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和歌山紀北チニング釣行 ~動かぬ潮を攻めた結果~ 


 仕事を終えてから素早く釣りに繰り出すべく、事前に車のラゲッジに釣り具一式を積みこんでおいた。釣行を重ねて、釣りの熟度をあげるには、週末だけでは到底時間が足りない。今日の潮回りは長潮。仕事を終えてから急いで現場に向かったとしても、到着は早くても午後7時。干潮の下げ止まりが午後9時半頃であることを考えると、到着と同時に釣果をあげないと、厳しい結果に終わってしまうことは容易に想像がつく。しかも干満差の少ない長潮にあっては、更に苦戦が予想されるが、今日は有り難いことに、ほぼ無風であるとの予報であるので、まだ気持ち的には余裕がある。前回の釣行時には、突然の強風に撃沈してしまっただけに、無風ということだけでも気分が良い。何とか仕事を切り上げて、素早く準備を整えて南下する。相変わらず、夕暮れ時は仕事帰りの車が多く、随所で小さな渋滞に巻き込まれてイライラが募るが、無事に午後7時前にポイントに到着する。見るからに海に勢いが無く、それを証明するかのように、普段なら海面を賑わすボラ達の波紋が見えない。ボーズ覚悟で釣りを開始する。

 直リグを投入して、積極的に根が険しい場所を攻める。開始後20分、方塊ブロック数個が転がり、ストラクチャーを好むチヌがサスペンドしていそうな場所を掠めるようにジグを通すと、グンッ・・・ググググ・・・っと明らかなバイト。十分なトルクを確認してからフッキングを入れると、呆気なくラインテンションが消える。痛恨である。果敢に険しい場所を攻めた結果、直リグ2個を喪失する。しかもバイトは皆無。1時間半が素早く過ぎる。今日はボーズかも知れない。


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 潮が下げ切って、海が気だるく淀んでいる。少しでも海水の動きがありそうな角地に移動する。この場所、水深が深くなりつつある場所で、砂地と岩礁帯が隣り合わせになっている場所でもある。過去に潮があまり動かない時間帯に良型を捉えた実績があるものの、期待半分でジグを投じては丁寧に誘う。ジグから伝わる振動で、かなり険しい岩がゴロゴロと転がっていることが分かる。ラインテンションを緩めないように注意しつつ、障害物を乗り越えていく。フッ・・・とジグが浮くような感触が伝わる。単純に岩を乗り越えてカーブフォールしているだけのような気もするし、魚信であるような気もする。ラインテンションが抜けないようにリーリングとロッドワークに最新の注意を払い、更に進めると、クンッ・・・・っと明らかな魚信。リールのハンドルを早く回して、ラインテンションンを高めると、呼応するようにしてロッドが入る。ジジジ・・・っとドラグが鳴ったところで、フッキングを入れると、更にドラグが鳴り、大きくロッドが曲がる。感覚的には、良型では無いとすぐに分かったものの、数少ないバイトを捉えることが出来たことに一安心。丁寧に寄せてランディングネットに収める。キビレ34㎝。


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 その後、何度か小さなバイトがあるものの、いずれも乗せるに至らず。完全に潮が止まっているように見える。場所を移動しながら、ジグを投じていく。岸よりのシャローに魚が付いていると予想して、護岸法線に対して浅い角度でジグを投じていく。先日の釣行では、このトレースラインで多くの失敗をしているが、これも経験と思い、敢えてこのトレースラインを選ぶ。明確なバイトが無いままに、ジグを引き寄せようとした瞬間に、ガツンッっと強烈な反動があり、即座にドラグが反応して、激しくラインが放出される。ロッドをグイグイと押し込んで、思わず良型かと期待するも、バイトの出方や魚の走り方が明らかにチヌとは異なり、外道であることは容易に察しが付く。一向に魚の泳力は衰えず、ドラグを何度も鳴らしては、右へ左へと、元気に走り回る。スレ掛かりしていることは明らかである。数分間のやりとりの末、何度もランディングに失敗して、ようやく姿を現したのは、やはりボラ・・・・。

 これを持って、本日、無念の納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年3月23日(木)午後7時~午後9時
 潮回り:長潮、下げ~下げ止まり
 天気:曇り、気温:11度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計2匹(キビレ34cm、ボラ)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL, Waver Shrimp 2.8inch, Sexy FUNAMUSHI
 ・JACKALL, Baby Dragon 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山紀北チニング釣行 ~痛恨のバラシ、追い討ちの雨~ 


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 中毒性のある中華そば。そんな言葉を聞いたことがあるが、この1年間、和歌山中華そば探訪と称して、計70杯以上もの和歌山中華そばを啜ったのだが、その結果、ルーチン化されてしまった行動のせいで、週末になれば濃厚な豚骨醤油の中華そばが脳裏をちらついて、そしてお昼時ともなれば落ち着かなくなる始末。先日の職場での健康診断の結果が、やや怪しい方向であったので、濃厚な中華そばやマヨネーズを少し控えねばならぬと心の中では思いつつも、一路、紀の川市へとアクセルを踏んでしまうのは、習慣かもしくは中毒か。暖簾をくぐると、店内には猛烈な豚骨臭が充満していて、豚骨が苦手な人なら、一目散に逃げ出したくなるような、豚骨の野性味と言えば野性味であるが、知らずに匂いでしまったなら、ただ単純に臭いだけである。スープの量がもともと少な過ぎるので、更には麺を大盛にしたこともあって、スープの少なさが余計に際立ってしまう。初めてこちらの中華そばを啜った時には、しばし感動したものだが、今やその感動は薄れつつある。髪の毛や顔面に豚骨臭が染み込んでしまい、豚骨臭を風に棚引かせながら、買い物を済ませて和歌山市に一旦戻る。

しま彰
 住所:和歌山県紀の川市貴志川町長原102
 電話:0736-64-0710
 営業:11:00~13:15、18:00~スープが無くなり次第終了
 休み:火曜日(祝日の場合翌日)


