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和歌山紀北メバリング釣行 ~再現性の確認~ 

 週末になると濃厚な醤油豚骨スープの中華そばを啜りたくなるのは、最早、中毒症状を発症している故であるが、健康診断で決定打を放たれるまでは、今まで通りの欲望に満ちた自由な暮らしを送ろうと思いつつ、昨年に巡った中華そば店の味を再確認すべく正午を目前に”三代目やぐら”に向かう。良心的な価格設定が魅力であるし、器の底に残る骨粉に本物の豚骨スープの証を見るのも楽しみである。骨粉を布か何かでちゃんと濾しなさいという意見もあろうかと思うが。喉に刺激を感じる甘辛い濁り醤と濃厚な豚骨が全く互いを尊重せずにせめぎ合っているが、イメージ的には三角形と四角形を重ねて強引に円形にしようとしているような、これからの更なる発展が期待出来るそんな味が好きである。食い意地を張って、麺を大盛にしたのは失敗であった。麺の重量で上から押されて、まるで浸け麺のようになっている。やはり十分な分量のスープに麺が軽やかに踊る状態でないと、中華そばの本領は発揮されないなどと無言で勝手な意見を述べつつ、至福の時間を過ごす。


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 「特製中華そば、大盛」700円也。

三代目やぐら和歌山中華そば
 住所:和歌山県和歌山市栗栖824
 電話:073-472-8873
 営業:11:00~24:00
 休み:無休(元旦休)


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 準備万端整えて、昨夜の釣行を再現すべく少し早めの午後6時に現地に到着。まだ潮位が低く、日暮れまでも時間に余裕があることから、偏光グラスをかけて海の様子を観察することに。昨夜、良型のメバルを捉えた場所は、いずれも十分な水深があり、海藻が繁茂していたことを確認出来たことは、重要な収穫である。午後6時頃から満を持して釣りを開始するも、こちらのヤル気十分とは裏腹に、魚側はヤル気不十分であり、双方の気持ちが嚙み合わずに時間だけが惰性に過ぎる。魚は釣れぬも、その間もしっかりと根掛かりしてしまい、新たに仕入れた物品だけは確実に消耗する。気の早いカサゴが2匹だけ相手をしてくれるが、その後は全くもって反応が無い。


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 色々と考えを巡らせつつジグヘッドを投じていく。薄暮の時間帯と、場所なりの潮位、潮流、静穏、波浪が絶妙に重なり合うことにより、魚の活性が高まり、所謂、時合というものが形成されるということは、長年釣りをしていると百も承知であるが、それをピンポイントで具体的に再現するのは難しい。時間が過ぎて午後7時半。ようやく魚の活性が上向いてきた。昨日の失敗を踏まえて、出来るだけ軽量のジグヘッドで被覆石の上面を攻めていく。横風でラインコントロールが邪魔されては根掛かりの洗礼を受けて無駄な時間を過ごすが、狙いのラインにジグヘッドを通すことが出来れば、ほぼ確実にカサゴの反応がある。


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 最適解を導き出すべく、ジグヘッドの重さ、形状、そしてワームの形状、色を組み合わせていく。風に邪魔されても操作が出来る重さは必要であるが、必要以上に重いと根掛かりの洗礼を受けるので、根掛かりしないギリギリの重さのジグヘッドを選ぶことが肝要となる。どうやらワームの種類は何でも良さそうで、無理にナチュラルカラーを選ぶ必要も無く、暗がりでの視認性を重視してパール系を選ぶ方が賢明である。昨日ほどは良型には恵まれないまでも、次々にカサゴが反応を示す。被覆石の駆け上がり付近をカーブフォールで落とし込んで、海藻の狭間で獲物を狙い待ち受けているであろうメバルを誘うも、こちらは反応は無い。


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 あれこれと思案した挙句に、水の受け流しが良い1gのジグヘッドに辿り着く。ワームについては特に拘り無く、持参してきているものを好きなように選択する。気が付けば、無風状態となり、海面は鏡のように静寂している。沖合で大きな船が航行した時には、波紋がゆるりと伝わってくる。突如、黒い稜線の奥が赤色に染まる。数秒後に時間差でドンと空気が振動する。方向からするとマリーナシティで花火が上がっているようだ。夜空が半月状の大輪で、赤や緑や黄色に染まる。午後8時半、カサゴの活性が悪くなり、満潮からの下げの時間帯に備えて休憩を取ることにする。この時点で22匹。


