたとメモをしている。単純に、今年は釣行をしている日時や潮回りが良いだけなのかも知れないが。


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 抱卵した良型のカサゴを追加。劇的な連釣とはいかぬまでも、根気強く粘れば確実にバイトがあり、1時間半を超えても未だ集中力を維持出来ている。予想に反して、今日のケジメが無いダラダラ潮に助けられている印象だ。


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 更に抱卵したカサゴを追加。


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 護岸沿いを歩きながら、相変わらずジグヘッドを投じていく。よくもまあ2時間にも亘って、同じことを繰り返すことが出来るなと、我ながらに感心し、一方では呆れつつ、ふと思えば子供の頃から指折り数えて、釣り歴だけは着実に年数を重ねていることにも驚いてしまう。昔に比べれば、多少は知識や技術が身に付いてはいるものの、未だに釣行の度に何らか得るものが有り、対象魚が変われば、場所が変われば、リグが変われば、たちまち素人に逆戻りしてしまう。実に奥が深い嗜みであると改めて思う。今日は、幸いなことに六甲おろしが沈黙してくれており、お陰で気温が下がらず、故に長時間の釣りにも集中力を持って魚と対峙出来るのである。今日の締め括りに相応しく、微細で慎ましやかなバイトの後に、鈍重な抵抗がロッドを伝い、そして大きな弧を描く。ロッドの反発力とリールの確かな前進によって、確実に魚との間合いを詰めて、最後は一気に引き抜いてランディング。見事に抱卵したカサゴであった。写真を撮った後に、素早く海に解き放ち、納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月19日(月)午後5時30分~午後7時30分
 潮回り:中潮、微妙に下げ
 天気:晴れ、気温:13度、水温:15度
 ポイント:神戸港
 釣果:計11匹(カサゴ10匹、タケノコメバル1匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky、#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

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神戸・明石間メバリング釣行 ~感動の後に現実世界へ~ 

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 コブクロの2016年ライブツアー”Timeless World”の最終地である京セラドームにて、久しぶりにライブを鑑賞することに。どうせ当選しないだろうと応募していたものが、幸運にも当選。ツアーを支える数台の大型トラックが展示されている。


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 夏の北海道からツアーが始まり、若きしコブクロが路上ライブで艱難辛苦の時を重ね、そして飛躍の地となった大阪に辿り着く頃には、もう年の瀬。全ての会場で最高のパフォーマンスを見せるためには、ド素人の私ですら、常日頃の体調管理や会場のセッティング、関係者との良好な関係構築維持が大変だということぐらいは理解できる。この京セラドームでは、2日間で9万人近くのコブクロファンが集結して、ツアーの最後を盛り上げることになるが、この会場を埋めることが出来るコブクロの人気の度合いが伺える。


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 大型トラックにコブクロのサインを発見。午後5時過ぎに開演した。3時間のライブは、閃光のように通り過ぎたが、コブクロの歌唱力の凄さ、バンドの一体感、囁くような歌声の繊細な部分や各楽器の存在感が明確に聞き取れる音響のバランス、複数の曲で1つの物語を構成する巧みな演出、4万人を1つの世界に引き込む空間造り、一体感を醸成するための絶妙な語り、掛け合い、時に笑いあり、時に涙あり、過去と未来を行き来するような時空間を超える構成に、コブクロ及びその関係者の用意周到、緻密さ熟練さが存分に発揮されていた。いやしかし、コブクロの歌唱力は感動に値するものでありました。また来年も是非、こんな時間を楽しみたいところ。チケットが取れるかな?運を天に任せて。



 さて、舞台は華やかな異次元から、一気に現実の小さな空間へと移ってしまうが、日曜日の夕刻、風もなく、潮汐の具合も丁度良い時間帯に神戸港へと車を走らせる。師走の頃は、何故か気忙しくなるが、街中はそれを象徴するかの如く、多くの買い物客や観光客で溢れていて、大きな紙袋を複数ぶら下げて楽しそうに繁華街を闊歩する人達が目立つ。皆、笑顔で楽しそうであり、そんな顔を横目に見ていると、こちらまで心が躍る。近頃、世界情勢は負の連鎖ばかりが目につくが、是非とも何事も良循環することを切に願う今日この頃。