 午後7時前にポイントに到着する。干潮からジワジワと潮が動き始め、魚の活性が次第に高まりはじめている時間だ。麦芽たっぷりのクッキーを齧り、それを温かい珈琲で流し込んで、小腹を満たす。車のハッチを跳ね上げ、ラゲッジに腰をかけて、珈琲を飲みながら釣りの準備にかかっている時が、まさに至福の時間と言えよう。今日の作戦を考えつつ、モゾモゾと作業をしていると、辺りが次第に暗くなってくる。


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 午後7時過ぎに釣りを開始する。空は鈍色の雲で覆われていて、いつものように瞬く星を眺めることは出来ない。風は無い。直リグにワームを付けて、斜め前方に投じながら進む。ラインを通して伝わる振動から、またロッドへの抵抗から、底の起伏を読み取るようにして、慎重にリールのハンドルを回す。ボラであろうか、海面が頻繁にざわついて、時折、逃げ惑う小魚が波紋を広げる。何度か怪しげなバイトがあるも乗せることが出来ず。いつも同じことを繰り返していると、自然に感覚が研ぎ澄まされていくのが分かる。以前には捉えることが出来なかった海底面の凸凹や、底に転がる石の大小や、硬いものや柔らかいものや、ジグが何かに接触することにより発せられる信号がラインとロッドによって伝達され、経験を積むことによってそれが何か次第に分かるようになる。ジグが大きめの石に引っ掛かり、スタックした状態となる。敢えて、間を作り、魚にバイトの機会を作る。コツコツ・・・っとバイトがあるも更なる食い込みは無い。平常心で少しラインを巻き取ると、追ってきていた魚であろうか、グンッと明確なバイト。素早くフッキングを入れると、ジャァァァ~っとドラグが鳴る。昨夜に対峙した40㎝超えの魚と比較すると、そのトルク感は明らかに弱いが、俊敏さが素晴らしく、浅場を左右に激しく走りまわる。落ち着いてやりとりをして、無事にランディングする。チヌ37㎝。幸先が良い。


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 10分後、漬物石のような大きめの石がゴロゴロと点在するポイント。油断すると根掛かり連発の場所であるが、前回から投入した直リグのお陰で根掛かりが少なく、積極的に攻めることが出来る。ズンッと突くようなバイト。しかし乗らず。更に進めるとラインを通して伝達されるジグの重みが消える。ラインを巻き取り、フッキングの機会をうかがう。ジワリと重みが増し、同時にフッキングを入れると、ロッドがしなる。ドラグが鳴り、ラインが引き出されるが、それほど抵抗は無い。強引にグイグイと寄せて、さぁランディングしようかと思いきや意外にも良型である。ここで突如、魚が暴れ出し、何度も海面が弾けて、その度にラインが引き出される。何度かの攻防の末に、無事にランディングネットに収まったのは、キビレ39㎝。


 今日は調子が良いと思ったのも束の間、明らかに良型であろう魚がラインを豪快に引き出したところで、ロッドを引き付けて、リールのハンドルを回して応じると、ふとラインテンションが消えて、無念のバラシ。更に続く明確なバイトを捉えることが出来ず。空には分厚い雲がかかり、怪しげだなと思ったと同時に、強い風が吹き始める。斜め前方からの強い風は、PEラインを遠慮なく左右に揺さぶり、ロッドを不規則に揺らし、海面が波立ち、先ほどまでの平穏を一瞬で変えようとしている。ラインコントロールが難しくなり、必然的にジグを思い通りに動かせなくなる。しかも雨が落ちてきた。強風が弱まった隙を見つけては、ジグを投じて釣りを続行するが、突風が吹くと簡単に集中力を削がれてしまう。明確なバイトを取り逃す。強風と雨に耐えつつ30分ほど頑張るも、すでに限界が近い。最後の一投と思いジグを投じると、劇的にも、クン・・・グググ・・・っと明確なバイト。素早くフッキングを入れると、ドラグが激しく唸り、ラインが一気に引き出されていく。ラインを巻き取りながら、ロッドを立てて応戦する。右から左へとロッドを切り返すと・・・またもやラインテンションが消える。魚がジグを咥えた場所が悪かったのか、本日、二度目のバラシ。痛恨である。更に風が激しくなり、雨が本降りになり、消化不良のまま止む無く納竿とした。 

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 後日、痛恨の2バラシの原因は何であったのかを考えてみると、風の影響もあって、ジグを投じる方向が護岸法線に対して角度が浅すぎたのでは無いか・・・ということ。仮説はこうだ。護岸と並行に、潮上(左)に頭を向けてサスペンドしている魚に対して(自分の立ち位置から魚は遥か右側に居る)、魚の真後ろ(右後ろ)からジグが迫ることになり、定位する魚をジグが追い抜いたところで、仮に魚がジグにバイトしたとして、魚の反転する方向が護岸側(手前側)であれば、唇の左側に咥えていたジグが、唇の中央部を通り越して、更に右側に移動して針が閂を捉える前に、違和感を察した魚がジグを放してしまい、結果、スッポ根けてしまうのではないか・・・ということ。更なる考察が必要であるが、以前にテレビで観た、フライでキングサーモンを狙う際にも同様に、バイト後の魚の反転に考慮したフライのトレースラインが、魚を獲れるか獲れないかの重要な要素になると。妄想は尽きない。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年3月20日(月)午後7時~午後8時20分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:曇りのち雨、気温:12度→11度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計2匹(チヌ37cm、キビレ39cm)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL, Waver Shrimp 2.8inch, Sexy FUNAMUSHI
 ・JACKALL, Baby Dragon 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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チヌボンボン自作を諦めて、直リグ&ラバーを簡単自作 


 チニングでは根掛かりがつきものである。根掛かりを恐れると、必然的に攻めるべき場所を攻めることが出来ず、結果的に満足できる釣果には繋がらない。かといって果敢に攻めすぎると、根掛かりの応酬に見舞われて、消耗戦に突入することとなる。世間でチニング用と称して販売されているジグは、安いものでも1個200円、高いものになれば1000円近くにもなる。少し前に、釣り場で出会ったアングラーは、チニング用のジグを手間暇かけて自作されていて、見栄えこそ貧相なものの、十分な釣果を得ているとのことであった。それ以来、アイデア次第で、時間を掛けずに、簡単に、しかも安価にチニング用のジグが作れるのではないかと、逡巡していたところ。ふと閃いたのである。

