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鳴門市、淡路島夜通しエギング釣行 ~初のエギングで旬のアオリイカ捕獲なるか~ 

 白ねこさんことT氏の白いパジェロが三宮の街中を疾走する予定であったが、先週の3連休が台風18号で台無しになったせいか、この9月2度目の三連休は、多くの人達が観光地である三宮にどっと溢れて、トアロード、山手幹線、鯉川筋などなど、車の列がノロノロと延々に続く状態。2号線に入りようやく車の流れが良くなり、阪神高速に飛び乗って、ようやくパジェロが車体を低く轟かせながら路面を鋭く駆って、一路、淡路島へ。以前より、T氏からエギングのお誘いを頂いていたにも関わらず、都合が悪かったり、我が勘違いにより釣行日を間違えていたり、気が付けば、猛暑、酷暑の酷い夏を越えて、残暑もほどほどに、素晴らしい中秋の名月を見上げたかと思うと、明日は秋分の日。六甲おろしの季節が到来する。


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 淡路島のとある港に到着したのが午後4時。思った以上に釣り人が多いが、釣り場が広々しているので問題なし。港外側の消波ブロックが折れ曲がったところに陣取って、実はエギング初挑戦の我が第一投を。ここに来て、残暑厳しく、ジリジリと太陽が照りつける。真上から急転直下の日差しではないものの、太陽系の主の威力は衰えず、暑さに悶絶しつつ、餌木を投げる。ほどなくして、T氏がサイトで見事にアオリイカをゲット。今日は、T氏にエギングの手解きを受けつつ、初のアオリイカ捕獲を目指す。
 先週は、ここ淡路島はアオリイカ絶好調だったらしいのだが、今日はどうやら簡単ではない様子。このポイントに素早く見切りをつけたT氏、素早く近くの漁港に移動。潮流が速く、なかなか餌木で底を取れないが、何となくその雰囲気が分かってきた。しゃくりについては、初心者丸出しだが、見よう見まねで、ロッドを煽ってみる。ここでもT氏、素早くアオリイカ2杯を追加。


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 早くもポイントに見切りをつけて、淡路島を一気に南下して、鳴門市を目指す。T氏のポイントの見切りの素早さは、過去の豊富な経験に裏付けられているに違いないが、ポイントが変わると、気持ちのスイッチも変わるので、長時間、安定的に集中力を保つには良い方法であろう。

 移動してきたのは、鳴門市のとある海岸。沖合から風が吹き付けて、消波ブロックに砕けた波が霧状になって舞っている。ヘッドライトを照らすと、白く細長い線が伸びる。2.5号の餌木を逆風に負けじと投げ入れ、餌木が着底するまで、頭の右上の辺りに数字を明滅させながら数えること20秒。いやもっと長かったか。最初のしゃくり、フォーリング、二度目のしゃくり、フォーリング・・・モワモワグググ・・・。魚類とは明らかに異なる柔らかくも、明かに意志を持った生体反応に、電光石火とは言えない、疑心暗鬼なフッキングを入れると、吸い込まれるようにロッドが曲がる。あぁ~これが10本足を持つ軟体動物のアタリなのか。


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 ヘッドライトには人生初のアオリイカが舞台でスポットライトを浴びるかの如く、黒い海に浮かび上がった。やった~っと言ったか、言わなかったかの瞬間に、黒いものがこちらに向かって勢いよく飛んできた。間一髪で顔面直撃を回避したものの、左腕には黒いものがだらり。アオリイカの不思議な色の変化に見とれつつ、写真を撮る。


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 反応が長く続かず、またもや素早く別のポイントに移動。港外側の消波ブロックが折れ曲がった、如何にも潮通しが良さそうなポイント。風が強く、いまいち餌木の着底が確認出来ないが、頭の右上に数値を明滅させながら、餌木が着底をしたつもりで、しゃくりを開始。数度目のしゃくりでモゾッとした感触の後に、ジェット噴射がロッドに伝わる。2杯目。
 その後更にポイントを移動。北西の風がもろにぶち当たる港外側の大きな消波ブロックの上には、多くの釣り師がロッドを上下させている。大きな黄色い月が、気が付けばかなり真上に輝いている。時刻は12時前。こんな真夜中でも、風が激しく吹き付ける中でも、釣り人がいることに驚くが、実は我々もその一部なんだと思うと、あぁそういうことかと納得する。強風で餌木をまともに扱うことが出来ず、集中力が切れそうになりったところで、T氏が良型のアオリイカを追加。ボトムを意識して捕ったとのこと。この環境下で確実に獲物を仕留める腕前に感服する他ない。

 数回のポイント移動をした後に淡路島に舞い戻り、とある漁港に。すでに日付が変わっていると言うのに、月光に照らされて、護岸の釣り人が浮かび上がっている。


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 足元に光を落とすと、至る所に墨の後。薄くぼけたものや、くっきり濃いものや、長く飛び散ったものや、筆で整えたものや、龍のようなものや、饅頭のようなものや。見る人が見れば芸術的となるかも知れないが、我が脳内はこの黒い適当な濁点を見て、我ながら単純なもので早くも活性化している。


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 ヘッドライトを海面に落とすと、岩が沈んでいるのが見える。この真横のラインを意識して、餌木を通すことにする。一度、アタリらしき魚信ならぬイカ信があったが、瞬間的にフッキングをしたら外れた。立ち位置を変えて、似たようなコースをトレースすると、トゥイッチングを止めた瞬間に来た。自動的にフッキングに繋がったらしく、久しぶりにジェット噴射を楽しむ。


