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日本海丹後半島沖オフショアジギング ~狙いは鰤、ヒラマサ、現実は・・・~ 

 「西の風が東の風に変わったらいいんやけどねぇ。まだ波が高いから厳しいけど、まぁやってみましょか」と黒田船長。曇天の空を見上げると、西からの風と東からの風がぶつかりあって喧嘩しているらしく、雲の塊が不規則にどんよりと停滞している。遠く対岸の丹後半島の付け根部分を見やると、白波が岸にぶつかり、白波が飛び跳ねている。外海からのうねりが北から南へと丹後半島に沿って入ってくると、このような白波が立つとのこと。他のジギング船は欠航。今日は厳しい1日になりそうだ。


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 田井宮津ヨットハーバー内は、気まぐれな風が時折吹き抜けるも、至って平和な感じ。気温は10度を切っている。


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 ビクトリーの黒田船長が、今から遡ること30年前にジギング船を網野町で始められた頃から、ジギングをされているという超熟練アングラー。ジギングの昔話を聞かせてもらう。出航前のひとときの釣りバカ談義は、世代を超えて、面識の有無を超えて楽しいものだ。このお方、ジグを1000本あまり所有されているとのこと。


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 午前8時半、港を後にして丹後半島に寄り添いつつポイントへ。沖に出るに従って、波の周期が長く、波高が大きくなる。


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 丹後半島の東側、舞鶴市方面の山々が遠くに見える。無数の雲の塊が、じわじわと海面との距離を縮めているように見える。モノトーンの世界が広がる。


波が高く、また西からの風が強いため、あまり沖に出ることが難しいらしく、風裏にあたる丹後半島東側の宮津と経ヶ岬の中間地点あたりで釣りを開始。今回は波が高いこともあり、またインチクで流しながら釣りをしたいので、左舷艫に釣り座を決めた。船は風上から魚探で捉えた魚の群れにドリフトしながらアプローチする。船長の配慮で、左舷側、右舷側順番に群れにアプローチするように流してくれている。


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 潮にジグを乗せて、斜め引きをしているときにバイトあり。円状の歯形がジグにくっきりと残る。

 右舷側から群れにアプローチ。水深は50メートルを切っている。アンダーキャストでジグを投げ、ラインをたっぷりと出してジグを流し、ジグが着底するとトゥイッチング&ポーズで斜め引きを開始。ガクッと鋭いバイトを感じるもフッキングに至らず。船上では、サゴシ、シイラがあがっている。数回の流しで、何とかバイトをモノにするも、元気いっぱいペンペンシイラのみ。


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 Y氏が釣り上げたサゴシ。

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 一向に風は収まらず、波高も相変わらず。魚の活性もいまいち。北から押し寄せる波に向かって沖に向かう。右舷前方に冠島が見える。

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 気が付けば正午。事前に確認しておいたタイドグラフによると潮止まりの時間帯だ。揺れる船上でバランスを取りながら、暖かいラーメンを食べて、午後の部に備える。

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 それほど波高は高くはないものの、日本海の波の周期は太平洋側と比較すると短い。前後左右にお構いなく、落ち着きなく船が揺さぶられる。漁礁に着く魚を狙うことになった。今年は、かつてないヒラマサの当たり年と言われている。漁礁にヒラマサが付いている可能性が高いとのことで、ヒラマサが好むアクションだと教えられた、不慣れなワンピッチ&ワンジャークでボトムを中心に誘いをかける。バイト一切なし。ここ数時間、船中で魚を見ていない。

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 いくつかの漁礁をじっくりと攻めるも魚の反応なし。潮の流れも止まっている。魚群を求めて頻繁に移動を繰り返すも、捉えた魚群がすぐに散ってしまい、なかなか釣果に結びつかない。


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 冠島の沖に浮かぶ小島。断崖絶壁、鬼でも住んでいそうな不気味な佇まい。


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 午後2時を過ぎて、いよいよ後が無い。冠島と小島の間を中心に船がポジショニングしている。水深は70メートル。船のスパンカーが下りているので、風を受けた船はもろに横流しになる。インチク110gを素早く落とし込む。船が良い感じに流れて、ラインが100メートル以上引き出されてようやくインチクが着底。インチクが着底する瞬間に神経を集中しておかないと、その瞬間を逃してしまう。リールのハンドルを回さずとも、船が風に流されることにより、自動的にインチクが海底を這うように移動している・・・はず。何度か底取りを繰り返し、インチクをなるべく底に張り付くようにトレースする。ロッドをゆっくりと立てるとガツツとバイト・・・・ロッドを寝かせてから、再度ロッドを立てるとゴツンと追い食いがありフッキング。真鯛希望!と切に願うも、その後の魚の躍動感はゼロ。根魚?もしや石?


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 ギヤ比の低いベイトリールでワッセワッセと巻くこと数分。姿を現したのは、アオハタ。30cmを少し超えている。数日前に自作したインチクで釣れたので、取りあえず目標を1つ達成。その後、インチクにシイラがヒットするも、お目当ての高級魚(アコウ、真鯛)は釣れず、呆気なく納竿。


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 悪天候にも関わらず10名近くの釣りバカが乗船した。船中の釣果は、メジロ1、ハマチ3~4、サゴシ6~7、真鯛2、ペンペンシイラ7~8・・・。過去に例を見ない惨敗であった。


■釣行データ
 釣行日:平成24年11月24日(土)
 潮回り:若潮
 天気:曇時々雨、気温8~11度
 時間:午前8時30分出船、午後4時頃帰港
 ポイント:丹後半島東側 冠島周辺
 釣果:アオハタ1匹、ペンペンシイラ2匹


■潮汐
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出典:Tide736.net(http://tide736.net/


■使用タックル
(1)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-58/5
 Reel: Shimano Stella 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks SW8000F
 Line: PE 4
 Leader: 50lbs.
(2)ジギング用
 Rod: Daiko Hemingway HWVS-62/4
 Reel: Shimano Twinpower 6000PG
 Spool: Studio Ocean Marks TP8000F
 Line: PE 4
 Leader: 40lbs.
(3)ライト・ジギング用
 Rod: DAIKO Jacker JB-60/3
 Reel: SHIMANO Calcutta 201
 Line: PE 2
 Leader: VARIVAS VEP50lbs.

■ヒットルアー
・インチク110g
・Bassday Bungy Metal Ⅱ 120g (ハイトホロ・カタクチイワシ)

■使用船
ビクトリー
http://www2.nkansai.ne.jp/users/victory/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

[edit]

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コメント

最近は仕事も家庭も忙しく、釣りに行けるチャンスが少ないので、計画した釣行日が荒天とわかっていても、「とりあえず行こか、なんとかなるやろー」って感じで往復600km走っています。バカです(笑)

tam #- | URL | 2012/11/25 22:30 * edit *

tam、まいどです。

まぁ、前からそうやけど、アホのレベルはお互い同じやなぁ~(笑)。

しかし、今回の釣行は、さすがに凹んだ結果でした。まぁ、自然を相手にしていると、いくら船に最新設備があったり、釣り具が進化したところで、なかなか思い通りにはいかないものです・・・。

これに懲りず、また行こうかなと思う、我がアホバカな精神力に驚くばかり(笑)

donfan #mQop/nM. | URL | 2012/11/26 07:27 * edit *

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