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和歌山中華そば探訪(65) ~ハヤシラーメン~ 

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 本日は、中之島の変則五差路を西に進んだところにあるハヤシラーメンに。平成29年9月にオープンしたばかりのお店とのことで、昔ながらの和歌山中華そばのお店とは少し違うぞっ、と言わんばかりに、オシャレ方向のモノがチラホラ見え隠れする。

ハヤシラーメン
 住所:和歌山県和歌山市中之島1607 岩尾マンション 1F
 電話:073-432-6636
 営業:火~土曜日11:00~14:00、17:30~24:00
     日曜日11:00~14:00
 休み:月曜日
 駐車場:なし


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 店に足を踏み入れると、ファッショナブルな女性店員の方が元気良く迎えてくれる。店内は中華そば店らしからぬ、大きなバイクや木彫りの象が鎮座していたり、立派な革製のソファが置いてあったりして、まるでカフェのような雰囲気が漂っている。木を多用した内装であること、観葉植物がたくさんあること、また差し込む陽光が清々しいことから、視覚的な効果が存分に発揮されていて椅子に座ってみると実に居心地が良い。


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 和歌山中華そばの店にしてはラーメンの種類が多いが、迷うことなくチャーシューメンを注文する。


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 「チャーシューメン」850円也。見た目は、一般的な和歌山中華そばの面持ちであるが、濃い緑の葉っぱ(後にチンゲン菜と判明)が控えめにオリジナリティを主張している。まずは蓮華にてスープを啜る。柔らかい豚骨の味に控えめな醤油の味、これにモヤシを炒めた際の香ばしい油が混ざりあって少しだけコクが増している。最初は物足りなかったスープも、何度も蓮華を口に運ぶうちにジワジワと奥底から旨味が効いてくる。スープの温度は高い。


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 麺を啜る。スープの表面が油に覆われているので、麺の温度も高く保たれている。麺が暴れないようにお上品に啜って麺を噛み締めると、麺自体に味が付いているかのようにスープが絡んでいる。モチモチとした歯応えが気持ち良い。麺の分量は少な目。


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 お次は叉焼。周囲が焦がしてあるのか、もしくは醤油が染みているのか、見るからに食欲をそそる色合いである。箸で叉焼を丸めてから口に放り込むと、香ばしさの次に脂身が優しく溶けて、そして豚肉の野生味が浸みだしてくる。素材の味を楽しむという趣旨なのであろうか、見た目とは裏腹に叉焼の味は極めて薄い。チャーシューメンと銘打ちつつも、薄い叉焼が4枚というのは実に物足りない(普通のラーメンに200円アップで叉焼2枚が追加される)。雰囲気が良い店なだけに、心意気の無いラーメンが残念だなぁ。

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店名:ハヤシラーメン
「チャーシューメン」
 ◇お値段:850円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、蒲鉾、モヤシ、チンゲン菜
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:豚骨醤油
 ◇叉焼:豚バラ叉焼4枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:全体的に味薄め、叉焼少ない。
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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