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和歌山サーベリング釣行 ~潮を捉えるも、適宜を逃す~ 

 午前5時前に現地に到着し、釣り場を見渡すと明らかに人が少ない。それが証拠に普段ならずらりと並んでいる電気ウキが見えない。素早く必要な道具を携えてポイントを目指す。途中で帰り支度をしている餌釣り師に出会い、そして今日の状況を伺うと、夜通しで餌釣りをしていたけど全く駄目だ、とのことで、既に数人が見切りをつけて意気消沈して帰宅したとのこと。釣りを開始する前のこんな情報は、心が折れそうになってしまうが、ここ最近は色々と逆境が多く免疫がついて図太くなったのか、逆に”よしやったろう”と言う気持ちになるから不思議だ。完全に釣り師が居なくなってしまったので、好きな場所に入ることが出来る。少し悩んでから、ここ最近は人が多くて入れなかった潮流が効く場所に入ることにする。かれこれ数週間ぶりの場所であり、太刀魚が入ってくる動きや傾向が良く分からないが、まぁ時合になったら何とかなるだろう、と楽観的に構えてロッドを振る。


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 ジグヘッドを投じて、10秒ほど沈めてから、余分に吐き出したラインを巻き取り、ロッドを立てながらジワジワとリールのハンドルを回す。今日は下げ潮が効いているせいか、ジグヘッドの重みがズシリとロッドに乗っている。ジグヘッドをおおまかに扇状に投じて潮の具合を確認すると、いずれの方向にジグヘッドを投じても潮が払い出していることが分かる。この場所では、潮が手前に寄せている時の方が良い傾向があり、また先ほどの餌釣り師の渋いという情報を踏まえれば、ジグヘッドを投じてからしっかりと沈めて、そしてジグヘッドが浮き上がらないように、一定の水深をしっかりと捉えるように、ロッドを下げて普段より5割ほどゆっくりめの速度でラインを巻き取っていく。ジグヘッドとPEラインが水を切っていることが分かるほどに、明確に潮が効いている。手前に押してくる潮のフワフワした浮遊感も面白いが、払い出す潮をしっかりと捉えて操作感を楽しむのもまた面白い。エコギアの3Dジグヘッドの形状は、横方向に一定の水深を探るのに最適だ。普段より下の水深を丁寧に探ると、数投目にしてクッ・・・と触れるようなバイト。ジグヘッドをそのままの速度で進めると、ガツガツガツ・・・グググ・・と明確な反応。ロッドを寝かせたままに引き寄せると、ロッドが曲がりドラグが鳴る。ドラグが鳴き終えてから、ロッドに負荷を掛けて寄せる。まずは1本目。


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 太刀魚の居場所が固まっているのか、それとも周囲に散らばっているのかを把握するために、ジグヘッドを広範囲に投じて、1本目を釣った際と同じ水深を探っていくが、なかなか続く反応が無い。過去の経験を踏まえて、潮の払い出しが消波ブロックで止まる付近が狙いめと考えて、つまりは1本目の太刀魚を釣りあげた付近にジグヘッドを投じて、しっかりと沈めてから潮流を受け止めつつロッドを操作する。いつしか潮風が冷たくなり、耳がじんわりと痺れるような感覚になる。冬が間近に迫っている。リールのハンドルを30回ほど回したあたりで、グンッと力強いバイト。ロッドの粘りでこの衝撃を受け止めて、ラインが張り詰めるとジャーっと滑るようにドラグが鳴る。払い出す潮に太刀魚が乗ると、細身の太刀魚と言えど、その勢いは強烈だ。2本目の太刀魚。


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 太刀魚の居場所を特定することが出来たことから、集中的にその周囲を探る。水深はジグヘッドを投じて10秒の深さ、また横方向はジグヘッドを投じてリールのハンドルを30回ほど回した位置、この辺りに太刀魚が固まっている。更に手前側に潮が転流している場所があり、ジグヘッドの重みが急に軽くなる場所を発見する。これは大きなヒントになる。つまりは目の前で潮が渦巻いている状態になっていて、必然的に港内から港外の方向に移動する小魚は、この転流付近に留まることになる。それが証拠に渦巻いている辺りの外側での太刀魚の反応が芳しい。久しぶりに論理的な釣りを展開することが出来て、ひとり悦に入りながら、3本目、4本目の太刀魚を連続で捉える。今日はツ抜けだ・・・と欲望が湧き出てくる。


 しかし不思議なことに、東の空が明るんで、いよいよ本格的な時合だという時間帯にパタリと太刀魚の反応が無くなってしまう。久しぶりの立ち位置と言うこともあり、刻々と変化する太刀魚の動きに対応しきれず、そして再現性を失うと、その変化に追随することが出来なくなってしまう。午前5時40分からの時間の浪費は致命的だ。今更、太刀魚の位置を探り直すのは得策では無いと判断して、数日前に好調であった場所に、”パタリロ・ド・マリネール8世”のように素早く高速徒歩移動をして、そして再びロッドを振る。しかしこの作戦が状況を更に悪くし、移動時間を浪費しただけでなく、時合までもを逃し、更なる釣果を得ることなく、呆気なく時間切れとなった。今日も青い空は澄み切って綺麗である。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月18日(木)午前5時~午前5時50分
 潮回り:小潮 下げどまり付近
 天気:晴れ、気温13度、水温23度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 4本(F2.5)(全てリリース)
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Super Hologram Pink Glow)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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和歌山サーベリング釣行 ~太刀魚の逆襲~ 

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 ガソリン価格が随分と高くなった。ハイオク仕様なので尚更に懐に厳しく、よって必然的に燃費を重視した運転になってしまうのだが、触れるような優しいタッチでアクセルペダルを踏んでいては、そもそもターボの威力が発揮されることも無く、つまりはハイオク仕様の意味が無いとの疑念が沸くが、もはや考えても妙案は無いので素早く思考を止める。むしろ、せっかくのターボ車なので、燃費を二の次にしてアクセルペダルをグイッと踏み込んで、早朝の国道を快走する。