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 午後6時前から釣りを開始。緩やかに風がそよぎ、海面が小魚で騒ぎ、上げ潮が効き始めて、実に良い雰囲気である。まずは護岸沿いを丁寧にジグヘッドで攻めて、難なく小型ながらカサゴを捕獲。餌釣り師のあげたグアニン色素が輝く太刀魚を横目に、ジグヘッドを投じるが、どうも太刀魚が気になってしようがない。素早く車に戻り、ワインド用のタックルを準備して、今夜は二刀流で攻めることに。往々にして、どっちつかずになる可能性が高いが、目の前で繰り広げられるボイルを横目に心静かにジグヘッドを操れるほど、精神が鍛練されていないので、煩悩を全開にして釣りに挑む。海面を凝視すると、無数の鰯がグルグルと回遊していて、時折、海面がざわついたかと思うと、太刀魚のボイルが起こる。すかさず、ワインドタックルに持ち替えてシャクリを入れるが、過去の経験から、陽が完全に暮れてからワームで太刀魚を仕留めるのは簡単では無いことは分かっている。


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 二兎追うもの一兎も得ず。心を落ち着かせつつ、根魚狙いに転じる。ジグヘッドを護岸沿いにアンダーハンドキャストで投じて、着底を確認してから一定の速度で引く。トンッ・・・僅かな違和感を繊細なソリッドティップが伝達してくれる。巻く速度を保ちながら、僅かにロッドを引き付けるとロッドティップがスッと入る。間髪入れずに柔らかく、更に大きくロッドを引き付けると、ラインが走りグググッ・・・っと躍動感。力強くロッドを曲げてくれたのは、まずますのタケノコメバル。背中が筋肉質に盛り上がり、鰭が凛々しく発達していて、根魚でありながら抜群の遊泳力を誇る。この魚、冬場の釣りを大いに盛り上げてくれる。


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 潮の流れが効いているポイントに移動する。先行者に叩かれているために、あまり期待は出来ないが、釣り残しを拾うべく、丁寧にジグヘッドを操作することを心掛ける。この感覚、以前にバスフィッシングをしていた時に似ている。ここぞと言うところで、辛うじて小型のカサゴを2匹追加するも、やはり先行者にやられた感は否めない。鰯があちこちで群遊していて、時折、激しく逃げ惑った魚群が海面に溢れて、そして海面に映る光を歪めている。ワインド用のタックルを持ち替えては、シャクリを入れるものの、なかなか太刀魚の反応は無い。


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 護岸沿いは完全に攻め切られていると判断して、護岸基礎の掛け上がり部分を斜めに攻めることとする。鰯の群れを虎視眈々と狙う良型が待ち受けているに違いない。釣りを始めて1時間も過ぎると、徐々に集中力が切れ始めてくる。ジグヘッドを3gまで一気に重くして、操作性を向上して、まだ捉えていない場所を中心に丁寧にトレースする。ジグヘッドの重みを感じながら、ジグヘッドが捨て石に接触する際の微振動を捉えつつ、ジワジワと駆け上がり付近を攻めると、鰯がラインに接触したのか、バイトであるのか判断が分かれる微妙な振動が手元に伝達される。一瞬、様子を見ながら少しだけラインテンションを高めると、ロッドのティップがスッと入り、これは魚のバイトであると確信してフッキングを入れる。捨て石のエッヂ部分をなぞるように魚が鋭く走る。良型のメバルかと期待するが、力強い引きに別の魚であることを知る。少しのやり取りを楽しんだ後に姿を現したのは、タケノコメバル。


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 鰯の群れ。


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 海の雰囲気は抜群であるのに調子が上がらず、場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。普段と同じ場所で同じことをしていたのでは、この状況を打開することは難しく、かと言って劇的に何かが変わることを想像することも難しい。移動した新たな場所で、ポイントを外すようなトレースラインを選んで、ボトム付近でジグヘッドを操作すると、沈んでいる荒い石にジグヘッドが接触して止まり、ロッド操作でそれを外し回避しつつ、微振動を与えつつリーリングを進めると、カツンっと明確なバイト。ドラグがヂヂヂヂ・・・っとなり、勢い良くラインが走る。スプールを手で押さえて、障害物がある方向にグイグイと走る魚の動きを制御いて、ポンピングで強引に寄せて抜きあげると、抱卵した良型のカサゴ。約23㎝。


