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和歌山中華そば探訪(48) ~煮干ガッツ~ 

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 平成28年11月に開店したお店。早くも食べログでは、好意的な評価がなされているが、お味のほど如何に。店舗前の共用駐車場に車を停めようとしていると、素早く店員が出てきてくれて、駐車スペースを案内してくれる。

煮干ガッツ
 住所:和歌山県和歌山市善明寺410
 電話:
 営業:11:00~14:00、17:30~22:30
 休み:水曜日
 駐車場:店舗前に数台有り


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 カウンター席が7席に座敷が2卓。こじんまりとした店内。店主の後ろ姿に迫力を感じてしまうが、店員との会話を聞いていると正反対のようで非常に優しい口調に安堵する。開店間もないということもあり、店内は綺麗に片付いていると思いきや、置き場所が無いのか、機械式の製麺機、小麦粉や煮干しの袋が積み上げられていて、これらがこだわりの味をさりげなく演出するための仕掛けなら良いのだが、明らかに仕舞う場所が無いであろうことが分かってしまうような無造作感が前面に出ております。


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 種類は3種類。券売機で「にぼガッツ」を購入する。


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 「にぼガッツ」750円也。注文後、5分ほどで運ばれてきた。煮干しの粉が散りばめられていて、何より極厚の叉焼がその圧倒的な存在感を放っている。まずは蓮華でスープを掬い、そして静かに啜ると、思いのほかあっさりとしている。鶏の白湯スープが非常に円やかで、時折、雑味のある煮干しの味が躍り出て主張するも、塩分が抑えられているので、いずれにしてもスープのベースになる味が分かりやすく、濃厚と言いつつも優しい味を感じる。時折、硬いものがあるが、これは煮干しそのものであり、またトロンとした塊があるが、これは背脂のようである。鶏白湯、煮干し、豚の背脂とベクトルがバラバラなものが、辛うじて融合しようとしている、そんな味である。辛味ダレは、先ほどの三者で辛うじてバランスしようとしているベクトルを破壊する強い味であり、スープの絶妙なバランスを目指すのであれば、この辛味ダレは不要であると思う。


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 お次は麺を啜る。ちぢれのある太麺を引っ張り出し、啜ると言うよりも、折り畳んで口の中に押し込むと、硬く弾力があり、噛み締めると小麦の味が際立つ。細麺好みの私にとっては、これで細麺ならば更にスープの絡みが良くて美味いのになぁと思いながらも、黙々と麺を口の中に押し込んでいく。時折、玉葱の欠片が紛れ込んできて、これが清涼感たっぷりでアクセントになって良い。


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 お次は極厚の叉焼。自宅の日立のエアコンのリモコンよりも明らかに分厚い。


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 堂々たる半透明の脂身3列が縦断している。瞬時にして、この分厚い叉焼を噛み切ることが出来るのであろうか、歯の隙間に筋が挟まって気持ち悪くなるのでは無かろうかと、不安になりつつも、叉焼を睨みつけつつ対峙し、意を決して齧りつくと、ジュワリと脂身が溢れつつも、肉の質感を少し発揮しながら抵抗なく簡単に噛み切ることが出来る。仄かな豚肉の味を伴い、咀嚼すると優しく脂身が溶けて、赤身と調和する。あまり味付けがされていないのか、素材そのもの味を前面で感じることが出来る。

 極端に濃厚な味を勝手に想像していただけに、少し拍子抜けしつつ、最後までスープを飲み干す。店主のこだわりや工夫は本当に良く理解出来るが、色々な美味いものを集結させたからと言って、それによって美味さが増幅するものではない、ということを理解する一杯でありました。人生においても、仕事においても、こういうことは有り得るなと思いつつ、大きな声でご馳走様と言って店を後にした。


ラーメン探訪備忘録
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店名:煮干ガッツ
「にぼガッツ」
 ◇お値段:750円
 ◇トッピング:叉焼、白葱、ほうれん草、玉葱のみじん切り、海苔、辛味ダレ
 ◇麺:太麺ちぢれ
 ◇スープ:煮干したっぷり鶏白湯
 ◇叉焼:厚切り豚バラ叉焼1枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:色々なベクトルを集めました的な一杯
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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