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 Cultiva 直リグシンカー3/16oz、Decoy Trailer Single 29 #4


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 バス釣りや根魚狙いではお馴染みの直リグシンカーにチヌ用のトレーラーフックを接続する。直リグシンカーに、スプリットリングが装着されているので、作業は実に簡単である。


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 ウキゴム、ハヤブサのタイラバ用ラバー、瞬間接着剤、ネイル用のマニュキュア。


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 タイラバ用ラバー1袋に、20本のラバーが束になったものが3本入っている。これを10本のラバーの束に半分に分割して、さらに長手方向を半分に切ると、3本×2分割×2分割=12本の松葉のような状態が出来上がる。


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 お次にウキゴムを芯にして、その周りにラバーを巻き付けて紐で縛る。結び目に瞬間接着剤を少しだけ垂らして、ほどけないようにする。


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 余った紐を切り取り、余分なウキゴムを切り取る。


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 以上、実に簡単である。


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 直リグにラバーを装着すると完成。大雑把な計算ではあるが、1個当たり120円ほどで作成出来るのである。ネイル用のマニキュアは、シンカーに色を塗るために購入したのだが、実釣時間が迫ってきたので、後で塗ることに。


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 クロー系のワームを取り付けるとこのような状態に。実釣でも、しっかりと成果を出すことが出来たので、当面はこれでチニングを楽しもうと思う。更にこれを応用するならば、シンカーを丸い形状のシンカーに変えてみたり、ガラス玉のような鉛より比重の軽いものに変えることも考えられる。

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和歌山紀北チニング釣行 ~欲張り釣行、直リグ導入~ 


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 狙える魚種が増えてくると、ついつい欲張りにあれこれと手を出したくなるのが釣り師の性であるが、結果、二兎追うものは一兎も得ることが出来ずに撃沈すること度々であり、ここは慎重にならなくてはいけないが、今日の潮回りを見れば、夕暮れ時にカサゴ、陽が落ちればチヌ、満潮の潮どまり前に常夜灯でメバルという、何とも贅沢な釣りを展開することが可能であると気が付いた。体力が続けばの話であるが。まずは潮が動き出す夕暮れ時の時合に合わせて、カサゴ狙いへと繰り出す。海水の透明度は高く、徐々に潮が入ってきていて、更には風が穏やかで、抜群の状況であるが、なかなかうまくいかず。4月から5月頃になれば、ジグヘッドが捨て石に挟まる前に、活性の高いカサゴが我先に食ってきてくれるが、今日は根掛かり先行である。辛うじて護岸の際でカサゴを捕獲するも、実に小さい。


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 時間がズルズルと過ぎて、気が付けば辺りは暗くなっている。予定では、この時間までにツ抜けを達成して、意気揚々として次なる獲物を求めて移動をしているところであるが、まだ水温が低くて沿岸部にカサゴが寄ってきていないのか、数メートル先に沈む消波ブロックの隙間を根掛かり覚悟で攻めて、辛うじて2匹目の小さなカサゴを捉えるに留まっている。緩やかなカーブフォールで反応した。


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 何となくパターンを掴んだような気もするが、再現性が乏しい。ジグヘッドを斜め前方に投じてから、ロッド操作で消波ブロックを回避しながら、ボトム付近をフワリと流すとクンッとバイトがあり、少しためてからフッキングを入れるとカサゴ。消波ブロックに波が当たって、程よく白濁している場所に幾度となくジグヘッドを投じて、中層付近を漂わせて、メバルを狙うものの、こちらはバイトすら皆無。和歌山に来て1年が経とうとしているが、未だにメバルが付いている場所を開拓出来ていない。


 午後7時前にチヌ狙いのために場所を移動する。


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 午後7時過ぎにチヌ釣りのポイントへと入る。完全に陽が落ちて、また月光も無く、理想的な暗がりが広がっている。遠くの照明が海面を照らしているが、ボラや小魚が頻繁に海面を揺らしている。潮が徐々に上げていて、陸地であった部分に海水が浸みこんで、プツプツと小さな音が聞こえる。まずはアピアのチヌパラドッヂにジャッカルのベビードラゴンを装着して様子を見ることに。ちなみにチヌパラドッヂは、ジグ部分の構造が起き上がりこぼし的な構造をしていて、先端部に窪みがあり引き抵抗が強く、更にクロー系のワームであるベビードラゴンは、アーム部分が水の抵抗を大きく受ける形状になっている。これららの組み合わせは、大きな波動を生み、活性の高まったチヌを素早く偵察出来るという強みがある。ジグを斜め前方、つまりはダウンクロスに投じていく。ゴツゴツとした底の形状を把握しながら、石などの障害物でジグの動きが止まると、ラインテンションをそのままにして少し間を作った後に、ラインテンションを緩めて障害物を回避する。


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 3投目。ロッドを立てて、底の形状を把握しながら丁寧にリールのハンドルを回す。モゾッとした違和感。そのまま一定の速度を維持すると、クンッ・・・ククク・・・っと引っ張られるように重みが伝わる。その抵抗にロッドで応えながら、重量感を確認したうえでロッドを立ててフッキングを入れる。一気にラインが張り詰めて、ロッドが大きく曲がり、ラインが真横に走る。同時に、強めに締めておいたドラグから甲高い音が鳴り、スプールから軽快にラインが引き出されていく。ロッドのグリップエンドを肘に当てて、強烈な引きに耐える。最初の引きに耐えてから、一定のラインテンションを保つことに注意しながら、魚の動きに合わせて素早くラインを回収する。左手でランディングネットを準備しながら、強烈な引きに対峙する。何度がドラグが唸り、大きくラインが引き出され、一進一退の状態が続く。幾度となく海面が白濁して、その度にラインが引き出されるが、ヘッドライトを灯すと目前に魚が見える。空気を吸わせてから、ゆっくりとランディングネットに収める。重量感が堪らない。チヌ44㎝。鰭が大きく発達していて、背が張って、貫禄がある。