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 更に同じトレースラインで小型のカサゴを1匹追加。更に粘る選択肢もあるが、空腹に耐えかねて納竿とした。結局、太刀魚の姿を見ることは出来なかったが、攻め応えのある釣りとなった。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月18日(日)午後5時50分~午後8時10分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:14度、水温:-度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(カサゴ6匹、タケノコメバル2匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) サーベリング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4 F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky、#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo
 ・Gulp! SW Baby Sardine 2inch, Pearl White
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~3.0g
(3) 太刀魚ワインド用
 ・Cultiva D-AX 12g
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

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和歌山紀北シーバス釣行 ~難攻不落のサヨリパターン~ 


 和歌山で生活するようになった4月以降、新たなポイントを開拓すべく・・・と言うよりも、知っているポイントがそもそも皆無であったこともあり、地図を眺めたり、ネットの情報を調べたり、足を運んだりと、我ながら粘り強く、時間をかけてポイント開拓に励んでいるところであるが、偶然にも夏頃に発見した小河川の河口には、チヌやキビレが、まさにウヨウヨと遊泳していて、これは間違いなくいけると確信していた。しかしながら、護岸の足場が高いため、一段下がった水叩き部分まで下りないと釣りにならず、しかもその水叩きは潮位によって水没したり露出したりで、釣りが出来る時間帯が限定されていた。更には、ランディングネットを持たずに釣りをしていたこともあって、そのうちに・・・切り札的に・・・っと言う気持ちで時間を過ごしていた。先日、ランディングネットを導入したこともあって、土曜日の夕方に様子を見がてら、軽くロッドを振ることにしたのだが、そこで衝撃的な光景を目の当たりにすることになる。


 完全に陽が暮れて、東の空に煌々と輝く下弦の月が、川面に揺らめきながら黄色く落ちる頃、大量の水をバケツで空から放ったかのような大きな音が、河口部の至る所で聞こえる。最初は、何の音なのか分からずに不安を感じたが、月光が煌びやかなこともあり、すぐにそれが、ベイトが追われている音であることに気が付く。ベイトが逃げ惑う際に生じる豪雨のような音の後には、ゴボッ、バシャ、ドバッ・・・っと、シーバスの捕食音が際限なく響く。その回数が尋常では無い。シーバス用のルアーを持参しなかったことを悔やみつつ、止む無くチヌ用のジグを投じつつ、シーバスにとっては饗宴であり、捕食されているベイトにとっては震撼の時間帯を呆然としながら眺めていたが、実に1時間半ほどにも亘り、ボイルが継続していた。こんな光景は過去に見たことが無い。


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reed, Albatross 150FG
http://reed-lure.com/


 地元の老練なる釣り師に偶然にも出会い、色々な話を伺うことが出来た。ベイトはサヨリであるとのこと。言わずと知れた、難攻不落と言われるサヨリパターンというやつである。早速、日を改めて、釣具屋に足を運んで、ハードルアーを吟味することになるのだが、ここ最近、正確には過去5年で、ヒラスズキ釣行を計画した際に、ハードルアー(プラグ)を3本ほど購入した記憶はあるものの、ジグ以外のハードルアーとの付き合いを随分とご無沙汰していることが分かり、更には釣具店に所狭しと並ぶハードルアーの種類に圧倒されつつも、事前調査の甲斐もあって、ようやく選び出したハードルアーがこの2本。サヨリパターン攻略のために開発されたアルバトロスというルアー。水面直下数センチしか潜らず、動きは微妙なウォブリングで、ウェイトは固定重心で、トレブルフックが4本並び、微妙な湾曲がセクシーな、何とも変わったルアーである。


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 日曜日の夕刻、満潮からの下げの時間帯を狙って、いざ出陣。夕暮れ時と下げ潮とのシンクロで雰囲気は抜群である。人工的な構造物の隙間が作り出す潮だまりには、モクズガニだろうか。腕に生えた毛のようなものが柔らかく動く。


