和歌山紀北メバリング釣行 ~ワームの色と動き~
2017/05/15 Mon. 12:30 [◆ メバリング・カサギング釣行(和歌山)]

神戸から和歌山に戻る前に麺を啜ることに。以前は頻繁に訪れていた”希望新風”。濃厚な豚骨醤油スープの和歌山中華そばを食べ込んでいくと、柔らかい豚骨スープが物足りなく感じるのでは無いかと思っていたが、いやいやそうではない。濃厚な豚骨と甘辛い醤油との調和も良いが、旨味を感じる円やかな豚骨に程良い塩分の調和も良い。つまるところ強と強、弱と弱のバランスが最大の決め手になるのではないかと思いつつ、一心に麺を啜り、スープを啜り、青葱の清涼を感じるのであります。以前より青葱の分量が多くなり、美味さ倍増である。ちなみにセンスなく散らばっている海苔は、机上にある瓶から自由にトッピングすることが出来るようになっていて、これは我が仕業である。
ラーメン・つけ麺・油そば 希望新風
住所:神戸市灘区記田町5-6-16 クレスト六甲1F
電話:078-854-9655
阪神高速湾岸線を駆って、神戸市から和歌山市に移動。

今日の潮回りは大潮後の中潮2日目。午後9時頃に満潮位を迎えるので、夕暮れの薄暮の時間帯から、潮止まり前までが潮時と判断して、和歌山下津方面へと車を走らせる。午後6時過ぎに現地に到着して、周囲の状況や海の状況を確認する。ここ最近、どこもチヌ釣り師で賑わっていて、間隙を縫ってルアーを放り投げるのは、少し躊躇する。基本的にチヌ釣り師の方々は、日も暮れる頃には撤収されるので、それまでは遠慮しながら釣りをするしかない。まだ明るい時間帯は、ジグヘッド1.5gにビームスティック2.2インチ、色はパールホワイトの強い組み合わせで、活性の高い個体を重点的に拾っていく作戦。ジグヘッドを被覆石の上っ面に投じて、根掛かりしないように、またリアクションで喰わすために、早めにリーリング。とは言っても、リールのハンドルを1秒間に1回転する速度ではあるが。偏光グラスを通して、海中を覗き込みつつジグヘッドを操っていると、黒い影が忍者の如く、物陰から素早く現れては消える。既に魚の活性は高そうである。クンッ・・・グイ・・・っと明確なバイト。ティップが滑らかに入ったところで、魚の重みをバットに乗せるようにフッキング。カサゴだ。

リーリングの速度をやや遅くしたいところではあるが、油断すると即座に根掛かりに見舞われてしまう。ジグヘッドを1.0g、ワームを1.5インチに落とすと根掛かりを多少は回避出来るものの、風に煽られてラインコントロールが怪しくなり、狙いのコースに乗せることが出来ない。しかも不思議なことに、ジグヘッドの速度が遅くなると、魚の反応が著しく悪くなるという怪。何故だろうか。再度、ジグヘッドを1.5g、ワームを2.2インチに戻し、素早くジグヘッドを動かすと、グイン・・・っと明確なバイト。やはり、魚にワームを見切られないように、早めの動きでリアクションを誘う方が確実で手っ取り早いようである。小さいながらも次々にカサゴが反応する。

ワームの色をクリアー系に変更する。ワームの色に関しても、何となく気が付いたことがある。パールホワイトのような強い色の場合、魚の動きを観察していると、アピール力が強いということもあり、ワームを認識した時点では素早く寄ってくるものの、バイトの前に少し躊躇しているかのような動きをする。一方でクリアー系のワームの場合には、ワームを認識した後に鋭く行動を起こし、間髪入れずにバイトしているように見える。今まで散々カサゴを釣ってきているが、なかなか魚の動きを確認しながら釣りをしたことが無く、これは良い参考になる。クリアー系のワームに変更してからは、もしや単純に時合が来ただけかも知れないが、次々にカサゴが反応を示す。徐々に魚が反応する位置が手前に寄ってきている。

完全に陽が落ちてチヌ釣り師が撤収し、波音だけになると状況が変わる。素早いジグヘッドの動きには対応出来ないのか、バイトの回数が激減する。ここでフロートリグに変更して、まずは海藻が茂る場所を中心にメバルを誘う。ジグヘッドは0.3g、ワームは1.5インチ。完全に浮いている魚に照準を合わせているが、肝心要の魚が居ないのか、チヌ釣り師の巻いた餌で十分に満足したのか、メバルの反応は無い。止む無く、狙いをカサゴに変えて、被覆石の上っ面をフロートリグで丁寧に探る。満潮の潮止まり前のせいもあり、如実に魚の活性が落ちている。更には潮流のせいもあって、目の前に浮遊ゴミが密集してきており、毎度の如くにゴミが引っ掛かってしまう。何とか集中力を保ちながら、フロートリグでカサゴ2匹を追加して納竿とした。
■釣行データ
釣行時間:平成29年5月14日(日)午後6時30分~午後8時30分
潮回り:中潮、上げ
天気:晴れ、気温:22度→20度、水温:16.5度
ポイント:和歌山下津
釣果:計21匹(カサゴ21匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
Line: PE 0.6号
Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用(Fシステム)
Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
Line: PE 0.6号
Leader:フロロカーボン6lbs
■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
(2) ジグヘッド
・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 1.5g、1.0g
・カルティバ バランサーヘッド0.3g
(3) フロート
・アルカジック ぶっ飛びRocker F-7.6g
■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/)

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