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神戸・明石間メバリング釣行 ~知れば知るほどに~ 


 長いようで終わってみれば一瞬に過ぎ去った年末年始の休暇。今日から仕事始め。毎年、年始の頃には、公私あれこれと高き志を抱くものの、時は過ぎて師走になり1年を顧みると何一つ満足に達成しておらず、翌年に望みを繰り越すのがお決まりとなっている。我が家では、カレンダーを掛け替える時の恒例として、最後の月の裏側に、各自で1年の目標を書き連ねて、1年後にそれを達成したか否かを確認することとしているが、不覚にも今年はそれすらも失念してしまっている。どんなことでも目標を失えば、もしくは設定せねば、自然の成り行きとして、いとも簡単に堕落してしまいがちである。もともと堕落の一途を辿っているのだから、せめて志くらいは高く持っておくべきであろう。帰宅してからカレンダーの裏面に何らか記そう。


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 午後7時、神戸港に到着して、素早くタックルを準備する。今日は小潮1日目。午後5時30分に干潮を迎え、午後10時30分に満潮になるが、潮位差は僅かに20㎝。時合的には良さそうな気もするが、ここ数日の釣れ具合の傾向からすると、やや出遅れた感が否めない。更には潮の動きが小さ過ぎることもあって、苦戦が予想される。無駄な時間を過ごさないように、過去に実績のある場所だけを次々に攻めることとする。同じ場所でのキャストは、中層と底層の2回のみ。開始から数分。投じたジグヘッドを中層付近でジワジワと、PEラインを馴染ませつつ進めると、フッ・・・とテンションが抜けるような微妙なバイト。遊泳力の優れる良型の予感がして、徐々に速度をあげるようにリールのハンドルを回す。ジワァ~っとロッドティップが入り、その瞬間に手首を返してフッキングを入れると、グググ・・・っと潜り込む引き。同時にドラグがチリチリッとなるが、硬く絞ったドラグが魚の動きを制して、ロッドが綺麗な弧を描く。根に入られないようにロッドのバットに負荷をかけて、一気に魚を浮き上がらせる。抱卵した良型のカサゴ。


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 場所を移動しつつ投じていく。中層で反応が無く、底層付近を丁寧にズル引く。コンッ・・・と分かりやすいバイトを感知して、素早くフッキング。ロッドをグイグイと絞るのはカサゴ。この個体も抱卵している。予想に反して、好調な滑り出しに気持ちは昂り、耳が痛くなるような冷たい北風すら心地良く感じてしまう。


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 護岸沿いにジグヘッドを投じて、ラインスラッグを出しながらスパイラルフォールを演出する。使用しているカルティバ・メバル弾丸というジグヘッドは、一旦、沈めて一定層を引こうとすると、ジグヘッドの重さからは想像出来ないほどに揚力に対する抵抗があって、それがレンジキープ力に繋がっている。一方でジグヘッドを投じた後にラインスラッグを出すと、クルクルと回転しながら沈んでいく。この動きが魚を魅了するに違いない。ジグヘッドが着底する前に、ラインにテンションが掛かる。途中で護岸の牡蠣殻などにジグヘッドが引っ掛かったのかと思い、軽くロッドを立ててみると・・・・クッ・・・グググ・・・っと魚信。瞬く間にランディングすると小型のメバル。スパイラルオールに反応したようだ。


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 更に場所を移動する。構造物が作り出す30㎝ほどの隙間にアンダーキャストでジグヘッドを送り込む。暗がりをジグヘッドが不規則に蛇行しながら落ちていく。ジグヘッドが中層付近に沈むと、ラインを止めて、ゆっくりと引く。藻に触れたかのような怪しげな違和感。一定の速度を継続しつつ、次なる動きを待つ。すると、グググググ・・・・っと徐々にトルクを増しながらラインが鋭く下に入っていく。ジグヘッドを追尾する魚が、背後からジグヘッドを咥えて、そのままの勢いで深場に潜ろうとしていることが分かる。魚の動きを封じるべく、ロッドを鋭く立てて対抗すると、危険を察知したのか魚が激しく抵抗する。それが証拠に、ロッドは大きく揺さぶられ、ドラグがチリチリと音を立てる。突っ込む引きを無理やり抑えこんで、そして一気に引き抜くと、背鰭も凛々しいタケノコメバル。


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 いよいよ調子が良くなってきたかと思いきや、潮の動きが緩慢になったのか急速に魚の活性が衰えてくる。辛うじて小さなバイトを捉えて、カサゴを1匹追加。


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 最初の調子の良さは何処へ去ったのか、めぼしいポイントにジグヘッドを次々に投じるも、バイトであるか否かを判断するにはあまりにも心細く、微細で繊細で遠慮がちで思慮深い・・・ツッ・・・というような、ジグヘッドが何かに接触した時の振動が手元に伝達される。PEラインでないと、決して知ることが出来ない違和感。何度も怪しげなバイトを取り逃がして、ようやくにして明確なバイトを捉えることに成功する。カサゴだ。


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 最初の30分は好調で、それ以降は苦悩が続く。カサゴを2匹追加。

 釣果の良し悪しは、釣り師の経験、技術、知識に裏付けされた釣技として集約され、それが現場で発揮されることによって変わるが、これよりも自然の摂理に左右されることの方が大きく、つまり釣り師の釣技の中に、この部分を包含出来ているか否かが、安定感のある釣果を生み出す際に重要となっている、ということが少しわかってきた。釣りという趣味は、言うまでもなく奥が深く壮大であり、経験を積めば積むほどに知らないことが増大し、自分の無力さをより痛感するものである。この無力さを覆すために更なる経験を積むのだが、その一部は、最新の釣り道具や情報通信技術が穴埋めをしてくれていはいるものの、結果、無力さを解消するには程遠く、更なる深みへとハマっていくのである。今日を振り返るとそんな日であった。辛うじてカサゴを2匹追加して、深みの階段を滑り落ちるイメージで帰途についた。釣りは奥が深い。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年1月4日(水)午後7時10分~午後8時50分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:晴れ、気温:8度、水温:13.6度
 ポイント:神戸港
 釣果:計8匹(カサゴ6匹、タケノコメバル1匹、メバル1匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッドリグ用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・Gulp 2.35” Micro Shaky,(#104 Clear Green Holo, #100 Clear Lavender Pearl Holo, #105 Clear Gold)
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、パールホワイト
(2) ジグヘッド
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド2.0g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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コメント

あけましておめでとうございます。
カレンダーの裏に目標を書くのは良いアイディアですね!
やってみようと思います。

kazu #- | URL | 2017/01/07 11:04 * edit *

kazuさん、おはようございます。

是非、目標の書き込み、やってみて下さい。1年後に振り返ると、色々と思うことがあり、良いですよっ。私の場合は、不履行ばかりですが(笑)

donfan #mQop/nM. | URL | 2017/01/08 09:30 * edit *

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