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 夕暮れとともに、潮が効きだすと、シーバスが周囲を徘徊しているのか、魚が逃げ惑う音が辺り一面に轟き、時折、単発ではあるものの豪快なボイル音が聞こえる。風で海面が乱れているものの、豪快な白い水飛沫が弾けるのが見える。これはいきなりにしてチャンス到来である。少々焦りつつ、入魂でルアーを投じていく。風向きが悪く、非常にキャストしずらいが、アップクロス、クロス、ダウンクロスと、様々な方向にルアーを投じては、流れを横切るようにトレースしたり、ドリフトさせるように大きな弧を描くようにトレースしたり、流れを遡上するようにゆっくりとトレースしたり。しかし、ヒットするのは、ベイトであるサヨリである。しかも油断すると、簡単にスレ掛かりしてしまい、釣りにならない。


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 サヨリを本命として狙っているのなら、さぞ嬉しかろう状態であるものの、照準はあくまでシーバスである。どの方向にルアーを投げ入れても、コツッ・・・ゴッ・・・コツコツっと毎度サヨリに接触するため、その瞬間にはラインテンションを抑えて、サヨリがフックに掛かることを軽減すべく神経を使うが、そんなことはお構いなしに次々にサヨリが掛かる。老練の地元釣り師の言葉を思い出した。師曰く、サヨリパターンの時は、サヨリがフックに掛かると釣りにならないため、フックをカドニウム製の針先が甘いものに変えて使用するとのことで、そんな針でも、貪欲にサヨリを捕食するシーバスなら、しっかりとフッキング出来るとのこと。どんな釣りでも一朝一夕には成らないということを思い知る。


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 この時ばかりは、トレブルフックの多さと、日本の技術、すなわち鋭利な針先を恨めしく思う。シーバスの捕食音が激しく続く。


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 気分を変えて、チニングに変更する。5gのジグを取り出して、ややダウンクロスに投じる。ラインにサヨリがコツコツと接触するため、まるでバイトが分からないが、カツカツカツっと明らかに鋭いバイトを感知して、反射的にフッキングを入れると乗った。サヨリでは無いことは明白である。小型のキビレだ。これに気を良くして、移動しながらジグを投じていくが、その後、ワームを真っ二つに引きちぎられる鮮烈なバイトを感知するも、噛みどころが悪かったのかフッキングに持ち込めずチニングを終了する。


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 目の前の激しいボイルは未だ継続している。再度、ハードルアーに変えて、サヨリパターンを攻略すべく、ルアーを投げ入れては慎重に探るも、ロッドの先端を揺さぶるのは相変わらずサヨリである。時にサヨリのダブルヒットと言うことも。すでにシーバスも満腹であろう、こんな状態で、わざわざルアーを選んではくれまい。試しにヘッドライトを海面へ灯してみると、その瞬間に逃げまどうサヨリの軍団、その後ろを悠々と泳ぐ巨大な銀鱗が数匹。まだシーバスは、虎視眈々と捕食の機会を狙っているようであるが、吹き付ける北風が身体の芯まで冷やし、集中力を失ったために納竿とした。


 不思議と虚脱感はなく、むしろ満足感に満ちている。目の前に見た、自然の圧倒的な力強さのせいだろうか。気が付けば、黄金色に煌々と輝く月は、見上げるまでの高さになっている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月11日(日)午後5時~午後7時30分
 潮回り:中潮、下げ
 天気:晴れ、北東の風強く、気温:11度~9度
 ポイント:某河川の河口
 釣果:キビレ1匹 25cm、スレでサヨリが十数匹(リリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs

■使用ルアー、リグ
(1)シーバス用
 ・reed, Albatross 150FG, 12.8g, サヨリレンズホロ
 ・reed, Albatross 150FG, 12.8g, ブラックキャンディー
(2)チニング用
 ・JACKALL, Cover Craw 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ・Cross Factor, Chinu Maru 5.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山中華そば探訪(41) ~湯浅吟醸醤油ラーメン麺屋ひしお JR駅前店~ 