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 現地に到着する。昨日と比べると嘘のように釣り師が少ない。今日の潮回りは新月後の小潮1日目。干潮からようやく潮が動き出す時間帯であるが、餌釣り師達は、既に大量の太刀魚の捕獲に成功して、クーラーを満タンにして意気揚々と釣り場を後にしたのか、もしくは、こんな潮回りでは釣れないということが常識なので釣り人が居ないのか、どちらなのか分からない。前者であることを祈りつつ、釣りを開始する。今日は好きな場所に入ることが出来る状態であるが、昨日、己の手際の悪さで数を伸ばせなかった反省もあって、敢えて昨日と同じ場所に入り、ツ抜けを目指す。技術、知識が伴っていないが、なぜか志だけはやけに高い。潮が低いこともあり、沈んでいる消波ブロックには普段より注意が必要だ。第一投目、8割の力でジグヘッドを投じて、5秒沈めてから緩急つけずにフワフワとした動作でラインを巻き取っていく。30巻きした辺りで、カツンとバイト。そのままのライン負荷を保ちながら巻き続けると、グググ・・・っとロッドが曲がる。第一投目にして太刀魚の捕獲に成功する。


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 開始早々に1匹目を釣りあげて、今日は、最高時速25本も夢ではないと思いきや、その後、全く反応が無い。どうやら通りすがりの太刀魚が反応しただけであったようだ。既に午前5時半、釣り開始から30分間が経過した。ツ抜けどころか、1本で終わってしまいそうな予感もする。ワームを変えて、ジグヘッドを扇状に投じて、太刀魚の居場所を探す。やはり低い潮位では、太刀魚が入ってくることが出来ないのか。粘り強くジグヘッドを投じていく。もう時間が無い。ジグヘッドを投じて5秒数えてから、ロッドを立てつつ上下させて、ジワジワと太刀魚を誘う。払い出す潮が強く効いて、ジグヘッドの操作感が良く、ワームのテイル部分の振動が伝わってくるような感覚がある。カンッ・・・太刀魚の歯が当たった。ロッドティップをスッと下げて、ジグヘッドを落とし込んだ瞬間、ガツ・・・グググ・・・っと力強い引き。太刀魚の引きをロッドが受け止めると、ロッドが大きく曲がり、そしてラインが張り詰めてドラグが鳴る。ようやくにして2本目。


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 午前5時45分、いよいよ時間が無い。もしやと思い、浅場の方向にジグヘッドを投じて、ロッドを立てたままタダ巻きで誘う。コンッ・・・グググ、ジワリとロッドに重みが乗り、上半身をのけぞってロッドを頭上に掲げると、ジャァーっとドラグが鳴る。太刀魚の位置を捉えた。更に同じ要領で誘うと、すぐさまに反応がある。再現性を掴んだと調子に乗ったところで、太刀魚の反撃が。


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 太刀魚の反撃。

 横着と言うよりも素早く太刀魚をリリースしたくて、太刀魚をはさみで掴まずに、更にプライヤーを使わず素手でフックを外そうとした瞬間に、太刀魚が指にカブリと噛みついた。瞬間的にヤバいと思ったが既に遅い。ザラリとした歯が深く刺さり、なかなか抜けない。ようやくのことで太刀魚の歯から逃れたものの、深く刺さった歯のせいで血が止まらない。残された時間が少ないので流血したままにロッドを振るが、グリップが血でヌルヌルしていて、思うように操作が出来ない。時間差でビリビリと奥の方が痛んできた。今日は、新たにボードベイトを投入して、新境地を発見したかったが、午前5時50分、無念の納竿とした。ツ抜けどころか、4本で終わってしまうという痛恨。トホホ。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月16日(火)午前5時~午前5時50分
 潮回り:小潮 上げっぱな
 天気:晴れ、気温14度、水温23度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 4本(F2.5)(全てリリース)
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Super Hologram Pink Glow)
(3) バイブレーション
 ・Megabass & Monster Kiss, Board Bait Chitala Max, 75mm, 20g

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 怪魚ハンターで有名な小塚氏が生みだした”ボードベイト”。今日は、このルアーで太刀魚を掛けたかったが、願いはかなわず。次回へのお預けとなった。

■潮汐
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和歌山サーベリング釣行 ~月曜日の仕事の前に~ 

 体力を最も温存すべき月曜日の早朝に釣行するという暴挙。何故にこんな無理をするのかと言うと、日曜日は、とある野暮用で全くロッド振ることが出来ずストレスが蓄積し、更には、よせばいいのに釣具店等の釣果情報を確認すると、各所で太刀魚が好調との文字が踊り、従って釣行せずに我慢している方が余計に心身ともに悪影響があると判断して、午前4時に素早く目覚めてポイントに向かう。朝の新鮮な空気を吸い込めば、すっかり荒れた心身が浄化される、と思うのは気休めであるが、快調にアクセルを踏んで、ステアリングを切って、ガラガラの国道を突き進むだけで気持ちが良い。今日も暖かい珈琲が実に美味い。

 午前5時前に到着する。夜通し組であろう太刀魚狙いの釣り師達のウキがズラリと並んでいて、その見事な等間隔は厳しい規律が保たれているような雰囲気が漂っている。その隙間に入り込む余地は無さそうなので、人を避けた場所に入る。今日の潮回りは、新月後の中潮最終日。夜明けとともに、潮の上げが強くなる良い潮だ。黒い海に浮かぶ綺麗な電気ウキを眺めながら、クロワッサンを齧り、珈琲を啜る。


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 開始から30分が経過してもバイトは無い。最近は特に時合が短いこともあり、釣れない状況でも心に余裕がある。久しぶりにワインドで広範囲を探ろうとするも、潮が強く押していることもあり、アシスト用のシングルフックが何度もリーダーを拾ってしまい釣りにならない。結局は、いつものエコギア3Dジグヘッドにパワーシャッドに落ち着いている。午前5時半、東の空が明るんで来た。ジグヘッドを投じてから5秒沈めて、ワンピッチ&ワンジャークの要領で、ロッドを上下させる間にリールのハンドルを一回転するリズムて、ジグヘッドが受ける水流を意識しながら、なるべく一定にライン負荷を感じるように動作を繰り返す。クッ・・・っと太刀魚が触れるようなバイト。ロッドを下げる幅を少し大きくして”間”を与えると、グググ・・・っと力強い引き。絞り込まれるロッドを見上げて、軽快なドラグ音を聞きながら、太刀魚の引きを満喫する。F2.5ぐらいの太刀魚。素早くリリースする。


