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兵庫県須磨沖でタチウオ・ジギングに挑戦 



 今回は、フィッシング・ヒカリ主催のペア・タチウオ・ジギング大会に参加することに。6組限定であったが運よくエントリーすることが出来た(参加料はペアで8,000円)。ここ最近は、タイラバ、エギングなどの新たな釣りに挑戦する機会が多く、その時々で実に色々なことを体験し、その都度、学ぶべきことが多々あって、刺激が乏しくなりつつある我が脳味噌と身体には、良い薬になっている。釣り業界の強かな戦略か、釣り師の飽くなき野望か、日本人得意のニッチ細分化の極みかは知らないが、最近の釣法や道具のカテゴライズの緻密さには驚くばかり。タチウオのジギングも、最近の専らの言い回しでは、動名詞化してサーべリングと言うのがそれっぽくて良いのかな。近頃、太いのや細いのや長いのや短いのや、我が家には様々なロッドが竹林のように並んでいる。またもやサーべリング専用ロッドを購入せねばならないのかと、捕らぬ狸の皮算用も含めて思案していたが、何とタックルのレンタルが無料で出来るということが分かり、即座にその申し込みをする。念のため、恐らく準用可能であろうタイラバ専用タックル1本を持ち込むことにした。

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 天高く馬肥ゆる秋と言うが、空を見上げると、これがいつもの空か?と思えるほどに高く広く青く、東西南北+上空に広がっている。午後1時半に須磨を出航し、淡路島方向に南下する。走ること20分ほどでポイントに到着した。乗船した6組12名の大小の釣り師達は、そよそよ潮風に緩い微笑みを浮かべつつ、若干の緊張も見て取れる。ヒカリのスタッフの方が2名乗船してくれているので、諸々のサポートがあるのでとても安心感がある。副店長のH氏に、サーべリングの肝を伝授して頂くと、ジグで底を取ってから、ワンピッチ&ワンジャークを繰り返し、通常なら喰わせの間を入れるのだが、その際にもゆるゆるとリールのハンドルを回すのが良いとのこと。こうすることによって、凶悪なタチウオの顔を一層凶悪にするためにあるような、剃刀のような歯によって、ラインを切られることを防ぐことが出来るとのこと。


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 さて、早速釣りを開始。水深は60m程度。タチウオの反応がボトム付近10mに出ているとのこと。120gのジグを海に投入し、若干のサミングでジグをスルスルと送り込む。底を取ってから、やや鋭いワンピッチ&ワンジャークで底付近を集中的に攻める。ジャーキング時に何やら違和感があるが確信には至らず、間を入れてみるとラインテンションが緩んだ。即座にギヤ比の低いベイトリールのハンドルをこれでもかと高速で回して、そして縦方向に電撃フッキングを入れると、もわっとした、ほわほわした重量感の後に乗った。魚類ならではのグイグイと圧倒的な引きはあまりなく、かと言ってアオリイカのようなジェット噴射の引きとも異なる不思議な引きを味わいつつ、海面にサーベルが横たわった。グアニン色素が放つ正宗のような渋く、鋭く、妖艶な光沢が眩しい。天が高くなると、タチウオまでも肥えるらしい。


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 どうやら潮が動いているらしく、魚の活性も高いようで、船中で次々にタチウオが上がる。ジグを送り込むのをもどかしく感じつつ、テレビで見た立ち泳ぎのタチウオの群れを妄想しつつ、アクションを開始。底から10mのラインに魚がいるようなので、底から15mあたりまでジグにアクションを加えて、その後に動きを止めて間を入れることにより、ジグを追ってきたタチウオがジグにバイトする機会を作る。案の定というか狙い通りにラインが一気に弛む。バネのように撓る身体を翻して、下の方から一気に喰いあげるタチウオの姿を想像しつつ、素早くラインを巻き取ってフッキングを入れる。美味い具合に、タチウオの凶悪な顔の一部である口にフッキング出来ると、魚類らしい引きを堪能できるが、リアのトレブルフックがタチウオの横っ腹あたりに刺さってしまったり、ラインにぐるぐる巻きのガンジガラメになってしまったりすると、躍動感ある魚信は皆無、少しだけの生体反応とほぼ支配的な重量感だけがロッドを曲げることになる。出来ることなら、フロントの細軸のフックをタチウオの口周りに差し込みたいところだ。

