05 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. // 07

日本海丹後半島沖 鰤・メジロ爆釣情報に心躍り、攻めるは白石グリ 


 船宿の情報によると、各地でハマチのみならず鰤、メジロ爆釣の文字。ズラリと並んだ釣果写真には、もちろん満面の笑みのアングラーが写る。冬の鉛色をした日本海の空と同じものとは思えぬ、突き抜ける晴天の空、吹雪の荒波とは間逆のベタ凪の海が、同じく写真に納まっている。毎回のことだが、釣行の日を心待ちにしつつ、日々のストレスをかいくぐる。

 午後8時半、いつものようにY氏宅から一路日本海に向けて、兵庫県と京都府を斜めに本州を横断する。午後10時半に宮津に到着し、簡単に買い出しをして仮眠所に。すでに到着していたN氏と合流し、軽く飲みつつ、明日の準備と作戦を練る。今やY氏のジグの充実ぶりは、金にものを言わせて、半年ほど前にジギングを始めた人とは思えぬ気合の入りよう。コレクターとして名高いN氏も唸る。ついでに物欲番長の自分も呆れる。そんな状態。各自、思い思いの作戦を胸に一瞬で夢の中へ。

01-P5190003.jpg
 翌午前7時半、心躍るアングラーを乗せたビクトリー号は、沖を目指すのであった。船長の事前の話によると、今日は浅場の冠島には行かず、いきなり水深100mオーバーの白石グリを攻めるとのこと。つまりは、完全に鰤、メジロの大物狙いに的を絞ることを意味する。出港直前に、N氏が船長に昨日の釣果について尋ねると”昨日は昨日のこと”と意味深な言葉。昨日は釣れなかったけど、今日は釣れると言う意味か、はたまた逆か・・・。いつものことだが、船長が”釣る自信がある人は、氷を取って下さ~い”と言って、笑いを誘うが、誰しも氷をいらぬと言う人はおらず、当然のように氷を受け取って各自のクーラーボックスに。今頃になって知ったのだが、ビクトリーでサービスで提供してくれる氷は、海水で作った”塩氷”というもの。そのまま魚を冷やしても、魚の質が落ちない氷だったのだ。こんな配慮をしているなら、ビクトリーのホームページに記載しておいた方が良いのにと思いつつ、船長に伝えるのを忘れてしまった。


02-P5190008.jpg
 1時間20分程を要して、ようやく白石グリのポイントに到着。見事なベタ凪。吉と出るのか、はたまた凶と出るのか。いきなりの100m越えの水深に、若干の不安を覚えつつ釣り開始。ウォーミングアップがてらに、150gの抵抗の少ないジグを海底に送り込む。魚の感度はあまり良くないようで、底にへばりついているとのこと。ジグで底を取ってから、30mほどを巻き上げて、そしてまた底を取り、巻きあげる。数回すると、船が流れていることもあり、ラインが船の真下に入り、他のアングラーとお祭りに危険があるの、一度、100mを巻き上げてから再度投入。魚のストライクゾーンが底にあるので、何とも重労働だ。数日前からの釣果は、まさに爆釣モードなので、今日も余裕かと思いきや、船中、本当にポツリポツリの釣果。


03-P5190006.jpg
 午前9時半、ようやく我らのチームに魚があがった。ここ最近の釣行で、完全に何かを掴んだY氏。いきなり鰤を仕留めてしまう。ジグを真後ろから丸のみの状態。ジャーキングのタイミングを聞いてみると、3回巻いてジャーク、速度はそれほど速くない。


04-P5190011.jpg
 ベタ凪、晴天、心地良い潮風に任せて、時間だけがだらだらと過ぎる。魚の活性も低ければ、総じてアングラーの活性も低く、船上にはまったりとした雰囲気が流れる。魚群探知機に映る魚達の活性が低く、いつものような船長の煽り節が聞こえてこない。

 10時半頃に、初めてバイトあり。水深は100mと少し、潮が緩やかに流れているので、ラインは120mほど出ている。ジグで底を取ってから、いつもの高速丹後ジャーク開始・・・2度目のジャーキングの後にワンピッチ・ワンジャークを2度入れた時の喰わせの間に喰ってきた。グンッとロッドに重みが加わり、魚のトルクがじわじわと増して、そしてロッドが絞り込まれる。大物ではないが、青物のパワフルな引きは堪らない。上がってきたのは、ぎりぎりメジロ。鰤に近い方では無く、ハマチに限りなく近いサイズ。

 その後、潮止まりの影響か、さらに魚の活性が落ちる。移動を繰り返しては、流しながら魚を狙うも釣れない。午後からの下げ潮に大いなる期待をしているので、それほど焦りを感じないが、魚の活性の無さに、実は一抹の不安が。


05-P5190018.jpg
 12時半、またもやY氏のロッドが大きく弧を描く。大物の予感。深場の釣りは、魚を掛けてからのやりとりが非常に大変だが、船上のアングラーの視線が注がれ、注目の的になる時間が長く、独り舞台を満喫出来ると言う楽しみもある。数回ドラグからラインを引きだされたが、数分後に黒い海からギラリと銀鱗が見えた。