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 太刀魚の活性は、ここから一気に駆け上がる。無駄な動きは許されない。1本目の太刀魚は、ジグヘッドを投じた後に、リールのハンドルを30回ほど回転したところで喰ってきたので、その周辺を特に意識しながらジグヘッドに入魂すべく操作をする。潮が払い出している場所と、潮が手前に向かってきている場所が隣り合っている。何度かジグヘッドを投じて、そして太刀魚のバイトを何度か捉えると、やはり潮が手前に向かってきている場所の方が良いことが分かる。ジグヘッドを投じて、リールのハンドルを30回の位置で明確なバイト。なかなか一発では掛けることが出来ない。太刀魚の捕食行動から考えれば、また過去に太刀魚の胃袋から出てきた小魚の状態を見れば、恐らく最初の一撃で小魚に致命傷を負わせて、そして余裕をもって小魚を捕食する筈であるので、これを十分に考慮した動きが肝要だ。最初の触れるようなバイトの後に、スッとロッドを下げてラインの負荷を緩めると、カツンッと鋭いバイト。この瞬間を逃さずにロッドを立てると、グググ・・・っと躍動感。本日2本目。


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 先ほどと同じような位置にジグヘッドを投じて、狙いの位置までジグヘッドを泳がせれば、確実に反応が出る筈であるが、何故か思うようにいかない。もしやと思い、ジグヘッドを投じる方向を変えて、手前を中心に探るとガツンッと痛烈なバイト。思いの外、太刀魚の群れは手前に寄ってきているのだ。つまり活性が最高潮に達している証拠だ。この絶好の機会を逃してなるまいと、素早くジグヘッドを投じていく。もはや遠投は必要ない。


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 ジグヘッドを投じる度に太刀魚の反応があり、4本、5本、6本、7本と連発する。掛け損なったバイトもあるが、まさに時合だ。数を伸ばすなら今だ、と一人興奮を隠し切れない状態になっているが、午前5時45分を持って突然にして太刀魚の反応が消える。ジグヘッドを投じる方向や距離を変えて、ワームの色を素早く変えてみるも、反応は皆無。僅か20分の時合であった。太刀魚の動きをもっと的確に捉えて、そして手際良く太刀魚の写真を撮影してリリース出来れば、もっと数を伸ばすことが可能であろう。ピークを越えた後の太刀魚を如何にして掛けるかが、今後の課題であるなと実感しつつ納竿とした。さぁ、月曜日、仕事が始まるぞ。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月15日(月)午前4時50分~午前5時50分
 潮回り:中潮 上げ
 天気:晴れ、気温19度、水温23度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 7本(F2.5)(全てリリース)
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Super Hologram Pink Glow)
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■潮汐
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和歌山サーベリング釣行 ~ハマタチウオ~ 

 午前4時に目覚め、窓を開けると冬の気配が漂っている。いつものように温かい珈琲を淹れて、そしてパンを温めて、素早く準備を整えてから車に乗り込むと、外気温が14度と表示されている。エンジンを始動して、国道42号を南下してポイントへと向かう。珈琲を啜ると胃壁にジワリと温かさが染み込んでいく。

 今日は土曜日、きっと多くの釣り師が赤や緑色の電気浮きを並べているに違いないので、今回は、他の釣り師との競合を避けるため、砂利浜で太刀魚を狙うことにする。十分に遠投をしないと、水深が浅すぎて根掛かりの危険があるのが難点であるが、他人の釣り糸を気にせずに、自由にジグヘッドを投じることが出来るのは十分に魅力的である。根掛かりに注意しながらロッドを振るが、開始から30分、全く太刀魚の反応が無く、今日の判断が間違っていたのではと不安になる。ジグヘッドを遠投して、手元にジグヘッドが戻ってくるには、通常、リールのハンドルを60回~70回ぐらい回す必要があるが、水深が十分にない砂利浜では、ジグヘッドを投じてリールのハンドルを30回ほど回せば、ジグヘッドがコツコツと地面を突きだすため、油断すると一撃で根掛かりに見舞われる。更に場所によっては、沈み根が点在しているので十分な注意が必要であるが、そもそもにして沈み根の位置を把握していないこともあり、開始早々に貴重なジグヘッドを根掛かりしてしまい、リーダーごとやられてしまう。時合が迫っていることもあり、意気消沈している暇もなく、素早く予備のスプールに付け替えて、釣りを再開する。


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 ジグヘッドを投じてから、3秒ほど数えた後に、素早くラインを巻き取り、ロッドティップにジグヘッドの重みを感じながら、高く掲げたロッドを小さく揺さぶりながら誘う。コン・・・っと何かに触れたような違和感、素早くロッドの動きを止めてジグヘッドを斜め下に落とし込むと、ジグヘッドの重みが消える。ラインを巻き取りながら、上半身をのけぞってロッドを立てると、徐々にロッドが曲がり、そしてドラグが鳴る。両腕を真上に伸ばしたままに、ラインを巻き取っていくと、グイングインと太刀魚の躍動が伝わってくる。程なくして、細身の太刀魚が姿を現した。素早くリリースをする。


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 東の空が明るんで来た。午前5時30分、時合に突入する時間だ。ジグヘッドを投じる方向によって、太刀魚の反応に濃淡があることが分かり、程なくして太刀魚の居場所を特定する。てっきり砂利浜の沖側に、太刀魚が均等に散らばっているのかと思いきや、どうやら一か所に偏っているようだ。その場所に狙いを定めて、リーダーを長く垂らす投法、所謂ペンデュラム投法で集中的に投じていく。ジグヘッドの着水後、5秒沈めてからリールのハンドルを20回ほど回して、これで太刀魚を掛けることが出来なければ、素早くラインを回収して仕切り直す。投じたジグヘッドの重みが、スッと消える。ロッドを前に倒しながらラインを巻き取り、大きく合わせを入れると、グインッとロッドが曲がる。根掛かりしないように、ラインを一気に巻き取る。もはや引きを楽しむ余裕なんて無い。


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 入れ食い状態に突入する。ジグヘッドをしっかりと投じることが出来れば、確実に太刀魚が反応する。幾度となく掛け損なったり、手前でバラシたりしたものの、次々にロッドが曲がる。時合は短い。少しの不手際が貴重な時間を無駄にしてしまい、そして太刀魚を掛ける機会を逃してしまう。向かい風が強いこともあり、こんな時に限って、リアのシングルフックがリーダーを拾ってしまい、数投を無駄にしてしまう。