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 ぎこちないジャーキングの息子も、徐々にそれらしいロッドアクションになりつつある。何度かタチウオのバイトを察知するものの、やはりフッキングが上手くいかず、なかなか思うように乗らず、集中力が無くなり、それと同時に忍耐力も何処かに行ってしまいそうな雰囲気。船長の情報によると、タチウオらしき反応が、底から5m周辺にあるとのことなので、底を集中的に攻めるように息子に伝える。程なくして、怪しくロッドが曲がり、ラインが緩んで、ロッドが負荷を失って真っ直ぐになる。タチウオが喰いあげている証拠だ。数秒後にグイグイとロッドが引きこまれた。上手い具合にタチウオがフッキングしてくれたようだ。


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 今回はY氏と娘さんも同船。


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 スパンカーを張った船は、船首を南側に向けつつ、潮の流れも相まって北北西の方向に流れていく。水深80mあたりから流し始めて、水深50mほどの地点で一旦切り上げて、そしてほぼ同じようなコースをトレースしている模様。今回、船尾右舷側に陣取っているので、イイ感じに先にポイントに入っている格好だが、我が釣り座には関係なく、船首でも釣れるし、左舷でももちろん釣れる。流しのコースによっては、風と潮流の影響で、ラインが船の下に入る場面が多くなり、まめにジグを回収して底を取りなおさないと、お祭り騒ぎになってしまう。船長の指示棚を意識して、その近辺を集中的に探る探る探る。船中で最初の1本が釣れると、タチウオの群れが上ずるのか、徐々にタチウオが反応するレンジが上昇してくるようにも思う。


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 和歌山方面の海を眺めると、遊魚船がひしめき合っている。激戦区に違いないが、船長の操船が良いのか、タチウオが豊富にいるのか、飽きない程度にバイトがある。ジグで底を取ってから、ワンピッチ&ワンジャークで丁寧に攻めると、突如、鈍重な魚信がロッドを大きく曲げる。少しためてから、ジワリとフッキングを入れると、明らかにタチウオでは無い引き。サワラの姿が脳裏をよぎった瞬間にラインブレイク。ワイヤーリーダーを越えて、ナイロンリーダーの部分がすっぱりと切り裂かれていた。ジグを付け替えて再度・・・すると今度は、一瞬の重量感の後にロッドがふわりと軽くなった。PEラインがすっぱりと切れていた。船中でもサワラが数本上がっていたので、恐らくサワラの仕業であろうな。その後も飽きない程度にタチウオの反応がある。騎士がサーベルを振り回したり、武士が太刀を振り回したり、それがロッドにズシリと来たり、空振りしたのかヒョロヒョロだったり、時にグルグル巻きに捻じれたり。


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 秋の夕暮れは早い。淡路島方面から差し込む木漏れ日が徐々に威力を失っている。時刻は午後4時半。潮が止まったのか、魚の活性が極端に落ちた。船中では、ポツリポツリと釣れているものの釣行開始時の活況はすでに無い。午後5時半頃に納竿となった。

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 今回使用したジグ。水深50m~80mが中心で、それほど潮流が早くなかったため、更にタックルバランス的にも120gをメインに使用。150gのジグをしっかりと操作出来るタックルがあれば、更に手返しが良く、さらにタチウオへのアピールが出来て良かったのかなと思う。色は、タチウオでは定評がある黒系をメインに使用。イワシカラーにも良く反応した。ルアー形状は、細身の側面が平べったいジグが良かった。


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■今回の仕掛け
 ナイロンリーダーの先にワイヤーリーダーを装着し、ジグのフロントアイには、タチウオ専用のバーブレスのアシストフック、リアアイにもタチウオ専用のバーブレスのトレブルフックを装着した。タチウオのみならず、サワラも喰ってくるため、ラインブレイクのリスクが高い。精神的に良くないので、ジグ、フックなどは、余分に準備しておいた方が良いと感じた。


■釣行データ
 釣行日:平成25年9月29(日)
 潮回り:中潮
 天気:晴れのち曇り
 時間:午後1時半出船、午後6時帰港
 ポイント:大阪湾須磨沖
 釣果:タチウオ10匹、息子:3匹
 利用した船:耕栄丸

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■潮汐
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出典:Tide736.net(http://tide736.net/


■使用タックル
(1)
 Rod: Shimano Game Type LJ B631F
 Reel: Shimano Calcutta 201
 Line: Duel Hardcore X8, PE 0.8, 16lbs.
 Leader: 16lbs.

