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日本海丹後半島沖 白石グリで今シーズン最後の挑戦~出るかランカーサイズ~ 



 季節の移ろいは思いのほか早く、気が付けば6月下旬。ハピネスⅡ、アングラーズ1、アルバトロス、ブルーウォーター、グランブルー、ヴィーナス、オーシャンズの合計7つのジギング船が共同で開催している「2012 丹後ジギングトーナメント」。4月から開始され6月末でトーナメント期間を終了する。鰤、ヒラマサ、真鯛、他魚の部がある。狙いはもちろん鰤の部。重量が6キロ以上あれば、エントリーが可能なのだが、残念ながら未だエントリー出来ず。このトーナメントが終了する頃には、鰤のシーズンは完全に幕を下し、再びシーズンが開幕する初冬まで、この釣りはお預けになってしまう。


 いつものように出航の前日から現地に入り、仮眠所で翌日の作戦を練りつつ、釣り談議に花を咲かせ、そして一夜を過ごす。今回もおなじみY氏とN氏とともに、ランカーサイズを虎視眈々と狙うのだが、思うようにいくのか?ちなみに、Y氏は4月中旬に9キロ越えの鰤を仕留めて、トーナメントの上位に名を連ねているので、きっと心に余裕があるのだろう。一方、未だエントリーが出来ていないY氏と私は、いよいよ切羽詰っている。


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 網野町のスーパーで見つけた逸品。コマーシャルのフレーズは、あまりに有名だが、実物を目にしたのはこれが初めて。思わず、ネームバリューに誘われて、そして例のフレーズが頭の中をぐるぐる渦巻いた状態で、ビールのお供として購入。予想以上に素朴な味に懐かしさを感じつつ、昭和を回想。


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 続いて豪快なサバの開き。40cm以上もある巨大なサバが2匹入って380円。これが神戸のスーパーで売っていたら価格破壊も良いところだ。思わず購入しそうになってしまうが、釣果が芳しくなかった時のことを想定した土産的な位置づけになってしまうし、何より今買ってどうすんの?と言うこともあり、踏みとどまる。


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 今回は、普段より遅めの午前9時の出船。前日までの雨は上がり、心地良い潮風が吹いている。


 網野町浅茂川漁港を出港し、30分も経たずして最初のポイントに到着。水深は60~70m。事前に、ここ最近の釣果を各ジギング船のHPで確認したところ、どの船も思うように釣れていない。船長にその理由を尋ねてみると、魚がいないという訳ではなく、十分な魚群を確認できるし、日々、ボイルも確認できるのだが、青物が捕食しているベイトが3~5cm程度のアジ等の稚魚がメインになっていて、なかなかルアーのサイズを合わせることが難しく、釣果に結びついていないとのこと。水深が60~100m程度ある海域なので、ジグもそれなりの重量が必要になり、必然的にジグのシルエットが大きくなってしまう。ここにきて、タングステン製のジグの必要性を実感するも、時すでに大幅に遅し。持っているルアーで攻めるしかない。


 船長の合図とともにジグが次々に投入される。出遅れて投入すること二投目。水深は60mと少し。船が流れているので、実際にラインを1~2割増し多く出ている。底を取ってから、リーリングを開始。いつも開始早々に超高速丹後ジャークを繰り出すのだが、昼頃には不甲斐なく疲れ果ててしまい、尻すぼみ状態で終えることが多いため、今回は省エネ釣法で開始。ツインパワーをHGからPGにプチ改造したこともあり、身体への負担が減り快適。ジグは、船長からの情報を踏まえて、なるべくシルエットが小さく見えるザウルスのヒラジグラ。3回巻いて軽いジャークを繰り返すこと3回目。ジャークの後にラインが止まった。ラインスラッグを慎重に巻き取ってから深くフッキング。アクセルを踏み込むとエンジンの回転数が一気に駆け上がるが如く、ロッドが一気に絞り込まれ円弧を描き、そしてスプールが滑らかに回転を始める。


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 数回のやりとりを慎重に終えて、そして数名のラインとお祭りしながらネットイン。鰤には全然及ばないものの、70cmを超えるメジロ。今日は大物が釣れるかもと期待が膨らむ。


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 船長が魚群を捉えては、“大感度”なる単語を発するも、大感度から期待されるような魚信は一切なし。N氏がハマチを2匹、満を持してY氏がハマチ1匹を追加するも後が続かない。船中、我々の4匹以外には、ハマチがたったの1匹のみ。1m以上あった波高が徐々に収まりつつある。船がスパンカーを頼りに海面を漂いはじめると、空から降り注ぐ太陽が湿気と混じり合い、身体が汗ばんでくる。場所替えのために船が風を切ると、何とも気持ちが良い。夏が近いことを実感。


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 あまりに釣れないし、船の揺れも心地よいのでランチにする。船上で食べるラーメンも旨いが、焼きそばも負けじと旨い。デザート代わりにバナナを頬張り、早々にランチ終了。午後からの戦いに備える。


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 船長の判断により網野沖の釣果が良くないので丹後半島先端の沖に広がる白石グリに移動することに。白石グリと言えば、言わずと知れた巨鰤のポイント。胃袋が落ち着き、エンジンが身体を揺さぶり始めると、自動的に猛烈な睡魔が襲ってきた。キャビンの一角に横になれる場所があるので、オッサン3人で川の字を作って夢の中へ。3秒ほどで記憶がなくなり、暑さで目が覚める。5分ほどで白石グリに到着したかに感じたが、実際には40分ほど経過していた模様。


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 丹後半島の先端にある経ヶ岬を通過して、さらに東側へ移動。