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 ほぼ連続で7本を掛けたところで、ピタリと太刀魚の反応が無くなってしまう。午前5時50分、ほぼいつも通りだ。メタルジグに変えて、飛距離を稼いで広範囲を探るが、太刀魚の反応は無い。太刀魚がもっと沖側に移動したのか、もしくは居るけど喰わないのか良く分からない。時合が終わった後に、如何にして太刀魚を反応させるかが今後の課題である。


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 台風の影響でネギが不足しているらしく、ネギの大盛りが出来ないとのこと。少し恥ずかしそうな中華そばを啜り、午前の部を終えた。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月13日(土)午前5時~午前6時
 潮回り:中潮 上げ
 天気:晴れ、気温14度、水温23度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 7本(F2.5~F3)(1本キープ)
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・Major Craft DOJYO-warm (Super Shine Beam)
(3) メタルジグ
 ・アムズデザイン ima 市松20g (Border Rainbow)

■潮汐
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和歌山サーベリング釣行 ~時合わずか20分~ 

 ここ最近は、早朝の釣行が多くなり、必然的に生活のリズムが2時間ほど前倒しになり、東京五輪を控えて話題になった”夏季時間”(Summer Time)のような状態が長らく続いている。”勝手にサマータイム”が身体に定着しているので、午前4時の起床もそれほど苦痛では無く、むしろ早朝の冷え込んだ空気と静寂、そして暖かい珈琲をゴクリと飲み下した時の最初の一口に無上の幸せを感じることがあり、早起きが楽しみになりつつある。ただの老化現象と言われれば、確かにそうなのかも知れないが、ただこれも、太刀魚の季節が終われば、早く起きるモべくチベーションが無くなり、そして寒い季節になると今度は布団の中でいつまでたっても往生際悪く丸まっていて、”勝手にウインタータイム”になる可能性が高い。つまりこれは、自由気ままな我儘に他ならず、いわば”オレサマタイム”なのかも知れない。


 午前5時前に現地に到着し周囲を見渡すと、遠くでライトが明滅しているのを確認する。先行者がいるようだ。車の中で、早朝のラジオをぼんやり聴きながら、暖かい珈琲を啜りつつ、そしてパンを齧りつつ、しばし休憩した後に、必要なもの携えてポイントに入る。先行者数人が潮流のメリハリが効いた場所に陣取っているため、少し控えた場所で釣りを開始する。ジグヘッドを扇状に投じて潮の重さを確認すると、護岸から沖側に払い出す潮の流れが主でありながら、やはり右から左に向かって流れている。理想的には、手前に押してくる潮を中心に探りたいところではあるが、やはり先行者は良い場所を陣取っているし、しかも先行者は餌を使った引き釣りであるので、競合すればルアーの釣りが競り負ける可能性も高く、止む無く、距離を十分にとって、カニ歩きでジグを投じながら移動をする。沖合に潮目が入っている。この潮目の奥にジグヘッドを投じて、潮目を斜めに横切るようにジグヘッドを通して太刀魚を誘うことが出来れば、きっと良い反応が得られるに違いないが、飛距離があと20m足りない。怪しげなバイトも何も無いままに時間が過ぎる。


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 午前5時半、少し歩いて別の場所に移動する。過去に幾度となく助けられた場所だ。ジグヘッドを遠投した位置の水深は、15秒数えて着底するぐらいであり、この半分の距離でも13秒数えて着底するぐらいであり、更に全体飛距離の3分の1の位置では5秒もあれば着底する。つまりは沖側が深く、手前に向かって一気に駆け上がる地形であることが、今までに何度もジグヘッドを投じて分かっている。また早朝の時合の時間帯になると、一気に浅場での反応が良くなることも分かっている。ジグヘッドを投じて沖側から探っていく。早速、ジグヘッドを弾くようなバイトを感知するが乗らない。既に太刀魚は岸際に近づいているようで、どうやら駆け上がり付近で回遊しているようだ。いつものエコギアの3Dジグヘッドに、東の空の明るみに合わせて、ワームを”どじょうワーム”から”パワーシャッド”に、強い夜光から弱い夜光に変えていく。駆け上がりを斜めに横切るようにジグヘッドを投じて、駆け上がり付近を集中的に攻めるように誘う。ガツッ・・・グンッ・・・と明確なバイト。しっかりを合わせを入れると、心地良い引きでロッドが曲がり、瞬間的にドラグが鳴り、まずは1本目。


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 いよいよ時合に突入だ。午前5時40分、残された時間は20分。太刀魚の位置が更に浅場に上がっていることを把握して、その周辺を重点的に探る。ジグヘッドを軽く投じてから、ロッドを立てて余分に吐き出したラインを巻き取りつつ、3秒ほど沈めて、そして柔らかくロッドを上下させて誘いを入れる。カツッ・・・と弾くようなバイト・・・しかし乗らない。素早くロッドを寝かせて、リールのハンドルを止めて、ジグヘッドを真下に落とすと間髪入れずにグググ・・・っと力強い引き。ロッドを引き付けてラインを張ると、ジャーっと滑るようにドラグが鳴り、ロッドがグイグイと引き込まれる。程なくして太刀魚が姿を現す。針掛かりを確認すると、鋭い歯が並ぶ太刀魚の口の奥に針が見える。躊躇なく捕食していることが分かる。これを含めて、3本を連続で掛けて、更に釣果を伸ばそうと誘いを入れるも、急に太刀魚の反応が無くなってしまう。その間、僅かに15分。太刀魚が駆け上がり付近に落ちたと判断して、ジグヘッドを投じる位置を変えて、更に沈下させるレンジを深くして、同じように誘うが反応は無い。ワインド系のジグヘッドとワームに変えて、リアクションを誘うがこれも反応なし。


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 ならばとメタルジグに変えて広範囲を素早くチェックする作戦に切り替える。メタルジグを投じてから、底を確認した後にロッドを立ててワンピッチで軽快に操作する。時折、ロッドの動きを止めて、メタルジグを落とし込んで、”間”を入れる。狙い通りにグンッとバイト。太刀魚のような、そうで無いような微妙な引きを楽しみつつやりとりすると、太刀魚らしからぬ変な光沢の魚が見える。何とエソでは無いか・・・。午前6時、敢え無く終了とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月11日(木)午前4時50分~午前6時
 潮回り:大潮 上げ
 天気:晴れ、気温20度、水温24度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 4本(F2.5~F3)(2本キープ)、エソ1匹
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
 ・Aqua Wave Spark head 3/8oz
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・Major Craft DOJYO-warm (Super Shine Beam)
 ・Aqua Wave Spark85、#S4 Red Head
(3) メタルジグ
 ・アムズデザイン ima 市松20g (Border Rainbow)
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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