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 バイトの数は少なく、集中力を維持することが課題となる。油断すると、雑なリーリングになり、魚に間を与えることが出来ないばかりか、根掛かりが頻発する。今回の釣行では、上げ潮に乗って浅場に入ってくる魚を狙い撃つべく、移動距離を最小限に抑えて、尚且つ浅場でありながら起伏に特徴がある場所に重点的にジグを投じていく。何度か”らしい”バイトがあるも乗せることが出来ず。夜空の星を眺めながら、意識が遠のき始めたときに、執拗にジグを突くようなバイトが伝わってくる。ジグが障害物に引っ掛かり、動きが止まったところで間を入れると、グンッっと力強いバイトがあり、ラインを巻き取りながら大きく合わせを入れると、グググ・・・っとロッドに負荷が掛かり、同時に違和感を察知した魚が勢いよく走る。ドラグが唸り、ロッドがしなり、ラインが走る。重量感ある最初の走りに耐えて、魚の動きが止まったところで勝負にかかる。ロッドの弾力を活かしながら確実に間合いを詰める。目の前で何度も強烈な引きがあり、その度にドラグが唸り、海面が弾け、心が躍る。ランディングネットに収まったのは、キビレ39㎝。


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 チニングの際の悩みと言えば、ルアーを頻繁に失ってしまうこと。オフショアのビッグゲームの際に使用するプラグのことを考えれば、随分と安いルアーではあるが、釣行回数が多く、毎度のことのようにルアーを失ってしまうと、さすがに経済的なことも考えないといけない。今までにも、バス釣りに使用するラバージグをチヌ用に自作してみたり、ダウンショットリグと軽量ラバージグを組み合わせてみたり、試行錯誤を繰り返しているが、根掛かりが少ないこと、経済的であること、手間暇がかからないこと、シンプルな構造であることを重視して直リグなるものを導入することにした。


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 チニングにラバーは必須であるような思い込みがあるが、今回はシンプルに直リグにクロー系のワームを装着するだけの状態で試してみることに。これで芳しくなければ、ラバーの装着を検討しなければならない。フックの部分に蛍光のゴムを差し込んで、ワーム留めとして使用することに。


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 直リグを投入する。ラバーが無い分、空気抵抗が圧倒的に軽減されて、キャスタビリティが抜きんでていることは意外な発見である。夜間であってもチヌは警戒心が強く、チヌと人間の間合いが近いと、海面に波紋を残して素早く逃げてしまうことがある。ダウンクロスの方向にジグを遠投して、ロッドを立てて丁寧に誘う。底に転がる石などの障害物に対する回避性能が高く、通常のチヌ用のジグでは攻略が難しいような場所でも、比較的、根掛かりせずに安心して攻めることが出来る。扇状にジグを投じる方向を変えながら、途切れそうな集中力を何とか保ちつつ、ロッドを操作する。スッと引っ張られるような違和感の後に、ジワジワと重みが増す。聞き合わせの要領でロッドで様子を伺うと、ジグが浮いていることが分かり、間髪入れずにフッキングを入れる。グンッとロッドが弾かれた後に負荷に応じて大きく曲がる。ドラグが甲高くなるが魚にスピード感は無いように感じられる。重量感がある強烈な引きに耐えながら、確実に魚との間合いを詰める。突如、今頃になってドラグ音を伴いつつ強烈にラインが引き出されていく。ロッドが強く曲がり、肘にグリップエンドをしっかりと当てないと、ロッドが伸されてしまう勢いである。何度も海面が白濁して、その度にロッドを右へ左へと切り返して、ラインに一定の負荷をかけることに注意を払う。ヘッドライトを灯すと、それに驚いて更に激しく抵抗する。ようやくのことでランディングネットに収めると、ズシリと重量感。チヌ46㎝。


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 更なる釣果を求めて常夜灯を目指すことも考えたが、十分に充実した時間を過ごせたことに感謝して、午後9時を持って納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年3月19日(日)午後6時~午後9時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:18度→10度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計6匹(チヌ46cm、44cm、キビレ39cm、カサゴ3匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) チニング用
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs
(2) メバリング用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)チニング用
 ワーム
  ・JACKALL, Waver Shrimp 2.8inch, Sexy FUNAMUSHI
  ・JACKALL, Baby Dragon 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
 ジグヘッド
  ・APIA, CHINUPARA Dodge 5.0g, Green AWABI, AKA-RAME
  ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)
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(2) メバリング用
 ワーム
  ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
 ジグヘッド
  ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
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和歌山中華そば探訪(57) ~こだわりのやぐらラーメン岩出店~ 

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 本日のランチはこちら。和歌山県内に3店舗を展開する”やぐらラーメン”の岩出店。和歌山市IC付近の渋滞を抜けて岩出市へ。店舗横に細長い駐車場があり、10台以上停めることが出来る。駐車場の出入り口が1箇所しかないと勘違いして、駐車場から出る際にスムーズに出ることが出来るように駐車場内で頑張って方向転換したにも関わらず、もう1つの出入り口を発見する。駐車時は自然体で良い。

こだわりのやぐらラーメン岩出店
 住所:和歌山県岩出市吉田309-4
 電話:0736-61-5755
 営業:11:00~24:00
 休み:無し
 駐車場:店舗横にあり(10台程度)


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 店内は広くて、カウンター席が数席の他にテーブル席と座敷がある。周囲に高い建物が無いので、客席からのどかな街並みを眺望することが出来る。


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 とても良心的な価格設定。和歌山市内にある中華そば店の中には、近頃のラーメン人気にあやかって価格高騰の傾向にあるが、美味いならともかく、中華そば1杯が1000円を超えるところもあるので、是非とも同店を見習って手頃に食せる価格設定として頂きたい。こちらのお店では、本場の博多ラーメンのように麺の茹で加減を細かく調整してくれる。本当なら”バリカタ”でお願いしたいところではあるが、敢えてデフォルト設定の茹で加減でお願いする。


