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日本海丹後半島沖オフショアジギング ~白石グリ、水深160m、チャンス到来~ 

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 京丹後市網野町の浅茂川漁港には、満を持して釣行に挑むアングラー達が大勢集まり、本日の釣行での大漁に思いを馳せつつ、談笑をする者、準備に余念がない者、瞑想に耽る者、気合を入れる者などで賑わっている。誰の顔にも、期待と自信に満ちた時の笑顔と、そして釣れるかどうかという少し不安の表情が入り混じっているが、老いも若きも皆、釣り師の良い顔をしている。既にアルバトロス1号艇、2号艇、そしてブルーウォーターが出船した。今回も、由良船長の人柄の良さに魅かれて、そして由良船長を応援したい気持ちで、オーシャンズにお世話になっている訳だが、船上には我々を含めて4グループ総勢12名が乗り込んでいる。満船である。


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 オーシャンズでは、アングラーの釣り座は、我が国の伝統的な平和的勝敗決定法である由緒正しきかどうかは知らないがジャンケンで瞬時にして決められる訳だが、我がチームは、Y氏の渾身の戦いぶりにより、見事にミヨシを確保することに成功した。あまりにもジャンケンの戦いが白熱してしまったので、これで本日の運と力を使い切ってしまったのでは無いかと、そこにいる誰しもが心配になってしまうほどであった。今回は、Y氏、N氏そしてM氏と私の釣りバカ4名体制での釣行である。本来であれば、仲間内で1隻チャーターする予定であったが、異動あり、ご子息の卒業あり、就職ありの年度末のクソ忙しい時期であり、結果的に仕事や家庭より、釣りを優先してしまった前述のバカ4名しか集まらず、止む無く、乗り合いに変更してもらったのであった。いや違う、仕事や家庭や資金繰りなど全ての諸問題を事前に完璧に解決したうえで、釣行と相成ったのが我々4名の精鋭(釣りバカ)である。


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 午前8時出船。ここ数日間の釣果は、春の訪れを彷彿とする鰤やヒラマサの大型魚による喜ばしい釣果に恵まれていたので、クーラーボックスに入らないほど釣れたら困るので、早めにリリースせねばならぬと、余計な心配をしつつ、船長に何気なく昨日の様子を聞いてみたところ、“大水深の鰤のポイントを攻めましたけど、全然ダメでしたわ~”・・・とのこと。なんだとっ!話が違うではないか・・・。

 嫌な予感を感じながらも、艱難辛苦の流れを察知すると、自動的に瞬時にそれを忘れてしまう都合の良い性格なので、一同、団結して前向きな姿勢で本日の久しぶりの釣行に挑むのであるが、最初のポイントである網野沖の水深50~60m地点では、数日前にヒラマサを爆釣したらしいポイントであるにも関わらず、魚信ゼロ・皆無・静寂・暗黒・虚無であったのは、何かの前触れであろうか。いやそんなことはない・・・はずだ!と何の根拠もなく、前のめりでシャクリに没頭するのである。


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 白石グリの水深120mのポイントで撃沈し、浦島へ移動。魚探には、ボトムにべったり張り付く魚群を察知したときの映像がチラホラ見えているようだが、一向に反応する気配が無いとのこと。早くもボウズ回避行動を取らざるを得ない状況に陥り、タイラバでねっとりとボトムの根魚狙いに徹すると、出航から苦節3時間、全くもって本命ではないが、タヌキメバルを捕獲することに成功する。しかし、このタヌキメバルすらパターンにハマらず、後が続かない。


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 浦島の水深は150mほどあるため、180gのジグを投入して果敢に攻めるが、すぐにへこたれてしまう。風も穏やかで、潮流もあまり無く、緩やかな海流に乗るように、船長の操船が綺麗に決まっているので、ラインが少し斜めに落ちる状態で快適であるが、やはり水深があるのでとても辛い。何より魚が釣れないのがもっと辛い。