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神戸港サーベリング釣行 ~サバダバも無く、タンドリー方面へ~ 

 昨日の早朝に、鯖及びエイにて撃沈したにも関わらず、今日こそは太刀魚やサゴシが乱舞するのではないかと、いつにもに増して余計に期待を膨らませ、能天気としか言う他ない前向きな姿勢で、懲りずに神戸港へと向かう。午前4時に設定しておいた目覚ましのアラームが鳴る1分前の午前3時59分に目覚めるという偉業を達成して、朝から気分は爽快である。珈琲を淹れて、小さなお菓子をバックに放り込んで、いざ出陣。


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 昼間は大勢の人達で賑わう居留地付近も、今の時間はシンと静まり返っている。素敵な佇まいに思わず車を停めて写真撮影を開始。同じようなことを考える人達は他にも居るようで、巨大な一眼レフを手にしたカメラマンと、可愛らしい格好でポーズを決める女性、きっと雑誌か何かのための撮影なのであろう。機材と被写体の圧倒的な差を見せつけられて、彼らの邪魔をしないように、そそくさと居留地を後にして、目的の場所へと向かう。

 午前5時前に釣りを開始する。周囲には、如何にも地元人らしからぬ釣り師が並んでいる。携行している装備や井出達が違うので分かってしまう。一等地には、地元の中国人達がロッドを振っている。時期によって彼らが出現する場所が違っているが、彼らの巨大で濃密なネットワークの成せる業なのか、太刀魚が回遊してくる時間帯やルートを完全に把握していて、いつも良い釣果を上げている。いつも試しに声をかけて情報交換を試みるが、日本語が理解出来ないらしく意思の疎通は不可能である。趣味と言うよりか、実益を優先している雰囲気もあり、いつも目はマジである。


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 昨日の役に立たない経験と、乏しい情報を元に釣りを開始する。まずはエコギア3Dジグヘッドで周囲を丁寧に探るが、反応が無い。ならばとワインドで同じように広範囲を探るが、こちらも反応が無い。再び3Dジグヘッドに変えて、ワームの色も変えて、中層付近を中心に粘り強く攻めると、ようやくにして触れるような微細なバイトがあるも乗らず、程なくして明確なバイトを捉えるも残念無念、太刀魚の顎を捉えるに至らずロッドは曲がらない。時間が過ぎる。潮が完全に止まっているらしく、海面は実に穏やかである。足元には鰯の幼魚であろう群れがピチピチしている。これらを捕食する魚達が周囲に居ないのか、実に楽しそうにピチピチしている。つまりは、対象魚である太刀魚やサゴシが居ない。ということでもある。完全に明るくなり、さすがに焦りを感じてくる。もうこうなったら、鯖でも良いからロッドを曲げて、兎に角、坊主を回避するという方針だけは明確にして、昨日、エイに呆気なくぶっちぎられたものと同じアイマの市松を再度投入する。重さも色も同じである。数投目、メタルジグを追い風に乗せて遠投し、15秒ほど数えて着底を確認した後に、柔らかいワンピッチで誘う。ロッドを上下に数回動かして、そして少しだけラインを弛ませ、そして再度ロッドを上下する、という動作を繰り返す。ロッドの操作を止めた瞬間に、コンッ・・・っとバイトを感知。弛んだラインを巻き取ってロッドを立てると、グググっと魚の重み。すぐに魚の抵抗が無くなり、てっきり鯖かと思いきや太刀魚だ。何とか坊主を回避したものの、達成感を感じないままに納竿とした。


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 昼前に自転車にまたがりメリケンパークへ。


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 インドの祭典”インディア・メーラー”に。関西で最大とのこと。インドからの輸入雑貨や香辛料等を販売する店が並び、そしてインド料理を扱う店も並ぶ。馴染みのある店も幾つかある。メインステージでは、インドの歌、舞踊、ヨガなど次々に演じられるとのことである。


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 香辛料の良い匂いに誘われて、早めの昼食を取る。チキンカレーとナン、タンドリーケバブ、ロールケバブ、サモサなどを複数の店で購入して、味の違いを楽しむ。夏のような強い陽射しがジリジリと肌を焼く。香辛料の香り、強い陽射し、陽気な音楽、思わず南国フィジーでの生活を思い出した。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月8日(月)午前4時45分~午前6時15分
 潮回り:中潮 上げどまり
 天気:曇り 気温22度、水温24度
 ポイント:神戸港
 釣果:太刀魚1本

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
 ・ECOGEAR Power Dart Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Pearl Glow Hologram Max)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)
(3) メタルジグ
 ・アムズデザイン ima 市松20g (Border Rainbow)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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神戸港サーベリング釣行 ~サバダバ・サバダバ~ 

 随分と涼しくて過ごしやすい季節になり、早朝の釣行も気分爽快である。釣具店等の情報によると、鯵や鰯等の小魚がサビキ仕掛けで良く釣れているという。場所によって釣果にムラがあるようで、これらを捕食する太刀魚やサゴシ等の釣果もまたバラツキがある。釣果が安定するまでには、まだ時間がかかるのかも知れないが、久しぶりに神戸港へと向かう。


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 午前5時から釣りを開始する。まずは太刀魚を探るべく、いつもの手順で進めていく。エコギアの3Dジグヘッドにメジャークラフトのドジョウワームの組み合わせ。ワームに紫外線のライトを照射してから、ジグヘッドを投じていく。ジグヘッドの着水後、10秒沈めてから開始する。扇状にジグヘッドを投じて、そして沈下させる秒数を少なくしたり、多くしたりして、くまなくポイントを探り太刀魚を誘うも、30分経過しても反応が無い。徐々に東の空が明るんでくると、護岸沿いに小魚の姿が見える。小さな鰯のようだ。一度だけ、太刀魚と思しきバイトを感知して、素早く掛けの態勢に入るも残念無念ロッドは曲がらず。ジャァ~っと甲高いドラグの音だけが耳に残っている。明度にあわせてルアーを変えていくが、直にワームの出番が終わり、太刀魚狙いが厳しくなり、悪あがきでサゴシ狙いに切り替える。