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 午後9時過ぎ、満潮からの下げの時間帯に入る。まだ潮の動きは悪いと思われるが、ロッド2本を携えて再度ポイントに立つ。まずはジグヘッドリグで、魚の活性が高いか低いかを判断するためにカサゴの反応を伺うと、割と早く答えが出る。既に潮が動き始めているのかも知れない。メバル狙いを主軸にすべく、海藻が生い茂る場所にフロートリグを投じていく。角度を変えながら、ここぞと思えるトレースラインを5本試すもいずれも反応が無く、素早く見切りを付けて場所を移動する。被覆石の沖側に海藻が生い茂っていることを確認済みの場所であり、昨夜もメバルを捉えているところ。フロートリグを投じて、ゆっくりと丁寧にリールのハンドルを回す。クッ・・・と微細なバイト。直後にラインが勢いよく走る。素早くフッキングを入れて、ラインを海藻に巻かれないようにバスプロ風にロッドを切り返して魚の動きを制御する。狙いどおりにメバルの捕獲に成功する。嬉しい1匹である。


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 フロートリグとジグヘッドリグを場所に応じて投げ分けるが、フロートリグの反応が悪い。ワームが浮きすぎるのか、ワームのサイズが合っていないのか。ジグヘッドリグに切り替えて、沖側にキャストした後にカーブフォールで駆け上がりを捉えていく。まずはカサゴが反応を示してくれる。


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 場所を移動しながらジグヘッドを投じていく。カーブフォールとリトリーブの組み合わせで、見せてから食わす作戦。ジグヘッドを投じてから巻く距離は僅かに5mほど。この範囲で反応が無ければメバルは居ないと判断。それ以上巻くと、満を持してカサゴが反応をする。ツッ・・・と微細なバイト。そのままリールのハンドルを回す速度を上げてラインテンションを高めると、ググッと負荷が掛かり、ソリッドティップが入り自動的に魚の顎を捉えてくれる。躍動感ある動きを封じてメバルを追加。


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 同じようにジグヘッドを投じていく。辺りは水を打ったように静まり返っている。ロッドが空を切る音が異様に大袈裟に耳に入る。海藻の奥にジグヘッドを投じてカーブフォールで誘う。クンッ・・・グググ・・・っと明確なバイト。ロッドを立ててフッキング入れる。ラインが走り躍動感に溢れている。静寂を破るかのように、バシャバシャッと海面が白く弾け散る。メバルの引きは、抵抗感だけでなく、スピード感が伴うので非常に心が躍る。ラインが海藻に絡まれる心配がある場所を回避すれば、後は引きを楽しみつつ丁寧にやりとりをして、最後は引き抜いてランディング。20㎝に満たないまでも良型のメバルである。その後、更に粘るも魚の反応が極めて悪くなり、心地よい疲労感とともに午後10時半をもって納竿とした。

■釣行データ
 釣行時間:平成29年4月29日(土)午後6時30分~午後10時30分
 潮回り:中潮、上げ→下げ
 天気:晴れ、気温:22度→14度、水温:15.4度
 ポイント:和歌山下津
 釣果:計28匹(メバル3匹、カサゴ25匹)(全てリリース)

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■使用タックル
(1) ジグヘッド用
 Rod: Anglers Republic, Palms Pinwheel PASS-76
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs
(2) フロートリグ用(Fシステム)
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Complex CI4+ F6 2500S
 Line: PE 0.6号
 Leader:フロロカーボン6lbs

■使用ルアー、リグ
(1) ワーム
 ・ガイア ネジワーム1.5インチ、Glow Pink、Watermelon Seed
 ・ダイワ ビームスティック2.2インチ、1.5インチ、パールホワイト、煌クリアー
 ・JACKALL Jacoknuckle 2inch、Grow Pink Silver Flake
(2) ジグヘッド
 ・Aqua Wave, Rock Bait Jig Head 2.0g、1.5g、1.0g、0.3g
 ・カルティバ メバル弾丸・ジグヘッド1.0g
(3) フロート
 ・アルカジック シャローフリーク F10.5g

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/
11-20170429.png
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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コメント

donfanさん、釣りすぎ!

旦那、、、28匹とはお見事ですね!

それにしても、観察力と現場対応力が凄いですね。
羨ましいっす。。。

bottu #mQop/nM. | URL | 2017/05/02 17:29 * edit *

bottuさん、こんにちは~。

大物釣行、羨ましいですねぇ。こちらはすっかりリーズナブルな釣りばっかりになっちゃってます。GWぐらいは、遠征でもしたいものです。和歌山と神戸を行ったり来たりしているので、まぁこれがプチ遠征みたいなものかも知れませんが・・・。

この時の釣行は、久しぶりにパターンにハマりましたが、なかなか同じような潮回り(潮位・潮流)と風向きが無いので、今後、再現するのは厳しいと思われます。っが、チャンスがあれば、目ざとく釣行しようと思ってます!

donfan #mQop/nM. | URL | 2017/05/03 17:03 * edit *

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