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 ジギング歴15年以上のエキスパートN氏。幾多の試練を乗り越えた手練れも、ここまでアタリが無く、緩慢な時間が過ぎると、さすがに疲労困憊でこんな状態になってしまう。熟練アングラーですらこの状態なので、にわか仕込みの私は、キャビンで寛いだり、シャクったり、ラーメンを啜ったり、シャクったり、デッキで午睡を貪ったり、シャクったり、パンを食べたり、シャクったり・・・を繰り返すぐらいが精一杯。こんな怠けたジギングライフでも、両腕はパンパンになり、明かに疲労が蓄積してきているのが分かる。連続的に鋭く正確なジャーキングは、最早、昔日の彼方で、切れの無い丹後ジャークやリズムバラバラのワンピッチ、ジャカジャカというよりかはガシャガシャなジャークを辛うじて繰り出すのが精一杯の状態。


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 浦島での反応も悪く、船長同士の無線の情報によれば、他船でも鰤が1匹あがるかあがらないかで、今のところどの船も苦戦を強いられている様子だ。浦島を切り上げて、白石グリに移動。この界隈のメジャーなジギング船が周囲に10隻ほど浮いている。午後4時を過ぎ、ボトムに張り付いていた鰤が捕食活動に入ったのか、他船で鰤があがっている様子がチラホラ伺えるが、由良船長が操るオーシャンズ号では、未だ鳴かず飛ばずの状態が続いている。もうこれまでかと誰もが思っていた時に、右舷トモのアングラーのロッドが絞り込まれた。数分後に本日のオーシャンズ号初となる鰤がネットに収まった。すでに出航から8時間が経過し、誰しも疲労の色が見える状態であったが、俄然、アングラー達のジャーキングに力がこもるのだ。

 午後4時45分、船長から最後の流しである旨が告げられる。本当のラストチャンスだ。現在、船中で鰤1本のみ。


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 水深160m、ラインは170mほど出ている。145gの軽めのジグでボトムから30mまでを探る。右舷胴の間のアングラーのロッドが一気に曲がる。右隣にいる彼の動きを見ていたので、ほぼボトムで喰ってきたことが分かり、一度、ジグをボトムに落としてから、緩やかな2ピッチ1ジャークで誘うと、ボトムから6mほどで、グンッと強いアタリがあり、間髪入れずに巻合わせを入れると、ロッドの彎曲部がみるみる手元に押し寄せ、そして待ちに待った重量感が両腕に伝わる。乗った!
 慎重にやりとりしながら船内を見渡すと、俄かに船内が騒々しくなっている。様子を見に来てくれた由良船長に、まだラインが150mほどあることを告げて、他のアングラーの様子を聞くと、自分も含めて、5人のロッドが同時に曲がっているとのこと。午前中の余力がある時なら、魚との駆け引きを十分に満喫できるものの、すでに体力は限界にきているので、魚の動きに遅れを取らないように、辛うじて主導権を握りつつ、腰や腕や背中などの痛みに耐えながらハンドルを回すこと数分。ラインが残り50mを切ると、魚の動きが急に強くなり、時折、ステラのドラグがカチッ・・・カチッ・・・チリチリチリっと鳴る。悶絶しながらハンドルを回しながら、船長にリーダーが入ったことを告げる。紺碧の青に白い魚体が見え、そして無事にネットに収まった。恐らく、5分以上の時間がかかっていたと思うが、苦戦した1日だっただけに喜びもひとしお。

 結局、最後の流しで、船中5本の鰤があがった。


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 午後5時過ぎに納竿となり、浅茂川漁港に戻った頃には午後6時を過ぎて薄暗くなっていた。