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 「中華そば 叉焼増し」670円也。叉焼増しを注文すると、別の小皿に叉焼だけが乗って運ばれてくるので、それを熱々のスープの上に並べるとこうなる。雑な盛り付けなのは、そういうことである。まずはスープを啜る。豚骨ならではの臭みがツンと僅かに鼻に抜けるが、スープを啜ってみると慣れてしまうのか思いのほか臭みはなく、見た目の色合いとは裏腹に随分とあっさりとした印象を受ける。野菜も一緒に煮込んでいるからだろうか。醤油が程よく効いていて、塩分も少な目で飲みやすい。旨味成分に値する何かが足りない気がするが、それが何なのか当然ながら分からない。スープの温度は高め。


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 お次は麺を啜る。中細麺でストレート。黄色味を帯びた麺は艶やかで綺麗に整っている。実に美味そうな雰囲気である。熱々の麺を一気に啜ると、豚骨醤油のスープがちょうど良く絡みながら、ツルツルと気持ち良く滑り込んでくる。粘り気も強すぎず、かといってバラけるようなこともなく、程良く歯応えがあって美味い。麺の茹で加減も丁度良い。


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 お次は叉焼。小振りな豚バラ叉焼が7枚ほど入っている。追加した叉焼は小皿に乗って運ばれてきたが、それを素早くスープの上に置いて暫く待つと、真っ白の脂身が徐々に溶けて透明感を帯びてきて、赤身との境界がおぼろげになり、トロリと実に美味そうである。割箸で叉焼を摘み上げて、口の中に放り込むと、予想どおりに脂身がジュワリと溶け出して上品な甘さが溢れ、そして赤身がホロリホロリと崩れていく。間髪入れずに”たまり醤油”のような甘辛い醤油の輪郭が際立って現れて秀逸である。スープを最後まで飲み干すと、器の底には骨粉が残っていた。


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 こちらのお店では、超高級豚肉である「紀州岩清水豚」を使用されていて、この豚肉を使用した料理を提供しているお店は国内でも数少ないとのこと。

(有)カントリーファームにしうら
http://www.cypress.ne.jp/country/


ラーメン探訪備忘録
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店名:こだわりのやぐらラーメン岩出店
「中華そば 叉焼増し」
 ◇お値段:550円+120円=670円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、メンマ、鳴門巻き
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:豚骨醤油
 ◇叉焼:醤油が効いた豚バラ叉焼7枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:お手頃価格
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山紀北チニング釣行 ~欲張り釣行改めチヌ1本~ 


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 天気予報では、3月下旬の陽気になるでしょうなどと言っていたが、既に3月も半ばではないか。春である。今日は少し早めにポイントに到着して、水質や魚の状況などを確認した後に今日のプランを決める予定であるが、一応の想定では、午後4時頃から上げ潮が効いてくるので、夕暮れの時合に岩礁帯でメバルやカサゴを狙い、その後、完全に陽が落ちた時点で場所を移動し、上げ潮に乗って浅場に入ってきたチヌを狙う作戦。これでも納得しない場合には、上げどまり前を湾奥部の常夜灯が煌く突堤でメバルもしくはカサゴを狙って、撃沈を回避する目論見となっている。

 まずはチヌのポイントを確認。歩き回りながら、偏光グラス越しに海中を凝視すると、上げ潮に乗って浅場に入ってきたボラや小魚に交じって、良型のチヌやキビレがウヨウヨと泳いでいる。時折、銀鱗を翻して、底の餌を啄ばんでいる様子が伺える。夕暮れの時合とも相まって、海面には無数の波紋が広がっている。思いのほか、チヌを確認することが出来たため、一応の予定を変更してチヌ狙いを先行することに。一旦、車に戻り、ラゲッジルームに腰かけて、チヌ用の釣りの準備を整えてから、ロッド片手に、腰にランディングネットをぶら下げて、午後6時、ポイントに入る。浅場に居るチヌが、こちらに気が付いて、驚いて逃げる姿を何度も確認する。その度に、海面には激しい波紋が広がる。今までの傾向から、完全に陽が落ちないと魚の警戒心が溶けないのか、ヒットに持ち込むことが出来ない場合が多いが、刻々と変化する時間にロッドを振ることが出来ることに喜びを覚える。


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 場所を移動しながらジグを投じていく。何度か明確なチヌのバイトがあるも乗せることが出来ず。更には、陽が暮れるまでは、フグの攻撃によってワームが真っ二つに切られてしまうことも。ロッドを振り始めて1時間が経過。完全に陽が暮れて、頭上では星が瞬いている。今までこのポイントでは、下げ潮の時間帯に釣りをすることが多く、その場合には、水深がどんどん浅くなるためにチヌの居場所が湾口部に絞られて、結果、ポイントの絞り込みが容易であったが、上げ潮の時間帯では、逆にチヌが活動できる範囲が広がるために、ポイントの絞り込みが難しい。恐らくチヌは、餌を求めて、更には潮の流れに乗って、先ほどまでは陸地になっていた浅場に入ってくると睨んで、場所を大きく移動する。ジグを投じながら、ボトムの形状を想像しながら、時折、小さなシェイキングを入れつつ、丁寧に誘う。ふとジグの重みが消えて、ジワリとラインが引かれロッドに抵抗を感じる。僅かコンマ数秒の世界で、ロッドで重みを確認しつつ、間髪入れずにフッキングを入れると、ロッドが弾かれるような強烈な反動があり、直後にドラグがジャァァァっと唸りをあげて、リールからラインが放出される。ロッドが大きく曲がり、直ちに良型を予感する。水深が1mほどしかなく、行き場を失った魚が潮の流れに逆らったり、または潮の流れに乗ったり、ラインが左右に大きく動く。その度に詰めた間合いが広がる。ドラグを2ノッチ締めて、魚の動きを封じると、勢い余ってか海面が豪快に白濁する。あまりの遊泳力に、躍動感に、瞬発力に、シーバスでは無いかとの思いが過る。数分のやりとりの末に、ヘッドライトを灯すと黒い海に銀鱗が鈍く光る。ランディングネットを差し入れて、無事に捕獲に成功する。


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 43㎝のチヌ。餌を豊富に食べているのか体高が高く、腹回りに貫禄がある。腕の疲労感が充実感を意味する。