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 海面が騒々しく波立っている。小魚の群れの下に、それを捕食する魚が集まってきていて、下から喰い上げている様子。バイブレーションからメタルジグに変えて広範囲に探る。ロッドを柔らかく4~5回上下させて、そしてカーブフォールで数秒落とし込んで、そして再びロッドを上下させる。これをひたすら繰り返す。メタルジグがベイトに当たると、海面がざわついてベイトが跳ねる。メタルジグをクンッと跳ね上げてからフォールを入れると、カツンッとバイト。ロッドを立てると、グイ~ンと滑るような魚の走り。サゴシのような力強さは無く、ロッドを引き付けると難なく寄せることが出来る。程なくして姿を現したのは超高速バイブレーションの鯖。素早くリリース。


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 小魚の群れが、右往左往しながら移動している。常連さんの話によると、活性が高い時にはサゴシが反応する時間帯であるとのことだが、今日はサゴシの姿は見えないとのこと。小魚の下にサゴシかもしくはハマチが付いていると勝手に妄想を大きく膨らませて、ついでに朝の新鮮な空気を取り入れるべく鼻の穴も大きく膨らませて、引き続き、ロッドを振る。触れるようなバイトを幾度となく感知するが、ただ単に小魚にラインが接触しているだけかも知れないが、これを心の拠り所にしながら粘り強くメタルジグを投じていく。周囲を見渡しても、特に異常は無く、実に穏やかな時間が過ぎている。力尽きたアングラーが朝陽を背に次々に去っていく。時合は終わった。惰性でメタルジグを投じて、運よくバイトを捉えるも、またまた鯖。何とかサゴシを捉えようと小魚の群れの付近にメタルジグを投じてシャクっていると鈍重なバイト。直後、1m級のエイが翻る姿が・・・強烈な引きでラインが引き出され、どうにもならず強制的にラインブレイク。これにて我が精神力も力尽きて、早々に納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月7日(日)午前5時~午前6時
 潮回り:中潮 上げどまり
 天気:曇り 気温24度、水温24度
 ポイント:神戸港
 釣果:鯖 2匹

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Pearl Glow Hologram Max)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Glow)
(3) メタルジグ
 ・アムズデザイン ima 市松20g (Border Rainbow)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~久しぶりに、半分青い場所で~ 

 いつもの太刀魚ポイントの状況がどうも芳しくない。海水が澄んできたかなと期待すると、毎週のように次々と台風が襲来しては、海を混ぜくり返し、川から濁流が流れ込み、そして鼠男のような元の色に戻ってしまう。ベイトの数も明らかに少ない。午前4時に起床して、珈琲を淹れながら、しばし思案する。何処に行こうか?いくつかある候補地の中から、大規模河川が絡む最寄りの場所に決めた。まだ流入河川の濁りが取れていない。濁りを避けるべしの筈が、最も濁りやすい場所を選ぶという暴挙。明らかに期待は少ないが、いつもと違う場所でロッドを振れば、自然と探求心が沸いてくるし、新たな発見に出会うという期待もある。

 午前5時前に目的地に到着する。さすがは超人気の場所である。車やバイクがずらりと並んでいる。隙間を探して駐車し、珈琲を啜って一息ついてから、素早く必要なものを携えて突堤を進む。緑色や赤色の電気ウキが護岸法線からほぼ一定の距離に並んでいる。太刀魚が回遊するルートになっているのだろうか、再現性がある証拠に違いない。ロッドを振れそうな場所を求めて突堤を進むが、見事に等間隔で釣人が並んでいる。随分と進み、ほぼ先端付近までやって来てようやくのことで、空白を見つけて釣りを開始する。


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 まだ太刀魚が入ってきていないらしく、ずらりと並ぶ電気ウキも行儀よく並んだままに佇んでいる。引き釣りやワインドでも太刀魚を捉えることが出来ていないようだ。40分が経過し、早くも空が明るんできた。今日は久しぶりに撃沈してしまうかも知れない、っと危機感が募ってきたところで、左右を見渡すと、所々で銀色が見える。いよいよ太刀魚が入ってきたのか。下げ潮が効きだして、幾筋もの潮目を確認することが出来る。また、突堤に沿って、波紋を作りながらベイトが沖側に移動しているのも確認出来る。チャンス到来だな、と確信して、諦めずにロッドを振る。如何にも常連らしき老練なる釣り師の動作を見ていると、護岸に近い場所を中心に探っていることが分かる。ベイトが通過しているあたりだ。ポイントの特徴を把握するべく、ジグヘッドを投じて、潮の重みや水深等を探りつつ太刀魚を誘う。明確な戦略が無いままに、手探りの状態が続く。ジグヘッドを投じて、10秒沈めたレンジを基準にして、これより上層を誘ってみたり、下層を誘ってみたり。随分と手前で、太刀魚に触れたような違和感。漂流物も多く、もしかすると木切れかも知れないし、太刀魚かも知れない。ジグヘッドを軽く投じてから10秒ほど沈めて、中層から表層に向けて斜めに誘う。グググ・・・グッっとバイト。しっかりと合わせを入れると、ようやくにしてロッドが曲がる。両隣の釣り師のロッドも曲がっている。1本目。


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 1本目と同じような要領で手前を重点的に探っていく。湾奥に寄っていた小魚の群れが、夜明けを合図に沖側に一気に払い出す瞬間を狙って、太刀魚が回遊してくるに違いない。人が多くて、人間が横移動をすることも出来ず、ただただ回遊してきた太刀魚を狙い撃つべく、粘り強くロッドを振る。ワームの色を自然なものに変えて、更にロッドを操作するリズムを早くして誘う。惜しいバイトが何度かある。やはり太刀魚は、手前に寄ってきている。ツッ・・・と触れるようなバイトを捉えると、ロッドが曲がり僅かにドラグが鳴る。リアのシングルフックが辛うじて太刀魚の口を捉えている。


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 和歌山下津港の夜明け。


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 午前6時前、周囲を見渡すと、所々で太刀魚が上がっている。この時合を逃してなるものかと、必死にジグヘッドを投じていく。ジグヘッドを投じて、7秒ほど沈めてから、余分に吐き出したラインを素早く回収しつつ、ジグヘッドの重みを感じながら、上下左右の動きを抑えた横移動を中心にしつつも、時折、ロッドを細かく強く操作して、太刀魚を誘う。更に下げ潮が効いて、ジグヘッドの重みが増している。グンッ・・・グググッ・・・っと明確なバイト。しっかりと合わせを入れると、ロッドが曲がり、ドラグが鳴る。太刀魚が下げ潮に乗っていることもあり、なかなか重量感ある引きだ。しっかりと引きを堪能して、本日ようやくの3本目。鉄板系ルアーでは、まだ反応があるようだが、午前6時、帰り支度をする人達とともに納竿とした。やはり、何処でも早々簡単に釣れるわけではない、と言うことが分かった。