これに加えて、2本のベイトタックルをレンタル。

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テーマ: フィッシング

ジャンル: 趣味・実用

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コメント

今晩は!

まいど! いいサイズが釣れて良かったね。
大きいので指五本?
引きはあんまりやけど塩焼きは最高やね。
太刀魚ジギングで、いいロッドいらんで、バスのスピニングで十分ちゃう?

そうそうエギング行ってから二週間も経つのに体調が元にもどらわ(泣)

白ねこ #- | URL | 2013/10/06 00:13 * edit *

おなじく・・・

白ねこさん、まいどです。
 今日はいい天気で、釣行日和なんですが、なんと私も調子がいまいちなので、おとなしくしています。先日の淡路島釣行は、年甲斐もなく無理しすぎましたね~(笑)
 淡路島のアオリイカのシーズンがそれほど長くないとのことだったので、あと1回は、ジェット噴射を味わいたいところなんですが。

 エギング用のタックルについては、せめて3.5号の餌木を投げることができるものが欲しいな~と思いつつ、なかなか購入に至ってません。

 今日は、買い物&プールで終了で~~す。

donfan #mQop/nM. | URL | 2013/10/06 09:14 * edit *

羨ましい釣果ですね。

今期、東京湾の太刀魚は、ルアーマンに冷たいようです(涙)

bottu #knr25k1o | URL | 2013/10/06 17:15 * edit *

bottuさんの腕前でも反応しないってことは、相当に激シブですね~。こちらの太刀魚は、今のところご機嫌のようです。

昨シーズンから、丹後半島沖でヒラマサが釣れているのですが、未だ巡り合ったことがないので、何とか1本、手にしたいところです。

donfan #mQop/nM. | URL | 2013/10/07 07:36 * edit *

よく利用する釣具店なので入口にポスターが貼られているのは知っていましたが、イベントに参加されてたんですね!

タチウオは美味しいけど引きは面白くないなんておっしゃる方もいますが、あの小さな口に鈎掛かりさせるまでのプロセスと、うまく食わせられた瞬間の下に引っ張り込まれる独特の手応えがたまらないです(^_^)

波止からも狙える季節になりましたが、うちのホームでは今年一匹釣れただけで、群れが接岸していないのか気配もアタリもまったくない状況が続いています。
マズメからの青物狙いの前にタチウオが確保できれば気持ちのゆとりもできるのですが…ショアからの青物は遭遇するだけでラッキーなので早くタチウオが安定して釣れるようになって欲しいです(^_^;)

yot #- | URL | 2013/10/07 21:37 * edit *

yotさん、こんばんは~。

>下に引っ張り込まれる独特の手応え
あぁ~、なんて適格な表現。うまくフックを口に掛けることが出来ると、まさにこんな感じですねぇ。あのブイブイと引っ張る感じが何とも言えません。日本海のジギングでは、基本的にフロントフックしか使用しないんですが、タチウオジギングでも、フロントフックオンリーで、”掛ける”ことに拘ってみても面白そうだなと思ってます(ある程度の釣果を確保してからですが(笑))。

波止からの太刀魚は、未だ釣ったことがないので、本格的なシーズンに突入すれば、一度、チャレンジしたいと考えています。アオリイカのシーズンも終わりつつある??ようなので、タチウオも絡めて早いとこ淡路島釣行をせねば・・・と思いつつ、その他の用事が・・・。

タチウオの釣果がありましたら、教えて下さ~~い!

donfan #mQop/nM. | URL | 2013/10/08 20:13 * edit *

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