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和歌山中華そば探訪(36) ~中華そば のぶちゃん~ 

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 目指すお店は、踏切を渡った左側にある。過去に何度か、このお店に来ようと思い挑戦するも、踏切を渡ればそこには目的のお店があるにも関わらず一方通行の踏切に遮られ、ぐるりと迂回して後5mのところでまたもや一方通行に前途を絶たれ、意を決して5mだけ逆走しようかとハンドルを切るも絶妙のタイミングでパトカーに出くわしてしまい、スピーカーで注意をされてしまい、もうこれまでかと諦めかけていたのだが、妙案が浮かんだのである。


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 本日のランチはこちら。徒歩で踏切を渡るとそのお店がある。恐らく、オヤジさんのお名前”信夫”から取ったのか、もしくは奥さんのお名前”信子”から取ったであろう、ノスタルジックな雰囲気が漂う店名及び店構え。まだ昭和の歴を使い続けているかのような、そんな空気が漂っている。

中華そば のぶちゃん
 住所:和歌山県和歌山市中之島214
 電話:073-472-3015
 営業:11:00~21:00
 休み:第1・3水曜日
 駐車場:店の前に2台ほど


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 例の一方通行の踏切を車で渡らずに、近くにある商業施設の大きな駐車場(無料)に車を停めておいてから、徒歩で行けば良いのである。っと言うことに、遅ればせながら、ようやく気が付いた次第。


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 店内に足を踏み入れると、数十年も昔にタイムスリップしたかのうような哀愁漂う雰囲気。浅田次郎の書く昭和の初め頃の時代を舞台にした、切なく心温まる短編小説に出てきそうな、少し冷たく湿った空気が漂っている。外は秋晴れであるのに。


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 しっとりとした座布団に腰をおろして壁を見上げると、メニューがぶら下がっている。巷ではラーメン価格高騰の時代にあるが、まだ良心的な価格設定である。店内の雰囲気は、昭和初期で完全に止まっているが、さすがに値段だけはしっかりと進んでいるようである。


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 「中華チャーシュー」700円也。


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 豚骨スープとは思えぬような透明感があり、表面には滑らかな油がキラキラと輝いている。まずはスープを啜る。鶏ガラスープではあるまいかと錯覚するような、あっさりとした味でありながら、塩味が良い程度に効いていて、輪郭はしっかりとしている。奥深くで豚骨の香りを感じることが出来る。豚骨以外の何か別の素材で軸となる出汁が取られているような気がするが、我がバカ舌では、それが何か判別することは出来ない。スープの温度は高め。ふと昔の銭湯を思い出した。


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 お次は麺。中細麺のストレート。入り口から差し込む秋の陽射しが、スープをまとった麺をキラキラと輝かせている。麺を勢いよく啜ると、ツルツル気持ち良く滑り込み、熱々のスープのせいもあって、麺は柔らかくなりつつあるものの、もっちりとした食感を維持している。スープとの馴染みも良い。頻繁に踏切が締まる甲高い音が鳴り、暫くすると、ゴトゴトと地面を小刻みに振動させながら電車が通過する。


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 お次は叉焼。噛み締めると脂身は弾力があり、同時に豚肉の野性味ある香りが溢れるが、それが赤身と交じり合うと、適度な塩味が染み出てきて、更に噛み締めるとジュワっと美味さが口中に広がり、続けざまに麺を啜りたくなる。全体的には、非常にあっさりとしている印象であるが、懐は存分に深い。熟練を感じることが出来る。


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 店のおばちゃんが「兄ちゃん、珈琲飲むか。サービスやねん。」っと。少し薄めではあるが、最高の一杯である。店のオヤジさんは、競馬の予想に余念がない。踏切が鳴り、電車がガタゴト通過する。


ラーメン探訪備忘録
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店名:中華そば のぶちゃん
「中華チャーシュ」
 ◇お値段:700円
 ◇トッピング:叉焼、青葱、メンマ、ゆで卵、鳴門巻き
 ◇麺:中細麺ストレート
 ◇スープ:あっさり豚骨醤油
 ◇叉焼:叉焼7枚
 ◇満足度:★★★☆☆
 ◇その他:車で到達するには難易度高い
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テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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コメント

こんにちは

健診のために
上乗せ追加ですか~感服します

そうそうこんな感じがいいんですよね
ほったらかしというか・・・もう生活の一部にこっちが御邪魔してる感じ

へんに気張ってるラーメン屋より趣があって自分は好きです

でもラーメン系だけなんですね
関東だとなんだかんだこの雰囲気の店だと
中華料理屋兼みたいな感じが多いのですが・・・

関東の人が関西弁使っても変なように
関西の方があえて標準語に直しても・・・なので
全開で行きましょうよ
釣りビジョンの名人たちなんてコテコテでこれ分かるのか?
って人もいるじゃないですか

因みに本来東京は江戸弁なので
若干標準語とは違いますよ・・・東京は寄せ集めなので・・・あんまりいないですけど・・・

yutkun #- | URL | 2016/11/07 13:00 * edit *

yutkunさん、こんばんは~

この週末は、神戸戻り&イベントがあったので、釣りもなし、ラーメン新規開拓もなし・・・でした(でも濃厚なヤツを2杯食べましたので、しっかり検診用の身体が出来上がってきています・・・口内炎がイタイ)。

このお店、本当にラーメンだけでしたが、地元の若い女性がふとりでフラリと入ってきたなり、ラーメン&ビールを昼間っから・・・みたいな感じで、まるで自分の家みたいに客が入ってきます。確かに、最近のラーメン屋さんは構えすぎかも知れませんね~。格好に気を使わんとダメな店もありますし・・・。


関東在住の時は、関東の言葉がカッコイイなぁ~っと憧れたものです。最初は横須賀にいたので、浜弁の影響を受けて・・・”ジャン”を使いこなすのが目標でしたよっ(笑)。今でも関西弁にジャンを組み込みますが、明らかに変です・・・。

donfan #mQop/nM. | URL | 2016/11/07 21:44 * edit *

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