06-P5190019.jpg
 精悍な面構えのメジロ。


07-P5190023.jpg
 午後2時過ぎ、N氏のロッドに違和感があり、すかさずフッキング。その後、ジグが着底した瞬間に、自分のロッドにも違和感。魚か?ラインを巻く手を休めて、ロッドの先を見つめるも、魚の躍動感無し。何だこれは?とN氏とともに頭を傾けつつ、100m以上のラインを巻き上げて現れたのは、何とフグ。N氏と自分とで、フグのダブルヒット。この時も、船中のアングラーの視線が、我々に注がれていたが、この結末に一同、安堵とともに笑いを堪えていたに違いない。


08-P5190025.jpg
 隣の芝は青く、バラも赤い。ランディングネットが必要なサイズの魚があがった。自分の釣りに忙しいと、他人のことには気が付かないが、今日は遠くの船の釣果まで気になってしまう。


09-P5190028.jpg
 実はこの日、不調のN氏。いつもなら早々に青物を釣り上げて、家族の要望でもある根魚狙いに切り替えて、独自の路線を突き進むのだが、今日は全く思い通りにならない様子。微妙なアタリを捉えて、後に上がってきたのは、家族は喜ぶが、N氏ご本人は不満なカサゴ。スーパーの鮮魚コーナーに並ぶカサゴは高級魚のカテゴリーに入る。実は、我が家でも、青物はほどほどで良いからと言われていたので、時折、N氏から頂いたインチクで底を中心に叩くが、これまた全く魚の反応なし。


10-P5190034.jpg
 これが春から夏場にかけての日本海のベタ凪。荒れ狂う冬の日本海を数カ月前に経験しただけに、この変貌ぶりには驚く以外ない。しかし、この環境の変化が、生物の生態系を絶妙に構成しているのだろう。2本目のバナナを頬張りつつ思うのであった。空と海との境界線に見える小さな粒は、冠島沖に浮かぶ遊漁船の群れ。N氏によると、餌で鯛でも狙っているんではないか、とのこと。

 白石グリの深場から場所を大きく移し、丹後半島よりのポイントに。多少、ハマチの反応があるらしく、また徐々に夕暮れに向かう時間帯、さらには数百メートル先では、魚のナブラが発生。気がはやりつつ、ナブラ撃ち用に持参した、キャスティングロッドを振りかぶり、巨大なペンシルベイトを投げたがミスキャスト。追い打ちをかけるように、船長がマイクで”その魚は釣れませんよ~”との一言。どうやら、白魚を捕食しているらしいので、当然ながら、マッチ・ザ・ベイトの発想で行くと、喰うわけがないのだ。

 船長が、本日のストップフィッシングを告げる。丁度、底を取るタイミングであったが、水深が40~50mなのに、すでにそれ以上ラインが出ている。ここだけ海溝のように深いのか?と阿呆な発想をしつつ、ベイルを返して、ロッドを立ててみると、何と魚の反応!最後の最後に逆転フィッシュだ!と心躍ったが、魚の引きが微妙。すでにストップフィッシングの合図とともに、ジグを回収した人々が見守る中で、ファイトを堪能する。


11-P5190036.jpg
 海中から姿を現れたのは何とエソ。外道中の外道。何とも笑いを誘う情けない締めくくりをしてしまった。このエソと言う魚、何とも極悪な顔をしているなぁ。

 この日、船中の釣果が非常に良くなかったので、通常なら午後4時で切り上げるところを船長は頑張って午後5時半まで粘ってくれた。船長の期待に応えることが出来ず、残念。船長の心意気に感謝。


12-P5190038.jpg
 午後6時過ぎに、無事に田井宮津マリーナに到着。釣果には納得がいかないが、今日も朝から晩まで、最高の環境で釣りが出来たことに感謝。神戸の自宅に到着したのは午後10時半。



釣行データ
 釣行日:平成24年5月19日(土)
 潮回り:中潮
 天気:晴れ、10気温~20度
 時間:午前7時半出船、午後5時半頃帰港
 ポイント:丹後半島沖 白石グリ
 釣果:メジロ1匹(60cm)、フグ、エソ

同行者の釣果:
 N氏:ハマチ2匹、カサゴ1匹
 パパ番長さん:鰤1匹、メジロ1匹、ツバス1匹

潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/

20120519_2601_03_wrdfYJwS.png



使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-58/5
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks SW8000F
 Line: PE 4
 Leader: 50lbs.
(2)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-62/4
 Reel: Shimano Twinpower 6000HG
 Spool: Studio Ocean Marks TP8000F
 Line: PE 4
 Leader: 40lbs.
(3)キャスティング用
 Rod: G Craft FDS-882GJ-EXH
 Reel: SHIMANO STELLA SW10000HG
 Line: PE 6
 Leader: VARIVAS VEP100lbs.


ヒットルアー
・Mangrove Studio, Wipeout 180g


使用船
ビクトリー
http://www2.nkansai.ne.jp/users/victory/
スポンサーサイト

テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

[edit]

« 金環日食 神戸でも見ることが出来た!  |  オッターテイル(Otter Tail) 巨鰤を狙う »

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://orenostyle2011.blog.fc2.com/tb.php/16-5761f4d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)