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和歌山エギング釣行 ~シーズン開幕~ 

 仕事を早々に切り上げて下津方面某漁港へ。昨年であれば、8月に入ればアオリイカが好反応を示していたが、今年は台風襲来による海水の濁りの影響があるのか、まだ良い状況ではないあ。釣行の際に幾度となく餌木を投じては、アオリイカの反応を確認するも、餌木に興味を持ってユラユラと漂ってくるのは、餌木とさほど大きさが変わらない小さな個体のみ。紺碧の深場から、季節外れの親イカが何処からともなく姿を現して、餌木にスッと忍び寄り、そして攻撃色に転じた瞬間に餌木を襲う光景を想像するも、いつも妄想だけで期待外れに終わってしまう。アオリイカを空振りすることも想定して、今回は太刀魚用のタックルも携えて、ポイントに入る。


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 今日は小潮最終日。海を覗き込むと、護岸の基礎部分の被覆石をはっきりと確認することが出来る。抜群の透明度である。干潮の潮止まりから、徐々に潮があげていて、至る所で潮の流れを確認することが出来る。特に潮の流れが効くポイントに入り、消波ブロック沿いに餌木を投じる。ラインをメンディングして、餌木とロッドティップを一直線で結ぶようにラインを海面に置いて、そしてしっかりと20秒を数えてからシャクリを入れる。紺碧の海にオレンジ色の餌木が左右に跳ね上がり、そしてユラユラと沈んでいくのが見える。手前まで餌木を寄せると、数杯のアオリイカの姿を確認する。縦のシャクリでしっかりと跳ね上げて、ラインテンションで餌木が引っ張られないようにラインを送り、餌木が頭をやや下げる姿勢を維持するようにしながら沈めると、攻撃色に変わった数杯のアオリイカが、我先に餌木に攻撃を仕掛けてくる。黒煙が広がると同時に、ロッドがアオリイカを捉える。今年初のアオリイカを捉えることに成功する。


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 港外側の潮の流れが良く、更には駆け上がりが隣接している方向に、追い風に乗せて餌木を投じる。低く差し込む太陽の陽射しが、海面をギラギラと輝かせて、偏光グラスをもってしても餌木の動きを十分に確認することは出来ない。イマジネーションの世界。20秒をかけて餌木をしっかりと沈めて、縦のシャクリで一気に跳ね上げる。そして再度じっくりと10秒ほどかけて餌木を沈めてはシャクる。ロッドティップから垂れ下がるPEラインがスッと伸びる。手首を返してフッキングを入れると、柔らかいソリッドティップが大きく曲がり、そしてジェット噴射で抵抗するアオリイカの動きがロッドに伝わる。海面から、ブシュッ、ブシュッと墨が吹きあがっている。丁寧に寄せる。


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 餌木を投じる度にバイトがあるか、もしくは手前まで寄せると餌木の背後に複数のアオリイカを確認出来るなど、何らかの反応がある。体色を乳白色から褐色に変化させて、いまにも攻撃に移ろうとする個体も確認できる。時合に入っている。港内側の消波ブロック沿い、港外側の消波ブロック沿い、または砂利浜に面する駆け上がり、餌木を投じる方向をその都度変えて、ポイントを休ませながらアオリイカを誘う。ラインが明確に吸い込まれるバイトや、アオリイカの触腕が触れるだけの餌木がスッと僅かにスライドするような微妙なバイトや、シャクリ始めのタイミングと同時のバイトもある。ロッドを返すタイミングが合えば、それを捉えることが出来るし、コンマ何秒のレベルで遅れると、そこに黒煙が盛大に広がる。もしくはアオリイカのバイトに気が付かないこともある。次々にアオリイカが反応する。その度に海中に煙幕が広がる。


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 場所を変えてアオリイカの様子を伺う。地元の元漁師のオヤジさんと会話をしながらロッドをシャクる。会話に集中しすぎると、餌木を沈める秒数や、シャクリの動きが雑になり、また最後の誘いが疎かになり結果に繋がらない。昔は、本当に魚が良く獲れたけど、最近は目の細かい網で根こそぎ小さな魚を獲ってしまうからアカンのやとオヤジさんが嘆いている。昔は良く儲かったけど、今は漁に出ても油代にもならんとのこと。アオリイカが散らばっているのか、先ほどとは異なり次々にバイトがあるような状態では無いが、しっかりと餌木を沈めて、そしてしっかりと誘えば、深場からワラワラとアオリイカが出てきて、上手くいけばバイトへと繋げることが出来る。数杯を仕留めてから場所を移動する。