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 仕事の際に立ち寄った、吹田市の”麺や マルショウ 江坂店”。台湾まぜそばが、このお店の一番のお勧めらしいが、スープを啜りたくて醤油ラーメンを頂く。すっきりとした切れ味あるラーメンであった。周囲を見渡すと、誰一人としてスープ系のラーメンを啜っておらず、台湾まぜそば一辺倒であった。うむ、選択をミスったか。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月5日(金)午前5時~午前6時
 潮回り:若潮 下げ
 天気:晴れ、気温20度、水温24度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 3本(F2.5~F3)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
 ・がまかつ Wind Master Round-D-Head Glow 18g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・ECOGEAR Power Dart Minnow 105mm(Midnight Glow)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~時合は短し歩けよオヤジ~ 

 仕事でモヤモヤすることがあり、それが微妙な粘着力をもって脳裏に貼り付いていて、きっと時間が経てば微塵になって消え去るに違いないものの、一時的であっても濡れ衣の状態になっているのでは無いかと思うと、モヤモヤがイライラに変わったりして、精神衛生上、非常にヨロシク無い。こんな時は、自然の中で癒されるしか他に手段は無いと考えるのは短絡的だと思うが、今までも随分と”釣り”と言う素晴らしい趣味に助けられてきたので、今のところこれに頼るしかない。

 午前4時、いつものように珈琲を淹れる。普段はマンデリンやグアテマラ等の酸味より苦み重視の深煎りを好んで飲んでいるが、先日、安売りされていた”カフェジーニュ”と言う豆を購入していたことをふと思い出し、今日はこれで淹れてみることに。少し啜ってみると”ブラジル”に似た酸味と独特の甘い香りがするなと思い調べてみると、ブラジルでは定番のエスプレッソとのことで、なるほど産地が同じだったんだと合点がいく。以前に発泡酒を麦酒と勘違いして、恥をかいて以来、あまり味に関することはとやかく言わないようにしているが、今回の件で少しは自信がついた。これは勘違いか。


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 午前5時、釣り場に到着して早速釣りを開始する。北風が吹いていて気温より寒く感じる。一旦車に戻り、フリース生地のジャケットを羽織って再開する。先行者は誰も居ないが、遠くの突堤で白いライトがチラチラと踊っている。ジグヘッドを投じて、いつもと同じように10秒数えてからロッドを操作する。ここ最近は、”沈下して10秒”が基準の水深と考えていて、これで反応が無ければ、朝マズメであれば更に浅いレンジを、夕マズメであれば更に深いレンジを、潮が払い出していれば更に秒数を足し、潮が手前に押していれば秒数を引いて探るようにしている。手前に押してくる潮が強く、ジグヘッドの操作感に欠けるが、一定の水深を引くように意識してロッドとリールを操作する。この状態でワインドをすれば、間違いないフックがリーダーを拾ってしまって釣りにならない筈だ。3投目、ジグヘッドを投じてから7秒を数えて、ロッドを立てて潮流に乗せるようにジグヘッドを操作する。何かに触れたような違和感があるが、潮流の関係もあってバイトかどうか分からない。ロッドとリールの動きを止めて、斜め手前にスッと落ちるようにすると、ガツッと明確なバイト。間髪入れずロッドを立てるも、明らかに引きが弱い。


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 ジグヘッドを扇状に投じて、潮の動きを把握する。数投して潮目と思しき場所を発見して、この界隈を集中的に攻める。幾度となく微細なバイトがあるが、いずれも潮が手前に押している場所でのものだ。狙いは定まった。ジグヘッドを通すレンジを徐々に上げながら探っていくと、ツッ・・・っと小さなバイト。そのままの動作を続けると、ジワリと重量感。ラインを巻き取って、ロッドに負荷を掛けると、グンッと反動がありロッドが曲がる。程なくして海面に銀色の刀が舞うが、これも小さい。


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 2本目をすぐに掛けることが出来て、今日は活性が高いのかと思いきや、ものの10分で潮流が変わり、そして潮目が朧げになり、早くも太刀魚を見失ってしまう。このまま朝マズメの時合まで粘るのも手であるが、先日の失敗を踏まえて、早い段階で見切りをつけて、場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。太刀魚が寄ってこないなら、こちらから探し出すしかない。先日の台風の影響が未だ残っていて、海面には大小様々の漂流物が見える。ジグヘッドを投じてから5秒沈めて、そして操作を開始する。怪しげなバイトのような、何か木切れにでも当たったかのような違和感がある。そのまま続けると、カンッと明確なバイト。しかし乗らず。ラインを巻き取る速度はそのままに、ロッドの先端を小さく揺さぶって誘いをかけると、ガツンっと力強いバイト。すぐさまロッドを立てて太刀魚を捉える。ロッドが絞り込まれて、思わず良型を期待するも、これもまた小さい。しかしながら、明らかに食い込みが違う。ジグヘッド本体の太軸の針が太刀魚の口をしっかりと捉えている。活性が高い。


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 東の空が明るんできた。残された時間は少ない。沖合の方向にジグヘッドを遠投して、そしてジグヘッドを一気に縦に10秒ほど沈めたところで、ゴンッとバイトを感知するも乗せることが出来ない。何度かジグヘッドを投じる方向を変えて、太刀魚の居場所を探るも反応が無い。再度、水深が浅い方向にジグヘッドを投じて、着水後に素早く余分に吐き出したラインを整えて、そしてカーブフォールで5秒数えてから、ロッドを立てて表層を意識するようにジグヘッドを素早く横移動させる。水深が更に浅くなる場所にジグヘッドが差し掛かった瞬間に、ガツンッと力強いバイト。やはり太刀魚が反応する場所が決まっている。ドラグがジャーっと鳴り、ロッドが曲がる。鞭を打つように太刀魚がしなっている。今日釣り上げた中では、最もマシなサイズだ。これもジグヘッド本体の針が太刀魚の口を捉えている。