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■釣行データ
 釣行日:平成27年3月21(土)
 潮回り:大潮
 天気:晴れ
 時間:午前8時出船、午後6時頃帰港
 ポイント:網野沖~浦島~経ヶ岬沖(白石グリ)
 釣果:ブリ1匹(82cm、6kg)、タヌキメバル1匹
 利用した船:オーシャンズ http://www.oceans2009.com/

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■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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■使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Shimano Ocea Jigger S584
 Reel: Shimano 2013 Stella 8000PG
 Handle: Studio Ocean Mark, NO LIMITS08SW10000/8000
 Spool: Studio Ocean Mark, 08SW8000
 Line: PE 4号
 Leader: Silver Thread FC 40lbs.
(2)ジギング用
 Rod: Shimano Ocea Jigger S603
 Reel: Shimano 2013 Stella 8000HG
 Handle: Studio Ocean Mark, NO LIMITS08SW10000/8000
 Line: PE 3号(Unitika Power Jigging)
 Leader: 50lbs.
(3)ジギング用
 Rod: DAIKO Jacker JB-60/3
 Reel: Shimano Ocea Calcutta301HG
 Line: PE 2.0
 Leader: 30lbs.
(4)タイラバ用
 Rod: DAIWA 紅牙69HB-S
 Reel: Shimano Ocea Calcutta 201HG
 Handle: Studio Ocean Mark AC30S
 Line: Duel Hardcore X8, PE 1.0, 20lbs.
 Leader: 20lbs.

■ヒットルアー
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 Victory 白石仕様145g (一番手前)。


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 霜降り状態。



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コメント

ナイス!

お早うございます
1日しゃくりっぱなしはキツイですよね
朝一一本より
最後に掛かると満足して帰れますよね

先ずは美味しいのゲットおめでとうございます


yutkun #- | URL | 2015/03/23 08:00 * edit *

yutkunさん、こんばんは~。

とってもお忙しいようで・・・釣りの方も本命を爆釣されたかと思えば、外道にやられたり(←私にとっては、羨ましい魚ですが・・・)。担担麺も見ましたよっ。美味そうです!

こちらの釣りは、余裕の釣りを想像していましたが、非常に厳しい結果となりました。最後の泣きの流しで、奇跡的に鰤を掛けることに成功したので、何とかモチベーションを保ってます。京都府の丹後半島沖では、まだ鰤が釣れるんですが、味覚がイマイチになってくるので、今シーズンは、これでオシマイの予定です。来シーズンに向けて、マシーンのごとく、鋭いジャーキングを一日中出来るように、今から筋トレせねばな~と思ってます。釣行後に自宅でベースを弾いていたら、あまりの疲労に指がツリました・・・・・(涙)

donfan #mQop/nM. | URL | 2015/03/24 21:42 * edit *

donfanさん

流石ですねぇ~♪ お見事です。(^^)/
持っている人は、やっぱり違いますねぇ~!(^-^)v
おめでとうございます。

kuri #wQAHgryA | URL | 2015/03/25 03:33 * edit *

donfanさん

最後のひと流しで勝負をつけるなんて、カッコイイですね!
流石です。

それにしても、お腹の身が凄いですね!
食レポも楽しみにしてますよ~♪

bottu #knr25k1o | URL | 2015/03/25 08:33 * edit *

kuriさん、こんばんはっ!

今回は本当に運が良かったんだなぁ~と思います。隣のアングラーが鰤を掛けたので、それがヒントになり直後に掛けることが出来ました。あわやボウズになりかけだったんで、正直ほっとしました・・・(笑)

donfan #mQop/nM. | URL | 2015/03/25 22:49 * edit *

bottuさん、こんばんはっ!

おなかの霜降り状態、最高です!
今回、家内に料理をしてもらい、食べるのに必死で、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました・・・・なんたる失態・・・。
冷凍している切り身があるので、料理をした際には、画像を乗っけま~す。でも、記事のネタの鮮度がイマイチですかね・・・

donfan #mQop/nM. | URL | 2015/03/25 22:52 * edit *

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