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神戸・明石間メバリング釣行 ~金太郎飴カサゴ~ 


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 神戸の新開地にあるラーメン店。平清盛が遷都を目論んだ福原京と言った方がピンとくる方は多いと思うが、その界隈にこの新開地がある。周囲は歓楽街や公営賭博の券売所があり猥雑としていて、耳に赤鉛筆を挟み、新聞に穴が開きそうな勢いで凝視する人がいたり、昼間から酒を飲んで目が虚ろな人が佇んでいたり、散財してしまったのか放心状態の人がいたり、一般的に治安が良い地区とは言えないが、商店街が突き抜けていることもあり、いつも多くの人々で賑わっている。このラーメン店の壁には、今から数十年も前の映画のポスターが何枚も貼り付けてあり、聞けば、日本国内で最初に洋画が封切られた映画館がこの界隈にあったとか(今もあるのか?)。


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 豚骨醤油ラーメン、餃子、白米の鉄壁な組み合わせ(これで800円)。豚骨醤油の安定感、叉焼の絶妙な塩分と濃厚な脂身、育ち盛りの子供達も内臓脂肪蓄積中のオヤジも、この味とボリュームには大満足。長年、地元の方々に愛されている店であることが容易に伺える。神戸では、ピり辛の味噌ダレで餃子を食すことが多く、私の場合は、更にラー油を投入したうえで、餃子にこのピリ辛をどっぷりと浸して、そして白米とともに頬張り、もうその相性たるものカレーと白米に比肩する。明らかに食べ過ぎであるが、美味いのだからしょうがない。


 神戸ではルミナリエが始まった。年の瀬を実感する。


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 さて、時は夕暮れ時の午後5時過ぎ。普段の何倍もの時間をかけて、ルミナリエ渋滞を突っ切って、何とか神戸港に到着する。夕暮れ時の絶妙な時合を狙いたかったが、すでに日没とともに明度が落ちている。風は無く、この季節にしては気温も高く快適である。潮回りは中潮。干潮からの上げであるが、この時期の夜の時間帯は、決まって干潮から満潮までの時間帯が短く、例えば、干潮と満潮それぞれの潮が動き出す時間帯を2度攻めるような本気の釣りであれば非常に好都合でるが、今回は上げの時間帯のみを短時間で攻めることとしているので、残された時間は限られている。前半戦に如何に釣果を出せるかが成否を分ける。第1投目、手始めに護岸の付け根部分にジグを投じて、底を少し切るイメージで、やや早めにリーリングすると、コツッとバイトがあり、そのまま巻き続けていると、グンッとティップが入り、その瞬間に巻き合わせを入れると、スーっとラインが走る。素早く寄せて、ランディング。サイズは小さいながらも、まずはタケノコメバル。


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 同じトレースラインにジグを投じて、お次はボトムを意識してジワジワとリーリング。カツッと鋭いバイト。手首を返してラインを張り詰めると乗った。お次はカサゴ。


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 場所を変えながら、次々にジグを投じていく。ボトムから中層付近で、コンッと強いバイトを何度も感じるが、送っても、止めても、合わせても乗らず。この乗らないバイトに固執し過ぎると、貴重な時間を浪費してしまい、結果、撃沈した苦い経験もあるので、あまり一か所では粘らずに移動をしながら次々にジグを投じていく。普段なら何らかの反応があるお気に入りの場所で、何故か今宵は反応が皆無で、最初の幸先の良さは何だったのかと思わず首をかしげることになる。潮が当たるところでカサゴを1匹追加。この直後に、良型をラインブレイクしてしまう。最初の突っ込みへの対応が僅かに遅れてしまい、リーダーを護岸の出っ張りに擦られてしまっての失態。


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 ジグを護岸沿いに投じて、ボトム付近を浮遊させるようにしていると、またしても明快なバイト。恐らくジグを投じた後のフォーリングで追ってきていたのであろう、ラインを馴染ませてからジグがボトムを切るように、少しラインを捌いた直後のバイトであり、小さいメバルながら、ジグを投じる位置やレンジ、一連の動作が決まった証拠にもなるので嬉しい1匹である。乗らないバイトの正体は、このちびっ子メバルか、もしくはアジであると判断して、これらを意識した釣りを展開する。