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 N氏の雄姿。ボートの先端で(年齢を思わせない)ダイナミックなジャーキング。これでも若きし頃に比べたら、全然パワーが無くなっているとのことなので驚き。


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 丹後半島と漁船。最盛期には、ジギング船が大量に浮かんでいたが、周囲を見渡しても数隻しか確認することが出来ない。海鳥が忙しなく飛び回っている。夕刻になれば、鳥山が起こり、ボイルが始まり、そして爆釣モードに突入するに違いない、と思いたいが、のんびりとした心地良い日差しと、心地良い潮風、適度な揺れ、魚のバイト皆無、そしてアングラーの活性は著しく低下していくのであった。


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 潮目に大量の海鳥が浮かんでいる。奴らの動きを注視しているとヒントがあるかも知れない。


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 鳥が乱舞し始めた。船長がマイクで“広範囲に大感度あり”そして“トップに反応するかも、トップを投げてみて”ということで、過去の釣行で、ただ置いていただけだったキャスティングロッドの出番が遂に。ボートの先端に立たせてもらい、ロッドを振りかぶって遠投。船長からの情報によると、“広範囲な大感度”は、底から中層あたりまで達していて、この群れの活性が上がれば、一気に海面付近まで上がってくるとのこと。若干の期待感を抱きつつ、久々のトップウォーターの操作を楽しむ。海鳥が海面に突っ込み、ルアーの背後に白い水飛沫が上がり、そして遂にルアーがひったくられ強烈な引きが・・・というようなドラマティックなことは一向に起こらず。


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 すると遠くでボイルが発生!起死回生、爆釣タイムに突入。船上の誰しも心が躍った瞬間。


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 何と姿を現したのは、イルカの群れ。誰しも先ほどの闘争心は消え失せて、デジカメ片手にイルカウォッチングを楽しむ。遠くで悠々と泳いでいたイルカの群れは、徐々にボートに近寄り、そしてボートの先端部分の真下を通過。近くで見ると、その大きさは圧巻。10頭近くいたのだろうか。
 イルカが釣り場に現れると、釣りにならないと言うのは、国内外を問わずアングラーの常識であるので、イルカウォッチングの後は、このポイントを諦めて網野町沖に戻り、最後のチャンスにかけるということになった。


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 丹後半島の先端にある経ヶ岬灯台。


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 丹後半島の東側の白石グリから網野町沖までは、約1時間を要する。最後の勝負に備えて、Y氏はカップラーメンで腹ごしらえ。そして私はまたもやキャビンに潜り込んで爆睡。


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 1時間後、網野町沖に到着。僚船である「Victory Ⅱ」も最後の仕上げのようだ。なかなか魚群を捉えることが出来ないようで、ぐるぐると辺りを彷徨い、ようやくジグ投入の合図。しかし、まったりした状況は変わらず、3回の流しで終了。情けないことに後半戦に肩を痛めてしまいジャーキングが出来なくなり、夕刻の丹後ジャークのために温存していた体力を使用するまでもなく無念のタイムアウト。

 トーナメント終了まであと2週間。さてどうするか・・・。



釣行データ
 釣行日:平成24年6月17日(日)
 潮回り:中潮
 天気:曇り、20気温~28度
 時間:午前9時出船、午後6時帰港
 ポイント:網野町沖、丹後半島沖白石グリ
 釣果:メジロ1匹

同行者の釣果:
 N氏:ハマチ2匹
 パパ番長さん:ハマチ1匹

潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/

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使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-58/5
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks SW8000F
 Line: PE 4
 Leader: 50lbs.
(2)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-62/4
 Reel: Shimano Twinpower 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks TP8000F
 Line: PE 4
 Leader: 40lbs.
(3)キャスティング用
 Rod: G Craft FDS-882GJ-EXH
 Reel: SHIMANO STELLA SW10000HG
 Line: PE 6
 Leader: VARIVAS VEP100lbs.

ヒットルアー
・SAURUS Hilla Jiglla Center Balance 150g

使用船
アルバトロス
http://www.profisher-albatross.jp/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

[edit]

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コメント

いつが美味しいの?

これからは暑い時期に突入やから、さらにジャーキングが堪えるね!
違うか、これからはトップが出るの?
って言うか、日本海と言えば「寒ブリ」ってイメージが強いねんけど、瀬戸内海はこれからベイトが美味しい時期なので、烏賊食ってるブリより、きびなごとか食ってるブリの方が旨いよね。
冬の水温低下に耐えるための脂より、旨い物食ってる脂の方がまいう!あたりまえやけど。
正月の祝い酒の肴用に1本日本海の「寒鰤」を送ってください!年明けには「讃岐名物 うどん」を送ります(笑)」

tam #- | URL | 2012/06/22 16:54 * edit *

こんばんは。

tamどの

毎度。なるほどねぇ~、そういうことか。魚の味は、餌に左右されるってことか!ってことを今更ながら知ったのであった。何せ、今まで基本的にキャッチ&リリースの釣りが中心だったので、あまり味覚を意識したことがなかった。しかも、刺身を食べれないし・・・。

一応、聞くところよると、日本海の場合は、冬場がイイんじゃないかなぁ・・・・。今の季節は、ベイトが魚に移行しているけれども、いまいちな感じ。6月末で、ブリシーズンが終わりになってしまうようなので、別の魚を狙うか、おとなしくしてるか・・・・秋のシーズンに向けてペンシルベイトを作るか・・・・。


寒ブリ→讃岐うどん、いいねぇ~!

donfan #mQop/nM. | URL | 2012/06/23 21:55 * edit *

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