 まだ粘れば数を伸ばすことは可能かも知れないが、特に集中力を要するチニングでは、リーリング速度やロッド操作に注意を払うことが出来なければ、潮時と考えるべきであり、更には続くバイトも無く、午後8時に納竿とした。帰り際に、以前から気になっていた海南地区のポイントを確認するが、時間帯が悪いのか反応なし。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年3月18日(土)午後6時~午後8時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:10度
 ポイント:某河川の河口など
 釣果:計1匹(チヌ43cm、リリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1)ワーム
 ・JACKALL, Waver Shrimp 2.8inch, Sexy FUNAMUSHI
 ・JACKALL, Baby Dragon 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2)ジグヘッド
 ・Cross Factor, Chinu Maru 5.0g, Green&Black
 ・APIA, CHINUPARA Dodge 5.0g, Green AWABI, AKA-RAME

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山中華そば探訪(56) ~ラーメン四天王 花山店~ 


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 本日のランチはこちら。岩出市の方向に遠出をしようかと思い車を走らせたものの、途中で視界に入ったこちらに反射的に入ってしまう。スーパー等に隣接していて、駐車場が広いのは良い。事前に”ラーメン四天王”に関する情報は調べていたのだが、確か和歌山県内にチェーン店が3店舗ほどあって、園部店は独自路線を開拓していて美味いとのことであったが、こちらの花山店はそれほど評価は高くなかった記憶がある。今までの経験で、他人の評価を鵜呑みにしてはいけないということは学習済みであったが、果たして如何に。

ラーメン四天王 花山店
 住所:和歌山県和歌山市鳴神1019
 電話:073-475-7050
 営業:11:00~24:00
 休み:月曜日
 駐車場:スーパー等との共用駐車場


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 店内は落ち着いた雰囲気。席数は多くて、ゆったりとしている。開店直後ということもあって他に客はまばら。


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 ラーメンの種類は、豚骨スープ系と鶏だしスープ系に大きく分類されていて、各々に塩、醤油、味噌が選べるようになっている。迷わず、他の和歌山中華そばと比較出来るように、豚骨醤油を選ぶ。

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 「豚骨醤油ラーメン」700円也。叉焼のトッピングをお願いしなかったこともあって、見るからに貧相な印象であるが、まずは蓮華でスープを掬い、そして神経を集中して啜る。店内に掲げてある看板には、ラーメンに関する拘りが記載されているが、思わず振り返って確認してしまう。”素材を長時間煮込んで、深みのあるコクの旨さが際立つ”との口上であるが、豚骨の味が全く感じられず、醤油と言うよりかは味噌のような不思議な味が口の中を支配し、舌の両側にエグミを感じる。味覚が変になっているのかと思い、何度も神経を集中してスープを啜るも違和感は消えず。もしかすると鶏ガラや昆布、椎茸など、様々な食材から出汁を取っているが故に、通常の豚骨醤油のスープとは異なる味を感じるのかも知れない。化学調味料のような、インスタントラーメンのような味であるが、厨房には大きな寸胴が火にかけられていて、大きな柄杓で掻き混ぜている光景が見える・・・。


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 お次は麺を啜る。細麺で少し縮れている。張りがあって歯応えがある。ストレート麺は、口の中で行儀が良くまとまり、スープと一体となる印象があるが、縮れ麺ならではの自由奔放な乱れ具合もまた趣があって良い。濃厚な美味い豚骨醤油スープであれば、尚良いのだが。一方で、疑心暗鬼な方向に心が傾いていることもあって、中華三昧のような麺であるなと感じてしまうのもある。


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 お次は叉焼。豚バラの脂身と赤身のコントラストが食欲をそそる。口の中に放り込むと、柔らかく煮込まれた叉焼がホロリホロリと崩れて、そして癖のある脂身の豊潤が攻めてきて、そして間髪入れずに砕けた赤身が野性味を放つ。塩味などの味付けは控えめ。何気に脇役のメンマを齧ると、これがまたマズイ。


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 なるほど。


ラーメン探訪備忘録
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店名:ラーメン四天王 花山店
「豚骨醤油ラーメン」
 ◇お値段:700円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、メンマ、モヤシ
 ◇麺:細麺、緩やかに縮れ
 ◇スープ:豚骨は何処へ、豚骨鶏ガラ醤油
 ◇叉焼:豚バラ叉焼2枚
 ◇満足度:★★☆☆☆
 ◇その他:インスタントラーメンのような味
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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和歌山紀北メバリング釣行 ~常夜灯に春の気配~ 


 仕事を終えてから素早く身支度を整えて、あらかじめ車のラゲッジに積み込んでおいたタックルを準備して、いざ目的地へ。金曜日の夕暮れ時は、職場から自宅へと向かう人達や、あるいは週末を満喫するために繰り出す人達で、赤いテールランプが長い列を作る。裏道をすり抜けながら、渋滞の列を回避しながら南下する。走ること1時間、丁度CDを1枚聴いたところでポイントに到着。天気予報によれば、夕暮れ時は微風であるが、陽が沈んでしまうと風が出るとのこと。


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 まずは、前回の釣行で良い結果を得ることが出来た、前面に被覆石が広がるカサゴ狙いには格好の場所から開始する。被覆石が途切れるエッヂ部分を狙うのが肝要である。スプリットシンカー1.5gに0.3gのジグヘッドの組み合わせで、ボトムを捉えつつも根掛かりを回避する作戦。ロッドを立ててジワジワと攻めるも、何故か魚の反応は無く、時間がダラダラと経過する。場所を変えつつ、ジグヘッドを2個失いつつ、辛うじて小型のカサゴを捕獲する。費用対効果が悪すぎる。風が強くなり、軽量のジグを扱うことが難しくなり、1時間も経たずに撤収。


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 以前に目を付けておいた常夜灯が眩しい突堤に移動する。先行者はいない。時間は既に午後8時を回っている。周囲は真っ暗であり、常夜灯の光が十分に効いている。突堤の先端の潮の当たりが良さそうな場所に狙いを定めてジグヘッドを落とす。際を丁寧に探ると、お馴染みのクンッと小さなバイト。これを逃さず捉えて、まずは超スリムなカサゴ。いきなりこのサイズが食ってくるということは、良型を期待することは出来ないが、まずは魚の反応があったことに安堵する。