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 中層から底までのレンジを意識した釣りを展開する。遊泳力のあるメバル、鯵、もしくはタケノコメバルに照準を合わせての釣りのつもりであるが、護岸際10㎝以内のギリギリのトレースラインに対して、僅かな横風によるPEラインの揺らぎを考慮しつつ、一定レンジを捉えるべく、丁寧にロッドとリールを操っていると、カツンっと明確なバイトを感知して、したり顔でフッキングを入れてランディングをすると、何たることかカサゴでは無いか。君らも浮いているのか。


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 またしても中層でカサゴ。底に張り付いている個体よりも、ほんの少しだけ良型である。全体的に小振りなカサゴが多いが、少し前に果敢に反応した抱卵の良型は、既に産卵を終えて深場に落ちてしまったのかも知れない。と言うことは、これら小型のカサゴが産卵を終えてしまうと、今より状況は厳しくなってしまうに違いない。念のため、昨年の釣果を確認すると、12月は、釣り場を大きく変えて耐え忍んでいたことが分かった。


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 相変わらず取れないバイトが頻発する。


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 試行錯誤しつつ、ジグヘッドやワームの種類をあれこれと変えてみるものの、”取れないバイト”は相変わらずで捉えることが出来ないし、良型狙いに転じるも金太郎飴にように小型ばかりだし、気が付けば潮の動きが随分と緩慢になっており焦りを感じてしまう。


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 意を決して、ジグヘッド3g、ワームを2.2インチに更にサイズアップして、射程距離を広げて、まだ接触していない個体を狙う作戦に変更する。ジグを斜め前方に投じて、海中に沈む護岸の基礎部分(捨て石、根固石の法尻付近)を駆け上がるように浮遊させる。ロッドを立てて、微振動を与えてジグの重みを感じながら、時折、伝達される硬い感触からジグの位置とボトムの形状を推測して把握し丁寧に探る。クッ・・・ススス~っと走るバイト。明らかにカサゴでは無いことを予想して、素早くフッキングを入れるとともに、潮に乗って走る魚の動きに追随すべくラインを巻き取り、そして一気にランディング。タケノコメバル。動きが早く、遊泳力もある魚なので、このタケノコメバルがいると、同じような場所に陣取っているカサゴは、ついつい出遅れてしまうことになるのであろう。


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 場所を大きく変えつつ、ジグを投じていくが、いよいよ潮の動きが悪くなり、連動して魚の反応が確実に遠のいている。諦め半分で、テクトロしながら護岸沿いを探っていると、ようやくにしてバイトを感知。カサゴを追加。


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 元の場所に戻り、最後の悪あがきをしてから撤収することに。徐々に六甲山から吹き降ろす風が冷たさを増してきており、頭皮が縮んで耳がきりきりと痛み、鼻水が垂れる。ウエストバックから、遅ればせながらウォームキャップを引っ張り出して、それを被り寒さを凌ぐ。見るからに潮の動きは緩慢であるが、護岸が折れ曲がる付近だけ、風前の灯の如く、最後の力を振り絞って潮が渦巻いている。アンダーキャストでジグを投じた後に、ボトムをしっかりと意識して、丁寧に微速でジグを操っていると、ツンッっとバイトがあり、少し送ってからフッキングを入れると、ラインがスイスイと走る。躍動感ある動きを封じて、そして引き抜くと、タケノコメバル。再現性を理解することが出来ず、ツ抜けまで粘ろうか思案するも、やはり今日は欲張らずに納竿とした。

 帰り際に、東遊園地に煌くルミナリエの東端が見えた。まだ街中は喧騒に包まれている。


■釣行データ
 釣行時間:平成28年12月3日(土)午後5時15分~午後8時00分
 潮回り:中潮、上げ
 天気:晴れ、気温:14度、水温:17度
 ポイント:神戸港
 釣果:計9匹(カサゴ5匹、タケノコメバル3匹、メバル1匹)(全てリリース)
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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky、#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト
・JACKALL Jacoknuckle 2inch、Grow Pink Silver Flake
・JACKALL ペケペケ2inch SQ、Clear Red Flake

(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.5g~3.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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