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和歌山紀北チニング釣行 ~痛恨のバラシ、追い討ちの雨~ 


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 中毒性のある中華そば。そんな言葉を聞いたことがあるが、この1年間、和歌山中華そば探訪と称して、計70杯以上もの和歌山中華そばを啜ったのだが、その結果、ルーチン化されてしまった行動のせいで、週末になれば濃厚な豚骨醤油の中華そばが脳裏をちらついて、そしてお昼時ともなれば落ち着かなくなる始末。先日の職場での健康診断の結果が、やや怪しい方向であったので、濃厚な中華そばやマヨネーズを少し控えねばならぬと心の中では思いつつも、一路、紀の川市へとアクセルを踏んでしまうのは、習慣かもしくは中毒か。暖簾をくぐると、店内には猛烈な豚骨臭が充満していて、豚骨が苦手な人なら、一目散に逃げ出したくなるような、豚骨の野性味と言えば野性味であるが、知らずに匂いでしまったなら、ただ単純に臭いだけである。スープの量がもともと少な過ぎるので、更には麺を大盛にしたこともあって、スープの少なさが余計に際立ってしまう。初めてこちらの中華そばを啜った時には、しばし感動したものだが、今やその感動は薄れつつある。髪の毛や顔面に豚骨臭が染み込んでしまい、豚骨臭を風に棚引かせながら、買い物を済ませて和歌山市に一旦戻る。

しま彰
 住所:和歌山県紀の川市貴志川町長原102
 電話:0736-64-0710
 営業:11:00~13:15、18:00~スープが無くなり次第終了
 休み:火曜日(祝日の場合翌日)


 午後7時前にポイントに到着する。干潮からジワジワと潮が動き始め、魚の活性が次第に高まりはじめている時間だ。麦芽たっぷりのクッキーを齧り、それを温かい珈琲で流し込んで、小腹を満たす。車のハッチを跳ね上げ、ラゲッジに腰をかけて、珈琲を飲みながら釣りの準備にかかっている時が、まさに至福の時間と言えよう。今日の作戦を考えつつ、モゾモゾと作業をしていると、辺りが次第に暗くなってくる。


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 午後7時過ぎに釣りを開始する。空は鈍色の雲で覆われていて、いつものように瞬く星を眺めることは出来ない。風は無い。直リグにワームを付けて、斜め前方に投じながら進む。ラインを通して伝わる振動から、またロッドへの抵抗から、底の起伏を読み取るようにして、慎重にリールのハンドルを回す。ボラであろうか、海面が頻繁にざわついて、時折、逃げ惑う小魚が波紋を広げる。何度か怪しげなバイトがあるも乗せることが出来ず。いつも同じことを繰り返していると、自然に感覚が研ぎ澄まされていくのが分かる。以前には捉えることが出来なかった海底面の凸凹や、底に転がる石の大小や、硬いものや柔らかいものや、ジグが何かに接触することにより発せられる信号がラインとロッドによって伝達され、経験を積むことによってそれが何か次第に分かるようになる。ジグが大きめの石に引っ掛かり、スタックした状態となる。敢えて、間を作り、魚にバイトの機会を作る。コツコツ・・・っとバイトがあるも更なる食い込みは無い。平常心で少しラインを巻き取ると、追ってきていた魚であろうか、グンッと明確なバイト。素早くフッキングを入れると、ジャァァァ~っとドラグが鳴る。昨夜に対峙した40㎝超えの魚と比較すると、そのトルク感は明らかに弱いが、俊敏さが素晴らしく、浅場を左右に激しく走りまわる。落ち着いてやりとりをして、無事にランディングする。チヌ37㎝。幸先が良い。


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 10分後、漬物石のような大きめの石がゴロゴロと点在するポイント。油断すると根掛かり連発の場所であるが、前回から投入した直リグのお陰で根掛かりが少なく、積極的に攻めることが出来る。ズンッと突くようなバイト。しかし乗らず。更に進めるとラインを通して伝達されるジグの重みが消える。ラインを巻き取り、フッキングの機会をうかがう。ジワリと重みが増し、同時にフッキングを入れると、ロッドがしなる。ドラグが鳴り、ラインが引き出されるが、それほど抵抗は無い。強引にグイグイと寄せて、さぁランディングしようかと思いきや意外にも良型である。ここで突如、魚が暴れ出し、何度も海面が弾けて、その度にラインが引き出される。何度かの攻防の末に、無事にランディングネットに収まったのは、キビレ39㎝。


 今日は調子が良いと思ったのも束の間、明らかに良型であろう魚がラインを豪快に引き出したところで、ロッドを引き付けて、リールのハンドルを回して応じると、ふとラインテンションが消えて、無念のバラシ。更に続く明確なバイトを捉えることが出来ず。空には分厚い雲がかかり、怪しげだなと思ったと同時に、強い風が吹き始める。斜め前方からの強い風は、PEラインを遠慮なく左右に揺さぶり、ロッドを不規則に揺らし、海面が波立ち、先ほどまでの平穏を一瞬で変えようとしている。ラインコントロールが難しくなり、必然的にジグを思い通りに動かせなくなる。しかも雨が落ちてきた。強風が弱まった隙を見つけては、ジグを投じて釣りを続行するが、突風が吹くと簡単に集中力を削がれてしまう。明確なバイトを取り逃す。強風と雨に耐えつつ30分ほど頑張るも、すでに限界が近い。最後の一投と思いジグを投じると、劇的にも、クン・・・グググ・・・っと明確なバイト。素早くフッキングを入れると、ドラグが激しく唸り、ラインが一気に引き出されていく。ラインを巻き取りながら、ロッドを立てて応戦する。右から左へとロッドを切り返すと・・・またもやラインテンションが消える。魚がジグを咥えた場所が悪かったのか、本日、二度目のバラシ。痛恨である。更に風が激しくなり、雨が本降りになり、消化不良のまま止む無く納竿とした。 

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 後日、痛恨の2バラシの原因は何であったのかを考えてみると、風の影響もあって、ジグを投じる方向が護岸法線に対して角度が浅すぎたのでは無いか・・・ということ。仮説はこうだ。護岸と並行に、潮上(左)に頭を向けてサスペンドしている魚に対して(自分の立ち位置から魚は遥か右側に居る)、魚の真後ろ(右後ろ)からジグが迫ることになり、定位する魚をジグが追い抜いたところで、仮に魚がジグにバイトしたとして、魚の反転する方向が護岸側(手前側)であれば、唇の左側に咥えていたジグが、唇の中央部を通り越して、更に右側に移動して針が閂を捉える前に、違和感を察した魚がジグを放してしまい、結果、スッポ根けてしまうのではないか・・・ということ。更なる考察が必要であるが、以前にテレビで観た、フライでキングサーモンを狙う際にも同様に、バイト後の魚の反転に考慮したフライのトレースラインが、魚を獲れるか獲れないかの重要な要素になると。妄想は尽きない。


■釣行データ
 釣行時間:平成29年3月20日(月)午後7時~午後8時20分
 潮回り:小潮、上げ
 天気:曇りのち雨、気温:12度→11度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計2匹(チヌ37cm、キビレ39cm)(全てリリース)

■使用タックル
 Rod: DAIKO Bartlett BARS-83EMH
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン8lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・JACKALL, Waver Shrimp 2.8inch, Sexy FUNAMUSHI
 ・JACKALL, Baby Dragon 2inch, Green Pumpkin ISHIGANI
(2) ジグヘッド
 ・直リグ(Cultiva直リグシンカー3/16oz, Decoy Trailer Single 29 #4)

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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