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 陽が落ちて、ようやく涼しい風が吹いている。砂利浜に移動して、捕食のために浅場に差してきている個体を狙う。微風に乗せて餌木を投じて、10秒ほど沈めてから、縦のシャクリで誘い、そして再度沈めてから縦のシャクリで誘い、浅場に差し掛かれば餌木が海面から飛び出ないように横のシャクリに変える。海面の波頭の大小で、その場所の水深を想像して、極力、水深がある駆け上がり付近を重点的に誘う。餌木の動きを確認することが出来ないので、餌木の動きを想像しながら、アオリイカの行動を推測しながらロッドを操作する。活性が高い個体であれば、深場で即座に反応を示してくれるので勝負が早いが、浅場まで餌木を追ってくる個体もいるので、最後まで気を抜かずに誘い続ける。扇状に餌木を投じて、広範囲を手短に誘って、活性の高い個体を2杯追加する。

 まだ潮は上げていて、粘り続ければ更なる釣果を期待出来るが、明日も釣行を控えているため、程々にして帰途に就く。今年のアオリイカはどうなるのかとヤキモキしたが、何とか結果に繋がり一安心である。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年8月16日(火)午後5時30分~午後7時30分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温29度、水温26.2度
 ポイント:和歌山下津某漁港
 釣果:アオリイカ 18杯(小型はリリース)

■使用タックル
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1)餌木
 ・YO-ZURI、アオリーQ大分型布巻 2.0号(6.0g)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山紀北メバリング釣行 ~狙い不的中~ 

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 赤い皮にナイフを入れると、まるで香水を放ったかのような濃厚で甘酸っぱい香りが広がり、まるで南国の島にでも舞い降りたかのような錯角を起こす。真上から降り注ぐ力強い陽射しや、環礁の奥に広がる群青色の限りなく続く海や、真っ赤なハイビスカスや、たわわに実るパパイヤや、白黒の景色と化する猛烈なスコールや、停電や断水で途方に暮れる夕暮時など、フィジーに住んでいた頃の様々な記憶が次々に蘇り、溢れてくる。不思議なもので、匂いというものは奥深くにある過去の記憶を瞬時にして引き出してくれる。スプーンで果肉を掬い、口に運ぶと、柑橘系の果物を濃縮して、更に数倍増したかのような甘酸っぱさが口中に弾けて、そして鼻腔を強烈な香りが突き抜ける。プツプツと種を噛み締めながら、思わず目を閉じる。美味い。


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 知人から沖縄土産として頂いたパッションフルーツ。


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 午後6時半に現地に到着する。実はここ数回の釣行で、芳しい釣果が無く撃沈し、しかも湿気を含んだ嫌味な暑さも相まって、釣行回数が激減していたところであるが、そろそろアオリイカが好反応を示すであろうと読んで、仕事を終えてから、お盆休みで混雑する道路を抜けて、ようやくのことで釣り場に立つ。潮風が心地良く流れている。手始めに、群青の海に潜むアオリイカを誘い出すべく、2号の餌木を投じては、じっくりと沈めて丁寧にシャクリ、また沈めてはシャクリを繰り返す。夕暮れ時、すでに活性があがっている筈の時間帯であるが、偏光グラス越しにアオリイカの姿を確認することは出来ない。昨年の経験をもとに、アオリイカが付いていそうな場所に次々に餌木を投じるも、結局、姿を確認することが出来ず。止む無く、ジグヘッドに切り替えて、狙いをカサゴに変える。まだ明るい時間帯であるので、出来る限りジグヘッドを遠投して、底を捉えてからロッドワークで障害物を交わしつつ、カサゴを誘う。2gのジグヘッドにネジワームのウォーターメロン。カサゴ釣りは、一般的には簡単な釣りに分類されているが、この釣りもやればやるほどに奥が深く、まだまだ釣技を磨く余地はある。根を攻める釣りなだけに、ロッドワークが釣果を大いに左右する。昨年の自分の技量であれば、間違いなく根掛かりしていたようなコースであるが、果敢に攻める。ツッ・・・と突くような違和感。更にロッドを少し立てながら誘うと、クンッっとティップが入る明確なバイト。間髪入れずにフッキングして、魚の顎を捉える。この場所では、良型に分類できるカサゴ。


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 底の形状が、砂地から砂利や岩に変化する境界付近でのバイトであったので、同じような場所にジグを投じる。緩やかな向かい風が、微妙に飛距離を落としているが、辛うじてポイントには届いている。ジグヘッドが岩に引っ掛かり、ロッドを揺さぶってそれを外し、そしてカーブフォールで底を取った瞬間にクンッとバイト。ロッドを立ててフッキングをする。カサゴを追加する。