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 更に同じラインを通してやろうと鼻息荒くも、餌木を暗闇に放り投げた後に、頭の右上で数字を明滅させ、27か28か29のあたりで、違和感と同時に反射的にフッキング。これが上手くいって、連続キャッチに成功。

 遠くでT氏のライトが時折長い閃光を放っている。絶好調に違いないと、T氏のもとにヨロケナガラ近づくと、予想通りにイカを仕留めている。良さそうなポイントを譲ってもらって、すっかりヨーヅリ・アオリーQ2号命!と化している私は、専ら2号を投げまくっているが、例に漏れず、2号を投げ入れる。数十秒後・・・根掛かりしたか・・・。すでに本日、愛しのアオリーが3本も海の藻屑となっており、残りの援軍達も非常に心細くなっている。ここで2号をロストしてしまうと、もとより手数が少ないのに、貴重な戦力を欠いてしまうので、やや焦りながらロッドを立てたら、勝手にイカが乗ってました状態で1杯を追加。


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 良型のアオリイカ。この後に1杯追加して、この時点でようやく「ロスとした餌木の数<釣ったイカの数」となり、ほっと一息。

 更にとある港のようなところに移動。地形が特徴的なこともあり、結構な速さで潮が流れている。先行者がすでに1名。釣果は1時間で2杯とのこと。真横でT氏が1投目でアオリイカをゲット。更にすぐさまに追加。私はアタリも無いままに終了。


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 淡路島を北上し、次なるポイントはこちら。月夜で結構な明るさ。ヘッドライトで周囲を凝視すると、徐々に周りの風景が浮かび上がるように明らかになってくる。ゾワゾワとフナ虫が辺り一面に蠢いている。


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 先行者が数名いるので、少し離れて釣り開始。潮が右から左に流れている。おまけに真正面から風が吹いているので、右方向にキャストして、潮に乗せてドリフトさせて、やや左前で着底するようにする。エギングの熟練者がやるような縦方向の鋭いビシバシ的なしゃくりがなかなか上手く出来ないので、リザーバーで岬周りをサスペンドのシャッドで狙う時のような、ロッドの先を下げてトゥイッチング的なアクションを続ける。着底後の数回目のトゥイッチングで、餌木をフォールさせようかと思った瞬間にモワリと乗った。


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 少し場所を移動して、同じようなアクションで1杯追加。頭上には、我々の釣行を見守るかの如く、黄色く輝く名月がぽかりと浮かんでいる。


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 その後、昨日の夕方に訪れた漁港に立ち寄って、締めくくり。潮が動き始めたのか、かなりの速さで潮が動いている。2.5号の餌木では、到底ボトムに到達することは無い。一方のT氏は、大きめの餌木を遠投して、確実にボトムを捉えて、今回の釣行で最も大きなアオリイカを追加。しかも2杯。これが釣り番組なら、気持ちの良い締まり具合だろうな。今回の釣行では、ポイント選び、釣法、餌木の選び方、さらに車の運転など、色々とお世話になったT氏。初心者でありながら8杯を手にすることが出来たことに感謝!

 時計を見ると、午前5時を過ぎている。実釣時間が実に12時間、いやはや満喫した休日だった。


■釣行データ
 釣行日:平成25年9月22日(土)午後4時~23日(日)午前4時
 潮回り:中潮
 天気:晴れ
 ポイント:鳴門市、淡路島
 釣果:アオリイカ8杯

同行者の釣果:
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 こちらはT氏の釣果。何と18杯。結構、渋い状況であったようだが、さすがと言う他ない。

■潮汐
出典:Tide736.net(http://tide736.net/


■使用タックル
 Rod: Valleyhill Exquiver EQS-81LT
 Reel: Shimano Sensilite Mg2500
 Line: PE 0.6
 Leader:フロロカーボン5lbs

■使用した餌木
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・YO-ZURI、アオリーQ 2.0号
・YO-ZURI、アオリーQ Neo 2.5号、3.0号


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 ネットでアオリイカの捌き方を見ながら、薄い皮に難儀しつつ、何とか刺身に出来た。クセが無く、もっちりとした歯応え。


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 片栗粉を付けて炒めて塩胡椒で味付け。更に定番の醤油で味付け。


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 エンペラはシンプルに塩味で焼いてみる。いずれも美味。
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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

[edit]

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コメント

お疲れ様!

修行のようなエギングに付き合って頂いて有難う。(笑)
これに懲りず一緒にまた行きましょう。
専用ロッドだったら、情報量は落ちるけど攻める場所が増えて
二桁いったてやろね。

白ねこ #- | URL | 2013/09/25 00:13 * edit *

確かに・・・

修行のような釣行でした(笑)

メバリング専用ロッドでの挑戦でしたが、もともとフィネスな釣りも好きなので、あれはあれで面白いなと思います。確かに攻めることが出来る環境に制約があるので、そのうち、エギング専用タックルを導入したいと思っています。今までボトムを意識する釣りが好きではなかったのですが、ここ最近になって、日本海のジギングや瀬戸内のタイラバで、随分、ボトムの釣りに接する機会が多くなってきたので、エギングもその延長で楽しめるのかなと思ってます。

今回の釣行では、色々とお世話になりました。また、ご一緒させて頂けるとありがたいな~っと思います。

追伸:二日経過したのに、未だ寝不足の後遺症が・・・オッサンやな~とつくづく(笑)

donfan #mQop/nM. | URL | 2013/09/25 08:06 * edit *

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