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 煌々と海面を照らす常夜灯が作り出す、明と暗の境界がくっきりとしていて、狙いどころを定めやすい。潮が上げてきており、その影響で反転流が起こっているであろう部分にジグヘッドを投じる。クンッと鋭いバイトがあり、素早くフッキングを入れると、程よい引きの後に、先ほどよりは体高が高く、良型のカサゴが姿を現す。カサゴは潮流に対して、潮上に頭を向けているのか、ジグヘッドを潮に逆らってトレースするよりも、潮の流れに乗ってトレースした方が良い場合がある。


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 突堤の際を一通り確認した後に、お次は突堤の基礎となる捨て石の駆け上がり部分を斜めにトレースすることとする。ジグヘッドを斜め前方に投じてから、一旦、着底を確認した後に駆け上がりを斜めに駆け上がるように、丁寧に一定の速度でジグヘッドを操作する。ツンッと微細なバイト。手首を小さく返して、そのバイトを捉えると、小さいながらも明らかにカサゴとは躍動感が異なる。海面からピョンと飛び出てきたのは小型のメバル。


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 更に同じトレースラインを通す。ジグヘッドの着底を確認した後に、底を少し切るイメージでリーリングの速度を調整しながらも丁寧に一定の速度でリールのハンドルを回す。捨て石のエッヂから駆け上がった付近で、先ほどと同じようにツンッとバイト。ソリッドティップのお陰で、ほぼ自動的に魚の顎を捉えることに成功する。ラインが素早く走り、ロッドが綺麗な円弧を描く。先ほどより少しだけ良型のメバル。これで時合に入ったかと思いきや、すぐにメバルの反応が無くなり、ワームを変えたり、ジグヘッドを変えたり、試行錯誤を繰り返すが一向に好転する気配が無い。気が付けば、うまく風裏のポイントに入れているのか、無風である。


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 狙いを完全にメバルへとシフトしているが、何故かカサゴを捕獲する。更なる釣果を求めて、攻める範囲を広げつつも、まだ攻め切っていないような、ややこしい部分にもジグヘッドを投じていくが、満潮の潮止まりの時間帯を迎えつつあるのか、反応がパタッと途切れてしまう。時折、常夜灯が照らす付近を回遊魚の群れやシーバスらしき大型魚が通過してドキッとするが、その後は劇的な展開は無く、尻すぼみ気味に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年3月17日(金)午後7時~午後9時
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:8度、水温:11.5度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計6匹(メバル2匹、カサゴ4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) スプリットシンカー・ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
 ・Aqua Wave 簡刺しワーム2.8インチ、パールホワイト、イカナゴ
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 0.3g、0.6g
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北メバリング釣行 ~軽量ジグで春の気配を探す~ 


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 和歌山ラーメン探訪も、行けそうな店の暖簾を大抵くぐったこともあり、いよいよ手詰まり感が否めないが、過去に食して美味かった中華そばを再確認すべく再訪を開始。こちらの「まるだい」は、和歌山中華そばのど真ん中の濃厚豚骨醤油スープが秀逸で、驚くべきは普通の中華そばの100円増で叉焼麺になるというお得感。更には、7枚もの巨大な叉焼が麺を覆い尽くしているのだが、無料で大盛に出来る青葱が叉焼の上に乗っかって、器を華やかに彩る。老舗という看板を背負い、ネームバリューで評価を高めている店も多数あるが、この「まるだい」の中華そばは、本当に美味さで勝負出来る感動の1杯を提供してくれる。釣行で和歌山遠征をされる際には、ぜひ当店で美味い中華そばを啜ってから、勝負に挑んで頂きたい。

中華そば まるだい(○大)
 住所:和歌山県和歌山市西浜3-7-58
 電話:073-447-3100
 営業:11:00~21:00
 休み:水曜日

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 午後6時半頃にポイントに到着。眼前に岩場が広がっていて、岩の狭間で海藻らしき黒いものが漂っている。地形の出入りが複雑で、潮の干満によって緩急様々に潮が流れる場所で、普通に見ればメバル釣りには最適に見える。夏場から晩秋にかけては、アオリイカの姿を多数確認したポイントでもあるので、メバルも期待が出来ると思うのは早計だろうか。満潮からの下げッぱなから釣りを開始する。まだ薄暮には早いが、もしかすると活性が高まった良型のメバルが反応するかも知れない。


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 0.2gの軽量のジグヘッドにアクアウェーブの簡刺しワームを装着する。遊び心で、フックにゴムの蛍光玉を差し込んで、ワームのボディが光るようにしてみたが、これが釣果に繋がるのであろうか。アルカジックのシャローフリークF10.5gをFシステムで結んで、水面直下を広範囲に攻める作戦。潮が動き始めて、そしてメバルがそこにいれば、間違いなく反応するはずだが、沈み根の位置を意識しながら四方八方にジグを投じて、ジワジワとラインを巻き取るも、怪しげなバイトすら皆無。緩やかに暮れる西の空を見ながら、僅かにそよぐ冷たい風を感じつつ、時間が過ぎていく。東の空に綺麗な満月が浮かぶ。


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 メバル狙いで1時間ほどロッドを振るも反応はない。このままでは無念の撃沈コースに突入する可能性が濃厚となってきたため、場所を少し移動してカサゴ狙いに転じることに。お次はスプリットシンカー1.5gに軽量ジグヘッドの組み合わせで、護岸前面に広がる被覆石の奥の駆け上がりを攻める。油断すれば、即座に根掛かりするために、気を抜くことが出来ない。ジグをキャストすると、ロッドを立てて、軽くラインテンションを保ちながら底をジワジワと進める。スプリットシンカーまたはジグヘッドが何らかの障害物に接触すると、ロッドをシェイキングして脱出する。クンッと微細なバイト。ラインを張らず緩めずのテンションで保ちながら、更にククク・・・っと感知した瞬間にすかさずフッキング。あまりにも小さいが、狙いどおりにカサゴを捉えることに成功する。


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 即座に2匹目。根掛かりを恐れずに、しっかりと底を捉えることが出来れば、更には被覆石のエッヂ部分まで、丁寧にジグをトレースことが出来れば、ほぼ確実に魚の反応がある。時合に突入したのか、狙いどおりにことが運ぶ。最初のメバル狙いのポイントで、もう少し粘り強くメバル狙いを続けていたら、今頃、その結果が出ているかも知れない。