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 すっかりパターンを掴んだかと思いきや、なかなか続かない。念入りに虫よけを頭から振りかけて、完全防備出の筈であるが、大きな羽音で遠慮なく蚊が攻撃を仕掛けてくる。数か所を噛まれてしまい、集中力が散漫になってしまう。痛烈なバイトを掛けて、ロッドの曲がりを見て良型を予感するが、痒みに耐えつつのフッキングが甘かったらしく、途中でラインテンションが抜ける。遠くから風に乗って、強弱しながら盆踊りの音色が聞こえてくる。皆、楽しそうに踊っているんだろうなと想像しながら、こちらは蚊と戦いながらロッドを振る。風向きが180度変わり、追い風に転じている。ワームをダイワ・ビームスティック2.2インチのパールホワイトに変えて、アピール力で魚を誘う。ジグヘッドを扇状に投じて、やっとのことでカサゴを捉えることに成功する。釣り始めの時に、テンポよく魚を探し当てたので、今日は調子が良いと思ったが、なかなか思い通りにはさせてくれない。


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 ジグヘッドを何個かロストしてしまい、費用対効果が著しく悪い状態であるが、辛うじてカサゴを1匹追加する。完全に暗くなると、護岸沿いでも活発にカサゴが反応する筈であるが、何故か今日はお留守のようで数を伸ばすことが出来ない。更には、早くも時合が終わったのか、カサゴの反応が無くなってしまい、蚊にやられてプックリと膨れたところを掻きながら、とても虚しく納竿とした。遠くで響く花火の音が夏の終わりを告げるようで切ないが、まだまだ残暑は厳しいであろう。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年8月14(火)午後6時30分~午後8時
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:29度、水温:25.5度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計4匹(カサゴ4匹)(全てリリース)

■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) エギング用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ガイア ネジワーム1.5インチ、Glow Pink、Watermelon Seed
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグ
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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紀伊半島の最南端へ小旅行 ~心を癒す~ 

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 すっかり「あら川の桃」の虜になり、灼熱の太陽を浴びながら、再び桃源郷に向けて車を走らせる。短期的な自分自身の変化は特に気が付かず、年単位のもう少し長いスパンで我を見つめれば、出来たことが出来なくなったりしていて、着実に時間が経過していることと、確実に何かが劣化していることに不意に気が付くのだが、店先に並んでいる桃を見れば時間の経過は一目瞭然で、確実に季節は移ろい、確実に果実は完熟し、確実に時計の針は回転し、つまりは人間も深みを増していることに間接的に気が付く。2週間前は、店先にはまさに桃色の白鳳が尻のような面持ちでズラリと並んで甘い香りを放っていたが、いまや色白で少し冷涼な感じがする白桃が幅を利かせている。贈答用の高級な桃達は、形や大きさが見事に揃い、圧倒的なセレブ感が漂っていて、値札がその価値を如実に表現していて、それらを前に私は手も足も出ず、不揃いな白桃と白鳳を少しづつ購入することにする。お盆の頃までが、桃の最盛期とのことなので、今年はこれで最後になるかもしれない、と思うと少し寂しくなる。心して味わおう。


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 車を2時間ほど走らせて、和歌山市から紀伊半島の最南端に位置する串本へ。当初は、シュノーケリングで海に潜り、ドロドロに汚れた心をサンゴと熱帯魚に癒して頂くという素晴らしい計画であったが、南海上を彷徨う複数の台風の影響で、うねりがここ串本にまで達していて、サンゴを見ることが出来る唯一のシュノーケリングポイントが痛恨の閉鎖。早朝の橋杭岩を眺めながら途方に暮れそうになるが、辛うじて気持ちを立て直して太地町へと向かう。


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 太地町営の「くじらの博物館」。3年前にも訪れたことがあるが再び。


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 3階建ての建物の中には、捕鯨に関わる様々な展示物がある。古式ゆかしき捕鯨の道具であったり、変遷期の捕鯨用の銃であったり、繁栄を極めた往時の写真であったり、臓器のホルマリン漬けであったり、恐竜のような巨大な骨であったり。大昔には、銃一丁ではなく、ふんどし一丁と手槍で巨大な鯨と対峙していたというのだから、その心意気は本当に圧巻であるが、命を懸けてまでして戦うだけの金銭的な魅力とともに、英雄のような誇らしき職業であったに違いない。少しだけ想像をしてみる。貧相な身体にふんどしを締めて、木造船に乗り、そして巨大な鯨と手槍で戦っている我が姿を想像するも、残念ながら全くもって似合わず、むしろ滑稽さが勝り、首を振って想像を打ち消す。