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 今日のランチはこちら。JR和歌山駅から徒歩3分程度の路地裏にある。本店は和歌山城の北側にあり、基本的には本店もJR駅前店も同じ内容のラーメンのようだが、こちら和歌山では、同じ屋号を掲げていても、全くもって味が異なるというような店が多々あるので、いくら本店は美味くても、同じく支店も美味いという保証はない。ちなみに本店は何度か足を運んでいるが、濃厚で美味い。

湯浅吟醸醤油ラーメン麺屋ひしお JR駅前店
 住所:和歌山県和歌山市美園町5-7-12
 電話:073-499-7719
 営業:11:30~14:30、18:00~24:00
 休み:日曜日午後、12/31、元旦
 駐車場:なし(対面にコインパーキングあり)


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 店内は、少し古い雰囲気を醸すように内装されている。醤油づくりの本場である湯浅の歴史ある建物を意識しているのだろうか。不思議なことに濃厚なラーメンを出す店であるが、豚骨にありがちなスープの匂いが漂っていない。


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 和歌山における中華そば店のメニューたるや、何十年も前から壁にぶら下がっている短冊であったり、白い紙に手書きというようなアナログ状を多々見かけるが、こちらはご丁寧に写真入りで、良く見るとラーメンと他の料理とを組み合わせることで料金が安くなるような仕組みもあって、なかなか良心的と言うか商売上手な印象を受ける。


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 「特選煮干豚骨ラーメン、叉焼増し」720円+250円=970円也。かなり高額であります。見た目に華やかさは無いが、背脂が浮いたスープには魚粉が浮いていて、器の周囲を分厚い叉焼が沈みながら取り囲んでいる。まずは蓮華でスープを啜る。濃厚な煮干しの香りがワッと拡散して鼻腔を抜け、口中にジュワ~っと旨味が染み渡る。豚骨の匂いはあまり感じないが、奥底でスープの濃厚さを支えるような深さがある。煮干しと豚骨の見事な融合であるが、煮干しの味が強いので、好みは賛否あるであろう。スープの温度は高く、給仕された際に浮いていた背脂も、時間が経過すると溶け出して、キラキラと輝く油膜となる。


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 お次は麺を啜る。覆い被さる叉焼を掻き分けて、麺を取り出すと、黄色に輝く中太のやや縮れ麺が姿を現す。濃厚なスープをまとった麺を啜ると、モチモチと歯応えがあり、噛み締めると粘着力が増して、炭水化物を食べている感に溢れる。温度の高いスープの影響もあって、麺を啜るたびに少しづつ柔らかくなり、モチモチ感が向上する。


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 分厚い叉焼を取り出そうとするが、あまりにも柔らかくホロホロ状態であり、割箸で持ち上げることすら難しい。叉焼を蓮華で掬いあげて、そして大口で一気に頬張ると、噛み締めるまでもなく、赤身と脂身がホロホロと分解して、まるで溶けるようにして小さくなり、甘みを伴いつつ舌の上で踊りだす。唾液が溢れだしているのが分かる。見た目は脂身が多くて胸焼けしそうな勢いであるが、実際には、意外にも優しい味であり、肉を食べているという感覚は無い。温度の高いスープが、叉焼の食べやすさにも貢献しているようである。

 至福の時間を過ごし、帰り際に厨房を横目で見たときに気が付いてしまうのだが、濃厚なスープを売りにするお店であるにも関わらず、店内に豚骨の匂いが充満していないと思いきや、ナイロン袋に1杯分のスープが封入されていて、それを注文とともに湯煎する方法を取っていることが分かった。なるほど、これで本店と同じ味を確保しているのであるが、少し残念な気もした瞬間であった。でも美味いので良しとする。


ラーメン探訪備忘録
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店名:湯浅吟醸醤油ラーメン麺屋ひしお JR駅前店
「特選煮干豚骨ラーメン、叉焼増し」
 ◇お値段:720円+250円=970円
 ◇トッピング:叉焼、メンマ、もやし、かいわれ、豆板醤
 ◇麺:モチモトやや縮れ中太麺
 ◇スープ:トロリ煮干し豚骨醤油、背脂たっぷり
 ◇叉焼:ホロホロ柔らか豚バラ叉焼5枚
 ◇満足度:★★★★☆
 ◇その他:煮干しと豚骨の融合
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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神戸・明石間メバリング釣行 ~金太郎飴カサゴ~ 