 完全に太刀魚の居場所を掴んだかと思いきや、この場所での時合は驚くほどに短く、僅か10分で反応が無くなってしまう。朝一番に入った場所に再び戻り、そしてジグヘッドを投じて、辛うじて細い太刀魚を1本追加するも、完全に夜が明けてしまうと同時に太刀魚の反応は消えた。午前6時を確認し、素早く納竿とした。少し心が晴れた。これだ。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月4日(木)午前5時~午前6時
 潮回り:小潮 上げ
 天気:曇り、気温20度、水温24度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 5本(F2.5~F3)(1本キープ)
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■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (UV Hologram IWASHI)
 ・Major Craft DOJYO-warm (Super Shine Beam)
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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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和歌山サーベリング釣行 ~潮止まり、苦戦、見切り~ 

 午前4時に起床して、部屋の窓を開けると、冷え込んだ空気が流れ込んできた。慌ててフリース生地のジャケットを引っ張り出してきて、仄かな防虫剤の香りに懐かしさを覚えつつ袖を通すと、身体が暖かい空気に包まれてきて、やけに幸せな気持ちになる。素早く珈琲を淹れて、アンパンをバックに放り込む。車のエンジンを始動して、アクセルを踏み込んで、ステアリングを切って、珈琲を啜りながら目的地へと急ぐ。外気温は17度。少し前は暑さに悶えていたのに、もう冬の気配が迫っている。


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 早朝のFMラジオからは、デビューして5年目というバンドのリーダーが、バンド名の由来や自身の新曲について思いを語っている。車内に珈琲の香りが充満し、電子レンジで温めたアンパンから甘い香りが漂っている。少し肌寒くなったこの季節の早朝の移動に、ジワリと充実感を覚えるのは何故だろうか。


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 午前5時、釣りを開始する。潮当たりの良い場所には既に先行者がいることが分かり、少し離れた位置で開始する。今日の潮回りは、新月に向かう小潮1日目。朝のマズメの時間帯がちょうど干潮の潮止まりで、状況的に良くないことは事前に分かっている。空との境界がはっきりしない黒い海に向かって、新鮮な潮風を目一杯吸い込んで、大きく振りかぶってルアーを投じるこの瞬間は、いつも心が躍る。太刀魚が回遊しているのであれば、何らかの反応を得ることが出来る筈であるが、ジグヘッドを扇状に投じて、沈める深さを変えて、動きに緩急をつけて、思いつくことを順番に試していくも、既に30分が過ぎようとしているのに太刀魚からの反応は無く、それが証拠にルアーには歯形は無い。今日は撃沈か。東の空が瞬く間に明るんで、普段ならいよいよ時合かと思えるような時間帯になっても、まだ太刀魚からの反応は無い。遠くでドラグの音が聞こえるが単発のようだ。ルアーを変えて、ジグヘッドを投じていく。ジグヘッドから伝わる抵抗は、重くもなく、軽くもなく、メリハリが無い。半ば諦め気味で、ジグヘッドを素早く回収しようと、表層付近を高速で移動させる。もはや何の思考も戦略も無く、単に巻く手を止めた瞬間にガツンッと衝撃が伝わる。ロッドが絞り込まれ、ドラグが一瞬鳴る。表層を素早くタダ巻きをする。今日のパターンはこれかと思い、再現性を期待するもドラグは鳴らない。


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 午前6時まで、僅かに20分。残された時間は少ない。ポイントを見切る時間が遅すぎたことを悔やみつつ、今更ながら歩いて場所を移動する。潮風が心地良く吹き抜けていく。空が明るんでいることを考慮して、程良く自然な色合いの”チカチカ室蘭”に変えて周囲を探る。何度かバイトのような、木切れが接触したかのような微妙な感触を察知する。太刀魚が居るかも知れない。ジグヘッドを投じて5秒だけ沈めて、ロッドを立てて素早い動作を繰り返す。ワインドのような緩急は無いものの、表層に意識が集中している太刀魚を狙い撃とうとの目論見で、横移動中心の素早い動きで誘いを入れる。コンコンッと触れるようなバイトの後に、グググ・・・っと力強いバイト。ロッドを立てて応じると、ジャーっと滑るようにドラグが鳴る。絞り込まれるロッドを見上げて、太刀魚であることを確認し、ロッド全体を大きく曲げながら丁寧に寄せる。まずまずの1本。


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 今の時間帯が干潮であること、地形的に緩やかな砂地であること、更に太刀魚がバイトした位置を考慮すると、随分と水深の浅いところまで捕食に来ていることが分かる。きっと活性が高い個体に違いない。残された時間は更に少ない。先ほどと同じように、ジグヘッドを投じてから5秒沈めてから動作に入る。怪しげなバイトを幾度となく感知するもフッキングには至らない。ルアーを見切られないようにも、大袈裟な動きを控えて、ジグヘッドが少しだけ上下動するようにロッドを操作し、素早くラインを巻き取っていく。恐らくジグヘッドは表層1m以内を泳いでいる。水深は3mも無い筈だ。ガツッ・・・と鋭い衝撃。ロッドを立てて、ロッドの粘り強さを利用しながら掛ける。ドラグが鳴り、ロッドが躍動する。ギラリと鋭く光りながら、鞭のようにしなり抵抗する太刀魚。ようやくのことで3本目。太刀魚が居る場所と、太刀魚が反応する動きが分かったが、時既に遅し、パタリと反応が無くなってしまう。ポイントを見切る重要性と、新しいポイントの開拓に成功して、寂しい釣果の割には清々しい気持ちで、予定どおりの午前6時を持って納竿とした。


■釣行データ
 釣行時間:平成30年10月2日(火)午前5時~午前6時
 潮回り:小潮 下げ止まり
 天気:晴れ、気温17度、水温24度
 ポイント:和歌山下津某所
 釣果:太刀魚 3本(F2.5~F3)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500HGS
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン10lbs+ワイヤー・ショート・リーダー10cm

■使用ルアー、リグ
(1) ジグヘッド
 ・ECOGEAR 3D Jig Head Painted 14g
 ・ECOGEAR 3D Jig Head 14g
(2) ワーム
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Midnight Glow)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (Chika-Chika Muroran)
 ・ECOGEAR Power Shad 4inch (100mm) (UV Hologram IWASHI)
 ・Major Craft DOJYO-warm (Super Shine Beam)
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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: ソルトルアー

ジャンル: 趣味・実用

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