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 自然の地形を生かして造られた巨大な生け簀には、多数のイルカやクジラが泳いでいる。300円で購入した餌が入っている黄色の小さなバケツをぶら下げていると、それを見たイルカやクジラが、甲高い音を立てながら近くに寄ってくる。頭の空気孔から放たれる吐息が、予期せぬほどに臭くて、鼻がもげそうになるが、愛らしい目で見つめられると、まぁそれも許そうと思ってしまう。大海原で好きなように泳ぎたいだろうなと思うと、少し切なく、罪悪感を感じてしまう。


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 さらに東に進み、マグロで有名な那智勝浦町へ。夕立のような大粒の雨が落ちるのを窓越しに眺めながら昼食を。外国人の旅行者が多いことに驚く。


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 那智勝浦町の公式HPによると、山仕事人や筏師たちのお供として南紀で広まったという、おにぎりを高菜でくるんだ「めはり寿司」。目を見張るほど美味いというのが名前の由来であるらしいが、ほんまかいなと思いつつ、いかにも素朴な風情の丸い塊を大口で頬張ると、高菜の程よい塩味と酸味が広がり唾液が溢れ出て、混ぜご飯のような優しい味のご飯に到達し、その調和が見事であり美味い。想像よりも遥かに美味くて、ついつい目を見張ってしまったが、これを食べれば午後の仕事も、よし頑張ってやろうかという気持ちになる。


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 「くじらのほねはぎ」。イルカやクジラを見た後に、早速もって鯨を食するというのは、甚だ節操がない気もするが、日本の食文化に触れるのも旅の醍醐味でもあるので、心を整理しつつ味わうことに。生姜醤油に浸けて頬張ると、水分が飛んでしまった安物の牛肉のような粗雑な噛み応えではあるが、顔を斜めにして、首に筋を浮かべながら鋭意噛み締めると、遂に観念したかジワジワと旨味が溢れてくる。決して上品な味では無いが、野性味溢れるダイレクトな素材感が堪らない。ふんどし一丁で自らが仕留めた鯨であれば、噛み締める度に溢れる野性味は、さぞ充実感に満ちたものであったに違いない。ちなみに「ほねはぎ」と言うのは、骨に残った身の部分であり、つまりは中落である。

 その後、午後に早々に宿にチェックインして、最寄りの海水浴場でコーヒー牛乳のような泥水状態の海水に浸かって、意地になってシュノーケリングをしたものの、視界10㎝ではどうにもならず、海パンの中を砂まみれにしつつ早々に撤退。


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 翌日、やはり台風のうねりの威力は衰えず、サンゴと熱帯魚を見ながら楽しくシュノーケリングの夢は完全に絶たれてしまい、止む無く、清流で有名な古座川へ。車載ナビを見ながら適当に上流へと向かうと、突如としてそそり立つ巨大な岩に到達する。どうやら、かの有名な「一枚岩」に到達した模様である。縦100m、横500mの大きさの岩というのだから、エアーズロックには及ばずとも、その異様な大きさに圧倒される。


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 陽が昇り、一枚岩の側面に影が無くなり、この山間にも暑さが漂ってきていて、透きとおった清流を目の前にすれば泳ぎたくなるもの。遠くに蝉時雨。素早く海パンに履き替えて、ネオプレーンが入ったラッシュガードを着て、水中眼鏡、シュノーケルとフィンを持って入水したものの、あまりの冷水に牛歩の如くのスローな動きになり、10分以上をかけて、小学生の時に習った要領で心臓から遠いところから水に慣らして、最後は覚悟を決めてザブンと入水する。冷たさが心地良い。オイカワ、ゴリ、チチブや名も知らぬ魚の姿を確認する。警戒心の強い鮎は、なかなかカメラの射程に入らないものの、多くの鮎が縄張りを意識しつつ、銀鱗をギラリと煌かせながら苔を食んでいる。子供の頃の愛読書、釣りキチ三平の第3巻を思い出す。


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 気が付けば、カメラのレンズと液晶画面が内側から曇ってしまい撮影不可になるばかりか、この状態を知らずに撮影した写真が台無しに。3時間ほど涼を楽しんだ後に串本へ。


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 串本海中公園へ。水族館で魚を観察し、海亀と戯れて、そして海中展望台へ。そこには見事なサンゴの世界が広がっている。これが見たかったのだが。シュノーケリングは次回のお楽しみとして、串本を後にした。計画どおりにならない小旅行であったが、やはり旅は良いものである。

テーマ: 旅日記

ジャンル: 旅行

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