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 神戸の新開地にあるラーメン店。平清盛が遷都を目論んだ福原京と言った方がピンとくる方は多いと思うが、その界隈にこの新開地がある。周囲は歓楽街や公営賭博の券売所があり猥雑としていて、耳に赤鉛筆を挟み、新聞に穴が開きそうな勢いで凝視する人がいたり、昼間から酒を飲んで目が虚ろな人が佇んでいたり、散財してしまったのか放心状態の人がいたり、一般的に治安が良い地区とは言えないが、商店街が突き抜けていることもあり、いつも多くの人々で賑わっている。このラーメン店の壁には、今から数十年も前の映画のポスターが何枚も貼り付けてあり、聞けば、日本国内で最初に洋画が封切られた映画館がこの界隈にあったとか(今もあるのか?)。


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 豚骨醤油ラーメン、餃子、白米の鉄壁な組み合わせ(これで800円)。豚骨醤油の安定感、叉焼の絶妙な塩分と濃厚な脂身、育ち盛りの子供達も内臓脂肪蓄積中のオヤジも、この味とボリュームには大満足。長年、地元の方々に愛されている店であることが容易に伺える。神戸では、ピり辛の味噌ダレで餃子を食すことが多く、私の場合は、更にラー油を投入したうえで、餃子にこのピリ辛をどっぷりと浸して、そして白米とともに頬張り、もうその相性たるものカレーと白米に比肩する。明らかに食べ過ぎであるが、美味いのだからしょうがない。


 神戸ではルミナリエが始まった。年の瀬を実感する。


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 さて、時は夕暮れ時の午後5時過ぎ。普段の何倍もの時間をかけて、ルミナリエ渋滞を突っ切って、何とか神戸港に到着する。夕暮れ時の絶妙な時合を狙いたかったが、すでに日没とともに明度が落ちている。風は無く、この季節にしては気温も高く快適である。潮回りは中潮。干潮からの上げであるが、この時期の夜の時間帯は、決まって干潮から満潮までの時間帯が短く、例えば、干潮と満潮それぞれの潮が動き出す時間帯を2度攻めるような本気の釣りであれば非常に好都合でるが、今回は上げの時間帯のみを短時間で攻めることとしているので、残された時間は限られている。前半戦に如何に釣果を出せるかが成否を分ける。第1投目、手始めに護岸の付け根部分にジグを投じて、底を少し切るイメージで、やや早めにリーリングすると、コツッとバイトがあり、そのまま巻き続けていると、グンッとティップが入り、その瞬間に巻き合わせを入れると、スーっとラインが走る。素早く寄せて、ランディング。サイズは小さいながらも、まずはタケノコメバル。


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 同じトレースラインにジグを投じて、お次はボトムを意識してジワジワとリーリング。カツッと鋭いバイト。手首を返してラインを張り詰めると乗った。お次はカサゴ。


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 場所を変えながら、次々にジグを投じていく。ボトムから中層付近で、コンッと強いバイトを何度も感じるが、送っても、止めても、合わせても乗らず。この乗らないバイトに固執し過ぎると、貴重な時間を浪費してしまい、結果、撃沈した苦い経験もあるので、あまり一か所では粘らずに移動をしながら次々にジグを投じていく。普段なら何らかの反応があるお気に入りの場所で、何故か今宵は反応が皆無で、最初の幸先の良さは何だったのかと思わず首をかしげることになる。潮が当たるところでカサゴを1匹追加。この直後に、良型をラインブレイクしてしまう。最初の突っ込みへの対応が僅かに遅れてしまい、リーダーを護岸の出っ張りに擦られてしまっての失態。


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 ジグを護岸沿いに投じて、ボトム付近を浮遊させるようにしていると、またしても明快なバイト。恐らくジグを投じた後のフォーリングで追ってきていたのであろう、ラインを馴染ませてからジグがボトムを切るように、少しラインを捌いた直後のバイトであり、小さいメバルながら、ジグを投じる位置やレンジ、一連の動作が決まった証拠にもなるので嬉しい1匹である。乗らないバイトの正体は、このちびっ子メバルか、もしくはアジであると判断して、これらを意識した釣りを展開する。