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 ワームをダイワのビームスティック2.2インチに変えてサイズアップを図るも、反応があるのは何故か小型のカサゴばかり。
 

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 更にサイズは小さくなる。季節が良くなれば、良型も狙えることが出来るポイントだけに、今後が楽しみである。ほぼ同じ場所で、計7匹を釣ったところで、反応が悪くなり、少し場所を移動する。


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 突堤の基部に消波ブロックが沈んでいるポイント。かなり根が荒く、少しでも油断すると呆気なく根掛かりに見舞われてしまう。ジグヘッドの重さを如何に軽く出来るかが、このポイントの攻略法となる。風が吹けば、必然的にこの作戦が封じられてしまう。実際に今までの下見でも、強風に煽られて、止む無くジグヘッドを重くしては、根掛かりにて撃沈を繰り返していただけに、今日の無風状態はチャンス到来である。ジグヘッドを0.5gにして、ジグ単で攻めることに。前方にキャストしてから、時間をかけて底を捉えてから、ロッドを立てて慎重に魚を誘う。狙いどおりにカサゴが反応する。相変わらずサイズは小さいが、今までに苦戦していたポイントだけに嬉しい1匹となる。


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 ほんの少しだけサイズアップ。この後に更に1匹を追加して波に乗るかと思いきや、時合が終わったのか後が続かず。僅か30分ほどの連釣であっただろうか。車で場所を移動して、別の突堤を攻めるも反応は無い。なかなか大潮という潮回りは気難しく、今までもなかなか楽に釣りをさせてくれない。

 釣りというものは不思議なもので、釣行を重ねれば重ねるほどに知らないことが次々増えて、自分の経験の乏しさ、技術力の低さ、学習力のなさを痛感するものであるが、今日は珍しく、充実した気持ちでロッドを置くことが出来た。魚のサイズは満足いかないけれども。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年3月12日(日)午後6時30分~午後9時
 潮回り:大潮、下げ
 天気:晴れ、気温:10度→7度、水温:11度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計10匹(カサゴ10匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) スプリットシンカー用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
 ・Aqua Wave 簡刺しワーム2.8インチ、パールホワイト、イカナゴ
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 0.3g、0.6g
 ・カルティバ バランサーヘッド0.2g、0.3g
(3) フロート
・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山中華そば探訪(55) ~新中島まるやま中華そば店~ 

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 本日のランチは、新中島にある「まるやま中華そば店」。他にも塩屋と小松原に姉妹店があり、新中島を含め、まるやま系列は計3店舗ある。塩屋店及び小松原店ともに老舗の中華そば屋で、醤油の輪郭がくっきりとした切れ味抜群のスープと細麺のバランスが好印象であったので、今回も期待十分であります。店舗横に駐車場が数台分あるものの、道路からの入り口が狭く、駐車場の奥の方は、相当な運転技術をもってしても無傷ではいられないような狭さ。軽自動車なら何とか駐車出来そうなものの、長めの普通車だと無理。運良く、駐車場の入り口付近が空いていたので、布団に潜り込むようにしてバックで駐車。

新中島まるやま中華そば店
 住所:和歌山県和歌山市新中島610-6
 電話:073-474-1568
 営業:11:00~24:00
 休み:水曜日、第4火曜日
 駐車場:店舗横に4台


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 赤い大きな提灯を横目に扉をカラコロと開けると、L字型のカウンター席がお目見えする。まだ正午になっていないこともあり席に余裕があるが、正午を過ぎたと同時に次々とお客さんが暖簾をくぐり、瞬く間に席が埋まる。女将さんが一人で切り盛りされている。


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 和歌山の中華そば店らしいラインナップ。おでん、早寿司、茹で玉子、もう完璧の布陣であります。


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 「チャーシューメン」750円也。他の姉妹店よりも、盛り付けが丁寧で精緻な印象を受ける。まずは蓮華でスープを啜る。奥底にほんのりと豚骨を感じるが、豚骨ならではの鼻に抜ける野性味は皆無である。スープの旨味成分が舌を包み込んで味蕾にジワジワと染み込んできたかと思いきや、輪郭がはっきりとした醤油がキリリと後追いで攻め込んでくる。奥行きよりも鋭さを感じるスープ。他の姉妹店では、ないがしろにされて肩身が狭い立場のメンマでありますが、こちらのメンマは、噛み締めると、シャキシャキと瑞々しい歯応えで、そして醤油がきっちりと効いていて、見事に脇役としての仕事を果たしている。


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 叉焼を掻き分けて、割箸で麺を摘まみ出すと、まるでアルデンテのように表面が透明感を帯びていて、麺の周囲にスープを均等に纏ってキラキラと輝いている。間髪入れずに一気に啜ると、温度高めのスープを纏った細麺が抜群の滑り込みを見せる。咀嚼すれば、程よく柔らかく、そして程よくコシがあり、炭水化物としての威厳を保ちつつ、主役の座を確実のものとしている。。やはりクッキリ系のスープには、ストレートの細麺の相性が抜群であります。


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 そして叉焼。赤身の隙間に綺麗に脂身が入り込んでいる。口の中に放り込んで、じっくりと噛み締めると、程よい塩分が先行して現れ、そして脂身がジュワリと溶け出して、赤身が砕けながら混然一体となり、咀嚼の度に豚肉ならではの豊潤さを伴いつつ、美味さがジュワジュワと溢れだしてくる。脂身のしつこさは皆無で、胸焼け野郎な私でも安心して楽しむことが出来る。小振りではあるものの、10枚の叉焼が器の表面を覆っている。

 醤油クッキリ系の和歌山中華そば店の中では、この「まるやま」系列が抜群の美味さを誇っている。


ラーメン探訪備忘録
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店名:新中島まるやま中華そば店
「チャーシューメン」
 ◇お値段:750円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、メンマ、蒲鉾
 ◇麺:細麺、ストレート
 ◇スープ:豚骨うっすら醤油くっきり
 ◇叉焼:小振りな豚バラ叉焼10枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:絶妙なバランス
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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