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 中層から底までのレンジを意識した釣りを展開する。遊泳力のあるメバル、鯵、もしくはタケノコメバルに照準を合わせての釣りのつもりであるが、護岸際10㎝以内のギリギリのトレースラインに対して、僅かな横風によるPEラインの揺らぎを考慮しつつ、一定レンジを捉えるべく、丁寧にロッドとリールを操っていると、カツンっと明確なバイトを感知して、したり顔でフッキングを入れてランディングをすると、何たることかカサゴでは無いか。君らも浮いているのか。


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 またしても中層でカサゴ。底に張り付いている個体よりも、ほんの少しだけ良型である。全体的に小振りなカサゴが多いが、少し前に果敢に反応した抱卵の良型は、既に産卵を終えて深場に落ちてしまったのかも知れない。と言うことは、これら小型のカサゴが産卵を終えてしまうと、今より状況は厳しくなってしまうに違いない。念のため、昨年の釣果を確認すると、12月は、釣り場を大きく変えて耐え忍んでいたことが分かった。


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 相変わらず取れないバイトが頻発する。


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 試行錯誤しつつ、ジグヘッドやワームの種類をあれこれと変えてみるものの、”取れないバイト”は相変わらずで捉えることが出来ないし、良型狙いに転じるも金太郎飴にように小型ばかりだし、気が付けば潮の動きが随分と緩慢になっており焦りを感じてしまう。


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 意を決して、ジグヘッド3g、ワームを2.2インチに更にサイズアップして、射程距離を広げて、まだ接触していない個体を狙う作戦に変更する。ジグを斜め前方に投じて、海中に沈む護岸の基礎部分(捨て石、根固石の法尻付近)を駆け上がるように浮遊させる。ロッドを立てて、微振動を与えてジグの重みを感じながら、時折、伝達される硬い感触からジグの位置とボトムの形状を推測して把握し丁寧に探る。クッ・・・ススス~っと走るバイト。明らかにカサゴでは無いことを予想して、素早くフッキングを入れるとともに、潮に乗って走る魚の動きに追随すべくラインを巻き取り、そして一気にランディング。タケノコメバル。動きが早く、遊泳力もある魚なので、このタケノコメバルがいると、同じような場所に陣取っているカサゴは、ついつい出遅れてしまうことになるのであろう。


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 場所を大きく変えつつ、ジグを投じていくが、いよいよ潮の動きが悪くなり、連動して魚の反応が確実に遠のいている。諦め半分で、テクトロしながら護岸沿いを探っていると、ようやくにしてバイトを感知。カサゴを追加。


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 元の場所に戻り、最後の悪あがきをしてから撤収することに。徐々に六甲山から吹き降ろす風が冷たさを増してきており、頭皮が縮んで耳がきりきりと痛み、鼻水が垂れる。ウエストバックから、遅ればせながらウォームキャップを引っ張り出して、それを被り寒さを凌ぐ。見るからに潮の動きは緩慢であるが、護岸が折れ曲がる付近だけ、風前の灯の如く、最後の力を振り絞って潮が渦巻いている。アンダーキャストでジグを投じた後に、ボトムをしっかりと意識して、丁寧に微速でジグを操っていると、ツンッっとバイトがあり、少し送ってからフッキングを入れると、ラインがスイスイと走る。躍動感ある動きを封じて、そして引き抜くと、タケノコメバル。再現性を理解することが出来ず、ツ抜けまで粘ろうか思案するも、やはり今日は欲張らずに納竿とした。

 帰り際に、東遊園地に煌くルミナリエの東端が見えた。まだ街中は喧騒に包まれている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月3日(土)午後5時15分~午後8時00分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:14度、水温:17度
 ポイント:神戸港
 釣果:計9匹(カサゴ5匹、タケノコメバル3匹、メバル1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky、#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト
・JACKALL Jacoknuckle 2inch、Grow Pink Silver Flake
・JACKALL ペケペケ2inch SQ、Clear Red Flake

(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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